JP7159424B1 - 建築金具用曲げ工具及び建築金具曲げ方法 - Google Patents

建築金具用曲げ工具及び建築金具曲げ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡素な構造でもって建築金具を曲げる。【解決手段】 ベース部32aから延出される延出部(連結部32b)が基端側の折り線部32b3で曲げられるようにした建築金具を曲げ対象とし、前記延出部を曲げるための建築金具用曲げ工具であって、前記延出部に対し、折り線部32b3の延長方向に沿って離れた位置から凹凸状に嵌り合う嵌合部41と、嵌合部41の反嵌合方向側に延設されるとともにその延設方向を回転軸にして回転操作可能な回転操作部42とを一体に有する。【選択図】 図10

Description

本発明は、ベース部から延出される延出部が折り曲げられるようにした建築金具を曲げ対象とする建築金具用曲げ工具、及びこの建築金具用曲げ工具を用いた建築金具曲げ方法に関するものである。
例えば、特許文献1に記載される建材の連結構造では、間隔をあけて配設されるドア枠と壁側建材とを連結具により連結している。この連結具は、ドア枠に軸支される雄ねじ棒と、この雄ねじ棒を挿通した連結部材とを備え、雄ねじ棒を中心にした回転運動により前記連結部材を壁側建材側へ曲げ、この連結部材の先端部を結合具によって壁側建材側の部材に結合するようにしている。
特開2020-7748号公報
従来技術によれば、前記連結部材を曲げて壁側建材に結合するには、前記連結部材の孔にドライバー等の工具を挿入し、この工具を抉るように操作して前記連結建材を壁側建材側へ回動させる。このため、前記連結部材には曲げ作業用の孔を加工しておく必要がある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
ベース部から延出される延出部が基端側の折り線部で曲げられるようにした建築金具を曲げ対象とし、前記延出部を曲げるための建築金具用曲げ工具を用いた建築金具曲げ方法であって、前記建築金具用曲げ工具は、前記延出部に対し、前記折り線部の延長方向に沿って離れた位置から凹凸状に嵌り合う嵌合部と、前記嵌合部の反嵌合方向側に延設されるとともにその延設方向を回転軸にして回転操作可能な回転操作部とを一体に有し、前記嵌合部を前記延出部に嵌め合わせる工程と、前記回転操作部を一方向へ回転操作して前記延出部を曲げる工程とを含むことを特徴とする建築金具曲げ方法
本発明は、以上説明したように構成されているので、簡素な構造でもって建築金具を曲げることができる。
枠体用連結具の一例を適用した開き戸装置を示す全体正面図である。 枠体設置構造の一例を示す全体正面図であり、開き戸は省いている。 図2の(III)-(III)線に沿う断面図である。 枠体設置構造の一例を示す正面図である。 枠体の一例を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。 連結部材の一例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 枠体用連結具を枠体側の基礎部材に連結部材を係合した状態を示す側面図である。 基礎部材に対し、連結部材等を設置する前の状態を示す分解斜視図である。 基礎部材に連結部材を係合した状態を示す斜視図である。 (a)は連結部材の連結部に建築金具用曲げ工具を係合した状態を示す斜視図であり、(b)は建築金具用曲げ工具を回転操作して連結部を曲げて建材に係合した状態を示す斜視図である。 曲げられた二つの連結部を止着具によって建材に止着しようとしている状態を示す斜視図である。 建築金具用曲げ工具の一例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)に対する右側面図である。 連結部材の他例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 連結部材の他例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 連結部材の他例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 連結部材の他例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 連結部材の他例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 連結部材の他例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、ベース部から延出される延出部が基端側の折り線部で曲げられるようにした建築金具を曲げ対象とし、前記延出部を曲げるための建築金具用曲げ工具であって、前記延出部に対し、前記折り線部の延長方向に沿って離れた位置から凹凸状に嵌り合う嵌合部と、前記嵌合部の反嵌合方向側に延設されるとともにその延設方向を回転軸にして回転操作可能な回転操作部とを一体に有する(図9,図10及び図12参照)。
第二の特徴として、前記回転操作部は、前記嵌合部から前記反嵌合方向側へ延設された回転軸部と、該回転軸部から交差方向に突出した把持部とを有する(図9,図10及び図12参照)。
第三の特徴として、前記嵌合部が、両端部にそれぞれ設けられている(図9,図10及び図12参照)。
第四の特徴として、曲げ対象である前記建築金具が、枠体と該枠体に対し間隔をあけて配設される建材とを連結するための連結部材である(図3~図4,図8~図11)。
第五の特徴として、上記建築金具用曲げ工具を用いた建築金具曲げ方法であって、前記嵌合部を前記延出部に嵌め合わせる工程と、前記回転操作部を一方向へ回転操作して前記延出部を曲げる工程とを含む(図9~図11参照)。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
本明細書中、「見付け方向」とは、枠体10の横幅方向(図1の左右方向)を意味する。また、「見込み方向」とは、「見付け方向」に略直交する枠厚の方向(図7の左右方向)を意味する。
また、「開口幅方向」とは、開閉体15により開閉される開口部10aの横幅方向を意味し、本実施態様によれば、「見付け方向」と同方向である。
また、「枠内側」とは、枠体10の内側を示し、「枠外側」とは、枠体10の外側を示す。
図1は、本発明に係る枠体設置構造Aを適用した建具装置1である。
枠体設置構造Aは、枠体10と、この枠体10の周囲に間隔をあけて配設される建材20とを、枠体用連結具30によって連結したものである。この枠体設置構造Aの連結作業には、建築金具用曲げ工具40が用いられる。
枠体10は、左右の側枠部材11,12と、これら側枠部材11,12の上端間に接続された上枠部材13と、側枠部材11,12の下端間に接続された下枠部材14(沓摺と称する場合もある)とから中央に開口部10a(図2参照)を有する矩形枠状に構成される。
これら側枠部材11,12、上枠部材13及び下枠部材14は、予め工場等で一体に溶接接合されて、枠体10を構成する。この枠体10は、当該枠体設置構造Aの設置対象である建物等の現場に搬送される。
左側の側枠部材11と右側の側枠部材12は、それぞれ、図3に示すように、枠(壁側)に開口11a,12aを有する横断面略C字状の部材であり、上下方向へわたる長尺状に形成される。
同様に、上枠部材13も、枠側に開口13a(図5参照)を有する横断面略C字状の部材であり、左右方向へわたる長尺状に形成される。
開口11a,12a,13aの各々は、後述する基礎部材31を外部から挿入可能なように、見込み方向の幅寸法が設定されている。
枠体10の内側には、開閉体15が開閉可能に装着される。
開閉体15は、図示例によれば、戸尻部分を一方の側枠部材12に枢支して回動する戸体(ドア)である。図中符号16は、開閉体15を回動可能に軸支するヒンジである。このヒンジ16は、図示例によれば旗蝶番であるが、他の態様のものを適用可能である。
建材20は、枠体10の周囲を囲むようにして、不動部位(例えば、建具装置1の設置対象である建物等)に固定される。図示例の建材20は、壁部2を内側から支持する芯材21と、この芯材21の枠内側に止着固定された補強部材22と、この補強部材22の枠内側に固定された補助部材23とから一体的に構成される(図3参照)。
壁部2は、壁厚方向の間隔を置いた2枚の板材(例えば、石膏ボードやベニヤ板、その他のパネル材等)から構成される。
芯材21は、左右の側枠部材11,12及び上枠部材13を囲む正面視凹枠状に構成される。
補強部材22は、芯材21の枠内側に正面視凹枠状に構成される。さらに、補助部材23は、補強部材22の枠内側に正面視凹枠状に構成される。
芯材21、補強部材22及び補助部材23は、その一部または全部を一体の部材から構成することが可能である。
補助部材23は、左右及び上側の補強部材22,22,22に、それぞれ対応するように、左右及び上側に設けられる。
各補助部材23は、横断面L字状の金属製(例えば、鋼材等)のアングル状部材であり、その一片部を補強部材22に接合するとともに、他片部を枠内側へ向かって突出する突片部23aにしている。
