JP7162823B2 - 飲食可能な開閉可動式マスク - Google Patents
飲食可能な開閉可動式マスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP7162823B2 JP7162823B2 JP2021066853A JP2021066853A JP7162823B2 JP 7162823 B2 JP7162823 B2 JP 7162823B2 JP 2021066853 A JP2021066853 A JP 2021066853A JP 2021066853 A JP2021066853 A JP 2021066853A JP 7162823 B2 JP7162823 B2 JP 7162823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- mouth
- chin
- openable
- upper body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
マスク上部体1、マスク下部体10それぞれは透視可能な素材によって構成することができる。
マスク上部体1は、上部中央に鼻部分を覆うよう膨出された鼻覆い部2と、左右の頬部分を覆う頬覆い部3と、口部分に被さり、口上部分の前方が開放されるよう口上部分から口下部分に至るに伴い次第に前方に張り出し状に傾斜した口上覆い片4とを備えて構成することができる。
鼻覆い部2は、上縁が鼻上部の外面にほぼ密着するようにしてあって、下部は鼻孔との間に若干の空隙が存するようにして構成することができる。
口上覆い片4は、鼻下部分からマスク上部体1の前方に向かって下開き傾斜状に折曲拡開した状態で口部分の前方に位置して、また正面から見て下部に至るに伴い次第に広幅となる台形状にして構成することができる。
マスク下部体10は、上部中央に顎部に当接することで下顎部の開閉に伴いマスク下部体10自体を上下動させる顎当接部11と、顎の左右部分を覆う顎覆い部13と、マスク上部体1の頬覆い部3に上下方向に沿ってスライド自在にして重ね合わせられるスライド支持部15とを備えて構成することができる。
スライド支持部15は、顎覆い部13の左右部分における上部から連続形成されていて、マスク上部体1における頬覆い部3の裏側で重ね合わされて構成することができる。
スライド手段20は、頬覆い部3あるいはスライド支持部15のいずれか一方に、上下方向に沿って穿設されたスライド長孔21と、このスライド長孔21に挿通されてスライド支持部15あるいは頬覆い部3のいずれかに止着される連結体22とから構成することができる。
顎当接部11の内側面には、軟弾性素材製のクッション材12を介装して構成することができる。
弾性紐材16は、マスク上部体1の側部と、マスク下部体10の側部との間に掛け渡されて構成することができる。
弾性紐材16は、弾性伸縮性を有する中空状で、マスク上部体1、マスク下部体10との連結部位では、マスク上部体1、マスク下部体10に貫挿後の末端部16Aを弾性紐材16自体の側部から中空部内に強制挿入して止着して成ることで構成することができる。
マスク上部体1の口上覆い片4は、口部分の前方で、前方への張り出し状にして下開き傾斜状に拡開していることにより、口からの呼気を装着者の前面下方に案内排出させ、会話相手方に向かわせることなく、安全、円滑に会話させ、正面から見て台形状とすることで前方への飛散防止を一層有効にさせる。また、下方が開放されていることで、飲食物等を下方から口に持ち来させ、何らの支障もなく喫食させる。
マスク上部体1に対してマスク下部体10をスライド手段20によってスライド自在にしてあることで、口の開閉に伴う下顎の上下動によってマスク下部体10をスムーズに上下にスライドさせる。口を開放しても口上覆い片4が口の前方を覆い、口の閉鎖は弾性紐材16の弾性伸縮作用と相俟ち、マスク下部体10を上方の原位置に復帰させ、次動作に備えさせる。
マスク上部体1とマスク下部体10とは、スライド長孔21に挿通した連結体22によってスライド支持部15が頬覆い部3に重ね合わせられた状態であることで、スライド手段20によってマスク下部体10をマスク上部体1に対して円滑にスライドさせる。
顎当接部の内側面に介装のクッション材12は、マスク下部体10を下顎部分に装着したときの下顎部分に対してソフトに宛がわせ、弾性紐材16の弾発作用による弾発的当接を和らげ、下顎の上下動にマスク下部体10をスムーズに追随させる。
マスク上部体1、マスク下部体10相互間を連結する中空状の弾性紐材16は、連結部位においてマスク上部体1、マスク下部体10を貫挿後の末端部16Aを、弾性紐材16自体の中空部に強制挿入することで、弾性紐材16の結着用の紐材固定具17を不要にし、構成の簡素化し、体裁性を良好にさせる。
1…マスク上部体
2…鼻覆い部
3…頬覆い部
4…口上覆い片
10…マスク下部体
11…顎当接部
12…クッション材
13…顎覆い部
14…折曲線
15…スライド支持部
16…弾性紐材
16A…末端部
17…紐材固定具
20…スライド手段
21…スライド長孔
22…連結体
30…紐通し具
31…紐握持部
Claims (12)
- 顔面における鼻部分、左右の両頬部分、口上部分を覆っているマスク上部体と、顎、及び顎部分に当接した状態で下顎の左右部分を覆っているマスク下部体とを、マスク下部体がマスク上部体に対してスライド手段によって上下にスライド自在となして連結すると共に、マスク上部体、マスク下部体相互間を、耳に掛ける弾性紐材によって連繋して成り、口の開閉によるマスク下部体の下方への移動時では、マスク上部体によって口上前方が覆われているようにしてあることを特徴とする飲食可能な開閉可動式マスク。
- マスク上部体、マスク下部体それぞれは透視可能な素材によって構成してある請求項1に記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- マスク上部体は、上部中央に鼻部分を覆うよう膨出された鼻覆い部と、左右の頬部分を覆う頬覆い部と、口部分に被さり、口上部分の前方が開放されるよう口上部分から口下部分に至るに伴い次第に前方に張り出し状に傾斜した口上覆い片とから成る請求項1または2に記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- 鼻覆い部は、上縁が鼻上部の外面に密着するようにしてあって、下部は鼻孔との間に空隙が存するようにしてある請求項3に記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- 口上覆い片は、鼻下部分からマスク上部体の前方に向かって下開き傾斜状に折曲拡開した状態で口部分の前方に位置している請求項3または4に記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- 口上覆い片は、正面から見て下部に至るに伴い次第に広幅となる台形状を呈している請求項3乃至5のいずれかに記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- マスク下部体は、上部中央に顎部に当接することで下顎部の開閉に伴いマスク下部体自体を上下動させる顎当接部と、顎の左右部分を覆う顎覆い部と、マスク上部体の頬覆い部に上下方向に沿ってスライド自在にして重ね合わせられるスライド支持部とから成る請求項1乃至6のいずれかに記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- スライド支持部は、顎覆い部の左右部分における上部から連続形成されていて、マスク上部体における頬覆い部の裏側で重ね合わされている請求項7に記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- スライド手段は、頬覆い部あるいはスライド支持部のいずれか一方に、上下方向に沿って穿設されたスライド長孔と、このスライド長孔に挿通されてスライド支持部あるいは頬覆い部のいずれかに止着される連結体とから成る請求項2または7に記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- 