JP7162654B2 - 駆動装置、電動車両および駆動装置の制御方法 - Google Patents
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Description
一端が電源端子に接続され、他端がモータの第1相コイルへの第1出力端子に接続された第1スイッチと、
一端が前記第1出力端子に接続され、他端が接地端子に接続された第2スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第2相コイルへの第2出力端子に接続された第3スイッチと、
一端が前記第2出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第4スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第3相コイルへの第3出力端子に接続された第5スイッチと、
一端が前記第3出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第6スイッチと、
前記第1~第3相コイルのうちの同相のコイルに対して予め設定された配置角度でずらして配置され、前記モータのロータの回転に応じて周期的に繰り返されるそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6検出期間毎に、前記ロータの回転角度を検出する少なくとも1相のアングルセンサと、
前記第1~第6スイッチを制御することで前記モータの駆動を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記第1~第6検出期間に応じてそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6通電期間を周期的に設定し、
前記第1~第6通電期間のうちの連続する2つの通電期間に相電流を流す120°通電と、前記第1~第6通電期間のうちの連続する3つの通電期間に相電流を流す180°通電と、を切り替えるように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記第1~第6通電期間のうちの前記切り替え時の通電期間を、前記第1~第6検出期間のうちの前記切り替え時の検出期間に対して前記配置角度に応じた期間ずらして設定する。
前記制御部は、前記アングルセンサによる検出角度に基づいて前記ロータの回転速度を検出し、前記ロータの検出速度が予め設定された第1基準速度よりも遅い第1の場合には、前記120°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記検出速度が前記第1基準速度以上である第2の場合には、前記180°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御してもよい。
前記アングルセンサは、前記同相のコイルに対して遅角側にずらして配置され、
前記制御部は、前記切り替え時の通電期間を前記切り替え時の検出期間に対して進角側にずらして設定してもよい。
前記制御部は、
前記切り替え時の通電期間に続く通電期間を、前記切り替え時の検出期間に続く検出期間に対して前記配置角度に応じた期間に前記検出速度と前記モータの回転を制御するためのユーザ操作量とに基づいて設定された設定角度に応じた期間を加えた期間ずらして設定してもよい。
前記制御部は、
前記120°通電と前記180°通電とを切り替えるときに、前記PWM制御のデューティ比を切り替えてもよい。
前記第1の場合は、前記検出速度と前記モータの回転を制御するためのユーザ操作量とに基づいて設定された設定デューティ比が、予め設定された第1基準デューティ比よりも低い場合であってもよい。
前記第2の場合は、前記検出速度が予め設定された第2基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第1基準デューティ比よりも低い予め設定された第2基準デューティ比以上であって予め設定された第3基準デューティ比よりも低く、または、前記検出速度が前記第2基準速度以上であって予め設定された第3基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第3基準デューティ比よりも低い場合であってもよい。
前記制御部は、前記第1の場合には、
前記設定デューティ比の第1相ハイ側PWM信号によって前記第1スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第1スイッチと同時に前記第2スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第1相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第1相ロー側PWM信号によって前記第1スイッチに対して相補的に前記第2スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第2相ハイ側PWM信号によって前記第3スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第3スイッチと同時に前記第4スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第2相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第2相ロー側PWM信号によって前記第3スイッチに対して相補的に前記第4スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第3相ハイ側PWM信号によって前記第5スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第5スイッチと同時に前記第6スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第3相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第3相ロー側PWM信号によって前記第5スイッチに対して相補的に前記第6スイッチのオン/オフを切り替える制御とを行ってもよい。
前記制御部は、前記第1の場合には、
前記第1~第4通電期間に前記第2スイッチのオン/オフを切り替えながら前記第2および第3通電期間に前記第1スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第3~第6通電期間に前記第4スイッチのオン/オフを切り替えながら前記第4および第5通電期間に前記第3スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第5および第6通電期間ならびに前記第6通電期間に続く次周期の第1および第2通電期間に前記第6スイッチのオン/オフを切り替えながら前記第6通電期間および前記次周期の第1通電期間に前記第5スイッチのオン/オフを切り替える制御を行ってもよい。
