JP7153826B1 - 繊維シート - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、このような問題を有する繊維シートを、例えば、人工皮膚などの医用材料に使用する場合、または、芯地、生地などの衣料材料に使用する場合には、針の刺し入れる方向へ繊維シートが意図せず伸びて、針を通し難いといった問題が発生することがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされてものであり、意図せず変形し易いという問題が発生し難い、PAN共重合体を含有した繊維を含んでいる繊維シートを提供することを目的とする。
加えて、繊維シートを構成する繊維の繊維径のCV値が44.7%未満であるという構成を満足することで、主面全体にわたり意図せず変形するのが防止された、PAN共重合体を含有した繊維を含んでいる繊維シートを提供できることをも見出した。
<測定方法>
工程(1)繊維シートから長方形形状の試料(短辺:50mm、長辺:100mm)を採取する、なお、短辺方向は繊維シートの生産方向と平行を成し、長辺方向は繊維シートの生産方向と垂直を成す、
工程(2)天板に重力方向に空けられた開口(形状:円形、直径:10mm)を有する台を用意し、前記開口を覆うように前記天板上に採取した前記試料を固定する、
工程(3)半径0.5mmの半円形形状に丸められた先端を有する針状の測定子(直径:1.0mm)の前記先端を、前記試料上から前記試料を貫通して前記開口を通過する重力方向へ、毎分10mmの速度で移動させる、
工程(4)前記試料における、前記工程(3)で前記測定子の前記先端が前記試料と接触した箇所について、前記測定子の前記先端が前記試料を貫通するまでに、前記箇所が重力方向へ向かい移動した距離(単位:mm)を測定する、
工程(5)前記移動した距離を前記試料の目付(単位:g/m2)で割った値(単位:mm/g/m2)を算出する、
工程(6)前記試料における別の箇所でも前記工程(2)から前記工程(5)の測定を行い、新たに値(単位:mm/g/m2)を算出する、
工程(7)前記工程(1)から前記工程(6)を、同一の繊維シートから採取した合計5枚の試料ごとに行い、合計10個(単位:mm/g/m2)の値を算出し、それらの平均値を単位目付あたりのたわみ量(単位:mm/g/m2)とする。
1.繊維シートから50本の繊維をランダムに選出し、その繊維径の平均値(平均繊維径)を算出する。なお、当該50本の繊維として、平均繊維径を算出するため選出した50本の繊維を採用できる。
2.上述した50本の繊維における繊維径分布から求めた、50本の繊維における繊維径の標準偏差を上記平均繊維径で除した値を算出し、百分率に換算した値をCV値(単位:%)とする。
なお、標準偏差は、以下の計算式を用いて算出できる。
標準偏差=[(nΣχ2-(Σχ)2)/n(n-1)]1/2
ここで、nは測定した繊維の本数(つまり50本)、χはそれぞれの繊維の繊維径を意味する。
P=[1-M/(T×d)]×100
ここで、Mは繊維シートの目付(単位:g/m2)、Tは繊維シートの厚み(単位:μm)、dは繊維シートを構成する各種樹脂の平均密度(単位:g/cm3)を、それぞれ意味する。
(1)電子顕微鏡を用いて、繊維シートの主面の電子顕微鏡写真(倍率:500倍、視野範囲:縦方向200μm×横方向300μm)を撮影する。
(2)撮影された電子顕微鏡写真を、画像処理ソフトウェアであるImageJ(配布サイト:https://imagej.nih.gov/ij/)に取り込む。
(3)繊維シートの平均繊維径の10倍の直径を有する真円を想定し、当該真円の面積以上の面積を有すると共に、繊維シートを構成する繊維の構成樹脂からなる非繊維状の構造をした部分をショットとみなす。そして、電子顕微鏡写真に写る、全てのショットを選出する。
(4)ImageJに取り込んだ電子顕微鏡写真を8ビット形式に変換し、選出されたショットが全て抽出されるように閾値調整で二値化する。なお、二値化が電子顕微鏡写真の色調により困難であった場合は、予め電子顕微鏡写真に写るショットを黒色に塗りつぶし、塗りつぶしていない部分を白色に変換した画像を作成し、当該画像をImageJに取り込み閾値調整で二値化する。
(5)電子顕微鏡写真における繊維シートの主面が写る面積に占める、ショットの総面積の百分率を算出する。
(6)上述した(1)~(5)の工程を、同一の繊維シートにおける他の箇所を撮影した20枚の電子顕微鏡写真(倍率:500倍)に対しても同様に行い、電子顕微鏡写真における繊維シートの主面が写る面積に占める、ショットの総面積の百分率を各々算出する。
(7)算出された各百分率の平均値を、ショット面積の百分率(単位:%)とする。
工程(1)繊維シートから長方形形状の試料(短辺:50mm、長辺:100mm)を採取する。なお、短辺方向は繊維シートの生産方向と平行を成し、長辺方向は繊維シートの生産方向と垂直を成す。
工程(2)天板に重力方向に空けられた開口(形状:円形、直径:10mm)を有する台を用意し、開口を覆うように天板上に採取した試料を固定する。
工程(3)半径0.5mmの半円形形状に丸められた先端を有する針状の測定子(直径:1.0mm)の先端を、試料上から試料を貫通して開口を通過する重力方向へ、毎分10mmの速度で移動させる。
工程(4)試料における工程(3)で測定子の先端が試料と接触した箇所について、測定子の先端が試料を貫通するまでに、上記箇所が重力方向へ向かい移動した距離(単位:mm)を測定する。
工程(5)移動した距離を試料の目付(単位:g/m2)で割った値(単位:mm/g/m2)を算出する。
工程(6)試料における別の箇所でも工程(2)から工程(5)の測定を行い、新たに値(単位:mm/g/m2)を算出する。
工程(7)工程(1)から工程(6)を、同一の繊維シートから採取した合計5枚の試料ごとに行い、合計10個(単位:mm/g/m2)の値を算出し、それらの平均値を単位目付あたりのたわみ量(単位:mm/g/m2)とする。
(1)繊維シートの様々な方向から長方形形状の試料(短辺:50mm、長辺:100mm)を採取する。
(2)定速伸長型引張試験機を用いて、各試料における長辺方向の破断強度を測定する。
(3)測定された各破断強度のうち、最も高い値を有する試料の長辺方向を生産方向とする。そして、繊維シートにおける当該長辺方向と平行を成す方向を生産方向とする。
(M1)PAN共重合体を溶媒に溶解させてなる紡糸液、または、PAN共重合体を分散媒に分散させてなる紡糸液を用意する工程、
(M2)紡糸液を細径化することで紡糸し、得られた繊維を捕集して繊維ウェブを調製する工程、および
(M3)繊維ウェブから紡糸液に含まれている溶媒または分散媒を除去する工程、を備える繊維シートの製造方法を用いることができる。
そして、細径化した紡糸液を捕集体へ捕集することで、捕集体上に繊維ウェブを形成する。なお、上述した金属板などの対抗電極を捕集体としてもよい。
PAN共重合体であるアクリロニトリル-酢酸ビニル共重合体(分子量:20万)を、N、N-ジメチルホルムアミド(沸点:153℃)に溶解させ、紡糸液(固形分濃度:14質量%、粘度:2000mPa・s、温度:25℃)を調製した。
・金属製ノズル(紡糸液吐出部分)における、紡糸液吐出部分の形状:内径0.44mmの円形状
・金属製ノズルの先端と、アースした捕集体との距離:80mm
・紡糸液へ印加した電圧:15kV
・金属製ノズルから吐出された紡糸液:3.0g/時間
・紡糸環境:温度25℃、湿度22%RH
・紡糸時に、紡糸液へノズルやスリットから吐出された気体流を作用させない。
・金属製ノズル(紡糸液吐出部分)における、紡糸液吐出部分の形状:内径0.44mmの円形状
・金属製ノズルの先端と、アースした捕集体との距離:80mm
・紡糸液へ印加した電圧:17kV
・金属製ノズルから吐出された紡糸液:3.5g/時間
・紡糸環境:温度25℃、湿度20%RH
・紡糸時に、紡糸液へノズルやスリットから吐出された気体流を作用させない。
上述した(静電紡糸条件1)に基づき、紡糸液を静電紡糸装置へ供し細径化することで紡糸した。そして、得られた繊維を捕集体の表面上に捕集して、繊維ウェブを調製した。このようにして調製した繊維ウェブを、繊維シートとした。
比較例1で調製した繊維ウェブをヒートロール(加熱温度:260℃)へ供し、3分間加熱加圧した。このようにして加熱した後の繊維ウェブを、繊維シートとした。
上述した(静電紡糸条件2)に基づき、紡糸液を静電紡糸装置へ供し細径化することで紡糸した。そして、得られた繊維を捕集体の表面上に捕集して、繊維ウェブを調製した。調製した繊維ウェブをヒートロール(加熱温度:260℃)へ供し、3分間加熱加圧した。このようにして加熱した後の繊維ウェブを、繊維シートとした。
実施例1で調製した繊維ウェブをヒートロール(加熱温度:190℃)へ供し、3分間加熱加圧した。このようにして加熱した後の繊維ウェブを、繊維シートとした。
実施例1で調製した繊維ウェブをヒートロール(加熱温度:230℃)へ供し、90分間加熱加圧した。このようにして加熱した後の繊維ウェブを、繊維シートとした。
(紡糸液の調製方法)
PAN共重合体であるアクリロニトリル-酢酸ビニル-メタリルスルフォン酸共重合体(分子量:20万)を、N、N-ジメチルホルムアミド(沸点:153℃)に溶解させ、紡糸液(固形分濃度:10質量%、粘度:160mPa・s、温度:23℃)を調製した。
以下に挙げる(静電紡糸条件3)に基づき、紡糸液を静電紡糸装置へ供し細径化することで紡糸した。そして、得られた繊維を捕集体の表面上に捕集して、繊維ウェブを調製した。このようにして調製した繊維ウェブを、繊維シートとした。
(静電紡糸条件3)
