JP7152728B1 - 生け簀内の富酸素化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、簡単な操作で装置の作動上の管理も簡単に行うことができ、しかも極めて簡単な構成で低コストであり、実用性に優れた生け簀内の富酸素化装置を提供する。【解決手段】本発明の生け簀内の富酸素化装置10,10B,10Cは、生け簀室2aを内部に形成する生け簀壁12の水没部分に設けられ生け簀壁内外に連通する複数の孔13a、13s、13vと、生け簀壁の内部側であって少なくとも1つの孔を介して生け簀壁外の生息水を生け簀壁内に誘引する誘引手段14と、を備える。誘引手段14は、生け簀壁の内部側において誘引用の孔の縁に沿って設けられ多数の小孔20aを設けた給気部20と、給気部に空気を圧送する空気圧発生源30と、を含む。極めて簡単な構成で船の走行と停止等の状態に応じた生け簀室内の装置段取り替えを不要とする。【選択図】図1

Description

本発明は、生け簀内の魚等の生き状態持続のための富酸素化装置に関する。
漁獲した魚介類を販売や食用に供するまでの間、一時的に飼育するための施設としての生簀が知られている。生け簀は、海水域では水深の浅い沿岸(海面生け簀、海上生け簀)、淡水域では湖沼・ため池等に設けられ、さらに陸上に設ける生け簀もある。船内に設けた生け簀は捕獲した魚を生きたまま陸揚げして市場提供を可能としたり、漁場までおとりの生き餌としての魚を収容して搬送し生きの良い状態の魚を生き餌として使用することで良好な漁獲実績を得る目的を含んでいる。従来、小型船舶用の生け簀として特許文献1に示す提案がなされている。
実用新案登録第3137206号公報
特許文献1は、小型船舶の船底に設けられる生け簀装置に係り、船底に2個のスカッパーを設け、1つのスカッパーは船の前進時に生け簀装置内に海水を導入する機能を有し、他のスカッパーは海水を外部に導出する機能を有し、1又はそれぞれのスカッパーに生け簀装置に給排水する下位水量を調節するための下位水量調節手段としての蓋体を設けた構成が開示されている。この装置では、航行速度によっては大量の海水が勢いよく給水され生け簀装置内に保管されている魚等を弱らせ又は死滅させる。また、海上で船を停泊させて釣りや漁を行う際には生け簀装置内への海水の給排水が行われなくなり、水温やアンモニア濃度等が上昇して酸素が欠乏し、生け簀装置内の魚等に悪影響を及ぼすことに鑑み、生け簀装置内へ給排水する海水の下位水量を調節して船の航行又は停泊時の生け簀内の魚等の生息環境を良好にすることを企図している。
しかしながら、特許文献1の装置の下位水量調節手段は、具体的にはスカッパー3に螺合する蓋体の胴部に取水口7bを切り欠いて設け、蓋体の螺進退により取水口7bの開口面積を変えることで下位水量調節を行うようにしている。この特許文献1の装置では、海水導入のための特殊桟を傾斜して設けたスカッパーや、これに螺合し取水口を胴部に設けた蓋体を特別に製作する必要があり、スッカッパー周りの設備に追加コストがかかるだけでなく、下位水量調節のための操作時はそのたびに船のデッキ側から手を伸ばして海水中に差し入れて螺進退操作をしなければならず煩雑である上に最適な下位水量を決める螺合位置を設定するのが困難である。また、寒冷時等には冷水中へ腕を挿入した状態での操作となり、作業を円滑に行うことは困難である。また、船の航行時に魚を損傷させないために導入させる海水の下位水量調節を行うようにしているが、航行時には新鮮な海水が船内に取り込まれる一方、海水の導入量調節は、円筒管を立設する等の簡単な方法で対応することができる。むしろ船の停泊時に水温やアンモニア濃度等上昇により酸素欠乏を生じ新鮮な生き餌等を使用した給餌を行えないことが釣果や漁獲量に大きな影響を与えるから、これを解消することがむしろ大きな課題と言える。特許文献1の装置では、船の停泊時の生け簀内の魚の生き状態を良好にするために蓋体と、取付部材9を脱着してポンプ8を装着することが記載されているが、これでは、船の航行時と漁場での停泊時に蓋体と取付部材9並びにポンプ8とを脱着交換する必要があり、その都度、生け簀内の海水中に腕を挿入させて交換作業を行う必要があり、煩雑で実用性に欠ける問題があった。また、生け簀内に取付部材9やポンプ8等の突起物を形成することとなり、船の航行中に魚に接触して魚を傷めたり死滅させる惧れがあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、船の航行時