前記制御部は、前記第2の場合には、
前記設定デューティ比の第1相ハイ側PWM信号によって前記第1スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第1スイッチと同時に前記第2スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第1相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第1相ロー側PWM信号によって前記第1スイッチに対して相補的に前記第2スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第2相ハイ側PWM信号によって前記第3スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第3スイッチと同時に前記第4スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第2相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第2相ロー側PWM信号によって前記第3スイッチに対して相補的に前記第4スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第3相ハイ側PWM信号によって前記第5スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第5スイッチと同時に前記第6スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第3相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第3相ロー側PWM信号によって前記第5スイッチに対して相補的に前記第6スイッチのオン/オフを切り替える制御とを行ってもよい。
前記制御部は、前記第2の場合には、
前記第1~第3通電期間に前記第1スイッチのオン/オフを切り替えるとともに前記2スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第3~第5通電期間に前記第3スイッチのオン/オフを切り替えるとともに前記4スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第5および第6通電期間および前記第6通電期間に続く次周期の第1通電期間に前記第5スイッチのオン/オフを切り替えるとともに前記6スイッチのオン/オフを切り替える制御を行ってもよい。
モータと、駆動装置と、を備える電動車両であって、
前記駆動装置は、
一端が電源端子に接続され、他端が前記モータの第1相コイルへの第1出力端子に接続された第1スイッチと、
一端が前記第1出力端子に接続され、他端が接地端子に接続された第2スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第2相コイルへの第2出力端子に接続された第3スイッチと、
一端が前記第2出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第4スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第3相コイルへの第3出力端子に接続された第5スイッチと、
一端が前記第3出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第6スイッチと、
前記第1~第3相コイルのうちの同相のコイルに対して予め設定された配置角度でずらして配置され、前記モータのロータの回転に応じて周期的に繰り返されるそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6検出期間毎に、前記ロータの回転角度を検出する少なくとも1相のアングルセンサと、
前記第1~第6スイッチを制御することで前記モータの駆動を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記第1~第6検出期間に応じてそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6通電期間を周期的に設定し、
前記第1~第6通電期間のうちの連続する2つの通電期間に相電流を流す120°通電と、前記第1~第6通電期間のうちの連続する3つの通電期間に相電流を流す180°通電と、を切り替えるように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記第1~第6通電期間のうちの前記切り替え時の通電期間を、前記第1~第6検出期間のうちの前記切り替え時の検出期間に対して前記配置角度に応じた期間ずらして設定してもよい。
前記制御部は、
前記アングルセンサによる検出角度に基づいて前記ロータの回転速度を検出し、
前記ロータの検出速度が、予め設定された第1基準速度よりも遅く、かつ、前記検出速度とユーザによるアクセル操作量とに基づいて設定された設定デューティ比が、予め設定された第1基準デューティ比よりも低い第1の場合には、前記120°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記検出速度が前記第1基準速度以上であって前記第2基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第2基準デューティ比以上であって予め設定された第3基準デューティ比よりも低く、または、前記検出速度が前記第2基準速度以上であって予め設定された第3基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第3基準デューティ比よりも低い第2の場合には、前記180°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御してもよい。
前記制御部は、
前記ロータの回転速度と、前記アクセル操作量と、前記モータのトルクとの対応関係を示すトルクマップに基づいて、前記検出速度および前記アクセル操作量に対応するトルクを設定し、
前記ロータの回転速度と、前記トルクと、前記デューティ比との対応関係を示すデューティマップに基づいて、前記検出速度および前記設定されたトルクに対応するデューティ比を前記設定デューティ比として設定してもよい。
