JP7155886B2 - 容器成形ユニット、充填システム、および容器成形方法 - Google Patents

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本発明は、容器成形ユニット、充填システム、および容器成形方法に関する。
従来、同一工場内において、ブロー成形による容器成形から、内容液の充填・密封までを一貫して行うインラインブロー式の充填システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
このようなインラインブロー式の充填システムは、オーブン等の加熱部においてプリフォームに加熱を施した後に、加熱されたプリフォームをブロー成形ターレットに搬送して容器を成形し、その後、成形された容器を充填ターレットに搬送して容器内に内容液の充填処理を施すように構成されている。
特開2014-231356号公報
ここで、本出願人は、500ml用ペットボトル等の小型容器および2,000ml用ペットボトル等の大型容器の成形・充填に兼用可能な充填システムを開発することを着想した。
しかしながら、同じ充填システムを小型容器および大型容器の成形・充填に兼用しようとした場合、大型容器の成形時に、加熱部からブロー成形ターレットまでのプリフォームの搬送にかかる時間が長くなるため、容器に所謂白化の症状が生じてしまうことが分かった。
上記を具体的に説明すると、2,000ml用ペットボトル等の大型容器を成形・充填しようとした場合、500ml用ペットボトル等の小型容器の場合と比較して、充填する内容液の量が多いために、充填ターレットにおける内容液の充填時間を長く確保する必要があり、その結果、900BPM等の高速で搬送してブロー成形していたとしても、充填システムにおける容器の搬送・成形・充填を300BPM等の低速で行う必要が生じる。
そして、容器の搬送・成形・充填を300BPM等の低速で行う場合、プリフォームに加熱を施す加熱部からブロー成形ターレットまでのプリフォームの搬送にかかる時間が約30秒程度と長くなり、その結果、加熱後のプリフォームの温度低下による過延伸白化やプリフォームの結晶化に起因して、成形された容器に白化の症状が生じてしまう。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、容器の品質低下を回避しつつサイズの異なるプリフォームに兼用可能な容器成形ユニット、充填システム、および容器成形方法を提供することを目的とするものである。
本発明の容器成形ユニットは、プリフォームにブロー成形を施すことによって容器を成形する容器成形ユニット(20)であって、プリフォームを加熱する加熱部(22)と、前記加熱部(22)の下流側に配置されたブロー成形ターレット(23)と、前記加熱部(22)と前記ブロー成形ターレット(23)との間に設置されプリフォームを搬送する搬送部(24)とを備え、前記搬送部(24)は、第1搬送経路(24A)と、前記第1搬送経路(24A)よりも経路長が短い第2搬送経路(24B)とを有するように構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本発明の充填システムは、前記容器成形ユニット(20)と、前記容器成形ユニット(20)の下流側に配置され、容器に内容液を充填する充填ユニット(30)とを備えることにより、前記課題を解決するものである。
本発明の容器成形方法は、プリフォームを加熱する加熱部(22)と、前記加熱部(22)の下流側に配置されたブロー成形ターレット(23)と、前記加熱部(22)と前記ブロー成形ターレット(23)との間に設置されプリフォームを搬送する搬送部(24)とを備え、第1プリフォームを処理する第1処理モードと、前記第1プリフォームよりもサイズが大きい第2プリフォームを処理する第2処理モードとを選択可能な容器成形ユニット(20)において、容器を成形する容器成形方法であって、前記搬送部(24)は、第1搬送経路(24A)と、前記第1搬送経路(24A)よりも経路長が短い第2搬送経路(24B)とを有し、前記第1処理モードの選択時に、前記第1搬送経路(24A)に沿って第1プリフォームを搬送するとともに、前記第2処理モードの選択時に、前記第1処理モード選択時よりも遅い搬送速度で、前記第2搬送経路(24B)に沿って第2プリフォームを搬送することにより、前記課題を解決するものである。
