JP2023101794A - プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】コード決済を行う装置における負担を軽減しつつ、コード決済を行うユーザにコンテンツを提示する。【解決手段】ユーザ端末2は、決済処理装置1から、決済用データを用いた決済が完了したことを示す決済完了情報と、ユーザ端末2がコンテンツにアクセスするためのアクセス先情報と、を取得し、前記アクセス先情報を取得した後、前記ユーザによる操作を受け付けることなく、取得した前記アクセス先情報に基づいてコンテンツ提供装置からコンテンツを取得する取得部255と、取得した決済完了情報に基づく表示用情報とコンテンツとを表示部23に表示させる表示制御部254とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、コード決済に関する処理を実行するプログラムに関する。
QRコード(登録商標)等の二次元バーコードを用いたコード決済が普及している(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)。コード決済は、店舗側が表示した二次元バーコードをユーザ端末により読み取るか、ユーザ端末が表示した二次元バーコードを店舗側が読み取ることにより決済が行われる。
特許6528160号公報 特許6473539号公報 特許6542455号公報
コード決済では、コード決済を行うユーザに対して、効果的な広告や店舗が配信したい情報等の各種のコンテンツをユーザの購入状況に対応してユーザに提示することが求められている。一方で、コード決済を行う装置が、各種のコンテンツを送信すると、当該装置の負荷が大きくなるという問題がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、コード決済を行う装置における負担を軽減しつつ、コード決済を行うユーザにコンテンツを提示することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るプログラムは、ユーザが所持するユーザ端末を、前記ユーザ端末から決済用データを取得した店舗の端末が送信した、前記決済用データと前記ユーザの前記店舗における決済情報とを受信した情報処理装置から、前記決済用データを用いた決済が完了したことを示す決済完了情報と、前記ユーザ端末がコンテンツにアクセスするためのアクセス先情報と、を取得し、前記アクセス先情報を取得した後、前記ユーザによる操作を受け付けることなく、取得した前記アクセス先情報に基づいてコンテンツ提供装置からコンテンツを取得する取得部、及び、取得した前記決済完了情報に基づく表示用情報と前記コンテンツとを表示部に表示させる表示制御部、として機能させる。
前記プログラムは、前記ユーザ端末を、決済用コードを用いた決済を開始する操作を受け付けると、前記決済用コードの発行要求を前記情報処理装置に送信する送信部、及び、前記情報処理装置から前記決済用コードを生成するための前記決済用データを受信すると、受信した前記決済用データに基づく前記決済用コードを表示部に表示させる表示制御部、として機能させてもよい。
前記送信部は、前記プログラムにおいて予め規定されている前記情報処理装置のアドレスに基づいて、前記決済用コードを用いた決済を開始する操作を受け付けると、前記決済用コードの発行要求を前記情報処理装置に送信してもよい。
前記取得部は、複数の前記アクセス先情報それぞれに関連付けられた、前記アクセス先情報を前記端末に送信する優先度に基づいて、複数の前記アクセス先情報の中から特定された前記アクセス先情報を取得してもよい。
前記取得部は、前記情報処理装置とは異なる前記コンテンツ提供装置から前記コンテンツを取得してもよい。
前記取得部は、取得した前記アクセス先情報に基づいて、無線通信を介して前記コンテンツを取得してもよい。
前記表示制御部は、前記表示用情報を前記表示部に表示させた後に、前記コンテンツを前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記コンテンツの少なくとも一部が前記表示用情報に重畳するように前記コンテンツを表示させてもよい。
前記決済完了情報は、前記ユーザの前記店舗における決済金額を示す情報を含み、前記表示制御部は、前記決済金額を含む前記表示用情報を前記表示部に表示させるとともに、前記表示部の表示領域に含まれる前記決済金額の表示領域に重畳しないように前記コンテンツを表示させてもよい。
前記取得部は、前記アクセス先情報として、前記情報処理装置とは異なる前記コンテンツを提供するコンテンツ提供装置を宛先とするURL、又は前記コンテンツを提供するアプリケーションを起動させるためのスキーマを取得し、前記表示制御部は、取得したURL又はスキーマに基づく前記コンテンツを前記表示部に表示させてもよい。
前記コンテンツ提供装置は複数のコンテンツを記憶しており、前記アクセス先情報は、前記コンテンツ提供装置に記憶されている前記複数のコンテンツのいずれかを示しており、前記表示制御部は、前記コンテンツ提供装置に記憶されている前記複数のコンテンツのうち、前記アクセス先情報が示すコンテンツを前記表示部に表示させてもよい。
本発明によれば、コード決済を行う装置における負担を軽減しつつ、コード決済を行うユーザにコンテンツを提示することができるという効果を奏する。
決済システムの概要を示す図である。 決済処理装置の機能構成を示す図である。 アクセス先特定用DBの一例を示す図である。 決済履歴DBの一例を示す図である。 ユーザ端末の機能構成を示す図である。 店舗端末の機能構成を示す図である。 ユーザ端末に表示される決済完了画面の一例を示す図である。 決済システムの動作シーケンス図である。
[決済システムSの概要]
図1は、決済システムSの概要を示す図である。決済システムSは、ユーザが店舗において商品を購入する場合に、ユーザが所持するユーザ端末からの要求に応じて決済用コードをユーザ端末に表示させ、店舗側で決済用コードが読み込まれたことに応じて決済を行うシステムである。決済用コードは、店舗での精算に用いられる店舗側の端末において読み取れるテキスト又は画像であり、決済時に用いられるコードである。なお、本実施形態体において、商品には店舗が販売する商品の他、店舗が提供するサービスも含まれているものとする。