一端が電源端子に接続され、他端がモータの第1相コイルへの第1出力端子に接続された第1スイッチと、一端が前記第1出力端子に接続され、他端が接地端子に接続された第2スイッチと、一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第2相コイルへの第2出力端子に接続された第3スイッチと、一端が前記第2出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第4スイッチと、一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第3相コイルへの第3出力端子に接続された第5スイッチと、一端が前記第3出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第6スイッチとを備えた駆動装置の制御方法であって、
前記第1~第3相コイルのうちの同相のコイルに対して予め設定された配置角度でずらして配置された少なくとも1相のアングルセンサで、前記モータのロータの回転に応じて周期的に繰り返されるそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6検出期間毎に、前記ロータの回転角度を検出し、
前記第1~第6検出期間に応じてそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6通電期間を周期的に設定し、
前記第1~第6通電期間のうちの連続する2つの通電期間に相電流を流す120°通電と、前記第1~第6通電期間のうちの連続する3つの通電期間に相電流を流す180°通電と、を切り替えるように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記第1~第6通電期間のうちの前記切り替え時の通電期間を、前記第1~第6検出期間のうちの前記切り替え時の検出期間に対して前記配置角度に応じた期間ずらして設定する。
まず、図1を参照して、電動車両の一例としての第1の実施形態に係る電動二輪車100について説明する。
以下、駆動装置の制御方法の一例として、第1の実施形態に係る電動二輪車100の制御方法について説明する。
図5に示すように、制御部10は、120°通電として、120°上下段矩形波PWM制御を行う。
図7に示すように、制御部10は、180°通電として、180°上下段矩形波PWM制御を行う。
制御部10は、120°通電(すなわち、120°上下段矩形波PWM制御)から180°通電(すなわち、180°上下段矩形波PWM制御)への切り替えの際に、アングルセンサ4u~4wの配置角度θに応じて、モータステージに対して通電ステージすなわち通電パターンをずらして設定する。
次に、走行状態に応じて通電方式を選択する第2の実施形態について説明する。
以下、図14のフローチャートを参照して、駆動装置の制御方法の一例として、第1の実施形態に係る電動二輪車100の制御方法について説明する。なお、図14のフローチャートは、必要に応じて繰り返される。
設定デューティ比が第1基準デューティ比以上でない場合(ステップS6:No)、制御部10は、図15Aおよび図15Bに示される第1の領域R1(すなわち、第1の場合)の通電方式として、120°上下段矩形波PWM制御を実行する(ステップS11)。
図14に示すように、設定デューティ比が第1基準デューティ比以上である場合(ステップS6:Yes)、制御部10は、図15Aおよび図15Bに示される第2の領域R2(すなわち、第3の場合)の通電方式として、120°上段矩形波PWM制御を実行する(ステップS12)。
図14に示すように、検出速度が第1基準速度以上である場合(ステップS5:Yes)、制御部10は、検出速度が第2基準速度以上であるか否かを判定する(ステップS7)。
図14に示すように、検出速度が第2基準速度以上である場合(ステップS7:Yes)、制御部10は、検出速度が第3基準速度以上であるか否かを判定する(ステップS9)。
図14に示すように、検出速度が第3基準速度以上である場合(ステップS9:Yes)、または、設定デューティ比が第3基準デューティ比以上である場合(ステップS10:Yes)、制御部10は、図15Aおよび図15Bに示される第5の領域R5(すなわち、第5の場合)の通電方式として、180°上段矩形波PWM制御を実行する(ステップS15)。
3 モータ
4 アングルセンサ
10 制御部
Claims (12)
- 一端が電源端子に接続され、他端がモータの第1相コイルへの第1出力端子に接続された第1スイッチと、
一端が前記第1出力端子に接続され、他端が接地端子に接続された第2スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第2相コイルへの第2出力端子に接続された第3スイッチと、
一端が前記第2出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第4スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第3相コイルへの第3出力端子に接続された第5スイッチと、
一端が前記第3出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第6スイッチと、
前記第1~第3相コイルのうちの同相のコイルに対して予め設定された配置角度でずらして配置され、前記モータのロータの回転に応じて周期的に繰り返されるそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6検出期間毎に、前記ロータの回転角度を検出する少なくとも1相のアングルセンサと、
前記第1~第6スイッチを制御することで前記モータの駆動を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記第1~第6検出期間に応じてそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6通電期間を周期的に設定し、
前記第1~第6通電期間のうちの連続する2つの通電期間に相電流を流す120°通電と、前記第1~第6通電期間のうちの連続する3つの通電期間に相電流を流す180°通電と、を切り替えるように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記第1~第6通電期間のうちの前記切り替えの直後の通電期間を、前記第1~第6検出期間のうちの前記切り替えの直後の検出期間に対して前記配置角度に応じた期間ずらして設定し、
前記制御部は、前記アングルセンサによる検出角度に基づいて前記ロータの回転速度を検出し、前記ロータの検出速度が予め設定された第1基準速度よりも遅い第1の場合には、前記120°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、前記検出速度が前記第1基準速度以上である第2の場合には、前記180°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記制御部は、前記切り替えの直後の通電期間に続く通電期間を、前記切り替えの直後の検出期間に続く検出期間に対して前記配置角度に応じた期間に前記検出速度と前記モータの回転を制御するためのユーザ操作量とに基づいて設定された設定角度に応じた期間を加えた期間ずらして設定することを特徴とする駆動装置。 - 前記アングルセンサは、前記同相のコイルに対して遅角側にずらして配置され、
