JP7157959B2 - 収穫装置 - Google Patents

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Description

本開示は、トマトなどの果実等を収穫する収穫装置に関する。
農作物の収穫作業の自動化が望まれている。
果実等の収穫作業では、一般的に刃物等で果柄を切断して収穫する方法がとられている。収穫作業を自動化するにあたり、刃物等による作物の株や果実等の植生や、植生に隣接する栽培に必要なインフラや栽培補材等への損傷を抑制する必要がある。
従来、損傷を抑制する果柄切断収穫のフィンガ等の例として、例えば特許文献1に記載される果柄切断機構が知られている。
図1は、特許文献1に記載の従来の収穫装置の要部の概略構成図である。
第1フィンガ70aの第2フィンガ70bと対向する一部に、+Z′方向から見て+X′方向に凹んだ凹部70cを形成して、当該凹部を+Z′方向から覆うように切断刃71を設けるとともに、切断刃71の刃先を、第1フィンガ70aの-X端面(凹部70c以外の部分)と面一に設定する。これにより、切断刃71の刃先と第2フィンガ70bとの間に果柄を侵入させる際の、切断刃71への果柄の接触を抑制する。
尚、図1(a)は、果実の果柄を第1フィンガ70aと第2フィンガ70bとの間に挟み込む前の状態を表し、図1(b)は、果実の果柄を第1フィンガ70aと第2フィンガ70bとの間に挟み込んだ後の状態を表している。
特開2012-110257号公報
しかしながら、上記で説明した従来の収穫装置では、収穫対象果実の種類によっては、果実と刃物隙間に、主茎や果梗といった部分が刃物間に誤挿入されてしまうと、切断動作等で植生に損傷を与えてしまう可能性は残存している。また、圃場においては、栽培用の誘引ロープや吊り下げ針金、薬液供給ホース等の栽培補材が植生近傍に存在するため、これらを誤って刃物間に誤挿入する可能性もある。
本開示は、上記課題を解決するものであり、損傷発生を抑制して対象物を収穫可能な収穫装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の収穫装置は、
略水平方向に沿って配設された第1収穫リングと、
平面視で前記第1収穫リングと重なり合う位置に、略水平方向に沿って配設された第2収穫リングと、
前記第1収穫リングの上方に配設され、略水平方向に沿って対向する1対のアームによって構成されたはさみ部材と、
前記はさみ部材の上方に配設された切断部材と、
を備え、
対象物の一部が前記第1収穫リング及び前記第2収穫リングに挿通され、且つ、前記第2収穫リングの位置が保持された状態で、前記第1収穫リングを、前記対象物の実った植物から装置本体側に移動させる第1動作と、
前記第1動作で前記装置本体側に引き寄せられた前記対象物を前記1対のアームの間に拘束するように、前記はさみ部材に挟み込み動作を実行させる第2動作と、
前記第2動作で前記1対のアーム間に拘束された前記対象物の上部を切断するように、前記切断部材に切断動作を実行させる第3動作と、
を順に実行する収穫装置である。
本開示の収穫装置によれば、損傷発生を抑制して対象物を収穫できる。
特許文献1に開示の収穫装置の概略構成図 本発明の実施形態にかかる収穫装置の外観を示す斜視図 図2に示した引き込み部材駆動機構を抜き出した斜視図 引き込み動作フローの状態図 引き込み動作フロー 収穫の対象物である果実の房を示す図 図6に示した上側収穫リングの外観を示す図 図6に示した下側収穫リングの外観を示す図 上下収穫リングに果実を挿通フローの状態図 小果梗を挟み込む機構と小果梗を切断する機構を抜き出した斜視図 小果梗を挟み込む機構の動作フローの状態図 切断刃の取り付け状態を示す斜視図 切断刃の動作状態を示す斜視図 刃物ホルダと切断刃の取り付け状態を示す斜視図 引き込み部材を示す図 はさみ部材を示す図 はさみ部材の動作状態を示す図 はさみ部材の動作状態を示す図
以下、本開示における収穫装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図2は、本実施の形態にかかる収穫装置100の外観を示す斜視図である。理解を容易にするため、第2取り付けベース22の一部を切り欠いて描いている。
