JP7152827B1 - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7152827B1 JP7152827B1 JP2022529746A JP2022529746A JP7152827B1 JP 7152827 B1 JP7152827 B1 JP 7152827B1 JP 2022529746 A JP2022529746 A JP 2022529746A JP 2022529746 A JP2022529746 A JP 2022529746A JP 7152827 B1 JP7152827 B1 JP 7152827B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- rotating body
- massage machine
- unit
- treatment element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000000638 stimulation Effects 0.000 claims abstract description 34
- 238000011282 treatment Methods 0.000 claims description 371
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims description 18
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 68
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 39
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 39
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 3
- 238000010009 beating Methods 0.000 description 2
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 2
- 210000000617 arm Anatomy 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 210000000245 forearm Anatomy 0.000 description 1
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000009347 mechanical transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H7/00—Devices for suction-kneading massage; Devices for massaging the skin by rubbing or brushing not otherwise provided for
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Rehabilitation Therapy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
Description
例えば、下記特許文献1には、マッサージ器のアームの先端に対して回動される回動スリーブの先端に、径または硬さの異なるもみ玉が設けられ、回動スリーブを半回転させることでもみ玉の使い分けを可能としたもみ玉の切替え構造が開示されている。
前記目的を達成するために、本発明に係るマッサージ機は、減速機を介してモータに連結された軸回りに回転される回転体と、該回転体が回転されることで、付与する刺激及び刺激位置の両方または一方の切り替えが可能となるように、該回転体に設けられた複数の刺激付与部と、前記モータを制御し前記回転体を回転させて前記複数の刺激付与部のうちの少なくとも一つが被施療部側となるように切り替える制御部と、を備えており、前記複数の刺激付与部は、円板状とされた前記回転体の外周側部位に周方向に間隔を空けて、かつ前記回転体に対して回転自在に設けられた複数の突部であることを特徴とする。
一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
以下の実施形態では、背凭れ起立状態のマッサージ機に着座した被施療者を基準として、前後方向、左右方向及び上下方向を説明する。
図1~図9は、本実施形態に係るマッサージ機の一例及び同マッサージ機が備える回転体を含む施療部の変形例を模式的に示す図である。