と停泊時で生け簀内での段取り替え作業を行う必要がなく、簡単な操作で装置の作動上の
管理も簡単に行うことができ、しかも極めて簡単な構成で低コストであり、実用性に優れ
た生け簀内の装置や設備等の段取り替え作業を行うことなく簡単な操作で生け簀内の魚等
の生き状態持続のための富酸素化を実現する生け簀内の富酸素化装置を提供することにあ
る。
上記課題を解決するために本発明は、生き物の生息水300内に生け簀室2aの一部を水没させて生け簀12内の生息水の富酸素化を介して生き物の生き状態を持続させる装置であり、生け簀室2aを内部に形成する生け簀壁12の水没部分に設けられ生け簀壁内外に連通する複数の孔13と、生け簀壁12の内部側であって少なくとも1つの孔を介して生け簀壁外の生息水を生け簀壁内に誘引する誘引手段14と、を備え、誘引手段14は、生け簀壁12の内部側において誘引用の孔13aの縁に沿って設けられ多数の小孔を設けた給気部20と、給気部20に空気を圧送する空気圧発生源30と、を含む生け簀内の富酸素化装置10から構成される。
その際、給気部20は、誘引用の孔13aを取り囲むか、又はように孔の外縁に沿って設けられているようにするとよい。
また、給気部20は、給気チューブ21であって内部に空気流路20bを有し胴部に多数の小孔20aを設けた給気チューブ21からなるとよい。
さらに、誘引手段14は給気部20と空気圧発生源30とを接続し、かつ給気部20と同一の弾性素材により一体的に形成されたエアー送給部40を含むとよい。
また、誘引手段14は、生け簀壁12の水没部分に設けられた1つの生け簀壁孔を開閉するように生け簀壁12の内部側に着脱可能に取り付けられる栓体50を含み、栓体50の閉鎖部に複数の栓体孔13s、13v、13wを開孔して生け簀壁内外を連通させ少なくとも1つの栓体孔13sの外縁に沿って、又は該栓体孔を取り囲むように多数の小孔20aを設けた給気部20を該栓体50に取り付けるとよい。
さらに、栓体50に開孔した栓体孔の1個又は複数を内側に囲むかあるいは周囲に連続した配置とする給気部20が取り付けられて誘引用孔とし、他の1個又は複数の孔を排出水流を生じる排水用孔としてなる構成とするとよい。
船の航行時と停泊時で生け簀内での装置や設備の段取り替え作業を行う必要がなく、簡単な操作で装置の作動上の管理も簡単に行うことができる。しかも極めて簡単な構成で低コストであり、実用性に優れた生け簀内の富酸素化装置を実現し得る。
本発明の実施形態に係る富酸素化装置が設置される生け簀の位置を例示した船の側面説明図である。 図1の船に設置される本発明の第1実施形態の生け簀内の富酸素化装置の概略構成例を示す平面説明図である。 図2の給気部の一部を拡大して示した一部省略拡大斜視説明図である。 誘引手段による誘引作用を示す一部省略断面説明図である。 第1実施形態の装置の生け簀内の生息水の誘引、排出作用を示す一部省略断面説明図である。 本発明の第2実施形態の生け簀内の富酸素化装置の概略構成例を示す平面説明図である。 (a)は、図6の装置の栓体部分の一部省略断面説明図である。(b)は、図6の装置の栓体を船底部分に装着した状態のA-A線矢視図である。 図6の富酸素化装置の給気部の一部を拡大して示した一部省略拡大斜視説明図である。 第2実施形態の装置の生け簀内の生息水の誘引、排出作用を示す一部省略断面説明図である。 (a)は、本発明の第3実施形態の生け簀内の富酸素化装置の概略構成例を示す平面説明図、(b)は、(a)の装置の正面説明図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明の生け簀内の富酸素化装置の実施形態について説明する。本発明の生け簀内の富酸素化装置は、閉鎖空間としての生け簀内に存在する生き物の生息水内の富酸素化装置として構成されるものであり、生き物は魚の他、貝類、海藻等が含まれる。また、生け簀は船舶の底部や側部に限らず、港湾、護岸、沿岸、水際等に設置した筏形式の生け簀や、海上、陸上での養殖施設で使用される筏に設置される生け簀も含まれる。
図1は、船舶1に対して生け簀2が設置される概略の位置を説明する図であり、この実施形態では生け簀2は、例えば船室3のそれぞれ前後位置の下部側に設置されている。なお、本実施形態の装置の生け簀の位置は一つの実施形態を示したものであって、生け簀の設置箇所は各船舶ごとに異なっており、船室の前部のみ、後部のみ、船側等種々の形態がありうる。そして、生け簀2は生き物の生息水300内に一部を没した状態で船底等に設けた孔を介して船外の生息水を導入可能として設けられている。
図2は、本発明の第1実施形態の生け簀内の富酸素化装置10を示しており、本実施形態において、生け簀内の富酸素化装置10(以下、「富酸素化装置10」という。)は、
生け簀室2aを内部に形成する生け簀壁12に設けた複数の孔13と、誘引手段14と、を備えている。
生け簀壁12は、生け簀の外郭を画成し内部が生け簀室2aとなる閉鎖空間を形成する生け簀の本体である。生け簀壁12、すなわち生け簀室2aの一部は船が海上にある場合には一部を水没させている。この水没した部分は例えば船底や船側が通常該当する。この水没した部分に対応する位置の生け簀壁12に複数の孔13が設けられている。
生け簀の生け簀壁12には図5に示すように少なくとも2個の連通孔13a、13bが開孔されている。連通孔13a,13bは生け簀壁12の内外を連通し生息水300が生け簀壁12の内外を通流し得るようになっている。なお、生け簀壁に開孔される孔は3個以上の場合もある。船1を海上で用いる場合には、生息水300としての海水が生け簀壁12の内外を通流し、湖、池、川などで用いる場合には、淡水が内外通流する。孔13は少なくとも1つは生け簀壁外部の生息水300を生け簀壁内部に誘引する誘引用の孔とされる。また、他の少なくとも1つの孔は生け簀壁内への生息水の外部からの誘引に伴ってその導入圧力を介して導入量に相応する量の滞留生息水を生け簀壁外に排出する排出用の孔とされる。
誘引手段14は、生け簀壁12の内部側であって1つの孔13を介して生け簀壁12外の生息水300を生け簀壁内に誘引する機構である。図2は、誘引手段14の概略構成を示しており、本実施形態において、誘引手段14は、給気部20と、空気圧発生源30と、を含む。
給気部20は、生け簀室である生け簀壁の内部側において誘引用の孔13aの縁に沿って設けられ、孔13aの近縁において複数の空気孔から空気を供給することにより生け簀壁室内で生じる浮上空気群を介して生け簀壁外の生息水を誘引用孔13aを通じて生け簀壁内に誘引する生息水の誘引機構である。給気部20は、内部に空気流路20bを有する管路体でありこの空気流路内に空気圧発生源30からの圧送空気が供給される。給気部20は空気放出用の複数の空気孔を有しており、これらの空気孔を介して誘引用孔の近縁において空気を生け簀壁内の生息水内に放出させることで多数の上昇気泡を発生し、これに伴って誘引孔の外部の船外側からの生息水を誘引孔13aを介して生け簀壁12内に引入れる。給気部20は、生け簀壁の内壁表面に空気管路を接着あるいは接合させて取り付けてもよい。また、生け簀壁の壁に給気管路の一部を埋め込んで固定させてもよい。その際、給気管路の断面形状は円形、楕円形、多角形その他の形状としてもよい。複数の空気孔を形成させることができれば給気部20はプラスチック、木、竹、耐食金属その他任意の素材を用いることができる。また、給気部20は、誘引用孔13aの外周を連続して取り囲むばかりでなく、間欠的に取り囲んだものでもよい。また、複数の空気孔を形成した管路部分のみを誘引孔の周囲に任意の配列、配置構成で設置してもよい。その際、管内は連通させて管路への供給は一か所で供給しそれから各所に設置した複数空気孔を設けた管路部分を露出させて設置することもできる。