前記制御部は、前記切り替えの直後の通電期間を前記切り替えの直後の検出期間に対して進角側にずらして設定することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 前記制御部は、
前記120°通電と前記180°通電とを切り替えるときに、前記PWM制御のデューティ比を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。 - 前記第1の場合は、前記検出速度と前記モータの回転を制御するためのユーザ操作量とに基づいて設定された設定デューティ比が、予め設定された第1基準デューティ比よりも低い場合であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記第2の場合は、前記検出速度が予め設定された第2基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第1基準デューティ比よりも低い予め設定された第2基準デューティ比以上であって予め設定された第3基準デューティ比よりも低く、または、前記検出速度が前記第2基準速度以上であって予め設定された第3基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第3基準デューティ比よりも低い場合であることを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。
- 前記制御部は、前記第1の場合には、
前記設定デューティ比の第1相ハイ側PWM信号によって前記第1スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第1スイッチと同時に前記第2スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第1相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第1相ロー側PWM信号によって前記第1スイッチに対して相補的に前記第2スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第2相ハイ側PWM信号によって前記第3スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第3スイッチと同時に前記第4スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第2相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第2相ロー側PWM信号によって前記第3スイッチに対して相補的に前記第4スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第3相ハイ側PWM信号によって前記第5スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第5スイッチと同時に前記第6スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第3相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第3相ロー側PWM信号によって前記第5スイッチに対して相補的に前記第6スイッチのオン/オフを切り替える制御とを行うことを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。 - 前記制御部は、前記第1の場合には、
前記第1~第4通電期間に前記第2スイッチのオン/オフを切り替えながら前記第2および第3通電期間に前記第1スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第3~第6通電期間に前記第4スイッチのオン/オフを切り替えながら前記第4および第5通電期間に前記第3スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第5および第6通電期間ならびに前記第6通電期間に続く次周期の第1および第2通電期間に前記第6スイッチのオン/オフを切り替えながら前記第6通電期間および前記次周期の第1通電期間に前記第5スイッチのオン/オフを切り替える制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の駆動装置。 - 前記制御部は、前記第2の場合には、
前記設定デューティ比の第1相ハイ側PWM信号によって前記第1スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第1スイッチと同時に前記第2スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第1相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第1相ロー側PWM信号によって前記第1スイッチに対して相補的に前記第2スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第2相ハイ側PWM信号によって前記第3スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第3スイッチと同時に前記第4スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第2相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第2相ロー側PWM信号によって前記第3スイッチに対して相補的に前記第4スイッチのオン/オフを切り替える制御と、
前記設定デューティ比の第3相ハイ側PWM信号によって前記第5スイッチのオン/オフを切り替えるとともに、前記第5スイッチと同時に前記第6スイッチをオンしないデッドタイムを形成するように前記第3相ハイ側PWM信号との間でデューティ比が調整された第3相ロー側PWM信号によって前記第5スイッチに対して相補的に前記第6スイッチのオン/オフを切り替える制御とを行うことを特徴とする請求項5に記載の駆動装置。 - 前記制御部は、前記第2の場合には、
前記第1~第3通電期間に前記第1スイッチのオン/オフを切り替えるとともに前記第2スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第3~第5通電期間に前記第3スイッチのオン/オフを切り替えるとともに前記第4スイッチのオン/オフを切り替える制御を行い、