また、本実施形態では、これら左側施療体30A及び右側施療体30Bの上下方向一方側(図例では、下方側)には、図2(a)~(d)に示すように、他の施療子としての下側施療子22が設けられている。つまり、左側施療体30A及び右側施療体30Bは、上側の施療子を構成する。左側施療体30Aと下側施療子22とは、左側施療子ユニット20Aを構成し、右側施療体30Bと下側施療子22とは、右側施療子ユニット20Bを構成する。これら左右の施療子ユニット20A,20Bの具体的構成の一例については、後述する。
この背凭れ部2や座部3における後記する施療ユニット12と干渉しない適宜の位置に、被施療者の背中や腰、臀部等を施療するエアセルが設けられていてもよい。この背凭れ部2の左右両側に、被施療者の左右の肩を拘束や施療するエアセルが設けられていてもよい。
この脚載部4に、脚受溝に受け入れた脚を施療するエアセルやローラー等の適宜の施療機構が設けられていてもよい。
マッサージ機1には、上記した各エアセルへの空気の供給及び各エアセルからの空気の排出を制御する給排気部8(図3参照)が設けられている。給排気部8としては、各エアセルとポンプ等の空気源とを接続する空気管路を開閉する電磁弁等であってもよい。
施療ユニット12には、左右両側のピニオンを回転させる本体昇降駆動部14(図3参照)が設けられている。この本体昇降駆動部14は、適宜のモータからなり、適宜の減速機を介して左右両側のピニオン軸を回転させる。つまり、本体昇降駆動部14を駆動すれば、施療ユニット12の左右両側のピニオンが回転し、これが噛み合う左右のガイドレール9のラックに沿って施療ユニット12が身体長手方向に移動することとなる。マッサージ機1には、本体昇降駆動部14によって移動される施療ユニット12の昇降位置を検出する本体昇降位置検出部が設けられている。本体昇降位置検出部としては、本体昇降駆動部14によって回転される回転体の回転数を検出するロータリーエンコーダであってもよく、または、施療ユニット12及びガイドレール9のうちの一方に設けられた被検出部を検出する適宜のセンサーであってもよい。
施療ユニット12には、左側施療子ユニット20A及び右側施療子ユニット20Bを叩き動作させる際に駆動される叩き駆動部17(図3参照)が設けられている。施療部本体13には、叩き駆動部17を構成するモータに適宜の減速機を介して連結され、左側施療子ユニット20A及び右側施療子ユニット20Bをガイドレール9の長手方向となる概ね上下に変位させる適宜のクランク機構や偏心ロータ、叩き軸等が設けられていてもよい。
上記した各駆動部6,7,14,15,16,17を構成するモータ及び後述する施療体30のモータ23は、正逆回転可能で回転数の制御可能なサーボモータ等であってもよい。
上記のようなマッサージ機1の基本構成については、その他、種々の公知の構成の採用が可能である。
マッサージ機1は、回転体31の回転角度を検出する検出部26を備えている。例えば、リミットスイッチ等で回転体31の回転を制御する構成とすれば、3つ以上の刺激付与部32,33,34を切替可能に設け難くなるが、上記構成によれば、刺激付与部32,33,34が3つ以上である場合にも回転体31の回転角度を検出することで回転体31を適切な回転角度に制御することができる。
上記した施療子幅駆動部15、揉み駆動部16及び叩き駆動部17は、種々の機械的な伝達機構を介してこのアーム部18を変位させる構成とされていてもよい。施療子ユニット20の支持部21が施療部本体13側に対して固定的に設けられている場合には、このような施療子幅駆動部15、揉み駆動部16及び叩き駆動部17によって施療子ユニット20が変位される構成は含む一方、被施療者の身体の当接を伴って変位自在とされたような構成は除いてもよい。施療体30の刺激付与部32,33,34及び下側施療子22の被施療者の身体への当接とは、これらが直接的に身体に当接される構成に限られず、これらの前方側を覆うように一般的に設けられるシート状のカバーや衣服等を介した当接を含む。
また、モータ23によって施療姿勢が切り替えられる回転体31が上側の施療子を構成する態様に代えて、または加えて、モータ23によって施療姿勢が切り替えられる回転体31を下側施療子として設けた構成としてもよい。支持部21または別部位の上下や左右に、更に他の施療子が設けられていてもよい。支持部21の形状は、三日月状(ブーメラン状)に限られず、その他、種々の形状でもよい。
本実施形態では、複数の施療子32,33,34の外径が互いに異なる。このような構成とすれば、回転体31を回転させて施療姿勢を切り替えることで、付与する刺激を異ならせることができる。例えば、局所的に刺激を付与したい場合には、小径の施療子(32)が被施療部側となるように切り替えるなどして外径の異なる複数の施療子32,33,34のうちの少なくとも一つによって被施療部を施療することができる。
回転体31には、本実施形態では、複数の施療子として、第1施療子32と第2施療子33と第3施療子34とが設けられている。回転体31には、軸心側から径方向外側に向けて突出する複数(図例では、3つ)の支持片部31a,31a,31aが設けられている。これら支持片部31a,31a,31aのそれぞれに各施療子32,33,34が回転自在に保持されている。これら支持片部31a,31a,31aは、各施療子32,33,34が周方向に等間隔を空けて配置されるように、回転体31の周方向に等間隔を空けて設けられている。つまり、本変形例では、隣り合う施療子32,33,34は、それぞれの軸心が回転軸25を円心とする円周上で互いに120度離間した位置となるように設けられている。
各施療子32,33,34は、それぞれの支軸31b,31b,31bを軸心とするローラー状とされている。これら施療子32,33,34は、回転軸25の軸方向で略同位置となるように設けられている。このような態様に代えて、後記する第1変形例のように、これら施療子32,33,34は、回転軸25の軸方向で互いに異なる位置となるように設けられていてもよい。このような構成とすれば、回転体31を回転させて施療姿勢を切り替えることで、付与する刺激及び刺激位置の両方の切替が可能となる。
本実施形態では、3つの施療子32,33,34のうち、第1施療子32の外径が最小とされ、第3施療子34の外径が最大とされている。図例では、第3施療子34の外径を、下側施療子22の外径と略同径状とした例を示しているが、このような例に限られない。これら施療子32,33,34及び下側施療子22は、外周面が円柱外周面状とされた構成に限られず、外周面に指圧効果を高める凹凸形状が略全周に亘って交互に設けられた構成でもよい。
マッサージ機1は、図3に示すように、各部を制御する制御部10と操作表示部11とを備えている。この操作表示部11は、制御部10に適宜の信号線等を介して接続されたリモートコントローラ等であってもよい。この操作表示部11には、当該マッサージ機1を起動及び停止(ON/OFF)する操作部や、各種施療モードを選択する操作部、背凭れ部2や脚載部4を傾斜させる操作部、施療ユニット12を移動させる操作部等が設けられている。また、この操作表示部11に、回転体31の施療姿勢を選択する操作部が設けられていてもよい。また、回転体31の施療姿勢は、施療モードや被施療部に応じて予め定められたプログラムに従って制御部10によって切り替えられる構成とされていてもよい。
操作表示部11としては、手指等で操作される操作部に限られず、音声入力によって操作可能とされた音声認識部を備えていてもよく、その他、種々の構成とされたものでもよい。操作表示部11としては、マッサージ機1に予め付属的に設けられたものに限られず、操作用のアプリケーションソフトがインストールされた携帯情報端末等であってもよい。
図2(a)では、第1施療子32が被施療部側(回転軸25よりも前方側に突出した位置)となる施療姿勢に回転体31を回転させた例を示している。この施療姿勢では、比較的に小径の第1施療子32と下側施療子22とによる施療が可能となる。
図2(b)では、第2施療子33が被施療部側となる施療姿勢に回転体31を回転させた例を示している。この施療姿勢では、第1施療子32よりも大径の第2施療子33と下側施療子22とによる施療が可能となる。
図2(c)では、第3施療子34が被施療部側となる施療姿勢に回転体31を回転させた例を示している。この施療姿勢では、第2施療子33よりも更に大径の第3施療子34と下側施療子22とによる施療が可能となる。
このように回転体31が種々の施療姿勢とされた状態で、種々の施療モード、例えば、揉み施療モードや叩き施療モード、指圧施療モード等の実行が可能である。
左右の施療体30A,30Bのそれぞれの回転体31,31を同じ施療姿勢として施療してもよく、または、互いに異なる施療姿勢で施療することも可能である。
回転体31の施療姿勢としては、上記のような姿勢に限られず、その他、種々の変形が可能である。
以下の各変形例においては、先に説明した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、先に説明した例と同様に奏する作用効果についても説明を省略または簡略に説明する。また、以下の各変形例においても左右の施療子ユニットは互いに同様の構成であるので、上記した例と同様、左右の区別を要しない場合には一方を例にとって説明する。
本変形例においても施療体30Cの回転体27には、複数の施療子28,29が設けられている。本変形例では、上記した例とは異なり、複数の施療子28,29は、回転体27の軸(回転軸25)方向で互いに異なる位置となるように設けられている。このような構成とすれば、被施療部に応じて適切な位置の施療子28,29に切り替えて施療することができる。
本変形例では、回転体27に、複数の施療子として、第1施療子28と第2施療子29とが設けられている。回転体27には、軸心側から径方向外側に向けて突出する複数(図例では、2つ)の支持片部27a,27cが設けられている。本変形例では、回転体27は、回転軸25の軸方向で減速機24側に位置する第1支持片部27aと、回転軸25の軸方向で第1支持片部27aよりも減速機24から離間する側に位置する第2支持片部27cと、を備えている。
これら施療子28,29は、上記した例と同様、各支持片部27a,27cの突出方向先端部に設けられた支軸27b,27d回りに回転自在に設けられている。これら支軸27b,27dは、軸方向が概ね身体幅方向とされ、互いに平行状に設けられている。これら支軸27b,27dは、それぞれに回転軸25から等距離となるように設けられている。
第1施療子28と第2施療子29とは、本変形例では、略同径状とされている。つまり、本変形例では、回転体27を回転させて施療姿勢を切り替えた際に、各施療子28,29が付与する刺激は概ね同様であるが、刺激位置を異ならせる構成とされている。このような態様に代えて、第1施療子28と第2施療子29とは、異なる外径とされていてもよい。つまり、回転体27を回転させて施療姿勢を切り替えることで、付与する刺激及び刺激位置の両方の切替が可能とされていてもよい。
図4(a)、(b)では、第1施療子28が被施療部側となる施療姿勢に回転体27を回転させた例を示している。この施療姿勢では、減速機24側の第1施療子28と下側施療子22とによる施療が可能となる。
図4(c)、(d)では、第2施療子29が被施療部側となる施療姿勢に回転体27を回転させた例を示している。この施療姿勢では、減速機24から離間した側の第2施療子29と下側施療子22とによる施療が可能となる。
また、図示を省略しているが、第1施療子28が第2施療子29よりも上側でかつこれらの両方が被施療部側となる施療姿勢や、第2施療子29が第1施療子28よりも上側でかつこれらの両方が被施療部側となる施療姿勢に回転体27を回転させることも可能である。
本変形例及び上記した例では、2つまたは3つの施療子を有した回転体27,31を例示しているが、4つ以上の施療子を有していてもよい。また、回転体27,31に設けられた1つまたは2つの施療子が被施療部側となるように切替可能とした例を示しているが、3つ以上の施療子が被施療部側となるように切替可能とされていてもよい。また、回転体27,31に設けられた複数の施療子のそれぞれの外周部を、異なる硬度等の材料から形成して付与する刺激を異ならせた態様等としてもよい。
本変形例では、施療体30Dの回転体31Aには、上記のようなローラー状の施療子が設けられていない。本変形例では、回転体31Aの外周面が複数の刺激付与部32A,33A,34A,34Aを構成する。本変形例では、回転体31Aは、回転軸25に対して直交する方向に長尺状とされている。図例では、回転体31Aは、回転軸25方向に見て、卵型状とされている。この回転体31Aには、長手方向一端側の第1刺激付与部32Aと長手方向他端側の第2刺激付与部33Aと短手方向両側の第3刺激付与部34A,34Aとが設けられている。第1刺激付与部32Aは、曲率半径が比較的に小とされた突湾曲面形状とされている。第2刺激付与部33Aは、曲率半径が第1刺激付与部32Aよりも大とされた突湾曲面形状とされている。第3刺激付与部34A,34Aは、これら第1刺激付与部32Aと第2刺激付与部33Aとを接続するように略平坦面形状とされている。これら第3刺激付与部34A,34Aのうちの一方または両方を、第2刺激付与部33Aよりも曲率半径が大とされた突湾曲面形状としてもよい。
図5(a)では、第1刺激付与部32Aが被施療部側となる施療姿勢に回転体31Aを回転させた例を示している。この施療姿勢では、曲率半径が比較的に小とされた突湾曲面形状の第1刺激付与部32Aと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図5(b)では、第2刺激付与部33Aが被施療部側となる施療姿勢に回転体31Aを回転させた例を示している。この施療姿勢では、曲率半径が比較的に大とされた突湾曲面形状の第2刺激付与部33Aと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図5(c)では、第3刺激付与部34Aが被施療部側となる施療姿勢に回転体31Aを回転させた例を示している。この施療姿勢では、略平坦面形状の第3刺激付与部34Aと下側施療子22とによる施療が可能となる。
回転体31Aの回転軸25方向に見た形状は、上記のような例に限られず、その他、種々の変形が可能である。また、この回転体31Aの外周部に、マッサージ機1を覆うカバーや被施療者の衣服等との摩擦を生じ難くすべく、無端ベルト状体や、複数の履板を連結した無限軌道帯、多数のローラー等が設けられていてもよく、また、後記するような種々の突部が設けられていてもよい。
本変形例では、施療体30Eの複数の刺激付与部は、円板状とされた回転体35の外周側部位に周方向に間隔を空けて設けられた複数の突部35a,35bである。このような構成とすれば、複数の突部35a,35bのうちのいずれかによって被施療者の被施療部を施療することができる。本変形例では、複数の突部35a,35bの突出寸法が互いに異なる。このような構成とすれば、突出寸法の異なる突部35a,35bのうちのいずれかによって被施療部を施療することができる。
回転体35は、回転軸25を軸心とする略真円の円板状とされている。本変形例では、この回転体35の外周縁部から径方向外側に向けて突出するように複数の突部35a,35bが設けられている。
図6(a)では、第1外側突起35aが被施療部側となる施療姿勢に回転体35を回転させた例を示している。この施療姿勢では、先端部の突湾曲面形状の曲率半径が小とされ、かつ突出寸法が大とされた第1外側突起35aと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図6(b)では、第2外側突起35bが被施療部側となる施療姿勢に回転体35を回転させた例を示している。この施療姿勢では、先端部の突湾曲面形状の曲率半径が大とされ、かつ突出寸法が小とされた第2外側突起35bと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図6(c)では、第1外側突起35a及び第2外側突起35bが設けられていない側となる他方の半円部が被施療部側となる施療姿勢に回転体35を回転させた例を示している。この施療姿勢では、第1外側突起35a及び第2外側突起35bよりも曲率半径が大とされた回転体35の外周部と下側施療子22とによる施療が可能となる。
本変形例では、施療体30Fの複数の突部35c,35d,35eは、上記した第3変形例の回転体35と概ね同様の円板状とされた回転体35Aの回転軸25方向で互いに異なる位置となるように設けられている。このような構成とすれば、第1変形例と概ね同様、被施療部に応じて適切な位置の突部35c,35d,35eに切り替えて施療することができる。
本変形例では、回転体35Aの外周縁部から径方向外側に向けて突出する複数の突部35c,35d,35eとして、減速機24側の第1外側突部35cと、この第1外側突部35cよりも減速機24から離間した位置に設けられた第2外側突部35dと、この第2外側突部35dよりも更に減速機24から離間した位置に設けられた第3外側突部35eと、を設けた例を示している。本変形例では、これら第1外側突部35c、第2外側突部35d及び第3外側突部35eは、回転体35Aの周方向に等間隔を空けて設けられている。本変形例では、これら第1外側突部35c、第2外側突部35d及び第3外側突部35eは、先端部が突湾曲面形状とされ、基端側部位が略円柱形状とされ、かつ互いに略同寸法で略同形状とされている。
図7(a)、(b)では、第2外側突部35dが被施療部側となる施療姿勢に回転体35Aを回転させた例を示している。この施療姿勢では、回転体35Aの回転軸25方向で略中央部に位置する第2外側突部35dと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図7(c)では、第3外側突部35eが被施療部側となる施療姿勢に回転体35Aを回転させた例を示している。この施療姿勢では、回転体35Aの回転軸25方向で減速機24から離間した側の縁部に位置する第3外側突部35eと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図7(d)では、第1外側突部35cが被施療部側となる施療姿勢に回転体35Aを回転させた例を示している。この施療姿勢では、回転体35Aの回転軸25方向で減速機24側の縁部に位置する第1外側突部35cと下側施療子22とによる施療が可能となる。
本変形例では、施療体30Gの複数の突部35f,35g,35hは、上記した第3変形例の回転体35と概ね同様の円板状とされた回転体35Bの回転軸25方向一方側に向く一側面の外周側部位に周方向に間隔を空けて設けられている。これら突部35f,35g,35hは、回転体35Bの一側面から回転軸25方向一方側に向けて突出するように設けられている。本変形例では、突出寸法が互いに異なる3つの突部35f,35g,35hとして、突出寸法が比較的に小とされた第1横側突部35fと、この第1横側突部35fよりも突出寸法が大とされた第2横側突部35gと、この第2横側突部35gよりも突出寸法が更に大とされた第3横側突部35hと、を設けた例を示している。これら突部35f,35g,35hは、回転体35Bの周方向に等間隔を空けて設けられている。
なお、左右の施療体30A,30Bは、それぞれの突部35f,35g,35hが互いに向き合う方向となるように設けられていてもよい。
図8(a)、(b)では、第1横側突部35fが被施療部側となる施療姿勢に回転体35Bを回転させた例を示している。この施療姿勢では、突出寸法及び外径が小とされた第1横側突部35fと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図8(c)では、第2横側突部35gが被施療部側となる施療姿勢に回転体35Bを回転させた例を示している。この施療姿勢では、突出寸法及び外径が第1横側突部35fよりも大とされた第2横側突部35gと下側施療子22とによる施療が可能となる。
図8(d)では、第3横側突部35hが被施療部側となる施療姿勢に回転体35Bを回転させた例を示している。この施療姿勢では、突出寸法及び外径が第2横側突部35gよりも大とされた第3横側突部35hと下側施療子22とによる施療が可能となる。