突片部23aは、補強部材22の長手方向(図示の上下方向または左右方向)の略全長にわたって連続している。
枠体用連結具30は、枠体10に配設される基礎部材31と、この基礎部材31と壁部2側の建材20を結合する連結部材32とを具備している。結合前の基礎部材31と連結部材32は、それぞれ、別体の部材である。
基礎部材31は、見込み方向に対する交差方向の両側に両縁部を有する板状に形成される。
より詳細に説明すれば、この基礎部材31は、硬質材料(例えば、鋼材等の金属材料)から長方形の板状に形成され、その両側の長辺部分に、見込み方向へわたって同方向へ傾斜する略平行な両縁部31a,31bを有する。
この基礎部材31は、側枠部材11、側枠部材12、上枠部材13の各々について、その内部に挿入され、各枠部材11,12又は13の長手方向に間隔を置いて複数設置される。
各基礎部材31は、開口11a,12a又は13aを跨るとともに見込み方向へわたって傾斜するようにして設けられ、枠部材11,12又は13の内面に適宜な接合手段により固定される(図3及び図7参照)。この接合手段は、溶接やねじ止め、リベット止め等とすることが可能である。
隣り合う二つの基礎部材31,31は、その一方と他方の傾斜方向が逆になっている(図5参照)。
この構成によれば、枠体10を、複数の枠体用連結具30によって建材20に連結する際に、見込み方向の位置決め精度を向上することができる。
連結部材32は、基礎部材31に係合されるベース部32aと、ベース部32aから突出して建材20(詳細には、補助部材23の突片部23a)に結合される連結部32bとを有する。
この連結部材32は、金属製板材について、プレス加工及び曲げ加工等、適宜な機械加工を施して構成される。
ベース部32aは、矩形板状の部位である。このベース部32aには、枠体10側へ突出して、基礎部材31に係合する係合部32cが複数設けられる。
係合部32cは、見込み方向(図7によれば左右方向)の両側に位置し、且つ見込み方向に対する交差方向(図7によれば上下方向)の両側に位置するように、計四つ設けられる。すなわち、係合部32cは、矩形状のベース部32aにおいて、四角側にそれぞれ設けられる。
各係合部32cは、ベース部32aの縁部側から枠内方向(図4によれば、左方向)へ突出している。
基礎部材31を間に置いた一方側の二つの係合部32c,32cと、他方側の係合部32c,32cとは、対向するようにして、突端側が略L字状に曲がっている(図4、図6等参照)。
これら四つの係合部32cには、基礎部材31の両縁部31a,31bのうちの一方の縁部31aに対し見込み方向の一方側で基礎部材31の裏側に回り込んで係合する第一の係合部(例えば、図7における左上の係合部32c)と、他方の縁部に対し見込み方向の他方側で基礎部材31の裏側に回り込んで係合する第二の係合部(例えば、図7における右下の係合部32c)とが含まれる。
また、連結部32bは、ベース部32aから同方向へ突出するように二つ設けられ、さらに、ベース部32aから逆方向へ突出するように二つ設けられる。連結部32bが突出する方向は、側枠部材11,12又は上枠部材13の延設方向に沿う方向である(図7参照)。
同方向の二つの連結部32b,32bの間には、適宜な隙間sが設けられる。
この隙間sは、同方向の二つの連結部32b,32bが補助部材23の突片部23aに嵌り合うように、その幅寸法が設定される。
各連結部32bは、その基端側(付け根側)の折り線部32b3が、ベース部32aに対し折り曲げられて、その折り曲げられた部分が建材20(詳細には、補助部材23の突片部23a)に結合される。
折り線部32b3は、連結部32bが折り曲げられた際に略線状の折り目となる部分である。この連結部32bは、連結部32bの突出方向に対し略直交している。
なお、図示例の折り線部32b3は凹凸等を有しないが、この折り線部32b3の他例としては、連結部32bの表面に溝状に形成してもよい。この他例では、連結部32bの曲げ作業がより容易になる。
各連結部32bのベース部32a寄りには、折り線部32b3の延設方向に切欠された切欠部32b1が設けられる。この切欠部32b1は、図示例によれば、折り線部32b3の延長線上に位置し、連結部32bの曲げ作業を容易にしている。
図示例の切欠部32b1は、隙間s側に位置する。なお、他例としては、この切欠部32b1を、各連結部32bにおける隙間s側に対する反対側に設けたり、前記隙間s側と前記反対側の両方に設けたりすることが可能である。
また、各連結部32bの突端側には、補助部材23の突片部23aに交差するように、円筒孔状の貫通部32b2が設けられる。
同方向へ突出する二つの連結部32bにおいて、その一方の貫通部32b2と、他方の貫通部32b2は、略同芯状に位置する。
そして、二つの連結部32bが建材20側へ曲げられた際、二つの貫通部32b2,32b2の間に、補助部材23の突片部23aが位置する。
各貫通部32b2は、結合具33を遊挿可能な円筒状の貫通孔である。
結合具33は、先端側にドリルを有するタッピングビスであり、突片部23aに穴加工及び雌ネジ加工を施しながらねじ込まれる。
また、建築金具用曲げ工具40は、建築金具である連結部材32を曲げ対象とし、ベース部32aから延出される延出部である連結部32bを、その基端側の折り線部32b3で曲げるものである。
なお、この建築金具用曲げ工具40の曲げ対象は、ベース部から延出される延出部が基端側で曲げられるようにした建築金具であればよく、連結部材32以外のものとすることも可能である。
図示例の建築金具用曲げ工具40は、ベース部32aから延出される連結部32b(延出部)に対し、折り線部32b3の延長方向に沿って離れた位置から凹凸状に嵌り合う嵌合部41と、嵌合部41の反嵌合方向側に延設されるとともにその延設の方向を回転軸にして回転操作可能な回転操作部42とを一体に有する。
なお、前記反嵌合方向とは、異なる表現をすれば、折り線部32b3の延長方向に沿って連結部32bから離れる方向である。
回転操作部42は、先端側に嵌合部41を有する回転軸部42aと、この回転軸部42aの後端側から交差方向(図示例によれば略直交方向)へ延設された把持部42bとから一体的に構成される。
この回転操作部42は、例えば、金属製の円柱状部材を、略L字状に曲げ加工することで形成することが可能である。
嵌合部41は、連結部32bの縁部分に嵌り合う凹状(異なる表現をすれば、すり割り状)に形成される。
この嵌合部41は、図示する好ましい一例によれば、回転操作部42の一端部と他端部の両方にそれぞれ設けられる。
例えば、一方の嵌合部41を連結部32bに嵌め合わせた場合、この嵌合部41に連続する軸状部分が回転軸部42aとして機能し、同嵌合部41から離れ前記軸状部分に交差する他の軸状部分が把持部42bとして機能する。
逆に、他方の嵌合部41を連結部32bに嵌め合わせた場合には、回転軸部42aと把持部42bの関係が逆になる。
回転操作部42は、少なくとも一回折れ曲がった形状にするのが好ましいが、他例としては、回転軸部42aの後端部にT字状に把持部が設けられた態様や、回転軸部42aの後部側にクランク状に曲げられた把持部が設けられた態様、ドライバー等のように軸状に形成された態様、回転軸部42aにスパナ等の工具を嵌め合せて回転可能にした態様とすることが可能である。
<枠体連結方法について>
次に上記構成の枠体設置構造Aについて、枠体10を建材20に連結する手順を詳細に説明する。
建材20側については、例えば、予め壁部2と一体の芯材21に対し、補強部材22及び補助部材23等が止着固定される。この固定手段は、溶接や、ねじ止め、リベット止め等とすればよい。
基礎部材31は、枠体10が、左右及び上側の建材20の内側に挿入される前(例えば、工場における製造段階や、現場搬入された段階等)に、枠体10の側枠部材11,12及び上枠部材13に対し止着固定される。
次の工程では、連結部材32のベース部32aを基礎部材31に係合する。
詳細に説明すれば、図8に例示するように、連結部材32について、上側の二つの係合部32c,32cと下側の二つの係合部32c,32cを、基礎部材31の上下に跨らせるようにして、側枠部材11,12の開口11a,12a内へ挿入する。
この後、連結部材32全体を一方向(図7によれば反時計回り)に回して、対角線状の位置する一方の係合部32c(第一の係合部)と他方の係合部32c(第二の係合部)を、それぞれ、基礎部材31の両縁部31a,31bに係合する。
なお、隣り合う連結部材32,32の一方と他方では、基礎部材31の傾斜方向が異なるため(図5参照)、前記作業における連結部材32全体の回転方向が逆になり、基礎部材31に対し掛合する係合部32cも異なる。
また、上枠部材13の基礎部材31に対し、連結部材32を装着する作業は、上記説明の上下を左右に読み替えて、同様に行われる。
次に、枠体10を、左右及び上側の建材20の内側に挿入して、側枠部材11,12及び上枠部材13を、それぞれ、建材20の補助部材23に対向させる。
なお、上記作業手順では、予め、基礎部材31に連結部材32を装着したが、他例としては、枠体10を左右及び上側の建材20の内側に挿入した後に、建材20と枠体10の隙間に連結部材32を挿入するようにして、連結部材32を基礎部材31に装着することも可能である。
次に、各連結部32bを、ベース部32aに対し折り曲げる折り曲げ工程を行う。
詳細に説明すれば、この折り曲げ工程では、側枠部材11,12又は上枠部材13と、建材20との間に、建築金具用曲げ工具40を挿入するようにして(図9参照)、この建築金具用曲げ工具40の先端側の嵌合部41を、連結部材32における連結部32b(延出部)の縁部分に対し外側から嵌め合わせる(図10(a)参照)。この嵌め合わせ部分は、各連結部32bの基端側(図示例によれば、切欠部32b1及び折り線部32b3に近傍)であって、切欠部32b1及び折り線部32b3よりも、連結部32bの突出方向側の部分である。
そして、建築金具用曲げ工具40の把持部42bを手で握る等して、回転軸部42aを中心にして、建築金具用曲げ工具40を一方向へ回転させて、連結部32b(延出部)を、突片部23aに並ぶ位置になるまで折り曲げて(図10(b)参照)、塑性変形させる。
この作業は、枠体10の延設方向に沿う一方側(図10によれば、上側)の二つの連結部32b,32bと、他方側の二つの連結部32b,32bとの計四つについてそれぞれ行われる。
なお、図10は、見込み方向の一方側の連結部32bを曲げる作業を示しているが、これとは逆側の連結部32bを曲げる場合には、逆側(見込み方向の他方側)から、枠体10と建材20の間に、建築金具用曲げ工具40を挿入するようにして作業が行われる。
次に、前記のようにした折り曲げられた連結部32bを突片部23aに結合する結合工程が行われる。
この結合工程では、基礎部材31を跨る方向の一方側(例えば、図11の上側)について、二つの連結部32bの間の隙間sに、建材20側の突片部23aが挿入され、この状態で、二つの連結部32bの先端側の貫通部32b2,32b2と、これらの間の突片部23aに、結合具33が挿入される。
結合具33(例えば、ドリル付きタッピングビス)は、突片部23aを貫通するとともにその貫通孔に対し螺合し締め付けられ、二つの貫通部32b2,32b2に対しては遊挿される。したがって、この結合具33の頭部と突片部23aとの間に、一方の連結部32bが挟まれて、連結部材32が不動に固定される。
基礎部材31を跨る方向の他方側(図11によれば、下側)についても、同様の作業が行われる。
よって、上述した枠体用連結具30及び枠体設置構造A並びに枠体連結方法によれば、枠体10と建材20を簡素な構造でもって精度よく結合できる上、作業性も良好である。
<連結部材の他例について>
上記枠体設置構造Aにおいて、連結部材32は、以下に説明する態様のものに置換することが可能である。
なお、以下に説明する連結部材は、上記連結部材32の一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、同様の部分には同一の符号を付けて、重複する詳細説明を省略する。
図13に示す連結部材32’は、上記連結部材32について、基礎部材31を跨ぐ方向の一方側(図13によれば、下側)の連結部32b,32bを省いたものである。
この連結部材32’は、全長を比較的短くすることができ、各枠部材11,12,13の長手方向の端部側に位置する基礎部材31に装着するのに好ましい。
例えば、この連結部材32’は、側枠部材11又は12における最下側の基礎部材31に装着する場合、二つの連結部32b,32bを上方へ向けておけば、床面等の下方側の部材との干渉を防ぐことができる。
図14に示す連結部材34は、上記連結部材32について、基礎部材31を跨ぐ方向に交差する方向の一方の連結部32bを省き、他方(図14(a)によれば、左側上下の連結部32b,32b)を残し、かつ、切欠部32b1を貫通孔32b4に置換したものである。
前記他方の連結部32b,32bは、図14に示す一例によれば、ベース部32aの上端側と下端側で、互いに逆向きに突出する。
前記他方の連結部32b,32bは、何れも建材20側へ曲げられて、上記連結部材32と同様に、貫通部32b2に挿通される結合具33によって突片部23aに接続される。各連結部32bの折り線部32b3は、貫通孔32b4を跨ぐ両側に位置する。
この連結部材34によれば、当該連結部材34全体をより軽量で簡素な構造にすることができ、当該連結部材34の材料コストの軽減にもなる。
なお、連結部材34は、図14(a)において左右を入れ替えるように、180度回転させて用いることも可能である。
また、連結部材34において、貫通孔32b4は、連結部32bの折り曲げ作業を用意にするものであり、上述した切欠部32b1に置換することが可能である。
図15に示す連結部材35は、上記連結部材32について、同芯上に並ぶ二つの貫通部のうち、その一方の貫通部32b2’を他方の貫通部32b2よりも小径に形成したものである。
なお、図示例の連結部材35は、切欠部32b1を省いているが、上記連結部材32と同様に、各連結部32bの付け根側に、切欠部32b1又は貫通孔等を付加するようにしてもよい。
一方の貫通部32b2’は、結合具33の雄ネジ部の外径よりも小径であり、結合具33がねじ込まれることで、内周面に雌ネジ部を形成する。
他方の貫通部32b2は、結合具33の雄ネジ部の外径よりも大径であり、結合具33を遊挿する。
結合具33は、他方の貫通部32b2に遊挿され、突片部23aにねじ込まれて突片部23aを貫通し(図3参照)、前記一方の貫通部32b2’の内周面に嵌り合って螺合する(図15参照)。
よって、この連結部材35によれば、同芯上に並ぶ連結部32b,32bの間に突片部23aを挟むとともに、これら連結部32b,32bを、結合具33により連結し締め付けることができ、補助部材23と連結部材32の接続強度を向上することができる。
また、図16に示す連結部材36は、連結部材32において、基礎部材31を跨ぐ方向の一方側(例えば図示の上側)で、左右の連結部32bのうちその一方を省き、他方側(例えば図示の下側)でも、左右の連結部32bのうち、前記一方に対する他方を省いている。
なお、この連結部材36は、切欠部32b1を省いているが、連結部材32と同様に、切欠部32b1又は貫通孔等を設けてもよい。
そして、連結部材36において、一方側の連結部32bと他方側の連結部32bは、それぞれ曲げられて、突片部23aと並び合う。
片方の連結部32bは、見込み方向の一方(図16によれば右側)から貫通部32b2に挿通される結合具33により突片部23aに結合される。
もう片方の連結部32bは、逆側((図16によれば左側)から挿通される他の結合具33により突片部23aに結合される。
連結部材36は、前述した二つの結合具33の結合力により一方向(図16によれば、反時計方向)の回転力を発生し、この回転力により基礎部材31に結合される。
詳細に説明すれば、対角線上に位置する一方の係合部32cが、基礎部材31の一方の縁部31aに強く圧接され、他方の係合部32cが、基礎部材31の他方の縁部31bに強く圧接される。
よって、図16に示す連結部材36を用いれば、ベース部32aを基礎部材31に対し頑強に係合させることができる。
また、図17に示す連結部材37は、連結部材32について、係合部32cを係合部32dに置換したものである。
係合部32dは、基礎部材31を跨る方向の一方側と他方側の計二つ設けられる。なお、他例としては、図示の左右方向にも設けて,計四つにしてもよい。
各係合部32dは、ベース部32aに凹状の切欠を設けるとともにその切欠の内側部分を、厚み方向において基礎部材31側へ切り起こすようにして折り曲げて形成される。この係合部32dは、基礎部材31の裏側へまわり込んで係合する。
基礎部材31を跨ぐ一方側の係合部32dと他方側の係合部32dは、図17(b)に示すように、傾斜して突出する方向が逆向きである。一方側の係合部32dは、基礎部材31の縁部31aに係合し、他方側の係合部32dは、同基礎部材31の縁部31bに係合する。
よって、図17に示す連結部材37は、基礎部材31に係合するための係合部32dを、より簡素な構造に形成することができる。しかも、傾斜して突出する各係合部32dとベース部32a面との間のV字状部分に、基礎部材31の縁部31a(又は31b)を挟み込むようにしてしっかりと係合することができる。
また、図18に示す連結部材38は、連結部材32について、係合部32cを係合部32eに置換したものである。
なお、この連結部材38は、切欠部32b1を省いているが、連結部材32と同様に、基礎部材31を設けてもよい。
係合部32eは、ベース部32aにおける見込み方向(図18によれば、左右方向)の一端側と他端側に設けられる。前記一端側の係合部32eは、基礎部材31を跨がる両側に位置するように二つ設けられる。これら二つの係合部32e,32eは、対向している。
同様の前記他端側の係合部32eも、基礎部材31を跨がる両側に位置するように二つ設けられ、対向している。
各係合部32eは、基礎部材31側へ曲げられて基礎部材31の裏側へまわり込むように傾斜している。
連結部材38が基礎部材31に装着された状態において、四つの係合部32eのうち、対角線上に位置する二つの係合部32e,32eは、それぞれ、基礎部材31側へ曲げられて基礎部材31の裏側へまわり込む。
よって、図18に示す連結部材38は、基礎部材31に係合するための係合部32eを、より簡素な構造に形成することができる。しかも、傾斜して突出する各係合部32eとベース部32a面との間のV字状部分に、基礎部材31の縁部31a(又は31b)を挟み込むように係合するため、その係合強度を比較的大きく確保することができる。
<その他の変形例>
上記実施態様によれば、枠体10に基礎部材31を設け、この基礎部材31と建材20の間を上記連結部材によって結合したが、他例としては、建材20に基礎部材31を設け、この基礎部材31と枠体10の間を上記連結部材によって結合することも可能である。
上記実施態様によれば、基礎部材31を長方形板状に形成したが、この基礎部材31は、見込み方向に対する交差方向の両側に両縁部31a,31bを有するものであればよく、例えば、クロス形板状や、台形板状、その他の形状の板状にすることが可能である。
上記実施態様によれば、結合具33を先端側にドリルを有するタッピングビスとしたが、この結合具33の他例としては、突片部23aに予め形成された孔に対しねじ込まれるタッピングビスや、ねじ、ボルト、リベット等とすることが可能である。
上記実施態様によれば、枠体設置構造Aをドア装置に適用したが、この枠体設置構造Aの基本構造は、引き戸装置や、折戸装置、オーバーヘッドドア、開閉窓等について、その枠体と該枠体の周囲の建材間の連結に適用することが可能である。
本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
10:枠体
11,12:側枠部材
13:上枠部材
11a,12a,13a:開口
20:建材
21:芯材
22:補強部材
23:補助部材
23a:突片部
31:基礎部材
32,32’,34~38:連結部材
32a:ベース部
32b:連結部(延出部)
32b1:切欠部
32b2:貫通部
32c,32d,32e:係合部
33:結合具
40:曲げ工具
41:嵌合部
42:回転操作部
42a:回転軸部
42b:把持部

Claims (6)

  1. ベース部から延出される延出部が基端側の折り線部で曲げられるようにした建築金具を曲げ対象とし、前記延出部を曲げるための建築金具用曲げ工具を用いた建築金具曲げ方法であって、
    前記建築金具用曲げ工具は、前記延出部に対し、前記折り線部の延長方向に沿って離れた位置から凹凸状に嵌り合う嵌合部と、前記嵌合部の反嵌合方向側に延設されるとともにその延設方向を回転軸にして回転操作可能な回転操作部とを一体に有し、
    前記嵌合部を前記延出部に嵌め合わせる工程と、前記回転操作部を一方向へ回転操作して前記延出部を曲げる工程とを含むことを特徴とする建築金具曲げ方法
  2. 前記回転操作部は、前記嵌合部から前記反嵌合方向側へ延設された回転軸部と、該回転軸部から交差方向に突出した把持部とを有することを特徴とする請求項1記載の建築金具曲げ方法
  3. 前記嵌合部が、両端部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の建築金具曲げ方法
  4. 曲げ対象である前記建築金具が、枠体と該枠体に対し間隔をあけて配設される建材とを連結するための連結部材であることを特徴とする請求項1~3何れか1項記載の建築金具曲げ方法
  5. 前記枠体は、左右の側枠部材と、これら側枠部材上端間に接続された上枠部材と、を有し、
    前記嵌合部を前記延出部に嵌め合わせる工程は、
    前記側枠部材又は前記上枠部材と、前記建材との間に、前記建築金具用曲げ工具を挿入するようにして、この建築金具用曲げ工具の先端側に形成された前記嵌合部を、前記連結部材における前記延出部の縁部分に対し外側から嵌め合わせるものであることを特徴とする請求項4項記載の建築金具曲げ方法。
  6. 曲げ対象である前記建築金具が、枠体と該枠体に対し間隔をあけて配設される建材とを連結するための連結部材であり、
    前記建材は、補強部材を有し、
    前記建築金具用曲げ工具の前記把持部は、前記補強部材の見込み方向外側に位置した状態で、前記建築金具用曲げ工具が回転操作されることを特徴とする請求項2記載の建築金具曲げ方法。
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