JP7164481B2 - コネクタ組立体 - Google Patents
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Description
コネクタ1のコネクタ本体1Aは、ケース2の収容部2Aに収容されると、収容部2Aの下部内周面に配置されている図示しない係止部によりケース2に固定され、この状態で、図59に示されるように、コネクタ1の端子部1Bが電動モータ4の図示しない端子に接続され、ケース2がネジ5により電動モータ4のモータハウジング6に固定される。
コネクタ1が誤った向きでケース2に一旦取り付けられてしまうと、ケース2の収容部2Aの下部内周面に配置されている図示しない係止部による係止を外した上で、収容部2Aからコネクタ1のコネクタ本体1Aを引き抜いた後に、コネクタ1を正しい向きでケース2に取り付けなくてはならず、多大の手間を要することとなる。
第1端子と第1端子を保持する第1ハウジングとを含み且つ所定の向きに配置された状態で嵌合方向に沿って相手側コネクタに嵌合可能な第1コネクタと、
第2端子と第2端子を保持する第2ハウジングとを含み且つ所定の向きに配置された状態で嵌合方向に沿って相手側コネクタに嵌合可能な第2コネクタと、
嵌合方向に対して直交する面内で互いに180度異なる第1の方向および第2の方向のいずれかを向いて配置されるケースとを備え、
ケースは、第1コネクタおよび第2コネクタのうちの一方を収容するコネクタ収容部とコネクタ収容部内に形成された規制部を有し、
第1ハウジングは、第1被規制部を有し、
第2ハウジングは、第2被規制部を有し、
所定の向きに配置された第1コネクタは、第1被規制部と規制部とにより、第1の方向を向いて配置されたケースのコネクタ収容部に収容可能で且つ第2の方向を向いて配置されたケースのコネクタ収容部に収容不能となり、
所定の向きに配置された第2コネクタは、第2被規制部と規制部とにより、第1の方向を向いて配置されたケースのコネクタ収容部に収容不能で且つ第2の方向を向いて配置されたケースのコネクタ収容部に収容可能となり、
ケースが第1の方向を向いて配置される場合に、第1コネクタがケースのコネクタ収容部に収容され、ケースが第2の方向を向いて配置される場合に、第2コネクタがケースのコネクタ収容部に収容されるものである。
一対の第1突起は、嵌合方向に沿った高さ寸法が互いに異なり、一対の第2突起は、一対の第1突起を第1中心軸の回りに180度回転させたものであり、一対の凹部は、一対の第1突起および一対の第2突起に対応して、嵌合方向に沿った高さ寸法が互いに異なる一対の溝または孔からなるように構成することもできる。
また、第1ハウジングは、嵌合方向に沿った中心軸を有するハウジング本体に対して中心軸の回りに180度の回転対称の位置から嵌合方向に延び且つ互いに同じ形状を有する一対の突起が形成された共通ハウジングにおいて、一対の突起のうち一方の突起が部分的に切断されたものであり、第2ハウジングは、共通ハウジングにおいて、一対の突起のうち他方の突起が部分的に切断されたものとすることができる。
第1ハウジングおよび第2ハウジングは、互いに異なる色を有するように構成することができる。
好ましくは、ケースは、コネクタ収容部に連通し且つ第1端子または第2端子に接続された電線を嵌合方向に対して交差する方向に引き出すための電線引出部を有している。
ケースは、ケース中心軸の回りに回転対称の位置に形成された複数の固定用孔を有することが好ましい。
実施の形態1
図1は実施の形態1に係るコネクタ組立体11の分解斜視図である。コネクタ組立体11は、例えば、電動モータのモータハウジング等の実装対象物21に取り付けられている相手側コネクタ22に接続されるものであり、相手側コネクタ22に嵌合するコネクタ31と、コネクタ31を覆うケース41とを備えている。
相手側コネクタ22は、実装対象物21に固定されたハウジング23と、ハウジング23に保持された複数の端子24とを有している。複数の端子24は、図2に示されるように、一直線状に配列されている。
また、ケース41の側部には、コネクタ31から電線を引き出すための電線引出部44が、ケース41に対して傾斜した方向に突出形成されている。
コネクタ31は、Z方向に沿って相手側コネクタ22に嵌合する。
コネクタ収容部45は、-Z方向から見て、4隅にそれぞれ傾斜部が形成された長方形の形状、すなわち、ケース中心軸C0の回りに180度の回転対称の形状を有している。