本変形例では、施療体30Hの回転体35Cに、上記した第3変形例と同様な第1外側突部35a及び第2外側突部35b、並びに上記した第5変形例と同様な第1横側突部35f、第2横側突部35g及び第3横側突部35hを設けた構成としている。このような構成とすれば、上記した第3変形例と同様な切替姿勢に加えて、第5変形例と同様な切替姿勢となるように回転体35Cを回転させて種々の施療が可能となる。
本変形例では、施療体30Iの複数の突部37,38,39は、上記した第3変形例の回転体35と概ね同様の円板状とされた回転体35Dに対して回転自在に設けられている。このような構成とすれば、上記同様、マッサージ機1を覆うカバーや被施療者の衣服等と突部37,38,39との摩擦を生じ難くすることができ、円滑に移動させることができる。
本変形例では、回転体35Dの外周縁部から径方向外側に向けて突出する複数の突部37,38,39として、比較的に突出寸法及び周方向に沿う寸法が小とされた第1外側突部37と、この第1外側突部37よりも突出寸法及び周方向に沿う寸法が大とされた第2外側突部38と、この第2外側突部38よりも突出寸法及び周方向に沿う寸法が大とされた第3外側突部39と、を設けた例を示している。
本変形例では、これら第1外側突部37、第2外側突部38及び第3外側突部39は、軸方向が概ね身体幅方向とされ、互いに平行状に設けられた支軸36,36,36回りに回転自在とされた円板状体における回転体35Dから突出した部位とされている。つまり、第1外側突部37を構成する円板状体よりも第2外側突部38を構成する円板状体が大径状とされ、第2外側突部38を構成する円板状体よりも第3外側突部39を構成する円板状体が大径状とされている。
これら第1外側突部37、第2外側突部38及び第3外側突部39の各支軸36,36,36は、回転体35Dの外周側部位に周方向に等間隔を空けて設けられ、それぞれに回転軸25から等距離となるように設けられている。
図9(c)、(d)では、第1外側突部37が被施療部側となる施療姿勢に回転体35Dを回転させた例を示している。この施療姿勢では、突出寸法及び周方向に沿う寸法が小とされた第1外側突部37と下側施療子22とによる施療が可能となる。また、図示を省略しているが、第2外側突部38が被施療部側となる施療姿勢に回転体35Dを回転させれば、突出寸法及び周方向に沿う寸法が第1外側突部37よりも大とされた第2外側突部38と下側施療子22とによる施療が可能となる。また、図示を省略しているが、第3外側突部39が被施療部側となる施療姿勢に回転体35Dを回転させれば、突出寸法及び周方向に沿う寸法が第2外側突部38よりも大とされた第3外側突部39と下側施療子22とによる施療が可能となる。
また、上記した各例では、回転体27,31,31A,35,35A~35Dを含む施療体30,30A~30Iを、主に背中や腰を施療する施療ユニット12に設けた例を示しているが、このような例に限られず、頭部や腕、臀部、脚部等を施療する箇所に設けた構成としてもよい。
本実施形態に係るマッサージ機1を構成する各部の構成や施療モードは、上記した例に限られず、その他、種々の変形が可能である。
10 制御部
23A 左側モータ(モータ)
23B 右側モータ(モータ)
25 回転軸(回転体の軸)
26A 左側検出部(検出部)
26B 右側検出部(検出部)
27,31,31A,35,35A~35D 回転体
28,32 第1施療子(施療子、刺激付与部)
29,33 第2施療子(施療子、刺激付与部)
34 第3施療子(施療子、刺激付与部)
32A 第1刺激付与部(刺激付与部)
33A 第2刺激付与部(刺激付与部)
34A 第3刺激付与部(刺激付与部)
35a,35c,37 第1外側突部(突部、刺激付与部)
35b,35d,38 第2外側突部(突部、刺激付与部)
35e,39 第3外側突部(突部、刺激付与部)
35f 第1横側突部(突部、刺激付与部)
35g 第2横側突部(突部、刺激付与部)
35h 第3横側突部(突部、刺激付与部)
Claims (9)
- 揉み動作させる際に駆動される揉み駆動部及び叩き動作させる際に駆動される叩き駆動部が設けられた施療部本体と、前記揉み駆動部及び前記叩き駆動部によって変位され前記施療部本体から前方に突出するように設けられたアーム部と、該アーム部に固定された支持部に設けられ、 減速機を介してモータに連結された軸回りに回転される回転体と、該回転体が回転されることで、付与する刺激及び刺激位置の両方または一方の切り替えが可能となるように、該回転体に設けられた複数の刺激付与部と、前記モータを制御し前記回転体を回転させて前記複数の刺激付与部のうちの少なくとも一つが被施療部側となるように切り替える制御部と、を備えており、
前記回転体には、前記複数の刺激付与部を構成する複数の円板状の施療子が周方向に間隔を空けて、かつ該回転体に対して回転自在に設けられていることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1において、