決済システムSは、決済処理装置1と、ユーザ端末2と、店舗端末3とを備える。決済処理装置1は、ユーザの購入金額の決済を行うサーバである。決済処理装置1は、購入金額の決済時にユーザにコンテンツを提示させる情報処理装置としても機能する。コンテンツは、例えば、広告コンテンツやクーポンであるものとするが、これに限らず、決済が完了したこと又はユーザに特典が付与されたことを強調する画像コンテンツや動画コンテンツであってもよい。
ユーザ端末2は、ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。店舗端末3は、例えばPOS端末である。
以下、図1を参照しながら、ユーザにコンテンツが提示されるまでの流れを説明する。
ユーザは、店舗に移動し、店舗において商品の購入を行う。ユーザは、店舗において会計を行う場合に、決済用のアプリケーションソフトウェアを起動し、決済用コードをユーザ端末2に表示させるための操作を行う。ユーザ端末2は、決済用コードを表示させるための操作を受け付けると、ユーザ識別子としてのユーザIDと、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する(図1における(1))。
決済処理装置1は、ユーザ端末2から、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを受信すると、決済用トークンを生成する(図1における(2))。決済用トークンは、ユーザが店舗で提示する決済用コードをユーザ端末2が生成する際に用いるデータ列である。決済処理装置1は、生成した決済用トークンとユーザIDとを関連付けて記憶媒体に記憶する(図1における(3))。
決済処理装置1は、生成した決済用トークンをユーザ端末2に送信する(図1における(4))。決済処理装置1は、決済用トークンを暗号化した後に、暗号化した決済用トークンをユーザ端末2に送信してもよい。
ユーザ端末2は、受信した決済用トークンに基づいて決済用コードを生成して表示させる(図1における(5))。
ユーザは、店舗のレジで商品の購入代金を精算する際に決済用コードを提示する。そして、例えば店員の操作により、店舗端末3が、ユーザ端末2に表示された決済用コードを読み取る(図1における(6))。
店舗端末3は、ユーザが購入する商品の合計額を含む決済情報と、読み取った決済用コードが示す決済用トークンと、店舗を識別するための店舗情報とを含む決済要求を決済処理装置1に送信する(図1における(7))。
決済処理装置1は、店舗端末3から決済用トークンを受信すると、受信した決済用トークンが、ユーザ端末2に送信した決済用トークンと一致するか否かを判定する。決済処理装置1は、決済用トークンが一致すると判定した場合に、決済要求に基づいて決済処理を実行する(図1における(8))。
また、決済処理装置1は、コンテンツにユーザ端末2がアクセスするためのアクセス先情報と、店舗情報、決済情報及びユーザに関するユーザ情報とを関連付けたアクセス先特定用DB(データベース)を記憶している。決済処理装置1は、受信した決済用トークンが、ユーザ端末2に送信した決済用トークンと一致すると判定した場合に、アクセス先特定用DBを参照し、受信した店舗情報、決済情報、及び決済用トークンに関連付けられているユーザIDが示すユーザに関するユーザ情報の少なくともいずれかに基づいて、アクセス先情報を特定する(図1における(9))。
決済処理装置1は、決済が完了したことを示す決済完了情報と、特定したアクセス先情報とをユーザ端末2に送信する(図1における(10))。ユーザ端末2は、受信したアクセス先情報に基づいてコンテンツを特定し(図1における(11))、受信した決済完了情報に基づく表示用情報と、特定したコンテンツとを表示する(図1における(12))。
決済システムSは、以上のように動作することで、コード決済を行う決済処理装置1における負担を軽減しつつ、コード決済を行うユーザにコンテンツを提示することができる。
以下、決済処理装置1、ユーザ端末2及び店舗端末3の構成の詳細を説明する。
[決済処理装置1の機能構成]
図2は、決済処理装置1の機能構成を示す図である。決済処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末2及び店舗端末3とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、発行要求取得部131、トークン送信部132、決済用情報受信部133、決済処理部134、アクセス先特定部135、及び完了情報送信部136として機能させる決済用プログラムを記憶する。
また、記憶部12は、制御部13が生成した決済用トークンと、ユーザ端末2から取得したユーザIDとを関連付けて記憶する。また、記憶部12は、コンテンツにユーザ端末2がアクセスするための複数のアクセス先情報と、アクセス先情報をユーザ端末2に送信するための一以上の送信条件とを関連付けて記憶する。送信条件は、店舗情報に関する条件、決済情報に含まれ得る情報に関する条件、ユーザに関するユーザ情報に関する条件、ポイントに関する条件、特典に関する条件である。記憶部12は、複数のアクセス先情報と、一以上の送信条件とを関連付けたアクセス先特定用DB121を記憶する。
図3は、アクセス先特定用DB121の一例を示す図である。アクセス先特定用DB121は、例えば、複数の店舗を運営する複数の事業者によって構築される。図3に示すように、アクセス先特定用DB121において、アクセス先情報には、アクセス先情報をユーザ端末2に送信する送信条件である、店舗情報、商品ID、決済期間、決済金額の範囲、及びユーザ情報とが関連付けられていることが確認できる。なお、図3では記載が省略されているが、アクセス先情報には、ポイントに関する条件、特典に関する条件も関連付けられているものとする。
アクセス先情報は、例えば、決済処理装置1とは異なるコンテンツを提供するコンテンツ提供装置(不図示)を宛先とするURL、又はコンテンツを提供するアプリケーションを起動させるためのスキーマである。コンテンツ提供装置は、複数のコンテンツを記憶しており、コンテンツ提供装置を宛先とするURLは、コンテンツ提供装置に記憶されている複数のコンテンツのいずれかを示している。また、アクセス先情報は、例えば、店舗情報に対応する店舗を運営する事業者により指定される。このようにすることで、事業者が所望するコンテンツを表示させるためのアクセス先情報をユーザに送信することができる。
店舗情報は、例えば、店舗端末3が設置されている店舗を識別する店舗IDと、店舗を運営する事業者を識別する事業者識別情報としての事業者IDとを含む情報である。店舗情報は、事業者IDを含まず、店舗IDのみを含んでいてもよい。
決済期間は、ユーザ端末2によりコード決済が行われた期間である。アクセス先情報に対し、送信条件として決済期間が設定されている場合、ユーザ端末2によりコード決済が行われた日時である決済日時が当該決済期間に含まれていることを条件として、アクセス先情報がユーザ端末2に送信される。アクセス先情報の送信条件として、決済期間を設定することにより、例えば期間限定の広告コンテンツやキャンペーンに係るコンテンツをユーザ端末2に表示させることができる。
決済金額範囲は、ユーザ端末2によりコード決済が行われたときの当該コード決済に係る決済金額の範囲である。アクセス先情報に対し、送信条件として決済金額の範囲が設定されている場合、ユーザ端末2によるコード決済の決済金額が当該決済金額の範囲に含まれていることを条件として、アクセス先情報がユーザ端末2に送信される。アクセス先情報の送信条件として、決済金額の範囲を設定することにより、例えば決済金額の範囲に含まれる決済金額のコード決済を行ったユーザをターゲットとして、広告コンテンツやキャンペーンに係るコンテンツを提供することができる。
ユーザ情報は、例えば、ユーザがコード決済を行った決済回数の範囲、コード決済の決済合計額の範囲である。なお、ユーザ情報は、コード決済を行った決済回数の範囲、コード決済の決済合計額に限らず、予め定められた所定期間内におけるユーザのコード決済の回数に基づいて特定されるコード決済の決済頻度、ユーザがコード決済により商品を購入する間隔である決済間隔、ユーザがコード決済を用いて商品を購入したことがあるか否かを示す情報を含んでいてもよい。また、ユーザ情報は、年齢、性別等のユーザの属性であってもよい。
ポイントに関する条件は、例えば、決済においてポイントが使用されるか否か、及び決済において使用されたポイントの使用量が、指定されたポイントの使用量の範囲に含まれるか否かである。また、特典に関する条件は、例えば、決済に対応してユーザに特典が付与されたか否か、ユーザが決済に対して割引等の特典を利用したか否か、及び決済に対して指定された特典IDに対応する特典がユーザに付与されたことである。
なお、図3に示すように、一つのアクセス先情報には、送信条件として、一つの店舗情報と、一つの商品IDとが関連付けられているものとするが、これに限らず、一つのアクセス先情報に、送信条件として、複数の店舗情報と、複数の商品IDとが関連付けられていてもよい。また、一つのアクセス先情報に、店舗情報及び商品IDが必ずしも関連付けられていなくてもよく、送信条件として、店舗情報、商品ID、決済期間、決済金額の範囲、ユーザ情報、ポイント、特典に関する送信条件のうち、少なくともいずれかの送信条件が関連付けられていてもよい。また、一つのアクセス先情報に、店舗情報、商品ID、決済期間、決済金額の範囲、ユーザ情報、ポイント、特典に関する送信条件のうち、複数の送信条件が関連付けられていてもよい。
また、記憶部12は、ユーザのコード決済の履歴を示す決済履歴DB122を記憶する。図4は、決済履歴DB122の一例を示す図である。図4に示すように、コード決済履歴情報は、ユーザIDと、ユーザがコード決済を行った回数と、ユーザがコード決済を行った時の決済金額の合計である決済合計額と、ユーザがコード決済を行った店舗の店舗情報を関連付けた情報である。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶された決済用プログラムを実行することにより、発行要求取得部131、トークン送信部132、決済用情報受信部133、決済処理部134、アクセス先特定部135、及び完了情報送信部136として機能する。制御部13の各部の動作の詳細については後述する。
[ユーザ端末2の機能構成]
図5は、ユーザ端末2の機能構成を示す図である。ユーザ端末2は、操作部21と、通信部22と、表示部23と、記憶部24と、制御部25とを有する。制御部25は、操作受付部251と、要求送信部252と、コード生成部253と、表示制御部254と、取得部255とを有する。
操作部21は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば表示部23の表面に設けられたタッチパネルである。操作部21は、ユーザがタッチした位置を示す信号を操作受付部251に通知する。
通信部22は、例えば携帯電話網の基地局との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。通信部22は、決済処理装置1から受信した決済用トークン等をコード生成部253に入力する。
表示部23は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部23は、コード生成部253の制御に基づいて、決済用コードを表示する。
記憶部24は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部24は、制御部25が実行するプログラムを記憶している。記憶部24は、制御部25を、操作受付部251、要求送信部252、コード生成部253、取得部255及び表示制御部254として機能させるコード決済用プログラムを記憶する。また、記憶部24は、決済処理装置1から受信した決済用トークン、及び決済用トークンに基づいて生成された決済用コード等を記憶する。
制御部25は、例えばCPUであり、記憶部24に記憶されたコード決済用プログラムを実行することにより、操作受付部251、要求送信部252、コード生成部253、取得部255及び表示制御部254として機能する。制御部25の各部の動作の詳細については後述する。
操作受付部251は、操作部21から入力された信号に基づいて、ユーザの操作内容を特定する。操作受付部251は、特定した操作内容が、決済用コードを用いた決済を開始する操作である場合に、操作内容を要求送信部252に通知する。要求送信部252は、操作受付部251が、決済用コードを用いた決済を開始する操作を受け付けると、通信部22を介して、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する。要求送信部252は、コード決済用プログラムにおいて予め規定されている決済処理装置1のアドレスに基づいて、決済用コードの発行要求を決済処理装置1に送信する。このようにすることで、ユーザ端末2は、ユーザから決済用コードの発行要求先の指定を受け付けることなく、決済用コードの発行要求を決済処理装置1に送信することができる。