図2の実施形態では、給気部20は、円形の誘引用孔13aの外縁部において誘引用孔13aを取り囲むように誘引用孔と同心円状に設けた給気チューブ21により構成されている。本実施形態において、給気チューブ21は、弾性を有し例えば内径6mmのビニル等のプラスチック製チューブからなり、誘引用孔13aを内側にして取り囲むように配置されている。図3に示すように生け簀壁12の壁面へは例えば接着剤23で接着固定されている。さらに、給気チューブ21は、1または複数個所をピン止めされて生け簀壁内壁に固定されている。そして、実施形態においては、図3に示すように給気チューブ21の胴部に多数の空気孔20aが穿孔されている。空気孔20aの数は多いほど良いが数十個でもよい。給気チューブ21の周面への空気孔20aは少なくとも生け簀室2aに露出する部分の周面全体にわたって分布するのが好ましい。空気孔20aは、例えば直径0.05mm~数ミリメートル程度とするのが好適であるが、これより大きなサイズの孔としてもよいし、より小さなサイズの孔とすることもできる。実施形態において、直径0.1mmの空気孔20aが給気チューブ21のほぼ全周にわたって設けられている。
空気圧発生源30は、給気部20内に空気を圧送する圧送駆動装置であり、実施形態において、エアーポンプ30aが用いられている。エアーポンプ30aは、例えばモータ駆動によりダイヤフラムと吸排出弁を介して空気圧を発生させ空気を給気部20に圧送する。エアーポンプ30aは、例えば船のデッキ上に設置されており、図示しない切り換えスイッチを介してデッキ側から操作者が入り切り操作可能となっている。空気圧発生源30は、エアーポンプに限らず連続して空気を給気部20内に圧送し得る装置であれば任意の装置を用いることができる。
実施形態において、誘引手段14は、給気部20と、空気圧発生源30と、を連通接続し空気圧発生源30からの圧送空気を給気部20に供給するエアー送給部40を含む。エアー送給部40はチューブやホース等からなる空気の供給管路であり、設置や使用上の自由度の高いゴムやプラスチック系の弾性素材から構成するのが好適である。なお、生け簀壁12の表面に給気部20と、空気圧発生源30と、を連通接続する給気部20としての固定管路を設けてエアー送給し得るようにしてもよい。また、生け簀壁12に給気チューブ21を設置する凹溝や受部を設けて給気部20を設置するようにしてもよい。
実施形態において、給気部20の給気チューブ21は、ゴムやプラスチック系の弾性素
材の中空のチューブやホース等で形成されており、内部中空部分に空気が通流し設置や使用上の自由度が高い。そして、図2に示すように誘引用孔13aを取り囲むように設けた円形状の給気チューブ21の一端は止め部22において閉鎖されている。そして、誘引用孔13aを中央に配して円形に取り囲み止め部22との間に間隔を空けるように止め部22と対向するように給気チューブ21を生け簀壁の例えば底部の表面に配置固定されている。そして、本実施形態では、止め部22との対向位置からさらに連続して給気チューブ21を延長させそのチューブ延長端側をエアーポンプ30aに直結接続している。この実施形態では、止め部22との対向位置kからエアーポンプ30a間がエアー送給部40とされるが、この部分は一部が生け簀壁12内の生息水に浸かり他の部分が引き回されて船上のデッキ部分のエアーポンプに接続されている。
