JP3233383U - フェイスシールド - Google Patents

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Abstract

【課題】シールド効果を確保できるとともに使用性を向上でき、感染症を防止するのに好適なフェイスシールドを提供する。【解決手段】フェイスシールドは、透光性を有し顔面に対向する前面板1と、前面板1の内側に設けられ、少なくとも鼻部の周囲に対応する本体部21と、本体部21から連続しているとともに伸縮性を有し、顎に引っ掛けた状態で、顎の動きに追随する顎係止部22とを有するシール部材2と、を具備する。【選択図】図2

Description

本考案は、ウイルスや細菌等による感染症を防止するのに適するフェイスシールドに関する。
新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックは、社会の至る所に影響を及ぼしており、例えば、接客業務、窓口対応業務、イベント会場の運営者及び講演者等の人と人との接触の場や調理場等において、特に感染者から飛散する飛沫を有効に遮断する必要がある。
従来、上記のような環境における感染症の対策として、使用者の顔面を覆って保護するフェイスシールドが提案されている(例えば、特許文献1から特許文献4参照)。
実用新案登録第3228796号公報 実用新案登録第3228907号公報 実用新案登録第3230233号公報 特開2006−37271号公報
しかしながら、上記従来のような構成では、シールド効果が不十分な場合があり、また、使用性の向上が期待できないという問題が生じる。
本考案は、シールド効果を確保できるとともに使用性を向上でき、感染症を防止するのに好適なフェイスシールドを提供することを目的とする。
本考案の実施形態によるフェイスシールドは、透光性を有し顔面に対向する前面板と、 前記前面板の内側に設けられ、少なくとも鼻部の周囲に対応する本体部と、前記本体部から連続しているとともに伸縮性を有し、顎に引っ掛けた状態で、顎の動きに追随する顎係止部とを有するシール部材と、を具備することを特徴とする。
かかる考案によれば、シールド効果を確保できるとともに使用性を向上でき、感染症を防止するのに好適なフェイスシールドを提供することが可能となる。
本考案の実施形態によれば、シールド効果を確保できるとともに使用性を向上でき、感染症を防止するのに好適なフェイスシールドを提供することが可能となる。
本考案の実施形態に係るフェイスシールドの概略を示す正面図である。 図1中、Y−Y線に沿う断面図である。 図2中、X−X線に沿うシール部材を示す断面図である。 同フェイスシールドのサイズの調整状態を示す説明図である。 同フェイスシールドの咳・くしゃみの逃がし部を示す説明図である。
以下、本考案の実施形態に係るフェイスシールドについて図1乃至図5を参照して説明する。図1は、フェイスシールドの概略を示す正面図であり、図2は、図1中、Y−Y線に沿う断面図である。また、図3は、図2中、X−X線に沿うシール部材を示す断面図であり、図4は、フェイスシールドのサイズの調整状態を示す説明図であり、図5は、咳・くしゃみの逃がし部を示す説明図であり、(a)は正面図であり、(b)はX−X線に沿う断面図である。なお、図1においては、フィルタ等の部材の図示は省略している。
本実施形態のフェイスシールドは、透光性を有する前面板で顔面を覆うとともにシール部材で外気を遮断し、かつシール部材は顎の動きに追随する顎係止部を有している。
図1及び図2に示すようにフェイスシールド10は、前面板1と、シール部材2と、伸縮フィルタ3と、位置合わせ部材4と、サイズ調整部材5とを備えている。
前面板1は、透明なアクリル材料からなり、人物の顔面に対向して覆うように前面側が凸の湾曲状に形成されている。なお、前面板1は、透明であることが好ましいが、透光性を有していれば半透明であってもよい。
シール部材2は、弾力性及び伸縮性を有する樹脂製のエアチューブが用いられていて、前面板1の内側に取り付けられて設けられるようになっており、目部、鼻部及び口部を含んで囲むように、頭部側から顎側に向かって垂れ下がるように略U字状をなしている(図1参照)。また、シール部材2は、目部及び鼻部の周囲に対応する本体部21と、本体部21から連続して顎側へ弧状をなして向かう顎係止部22とを有している。
本体部21は、前面板1側に着脱可能に取り付けられるようになっている。一方、顎係止部22は、前面板1側に取り付けられることなく自由に動き得るフリーの状態となっている。したがって、顎係止部22は、顎に引っ掛けることができ、顎に引っ掛けた状態で、顎の動きに追随して伸縮可能となっている。