前記複数の施療子の外径が互いに異なることを特徴とするマッサージ機。 - 減速機を介してモータに連結された軸回りに回転される回転体と、該回転体が回転されることで、付与する刺激及び刺激位置の両方または一方の切り替えが可能となるように、該回転体に設けられた複数の刺激付与部と、前記モータを制御し前記回転体を回転させて前記複数の刺激付与部のうちの少なくとも一つが被施療部側となるように切り替える制御部と、を備えており、
前記複数の刺激付与部は、円板状とされた前記回転体の外周側部位に周方向に間隔を空けて、かつ前記回転体に対して回転自在に設けられた複数の突部であることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項3において、
前記複数の突部の突出寸法が互いに異なることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項3または4において、
前記回転体は、前記軸を軸心とする略真円の円板状であることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1乃至5のいずれか1項において、
前記複数の刺激付与部は、前記回転体の周方向に等間隔を空けて設けられていることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1乃至6のいずれか1項において、
前記回転体及び前記モータは、身体幅方向両側のそれぞれに対状に設けられていることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1乃至7のいずれか1項において、
前記回転体の回転角度を検出する検出部を備えていることを特徴とするマッサージ機。 - 請求項1乃至8のいずれか1項において、
前記複数の刺激付与部は、前記回転体の軸方向で互いに異なる位置となるように設けられていることを特徴とするマッサージ機。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2022/006546 WO2023157213A1 (ja) | 2022-02-18 | 2022-02-18 | マッサージ機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7152827B1 true JP7152827B1 (ja) | 2022-10-13 |
JPWO2023157213A1 JPWO2023157213A1 (ja) | 2023-08-24 |
JPWO2023157213A5 JPWO2023157213A5 (ja) | 2024-01-23 |
Family
ID=83598289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022529746A Active JP7152827B1 (ja) | 2022-02-18 | 2022-02-18 | マッサージ機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7152827B1 (ja) |
CN (1) | CN117396170A (ja) |
WO (1) | WO2023157213A1 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3007953U (ja) * | 1994-08-19 | 1995-02-28 | 株式会社大一 | マッサージ装置 |
JP2001149435A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Omron Corp | マッサージ機 |
JP2004215916A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Kyoto Seni Kogyo:Kk | 背部押圧治療器具 |
JP2005152086A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP2007089700A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP2010183955A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Tottori Univ | マッサージ機 |
JP2017143987A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マッサージ機 |
-
2022
- 2022-02-18 WO PCT/JP2022/006546 patent/WO2023157213A1/ja active Application Filing
- 2022-02-18 CN CN202280018141.9A patent/CN117396170A/zh active Pending