顎当接部の内側面には、軟弾性素材製のクッション材を介装してある請求項7乃至9のいずれかに記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- 弾性紐材は、マスク上部体の側部と、マスク下部体の側部との間に掛け渡されている請求項1乃至10のいずれかに記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
- 弾性紐材は、弾性伸縮性を有する中空状で、マスク上部体、マスク下部体との連結部位では、マスク上部体、マスク下部体に貫挿後の端末部を弾性紐材自体の側部から中空部内に強制挿入して止着して成る請求項1乃至11のいずれかに記載の飲食可能な開閉可動式マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021066853A JP7162823B2 (ja) | 2021-04-12 | 2021-04-12 | 飲食可能な開閉可動式マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021066853A JP7162823B2 (ja) | 2021-04-12 | 2021-04-12 | 飲食可能な開閉可動式マスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022162179A JP2022162179A (ja) | 2022-10-24 |
JP7162823B2 true JP7162823B2 (ja) | 2022-10-31 |
Family
ID=83720772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021066853A Active JP7162823B2 (ja) | 2021-04-12 | 2021-04-12 | 飲食可能な開閉可動式マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7162823B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3228348U (ja) | 2020-07-07 | 2020-10-22 | 株式会社キャステム | マスク型シールド |
JP3228472U (ja) | 2020-08-13 | 2020-10-29 | 春治 星野 | マスク |
CN112263029A (zh) | 2020-11-09 | 2021-01-26 | 武汉理工大学 | 一种方便用餐的口罩 |
JP3231132U (ja) | 2020-12-21 | 2021-03-18 | 浩隆 杉山 | ノーズ・マウスシールド |
-
2021
- 2021-04-12 JP JP2021066853A patent/JP7162823B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3228348U (ja) | 2020-07-07 | 2020-10-22 | 株式会社キャステム | マスク型シールド |
JP3228472U (ja) | 2020-08-13 | 2020-10-29 | 春治 星野 | マスク |
CN112263029A (zh) | 2020-11-09 | 2021-01-26 | 武汉理工大学 | 一种方便用餐的口罩 |
JP3231132U (ja) | 2020-12-21 | 2021-03-18 | 浩隆 杉山 | ノーズ・マウスシールド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022162179A (ja) | 2022-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2502898T3 (es) | Máscara sanitaria para la protección de otros | |
US5099525A (en) | Face protecting mask intended to be used in general medicine and more particularly in surgery | |
TW200522988A (en) | Disposable dust protective mask | |
JP2023515519A (ja) | 開閉可能なマスク | |
KR20100010454U (ko) | 길이 조절이 가능한 귀걸이부를 가지는 안면 마스크 | |
JP3232902U (ja) | マスク | |
JP7162823B2 (ja) | 飲食可能な開閉可動式マスク | |
US20220053850A1 (en) | Adjustable face mask assembly | |
JP3233002U (ja) | マスク | |
JP3233581U (ja) | マスク | |
JP3233169U (ja) | 衛生マスク用サポート部材 | |
JP3232603U (ja) | 飲食兼用マスク | |
JP7045095B1 (ja) | マスク用フレーム及びその使用方法 | |
JP3235319U (ja) | 面ファスナー式開閉型会食用マスク | |
WO2022034836A1 (ja) | マスク、呼吸補助具、マスクの製造方法 | |
JP3231369U (ja) | マスク会食用マスク | |
KR102667364B1 (ko) | 위생 마스크용 지지패드 | |
JP4819979B1 (ja) | 呼吸が楽なマスク | |
JP3232743U (ja) | マスク | |
JP6941719B1 (ja) | 分離マスク | |
JP6912783B1 (ja) | 衛生マスク | |
US20230404188A1 (en) | Surgical mask having sliding-down and fogging preventing function | |
KR102521358B1 (ko) | 목걸이 줄이 구비된 마스크 | |
JP3233383U (ja) | フェイスシールド | |
JP3221506U (ja) | いびき防止用ベルト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220419 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220607 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7162823 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |