JP7167260B1 - 安全装置、乗客コンベアおよび取付方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態にかかる乗客コンベアの一例を示す側面図である。図2は、図1のVI-VI断面図である。図3は、図2の要部を拡大して示す図である。本実施形態の乗客コンベア1は、例えば、建物の上下階に跨って傾斜して設置されたエスカレータである。この乗客コンベア1は、図1に示すように、多数の踏段2を上階側の乗降口8と下階側の乗降口9との間で循環移動させることで、踏段2の上面である踏み面2aに搭乗した乗客を上階と下階とにわたって搬送するものである。本実施形態では、踏段2が下階側の乗降口9から上階側の乗降口8に上昇して巡回する乗客コンベア1を例として説明する。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、V字溝24aは、ディフレクター24の裏面の全面に亘って設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、変形例1として、V字溝24aを、ディフレクター24の裏面の所定の範囲に形成するように構成してもよい。
上記実施形態の安全装置20では、ディフレクター24の裏面においてディフレクター24の幅方向、すなわち、踏段2の進行方向と略垂直な方向にV字溝24aが設けられていた。この変形例2では、V字溝は、ディフレクター24の長さ方向、すなわち、踏段2の進行方向と略平行な方向に設けられている。
上記実施形態および変形例の安全装置20のディフレクター24、124,224は、その両端部が湾曲形状に形成されているが、これに限定されるものではない。図11は、変形例3の基台およびディフレクターの構成の一例を示す図である。例えば、図11に示すように、変形例3のディフレクター324として、その両端が角部として形成されていてもよい。
上記実施形態の安全装置20では、ディフレクター24は、基台22から踏段2の中央部へ向かって下方に傾斜した形状となっていた。図12は、変形例4の基台およびディプレクターの構成の一例を示す断面図である。変形例4のディフレクター424は、図12に示すように、基台22から踏段2の中央部へ向かって踏段2と略平行に突出するように形成されている。ディフレクター424の裏面には、V字溝24aは上記実施形態または変形例と同様に形成されている。
上記実施形態および変形例では、ディフレクター24の裏面に低摩擦部としてのV字溝24aを設けていたが、低摩擦機能を有するものであれば、V字溝24a等の溝部に限定されるものではない。例えば、V字溝24aに代えて、ディフレクター24自体を、例えば、フッ素樹脂等の低摩擦部材として形成するように構成してもよい。
上記実施形態では、安全装置20は、踏段2の左右両側に設けられ、双方のディフレクター24の裏面にV字溝a等の低摩擦部が設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、ベビーカー等を折りたたんで荷物として踏段2に載せる一方の側(左側等)の安全装置20のディフレクター24の裏面のみにV字溝a等の低摩擦部を設け、他方の側(右側等)の安全装置20のディフレクター裏面には低摩擦部を設けない構成としてもよい。
上述の実施形態では、ディフレクター24の裏面にV字溝24aが設けられているが、溝部であればよく、その溝の形状はV字形状に限定されるものではなく、例えばU字形状などの形状であってもよい。さらに、本実施形態では、V字溝24aは、ディフレクター24の裏面の幅方向に亘って設けられているが、当該幅方向に複数のV字溝24aが途切れ途切れに設けられていても良い。
上述の実施形態および変形例の安全装置20は、いずれも踏段2が上階の乗降口8から下階の乗降口9に下降運転する乗客コンベア1の下階側のスカートガードパネル14に設けられていたが、踏段2が上階の乗降口8から下階の乗降口9に下降運転する乗客コンベア1の上階側のスカートガードパネル14に安全装置20を設けてもよい。
Claims (14)
- 循環移動する複数の踏段と、前記複数の踏段の両側に配置された保護部と、を有する乗客コンベアの前記保護部に設けられた安全装置であって、
前記踏段と前記保護部とで挟まれた隙間の上方で前記踏段側に突出し、前記踏段の上面である踏み面と略平行状態から非平行状態に変化する板状に形成されたカバー部、を備え、
前記カバー部は、前記踏み面に対向する面である第1の面のみに低摩擦部を有する、
安全装置。 - 前記第1の面には、前記低摩擦部としての溝部が設けられている、
請求項1に記載の安全装置。 - 前記溝部は、前記第1の面において、前記踏段の進行方向と交差する方向に設けられている、
請求項2に記載の安全装置。 - 前記溝部は、前記第1の面において、前記踏段の進行方向と略平行な方向に設けられている、
請求項2に記載の安全装置。 - 前記低摩擦部は、前記第1の面の中央部から前記乗客コンベアの乗降口側の範囲のみに設けられている、
請求項1から4のいずれか一つに記載の安全装置。 - 前記カバー部は、前記低摩擦部としての低摩擦部材で形成されている、
請求項1または5に記載の安全装置。 - 前記低摩擦部材は、フッ素樹脂である、
請求項6に記載の安全装置。 - 前記カバー部の前記第1の面は、前記低摩擦部としてのシリコンが塗布されている、
請求項6に記載の安全装置。 - 前記カバー部は、前記踏段の端部を超えた位置まで突出している、
請求項1から8のいずれか一つに記載の安全装置。 - 前記カバー部は、前記踏み面と略平行に設けられている、
請求項1から9のいずれか一つに記載の安全装置。 - 循環移動する複数の踏段と、
前記複数の踏段の両側に配置された保護部と、
前記保護部に設けられた安全装置と、を備え、
前記安全装置は、
前記踏段と前記保護部とで挟まれた隙間の上方で前記踏段側に突出し、前記踏段の上面である踏み面と略平行状態から非平行状態に変化する板状に形成されたカバー部、を備え、
前記カバー部は、前記踏み面に対向する面である第1の面のみに低摩擦部を有する、
乗客コンベア。 - 前記安全装置は、前記踏段が下降移動する場合において、前記乗客コンベアの上階側の前記保護部に設けられている、
請求項11に記載の乗客コンベア。 - 前記安全装置は、前記踏段の片側の前記保護部に設けられている、
請求項11に記載の乗客コンベア。 - 循環移動する複数の踏段と、前記複数の踏段の両側に配置された保護部と、を有する乗客コンベアの前記保護部へ、カバー部を有する安全装置の取付方法であって、
前記カバー部の前記踏段の踏み面に対向する面である第1の面のみに、低摩擦部を形成されており、
前記取付方法は、
前記踏段と前記保護部とで挟まれた隙間の上方の位置に、前記踏段側に突出し、前記踏段の前記踏み面と略平行状態から非平行状態に変化する状態となるように前記カバー部を前記保護部に取り付ける工程、
を含む取付方法。
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JP2021109121A JP7167260B1 (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | 安全装置、乗客コンベアおよび取付方法 |
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JP2021109121A JP7167260B1 (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | 安全装置、乗客コンベアおよび取付方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP7167260B1 true JP7167260B1 (ja) | 2022-11-08 |
JP2023006494A JP2023006494A (ja) | 2023-01-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021109121A Active JP7167260B1 (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | 安全装置、乗客コンベアおよび取付方法 |
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JP (1) | JP7167260B1 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4822479Y1 (ja) * | 1968-03-22 | 1973-06-29 | ||
JPS5139888A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-03 | Hitachi Ltd | Esukareetanosukaatogaado |
JPS52125294U (ja) * | 1976-03-19 | 1977-09-22 | ||
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JP2019206425A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
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2021
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