詳しくは、図3に示すようにシール部材2には、エアチューブが2列長手方向に並行して配列されている。また、シール部材2の本体部21における2列のエアチューブ間の中央部からは、嵌合突条部25が突出している。一方、シール部材2が取り付けられる前面板1の内側には、嵌合突条部25が嵌合する嵌合受部26が形成されている。これら嵌合突条部25及び嵌合受部26によりファスナー機能が実現されるようになる。したがって、シール部材2は、前面板1の内側に着脱可能に取り付けられる。加えて、2列のエアチューブは、絹や伸縮性を有する合成繊維等で被覆2aされ、顔面に接触したときの感触を良好なものとしている。シール部材2は、着脱可能であるため、例えば、シール部材2の交換やその合成繊維等の被覆2aの交換が可能となる。
なお、エアチューブへの空気の注入には小型の手動ポンプを用いることができる。また、シール部材2には、エアチューブが用いられているが、エアチューブに限らず、弾力性を有する低反発のスポンジ等を用いてもよく、格別材質が限定されるものではない。さらに、シール部材2は2列の構成が好ましいが1列の構成であってもよい。
図1及び図2に示すように伸縮フィルタ3は、シール部材2の顎係止部22と前面板1との間に張設されるように設けられている。伸縮フィルタ3は例えば、伸縮性及び柔軟性を有する不織布や合成繊維等の材料、又はこれらの複合材料が用いられ、空気の流通は許容するがウイルスや細菌の侵入を抑制する機能を有している。したがって、伸縮フィルタ3は、シールドを確保しながら顎係止部22の動きに伴って伸縮して動き得る。
位置合わせ部材4は、伸縮性を有する弾性材からなる紐状の部材であり、両端が前面板1における背面側の開口端部に固定されている。位置合わせ部材4は、フェイスシールド10を着用するときに口部の下の顎部に掛け渡され、フェイスシールド10の着用位置を適切にするものである。
続いて、図4を併せて参照して示すように、前面板1の上部にはサイズ調整部材5が設けられている。サイズ調整部材5は、フェイスシールド10の着用者の頭部の形状や大きさ等の寸法に応じて、フェイスシールド10のサイズを調整するものであり、具体的には形状記憶材として形状記憶樹脂が用いられている。
図4は、サイズの調整状態の概略を上面側から見て示す説明図であり、サイズ調整部材5は、前面板1の内側に複数設けられ、さらに、サイズ調整部材5の内側には、シール部材2が配置されている。サイズ調整部材5は、一般的な形状記憶樹脂であり、加熱により柔軟性を有して変形が可能となり、その後、常温では変形した形状で固定されるものである。したがって、図中、矢印で示すようにフェイスシールド10のサイズを調整して、着用者の頭部の寸法に適合した寸法とすることが可能となる。具体的には、サイズ調整部材5を例えば、破線で示すように変形させて、前面板1の寸法を調整し、延いてはシール部材2の寸法を破線で示すように(シール部材2´で示す)調整する。また、サイズ調整部材5の上にはフィルタ11が設けられており、さらに、前面板1の両側面にもフィルタ11が設けられている。
また、図1及び図2に示すように前面板1の口部に対応する部分には、咳・くしゃみの逃がし部12が設けられている。咳・くしゃみの逃がし部12は、前面板1において切り欠かれて形成された開口に袋状物が取り付けられた開閉蓋12aが設けられて構成されている。具体的には、図5に示すように開閉蓋12aは、一側をヒンジ12bによって前面板1の開口に開閉可能に取り付けられていて、この開閉蓋12aには、極薄の厚さ寸法が0.005mm程度のポリ袋12cが畳まれた状態で接着されて取り付けられている。したがって、フェイスシールド10の着用者が仮に、咳やくしゃみをした場合には、それに伴う吐息によりポリ袋12cが膨らんで、飛沫はポリ袋12a内に排出されるようになる。また、開閉蓋12aの内周縁はシール部材12dによってシールされている。
なお、逃がし部12は、飲食口として機能させることができる。逃がし部12(飲食口)を開放することにより、必要に応じこの飲食口から飲食を行うことができる。この飲食を行う場合、口部の動きとともに顎が上下方向に動かされるが、顎係止部22は顎の動きに追随するようになっているので、飲食を支障なく行うことができる。また、ストローを使用して飲み物を飲む場合にも飲食口を利用することが可能である。
再び、図1及び図2に示すように前面板1には、頭部支持バンド6、引っ張り紐7、吊り紐8及び換気扇9が設けられている。
頭部支持バンド6は、伸縮性を有する半リング状の部材であり、両端が前面板1の背面側の上部開口端部に取り付けられている。この頭部支持バンド6は、伸縮可能であり、かつ長さ寸法が調整可能となっている。したがって、着用者の後頭部側へ掛け渡し、頭部の径寸法に合わせて調整できる。
引っ張り紐7は、伸縮性を有する紐状の部材であり、両端が前面板1の背面側の中間部開口端部に取り付けられている。引っ張り紐7を後頭部側へ掛け渡して、フェイスシールド10と顔面の下方との位置合わせを行う。また、引っ張り紐7の首の後側に対応する部分には、クッション材71が設けられており、首の後側の感触が柔らかく緩和されるようになっている。
吊り紐8は、伸縮性を有し、長さ寸法の調整が可能な紐状の部材であり、前面板1の上部及び頭部支持バンド6に取り付けられており、フェイスシールド10を装着した場合に頭頂部から前面板1の上部及び頭部支持バンド6に亘って位置されるようになる。具体的には、頭頂部から3本の吊り紐8が円周上、等間隔の角度で配置されるようになっている。また、吊り紐8には、適宜の箇所にクッション材81が設けられている。
換気扇9は、小型の換気扇であり、首の後側に配置されるようになっている。また、換気扇9には、排気パイプ91が接続されており、排気パイプ91の先端部はフェイスシールド10によって形成されるシールド空間Sに接続されている。したがって、換気扇9を駆動させてシールド空間S内を換気することが可能となる。
次に、以上のように構成されたフェイスシールド10の使用方法について説明する。
まず、フェイスシールド10の着用者は、サイズ調整部材5を加熱し、フェイスシールド10、すなわち、前面板1を自己の頭部の寸法に適合した寸法に調整する。その後、フェイスシールド10を、顔面を覆うように装着するとともに位置合わせ部材4、吊り紐8、頭部支持バンド6、引っ張り紐7等を適宜調整して、シール部材2の本体部21が顔面に密着するように調整する。次いで、シール部材2の顎係止部22を伸ばして顎に引っ掛けた状態とする。また、この間、適宜シール部材2のエアチューブに空気を注入して顔面への接触を調整する。
この状態では、前面板1と顔面との間にはシールド空間Sが形成されるようになっていて、シールド空間S内は実質的には外気が遮断され、着用者は感染症を効果的に防止することができる。また、着用者が会話を行う場合には、顎が上下方向に動かされるが、顎係止部22は顎の動きに追随するようになっているので、シールドが確保されつつ、会話を円滑に行うことができる。
以上のように本実施形態によれば、シールド効果を確保できるとともに使用性を向上でき、感染症を防止するのに好適なフェイスシールド10を提供することが可能となる。
また、一般的なマスクでは鼻部や口部にマスクが直接的に接触するが、本実施形態では前面板1と顔面との間には顔面の全体に対応するシールド空間Sが形成されるので、長時間の使用であっても不快感を軽減することができる。
また、上記実施形態では、シール部材2は、目部、鼻部及び口部を含んで囲むように設けられる場合について説明したが、目部は含まずに、鼻部及び口部を囲むように設けられる場合であってもよい。
さらに、感染症の防止を強化し快適性を向上するために、フェイスシールドに酸素センサ、マイク及びスピーカ、小型の冷暖房機を付設するようにしてもよい。
本考案は、上記実施形態の構成に限定されることなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、考案の範囲や要旨に含まれるとともに、実用新案登録請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれる。
1・・・・前面板
2・・・・シール部材
21・・・本体部
22・・・顎係止部
25・・・嵌合突条部
26・・・嵌合受部
3・・・・伸縮フィルタ
4・・・・位置合わせ部材
5・・・・サイズ調整部材
6・・・・頭部支持バンド
7・・・・引っ張り紐
8・・・・吊り紐
9・・・・換気扇
91・・・排気パイプ
10・・・フェイスシールド
11・・・フィルタ
12・・・逃がし部
12a・・開閉蓋
12c・・ポリ袋
71、81・・クッション材
S・・・・シールド空間

Claims (5)

  1. 透光性を有し顔面に対向する前面板と、
    前記前面板の内側に設けられ、少なくとも鼻部の周囲に対応する本体部と、前記本体部から連続しているとともに伸縮性を有し、顎に引っ掛けた状態で、顎の動きに追随する顎係止部とを有するシール部材と、
    を具備することを特徴とするフェイスシールド。
  2. 前記前面板とシール部材における顎係止部との間には、伸縮フィルタが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフェイスシールド。
  3. 前記前面板と着用者の顔面との間にシールド空間が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフェイスシールド。
  4. 前記前面板の上部にはサイズ調整部材として形状記憶材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のフェイスシールド。
  5. 前記前面板における着用者の口部に対応する部分には、開口が形成され、この開口には開閉蓋が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のフェイスシールド。
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