図2において、収穫装置100は、収穫を所望するトマト等の果実を選択的に収穫装置100の近傍へ引き込む機構(引き込み部材1、2等)、収穫する果実のみを挿通し、収穫装置100に設定された切断位置の近傍に果実を引き寄せる機構(上側収穫リング15、下側収穫リング16等)、切断位置へ果実の小果梗(果柄)を移動させ拘束させるはさみ機構(はさみ部材17、18等)、小果梗を切断する機構(切断刃20等)、及び、制御装置(図示しない)を有する。
制御装置は、収穫装置100の各動作の制御を行う。
なお、以下の説明において、上下方向は重力に平行な方向であり、下方向は地球の重力が果実等を引っぱる向き、上方向は下方向の反対の方向である。また、前後方向は収穫装置100から見た果実の接近離間方向であり、前方向は、収穫装置100が果実に接近する方向、後ろ方向は収穫装置100が果実から離れる方向である。また、上側揺動とは、収穫部揺動軸26を回転軸として収穫装置100の前側を上に跳ね上げる動き、下側揺動はその逆と定義する。収穫するため果実に接近する前の収穫装置100は、下側揺動の下限位置をホームポジションとしている。
収穫の対象物である果実の房(ふさ)を図6に示す。ここではトマトの房で例示する。ガク51の一部は、図示を省略している。トマト房500は、主茎60から果梗53により分岐し、小果梗52で繋がった複数の密集した果実群で成り立っている。果実50はガク51の部分で小果梗52と接続し、小果梗52は果梗53に繋がっている。果実50は概ね自重等で垂下する。このような成り方をする果実としては他にぶどう等がある。また、果実50の中には、主茎60から直接小果梗で繋がって結実しているものがある。このような果実50の例として、いちご、キュウリ、なす等が挙げられる。どちらの成り方の果実であっても、本収穫装置100での収穫対象である。
これらの果実50は主茎60や果梗53の近傍に隣接しているものや、複数の果実50が密集して果実50同士が隣接して結実しているものが多い。そこで、収穫装置100は、所望の果実50のみを収穫するために、図2に示すように、特定の果実50のみを収穫装置100側に引き付ける機構として引き込み部材1、2を備える。
所望の果実50を収穫装置100側に引き付ける機構は、略水平方向に沿って対向する1対の引き込みアーム1、2によって構成された引き込み部材(以下、「引き込み部材1、2」と称する)と、引き込み部材1、2に引き付け動作を実行させる引き込み部材駆動機構(ここでは、リンクピン3、リンクピン4、リンクピン5、第1ロッド6、第1レバー7、ホルダ8、リンクピン9、スライド軸10、第2レバー11、第2ロッド12、アクチェータ13、リンクピン14a、リンクピン14b、及び、リンクピン14cにより構成されている)を有している。
図15は、閉じた合わさった状態の引き込み部材1,2を示す斜視図である。引き込み部材1,2はそれぞれR形状の先端部1a、2aを有し、そのR寸法は、引き込んだ時に収穫果実を傷めないように形状に近似させた寸法になっている。先端部1a、2aには先端隙間33を有する。収穫果実を入り込ませるため、収穫果実より大きな引き込み部材1、2の隙間34を有する形状になっている。先端部1a、2aは、収穫果実にダメージを与えないように柔軟性をもたせており、樹脂等の柔らかい素材で作られている。
図2に示すように、先端部1a、2aにR形状を有する引き込み部材1、2は、あらかじめ先端部1a、2aが離れて開いた状態で、所望の果実50の手前から、先端部1a、2aを果実50の直径方向の両脇をすり抜けさせ、先端部1a、2aを、果実50を抱え込むことが出来る位置まで差し込んだのち、先端部1a、2aを狭める方向に閉じることで、果実50を挟み込み、先端部1a、2aを閉じた状態のまま収穫装置100に引き込動作をおこなうことで、密集した果実群の中から所望の果実50を選択して引き込む。
図3は、図2に示した収穫装置100から、引き込み部材駆動機構を抜き出した斜視図である。なお理解を容易にするためにホルダ8の上面の一部を切り欠いて構造を見やすくしている。また、アクチェータ13とスライド軸10に関して、実際は、第1取り付けベース27に固定されているのだが、第1取り付けベース27の作図を省略しているので、アクチェータ13とスライド軸10が空中に浮いたように描かれている。
引き込み部材1、2は、それぞれリンクピン3、リンクピン4を回転軸として回転可能にホルダ8に取り付けられている。また、引き込み部材1、2は、それぞれリンクピン5を介して第1ロッド6に接続されている。ホルダ8にはリンクピン9を回転軸にして回転可能に第1レバー7が取り付けられている。第1第1レバー7はホルダ8に対して、リンクピン9を回転軸として回動する。第1レバー7はリンクピン14cを介して第1ロッド6に接続している。第1ロッド6はホルダ8上に作成された溝形状に沿って、ホルダ8に対して前後運動の平行移動可能に拘束されている。したがって、第1ロッド6の前後動作により、引き込み部材1、2が開閉動作することになる。尚、引き込み部材1、2は、上側収穫リング15の上方に配設されている。
引き込み部材駆動機構は、回転駆動力を生成するアクチェータ13、当該アクチェータ13に接続された第2レバー11、及び、第2レバー11に接続された第2ロッド12を有している。第2ロッド12は、リンクピン14aを介して一端が第2レバー11に接続され、リンクピン14bを介して他端が第1レバー7に接続されている。
第1ロッド6とホルダ8の間には、あらかじめ設定された前後移動量を規制するメカニカルストッパ(図示せず)を有し、第1レバー7の回動角度が制限され、引き込み部材1、2の開閉角度が制限される。
第1レバー7が制限角を超えて第2ロッド12により押し込まれると、ホルダ8が第1取り付けベース27に固定されたスライド軸10に沿って、前に移動する。そのため、引き込み部材1、2は、開いたままホルダ8ごと前に移動する。
第2ロッド12が引かれたときは、第1レバー7が制限角度内まで回動することで、第1ロッド6が後方に引かれ、引き込み部材1、2が閉じる動作をする。制限角度を超えて第1レバー7が引かれると、引き込み部材1、2は、ホルダ8ごと後方に引かれることになる。
引き込み部材1、2の先端部1a、2aはR形状を有し、当該先端部1a、2aを突き合せたときにできる空隙に果実50がはまり込む形状になっている。
果実50がすり抜ける必要があるため、引き込み部材1、2の先端部1a、2aが開いた状態のとき、先端部1a、2aの間隙が、果実50の直径以上(今回は収穫対象果実の関係で40mm以上)に開く寸法になっている。また、先端部1a、2aを突き合せた状態で果実50を保持して引き寄せるために、引き込み部材1、2の先端が閉じた状態のとき、先端部1a、2aの間隙は果実50の直径よりも小さい寸法になっている。
引き込み動作中に、引き込み部材1、2の間に植生の主茎や栽培用金具、ロープ等の異物や、隣接する果実50を複数個同時に引き込むなどの異物噛みこみ不具合が発生することが想定される。この状態で、収穫装置100を無理やり植生から引き抜くと、植生や収穫装置100自身にダメージを与える可能性がある。したがって、引き込み部材1、2が閉じた状態で、先端部1a、2aに隙間を設けることが好ましい。このことで、収穫装置100を植生から引き抜く際に、引き込み部材1、2の間から、先述の異物をすり抜けさせることでダメージを回避させている。
また、引き込み部材1、2を弾性変形しやすい形状にし、材質を選択することで、植生へのダメージや収穫装置100の破損を最小限にとどめている。
本事例では、引き込み部材1、2の先端部1a、2aの隙間を、収穫検証に使用している収穫果実の大きさから、2~20mm(最大で収穫果実の半径)程度に設定している。また、引き込み部材1、2は樹脂材料(本例ではウレタン樹脂とABS樹脂)により作成し、隙間の広がり方向の厚みを薄くして(本例では2~3mm)にして、引き込み部材1、2の先端部1a、2aの間隙と弾性変形量を合わせて、異物がすり抜けることを可能にしている。
この隙間寸法や樹脂材質は、収穫果実の特性によって変える必要がある。また、すり抜けを失敗する最悪の場合には、樹脂製の引き込み部材1、2を折損させることでフェールセーフ機能を持たせて植生を守っている。
引き込み動作について図5を用いて説明する。図5は引き込み動作フローを表している。図4(a)~(d)に、引き込み機構の動作フローの状態図を表している。なお、ホルダ8はスライド軸10に沿って移動するが、図4中ではスライド軸10を省略している(図3参照)。
引き込み動作の前提として、ホルダ8が最後方に引き込んだ位置で、且つ第1レバー7が前方に回動した状態を初期位置とする(ステップS1)。すなわち、図4(a)に示すように、果実50の手前で、引き込み部材1、2が開いた状態になっている。
次に、引き込み部材1、2の内側に果実50を入れる(ステップS2)。具体的には、アクチェータ13の左回転運動により第2レバー11が回転運動し、第2ロッド12を介して、第1レバー7を押し込んだ状態のまま、ホルダ8が前方に移動する。したがって、引き込み部材1、2が開いたままホルダ8と一緒に、前方の果実50側に移動し、図4(b)に示すように、引き込み部材1、2の間に果実50が入り込む。
次に、果実50を抱え込む(ステップS3)。具体的には、アクチェータ13を右回転駆動させる。第2レバー11及び第2ロッド12を介して、第1レバー7が後方に揺動動作する。この揺動動作により、第1レバー7にリンク接続された第1ロッド6が後方に引っ張られ、第1ロッド6に配置されたリンクピン4により引き込み部材1、2が閉じる。よって、図4(c)に示すように、果実50が引き込み部材1、2に抱え込まれた状態になる。
最後に、果実50を引き込む(ステップS4)。具体的には、引き込み部材1、2が閉じた後、アクチェータ13をさらに右回転させると、ホルダ8が後方に引っ張り込まれる。したがって、図4(d)に示すように、引き込み部材1、2により、果実50が収穫器100側に引き込まれる。
次に、図2に示す収穫装置100において、収穫する果実50のみを挿通し、収穫装置100の切断位置近傍まで果実50を引き寄せる機構を説明する。
収穫装置100の切断位置近傍まで果実50を引き寄せる機構は、上側収穫リング15と、下側収穫リング16と、上側収穫リング15を移動させるリング駆動機構(図示せず)とを備えている。
上側収穫リング15とその鉛直下方に配される下側収穫リング16は、引き込み部材1、2によって引き込んだ果実50を収穫装置100の収穫位置に引き寄せるための機構である。
ここで、上側収穫リング15および下側収穫リング16について、図7と図8を用いて詳細に説明する。図7は、上側収穫リング15の外観を示す斜視図である。図8は、下側収穫リング16の外観を示す斜視図である。
上側収穫リング15は、下側収穫リング16の溝部16cに嵌め込まれている。そして、上側収穫リング15は、下側収穫リング16の溝部16cに沿って後方にスライド可能に支持されている。下側収穫リング16は揺動ベース28に固定されている。揺動ベース28は、収穫部揺動アクチェータ25により、収穫部揺動軸26を回転軸にして上下に揺動する。上側収穫リング15及び下側収穫リング16はそれぞれ、楕円形状穴15a、16aを有している。上側収穫リング15に引き寄せ動作を実行させる前の状態においては、上側収穫リング15の楕円形状穴15aと下側収穫リング16の楕円形状穴16aとは、重なり合い、平面視で、一つの楕円形状の穴を形成する。
果実50を引き寄せる動作について図9を用いて説明する。図9は収穫する果実のみを挿通し、収穫装置100の収穫位置まで果実50を引き寄せる機構の動作状態図を示す。
収穫装置100は、収穫動作前には、ホームポジションの下側揺動下限位置にある。
前述の引き込み部材1、2による引き込み動作によって、図9(a)に示すように、果実50は上側収穫リング15と下側収穫リング16が有する楕円形状穴15a、16aの真上位置まで引き込まれた状態になっている。
次に、揺動ベース28の上側揺動動作により、上側収穫リング15と下側収穫リング16の楕円形状穴15a、16aは、果実50の下側から挿通する。楕円形状穴15a、16aが、果実50を挿通するまで揺動上昇させたのち、図9(b)に示すように停止する。
次に、小果梗52を、上側収穫リング15の楕円形状穴15aの先端領域に設けられたくぼみ部15bに引っ掛けて、上側収穫リング15を下側収穫リング16の溝16cに沿って後方へ引き寄せる。その際、下側収穫リング16は、そのままの位置に保持されるため、小果梗52の基部側である果梗53は、下側収穫リング16の楕円形状穴16aの先端領域に設けられたくぼみ部分16bにより、収穫装置100から離間された状態で維持される。これにより、図9(c)に示すように、トマト房500中に存在する複数の果実50のうち、1本の小果梗52の果実50のみが収穫装置100に引き寄せられる。
上述した引き寄せ動作によれば、上側収穫リング15と下側収穫リング16に存する楕円形状穴15a、16aに挿通できた物のみが収穫装置100に引き寄せられるため、挿通できない大きさの異物や、主茎や栽培用のロープのように下側に開放部がなく下から挿通が不可能なものに対して、収穫動作をしないことになる。したがって、誤って小果梗以外の物を切断してしまうことを低減できる。
次に、収穫装置100の切断位置近傍まで引き寄せた果実50を挟み込む機構について説明する。
果実50を挟み込む機構は、上側収穫リング15の上方に配設され、略水平方向に沿って対向する1対のアーム17、18によって構成されたはさみ部材(以下、「はさみ部材17、18」と称する)と、はさみ部材17、18に果実50を挟み込む動作を実行させるはさみ駆動機構(ここでは、第3レバー21、取り付けベース22、はさみ冶具回転軸29、及びはさみ冶具回転軸30により構成されている)とを有している。
図16は、はさみ部材17、18を示す斜視図である。はさみ部材17、18は、カギ形状の先端部17a、18aを有し、カギの内側に存在する果実50の小果梗52を引っ掛ける機能を持っている。また、はさみ部材17、18は、小果梗52を引き寄せるために、滑らかなR形状の内側面17b、18bを有している。
図17、図18は、はさみ部材17、18の動作状態を示している。図17(a)及び図18(a)は、はさみ部材17、18が開いた状態、図17(b)及び図18(b)は、はさみ部材17、18が閉じた状態を表している。
図2に示す収穫装置100において、上側収穫リング15と下側収穫リング16により、収穫装置100の切断収穫位置近傍に引き寄せられた果実50の小果梗52は、切断刃20での切断が可能になる切断収穫位置の限定範囲(はさみ部材17、18が閉じたときの拘束範囲31)に拘束される。この限定範囲は、小果梗52が入る十分な大きさを有しながら、切断刃20の動作範囲よりも狭く設定しており、切断刃20の切断動作により確実に小果梗52を切断することが可能になっている。本例では、切断刃20によるせん断による切断方法を使用しているが、鋏やニッパ等の他の切断部材を使用して小果梗52を切断することも可能である。
図17(a)及び図18(a)には、はさみ部材17、18が開から閉への挟み込み動作における先端部軌跡17d、18d、及びはさみ部材17、18が閉じられた際の位置17c、18cを示している。小果梗52は、はさみ部材17、18の挟み込み動作によって、はさみ部材17、18の間と第2取り付けベース22とで形成される拘束範囲31(本発明の「第2範囲」に相当)内に拘束される。
小果梗52を挟み込む機構について、図10を用いて説明する。図10は、小果梗52をはさみ込む機構と小果梗52を切断する機構を抜き出した斜視図である。これらの機構は、第2取り付けベース22上に配置されて、上側収穫リング15および下側収穫リング16の直上に配置されている。図10は、上側収穫リング15に引き寄せ動作を実行させた状態を示しており、上側収穫リング15は、下側収穫リング16に対して、後ろに引かれた状態となっている。また、理解を妨げないように部品を一部省略して図示している。
はさみ部材17と、はさみ部材18は、第2取り付けベース22上に、はさみ部材回転軸29、30により取り付けられ、お互い歯車でかみ合っている。また、はさみ部材17は歯車形状を有する第3レバー21とかみ合っており、第3レバー21を回転させると、はさみ部材17、18は逆方向に回転動作する。はさみ部材17、18は、刃物ホルダ19とリンク接続され、刃物ホルダ19は、はさみ部材17、18の動きに合わせて、前後斜め方向に移動する。刃物ホルダ19には切断刃20が取り付けられており、後述するように、はさみ部材17、18に抱え込まれて固定された小果梗52を切断する機構になっている。
小果梗を挟み込む動作について、図11を用いて説明する。図11は小果梗を挟み込む機構の動作状態図を示している。なお、理解を容易にするため、刃物ホルダ19や切断刃20等の図示を省略している。
最初に、図11(a)に示すように、上側収穫リング15によって果実50と小果梗52は引き寄せられている。動作初期状態では、はさみ部材17、18は開いた状態になっている。はさみ部材17、18はかぎ型形状を有している。はさみ部材17、18は、開いた状態では、図7、図8に示す上下側収穫リング15、16の楕円形状穴15a、16aのフットプリントに干渉しない形状になっている。すなわち、はさみ駆動機構による挟み込み動作開始前には、はさみ部材17、18は、上方から見て、上側収穫リング15が小果梗52を拘束する拘束範囲15a’(上側収穫リング15に引き寄せ動作を実行させた状態で、上側収穫リング15の楕円形状穴15aが第2取り付けベース22との間に形成するリング部分を意味する。以下同じ)(本発明の「第1範囲」に相当)に被らない。
この時、小果梗52は、上側収穫リング15が形成する拘束範囲15a’の範囲中の任意の場所に存在している。
次に、第3レバー21を回転させて、はさみ部材17、18が閉じる方向に回転させる。このことで、図11(b)に示すように、はさみ部材17、18が、小果梗52の存在できる範囲を狭めるようにしながら小果梗52を挟み込む。はさみ部材17、18は、挟み込み動作の際に、先述の上部収穫リング15と第2取り付けベース22の隙にある小果梗52を確実にひっかける形状になっている。なお、はさみ部材17、18が挟み込み動作を開始するとき、上側収穫リング15がはさみ部材17、18の先端より収穫装置100側にあることが好ましい。
挟み込み動作が完了すると、小果梗52は、はさみ部材17、18と第2取り付けベース22の内側の空間にある切断収穫位置に固定される。
はさみ部材17、18が交差する前には(即ち、挟み込み動作を実行する前には)、はさみ部材17、18によって形成される拘束範囲31は、平面視で、引き寄せ動作を完了したときの上側収穫リング15が形成する拘束範囲15a’と重なり合わないことが望ましい(図11(b)を参照)。又、はさみ部材17、18が交差する前には、平面視で、はさみ部材17、18によって形成される拘束範囲31が、上側収穫リング15が形成する拘束範囲15a’よりも大きいことが望ましい。又、はさみ部材17、18が交差した後には(即ち、挟み込み動作を実行した後には)、はさみ部材17、18によって形成される拘束範囲31は、平面視で、全周囲を囲繞し、且つ、上側収穫リング15が形成する拘束範囲15a’よりも小さいことが望ましい。これにより、はさみ部材17、18が、上側収穫リング15が形成する拘束範囲15a’の範囲中の任意の場所に存在する小果梗52を確実に挟み込むことができる。
小果梗52を切断する機構について、図12、図13を用いて説明する。
小果梗52を切断する機構は、はさみ部材17、18の上方に配設された切断部材(ここでは、切断刃20)と、切断部材に切断動作を実行させる切断部材駆動機構(ここでは、刃物ホルダ19、刃物ホルダ回転軸23、及び固定ローラ24によって構成されている)と、を有している。
図12は切断刃20の取り付け状態を示す斜視図である。
図12(a)は、開いた状態のはさみ部材17、18に、刃物ホルダ19と切断刃20がリンク機構で取り付けられた切断刃20の初期位置を表している。切断刃20は、第2取り付けベース22のフットプリントの内側に完全に入り込んでおり、刃先は飛び出していない。すなわち、切断刃20は、はさみ部材17、18が離間しているときは、上方から見て、上側収穫リング15が形成する拘束範囲15a’内に被らない位置に配される。そのため、植生が入り込んで接触しても損傷を与えることがないようになっている。はさみ部材17、18のはさみ込み動作をすると、はさみ部材17、18が閉じる方向に回転するにしたがって、後述するリンク機構によって、図12(b)に示すように刃物ホルダ19が斜め前方向にスライドしながら第2取り付けベース22から飛び出てくる。この動きにより、はさみ部材17、18によって固定された小果梗52は、横スライドしながら飛び出てきた刃先で切断され、果実50が収穫される。
小果梗52を切断する動作について、図13および図14を用いて説明する。図13は切断刃の動作を示している。なお、リンク機構を明示するため、刃物ホルダ19の上面を切断し、切断刃20は想像線で作図している。図14は刃物ホルダ19と切断刃20を裏表から見た状態を斜視図で示している。
図14(a)は、刃物ホルダ19を表からみた斜視図で、図14(b)は裏側から見た斜視図を示す。図14(b)に示すように、刃物ホルダ19の裏面にはリンクの支点用の穴19bと、刃物の動きを拘束する円弧状の溝19aが空いている。
図13に示すように、はさみ部材17には刃物ホルダ回転軸23が取り付けられており、刃物ホルダ回転軸23には刃物ホルダ19の支点用穴19bがはまり込んでいる。また、第2取り付けベース22には固定ローラ24が取り付けられており、固定ローラ24には刃物ホルダ19の円弧状の溝19bがはまり込んでいる。はさみ部材17、18が開いた位置では、刃物ホルダ回転軸23と固定ローラ24、点用穴19b、円弧状の溝19bの位置関係から切断刃20は初期位置にある。はさみ部材17、18が徐々に閉まる方向に回転したとき、はさみ部材17の回転により、刃物ホルダ回転軸23がはさみ冶具回転軸29を中心に回転移動し、かつ溝19bが固定ローラ24に倣って、刃物ホルダ19が刃物ホルダ回転軸23を中心に回転運動する。これらのリンク機構によって、刃物ホルダ19上に配置した切断刃20が、斜めに移動する軌跡を取りながら最終的に図13(b)に示すような、はさみ部材17、18の間にはみ出した状態になる。この時、図13には示していないが実際には、図11(b)のように、はさみ部材17、18の間には、小果梗52が固定された状態になっている。この状態を、小果梗52の視点で見ると、はさみ部材17、18に拘束されながら、切断刃20が横スライドしながら前に出てくることになり、最終的に小果梗52に切断刃20が食い込みながら横スライドすることになる。効率よく刃物で切断するには、このスライドさせながら食い込ませる動きが必要である。
結果、切断収穫位置で小果梗52が切断され、果実50が収穫されることになる。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る収穫装置100は、略水平方向に沿って配設された上側収穫リング15と、平面視で上側収穫リング15と重なり合う位置に、略水平方向に沿って配設された下側収穫リング16と、上側収穫リング15の上方に配設され、略水平方向に沿って対向する1対のアームによって構成されたはさみ部材17、18と、はさみ部材17、18の上方に配設された切断部材20と、を備えている。そして、本実施形態に係る収穫装置100は、果実50が上側収穫リング15及び下側収穫リング16に挿通され、且つ、下側収穫リング16の位置が保持された状態で、上側収穫リング15を、果実50の実った植物から装置本体側に移動させる第1動作と、第1動作で装置本体側に引き寄せられた果実50を1対のアームの間に拘束するように、はさみ部材17、18に挟み込み動作を実行させる第2動作と、第2動作で1対のアーム間に拘束された果実50の上部を切断するように、切断刃20に切断動作を実行させる第3動作と、を順に実行する。
これによって、損傷発生を抑制して果実50を収穫することが可能である。
なお、本開示における収穫装置100は、移動台車に設置されたマニピュレータアームに搭載することで、収穫システムも構築できる。このシステムにより、当該移動台車で農園内を移動させることで対象物を自動収穫可能となる。
