JP7169470B1 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できるようにする。【解決手段】本発明の一実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザ端末2から、店舗識別情報と、ユーザ識別情報と、を受信する第1受信部131と、店舗においてユーザに適用可能な特典を特定する特定部132と、店舗識別情報に関連付けられた、店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報をユーザ端末に送信する第1送信部133と、ユーザ端末から、商品情報が示す一又は複数の商品のうちユーザが注文する一又は複数の商品を示す注文情報と、店舗においてユーザが商品の提供を受ける場所を識別するための場所識別情報と、を受信する第2受信部134と、店舗装置3に、注文情報及び場所識別情報を送信する第2送信部135と、注文情報に対応する決済が行われることに応じて、特典をユーザに適用する特典適用部136と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、店舗における商品の注文に関する情報を処理するための情報処理装置及び情報処理方法に関する。
ユーザが利用するユーザ端末からの要求に応じてメニューを生成し、生成したメニューをユーザ端末に出力するシステムが記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-32831号公報
ユーザ端末が電子的なクーポンを表示することによって、店舗においてユーザが当該クーポンの特典の適用を受けられるようにするシステムが知られている。従来、ユーザは、メニュー等の商品情報を表示するためのアプリケーションと、特典の適用を受けるためのアプリケーションと、をユーザ端末において切り替えて店舗に提示する必要があった。そのため、ユーザが特典の適用を受けるために手間が掛かっていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様の情報処理装置は、ユーザが利用するユーザ端末から、前記ユーザが来た店舗を識別するための店舗識別情報と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、を受信する第1受信部と、前記店舗識別情報に対応する前記店舗において前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザに適用可能な特典を特定する特定部と、前記店舗識別情報に関連付けられた、前記店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報を前記ユーザ端末に送信する第1送信部と、前記ユーザ端末から、前記商品情報が示す一又は複数の商品のうち前記ユーザが注文する一又は複数の商品を示す注文情報と、前記店舗において前記ユーザが商品の提供を受ける場所を識別するための場所識別情報と、を受信する第2受信部と、前記店舗識別情報に関連付けられた店舗装置に、前記注文情報及び前記場所識別情報を送信する第2送信部と、前記注文情報に対応する決済が行われることに応じて、前記特典を前記ユーザに適用する特典適用部と、を有する。
前記第1送信部は、前記商品情報と、前記特典を示す特典情報と、を前記ユーザ端末が表示するための制御情報を、前記ユーザ端末に送信してもよい。
前記第1送信部は、前記商品情報と、複数の前記特典を示す前記特典情報と、を前記ユーザ端末が表示するための前記制御情報を、前記ユーザ端末に送信し、前記特典適用部は、複数の前記特典のうち前記ユーザ端末において選択された前記特典を前記ユーザに適用してもよい。
前記第1送信部は、前記特典に応じた表示態様で前記商品情報が示す一又は複数の前記商品を前記ユーザ端末が表示するための前記制御情報を、前記ユーザ端末に送信してもよい。
前記特典適用部は、前記特典を前記ユーザに適用する前に前記第1送信部が前記特典を示す特典情報を前記ユーザ端末に送信することなく、前記特典を前記ユーザに適用してもよい。
前記特定部は、前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザの属性を取得し、取得した前記属性に関連付けられた前記特典を特定してもよい。
前記特定部は、前記店舗とは異なる事業者に関連付けられた装置に前記ユーザ識別情報を送信することによって、前記事業者が管理する前記属性を取得してもよい。
前記第1受信部は、前記ユーザ端末から前記特典を識別するための特典識別情報を受信し、前記特定部は、前記特典識別情報に関連付けられた前記特典を特定してもよい。
前記第1受信部は、前記ユーザ端末が前記場所に配置されたコードを読み取ることによって取得された前記店舗識別情報を受信し、前記第2受信部は、前記ユーザ端末が前記コードを読み取ることによって取得された前記場所識別情報を受信してもよい。
前記第2受信部は、前記ユーザ端末から決済要求を受信し、前記情報処理装置は、前記決済要求に応じて、前記注文情報に対応する決済を行う決済部をさらに有してもよい。
前記決済部は、前記第2受信部が受信した前記決済要求に応じて、前記第2送信部が前記店舗装置に前記注文情報を送信する前に前記決済を行ってもよい。
前記第2送信部は、前記決済部が前記決済を行う前に、前記特典を示す情報を前記店舗装置に送信してもよい。
前記特定部は、前記店舗装置に前記ユーザ識別情報を送信し、送信した前記ユーザ識別情報に対応する前記特典を示す情報を前記店舗装置から取得してもよい。
前記特典適用部は、前記ユーザに適用した前記特典に対応する金額を前記店舗に支払うための支払情報を、前記特典に関連付けられた事業者に通知してもよい。
本発明の第2の態様の情報処理方法は、プロセッサが実行する、ユーザが利用するユーザ端末から、前記ユーザが来た店舗を識別するための店舗識別情報と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、を受信するステップと、前記店舗識別情報に対応する前記店舗において前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザに適用可能な特典を特定するステップと、前記店舗識別情報に関連付けられた、前記店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、前記ユーザ端末から、前記商品情報が示す一又は複数の商品のうち前記ユーザが注文する一又は複数の商品を示す注文情報と、前記店舗において前記ユーザが商品の提供を受ける場所を識別するための場所識別情報と、を受信するステップと、前記店舗識別情報に関連付けられた店舗装置に、前記注文情報及び前記場所識別情報を送信するステップと、前記注文情報に対応する決済が行われることに応じて、前記特典を前記ユーザに適用するステップと、を有する。