・金属製ノズル(紡糸液吐出部分)における、紡糸液吐出部分の形状:内径0.33mmの円形状
・金属製ノズルの先端と、捕集体との距離:100mm
・紡糸液へ印加した電圧:10kV
・金属製ノズルから吐出された紡糸液:3.0g/時間
・紡糸環境:温度28℃、湿度40%RH
・紡糸時に、紡糸液の吐出方向と平行を成すようにしてノズルから気体流を吐出することで、気体流を紡糸液へ作用させることによっても、紡糸液を延伸させる。
(紡糸液の調製方法)
PAN共重合体であるアクリロニトリル-酢酸ビニル-メタリルスルフォン酸共重合体(分子量:20万)を、N、N-ジメチルホルムアミド(沸点:153℃)に溶解させ、紡糸液(固形分濃度:7質量%、粘度:60mPa・s、温度:23℃)を調製した。
以下に挙げる(静電紡糸条件4)に基づき、紡糸液を静電紡糸装置へ供し細径化することで紡糸した。そして、得られた繊維を捕集体の表面上に捕集して、繊維ウェブを調製した。このようにして調製した繊維ウェブを、繊維シートとした。
(静電紡糸条件4)
・金属製ノズル(紡糸液吐出部分)における、紡糸液吐出部分の形状:内径0.33mmの円形状
・金属製ノズルの先端と、捕集体との距離:100mm
・紡糸液へ印加した電圧:10kV
・金属製ノズルから吐出された紡糸液:1.5g/時間
・紡糸環境:温度28℃、湿度40%RH
・紡糸時に、紡糸液の吐出方向と平行を成すようにしてノズルから気体流を吐出することで、気体流を紡糸液へ作用させることによっても、紡糸液を延伸させる。
針を通す方向へ繊維シートが意図せず伸び針を通し難いと感じたものを「B」と評価した。針を通す方向へ繊維シートが意図せず伸びることなく針を通し易いと感じたものを「A」と評価した。「A」と評価された繊維シートよりもさらに意図せず伸びることなく針を通し易いと感じたものを「AA」と評価した。
実施例4で調製した繊維シートを評価した結果を「B」と評価して、基準とした。一方、実施例4で調製した繊維シートよりも、針の通し易さにばらつきが小さいと感じられた繊維シートを「A」と評価した。「A」と評価された繊維シートは、主面全体にわたり物性が均一な繊維シートであって、主面全体にわたり意図せず変形するのが防止された繊維シートである。
また、実施例4で調製した繊維シートと同等、あるいは、それよりも針の通し易さにばらつきが大きいと感じられた繊維シートを「B」と評価した。「B」と評価された繊維シートは、主面全体にわたり物性が不均一な繊維シートである。
以上から、本発明によって、主面全体にわたり意図せず変形するのが防止された繊維シートを提供できる。
Claims (2)
- モノマーとして少なくともアクリロニトリルと酢酸ビニルとを有する共重合体を含有した繊維を含んでいる、静電紡糸により製造された 繊維シートであって、
下記測定方法で評価される、単位目付あたりのたわみ量が0.44(単位:mm/g/m2)未満である、繊維シート。
<測定方法>
工程(1)繊維シートから長方形形状の試料(短辺:50mm、長辺:100mm)を採取する、
なお、短辺方向は繊維シートの生産方向と平行を成し、長辺方向は繊維シートの生産方向と垂直を成す、
工程(2)天板に重力方向に空けられた開口(形状:円形、直径:10mm)を有する台を用意し、前記開口を覆うように前記天板上に、採取した前記試料を固定する、
工程(3)半径0.5mmの半円形形状に丸められた先端を有する針状の測定子(直径:1.0mm)の前記先端を、前記試料上から前記試料を貫通して前記開口を通過する重力方向へ、毎分10mmの速度で移動させる、
工程(4)前記試料における、前記工程(3)で前記測定子の前記先端が前記試料と接触した箇所について、前記測定子の前記先端が前記試料を貫通するまでに、前記箇所が重力方向へ向かい移動した距離(単位:mm)を測定する、
工程(5)前記移動した距離を前記試料の目付(単位:g/m2)で割った値(単位:mm/g/m2)を算出する、
工程(6)前記試料における別の箇所で、前記工程(2)から前記工程(5)の測定を行い、新たに値(単位:mm/g/m2)を算出する、
工程(7)前記工程(1)から前記工程(6)を、同一の繊維シートから採取した合計5枚の試料ごとに行い、合計10個(単位:mm/g/m2)の値を算出し、それらの平均値を単位目付あたりのたわみ量(単位:mm/g/m2)とする。 - 前記繊維シートを構成する繊維の繊維径のCV値が、44.7%未満である請求項1に記載の繊維シート。
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US20190088946A1 (en) * | 2017-09-20 | 2019-03-21 | National Cheng Kung University | Lithium battery |
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