なお、操作受付部251は、決済を開始する操作を受け付けるとともに、ユーザに付与されているポイントの使用、ポイントの使用量を受け付けてもよい。ここで、ポイントは、例えばコード決済を行う事業者がユーザに対して付与するポイントである。要求送信部252は、操作受付部251がポイントの使用を受け付ける操作を受け付けると、ユーザがポイントを使用することを示すポイント使用情報、及びポイントの使用量を示す情報と、ユーザIDとを決済処理装置1に送信する。要求送信部252は、ポイント使用情報、及びポイントの使用量を示す情報を、決済用コードの発行要求とともに決済処理装置1に送信してもよい。
また、ポイント使用情報は、ユーザがポイントを使用することを示す情報であることとしたが、これに限らず、ユーザによるポイントの使用の有無を示す情報であってもよい。この場合、要求送信部252は、ユーザがポイントを使用するか否かに関わらず、ポイント使用情報を決済処理装置1に送信してもよい。
また、操作受付部251は、決済を開始する操作を受け付けるとともに、特典を使用する操作を受け付けてもよい。ここで、特典は、例えばコード決済を行う事業者がユーザに対して提供するクーポンや、ユーザに対して付与されるポイントである。要求送信部252は、操作受付部251が特典の使用を受け付ける操作を受け付けると、特典を識別する特典IDを含み、当該特典の使用を示す特典使用情報と、ユーザIDとを決済処理装置1に送信する。要求送信部252は、特典使用情報を、決済用コードの発行要求とともに決済処理装置1に送信してもよい。
コード生成部253は、決済処理装置1から決済用トークンを受信する。コード生成部253は、受信した決済用トークンに基づく決済用コードを生成する。コード生成部253は、例えば、予め定められた規則に基づいて決済用コードを生成する。
表示制御部254は、コード生成部253が決済処理装置1から決済用トークンを受信すると、受信した決済用トークンに基づいてコード生成部253が生成した決済用コードを表示部23に表示させる。
取得部255は、決済用コードを読み取った店舗端末3が送信した決済用トークンを受信した決済処理装置1から、決済用トークンを用いた決済が完了したことを示す決済完了情報と、コンテンツにユーザ端末2がアクセスするためのアクセス先情報とを受信することにより、決済完了情報と、アクセス先情報とを取得する。
表示制御部254は、取得部255が決済処理装置1から取得した決済完了情報に基づく表示用情報と、取得したアクセス先情報に基づいて特定されたコンテンツとを表示部23の同一の画面上に表示させる。表示制御部254及び取得部255による表示用情報とコンテンツとの表示に係る処理は後述する。
[店舗端末3の機能構成]
図6は、店舗端末3の機能構成を示す図である。店舗端末3は、操作部31と、読取部32と、通信部33と、表示部34と、記憶部35と、制御部36とを有する。
操作部31は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えばユーザが購入する商品を選択するためのボタンや、表示部34の表面に設けられたタッチパネルである。
読取部32は、例えば、バーコードリーダ及びカメラであり、ユーザが購入する商品に付されているバーコードや、ユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取る。読取部32は、読み取ったバーコード及び決済用コードが示す情報を制御部36に出力する。
通信部33は、例えば決済処理装置1との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。通信部33は、制御部36の制御に応じて、決済用トークン、決済情報、特典対象商品情報、店舗IDを決済処理装置1に送信する。
表示部34は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部34は、例えば、決済金額を表示する。
記憶部35は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部35は、制御部36が実行するプログラムを記憶している。記憶部35は、制御部36を、決済情報生成部361、トークン取得部362、及び決済情報送信部363として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部35は、商品IDと、商品の価格とを関連付けた商品DBを記憶する。
制御部36は、例えばCPUであり、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、決済情報生成部361、トークン取得部362、及び決済情報送信部363として機能する。
決済情報生成部361は、決済対象の一以上の商品を特定し、決済情報を生成する。具体的には、決済情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得することにより、取得した商品IDの商品を決済対象の商品と特定する。決済情報生成部361は、記憶部35に記憶されている商品DBを参照し、取得した商品IDに関連付けられている商品の価格を特定する。決済情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを一以上取得し、当該商品IDから特定した商品の価格を集計する。決済情報生成部361は、操作部31において精算操作を受け付けると、集計した商品の価格を決済金額に決定する。決済情報生成部361は、決定した決済金額を含む決済情報を生成する。なお、決済情報生成部361は、取得した一以上の商品IDを決済情報に含めてもよいし、決済が行われる時刻を示す決済日時を決済情報に含めてもよい。
トークン取得部362は、読取部32が、ユーザ端末2に表示された決済用コードを読み取ることにより、決済用コードから抽出した情報を、決済用トークンとして取得する。
決済情報送信部363は、決済情報生成部361が決済情報を生成し、トークン取得部362が決済用トークンを取得すると、通信部33を介して、決済用トークンと、決済情報と、店舗IDとを決済処理装置1に送信する。
[制御部13及び制御部25の各部の動作]
続いて、制御部13及び制御部25の各部の動作について説明する。
発行要求取得部131は、ユーザ端末2から、ユーザ端末2のユーザのユーザIDと、ユーザ端末2のユーザが店舗で決済するための決済用コードの発行要求とを取得する。
また、発行要求取得部131は、ユーザ端末2からポイント使用情報、及びポイントの使用量を示す情報が送信された場合、ユーザ端末2のユーザIDと関連付けて、当該ポイント使用情報及びポイントの使用量を示す情報をユーザ端末2から取得する。発行要求取得部131は、取得したポイント使用情報及びポイントの使用量を示す情報を、ユーザIDと関連付けて記憶部12に記憶させる。
また、発行要求取得部131は、ユーザ端末2から特典使用情報が送信された場合、ユーザ端末2のユーザIDと関連付けて、当該特典使用情報を取得する。発行要求取得部131は、取得した特典使用情報を、ユーザIDと関連付けて記憶部12に記憶させる。
トークン送信部132は、発行要求取得部131が決済用コードの発行要求を取得すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを生成する。トークン送信部132は、発行要求取得部131が取得したユーザIDと、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる。また、トークン送信部132は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信したユーザ端末2に送信する。
決済用情報受信部133は、トークン送信部132が送信した決済用トークンに基づいてユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取った店舗端末3から、決済用トークンと、店舗情報と、ユーザの店舗における商品の購入に関する決済情報とを含む決済要求を受信する。
決済処理部134は、記憶部12に記憶されている決済用トークンと、決済用情報受信部133が受信した決済用トークンが一致する場合に、当該決済用トークンと関連付けられているユーザIDと、受信した決済要求に含まれる決済情報とに基づいて決済を行う。
具体的には、決済処理部134は、記憶部12に記憶されている決済用トークンと、受信した決済用トークンが一致すると、決済用トークンと関連付けられて記憶部12に記憶されているユーザIDを特定する。決済処理部134は、特定したユーザIDで特定されるユーザの口座から決済情報が示す決済金額を引き落とす処理を実行する。
ここで、決済処理部134は、記憶部12において、特定したユーザIDに、ポイント使用情報及びポイントの使用量を示す情報が関連付けて記憶されている場合、当該ポイントの使用量を示す情報に基づいて、決済金額から、ポイントの使用量に対応する金額を減算し、特定したユーザIDで特定されるユーザの口座から減算後の決済金額を引き落とす処理を実行する。
また、決済処理部134は、記憶部12において、特定したユーザIDに、特典使用情報が関連付けて記憶されている場合、当該特典使用情報に含まれる特典IDが示す特典をユーザに付与する。決済処理部134は、決済金額に基づいて、ユーザに付与する特典としてのポイントを算出し、算出したポイントをユーザに付与してもよい。また、決済処理部134は、特定したユーザIDに、特典使用情報が関連付けているか否かに関わらず、ユーザに特典を付与してもよい。例えば、決済処理部134は、受信した店舗情報が所定の店舗情報であることを条件としてユーザに特典を付与してもよい。
また、決済処理部134は、記憶部12に記憶されている決済用トークンと、決済用情報受信部133が受信した決済用トークンが一致する場合に、受信した決済要求に含まれる決済情報と店舗情報とに基づいて決済を行う。具体的には、決済処理部134は、記憶部12に記憶されている決済用トークンと、受信した決済用トークンが一致すると、受信した決済要求に含まれる店舗情報で特定される店舗の口座に決済金額を入金する処理を実行する。決済処理部134は、決済金額から、決済処理装置1における決済手数料を差し引いた金額を、店舗の口座に入金してもよい。
また、決済処理部134は、決済が完了したことに応じて、決済履歴DB122において、受信したユーザIDに関連付けられている、ユーザがコード決済を行った回数と、ユーザのコード決済による決済の決済合計額と、ユーザがコード決済を行った店舗の店舗情報とを更新する。
アクセス先特定部135は、受信した決済要求に含まれる店舗情報、決済情報、及び決済用トークンに関連付けられているユーザIDが示すユーザに関するユーザ情報、ユーザによるポイントの使用の有無、ユーザによるポイントの使用量、決済に特典が使用されたか否か、ユーザに特典が付与されたか否か、及びユーザに付与された特典又はユーザが使用した特典の特典IDの少なくともいずれかに基づいて、ユーザ端末2に表示させるコンテンツにユーザ端末2がアクセスするためのアクセス先情報を特定する。
具体的には、アクセス先特定部135は、店舗情報、商品ID、ユーザ情報、決済期間、決済金額の範囲の少なくともいずれかと、コンテンツのアクセス先情報とを関連付けたアクセス先特定用DB121を参照し、受信した店舗情報、ユーザ端末2のユーザが購入した商品ID、受信した決済用トークンに関連付けられているユーザIDが示すユーザに関するユーザ情報、決済情報に基づく決済が行われる決済日時、及び受信した決済情報に含まれる決済金額の少なくともいずれかに関連付けられているアクセス先情報を特定する。アクセス先特定部135は、アクセス先特定用DB121を参照し、決済処理装置1とは異なるコンテンツ提供装置を示すURL、又はコンテンツを提供するアプリケーションのスキーマをアクセス先情報として取得する。
アクセス先特定部135は、アクセス先特定用DB121を参照し、複数のアクセス先情報のうち、アクセス先情報に関連付けられている送信条件が全て満たされているアクセス先情報を特定する。
一例として、アクセス先特定部135は、アクセス先情報に対し、送信条件として、店舗情報が設定されている場合、受信した店舗情報と、送信条件として設定されている店舗情報とが一致するか否かを判定することにより店舗情報に係る送信条件を満たすか否かを判定する。
例えば、アクセス先特定部135は、アクセス先情報に対し、送信条件として、商品IDが設定されている場合、受信した決済情報に含まれている商品IDに、送信条件として設定されている商品IDが含まれているか否かを判定することにより商品IDに係る送信条件を満たすか否かを判定する。
また、アクセス先特定部135は、アクセス先情報に対し、送信条件として、決済情報に基づく決済が行われる決済期間、決済情報に含まれる決済金額の範囲が設定されている場合、受信した決済情報に基づく決済が行われる決済日時を特定する。決済情報に基づく決済が行われる決済日時は、例えば、決済処理装置1が店舗端末3から決済要求を受信した日時である。アクセス先特定部135は、特定した決済日時が、アクセス先特定用DB121において、特定したアクセス先情報に関連付けられている決済期間に含まれている場合、決済期間に係る送信条件が満たされていると判定する。また、アクセス先特定部135は、受信した決済情報に含まれる決済金額が、アクセス先特定用DB121において、特定したアクセス先情報に関連付けられている決済金額の範囲に含まれている場合、決済金額に係る送信条件が満たされていると判定する。
また、アクセス先特定部135は、アクセス先情報に対し、送信条件として、ユーザの決済回数又は決済合計額が設定されている場合、決済履歴DB122を参照し、受信した決済用トークンに対応するユーザIDに関連付けられている決済回数又は決済合計額が、送信条件として設定されている決済回数又は決済合計額に対応しているか否かを判定することにより、決済回数又は決済合計額に係る送信条件を満たすか否かを判定する。
また、アクセス先特定部135は、発行要求取得部131がポイント使用情報及びポイントの使用量を示す情報を取得した場合、これらの情報に基づいて、コード決済に対してユーザに付与されているポイントの使用の有無を特定するとともに、ポイントの使用量を特定する。そして、アクセス先特定部135は、アクセス先情報に対し、送信条件として、ポイント使用情報が設定されている場合、特定したポイントの使用の有無が、送信条件として設定されているポイント使用情報に対応しているか否かを判定することにより、当該送信条件を満たすか否かを判定する。また、アクセス先特定部135は、決済におけるポイント使用量が、指定したポイント使用量の範囲に含まれることが送信条件として設定されている場合、特定したポイント使用量が、送信条件としてアクセス先情報に関連付けられているポイント量の範囲に含まれているか否かを判定することにより、当該送信条件を満たすか否かを判定する。
また、アクセス先特定部135は、決済処理部134におけるユーザへの特典の付与状況及びユーザに付与される特典の特典IDを特定する。また、アクセス先特定部135は、発行要求取得部131による特典使用情報の取得状況、及び決済処理部134におけるユーザへの特典の付与状況に基づいて、ユーザがコード決済に対し、使用可能な複数の特典のいずれかを選択し、特典を使用したか否かを特定する。
そして、アクセス先特定部135は、アクセス先情報に対し、決済に対応してユーザに特典が付与されたこと、又は付与されないことが送信条件として設定されている場合、ユーザへの特典の付与状況に基づいて、当該送信条件を満たすか否かを判定する。また、アクセス先特定部135は、指定された特典ID(アクセス先情報に関連付けられている特典ID)に対応する特典がユーザに付与されたことが送信条件として設定されている場合、コード決済に対してユーザに付与された特典の特典IDが、指定された特典IDと一致するか否かに基づいて、当該送信条件を満たすか否かを判定する。また、アクセス先特定部135は、ユーザが決済に対して割引等の特典を使用したこと、又は使用しないことが送信条件として設定されている場合、ユーザがコード決済に対して特典を使用したか否かの特定状況に基づいて、当該送信条件を満たすか否かを判定する。このようにすることで、決済処理装置1は、コード決済に対するポイントの使用状況、及び特典の付与状況に対応して、ユーザ端末2に表示させるコンテンツを変化させることができる。
アクセス先特定部135は、設定されている送信条件を全て満たすアクセス先情報を、ユーザ端末2に送信するアクセス先情報と特定する。なお、送信条件を満たすアクセス先情報が複数存在する場合がある。これに対し、アクセス先情報に、送信する優先度を予め関連付けておき、アクセス先特定部135が、複数のアクセス先情報を特定した場合に、優先度が最も高いアクセス先情報を選択するようにしてもよい。
完了情報送信部136は、決済処理部134による決済が完了したことを示す決済完了情報と、アクセス先特定部135が特定したアクセス先情報とを、決済用コードの発行要求を送信したユーザ端末2に送信する。ここで、ユーザ端末2に送信される決済完了情報には、ユーザの店舗における決済金額を示す情報と、ユーザが使用したポイントを示す情報と、ユーザに付与された特典を示す情報とが含まれている。また、完了情報送信部136は、決済処理部134による決済金額の決済が完了した場合、支払いが完了したことを示す情報を店舗端末3に送信する。
ユーザ端末2の取得部255は、決済処理装置1から、決済完了情報とアクセス先情報とを受信することにより、決済完了情報と、アクセス先情報とを取得する。取得部255は、アクセス先情報として、コンテンツ提供装置を宛先とするURL、又はコンテンツを提供するアプリケーションを起動させるためのスキーマを取得する。
取得部255は、取得したアクセス先情報に基づいてコンテンツを取得する。取得部255は、アクセス先情報を取得した後、ユーザによる操作を受け付けることなく、取得したアクセス先情報に基づいてコンテンツを取得する。このようにすることで、ユーザ端末2は、自動的にコンテンツを取得し、表示部23に表示させることができる。
取得部255は、取得したアクセス先情報がコンテンツ提供装置を宛先とするURLである場合、無線通信を介してコンテンツを取得する。具体的には、取得部255は、通信部22を制御し、当該URLに基づいてコンテンツ提供装置にアクセスし、当該URLが示すコンテンツを取得する。
また、取得部255は、取得したアクセス先情報がコンテンツを提供するアプリケーションを起動させるためのスキーマである場合には、当該スキーマに基づいて当該アプリケーションを実行する。このようにすることで、ユーザ端末2は、アクセス先情報がURL及びスキーマのいずれであってもコンテンツを取得することができる。
表示制御部254は、取得部255が決済処理装置1から取得した決済完了情報に基づく表示用情報と、取得部255がアクセス先情報として取得したURL又はスキーマに基づいて特定されたコンテンツとを表示部23の同一の画面上に表示させる。表示制御部254は、決済金額を含む表示用情報を表示部23に表示させるとともに、表示部23の表示領域に含まれる決済金額の表示領域に重畳しないように、アクセス先情報に基づいて特定されたコンテンツを表示させる。例えば、表示制御部254は、表示用情報と、当該表示用情報が示す決済金額の表示領域に重畳しないコンテンツとを含み、決済が完了したことを示す決済完了画面を表示部23に表示させる。
表示制御部254は、アクセス先情報がコンテンツ提供装置を示すURLである場合には、コンテンツ提供装置に記憶されている複数のコンテンツのうち、当該URLが示すコンテンツを表示部23に表示させる。また、表示制御部254は、アクセス先情報がコンテンツを提供するアプリケーションを起動させるためのスキーマである場合には、取得部255が当該スキーマに基づき実行したアプリケーションにより提供されるコンテンツを表示部23に表示させる。
図7は、ユーザ端末2に表示される決済完了画面の一例を示す図である。図7に示す例では、決済が完了したことを示す文言と、決済金額と、ユーザに付与された特典を示す付与ポイントとが示されていることが確認できる。また、図7に示す例では、コンテンツとして、ドリンクの割引を示す画像が示されていることが確認できる。
なお、表示制御部254は、表示用情報を表示部23に表示させた後に、コンテンツを表示部23に表示させるようにしてもよい。例えば、表示制御部254は、決済完了画面において表示用情報を表示させた後、アクセス先情報に基づくコンテンツの少なくとも一部が表示用情報に重畳するように当該コンテンツを表示させるようにしてもよい。このようにすることで、ユーザ端末2は、表示用情報をユーザに視認させることができるとともに、コンテンツを表示用情報に重畳させない場合に比べて大きく表示させ、コンテンツの視認性を高めることができる。また、この場合において、取得部255は、表示制御部254が表示用情報を表示部23に表示させる前にアクセス先情報に基づくコンテンツを取得してもよいし、表示制御部254が表示用情報を表示部23に表示させた後に、当該コンテンツを取得してもよい。
また、表示制御部254は、アクセス先情報に基づくコンテンツを表示用情報とともに表示部23に表示させる場合に、当該コンテンツに対して透過処理を行い、表示用情報に重畳して表示させるようにしてもよい。このようにすることで、ユーザは、表示用情報にコンテンツを重畳して表示した後も、コンテンツが重畳された部分に対応する表示用情報を確認することができる。
[動作シーケンス]
図8は、決済システムSの動作シーケンス図である。
図8に示すシーケンス図は、ユーザがユーザ端末2において決済用コードの表示操作をしたところから開始している(S1)。要求送信部252は、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する(S2)。
決済処理装置1の発行要求取得部131は、ユーザ端末2から、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを取得する。決済処理装置1のトークン送信部132は、ユーザIDと、決済用コードの発行要求とを取得すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを生成する(S3)。トークン送信部132は、生成した決済用トークンと、ユーザIDとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S4)。トークン送信部132は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信したユーザ端末2に送信する(S5)。
ユーザ端末2のコード生成部253は、決済処理装置1から受信した決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部23に表示させる(S6)。ユーザが店舗において、ユーザ端末2に表示された決済用コードを提示し、店舗端末3の読取部32が決済用コードを読み取る(S7)。
また、店舗端末3の決済情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDに基づいて商品の価格を特定し、決済金額を含む決済情報を生成する(S8)。店舗端末3の決済情報送信部363は、S8において生成された決済情報、S7において読み取られた決済用コードに含まれている決済用トークン、及び店舗情報を決済処理装置1に送信する(S9)。
続いて、決済用情報受信部133は、店舗端末3から、決済用トークンと、店舗情報と、決済情報とを含む決済要求を受信する。決済処理部134は、記憶部12に記憶されている決済用トークンと、受信した決済用トークンが一致する場合に、当該決済用トークンと関連付けられているユーザID、受信した決済要求に含まれる店舗情報及び決済情報に基づいて決済処理を行う(S10)。
アクセス先特定部135は、受信した決済要求に含まれる店舗情報、決済情報、及び決済用トークンに関連付けられているユーザIDが示すユーザに関するユーザ情報の少なくともいずれかに基づいて、ユーザ端末2に表示させるコンテンツにユーザ端末2がアクセスするためのアクセス先情報を特定する(S11)。完了情報送信部136は、決済が完了したことを示す決済完了情報と、特定されたアクセス先情報とをユーザ端末2に送信する(S12)。
ユーザ端末2の取得部255は、決済処理装置1から、決済完了情報と、アクセス先情報とを取得すると、当該アクセス先情報に基づいてコンテンツを取得する(S13)。
続いて、表示制御部254は、表示用情報と、取得したコンテンツとを含み、決済が完了したことを示す決済完了画面を表示部23に表示させる(S14)。
[変形例]
以上の説明においては、決済処理装置1は、決済要求を受信したタイミングでアクセス先情報を特定したが、これに限らない。決済処理装置1は、発行要求取得部131が決済用コードの発行要求とともにユーザIDを取得したタイミングで、アクセス先特定用DB121を参照し、ユーザIDから特定されるユーザ情報に基づいて一以上のアクセス先情報を特定してもよい。そして、決済処理装置1は、決済要求を受信したタイミングで、決済要求に含まれる店舗情報又は決済情報に基づいて、特定したアクセス先情報の中から、ユーザ端末2に送信するアクセス先情報を特定してもよい。このように二段階の処理を行うことによりアクセス先情報を特定することで、決済処理装置1は、決済要求を受信したタイミングにおけるアクセス先情報の特定に係る負荷を軽減することができる。
[決済システムSによる効果]
以上説明したように、決済処理装置1は、ユーザ端末2から、ユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取った店舗端末3から、決済用トークンと、店舗を識別するための店舗情報と、ユーザの店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報とを受信し、記憶部12に記憶されている決済用トークンと、受信した決済用トークンとが一致する場合に、受信した店舗情報、決済情報、及び決済用トークンに関連付けられているユーザIDが示すユーザに関するユーザ情報の少なくともいずれかに基づいて、ユーザ端末2に表示させるコンテンツに当該ユーザ端末2がアクセスするためのアクセス先情報を特定する。そして、決済処理装置1は、決済が完了したことを示す決済完了情報と、特定したアクセス先情報とを前記端末に送信する。このようにすることで、決済システムSは、決済処理装置1における負担を軽減しつつ、コード決済を行うユーザにコンテンツを提示することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 決済処理装置
2 ユーザ端末
3 店舗端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 操作部
22 通信部
23 表示部
24 記憶部
25 制御部
31 操作部
32 読取部
33 通信部
34 表示部
35 記憶部
36 制御部
121 アクセス先特定用DB
122 決済履歴DB
131 発行要求取得部
132 トークン送信部
133 決済用情報受信部
134 決済処理部
135 アクセス先特定部
136 完了情報送信部
251 操作受付部
252 要求送信部
253 コード生成部
254 表示制御部
255 取得部
361 決済情報生成部
362 トークン取得部
363 決済情報送信部
S 決済システム

Claims (11)

  1. ユーザが所持するユーザ端末を、
    前記ユーザ端末から決済用データを取得した店舗の端末が送信した、前記決済用データと前記ユーザの前記店舗における決済情報とを受信した情報処理装置から、前記決済用データを用いた決済が完了したことを示す決済完了情報と、前記ユーザ端末がコンテンツにアクセスするためのアクセス先情報と、を取得し、前記アクセス先情報を取得した後、前記ユーザによる操作を受け付けることなく、取得した前記アクセス先情報に基づいてコンテンツ提供装置からコンテンツを取得する取得部、及び、
    取得した前記決済完了情報に基づく表示用情報と前記コンテンツとを表示部に表示させる表示制御部、
    として機能させるプログラム。
  2. 前記ユーザ端末を、
    決済用コードを用いた決済を開始する操作を受け付けると、前記決済用コードの発行要求を前記情報処理装置に送信する送信部、及び、
    前記情報処理装置から前記決済用コードを生成するための前記決済用データを受信すると、受信した前記決済用データに基づく前記決済用コードを表示部に表示させる表示制御部、
    として機能させる、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記送信部は、前記プログラムにおいて予め規定されている前記情報処理装置のアドレスに基づいて、前記決済用コードを用いた決済を開始する操作を受け付けると、前記決済用コードの発行要求を前記情報処理装置に送信する、
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記取得部は、複数の前記アクセス先情報それぞれに関連付けられた、前記アクセス先情報を前記端末に送信する優先度に基づいて、複数の前記アクセス先情報の中から特定された前記アクセス先情報を取得する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 前記取得部は、前記情報処理装置とは異なる前記コンテンツ提供装置から前記コンテンツを取得する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記取得部は、取得した前記アクセス先情報に基づいて、無線通信を介して前記コンテンツを取得する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記表示制御部は、前記表示用情報を前記表示部に表示させた後に、前記コンテンツを前記表示部に表示させる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記表示制御部は、前記コンテンツの少なくとも一部が前記表示用情報に重畳するように前記コンテンツを表示させる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記決済完了情報は、前記ユーザの前記店舗における決済金額を示す情報を含み、
    前記表示制御部は、前記決済金額を含む前記表示用情報を前記表示部に表示させるとともに、前記表示部の表示領域に含まれる前記決済金額の表示領域に重畳しないように前記コンテンツを表示させる、
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記取得部は、前記アクセス先情報として、前記情報処理装置とは異なる前記コンテンツを提供するコンテンツ提供装置を宛先とするURL、又は前記コンテンツを提供するアプリケーションを起動させるためのスキーマを取得し、
    前記表示制御部は、取得したURL又はスキーマに基づく前記コンテンツを前記表示部に表示させる、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記コンテンツ提供装置は複数のコンテンツを記憶しており、
    前記アクセス先情報は、前記コンテンツ提供装置に記憶されている前記複数のコンテンツのいずれかを示しており、
    前記表示制御部は、前記コンテンツ提供装置に記憶されている前記複数のコンテンツのうち、前記アクセス先情報が示すコンテンツを前記表示部に表示させる、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のプログラム。
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