次に、本発明に係る第1実施形態の作用について図4、5をも参照して説明すると、図4において、図示しないエアーポンプ30aの作動スイッチをオンして空気を圧送させるとエアー送給部40を介して給気部20の給気チューブ21内に空気が供給される。そして、給気チューブ21の中空部からその胴側部に設けられた多数の空気孔20aを介して圧縮された空気は生け簀壁内の生息水300内に気泡となって放出される。誘引孔13aに臨む位置に設けられた給気チューブ21の空気孔20aから連続して排出される多数の気泡bは、誘引孔13aを平面視で取り囲みつつ生け簀壁の隔壁から垂直状に上昇する気泡によりいわば気泡の管となって上昇する。この上昇流に誘引されて生け簀壁12の外側の生息水が誘引孔13aを同芯状に直状に進入し、さらにその周囲の生息水も誘導しながら生け簀壁12内に誘引される水流WIとして進入する。そして、図5に示すように、誘引孔13aから誘引導入された外部生息水により押し出されて生け簀壁12内の生息水が排出用の孔13bから排出水流WOとして押し出される。これによって、空気圧発生源30で空気を圧縮生成させれば常時生け簀壁12内の生息水内に新鮮空気を介した豊富な酸素が供給され続け生け簀壁内の生息水の富酸素化を確実に行わせることができる。
なお、船の航行時には少なくとも誘引用孔を介して酸素を含む船外の海水や淡水の生息水が豊富に自然流入する。これは必要に応じて深度調整用パイプ等を用いて過度の流入抑制等を行って生け簀内の魚への負担軽減を行える。船の停止時において簡単で小さな設備で生け簀内の富酸素化維持を実現することができる。
次に図6~図9により、本発明の第2の実施形態について説明するが、第1実施形態の装置と同一部材には同一符号を付し、その詳細な説を省略する。この第2実施形態では、生け簀壁の水没部分に着脱可能な栓体を設け、その栓体自体に孔を開孔して誘引孔とし誘引孔を含む栓体ごと生け簀壁12から着脱可能としている。
図6、7において、第2実施形態の富酸素化装置10Bの誘引手段14は、生け簀壁の水没部分に設けられた1つの着脱用孔に着脱可能に取り付けられる栓体50を含む。栓体50は例えば船底や船側部分に対応する生け簀壁12の隔壁において設けられた内側にねじ部を有する螺合孔に対して着脱可能に螺着されている。実施形態において、栓体50は、本体螺合部51と本体螺合部51の上部に一体的に設けられて横方向に拡大し螺合孔より大きな拡大頭部52を有している。なお、栓体50は生け簀壁の隔壁に対して螺合で固定するものに限らず、挿し込み式、嵌合式、その他の方式により着脱可能としたものでもよい。
そして、栓体50の拡大頭部52から本体螺合部51まで貫通し生け簀壁12の内外を連通させるように4個の栓体孔13sが穿孔されている。図6において栓体50には生け簀壁への着脱時の工具受溝53が中央に交点部を位置させるように十字状に形成されており、十字により区画される4つの部分にそれぞれ上下に貫通する透孔13sが設けられている。実施形態において、各栓体孔13sは、角度を有して1点で接触する対向する2つの辺15a,15aと、各辺の離隔端側どうしを結ぶ円弧部16とからなる2つの角度部分を丸みを有して形成された花びら形の孔で形成されている。そして、各円弧部16の外縁に沿って円形に4つの栓体孔13sを取り囲むように給気部20が設けられている。給気部20、エアー送給部40の構成は第1実施形態と同様である。本実施形態では、相互に対向配置された4つの貫通孔が栓体孔13sとされる。そして、4つの花弁状に向かい合わせて配置された栓体孔13sを円形に取り囲む位置であり、かつ栓体50上面に給気部20が円形状に設置されている。
給気部20は第1実施形態と同様に柔軟に曲げ形成可能で弾性素材のプラスチックあるいはゴム系の給気チューブから構成されており、複数あるいは多数の空気孔20aを胴側部に穿孔してあって、円形状の一端側は止め部22で閉鎖されていると共に、栓体孔13sを取り囲んだ他端側は止め部22の対向位置でコ字型止めピン等で固定されている。
この第2実施形態では、栓体孔13sを有する栓体50自体が生け簀の生け簀壁12に対して着脱可能としている点が第1実施形態と異なる。これによって、栓体孔13sの通路や内外縁に海藻や藤壺等が付着して孔の通路部分を塞がないように、栓体50を取り外して装置の維持、管理を容易に実施することが可能となる。
この第2実施形態の富酸素化装置10Bは、船に通常設置されているスカッパーの栓体を加工して簡単に装置を構成することができる。スカッパーの栓体を加工して給気部20を形成させる際には、図8のように給気チューブ21を取付する栓体50の表面にコーキング材54などを介して確実に給気チューブ21が栓体50表面上に固定させるようにするとよい。栓体の表面側の工具受溝形状は例えば十字ではなく単にマイナス型の一文字形状などもあるが、各栓体への孔の開け易さや形状等を考慮して最適の誘引孔形状を設定することができる。
この第2実施形態の富酸素化装置10Bにおいてもエアーポンプ30aの圧送空気を受けて給気チューブ21の空気孔20aの多数の上昇気泡により生け簀壁12外の生息水の誘引水流を形成し、誘引水流と他に穿孔した孔を介した排出水流を生け簀壁内に生起させて常時生け簀壁12内の生息水内に新鮮空気を介した豊富な酸素が供給され続け生け簀壁内の生息水の富酸素化を確実に行わせることができる。図9に示すように第2実施形態の富酸素化装置10Bでは、給気部20の空気孔20aからの空気圧送を介して生け簀壁内の生息水内に生じる多数の気泡4に誘引されて生け簀壁内に導入される外部の生息水は4個の栓体孔13sに対応した4個の誘引水流となる。この場合においても第1実施形態と同様に、誘引導入された外部生息水により押し出されて生け簀壁12内の生息水が排出用の孔13uから排出水流WOとして押し出される。これによって、空気圧発生源30で空気を圧縮生成させれば常時生け簀壁12内の生息水内に新鮮空気を介した豊富な酸素が供給され続け生け簀壁内の生息水の富酸素化を確実に行わせることができる。なお、24は止水用ゴムパッキンである。
次に、図10において、第3実施形態による富酸素化装置10Cについて説明するが、第1実施形態の装置と同一部材には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。この第3実施形態では、生け簀壁の水没部分に着脱可能な栓体を設け、その栓体自体に孔を開孔して誘引孔とし誘引孔を含む栓体ごと生け簀壁12から着脱可能とする点は、第2実施形態の装置構成と同様である。第3実施形態では1つの栓体に誘引用孔と排出用孔を設けている点が第2実施形態と異なる。
第3実施形態において、栓体50には、角度を有して1点で接触する対向する2つの辺15a,15aと、各辺の離隔端側どうしを結ぶ円弧部16とからなる2つの丸み部分を有して形成された花びら形の孔が、工具受溝53の十字形で仕切られる4つの部分にそれぞれ対応して形成されている。そのうち、並びあって隣接する2個の孔が誘引用の栓体孔13vとされ、他の2個の孔が排出用の栓体孔13wとされる。そして、隣接する2個の孔の外縁に沿う連続した配置で給気部20が取り付けられている。栓体に開孔した栓体孔は複数に分割して設けられ、そのうちの1個又は複数の孔の外縁に沿って該孔を内側に囲むかあるいは外縁に沿う連続した配置とする給気部が取り付けられて誘引用孔とされる。そして、他の1個又は複数の孔を排水用孔としている。すなわち、給気部20は複数の孔の外縁部分である円弧部のみを複数孔の外縁に連続する円弧形状の給気部として対向する辺側の直線部分には設けないようにしてもよい。また、各孔ごと個別にその孔の外縁を囲周するように給気部20を配置してもよい。実施形態において、2個の栓体孔13vの円弧部16に沿ってそれらの外縁部分で2個の栓体孔13vを連続して内側に配置して囲周するように給気部20が取り付けられている。そして、他の2個の孔(図10(a)上、下側の孔2個13v)は排水用孔として機能する。