前記第5および第6通電期間および前記第6通電期間に続く次周期の第1通電期間に前記第5スイッチのオン/オフを切り替えるとともに前記第6スイッチのオン/オフを切り替える制御を行うことを特徴とする請求項8に記載の駆動装置。 - モータと、駆動装置と、を備える電動車両であって、
前記駆動装置は、
一端が電源端子に接続され、他端が前記モータの第1相コイルへの第1出力端子に接続された第1スイッチと、
一端が前記第1出力端子に接続され、他端が接地端子に接続された第2スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第2相コイルへの第2出力端子に接続された第3スイッチと、
一端が前記第2出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第4スイッチと、
一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第3相コイルへの第3出力端子に接続された第5スイッチと、
一端が前記第3出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第6スイッチと、
前記第1~第3相コイルのうちの同相のコイルに対して予め設定された配置角度でずらして配置され、前記モータのロータの回転に応じて周期的に繰り返されるそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6検出期間毎に、前記ロータの回転角度を検出する少なくとも1相のアングルセンサと、
前記第1~第6スイッチを制御することで前記モータの駆動を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記第1~第6検出期間に応じてそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6通電期間を周期的に設定し、
前記第1~第6通電期間のうちの連続する2つの通電期間に相電流を流す120°通電と、前記第1~第6通電期間のうちの連続する3つの通電期間に相電流を流す180°通電と、を切り替えるように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記第1~第6通電期間のうちの前記切り替えの直後の通電期間を、前記第1~第6検出期間のうちの前記切り替えの直後の検出期間に対して前記配置角度に応じた期間ずらして設定し、
前記制御部は、前記アングルセンサによる検出角度に基づいて前記ロータの回転速度を検出し、前記ロータの検出速度が、予め設定された第1基準速度よりも遅く、かつ、前記検出速度とユーザによるアクセル操作量とに基づいて設定された設定デューティ比が、予め設定された第1基準デューティ比よりも低い第1の場合には、前記120°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、前記検出速度が前記第1基準速度以上であって予め設定された第2基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第1基準デューティ比よりも低い予め設定された第2基準デューティ比以上であって予め設定された第3基準デューティ比よりも低く、または、前記検出速度が前記第2基準速度以上であって予め設定された第3基準速度よりも遅く、かつ、前記設定デューティ比が前記第3基準デューティ比よりも低い第2の場合には、前記180°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記制御部は、前記切り替えの直後の通電期間に続く通電期間を、前記切り替えの直後の検出期間に続く検出期間に対して前記配置角度に応じた期間に前記検出速度と前記アクセル操作量とに基づいて設定された設定角度に応じた期間を加えた期間ずらして設定することを特徴とする電動車両。 - 前記制御部は、
前記ロータの回転速度と、前記アクセル操作量と、前記モータのトルクとの対応関係を示すトルクマップに基づいて、前記検出速度および前記アクセル操作量に対応するトルクを設定し、
前記ロータの回転速度と、前記トルクと、デューティ比との対応関係を示すデューティマップに基づいて、前記検出速度および前記設定されたトルクに対応するデューティ比を前記設定デューティ比として設定することを特徴とする請求項10に記載の電動車両。 - 一端が電源端子に接続され、他端がモータの第1相コイルへの第1出力端子に接続された第1スイッチと、一端が前記第1出力端子に接続され、他端が接地端子に接続された第2スイッチと、一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第2相コイルへの第2出力端子に接続された第3スイッチと、一端が前記第2出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第4スイッチと、一端が前記電源端子に接続され、他端が前記モータの第3相コイルへの第3出力端子に接続された第5スイッチと、一端が前記第3出力端子に接続され、他端が前記接地端子に接続された第6スイッチとを備えた駆動装置の制御方法であって、
前記第1~第3相コイルのうちの同相のコイルに対して予め設定された配置角度でずらして配置された少なくとも1相のアングルセンサで、前記モータのロータの回転に応じて周期的に繰り返されるそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6検出期間毎に、前記ロータの回転角度を検出し、
前記第1~第6検出期間に応じてそれぞれが電気角60°に相当する連続する第1~第6通電期間を周期的に設定し、
前記第1~第6通電期間のうちの連続する2つの通電期間に相電流を流す120°通電と、前記第1~第6通電期間のうちの連続する3つの通電期間に相電流を流す180°通電と、を切り替えるように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記第1~第6通電期間のうちの前記切り替えの直後の通電期間を、前記第1~第6検出期間のうちの前記切り替えの直後の検出期間に対して前記配置角度に応じた期間ずらして設定し、
前記アングルセンサによる検出角度に基づいて前記ロータの回転速度を検出し、前記ロータの検出速度が予め設定された第1基準速度よりも遅い第1の場合には、前記120°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、前記検出速度が前記第1基準速度以上である第2の場合には、前記180°通電を行うように前記第1~第6スイッチをPWM制御し、
前記切り替えの直後の通電期間に続く通電期間を、前記切り替えの直後の検出期間に続く検出期間に対して前記配置角度に応じた期間に前記検出速度と前記モータの回転を制御するためのユーザ操作量とに基づいて設定された設定角度に応じた期間を加えた期間ずらして設定することを特徴とする駆動装置の制御方法。
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