JP7167637B2 - 車両の物品固定構造 - Google Patents
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Description
図1は、物品固定構造1を備えた車両の一部を車室内側から見た斜視図である。車室は、上壁(ルーフパネル)、底壁(フロアパネル)、側壁(ドアパネル等)など、複数の壁面(面部)で形成されている。車両の壁面には物品保持部11が設けられ、物品保持部11に物品12が保持されている。本実施形態における物品保持部11は、後部座席15(一部のみ示す)の後方の荷室の側壁10に設けられた樹脂製のトリム部材16に形成されている。なお、物品保持部11の位置は特に問わない。
開口部33は、カバー部材35(図1に示す)によって覆われる。カバー部材35は、物品保持部11に設けられた取付孔36等を利用して物品保持部11に固定される。
図4は、ストラップ40を設ける前の物品保持部11の斜視図である。図5は、図4に示された物品保持部11の縦断面図である。物品保持部11の壁部30には、下から順に第1スリット51と、第2スリット52と、第3スリット53とが上下方向に互いに間隔をあけて平行に形成されている。各スリット51,52,53は、物品保持部11の上下方向の中央C1(図5に示す)よりも上の位置に形成されている。
Claims (7)
- 車両の車室を形成する面部に設けられ、物品を保持する物品保持部と、前記物品保持部に設けられ、前記物品を前記物品保持部に固定するストラップとを有する車両の物品固定構造であって、
前記物品保持部は、互いに間隔をあけて対向するよう配置され、前記ストラップの一端側および他端側がそれぞれ前記物品保持部の車両外側から車両内側へ挿通される第1のストラップ挿通孔および第2のストラップ挿通孔と、
前記第1のストラップ挿通孔と前記第2のストラップ挿通孔との間に間隔をあけて並んで設けられた第1スリット、第2スリットと、および第3スリットと、
前記第1スリットと前記第2スリットとの間に位置する第1の支持部と、
前記第2スリットと前記第3スリットとの間に位置する第2の支持部とを有し、
前記ストラップは、
前記第1のストラップ挿通孔および前記第2のストラップ挿通孔から車両内側にそれぞれ延設され、互いに連結されることで前記物品保持部との間に物品を拘束する第1の拘束部および第2の拘束部と、前記物品保持部の車両外側で前記第1のストラップ挿通孔と前記第2のストラップ挿通孔との間に亘って延設され、前記第1の拘束部と前記第2の拘束部との間を繋ぐ中間部とを有し、
前記中間部は、
前記第1のストラップ挿通孔から前記第2の支持部および前記第1の支持部の車両外側を通り、前記第1スリットに挿入された状態において前記第1の支持部の車両内側へ折り返され、前記第1の支持部の車両内側から前記第2スリットを介して前記第2の支持部の車両外側を通り、前記第3スリットに挿入された状態において前記第2の支持部の車両内側へ折り返され、さらに前記第2の支持部および前記第1の支持部の車両内側を通って、前記第1スリットから前記物品保持部の車両外側に引き出された状態において、前記第2のストラップ挿通孔へ至るよう配索された、
ことを特徴とする車両の物品固定構造。 - 請求項1に記載の車両の物品固定構造において、
前記ストラップの前記第1の支持部の車両外側に位置する箇所の外側の面に、前記第1の拘束部と前記第2の拘束部の長さを所定の長さとするための該ストラップの位置を表示する目印部を有したことを特徴とする車両の物品固定構造。 - 請求項1または2に記載の車両の物品固定構造において、
前記第1の支持部が前記第2の支持部よりも車両外側にオフセットした位置に形成されていることを特徴とする車両の物品固定構造。 - 請求項3に記載の車両の物品固定構造において、
前記第1の支持部と前記第2の支持部とのオフセット量は、前記ストラップの厚さと略同一であることを特徴とする車両の物品固定構造。 - 請求項3または4に記載の車両の物品固定構造において、
前記第2の支持部の車両内側の面は、前記物品保持部の車両内側の面と略面一となっていることを特徴とする車両の物品固定構造。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の車両の物品固定構造において、
前記物品保持部は、車両外側に凹んだ凹状に形成されており、車両内外方向を向く壁部と、前記壁部から車両内側へ起立する周壁とを有し、
前記第1スリット、前記第2スリット、および前記第3スリットは、前記壁部に設けられるとともに、前記第1のストラップ挿通孔および前記第2のストラップ挿通孔は、前記周壁の互いに向かい合う面にそれぞれ設けられ、
前記第1のストラップ挿通孔および前記第2のストラップ挿通孔のいずれか一方が、他方よりも車両内側にオフセットした位置に形成されていることを特徴とする車両の物品固定構造。 - 請求項6に記載の車両の物品固定構造において、
前記第1スリット、前記第2スリット、および前記第3スリットは、前記壁部の中央より前記第1のストラップ挿通孔および前記第2のストラップ挿通孔のうち前記他方側に設けられていることを特徴とする車両の物品固定構造。
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