給気部20、エアー送給部40の構成は第1実施形態と同様である。給気部20は、ゴムやプラスチック系の弾性素材で中空のチューブやホース等で形成される給気チューブ21で構成されている。なお、給気部20は栓体への取り付けが可能であれば、空気孔20aの圧送空気の生け簀室内側への放出を妨げないようにして、排出誘引孔13vを内側に囲むように配置してもよい。なお、栓体表面に取り付けることが可能であれば、1個又は複数の孔の外縁に沿って該孔を内側に囲む配置として給気部20を取り付けてもよい。このように給気部20に囲まれた1個又は複数の栓体孔を誘引用孔13vとし、他の1個又は複数の孔を排水用孔13vとしている。図10の実施形態では、互いに横並び配置の2個の孔の外縁部分に沿って給気チューブ21が取り付けられている。この場合、生け簀壁12の隔壁に設けた1個の孔に着脱可能な栓体のみで、生息水の外部からの誘引と、外部への内部の生息水の排出をおこなうことができる。この場合も排出水流用の孔を別に生け簀壁の船底等に設ける必要がない。
第3実施形態の富酸素化装置10Cでは、給気部20の空気孔20aからの空気圧送を介して生け簀壁内の生息水内に生じる多数の気泡4に誘引されて生け簀壁内に導入される外部の生息水は2個の栓体孔としての誘引用孔13sに対応した2個の誘引水流となる。また、誘引導入された外部生息水により押し出されて生け簀壁12内の生息水が排出用の孔13wから排出水流WOとして押し出される。これによって、空気圧発生源30で空気を圧縮生成させれば常時生け簀壁12内の生息水内に新鮮空気を介した豊富な酸素が供給され続け生け簀壁内の生息水の富酸素化を確実に行わせることができる。
図6、図10の実施形態ではいずれも既成の船のスカッパーとその栓体を加工して製作することが可能であり、製作コストを低廉に維持し得る。また、上記すべての実施形態において、生け簀内の富酸素化装置を湖沼、河川等淡水で用いる船舶や筏等に設置することも可能である。
以上説明した本発明の富酸素化装置では、生き物の生息水内に生け簀室の一部を水没させて生け簀内の生息水の富酸素化を介して生き物の生き状態を持続させる装置であり、生け簀室を内部に形成する生け簀壁の水没部分に設けられ生け簀壁内外に連通する複数の孔と、生け簀壁の内部側であって少なくとも1つの孔を介して生け簀壁外の生息水を生け簀壁内に誘引する誘引手段と、を備え、誘引手段は、生け簀壁の内部側において誘引用の孔の縁に沿って設けられ多数の小孔を設けた給気部と、給気部に空気を圧送する空気圧発生源と、を含むことにより、特に、船の航行時と停泊時で生け簀内での段取り替え作業を行う必要がなく、簡単な操作で装置の作動上の管理を簡単に行うことができる。しかも極めて簡単な構成で低コストであり、実用性に優れた生け簀内の魚等の生き状態持続のための富酸素化を実現させることが可能である。
また、給気部は、誘引用の孔を取り囲むように孔の外縁に沿って設けられていることにより、プラスチックやゴム系の弾性チューブ等により構成できるので簡単かつ低コストで給気部を構成でき装置全体のコスト低減を図ることができる。
また、給気部は、給気チューブであって内部に空気流路を有し胴部に多数の小孔を設けた給気チューブからなる構成とすることにより、プラスチックやゴム系の弾性チューブ等により給気部を構成できるので簡単かつ低コストで給気部を構成でき装置全体のコスト低減を図ることができる。
誘引手段は給気部と空気圧発生源とを接続し、かつ給気部と同一の弾性素材により一体的に形成されたエアー送給部を含むことにより、誘引手段をプラスチックやゴム系の弾性チューブ等により給気部とエアー送給部を連通接続する給気チューブのみを延長して形成して構成することができ、簡単かつ低コストで誘引手段を構成でき装置全体のコスト低減を図ることができる。
また、誘引手段は、生け簀壁の水没部分に設けられた1つの孔を開閉するように着脱可能に取り付けられる栓体を含み、栓体の閉鎖部に孔を開孔して生け簀壁内外を連通する誘引用孔とし、生け簀壁の内部側における栓体であって誘引用孔の外縁に沿って多数の小孔を設けた給気部を該栓体に取り付けたこととすることにより、誘引孔を形成する栓体を生け簀の生け簀壁から着脱させることができ、これによって、誘引作用により船外の生息水の導入時等に誘引孔回りやその周辺に海藻や藤壺が付着して孔径を小さくし生け簀壁内への生息水の誘引作用を妨げることがないように、必要に応じて栓体を離脱させて洗浄等を行って装置の維持管理を円滑に行うことが可能である。
また、栓体に開孔した誘引用孔は複数に分割して設けられ、そのうちの1個又は複数の孔の外縁に沿って該孔を内側に囲むかあるいは外縁に沿う連続した配置とする給気部が取り付けられて誘引用孔とし、他の1個又は複数の孔を排水用孔としてなるようにすることにより、誘引孔と排出孔を設けた1つの栓体を船内の生け簀壁に取り付けるだけで、生け簀内の生息水の富酸素化を実現し得る。この際、栓体の着脱により洗浄等を行って装置の維持管理を円滑に行うことが可能である。
以上説明した本発明の生け簀内の富酸素化装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の生け簀内の富酸素化装置は、海水、淡水での漁業用船舶、遊漁船、筏式生け簀、養殖生け簀、陸上養殖施設等の生け簀に用いて好適に適用できる。
2 生け簀
4 気泡
10、10B、10C 生け簀内の富酸素化装置
12 生け簀壁
13a、13s、13v 誘引用孔
13b、13u、13w 排出用孔
14 誘引手段
20 給気部
20a 給気孔
21 給気チューブ
30a エアーポンプ
40 エアー送給部
50 栓体
53 工具受溝
300 生息水
WI 誘引進入水流
WO 排出水流

Claims (6)

  1. 生き物の生息水内に生け簀室の一部を水没させて生け簀内の生息水の富酸素化を介して生き物の生き状態を持続させる装置であり、
    生け簀室を内部に形成する生け簀壁の水没部分に設けられ生け簀壁内外に連通する複数の孔と、
    生け簀壁の内部側であって少なくとも1つの孔を介して生け簀壁外の生息水を生け簀壁内に誘引する誘引手段と、を備え、
    誘引手段は、生け簀壁の内部側において誘引用の孔の縁に沿って設けられ多数の小孔を設けた給気部と、
    給気部に空気を圧送する空気圧発生源と、を含むことを特徴とする生け簀内の富酸素化装置。
  2. 給気部は、誘引用の孔を取り囲むか、又は孔の外縁に沿って設けられていることを特徴とする請求項1記載の生け簀内の富酸素化装置。
  3. 給気部は、給気チューブであって内部に空気流路を有し胴部に多数の小孔を設けた給気チューブからなる請求項1又は2記載の生け簀内の富酸素化装置。
  4. 誘引手段は給気部と空気圧発生源とを接続し、かつ給気部と同一の弾性素材により一体的に形成されたエアー送給部を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の生け簀内の富酸素化装置。
  5. 誘引手段は、生け簀壁の水没部分に設けられた1つの生け簀壁孔を開閉するように生け
    簀壁の内部側に着脱可能に取り付けられる栓体を含み、
    栓体の閉鎖部に複数の栓体孔を開孔して生け簀壁内外を連通させ、
    少なくとも1つの栓体孔の外縁に沿って、又は該栓体孔を取り囲むように多数の小孔を設けた給気部を該栓体に取り付けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の生け簀内の富酸素化装置。
  6. 栓体に開孔した栓体孔の1個又は複数を内側に囲むかあるいは周囲に連続した配置とする給気部が取り付けられて誘引用孔とし、
    他の1個又は複数の孔を排水用孔としてなる請求項5記載の生け簀内の富酸素化装置。
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