JP7164106B2 - 架線吊り具用保護カバー装置及びこれに使用するカバー本体 - Google Patents
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Description
「嵌め合わせると一端と他端とにフランジを有する筒体となる一対のカバー本体と、前記一対のカバー本体を離反不能に保持する一対の止めピンとを有しており、
前記一対のカバー本体は、重ね合わせると筒状になるよう半円溝を有する半割り樋状部と、前記半割り樋状部の一端に形成したフランジ部と、前記半割り樋状部の他端部において前記半円溝と反対側に突出した突起部とを有しており、
前記フランジ部には、2つのカバー本体を重ね合わせたときには一方のカバー本体の突起部が入り込む切り開き溝が形成されていて、一方のカバー本体の突起部が他方のカバー本体の切り開き溝に嵌まると、2つのカバー本体は軸心と直交した方向に離反不能に保持されるようになっており、
かつ、前記フランジ部のうち前記切り開き溝を挟んだ両側に、当該フランジ部の外端面から突出した膨出部が形成されていて、一対の膨出部で1つの突起部が挟まれた形態になっており、前記一対の膨出部と1つの突起部とに、前記半割り樋状部の軸線と直交した方向と平行なピン穴が互いに連通するように形成されている」
という基本構成になっている。
「前記止めピンは、前記膨出部と突起部とのピン穴に嵌まるストレート状の連結部と、前記連結部の一端に連続していて前記膨出部と突起部の外側に位置して前記連結部と略平行に延びる抜け止め部とを有しており、
前記抜け止め部の先端部に、一方の膨出部の外側面に係止するストッパー部が形成されており、前記抜け止め部を弾性に抗して連結部に対して広げ変形させることにより、前記連結部をピン穴に挿脱させることが許容されており、
かつ、前記膨出部に、前記連結部を1つの膨出部のみに嵌まっている状態まで後退させたときに、前記ストッパー部が係合して止めピンを仮保持する仮止め係合部を形成している」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1~3を参照して第1実施形態を説明する。図1のとおり、保護カバー装置は、同一構造に形成された一対のカバー本体1と、一対のカバー本体1を嵌め合わせ状態(結合状態、一体化状態)に保持する2本の止めピン2とで構成されている。
止めピン2はステンレス鋼線等の金属線材から成っており、ピン穴16に嵌まるストレート状の連結部20と、連結部20の一端に基部21を介して繋がった抜け止め部22とを有している。抜け止め部22は、膨出部15,15′及び突起部5の外側に位置して連結部20と略平行に延びるようになっており、抜け止め部22の先端には、一方の膨出部15の外側面15aに係止する(引っ掛かって止まる)ストッパー部23を曲げ形成している。
既述のとおり、止めピン2は、抜け止め部22を基部21の弾性に抗して広げ変形することにより、連結部20をピン穴16に挿脱することができる。連結部20をピン穴16に差し込みきると、ストッパー部23が一方の膨出部15の外側面15aに係止する(引っ掛かって止まる)ため、止めピン2は抜け不能に保持される。従って、一対のカバー本体1を筒状に結合した状態に保持できる。
次に、図4以下に示す他の実施形態を説明する。まず、図4に示す第2~6実施形態を説明する。図4(A)に示す第2実施形態では、仮止め係合部25を軸線方向に開口溝に形成している。図4(B)に示す第3実施形態では、ストッパー部23をJ字形に形成している。また、図4(C)に示す第4実施形態では、ストッパー部23は円形にカールさせている。これら第3,4実施形態では、ストッパー部23は、膨出部15,15′及び突起部5の軸心側端面15c,5cに対する滑り移動の容易性を損なうことなく、飛来物の引っ掛かりをしっかりと防止できる利点がある。
次に、図5に示す第7実施形態を説明する。図7(A)(B)に示す第7実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであり、第1実施形態との主たる相違点は、ストッパー部23が、カバー装置の軸心方向から見てループ状(カール状)に曲げ形成されている点である。なお、図5以下の実施形態において、第1実施形態の仮止め係合部25は、存在してもよいし、無くてもよい。
2 止めピン
3 半割り樋状部
4 フランジ部
5 突起部
6 切り開き溝
10,12 第1係合ガイド部
15,15′ 膨出部
16 ピン穴
20 連結部
21 基部
22 抜け止め部
23 ストッパー部
23a 当たり部
24 鉤状係止部
25 仮止め係合部
27 吊り具
28 ケーブル
Claims (2)
- 嵌め合わせると一端と他端とにフランジを有する筒体となる一対のカバー本体と、前記一対のカバー本体を離反不能に保持する一対の止めピンとを有しており、
前記一対のカバー本体は、重ね合わせると筒状になるよう半円溝を有する半割り樋状部と、前記半割り樋状部の一端に形成したフランジ部と、前記半割り樋状部の他端部において前記半円溝と反対側に突出した突起部とを有しており、
前記フランジ部には、2つのカバー本体を重ね合わせたときには一方のカバー本体の突起部が入り込む切り開き溝が形成されていて、一方のカバー本体の突起部が他方のカバー本体の切り開き溝に嵌まると、2つのカバー本体は軸心と直交した方向に離反不能に保持されるようになっており、
かつ、前記フランジ部のうち前記切り開き溝を挟んだ両側に、当該フランジ部の外端面から突出した膨出部が形成されていて、一対の膨出部で1つの突起部が挟まれた形態になっており、前記一対の膨出部と1つの突起部とに、前記半割り樋状部の軸線と直交した方向と平行なピン穴が互いに連通するように形成されている構成であって、
前記止めピンは、前記膨出部と突起部とのピン穴に嵌まるストレート状の連結部と、前記連結部の一端に連続していて前記膨出部と突起部の外側に位置して前記連結部と略平行に延びる抜け止め部とを有しており、
前記抜け止め部の先端部に、一方の膨出部の外側面に係止するストッパー部が形成されており、前記抜け止め部を弾性に抗して連結部に対して広げ変形させることにより、前記連結部をピン穴に挿脱させることが許容されており、
かつ、前記膨出部に、前記連結部を1つの膨出部のみに嵌まっている状態まで後退させたときに、前記ストッパー部が係合して止めピンを仮保持する仮止め係合部を形成している、
架線吊り具用保護カバー装置。 - 請求項1に記載した架線吊り具用保護カバー装置のカバー本体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001300 | 2018-01-09 | ||
JP2018001300 | 2018-01-09 |
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JP7164106B2 true JP7164106B2 (ja) | 2022-11-01 |
Family
ID=67305969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018125196A Active JP7164106B2 (ja) | 2018-01-09 | 2018-06-29 | 架線吊り具用保護カバー装置及びこれに使用するカバー本体 |
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-
2018
- 2018-06-29 JP JP2018125196A patent/JP7164106B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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