本発明によれば、ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できるという効果を奏する。
実施形態に係る情報処理システムの模式図である。 実施形態に係る情報処理システムのブロック図である。 例示的な特典情報の模式図である。 例示的な商品情報及び特典情報を表示しているユーザ端末の模式図である。 例示的な商品情報及び特典情報を表示しているユーザ端末の模式図である。 実施形態に係る情報処理システムが実行する例示的な情報処理方法のシーケンス図である。 変形例に係る情報処理システムが実行する例示的な情報処理方法のシーケンス図である。 変形例に係る情報処理システムが実行する例示的な情報処理方法のシーケンス図である。
[情報処理システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの模式図である。情報処理システムSは、情報処理装置1と、ユーザ端末2と、店舗装置3と、を含む。情報処理システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
情報処理装置1は、店舗における商品の注文に関する情報を処理するためのコンピュータである。情報処理装置1は、例えば、一又は複数のサーバである。店舗は、来店したユーザが注文した商品を当該ユーザに対して提供するための場所である。商品は、ユーザに対して提供される物品と、ユーザに対して提供されるサービスと、の少なくとも一方を含む。
ユーザ端末2は、ユーザが利用するコンピュータである。ユーザ端末2は、ユーザによる入力を受け付けるとともに、情報処理装置1から受信した情報をユーザに対して出力する。ユーザ端末2は、ユーザによって店舗に持ち込まれ、又は店舗に配置されている。ユーザは、店舗において商品の提供を受ける人間である。ユーザ端末2は、当該ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報(以下、ユーザID)に関連付けられている。
ユーザ端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータである。ユーザ端末2は、ユーザによる操作を受け付けるためのタッチパネルやキーボード等の操作部と、情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部と、撮像をするための撮像素子を含む撮像部と、を有する。ユーザ端末2は、有線通信又は無線通信の少なくとも一方によって、情報処理装置1と通信する。
店舗装置3は、店舗の従業員が利用するコンピュータである。店舗装置3は、情報処理装置1から受信した情報を店舗の従業員に対して出力する。店舗装置3は、店舗を識別するための店舗識別情報(以下、店舗ID)に関連付けられている。店舗装置3は、例えば、POS(Point of Sales)装置、スマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータである。店舗装置3は、情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部を有する。店舗装置3は、有線通信又は無線通信の少なくとも一方によって、情報処理装置1と通信する。
本実施形態に係る情報処理システムSが実行する処理の概要を以下に説明する。ユーザ端末2は、例えば、店舗においてユーザが着席した場所(テーブル、カウンター等)に配置されたコードCを読み取ることによって、店舗を識別するための店舗IDと、ユーザが商品の提供を受ける場所を識別するための場所識別情報(以下、場所ID)と、を取得する。コードCは、例えば、バーコード又は2次元コードである。ユーザ端末2は、店舗IDと、ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザIDと、を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1は、ユーザ端末2から、店舗ID及びユーザIDを受信する。情報処理装置1は、店舗IDに対応する店舗において、ユーザIDに対応するユーザに適用可能な特典を特定する。特典は、例えば、決済金額からの値引き、ポイントの付与、景品の提供等である。情報処理装置1は、店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報(メニューともいう)、をユーザ端末2に送信する。また、情報処理装置1は、特定した特典を示す特典情報をユーザ端末2に送信してもよい。
ユーザ端末2は、情報処理装置1から商品情報を受信し、表示部上に表示する。ユーザ端末2は、商品情報が示す一又は複数の商品のうちユーザが注文する一又は複数の商品の指定を受け付ける。ユーザ端末2は、ユーザが注文する一又は複数の商品を示す注文情報と、場所IDと、を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1は、ユーザ端末2から、注文情報及び場所IDを受信する。情報処理装置1は、店舗IDに関連付けられた店舗装置3に、注文情報及び場所IDを送信する。店舗装置3は、情報処理装置1から注文情報及び場所IDを受信し、表示部上に表示する。店舗は、注文情報が示す一又は複数の商品を、場所IDに対応する場所にいるユーザに提供する。
ユーザ端末2は、ユーザが注文した一又は複数の商品に対する決済要求を、情報処理装置1に送信する。情報処理装置1は、ユーザ端末2から決済要求を受信する。情報処理装置1は、決済要求を受信したことに応じて、注文情報に対応する決済を行うとともに、特定した特典をユーザに適用する。
このように、情報処理システムSは、ユーザがユーザ端末2を用いて商品の注文をするための処理の中で、ユーザが来た店舗においてユーザに適用可能な特典を特定し、特定した特典をユーザに適用する。これにより、情報処理システムSは、ユーザが商品情報を表示するアプリケーションと特典の適用を受けるためのアプリケーションとを切り替えて店舗に提示する必要がないため、ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できる。
[情報処理システムSの構成]
図2は、本実施形態に係る情報処理システムSのブロック図である。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示したもの以外のデータの流れがあってもよい。図2において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示すブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