- 2022-02-18 JP JP2022529746A patent/JP7152827B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3007953U (ja) * | 1994-08-19 | 1995-02-28 | 株式会社大一 | マッサージ装置 |
JP2001149435A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Omron Corp | マッサージ機 |
JP2004215916A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Kyoto Seni Kogyo:Kk | 背部押圧治療器具 |
JP2005152086A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP2007089700A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP2010183955A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Tottori Univ | マッサージ機 |
JP2017143987A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マッサージ機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2023157213A1 (ja) | 2023-08-24 |
CN117396170A (zh) | 2024-01-12 |
JPWO2023157213A1 (ja) | 2023-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI689300B (zh) | 椅子型按摩機及按摩機構 | |
JP7072701B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP5408744B2 (ja) | マッサージ機 | |
WO2002002045A1 (en) | Vibrator, vibration unit, and vibrator control method | |
JP7152827B1 (ja) | マッサージ機 | |
JP4925449B2 (ja) | マッサージ機 | |
KR101374570B1 (ko) | 기능성 의자 | |
JP2007007448A (ja) | マッサージ機の昇降制御方法及び椅子型マッサージ装置 | |
WO2017006616A1 (ja) | 椅子型マッサージ機及びマッサージ機構 | |
JP4919290B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP2001314470A (ja) | ローラマッサージ機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置 | |
JP7240064B1 (ja) | マッサージ機 | |
JP7193898B1 (ja) | マッサージ機 | |
JP2015104639A (ja) | マッサージ部 | |
KR100379211B1 (ko) | 척추 교정 테이블 | |
WO2022190339A1 (ja) | マッサージ機 | |
JPH11244348A (ja) | マッサージ機 | |
TW202011922A (zh) | 座椅式按摩機 | |
WO2022215241A1 (ja) | マッサージ機 | |
JP2566274B2 (ja) | マッサージ機 | |
WO2024189665A1 (ja) | マッサージ機 | |
JPS63186649A (ja) | マッサ−ジ機 | |
JP4563571B2 (ja) | マッサージ機の体形検出方法 | |
JP2008136575A (ja) | マッサージ機 | |
KR200328955Y1 (ko) | 안마의자 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220520 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220520 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220628 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220805 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7152827 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |