JP7160627B2 - 無線タグ読取装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 第20回 自動認識総合展 東京ビッグサイト 開催日 平成30年9月12日~14日
本発明の実施形態は、無線タグ読取装置に関する。
従来、無線タグが記憶するデータを読み取ることにより当該無線タグが付された物品の在庫や入出庫を管理することが行われている。無線タグは、例えば、所定の周波数帯の電波により遠隔的にデータを読み取り可能なICチップを含むタグ(ICタグ)である。データの読み取りには、例えばRFID(radio frequency identifier)、すなわち近距離無線通信を用いた自動認識技術が、用いられる。
上述のような用途において、区切られた空間内に存在する無線タグを読み取るようにした装置がある。さらに、そのような用途において、無線タグが付された1以上の物品が箱などに収められたものを次々流して読み取るようにした装置が、考え出されている。
後者の装置においては、電波の漏れを抑えながら空間を区切ることと、当該空間に、物品が収められた箱を次々送り込むことと、を両立させる必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、無線タグの読み取りに用いる区切られた空間から電波が漏れにくい構造の無線タグ読取装置を提供することである。
実施形態の無線タグ読取装置は、搬送部と、被覆部と、アンテナと、遮蔽部と、漏れ抑制部とを備える。搬送部は、無線タグが付された物品を載置状態で搬送する。被覆部は、前記搬送部上の前記物品の出入を許容する開口部を有し、前記搬送部の載置面上の所定の領域を囲み、当該領域内で発せられる電波が前記領域の外に漏れることを抑える。アンテナは、前記領域内に設けられて、所定の周波数帯の電波により前記無線タグと通信する。遮蔽部は、前記被覆部の前記開口部を開閉するものであって、当該開口部から前記アンテナの電波が前記領域の外に漏れることを抑える。漏れ抑制部は、前記遮蔽部の下端部に設けられ前記載置面に対向する対向面と、当該対向面の前記被覆部内に位置する部分から上向きに屈曲されて立ち上がっている屈曲部と、を有する
図1は、実施形態の無線タグ読取装置の外観を示す斜視図である。 図2は、無線タグ読取装置の内部構造を、部材の一部を取り除いて示す斜視図である。 図3は、無線タグ読取装置の内部構造を示す断面図である。 図4は、搬送部と遮蔽部の下端部との対向状態を示す図である。 図5は、遮蔽部と、当該遮蔽部の下端部に設けられた漏れ抑制部とがなす概略形状を示す図である。 図6は、遮蔽部への漏れ抑制部の取り付け状態の例を示す図である。 図7は、漏れ抑制部の形状の他の例を示す図である。 図8は、漏れ抑制部の形状のさらに他の例を示す図である。
(第1の実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態の無線タグ読取装置100の外観を示す斜視図である。図1における物品の流れ方向は、図中左上から右下である。また、図2は、無線タグ読取装置100の内部構造を、部材(側壁)の一部を取り除いて示す斜視図である。図2における物品の流れ方向は、図中左下から右上である。図3は、無線タグ読取装置100の内部構造を示す断面図である。図3における物品の流れ方向は、図中左から右である。
無線タグは、所定の周波数帯の電波により遠隔的にデータを読み取り(さらには書き換え)可能な記憶媒体である。無線タグは、例えばICチップおよびアンテナを備えて構成され、ICチップにデータを記憶し、アンテナが電波を受けることで動作してICチップのデータを送信し、或いは書き換える。無線タグは、商品などの物品に付される(貼付あるいは添付される)。
無線タグ読取装置100は、搬送部110、被覆部120、リーダ130,140(図2参照)、遮蔽部150、漏れ抑制部160、補助搬送部170,180、駆動部190および制御部200などを備えている。
搬送部110は、無線タグが付された物品を載置状態で搬送するものであって、例えば、ベルトコンベアにより実現される。ベルトコンベアである搬送部110は、載置面111に載置された物品を、一方向に移動あるいは往復移動させる。
搬送部110は、無終端ベルト112およびベース113(ともに図4参照)を主要な構成として備える。無終端ベルト112は、環状のベルトであって、載置面111を構成する。ベース113は、金属製で板状であって、無終端ベルト112の内側から無終端ベルト112を支える。
被覆部120は、搬送部110の載置面111上の所定の領域を囲んで当該領域内で発せられる電波が領域の外に漏れることを抑える。また、被覆部120は、搬送部110上の物品の出入を許容する開口部を有する。
本実施形態の被覆部120は、トンネル状で一対の開口部121,122を有する。したがって、物品は、被覆部120を通過する。つまり、物品は、一方の開口部121から入って他方の開口部122から出る。
また、本実施形態の被覆部120は、図1に示すような概ね直方体の形状を有し、最も面積の小さい対向する2面に開口部121,122を有し、長手方向が搬送部110の搬送方向に沿うように設置されている。
なお、図2に示す被覆部120は、側壁123(図1参照)の一部が取り除かれた状態である。本実施形態の被覆部120は、フレーム124に側壁123や天井125が取り付けられて形成されている。側壁123や天井125の内側面は、電波を反射する。
リーダ130,140は、所定の周波数帯の電波を送受するアンテナを含み、アンテナが送受する電波を介して当該電波を受けた無線タグが記憶するデータを読み取る。なお、リーダ130,140は、無線タグのデータの読み取りに加えて書き換えも実行できるリーダライタであってよい。
リーダ130は、フレーム124に取り付けられ、フレーム124に沿って上下に移動可能である。リーダ140は、搬送部110を構成する無終端ベルト112とベース113との間に配置され、搬送部110の幅方向に移動可能である。
遮蔽部150は、いわゆる遮蔽扉として機能するものである。遮蔽部150は、開口部121,122を塞ぐように被覆部120に取り付けられ、開口部121,122を開閉する。遮蔽部150は、被覆部120で囲まれる領域内で発せられる電波が、開口部121,122から領域外に漏れることを抑える。
本実施形態の遮蔽部150は、シールドメッシュ151およびバー152などにより構成されている。シールドメッシュ151は、所定の周波数帯の電波を遮蔽するメッシュ状の部材である。バー152は、一般に金属製であり、シールドメッシュ151の下端部の保護や補強、上下同時の錘としての機能を果たす。
本実施形態の遮蔽部150は、開口部121,122に吊下げ状態で設けられ、上下方向に移動することで開口部121,122を開閉する。シールドメッシュ151は軽く、また、曲げや巻取りが可能である。そこで、本実施形態においては、シールドメッシュ151の巻取りによって、開口部121,122を開放するように構成する。
遮蔽部150は、上記構成として、例えば、開口部121,122の内側上部に配置されてシールドメッシュ151を巻き取る巻取軸や当該巻取軸を回転させるモータなどを備える。これにより、遮蔽部150による開口部121,122の開閉が、被覆部120の周囲に余剰スペースを広く取れない場所でも可能である。
補助搬送部170,180は、例えば、ローラコンベア(コロコンベア)などと呼ばれるもので実現される。ローラコンベアは、複数の円筒状の部材が、軸方向が搬送方向と直交するように並べられた状態で、回転自在に保持されたものである。補助搬送部170は、搬送部110の搬送方向上流側に配置され、補助搬送部180は、搬送部110の搬送方向下流側に配置される。つまり、補助搬送部170,180で搬送部110を挟む。これにより、移動する物品の搬送が、補助搬送部170から搬送部110に引き継がれ、また、搬送部110から補助搬送部180に引き継がれる。
制御部200は、制御ユニット210や表示操作部220、非常灯230を備えている。制御ユニット210は、搬送部110、リーダ130,140、駆動部190、表示操作部220、非常灯230などを、統括的に制御する。
制御ユニット210は、コンピュータ構成であって、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などで構成されている。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。CPUは、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより機能し、無線タグ読取装置100の動作を統括的に制御する。
表示操作部220は、無線タグ読取装置100のオペレータに対して情報を表示するとともに、オペレータから操作指示を受け付ける。非常灯230は、例えば赤、黄、緑の3色のランプを備え、色によって無線タグ読取装置100の状態を報知する。
駆動部190は、センサ191~194やモータ195(図3参照)を備えている。モータ195は、搬送部110を駆動させる。センサ191は、搬送部110の上流側の補助搬送部170を流れてくる物品を検知する。このセンサ191が物品を検知すると、制御部200は、モータ195により搬送部110を稼働させる。このとき、開口部121が閉じられていた場合には、制御部200は、遮蔽部150にシールドメッシュ151を巻き上げさせる。
センサ192,193は、開口部121,122の内側すぐの位置に物品が存在するかを検知する。センサ191による検知に応じて搬送部110が稼働された場合に、制御部200は、センサ192が、物品を検知した状態を経て物品を検知しない状態に変化したことをもって、物品の全体が被覆部120の内側に入ったとし、遮蔽部150にシールドメッシュ151を下ろさせる。
また、センサ192,193は、被覆部120内の物品を搬送部110によって移動させるときに、物品が遮蔽部150に当たるのを防ぐためにも用いられる。センサ192,193が物品を検知すると、制御部200は、搬送部110を停止させるか、或いは逆方向に移動させる。
センサ194は、開口部122の外側すぐの位置に物品が存在するかを検知する。制御部200は、センサ194が、物品を検知した状態を経て物品を検知しない状態に変化したことをもって、物品の全体が被覆部120を出たと判断する。
さて、上述のような無線タグ読取装置100においては、遮蔽部150の下端部からの電波の漏れをいかに抑制するかが重要である。なぜなら、電波が漏れると、被覆部120の外にある無線タグをも、リーダ130,140が読み取ってしまうからである。
図4は、搬送部110と遮蔽部150の下端部との対向状態を示す概略断面図である。この図は、搬送部110の搬送方向に平行で載置面111に直交する断面図である。この図に示すように、遮蔽部150を下げきった状態でも、遮蔽部150の下端部と搬送部110のベース113との間には、少なくとも無終端ベルト112の厚み分以上の隙間αが残る。この隙間αが大きいほど、電波は漏れやすい。
ここで、図5は、遮蔽部150と、当該遮蔽部150の下端部に設けられた漏れ抑制部160とがなす概略形状を示す図である。この図に、搬送部110による順搬送方向を矢印で示す。本実施形態の無線タグ読取装置100は、漏れ抑制部160を備えている。
漏れ抑制部160は、遮蔽部150の下端部に設けられる。漏れ抑制部160は、搬送部110の載置面111に対向する面(対向面)161を有している。対向面161は、搬送部110の載置面111の搬送方向に沿った所定範囲に渡って、載置面111と対向する広さを有する。
漏れ抑制部160は、例えば図5に示すような断面L字型(L字状)の金属製の部材である。このように、載置面111に隙間αを介して対向する対向面161を広くすることによって、被覆部120の内側から外側への電波の漏れが、抑えられる。
隙間αに入り込んだ電波が隙間αから脱するまでに十分に減衰されるためには、対向面161の広さが広い(すなわちL字型の底面の矢印方向の長さが長い)ほど、効果的である。しかしながら、遮蔽部150の巻き上げを考慮して、大きさや重さを考え合わせると、対向面161の搬送方向寸法は概ね20mm程度が良好であると考えられる。
図6は、遮蔽部150への漏れ抑制部160の取り付け状態の例を示す図である。遮蔽部150は、シールドメッシュ151の下端部にバー152を備えているので、漏れ抑制部160は、バー152に取り付けることで、図5に示す状態を得ることができる。
なお、バー152や漏れ抑制部160などの各部材は、図6に示すように、エッジを丸めて成形されていることが望ましい。なぜなら、エッジが立っている(角張っている)と、エッジ部分から電波が再放射されやすいからである。バー152は、曲げ加工により、シールドメッシュ151の下端部を包むよう成形されていれば、エッジが立たない状態となり、電波の再放射を防ぐことができる。同様に、漏れ抑制部160も、屈曲部分を曲げ加工により成形することで、エッジが立つことを防ぐことができる。
また、漏れ抑制部160の、バー152に接しない方の縁部162は、被覆部120の内側に向ける。このような配置であると、縁部162が例え電波を再放射しても、被覆部120の内側であるので問題ない。
漏れ抑制部160は、遮蔽部150や搬送部110の全幅に渡って設けられていると、幅方向両端部での電波の漏れも防止されやすくなるので、電波を漏れにくくする上での効果が高いと考えられる。なお、ここでの幅方向は、搬送部110の搬送方向に直交し、載置面111に沿う方向である。
このような装置においては、遮蔽部150の下には電波の通り道としての隙間αが残ることは避けにくいが、本実施形態によれば、隙間αに入り込む電波は、漏れ抑制部160とベース113との間を通るうちに、十分に減衰される。したがって、遮蔽部150の下から漏れる電波によって被覆部120の外にある無線タグをリーダ130,140が読み取ってしまう不都合の発生を、抑えることができる。
このような構成の無線タグ読取装置100において、オペレータが人力で物品(商品が入った段ボール箱など)を補助搬送部170上に載せ、搬送部110へ向かって押すと、物品は搬送部110へ向かって移動する。この物品を、センサ191が検知すると、制御部200は搬送部110を稼働させるとともに、巻き上げていたシールドメッシュ151を遮蔽部150に下げさせる。
開口部121,122が遮蔽部150で遮蔽された状態で、制御部200は、リーダ130,140のアンテナに電波を放射させ、物品が含む無線タグの読み取りを行う。
このとき、入出荷処理等、マスタと付き合わせる検品を行っているのであれば、存在するはずの無線タグが全て読み取られるか、所定の上限時間(或いは回数などの上限値)を超えるまでの間、制御部200は、搬送部110により物品を往復移動させたり、リーダ130をフレーム124に沿って上下動させたり、また、リーダ140を搬送部110の幅方向に往復移動させたりする。
制御部200は、存在するはずの無線タグが全て読み取られたか、所定の上限時間(或いは回数などの上限値)を超えた場合に、リーダ130,140のアンテナによる電波の放射を停止させる。そして制御部200は、遮蔽部150にシールドメッシュ151を巻き上げさせて開口部121,122を開放し、搬送部110により物品を移動させて開口部122から出す。開口部122から出された物品は、搬送部110から補助搬送部180に移って慣性で移動する。これをオペレータが受け取る。
このように、本実施形態によれば、無線タグの読み取りに用いる区切られた空間から電波が漏れにくい構造の無線タグ読取装置100を提供することができる。
なお、本実施形態の漏れ抑制部160は例えば金属製であるとしたが、実施にあたってはこれに限らない。例えば、漏れ抑制部160は、フェライトシートなどの磁性を有するものや薄い電波吸収体が板金の表面を覆った構成とされていてもよい。
(変形例1)
図7は、漏れ抑制部160の形状の他の例を示す図である。この図に示すように、漏れ抑制部160は、搬送方向に沿った断面が逆T字型(~字状)を有するものであってもよい。逆T字型は、載置面111に対して上下が逆のT字型であって、横線部分が載置面111に対向し、横線部分の中央部から上向きに縦線部分が伸びた形状である。
このような構成によれば、対向面161の広さがL字型の漏れ抑制部160の場合よりもさらに広いので、隙間α内で、電波を、より小さく減衰させることができる。
この変形例1においては、漏れ抑制部160の一対の縁部163,164のうち、一方の縁部164が被覆部120の外側に位置しているので、縁部164から電波が再放射されることで被覆部120の外にある無線タグを読み取ってしまうおそれがないとは言えない。しかしながら、縁部163側から入り込んだ電波は、縁部164に至るまでに十分に減衰するので、例え縁部164から電波が再放射されたとしても、出力が十分に小さくなっている。このため、縁部164が放射する電波は、被覆部120の外にある無線タグを読み取るに足る出力には至らないと考えられ、つまり、問題ないと考えられる。
(変形例2)
図8は、漏れ抑制部160の形状のさらに他の例を示す図である。この図に示すように、本変形例の漏れ抑制部160は、対向面161からさらに、載置面111から離れる向きに屈曲された形状を有し、縁部165は上向きである。本変形例によれば、上記実施形態の縁部162に比べて、縁部165からの電波の再放射は少ないと考えられる。
また、縁部165からさらに屈曲させて、縁部を遮蔽部150へ向けてもよい。漏れ抑制部160の縁部が屈曲を重ねられ巻かれた状態に近くなるほど、縁部からの電波の再放射が抑えられ、無線タグの読み取りに好影響であると考えられる。
以上説明した実施形態および変形例によれば、隙間αからの電波の漏れを抑えることができるので、隙間αから漏れ出た電波により所定の領域外に存在する無線タグを誤って読み取ってしまう不都合の発生を抑えることができる。
また、以上の実施形態および変形例は、遮蔽部150を、主にシールドメッシュ151により構成しているので、軽量な遮蔽部150とすることができる。このため、開口部121,122の開閉を素早く行うことができる。また、シールドメッシュ151が曲げ可能な部材であるので巻取りにより開口部121,122を開閉できる。このため、曲げが不可能な部材(例えば板金)で遮蔽部が構成されるような場合とは異なり、被覆部120の周囲のスペースが少なかったとしても、本無線タグ読取装置100を設置し用いることが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…無線タグ読取装置
110…搬送部、111…載置面、112…無終端ベルト、113…ベース
120…被覆部、121,122…開口部、
123…側壁、124…フレーム、125…天井
130,140…リーダ
150…遮蔽部、151…シールドメッシュ、152…バー
160…漏れ抑制部、161…対向面、162~165…縁部
170,180…補助搬送部
190…駆動部、191~194…センサ、195…モータ
200…制御部、210…制御ユニット、220…表示操作部
230…非常灯
特開2006-252181号公報

Claims (4)

  1. 無線タグが付された物品を載置状態で搬送する搬送部と、
    前記搬送部上の前記物品の出入を許容する開口部を有し、前記搬送部の載置面上の所定の領域を囲み、当該領域内で発せられる電波が前記領域の外に漏れることを抑える被覆部と、
    前記領域内に設けられて、所定の周波数帯の電波により前記無線タグと通信するアンテナと、
    前記被覆部の前記開口部を開閉するものであって、当該開口部から前記アンテナの電波が前記領域の外に漏れることを抑える遮蔽部と、
    前記遮蔽部の下端部に設けられ前記載置面に対向する対向面と、当該対向面の前記被覆部内に位置する部分から上向きに屈曲されて立ち上がっている屈曲部と、を有する漏れ抑制部と、
    を備える無線タグ読取装置。
  2. 前記漏れ抑制部は、前記対向面を、前記被覆部の内側および外側の両側に有している
    請求項1に記載の無線タグ読取装置。
  3. 前記遮蔽部は、前記開口部に吊下げ状態で設けられ、上下方向に移動することで前記開口部を開閉するものである
    請求項1または2に記載の無線タグ読取装置。
  4. 前記漏れ抑制部は、前記搬送部の載置面の全幅に渡って存在する
    請求項1~のいずれか1つに記載の無線タグ読取装置。
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