本発明によれば、加熱部とブロー成形ターレットとの間の搬送部に、第1搬送経路と、第1搬送経路よりも経路長が短い第2搬送経路とを設けることにより、サイズが大きいプリフォームを搬送する時に、経路長の短い第2搬送経路に沿ってプリフォームを搬送することで、加熱部からブロー成形ターレットまでのプリフォームの搬送時間を短縮することが可能であるため、搬送速度を遅く設定した場合であっても、加熱部とブロー成形ターレットとの間におけるプリフォームの搬送時間が長い場合に生じがちな容器の白化の症状の発生を回避することができ、また、サイズが小さいプリフォームを搬送する時に、経路長が長い第1搬送経路に沿ってプリフォームを搬送することで、搬送速度を速く設定した場合であっても、搬送路におけるプリフォームの搬送時間が短くなり過ぎることを回避することが可能であるため、搬送路におけるプリフォームの搬送中に殺菌処理等の各種処理をプリフォームに施すために必要とされる時間を確保することができる。これにより、容器の品質低下を回避しつつ、サイズの異なるプリフォームに容器成形ユニットを兼用することができる。
また、加熱部とブロー成形ターレットとの間の区間に、第1プリフォームを搬送するための第1搬送経路と、第1プリフォームよりもサイズが大きい第2プリフォームを搬送するための第2搬送経路とを設けることにより、第1プリフォームを処理する第1処理モードと第2プリフォームを処理する第2処理モードとを切り替える時に、加熱部とブロー成形ターレットとの間の区間の装置構成に変更を加える必要がないため、モード切り替えに係る作業負担および作業時間を低減することができる。
本発明の一実施形態である充填システムを概略的に示す説明図。 第1搬送経路および第2搬送経路を示す説明図。
以下に、本発明の一実施形態に係る充填システム10について、図面に基づいて説明する。
まず、充填システム10は、殺菌済みのペットボトル等の容器に殺菌された内容液を無菌充填するものである。充填システム10は、500ml用ペットボトル等の小型の第1容器用の第1プリフォームを処理する第1処理モードと、第1容器よりもサイズが大きい2,000ml用ペットボトル等の大型の第2容器用の第2プリフォームを処理する第2処理モードの2つのモードを選択可能に構成されている。
充填システム10は、図1に示すように、ブロー成形ターレット23を有した容器成形ユニット20と、容器成形ユニット20の下流側に配置された充填ユニット30と、容器成形ユニット20と充填ユニット30との間に設置された容器転送ユニット40と、容器またはプリフォームに殺菌処理を施す殺菌処理機50と、ブロー成形ターレット23および充填ユニット30の充填ターレット33の間に設置された容器転送部60とを備えている。
以下に、充填システム10の各構成要素について、図面に基づいて説明する。
まず、容器成形ユニット20は、図1に示すように、プリフォームを投入する入口部21と、入口部21の下流側に配置されプリフォームを加熱するオーブン等から成る加熱部22と、加熱部22の下流側に配置され、プリフォーム内に無菌エアーを吹き込むことで容器をブロー成形するブロー機(図示しない)が設置されたブロー成形ターレット23と、加熱部22とブロー成形ターレット23との間に設置されプリフォームを搬送する複数のターレット24a、24b、24cから成る搬送部24と、ブロー成形ターレット23の下流側に配置され容器を転送する転送部25と、転送部25の下流側に配置された出口部26と、容器成形ユニット20全体を覆うボックス27とを備えている。
なお、容器成形ユニット20のボックス27内は、HEPAフィルタを通した無菌エアーをFFU(Fan Filter Unit)により上部から吹き込むことにより、陽圧に保たれている。
また、転送部25において、ブロー成形後の容器を、当該容器の内部の無菌保持を目的に、容器口部側から容器底部側に向かってエアーを吹き出した中を、通過させるように搬送してもよい。
ブロー成形ターレット23の外周には、周方向に等間隔に複数のブロー成形用の金型(図示しない)が設置されている。
本実施形態では、ブロー成形用の金型として、第1プリフォーム(第1容器)用の金型および第2プリフォーム(第2容器)用の金型とが用意されている。
搬送部24は、加熱部22からブロー成形ターレット23へプリフォームを搬送するものであり、図1に示すように、図2(a)に示すような、第1プリフォームを搬送するための第1搬送経路24Aと、図2(b)に示すような、第2プリフォームを搬送するための第2搬送経路24Bとを有している。第2搬送経路24Bは、第1搬送経路24Aよりも経路長が短く設定されている。
第1搬送経路24Aは、図2(a)に示すように、1つの第1ターレット24bと、第1ターレット24bの上流側および下流側に配置された複数の共通ターレット24aとから構成されている。
第2搬送経路24Bは、図2(b)に示すように、第2ターレット24cと、第2ターレット24cの上流側および下流側に配置された複数の共通ターレット24aとから構成されている。
複数の共通ターレット24aは、第1搬送経路24Aおよび第2搬送経路24Bに共通して設けられたものである。
各ターレット24a、24b、24c(、34a、61)は、上下軸を中心として回転可能に設けられ、その外周に等間隔で形成された容器保持部によって容器を保持可能に形成されている。
なお、各ターレット24a、24b、24c(、34a、61)の容器保持部の具体的態様は、ターレット24a、24b、24c(、34a、61)の外周の所定位置に設けられたグリッパーによって容器を保持するものや、ターレット24a、24b、24c(、34a、61)の外周の所定位置に設けられた凹部状のポケットによって容器を保持するもの等、如何なるものでもよい。
また、充填ユニット30は、図1に示すように、容器を投入する入口部31と、入口部31の下流側に配置され容器を転送する転送部32と、転送部32の下流側に配置され容器内に内容液を充填する充填部としての充填ターレット33と、充填ターレット33の下流側に配置されターレット34aを有し容器の口部に殺菌済みのキャップを装着するキャッピング部34と、キャッピング部34の下流側に配置されキャップを装着した容器を搬出する出口部35と、充填ユニット30全体を覆うボックス36とを備えている。
充填ユニット30における各工程は、その内部を無菌状態に維持されたボックス36内で行われる。このボックス36では、充填ターレット33付近において外部から無菌エアーを導入し、入口部31付近および出口部35付近において無菌エアーを回収(排気)することにより、ボックス36内が陽圧に保たれる。
充填ターレット33の外周には、周方向に等間隔で複数の充填器(図示しない)が設置されている。
容器転送ユニット40は、無菌状態を保持した状態で容器を転送するものであり、図1に示すように、複数のターレット61と、容器成形ユニット20の出口部26に接続された入口部42と、充填ユニット30の入口部31に接続された出口部43と、容器転送ユニット40全体を覆うボックス44とを備えている。
なお、本実施形態においては、容器転送ユニット40のボックス44内は、陽圧に保たれるが、容器転送ユニット40のボックス44内の圧力は、充填ユニット30のボックス36内の気圧や容器成形ユニット20のボックス27の気圧よりも低く維持されているが、各ボックス内の無菌性を確保して、ボックス内の気圧を同圧としてもよい。
殺菌処理機50は、容器またはプリフォームに殺菌処理を施すものであり、本実施形態では、図1に示すように、搬送部24において搬送されるプリフォームに対して過酸化水素等の殺菌剤を塗布することでプリフォームに殺菌を施すように構成されている。
本実施形態では、殺菌処理機50の殺菌領域(殺菌処理を施す領域)は、図1、2に示すように、第1ターレット24bによってプリフォームが搬送される経路の少なくとも一部領域(本実施形態では全領域)と、第2ターレット24cによってプリフォームが搬送される経路の少なくとも一部領域(本実施形態では全領域)と、共通ターレット24aによってプリフォームが搬送される経路の一部領域とに跨って設定されている。
なお、図1、2において符号50で指し示す領域は、殺菌処理機50による殺菌領域を表している。
また、殺菌処理機50は、容器またはプリフォームに殺菌処理を施すことが可能なものであれば、その具体的構成や設置位置等は如何なるものでもよい。