本開示における収穫装置は、各種の果実等に適用できる。
1、2 引き込み部材
1a、2a 先端部
3、4、5、9、14、15、16 リンクピン
6 第1ロッド
12 第2ロッド
7 第1レバー
11 第2レバー
8 ホルダ
10 スライド軸
13 アクチェータ
15 上側収穫リング(第1収穫リング)
15a 楕円形状穴
15b くぼみ部分
15’ 上側収穫リング15が形成する拘束範囲(第1範囲)
16 下側収穫リング(第2収穫リング)
16a 楕円形状穴
16b くぼみ部分
16c 溝部
17、18 はさみ部材
17a、18a 先端部
17b、18b 内側面
17d、18d 先端部軌跡
19 刃物ホルダ
20 切断刃
21 第3レバー
22 第1取り付けベース
23 刃物ホルダ回転軸
24 固定ローラ
25 収穫部揺動アクチェータ
26 収穫部揺動軸
27 第2取り付けベース
28 揺動ベース
29 はさみ部材回転軸
30 はさみ部材回転軸
31 はさみ部材17、18が形成する拘束範囲(第2範囲)
33 先端隙間
34 引き込み部材1、2の隙間
50 果実
51 ガク
52 小果梗
53 果梗
60 主茎
70a 第1フィンガ
70b 第2フィンガ
70c 第1フィンガに形成された凹部
71 切断刃
100 収穫装置
500 トマト房

Claims (6)

  1. 略水平方向に沿って配設された第1収穫リングと、
    平面視で前記第1収穫リングと重なり合う位置に、略水平方向に沿って配設された第2収穫リングと、
    前記第1収穫リングの上方に配設され、略水平方向に沿って対向する1対のアームによって構成されたはさみ部材と、
    前記はさみ部材の上方に配設された切断部材と、
    を備え、
    対象物の一部が前記第1収穫リング及び前記第2収穫リングに挿通され、且つ、前記第2収穫リングの位置が保持された状態で、前記第1収穫リングを、前記対象物の実った植物から装置本体側に移動させる第1動作と、
    前記第1動作で前記装置本体側に引き寄せられた前記対象物を前記1対のアームの間に拘束するように、前記はさみ部材に挟み込み動作を実行させる第2動作と、
    前記第2動作で前記1対のアーム間に拘束された前記対象物の上部を切断するように、前記切断部材に切断動作を実行させる第3動作と、
    を順に実行する収穫装置。
  2. 平面視で、前記1対のアームは、前記第2動作の前には、前記第1収穫リングが前記対象物を拘束する第1範囲と重ならない位置に配設され、前記第2動作の際には、前記第1範囲内に進入する、
    請求項1に記載の収穫装置。
  3. 平面視で、前記1対のアームが前記対象物を拘束する第2範囲は、前記第2動作の前には、前記第1収穫リングが前記対象物を拘束する第1範囲よりも大きく、前記第2動作の後には、前記第1範囲よりも小さくなる、
    請求項1又は2に記載の収穫装置。
  4. 前記切断部材は、前記1対のアームの基端側に配設された切断刃であり、
    前記第3動作の際には、前記切断刃を横スライドさせながら前方向に移動させる、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の収穫装置。
  5. 平面視で、前記切断部材は、前記第3動作の前には、前記1対のアームが前記対象物を拘束する第2範囲と重ならない位置に配設され、前記第3動作の際には、前記第2範囲内に進入する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の収穫装置。
  6. 前記第1収穫リングの上方に配設され、略水平方向に沿って対向する1対の引き込みアームによって構成された引き込み部材を更に備え、
    前記第1動作の前に、前記1対の引き込みアームにより前記対象物を挟み込み、前記対象物を前記装置本体側に引き込む動作を実行する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の収穫装置。
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