コネクタ収容部45の内部には、コネクタ収容部45の-Y方向端部および+Y方向端部に、それぞれ、+Z方向に延びる溝からなる一対の凹部46および47(規制部)が形成されている。これらの凹部46および47は、ケース中心軸C0の回りに180度の回転対称の位置に配置されている。図5に示されるように、凹部46は、X方向の幅WA1を有し、図6に示されるように、凹部47は、凹部46の幅WA1よりも広いX方向の幅WA2を有している。
そこで、図1に示されるように、電線引出部44がケース中心軸C0から-X方向および-Y方向に向かって突出している状態のケース41の向きを「第1の方向」と呼び、図7に示されるように、電線引出部44がケース中心軸C0から+X方向および+Y方向に向かって突出している状態のケース41の向きを「第2の方向」と呼ぶこととする。第1の方向と第2の方向は、ケース中心軸C0に対して180度反転した関係にある。
第1ハウジング52は、複数の第1端子53を保持する第1ハウジング本体54と、第1ハウジング本体54の-Z方向側に連結された第1嵌合部55と、第1ハウジング本体54の-Y方向端部および+Y方向端部から、それぞれ、+Z方向に突出する一対の第1突起56および57(第1被規制部)とを有している。
複数の第1端子53は、第1ハウジング本体54および第1嵌合部55に保持されている。
第1コネクタ51は、このような第1嵌合部55および複数の第1端子53を有しているので、図8に示されるように、第1嵌合部55が第1中心軸C1から-X方向に偏心している、所定の向きに配置された状態でのみ、Z方向に沿って相手側コネクタ22に嵌合可能となる。
また、第1ハウジング52には、一対の第1突起56および57のY方向の外側を向いた面で且つ一対の第1突起56および57の-Z方向端部に、それぞれ窪みからなる第1被ロック部58が形成されている。
図14に示されるように、第1コネクタ51の第1嵌合部55が、相手側コネクタ22のハウジング23に嵌合し、第1コネクタ51の複数の第1端子53が、相手側コネクタ22の複数の端子24に電気的に接続される。さらに、第1コネクタ51がケース41により覆われ、第1コネクタ51の複数の第1端子53にそれぞれ接続された図示しない電線が、ケース41の電線引出部44を通して引き出される。また、ケース41の防水部材保持溝SGにゴム等の弾性体からなる防水部材WPが保持されており、防水部材WPをケース41と実装対象物21の表面との間に弾性圧縮しつつ、ケース41が固定ネジ43により実装対象物21に固定されることで、防水構造が形成される。
第2ハウジング62は、複数の第2端子63を保持する第2ハウジング本体64と、第2ハウジング本体64の-Z方向側に連結された第2嵌合部65と、第2ハウジング本体64の-Y方向端部および+Y方向端部から、それぞれ、+Z方向に突出する一対の第2突起66および67(第2被規制部)とを有している。
複数の第2端子63は、第2ハウジング本体64および第2嵌合部65に保持されている。
第2コネクタ61は、このような第2嵌合部65および複数の第2端子63を有しているので、図16に示されるように、第2嵌合部65が第2中心軸C2から-X方向に偏心している、所定の向きに配置された状態でのみ、Z方向に沿って相手側コネクタ22に嵌合可能となる。
また、第2ハウジング62には、一対の第2突起66および67のY方向の外側を向いた面で且つ一対の第2突起66および67の-Z方向端部に、それぞれ窪みからなる第2被ロック部68が形成されている。
このように、第2コネクタ61は、一対の第2突起66および67のX方向の幅の大小関係が、逆転している他は、第1コネクタ51と同様の構成を有している。
図22に示されるように、第2コネクタ61の第2嵌合部65が、相手側コネクタ22のハウジング23に嵌合し、第2コネクタ61の複数の第2端子63が、相手側コネクタ22の複数の端子24に電気的に接続される。さらに、第2コネクタ61がケース41により覆われ、第2コネクタ61の複数の第2端子63にそれぞれ接続された図示しない電線が、ケース41の電線引出部44を通して引き出される。ケース41の防水部材保持溝SGに保持された防水部材WPをケース41と実装対象物21の表面との間に弾性圧縮しつつ、ケース41が固定ネジ43により実装対象物21に固定されることで、防水構造が形成される。
第1コネクタ51と第2コネクタ61は、一対の第1突起56および57のX方向の幅の大小関係と一対の第2突起66および67のX方向の幅の大小関係が逆転している他は、互いに同様の構成を有している。このため、第1コネクタ51と第2コネクタ61を直感的に区別するために、第1コネクタ51の第1ハウジング52と第2コネクタ61の第2ハウジング62は、互いに異なる色を有することが望ましい。これにより、ケース41の配置向きに応じたコネクタ31を、第1コネクタ51および第2コネクタ61の中から容易に選択してコネクタ組立体11を形成することが可能となる。