容器転送部60は、図1に示すように、容器成形ユニット20の転送部25と容器転送ユニット40と充填ユニット30の転送部32とに設置された複数のターレット61から構成されている。
次に、充填システム10による容器処理方法について、以下に説明する。
まず、500ml用ペットボトル等の小型の第1容器(第1プリフォーム)を処理する第1処理モードの選択時における容器処理方法は、以下の通りである。
第1処理モードの選択時には、図2に示すように、充填システム10の全工程において、第2処理モードの選択時よりも速い搬送速度(本実施形態では600BPM)に設定されている。
また、第1処理モードの選択時には、図2(a)に示すように、搬送部24において、複数の共通ターレット24aおよび第1ターレット24bから構成される第1搬送経路24Aに沿って、第1プリフォームが搬送される。
また、第1処理モードの選択時には、ブロー成形ターレット23の外周に、複数の第1容器(第1プリフォーム)用の金型が設置されている。
なお、図2(a)においては、第1処理モードの選択時における、第1容器(第1プリフォーム)の搬送ルートを太線で表した。
また、上記では、第1処理モードの選択時に、充填システム10の全工程において、第1容器(第1プリフォーム)の搬送速度が一定(本実施形態では600BPM)に設定されているものとして説明したが、第1処理モードにおいて、各区間の搬送速度を異ならせてもよい。
次に、2,000ml用ペットボトル等の大型の第2容器(第2プリフォーム)を処理する第2処理モードの選択時における容器処理方法は、以下の通りである。
第2処理モードの選択時には、図2に示すように、充填システム10の全工程において、第1処理モードの選択時よりも遅い搬送速度(本実施形態では300BPM)に設定されている。
また、第2処理モードの選択時には、図2(b)に示すように、搬送部24において、複数の共通ターレット24aおよび第2ターレット24cから構成される第2搬送経路24Bに沿って、第2プリフォームが搬送される。
また、第2処理モードの選択時には、ブロー成形ターレット23の外周には、複数の第1容器(第1プリフォーム)用の金型から複数の第2容器(第2プリフォーム)用の金型に交換し、設置されている。
なお、図2(b)においては、第2処理モードの選択時における、第2容器(第2プリフォーム)の搬送ルートを太線で表した。
また、上記では、第2処理モードの選択時に、充填システム10の全工程において、第2容器(第2プリフォーム)の搬送速度が一定(本実施形態では300BPM)に設定されているものとして説明したが、第2処理モードにおいて、各区間の搬送速度を異ならせてもよい。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、第1ターレット24bが1つ設けられているとともに、第2ターレット24cが1つ設けられているものとして説明したが、第1ターレット24bや第2ターレット24cの数量はこれに限定されず、2つ以上設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、搬送部24に、第1搬送経路24Aおよび第2搬送経路24Bの2つの搬送経路が形成されているものとして説明したが、搬送経路の数は2つに限定されず、第1プリフォームおよび第2プリフォームとはサイズの異なる容器(第3プリフォームや第4プリフォーム等)を処理する場合、容器転送部60に3つ以上の搬送経路を形成してもよい。
また、上述した実施形態では、第1搬送経路24Aおよび第2搬送経路24Bの一部区間が共通している、すなわち、第1搬送経路24Aと第2搬送経路24Bに共通した共通ターレット24aが設けられているものとして説明したが、第1搬送経路24Aおよび第2搬送経路24Bの全ての区間を互いに独立して設けてもよい。
10 ・・・ 充填システム
20 ・・・ 容器成形ユニット
21 ・・・ 入口部
22 ・・・ 加熱部
23 ・・・ ブロー成形ターレット
24 ・・・ 搬送部
24A ・・・ 第1搬送経路
24B ・・・ 第2搬送経路
24a ・・・ 共通ターレット
24b ・・・ 第1ターレット