情報処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を有する。情報処理装置1は、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。また、情報処理装置1は、コンピュータ資源の集合であるクラウドによって構成されてもよい。
通信部11は、ネットワークを介してユーザ端末2及び店舗装置3との間でデータを送受信するための通信コントローラを有する。通信部11は、ユーザ端末2からネットワークを介して受信したデータを制御部13に通知する。また、通信部11は、ネットワークを介して、制御部13から出力されたデータをユーザ端末2及び店舗装置3に送信する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを予め記憶している。また、記憶部12は、店舗において適用される一又は複数の特典を示す特典情報を予め記憶している。また、記憶部12は、店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報を、当該店舗を識別するための店舗IDと関連付けて予め記憶している。記憶部12は、情報処理装置1の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部13との間でデータの授受を行ってもよい。
制御部13は、第1受信部131と、特定部132と、第1送信部133と、第2受信部134と、第2送信部135と、特典適用部136と、決済部137と、を有する。制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、第1受信部131、特定部132、第1送信部133、第2受信部134、第2送信部135、特典適用部136及び決済部137として機能する。制御部13の機能の少なくとも一部は、電気回路によって実行されてもよい。また、制御部13の機能の少なくとも一部は、ネットワーク経由で実行されるプログラムによって実行されてもよい。
情報処理システムSが本実施形態に係る処理を実行するための構成を以下に説明する。ユーザは、店舗に来ると、店舗内のいずれかの場所(テーブル、カウンター等)に着席する。ユーザが着席した店舗内の場所には、店舗を識別するための店舗IDと、当該場所を識別するための場所IDと、を示すコードCが配置されている。
コードCは、例えば、店舗ID及び場所IDを所定の規則に従って符号化することによって生成されたバーコード又は2次元コードであり、紙等に印刷されている。コードCは、ユーザが着席した場所に付され、又はユーザが着席した場所に応じて店舗の従業員からユーザに手渡される。
ユーザ端末2は、ユーザにより所定の操作が行われたことに応じて、撮像部を用いてコードCを撮像する。ユーザ端末2は、コードCの撮像画像を所定の規則に従って復号することによって、コードCが示す店舗ID及び場所IDを取得する。ユーザ端末2は、コードCを読み取ることによって取得された店舗ID及び場所IDを、記憶部に一時的に記憶させる。
ユーザ端末2は、コードCを読み取ることによって取得された店舗IDと、ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザIDと、を情報処理装置1に送信する。ユーザIDは、ユーザ端末2に予め設定されている。ユーザIDは、例えば、店舗と、ユーザが利用する決済サービスを提供する決済事業者と、ユーザ端末2が利用する通信サービスを提供する通信事業者と、のいずれかによってユーザに付与された識別情報である。ユーザ端末2は、店舗ID及びユーザIDとともに、場所IDを情報処理装置1に送信してもよい。
情報処理装置1において、第1受信部131は、ユーザ端末2から、店舗ID及びユーザIDを受信する。第1受信部131は、ユーザ端末2から、ユーザIDを受信することなく、店舗IDを受信してもよい。特定部132は、記憶部12に予め記憶された特典情報に基づいて、第1受信部131が受信した店舗IDに対応する店舗において、ユーザに適用可能な特典を特定する。
図3は、例示的な特典情報の模式図である。特典情報は、例えば、適用条件と、特典内容と、特典原資と、を関連付けた一又は複数の特典を示す情報である。図3に例示した特典情報において、適用条件、特典内容及び特典原資の組み合わせが、1つの特典を表している。特典内容は、ユーザに適用される特典の内容であり、例えば、決済金額からの値引き、ポイントの付与、景品の提供等である。特典原資は、ユーザに適用される特典のコストを負担する主体であり、例えば、店舗又は店舗とは異なる事業者である。特典情報は、ここに示した具体的な情報に限られず、その他の情報を含んでもよい。特典情報は、例えば、特典を識別するための特典識別情報(以下、特典ID)をさらに含んでもよい。
適用条件は、ユーザに特典を提供するための条件である。適用条件は、例えば、ユーザのユーザ属性と、ユーザが来た店舗と、ユーザが注文する商品と、ユーザが決済に用いる決済サービスと、時間帯と、のうち少なくとも1つを含む。
適用条件であるユーザ属性は、例えば、ユーザの年齢、性別、住所、職業等、特典の適用対象とするユーザの特性を示す情報である。また、適用条件であるユーザ属性は、所定のサービスへのユーザの加入状況、又は所定のキャンペーンへのユーザの登録状況を含んでもよい。また、適用条件であるユーザ属性は、ユーザの過去の来店回数を含んでもよい。また、ユーザ属性は、ユーザを含むグループの来店人数を含んでもよい。
適用条件である店舗は、例えば、特典の適用対象とする店舗IDである。適用条件である商品は、例えば、特典の適用対象とする商品を識別するための商品識別情報(以下、商品ID)によって表される。適用条件である時間帯は、例えば、特典の適用対象とする期間である。適用条件は、ここに示した具体的な条件に限られず、その他の条件を含んでもよい。
特定部132は、第1受信部131が受信したユーザIDに対応するユーザのユーザ属性を取得する。特定部132は、例えば、店舗とは異なる事業者に関連付けられた装置にユーザIDを送信することによって、当該事業者が管理する、当該ユーザIDに関連付けられたユーザ属性を取得する。ユーザ属性を管理する事業者は、例えば、ユーザが利用する決済サービスを提供する決済事業者、ユーザ端末2が利用する通信サービスを提供する通信事業者、店舗の予約を受け付けるためのサービスを提供する事業者等である。
特定部132は、記憶部12に予め記憶された特典情報に基づいて、第1受信部131が受信した店舗IDと、取得したユーザ属性と、に関連付けられた特典を特定する。特定部132は、例えば、記憶部12に予め記憶された特典情報それぞれに対して、第1受信部131が受信した店舗IDと、取得したユーザ属性と、が適用条件を満たすか否かを判定し、適用条件を満たすと判定された一又は複数の特典を特定する。適用条件である商品、決済サービス及び時間帯は、特典適用部136による特典の適用時に改めて判定される。
特定部132は、ユーザIDに代えて、ユーザ端末2から受信した特典IDに基づいて、特典を特定してもよい。すなわち、特定部132は、ユーザIDを用いずに、ユーザに適用可能な特典を特定する。この場合に、ユーザ端末2は、ユーザによる特典IDの入力を受け付け、情報処理装置1に送信する。ユーザ端末2は、後述の商品情報を表示する前に特典IDの入力を受け付けてもよく、商品情報を表示した後に特典IDの入力を受け付けてもよい。
情報処理装置1において、第1受信部131は、ユーザ端末2から特典IDを受信する。第1受信部131は、ユーザ端末2からユーザIDを受信しなくてもよい。特定部132は、記憶部12に予め記憶された特典情報に基づいて、ユーザ端末2から受信した特典IDに関連付けられた特典を特定する。これにより、特定部132は、ユーザIDを用いなくとも、ユーザに適用可能な特典を特定できる。
第1送信部133は、記憶部12に予め記憶された商品情報の中から、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた商品情報を取得する。商品情報は、例えば、店舗で提供される一又は複数の商品それぞれの画像、名称及び価格のうち少なくとも1つを含む。
第1送信部133は、取得した商品情報と、特定部132が特定した一又は複数の特典を示す特典情報と、をユーザ端末2が表示するための制御情報を、ユーザ端末2に送信する。制御情報は、例えば、商品情報及び特典情報を含むWebページを表示するためのデータである。ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した制御情報に従って、商品情報及び特典情報を表示部上に表示する。商品情報及び特典情報は、ユーザ端末2が実行する1つのアプリケーションによって表示される。
図4は、例示的な商品情報及び特典情報を表示しているユーザ端末2の模式図である。図4に例示した画面Aは、商品情報A1と、特典情報A2と、を含む。商品情報A1は、店舗で提供される一又は複数の商品それぞれの画像、名称及び価格を表している。ユーザ端末2は、ユーザによる操作部の操作に応じて、注文する一又は複数の商品の選択を受け付ける。
特典情報A2は、ユーザに適用可能な一又は複数の特典それぞれの特典内容を表している。また、特典情報A2は、特典内容に加えて、特典の適用条件を表してもよい。ユーザ端末2は、ユーザによる操作部の操作に応じて、ユーザに適用する一又は複数の特典の選択を受け付ける。
また、情報処理装置1は、ユーザに適用可能な特典に応じて、商品の表示態様を変更してもよい。この場合に、第1送信部133は、商品情報及び特典情報に加えて、特定部132が特定した特典に応じた表示態様で商品情報が示す一又は複数の商品をユーザ端末2が表示するための制御情報を、ユーザ端末2に送信する。制御情報は、例えば、特典の対象である商品(すなわち、特典の適用条件を満たす商品)の表示態様を、特典の対象でない商品の表示態様とは異ならせる情報である。ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した制御情報に従って、商品情報及び特典情報を表示部上に表示する。
図5は、例示的な商品情報及び特典情報を表示しているユーザ端末2の模式図である。図5に例示した画面Aは、商品情報A1及び特典情報A2に加えて、特典の対象である商品の商品情報A1を強調表示するための枠A3を含む。また、ユーザ端末2は、枠A3の表示に代えて又は加えて、特典の対象である商品の商品情報A1の色、大きさ、模様等の表示態様を、特典の対象でない商品の商品情報A1の表示態様とは異ならせてもよい。これにより、ユーザは、注文する商品を選択するための商品情報A1の中で、特典の対象となる商品を容易に把握することができる。
図4、図5の例では、ユーザ端末2が特典情報A2を表示しているが、表示しなくてもよい。この場合に、後述の特典適用部136は、特典をユーザに適用する前に第1送信部133が特典情報をユーザ端末2に送信することなく、特定部132が特定した特典をユーザに自動的に適用する。これにより、情報処理システムSは、ユーザが特典の適用を受けるための手間をさらに削減できる。
ユーザは、ユーザ端末2の操作部を用いて、商品情報A1が示す一又は複数の商品のうちユーザが注文する一又は複数の商品を選択し、特典情報A2が示す一又は複数の特典のうちユーザが適用を希望する一又は複数の特典を選択した後、注文を確定するための所定の操作(例えば、注文ボタンの選択)をする。ユーザによる所定の操作に応じて、ユーザ端末2は、選択された一又は複数の商品と、選択された一又は複数の特典と、を示す注文情報を、場所ID及びユーザIDとともに情報処理装置1に送信する。ユーザ端末2は、注文情報、場所ID及びユーザIDとともに、店舗IDを情報処理装置1に送信してもよい。
情報処理装置1において、第2受信部134は、ユーザ端末2から、注文情報、場所ID及びユーザIDを受信し、受信した注文情報、場所ID及びユーザIDを関連付けて記憶部12に記憶させる。第2送信部135は、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた店舗装置3に、第2受信部134が受信した注文情報及び場所IDを送信する。
店舗装置3は、情報処理装置1から注文情報及び場所IDを受信し、表示部上に表示する。店舗は、注文情報が示す一又は複数の商品を、場所IDに対応する場所にいるユーザに提供する。
来店者に対する商品のサービス等、決済前にユーザに適用される特典がある。そこで第2送信部135は、後述の決済部137が決済を行う前に、ユーザにより選択された一又は複数の特典を示す特典情報を、場所IDとともに店舗装置3に送信してもよい。店舗装置3は、情報処理装置1から特典情報及び場所IDを受信し、表示部上に表示する。店舗は、特典情報が示す特典を、場所IDに対応する場所にいるユーザに提供する。これにより、情報処理システムSは、ユーザが決済を行う前であっても、ユーザに特典を提供することができる。
ユーザは、ユーザ端末2の操作部を用いて、決済を行うための所定の操作(例えば、決済ボタンの選択)をする。ユーザによる所定の操作に応じて、ユーザ端末2は、ユーザID及び場所IDを含む決済要求を、情報処理装置1に送信する。決済要求は、ユーザが決済に用いる決済サービスを示す情報を含んでもよい。
情報処理装置1において、第2受信部134は、ユーザ端末2から、決済要求を受信する。本実施形態では、情報処理装置1は商品情報を表示するタイミングと決済を行うタイミングとの両方でユーザ端末2からユーザIDを受信しているが、決済を行うタイミングでのみユーザ端末2からユーザIDを受信してもよい。
また、本実施形態では、第2受信部134が決済要求を受信する前に特定部132がユーザに適用可能な特典を特定しているが、第2受信部134が決済要求を受信した後に特定部132がユーザに適用可能な特典を特定してもよい。この場合に、特定部132は、第2受信部134が決済要求を受信した後に、決済要求が含むユーザIDを用いて、上述の方法によりユーザに適用可能な特典を特定する。
第2受信部134が決済要求を受信したこと、すなわち第2受信部134が受信した注文情報に対応する決済が行われることに応じて、特典適用部136は、特定部132が特定した特典をユーザに適用する。特典適用部136は、決済部137による決済が完了する前に特典をユーザに適用してもよく、決済部137による決済が完了した後に特典をユーザに適用してもよい。
特典適用部136は、例えば、記憶部12において決済要求が含む場所ID及びユーザIDに関連付けられた注文情報を取得する。特典適用部136は、取得した注文情報が示す一又は複数の特典(すなわち、ユーザが適用を希望した一又は複数の特典)それぞれに対して、適用条件が満たされているか否かを判定する。また、特典適用部136は、ユーザの希望によらず、特定部132が特定した一又は複数の特典全てに対して、適用条件が満たされているか否かを判定してもよい。
特典適用部136は、例えば、注文情報が示す商品が適用条件である商品に含まれている場合に適用条件が満たされていると判定し、そうでない場合に適用条件が満たされていないと判定する。特典適用部136は、例えば、決済要求が示す決済サービスが適用条件である決済サービスに含まれている場合に適用条件が満たされていると判定し、そうでない場合に適用条件が満たされていないと判定する。特典適用部136は、例えば、ユーザが店舗に来た時刻、ユーザが注文をした時刻、又はユーザが決済要求をした時刻のいずれかが適用条件である時間帯に含まれている場合に適用条件が満たされていると判定し、そうでない場合に適用条件が満たされていないと判定する。
特典適用部136は、決済部137による決済が完了する前に特典をユーザに適用する場合に、第2受信部134が決済要求を受信した後であって、決済部137が決済を行う前に、一又は複数の特典それぞれの適用条件が満たされているか否かを判定する。一方、特典適用部136は、決済部137による決済が完了した後に特典をユーザに適用する場合に、第2受信部134が決済要求を受信した後であって、決済部137が決済を行う前又は決済部137が決済を完了した後に、一又は複数の特典それぞれの適用条件が満たされているか否かを判定する。
特典適用部136は、ここに示した具体的な判定基準に限らず、特定部132が特定した一又は複数の特典それぞれの適用条件に合わせて、適用条件が満たされているか否かを判定する。
特典適用部136は、適用条件が満たされていると判定した一又は複数の特典の特典内容を、ユーザに適用する。特典内容がポイントの付与である場合に、特典適用部136は、例えば、ユーザに付与されるポイントを管理する装置(決済事業者に関連付けられた装置等)に、ユーザに付与するポイントを示す情報を通知する。特典内容が景品の提供である場合に、特典適用部136は、例えば、店舗装置3に、ユーザに提供する景品を示す情報を通知する。特典内容が決済金額からの値引きである場合に、特典適用部136は、例えば、決済金額からの値引き金額を決済部137に通知する。
これにより、情報処理システムSは、ユーザが商品情報を表示するアプリケーションと特典の適用を受けるためのアプリケーションとを切り替えて店舗に提示することなく、ユーザに対して注文情報に応じた特典を適用できるため、ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できる。
決済部137は、第2受信部134が決済要求を受信したことに応じて、注文情報に対応する決済を行う。決済部137は、例えば、記憶部12において決済要求が含む場所ID及びユーザIDに関連付けられた注文情報を取得し、注文情報が示す一又は複数の商品の金額を合計することによって、決済金額を算出する。特典適用部136から値引き金額が通知されていた場合に、決済部137は、決済金額から値引き金額を減算する。そして決済部137は、決済要求が示す決済サービスを用いて決済金額の決済を行い、決済が完了したことを示す情報をユーザ端末2及び店舗装置3に通知する。
また、特典適用部136は、ユーザに適用した特典の特典原資が、第1受信部131が受信した店舗IDに対応する店舗ではない場合に、当該特典に対応する金額を当該店舗に支払うための支払情報を、当該特典に関連付けられた特典原資である事業者に通知してもよい。特典適用部136は、例えば、決済部137による決済が完了したことに応じて、ユーザに適用した特典によって割り引かれた金額を示す情報を、特典原資である事業者に関連付けられた装置に送信する。これにより、情報処理システムSは、店舗とは異なる事業者が特典原資である特典をユーザに適用する場合に、適用された特典の対価を店舗に対して提供することができる。
[情報処理方法のシーケンス]
図6は、本実施形態に係る情報処理システムSが実行する例示的な情報処理方法のシーケンス図である。ユーザ端末2は、ユーザにより所定の操作が行われたことに応じて、撮像部を用いてコードCを撮像する。ユーザ端末2は、コードCの撮像画像を所定の規則に従って復号することによって、コードCが示す店舗ID及び場所IDを取得する(S11)。ユーザ端末2は、コードCを読み取ることによって取得された店舗IDと、ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザIDと、を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、第1受信部131は、ユーザ端末2から、店舗ID及びユーザIDを受信する。特定部132は、記憶部12に予め記憶された特典情報に基づいて、第1受信部131が受信した店舗IDに対応する店舗において、ユーザに適用可能な特典を特定する(S12)。
第1送信部133は、記憶部12に予め記憶された商品情報の中から、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた商品情報を取得する。第1送信部133は、取得した商品情報と、特定部132が特定した一又は複数の特典を示す特典情報と、をユーザ端末2が表示するための制御情報を、ユーザ端末2に送信する(S13)。
ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した制御情報に従って、商品情報及び特典情報を表示部上に表示する(S14)。ユーザは、ユーザ端末2の操作部を用いて、商品情報A1が示す一又は複数の商品のうちユーザが注文する一又は複数の商品を選択し、特典情報A2が示す一又は複数の特典のうちユーザが適用を希望する一又は複数の特典を選択した後、注文を確定するための所定の操作をする。ユーザ端末2は、選択された一又は複数の商品と、選択された一又は複数の特典と、を示す注文情報を、場所ID及びユーザIDとともに情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、第2受信部134は、ユーザ端末2から、注文情報、場所ID及びユーザIDを受信し、受信した注文情報、場所ID及びユーザIDを関連付けて記憶部12に記憶させる。第2送信部135は、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた店舗装置3に、第2受信部134が受信した注文情報及び場所IDを送信する(S15)。
店舗装置3は、情報処理装置1から注文情報及び場所IDを受信し、表示部上に表示する(S16)。店舗は、注文情報が示す一又は複数の商品を、場所IDに対応する場所にいるユーザに提供する。
ユーザは、ユーザ端末2の操作部を用いて、決済を行うための所定の操作をする。ユーザ端末2は、ユーザID及び場所IDを含む決済要求を、情報処理装置1に送信する。情報処理装置1において、第2受信部134は、ユーザ端末2から、決済要求を受信する。
第2受信部134が決済要求を受信したことに応じて、特典適用部136は、ユーザ端末2から受信した注文情報が示す一又は複数の特典それぞれに対して、適用条件が満たされているか否かを判定する。特典適用部136は、適用条件が満たされていると判定した一又は複数の特典の特典内容を、ユーザに適用する(S17)。第1送信部133は、特典適用部136がユーザに適用した特典を示す情報を、ユーザ端末2に送信してもよい。
決済部137は、第2受信部134が決済要求を受信したことに応じて、注文情報に対応する決済を行う(S18)。ステップS17における特典の適用と、ステップS18における決済の実行とは、逆の順序で行われてもよく、並行して行われてもよい。
[実施形態の効果]
本実施形態に係る情報処理システムSは、ユーザがユーザ端末2を用いて商品の注文をするための処理の中で、ユーザが来た店舗においてユーザに適用可能な特典を特定し、特定した特典をユーザに適用する。これにより、情報処理システムSは、ユーザが商品情報を表示するアプリケーションと特典の適用を受けるためのアプリケーションとを切り替えて店舗に提示する必要がないため、ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できる。
<第1変形例>
上述の実施形態に係る情報処理システムSは商品の注文後に決済を行うのに対して、本変形例に係る情報処理システムSは商品の注文時に決済を行う。以下、上述の実施形態とは異なる部分を主に説明する。
図7は、本変形例に係る情報処理システムSが実行する例示的な情報処理方法のシーケンス図である。ユーザ端末2は、ユーザにより所定の操作が行われたことに応じて、撮像部を用いてコードCを撮像する。ユーザ端末2は、コードCの撮像画像を所定の規則に従って復号することによって、コードCが示す店舗ID及び場所IDを取得する(S21)。ユーザ端末2は、コードCを読み取ることによって取得された店舗IDと、ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザIDと、を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、第1受信部131は、ユーザ端末2から、店舗ID及びユーザIDを受信する。特定部132は、記憶部12に予め記憶された特典情報に基づいて、第1受信部131が受信した店舗IDに対応する店舗において、ユーザに適用可能な特典を特定する(S22)。
第1送信部133は、記憶部12に予め記憶された商品情報の中から、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた商品情報を取得する。第1送信部133は、取得した商品情報と、特定部132が特定した一又は複数の特典を示す特典情報と、をユーザ端末2が表示するための制御情報を、ユーザ端末2に送信する(S23)。
ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した制御情報に従って、商品情報及び特典情報を表示部上に表示する(S24)。ユーザは、ユーザ端末2の操作部を用いて、商品情報A1が示す一又は複数の商品のうちユーザが注文する一又は複数の商品を選択し、特典情報A2が示す一又は複数の特典のうちユーザが適用を希望する一又は複数の特典を選択した後、注文を確定するための所定の操作をする。ユーザ端末2は、選択された一又は複数の商品と、選択された一又は複数の特典と、を示す注文情報を、場所ID及びユーザIDとともに情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、第2受信部134は、ユーザ端末2から、注文情報、場所ID及びユーザIDを、決済要求として受信する。第2受信部134が決済要求を受信したことに応じて、特典適用部136は、ユーザ端末2から受信した注文情報が示す一又は複数の特典それぞれに対して、適用条件が満たされているか否かを判定する。特典適用部136は、適用条件が満たされていると判定した一又は複数の特典の特典内容を、ユーザに適用する(S25)。第1送信部133は、特典適用部136がユーザに適用した特典を示す情報を、ユーザ端末2に送信してもよい。
決済部137は、第2受信部134が決済要求を受信したことに応じて、注文情報に対応する決済を行う(S26)。すなわち、決済部137は、第2送信部135が店舗装置3に注文情報を送信する前に決済を行う。ステップS25における特典の適用と、ステップS26における決済の実行とは、逆の順序で行われてもよく、並行して行われてもよい。
決済部137による決済が完了した後に、第2送信部135は、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた店舗装置3に、第2受信部134が受信した注文情報及び場所IDを送信する(S27)。
店舗装置3は、情報処理装置1から注文情報及び場所IDを受信し、表示部上に表示する(S28)。店舗は、注文情報が示す一又は複数の商品を、場所IDに対応する場所にいるユーザに提供する。
本変形例に係る情報処理システムSによれば、商品の注文時に決済を行う場合であっても、ユーザがユーザ端末2を用いて商品の注文をするための処理の中で特典をユーザに適用することにより、ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できる。
<第2変形例>
上述の実施形態では情報処理装置1が特典情報を管理するのに対して、本変形例では店舗装置3が特典情報を管理する。以下、上述の実施形態とは異なる部分を主に説明する。本変形例において、店舗装置3の記憶部は、図3に例示した特典情報を予め記憶している。
図8は、本変形例に係る情報処理システムSが実行する例示的な情報処理方法のシーケンス図である。ユーザ端末2は、ユーザにより所定の操作が行われたことに応じて、撮像部を用いてコードCを撮像する。ユーザ端末2は、コードCの撮像画像を所定の規則に従って復号することによって、コードCが示す店舗ID及び場所IDを取得する(S31)。ユーザ端末2は、コードCを読み取ることによって取得された店舗IDと、ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザIDと、を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、第1受信部131は、ユーザ端末2から、店舗ID及びユーザIDを受信する。特定部132は、店舗装置3に第1受信部131が受信したユーザIDを送信することにより、ユーザに適用可能な特典を示す特典情報を問い合わせる(S32)。
店舗装置3は、情報処理装置1からユーザIDを受信する。店舗装置3は、記憶部に予め記憶された特典情報に基づいて、店舗装置3に関連付けられた店舗IDに対応する店舗において、ユーザに適用可能な特典を抽出する(S33)。店舗装置3は、抽出した一又は複数の特典を示す特典情報を、情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、特定部132は、店舗装置3から特典情報を取得する。第1送信部133は、記憶部12に予め記憶された商品情報の中から、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた商品情報を取得する。第1送信部133は、取得した商品情報と、特定部132が取得した特典情報と、をユーザ端末2が表示するための制御情報を、ユーザ端末2に送信する(S34)。
ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した制御情報に従って、商品情報及び特典情報を表示部上に表示する(S35)。ユーザは、ユーザ端末2の操作部を用いて、商品情報A1が示す一又は複数の商品のうちユーザが注文する一又は複数の商品を選択し、特典情報A2が示す一又は複数の特典のうちユーザが適用を希望する一又は複数の特典を選択した後、注文を確定するための所定の操作をする。ユーザ端末2は、選択された一又は複数の商品と、選択された一又は複数の特典と、を示す注文情報を、場所ID及びユーザIDとともに情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1において、第2受信部134は、ユーザ端末2から、注文情報、場所ID及びユーザIDを受信し、受信した注文情報、場所ID及びユーザIDを関連付けて記憶部12に記憶させる。第2送信部135は、第1受信部131が受信した店舗IDに関連付けられた店舗装置3に、第2受信部134が受信した注文情報及び場所IDを送信する(S36)。
店舗装置3は、情報処理装置1から注文情報及び場所IDを受信し、表示部上に表示する(S37)。店舗は、注文情報が示す一又は複数の商品を、場所IDに対応する場所にいるユーザに提供する。
ユーザは、ユーザ端末2の操作部を用いて、決済を行うための所定の操作をする。ユーザ端末2は、ユーザID及び場所IDを含む決済要求を、情報処理装置1に送信する。情報処理装置1において、第2受信部134は、ユーザ端末2から、決済要求を受信する。
決済部137は、第2受信部134が決済要求を受信したことに応じて、注文情報に対応する決済を行う(S38)。決済部137による決済が完了した後に、特典適用部136は、特典適用に必要な情報として、決済金額、決済サービス、決済部137が決済をした時刻、決済対象の一又は複数の商品、ユーザにより選択された一又は複数の特典等を示す決済情報を、ユーザIDとともに店舗装置3に送信する(S39)。
店舗装置3は、情報処理装置1から、決済情報及びユーザIDを受信する。店舗装置3は、情報処理装置1から受信した決済情報が示す一又は複数の特典それぞれに対して、適用条件が満たされているか否かを判定する。店舗装置3は、適用条件が満たされていると判定した一又は複数の特典の特典内容を、情報処理装置1から受信したユーザIDに対応するユーザに適用する(S40)。第1送信部133は、店舗装置3がユーザに適用した特典を示す情報を、ユーザ端末2に送信してもよい。
本変形例に係る情報処理システムSによれば、店舗装置3が特典情報を管理する場合であっても、ユーザがユーザ端末2を用いて商品の注文をするための処理の中で特典をユーザに適用することにより、ユーザが特典の適用を受けるための手間を削減できる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
情報処理装置1、ユーザ端末2及び店舗装置3のプロセッサは、図6、図7及び図8に示す情報処理方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、情報処理装置1、ユーザ端末2及び店舗装置3のプロセッサは、記憶部に記憶されたプログラムを実行することによって、図6、図7及び図8に示す情報処理方法を実行する。図6、図7及び図8に示す情報処理方法に含まれるステップは一部省略されてもよく、ステップ間の順番が変更されてもよく、複数のステップが並行して行われてもよい。
S 情報処理システム
1 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 第1受信部
132 特定部
133 第1送信部
134 第2受信部
135 第2送信部
136 特典適用部
137 決済部
2 ユーザ端末
3 店舗装置

Claims (15)

  1. ユーザが利用するユーザ端末から、前記ユーザが来た店舗を識別するための店舗識別情報と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、を受信する第1受信部と、
    前記店舗識別情報に対応する前記店舗において前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザに適用可能な特典を特定する特定部と、
    前記店舗識別情報に関連付けられた、前記店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報を前記ユーザ端末に送信する第1送信部と、
    前記ユーザ端末から、前記商品情報が示す一又は複数の商品のうち前記ユーザが注文する一又は複数の商品を示す注文情報と、前記店舗において前記ユーザが商品の提供を受ける場所を識別するための場所識別情報と、前記ユーザ識別情報と、を受信し、受信した前記注文情報、前記場所識別情報及び前記ユーザ識別情報を関連付けて記憶部に記憶させる第2受信部と、
    前記店舗識別情報に関連付けられた店舗装置に、前記注文情報及び前記場所識別情報を送信する第2送信部と、
    前記ユーザ端末から前記ユーザ識別情報を含む決済要求を受信したことに応じて、前記特典を前記ユーザに適用する特典適用部と、
    前記ユーザ端末から前記決済要求を受信したことに応じて、前記記憶部において前記決済要求が含む前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記注文情報に対応する決済を行う決済部と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記第1送信部は、前記商品情報と、前記特典を示す特典情報と、を前記ユーザ端末が表示するための制御情報を、前記ユーザ端末に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1送信部は、前記商品情報と、複数の前記特典を示す前記特典情報と、を前記ユーザ端末が表示するための前記制御情報を、前記ユーザ端末に送信し、
    前記特典適用部は、複数の前記特典のうち前記ユーザ端末において選択された前記特典を前記ユーザに適用する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1送信部は、前記特典に応じた表示態様で前記商品情報が示す一又は複数の前記商品を前記ユーザ端末が表示するための前記制御情報を、前記ユーザ端末に送信する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記特典適用部は、前記特典を前記ユーザに適用する前に前記第1送信部が前記特典を示す特典情報を前記ユーザ端末に送信することなく、前記特典を前記ユーザに適用する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記特定部は、前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザの属性を取得し、取得した前記属性に関連付けられた前記特典を特定する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定部は、前記店舗とは異なる事業者に関連付けられた装置に前記ユーザ識別情報を送信することによって、前記事業者が管理する前記属性を取得する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1受信部は、前記ユーザ端末から前記特典を識別するための特典識別情報を受信し、
    前記特定部は、前記特典識別情報に関連付けられた前記特典を特定する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1受信部は、前記ユーザ端末が前記場所に配置されたコードを読み取ることによって取得された前記店舗識別情報を受信し、
    前記第2受信部は、前記ユーザ端末が前記コードを読み取ることによって取得された前記場所識別情報を受信する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2受信部は、前記ユーザ端末から前記決済要求を受信する
    請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記決済部は、前記第2受信部が受信した前記決済要求に応じて、前記第2送信部が前記店舗装置に前記注文情報を送信する前に前記決済を行う、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記第2送信部は、前記決済部が前記決済を行う前に、前記特典を示す情報を前記店舗装置に送信する、
    請求項10又は11に記載の情報処理装置。
  13. 前記特定部は、前記店舗装置に前記ユーザ識別情報を送信し、送信した前記ユーザ識別情報に対応する前記特典を示す情報を前記店舗装置から取得する、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記特典適用部は、前記ユーザに適用した前記特典に対応する金額を前記店舗に支払うための支払情報を、前記特典に関連付けられた事業者に通知する、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. プロセッサが実行する、
    ユーザが利用するユーザ端末から、前記ユーザが来た店舗を識別するための店舗識別情報と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、を受信するステップと、
    前記店舗識別情報に対応する前記店舗において前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザに適用可能な特典を特定するステップと、
    前記店舗識別情報に関連付けられた、前記店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末から、前記商品情報が示す一又は複数の商品のうち前記ユーザが注文する一又は複数の商品を示す注文情報と、前記店舗において前記ユーザが商品の提供を受ける場所を識別するための場所識別情報と、前記ユーザ識別情報と、を受信するステップと、
    受信した前記注文情報、前記場所識別情報及び前記ユーザ識別情報を関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    前記店舗識別情報に関連付けられた店舗装置に、前記注文情報及び前記場所識別情報を送信するステップと、
    前記ユーザ端末から前記ユーザ識別情報を含む決済要求を受信するステップと、
    前記決済要求を受信したことに応じて、前記特典を前記ユーザに適用するステップと、
    前記決済要求を受信したことに応じて、前記記憶部において前記決済要求が含む前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記注文情報に対応する決済を行うステップと、
    を有する、情報処理方法。
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