実施の形態2のコネクタ組立体に用いられるケース41Aを図24~図26に示す。このケース41Aは、実施の形態1のコネクタ組立体11に用いられるケース41において、一対の凹部46および47の代わりに、一対の凹部46Aおよび47A(規制部)がコネクタ収容部45の-Y方向端部および+Y方向端部にそれぞれ形成されたものであり、それ以外は実施の形態1におけるケース41と同様の構成を有している。
一対の凹部46Aおよび47Aは、互いに等しいX方向の幅を有しているが、図25に示されるように、コネクタ収容部45の-Y方向端部に配置されている凹部46Aは、Z方向の高さHA1を有し、図26に示されるように、コネクタ収容部45の+Y方向端部に配置されている凹部47Aは、凹部46Aの高さHA1よりも高いZ方向の高さHA2を有している。
ここで、第1突起56Aおよび57AのZ方向の高さは、第1ハウジング本体54の+Z方向側の面から測定されるものとする。これにより、第1ハウジング本体54の+Y方向端部に配置された第1突起57Aは、ケース41Aの+Y方向側に形成された凹部47Aに対しては、第1突起57Aの全体が挿入可能となり、ケース41Aの-Y方向側に形成された凹部46Aに対しては、第1突起57Aの全体を挿入することはできない。
ここで、第2突起66Aおよび67AのZ方向の高さは、第2ハウジング本体64の+Z方向側の面から測定されるものとする。これにより、第2ハウジング本体64の-Y方向端部に配置された第2突起66Aは、ケース41Aの+Y方向側に形成された凹部47Aに対しては、第2突起66Aの全体が挿入可能であり、ケース41Aの-Y方向側に形成された凹部46Aに対しては、第2突起66Aの全体を挿入することはできない。
実施の形態3のコネクタ組立体に用いられるケース41Bを図35に示す。このケース41Bは、実施の形態1のコネクタ組立体11に用いられるケース41において、一対の凹部46および47の代わりに、一対の凹部46Bおよび47B(規制部)がコネクタ収容部45の-Y方向端部および+Y方向端部にそれぞれ形成されたものであり、それ以外は実施の形態1におけるケース41と同様の構成を有している。
一対の凹部46Bおよび47Bは、互いに等しいX方向の幅と互いに等しいZ方向の高さを有しているが、コネクタ収容部45の-Y方向端部に配置されている凹部46Bは、Y方向の奥行寸法TA1を有し、コネクタ収容部45の+Y方向端部に配置されている凹部47Bは、凹部46Bの奥行寸法TA1よりも浅いY方向の奥行寸法TA2を有している。このため、ケース41Bのケース中心軸C0から凹部46Bの-Y方向の底面までの距離LA1は、ケース41Bのケース中心軸C0から凹部47Bの+Y方向の底面までの距離LA2よりも長くなるように構成されている。
LB2<LA2<LB1<LA1 ・・・(1)
このため、第2コネクタ61Bの第2中心軸C2から第2突起67Bの+Y方向側の外面までの距離LB1の部分が、ケース41Bのケース中心軸C0から凹部47Bの底面までの距離LA2の箇所に挿入されることができず、第2コネクタ61Bをケース41Bのコネクタ収容部45に収容することができなくなる。その結果、第2コネクタ61Bをケース41Bのコネクタ収容部45内にロックすることもできなくなる。
このため、第1コネクタ51Bの第1中心軸C1から第1突起56Bの-Y方向側の外面までの距離LB1の部分が、ケース41Bのケース中心軸C0から凹部47Bの底面までの距離LA2の箇所に挿入されることができず、第1コネクタ51Bをケース41Bのコネクタ収容部45に収容することができなくなる。その結果、第1コネクタ51Bをケース41Bのコネクタ収容部45内にロックすることもできなくなる。
上記の実施の形態1では、第1ハウジング52に複数の第1端子53を組み込むことで第1コネクタ51が形成され、第2ハウジング62に複数の第2端子63を組み込むことで第2コネクタ61が形成されているが、第1ハウジング52と第2ハウジング62を共通のハウジングから作製することもできる。
図44に、実施の形態4で用いられる共通ハウジング72を示す。共通ハウジング72は、実施の形態1における第1コネクタ51の第1ハウジング52において、一対の第1突起56および57の代わりに、一対の突起76および77を有するものであり、それ以外は実施の形態1における第1ハウジング52と同様の構成を有している。共通ハウジング72は、第1ハウジング本体54の第1中心軸C1に対応する中心軸C3を有し、一対の突起76および77は、中心軸C3の回りに180度の回転対称の位置に配置されている。
図46に示されるように、2本の切断用溝78は、突起77のZ方向の全長にわたって互いに平行にZ方向に沿って形成されている。突起76においても、同様の2本の切断用溝78が形成されている。
いわゆるニッパ等の切断工具により、切断用溝78に沿って、突起76および77を部分的に切断することで、突起76および77のX方向の幅を変えることができる。
この第1ハウジング52Aに複数の第1端子53を組み込むことにより、図8~図10に示される実施の形態1における第1コネクタ51と同様の第1コネクタが得られる。
この第2ハウジング62Aに複数の第2端子63を組み込むことにより、図16~図18に示される実施の形態1における第2コネクタ61と同様の第2コネクタが得られる。
実施の形態4と同様にして、上記の実施の形態2で用いられた第1コネクタ51Aの第1ハウジングと第2コネクタ61Aの第2ハウジングを共通のハウジングから作製することもできる。
図51に、実施の形態5で用いられる共通ハウジング82を示す。共通ハウジング82は、実施の形態2における第1コネクタ51Aの第1ハウジングにおいて、一対の第1突起56Aおよび57Aの代わりに、一対の突起86および87を有するものであり、それ以外は実施の形態1における第1コネクタ51Aの第1ハウジングと同様の構成を有している。共通ハウジング82は、第1ハウジング本体54の第1中心軸C1に対応する中心軸C3を有し、一対の突起86および87は、中心軸C3の回りに180度の回転対称の位置に配置されている。
図53に示されるように、切断用溝88は、突起87のX方向の幅全体にわたってX方向に沿って形成されている。突起86においても、同様の1本の切断用溝88が形成されている。
いわゆるニッパ等の切断工具により、切断用溝88に沿って、突起76および77を部分的に切断することで、突起76および77のZ方向の高さを変えることができる。
この第1ハウジング52Bに複数の第1端子53を組み込むことにより、図27および図28に示される実施の形態2における第1コネクタ51Aと同様の第1コネクタが得られる。
この第2ハウジング62Bに複数の第2端子63を組み込むことにより、図31および図32に示される実施の形態2における第2コネクタ61Aと同様の第2コネクタが得られる。
また、上記の実施の形態1~5では、第1コネクタ51、51A、51Bが6個の第1端子53を有し、第2コネクタ61、61A、61Bが6個の第2端子63を有しているが、これに限るものではなく、この発明は、第1端子53および第2端子63の個数に限定されない。
Claims (11)
- 第1端子と前記第1端子を保持する第1ハウジングとを含み且つ所定の向きに配置された状態で嵌合方向に沿って相手側コネクタに嵌合可能な第1コネクタと、
第2端子と前記第2端子を保持する第2ハウジングとを含み且つ前記所定の向きに配置された状態で前記嵌合方向に沿って前記相手側コネクタに嵌合可能な第2コネクタと、
前記嵌合方向に対して直交する面内で互いに180度異なる第1の方向および第2の方向のいずれかを向いて配置されるケースと
を備え、
前記ケースは、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタのうちの一方を収容するコネクタ収容部と前記コネクタ収容部内に形成された規制部を有し、
前記第1ハウジングは、第1被規制部を有し、
前記第2ハウジングは、第2被規制部を有し、
前記所定の向きに配置された前記第1コネクタは、前記第1被規制部と前記規制部とにより、前記第1の方向を向いて配置された前記ケースの前記コネクタ収容部に収容可能で且つ前記第2の方向を向いて配置された前記ケースの前記コネクタ収容部に収容不能となり、
前記所定の向きに配置された前記第2コネクタは、前記第2被規制部と前記規制部とにより、前記第1の方向を向いて配置された前記ケースの前記コネクタ収容部に収容不能で且つ前記第2の方向を向いて配置された前記ケースの前記コネクタ収容部に収容可能となり、
前記ケースが前記第1の方向を向いて配置される場合に、前記第1コネクタが前記ケースの前記コネクタ収容部に収容され、前記ケースが前記第2の方向を向いて配置される場合に、前記第2コネクタが前記ケースの前記コネクタ収容部に収容されることを特徴とするコネクタ組立体。 - 前記ケースは、前記嵌合方向に沿ったケース中心軸を有し、
前記コネクタ収容部は、前記ケース中心軸の回りに180度の回転対称の形状を有し、
前記第1ハウジングは、前記第1コネクタが前記所定の向きに配置された場合に、前記第1の方向を向いて配置された前記ケースに対しても前記第2の方向を向いて配置された前記ケースに対しても前記コネクタ収容部に収容可能な第1ハウジング本体を有し、
前記第2ハウジングは、前記第2コネクタが前記所定の向きに配置された場合に、前記第1の方向を向いて配置された前記ケースに対しても前記第2の方向を向いて配置された前記ケースに対しても前記コネクタ収容部に収容可能な第2ハウジング本体を有する請求項1に記載のコネクタ組立体。 - 前記第1ハウジング本体および前記第2ハウジング本体は、それぞれ、前記嵌合方向に沿った第1中心軸および第2中心軸を有すると共に、互いに同一の形状を有し、
前記第1被規制部は、前記第1ハウジング本体に対して前記第1中心軸の回りに180度の回転対称の位置から前記嵌合方向に延び且つ互いに異なる形状を有する一対の第1突起を含み、
前記第2被規制部は、前記第2ハウジング本体に対して前記第2中心軸の回りに180度の回転対称で且つ前記一対の第1突起に対応する位置から前記嵌合方向に延び且つ互いに異なる形状を有する一対の第2突起を含み、
前記規制部は、前記ケース中心軸の回りに180度の回転対称で且つ前記一対の第1突起および前記一対の第2突起に対応する位置に形成されると共に互いに異なる形状を有する一対の凹部を含み、
前記一対の第1突起および前記一対の第2突起は、前記ケースの向きに応じて、選択的に前記一対の凹部に挿入される請求項2に記載のコネクタ組立体。 - 前記一対の第1突起は、前記嵌合方向に対して直交する方向の幅寸法が互いに異なり、
前記一対の第2突起は、前記一対の第1突起を前記第1中心軸の回りに180度回転させたものであり、
前記一対の凹部は、前記一対の第1突起および前記一対の第2突起に対応して、前記嵌合方向に対して直交する方向の幅寸法が互いに異なる一対の溝または孔からなる請求項3に記載のコネクタ組立体。 - 前記一対の第1突起は、前記嵌合方向に沿った高さ寸法が互いに異なり、
前記一対の第2突起は、前記一対の第1突起を前記第1中心軸の回りに180度回転させたものであり、
前記一対の凹部は、前記一対の第1突起および前記一対の第2突起に対応して、前記嵌合方向に沿った高さ寸法が互いに異なる一対の溝または孔からなる請求項3に記載のコネクタ組立体。 - 前記第1ハウジングは、前記嵌合方向に沿った中心軸を有するハウジング本体に対して前記中心軸の回りに180度の回転対称の位置から前記嵌合方向に延び且つ互いに同じ形状を有する一対の突起が形成された共通ハウジングにおいて、前記一対の突起のうち一方の突起が部分的に切断されたものであり、
前記第2ハウジングは、前記共通ハウジングにおいて、前記一対の突起のうち他方の突起が部分的に切断されたものである請求項4または5に記載のコネクタ組立体。 - 前記一対の第1突起は、前記嵌合方向に対して直交する方向の厚さ寸法が互いに異なり、
前記一対の第2突起は、前記一対の第1突起を前記第1中心軸の回りに180度回転させたものであり、
前記一対の凹部は、前記一対の第1突起および前記一対の第2突起に対応して、前記嵌合方向に対して直交する方向の奥行寸法が互いに異なる一対の溝または孔からなる請求項3に記載のコネクタ組立体。 - 前記ケースは、前記コネクタ収容部内に配置され且つ前記コネクタ収容部内に収容された前記第1コネクタまたは前記第2コネクタをロックするためのコネクタロック部を有し、
前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングは、それぞれ、前記コネクタロック部に係り合う第1被ロック部および第2被ロック部を有する請求項1~7のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。 - 前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングは、互いに異なる色を有する請求項1~8のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。
- 前記ケースは、前記コネクタ収容部に連通し且つ前記第1端子または前記第2端子に接続された電線を前記嵌合方向に対して交差する方向に引き出すための電線引出部を有する請求項1~9のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。
- 前記ケースは、前記ケース中心軸の回りに回転対称の位置に形成された複数の固定用孔を有する請求項1~10のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。
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