24c ・・・ 第2ターレット
25 ・・・ 転送部
26 ・・・ 出口部
27 ・・・ ボックス
30 ・・・ 充填ユニット
31 ・・・ 入口部
32 ・・・ 転送部
33 ・・・ 充填ターレット
34 ・・・ キャッピング部
35 ・・・ 出口部
36 ・・・ ボックス
40 ・・・ 容器転送ユニット
42 ・・・ 入口部
43 ・・・ 出口部
44 ・・・ ボックス
50 ・・・ 殺菌処理機
60 ・・・ 容器転送部
61 ・・・ ターレット

Claims (6)

  1. プリフォームにブロー成形を施すことによって容器を成形する容器成形ユニット(20)であって、
    プリフォームを加熱する加熱部(22)と、前記加熱部(22)の下流側に配置されたブロー成形ターレット(23)と、前記加熱部(22)と前記ブロー成形ターレット(23)との間に設置されプリフォームを搬送する搬送部(24)とを備え、
    前記搬送部(24)は、第1搬送経路(24A)と、前記第1搬送経路(24A)よりも経路長が短い第2搬送経路(24B)とを有するように構成されていることを特徴とする容器成形ユニット(20)。
  2. 前記搬送部(24)は、共通ターレット(24a)と、第1ターレット(24b)と、第2ターレット(24c)とを備え、
    前記第1搬送経路(24A)は、前記共通ターレット(24a)と前記第1ターレット(24b)とから構成され、
    前記第2搬送経路(24B)は、前記共通ターレット(24a)と前記第2ターレット(24c)とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器成形ユニット(20)。
  3. 前記容器成形ユニット(20)は、プリフォームに殺菌処理を施す殺菌処理機(50)を有し、
    前記殺菌処理機(50)による殺菌領域は、前記第1ターレット(24b)によってプリフォームが搬送される経路の少なくとも一部領域と、前記第2ターレット(24c)によってプリフォームが搬送される経路の少なくとも一部領域とに跨って設定されていることを特徴とする請求項2に記載の容器成形ユニット(20)。
  4. 前記容器成形ユニット(20)は、第1プリフォームを処理する第1処理モードと、前記第1プリフォームよりもサイズが大きい第2プリフォームを処理する第2処理モードとを選択可能に構成され、
    前記搬送部(24)は、前記第1処理モードの選択時に、前記第1搬送経路(24A)に沿って第1プリフォームを搬送するとともに、前記第2処理モードの選択時に、前記第1処理モードの選択時よりも遅い搬送速度で、前記第2搬送経路(24B)に沿って第2プリフォームを搬送するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の充填システム(10)。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の容器成形ユニット(20)と、前記容器成形ユニット(20)の下流側に配置され、容器に内容液を充填する充填ユニット(30)とを備えることを特徴とする充填システム(10)。
  6. プリフォームを加熱する加熱部(22)と、前記加熱部(22)の下流側に配置されたブロー成形ターレット(23)と、前記加熱部(22)と前記ブロー成形ターレット(23)との間に設置されプリフォームを搬送する搬送部(24)とを備え、第1プリフォームを処理する第1処理モードと、前記第1プリフォームよりもサイズが大きい第2プリフォームを処理する第2処理モードとを選択可能な容器成形ユニット(20)において、容器を成形する容器成形方法であって、
    前記搬送部(24)は、第1搬送経路(24A)と、前記第1搬送経路(24A)よりも経路長が短い第2搬送経路(24B)とを有し、
    前記第1処理モードの選択時に、前記第1搬送経路(24A)に沿って第1プリフォームを搬送するとともに、前記第2処理モードの選択時に、前記第1処理モードの選択時よりも遅い搬送速度で、前記第2搬送経路(24B)に沿って第2プリフォームを搬送することを特徴とする容器成形方法。
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