JP7151040B2 - 無人搬送システム及び無人搬送車 - Google Patents

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Description

本発明は、無人搬送システム及び無人搬送車に関する。
従来、特許文献1に記載されるような燃料電池システムが知られている。
上記の燃料電池システムは、燃料電池車両に適用されている。燃料電池システムは、駆動源としての燃料電池と、充放電可能な二次電池とを備えている。二次電池には、燃料電池により発電された電力や燃料電池車両の回生制動時における回転電力が蓄電される。また、二次電池は、燃料電池車両の加速又は減速に伴う負荷変動時のエネルギーバッファーとしても機能する。
また、特許文献2に記載されるような、無人搬送車の駆動システムが知られている。
上記の無人搬送車の駆動システムは、例えば港湾内のコンテナターミナルで使用されている。無人搬送車には、荷としてのコンテナが積載される。無人搬送車の駆動システムは、駆動源としてのエンジンと、充放電可能な二次電池とを備えている。二次電池には、エンジンの駆動により動作する第1発電電動機で発生する電力、及び無人搬送車のタイヤに接続される第2発電電動機で発生する回生電力が蓄電される。また、二次電池は、第1発電電動機に電力を供給することでエンジンを回転させ、第2発電電動機に電力を供給することで無人搬送車を走行させることができる。なお、無人搬送車の駆動システムは、エンジン、第1発電電動機、及び第2発電電動機を制御する車載コンピュータを備えている。車載コンピュータは、無人搬送車の荷の積載重量及び無人搬送車の港湾内での走行パターンに基づいて回生電力が発生し得る特定の区間における二次電池の充電率を推定し、推定された充電率に基づきエンジン、第1発電電動機、及び第2発電電動機を制御している。
特開2013-98052号公報 国際公開第2014/112309号
一般的に、燃料電池は、複数のセルを積層することで構成されている。そして、燃料電池のセルには、燃料電池の劣化を抑制するための理想的な電圧の使用範囲が設けられている。燃料電池のセルの電圧が当該使用範囲に含まれない状態となると、燃料電池が劣化する。特に、上記の無人搬送車の駆動システムの駆動源を燃料電池に変更した場合、無人搬送車に積載される荷の積載重量によっては燃料電池の発電量が増加し、燃料電池のセルの電圧が使用範囲に含まれない状態となる虞がある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、燃料電池の劣化を抑制できる無人搬送システム、及び無人搬送車を提供することにある。
上記課題を解決する無人搬送システムは、予め設定された走行パターンを走行する無人搬送車の走行を制御する無人搬送システムであって、前記無人搬送車は、複数のセルを積層することで構成される燃料電池と、充放電可能な二次電池と、を備え、前記無人搬送システムは、前記燃料電池及び前記二次電池を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記無人搬送車の積載重量を含む情報に基づき前記無人搬送車が前記走行パターンを走行するときの経過時間に対する前記セルの電圧の変化を演算する電圧変化演算制御と、前記セルの電圧の変化と、前記セルの電圧における前記燃料電池の劣化を抑制するための理想的な使用範囲とを比較し、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の上限を上回る第1期間があれば、前記第1期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を低減させ、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の下限を下回る第2期間があれば、前記第2期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を増大させる電圧平準化制御と、前記第1期間において前記燃料電池の発電量を低減させたときに前記二次電池の電力を放電させることで前記無人搬送車を走行させる走行制御と、を実施する。
上記課題を解決する無人搬送車は、予め設定された走行パターンを走行する無人搬送車であって、前記無人搬送車は、複数のセルを積層することで構成される燃料電池と、充放電可能な二次電池と、前記燃料電池及び前記二次電池を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記無人搬送車の積載重量を含む情報に基づき前記無人搬送車が前記走行パターンを走行するときの経過時間に対する前記セルの電圧の変化を演算する電圧変化演算制御と、前記セルの電圧の変化と、前記セルの電圧における前記燃料電池の劣化を抑制するための理想的な使用範囲とを比較し、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の上限を上回る第1期間があれば、前記第1期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を低減させ、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の下限を下回る第2期間があれば、前記第2期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を増大させる電圧平準化制御と、前記第1期間において前記燃料電池の発電量を低減させたときに前記二次電池の電力を放電させることで前記無人搬送車を走行させる走行制御と、を実施する。
これらによれば、無人搬送車が走行パターンを走行しているとき、燃料電池のセルの電圧の変化が、燃料電池の劣化を抑制するための理想的な使用範囲に含まれた状態になる。したがって、燃料電池の劣化を抑制することができる。
上記の無人搬送システムにおいて、前記制御部は、前記第2期間において前記燃料電池の発電量を増大させたときに前記燃料電池で発電した電力により前記二次電池を充電させるとよい。
上記の無人搬送車において、前記制御装置は、前記第2期間において前記燃料電池の発電量を増大させたときに前記燃料電池で発電した電力により前記二次電池を充電させるとよい。
これらによれば、第2期間において燃料電池で発電した電力を二次電池に充電させることで、第1期間における走行制御を実施するときに二次電池が放電する電力を確保することができる。
上記した無人搬送車は、港湾内の前記走行パターンを走行するとよい。
一般的に港湾内の走行パターンの形状、及び走行パターンにおける無人搬送車の速度、及び無人搬送車に積載される荷としてのコンテナの積載重量は無人搬送車が走行パターンを走行する前に確認することができる。よって、制御部の電圧変化演算制御にて演算されるセルの電圧の変化は無人搬送車が走行する前に予め演算できる。したがって、無人搬送車が港湾内を走行するものであれば、予め演算されたセルの電圧の変化に基づいて燃料電池及び二次電池を制御することができ、燃料電池の劣化をより好適に抑制できる。
この発明によれば、燃料電池の劣化を抑制できる。
コンテナターミナルの概略平面図。 無人搬送システムの実施形態の構成を示した概略図。 燃料電池の劣化の抑制のための制御フロー図。 電圧変化演算制御を示した図。 電圧平準化制御を示した図。 コンテナターミナルの変更例を示した概略平面図。 変更例における電圧変化演算制御を示した図。 変更例における電圧平準化制御を示した図。
以下、無人搬送システムを港湾のコンテナターミナルに適用した実施形態を図1~図5にしたがって説明する。なお、コンテナターミナルについて説明した後に本実施形態を説明する。
図1に示すように、港湾のコンテナターミナルでは、管制塔101からの指令S1により複数台の無人搬送車(Automated guided vehicle)10が予め定められた走行パターンRを走行している。各無人搬送車10は、指令S1によりコンテナWの積み降ろし位置に停車する。当該積み降ろし位置は、コンテナターミナルにおけるガントリークレーン103及びラバータイヤクレーン104が設けられている位置である。ガントリークレーン103及びラバータイヤクレーン104は、管制塔101により制御されている。無人搬送車10がガントリークレーン103の位置で停車すると、ガントリークレーン103は、管制塔101によりコンテナ船102に積載されたコンテナWを無人搬送車10に積載する。無人搬送車10にコンテナWが積載されたとき、無人搬送車10は、ラバータイヤクレーン104の位置まで走行し、停車する。ラバータイヤクレーン104は、管制塔101により無人搬送車10に積載されているコンテナWを図示しないコンテナヤードに降ろす。コンテナWが降ろされて空車になった無人搬送車10は、走行パターンRを走行して再度ガントリークレーン103の位置まで走行する。港湾のコンテナターミナルでは上記の動作が繰り返し実施される。本実施形態の走行パターンRは、ガントリークレーン103からラバータイヤクレーン104までを直線距離で往復する走行パターンである。また、ガントリークレーン103には、ロードセンサを含む送信機105が設けられている。ロードセンサは、コンテナWの積載重量Gを検出するセンサである。送信機105は、ロードセンサにより検出された積載重量Gを管制塔101に送信する。なお、本実施形態において、無人搬送車10は低速且つ一定の速度で走行するものとする。
図2に示すように、無人搬送システム1は、予め設定された走行パターンRを走行する無人搬送車10の走行を制御するものである。無人搬送システム1は、無人搬送車10と、管制塔101と、ガントリークレーン103に設けられたロードセンサを含む送信機105とにより構成されている。
無人搬送車10は、燃料電池20と、充放電可能な二次電池30とを備えている。燃料電池20は、無人搬送車10に搭載される負荷に供給する電力を発電する。具体的には、燃料電池20は、無人搬送車10の駆動輪に接続される負荷としての走行用モータ91を駆動させるための電力を発電する。燃料電池20は、複数のセルを積層することで構成されている。セルとは、例えば固体分子型燃料電池である。燃料電池20は、燃料ガスと、酸化剤ガスとの化学反応によって発電を行う。本実施形態では、水素ガスを燃料ガス、空気中の酸素を酸化剤ガスとして発電が行われる。
二次電池30には、リチウムイオン二次電池が採用されている。二次電池30は、降圧コンバータ92を介して燃料電池20に電気的に接続されている。降圧コンバータ92は、例えばDC/DCコンバータが採用されている。降圧コンバータ92は、走行用モータ91に電気的に接続されている。よって、燃料電池20で発電された電力は、降圧コンバータ92を介して走行用モータ91に供給されつつ、二次電池30に蓄電される。すなわち、二次電池30には、燃料電池20で発電された電力を走行用モータ91に供給した余剰電力が蓄電される。また、二次電池30には、燃料電池20の動作を補助する補機に対して電力を供給する機能を有している。当該補機とは、例えば燃料電池20と水素タンクとを接続する水素供給管を開閉する電磁弁、燃料電池20に酸素を含む空気を供給する電動圧縮機、及び車両制御装置70を示している。そのため、二次電池30に蓄電された電力は、例えば燃料電池20の発電初期に発電量が不足したときに補機を駆動させるための電力としても使用される。
無人搬送車10は、制御部としての車両制御装置70と、ナビゲーションシステム93とを備えている。ナビゲーションシステム93には、管制塔101から出力される指令S1が入力される。ナビゲーションシステム93は、指令S1に基づき車両制御装置70に燃料電池20及び二次電池30を制御するための制御指令S2を出力する。
車両制御装置70は、制御指令S2に基づき燃料電池20の発電及び二次電池30の充放電を制御するハイブリッド制御部71を有している。ハイブリッド制御部71は、制御指令S2に基づき補機としての電磁弁及び電動圧縮機に二次電池30から電力を供給させ、燃料電池20を制御する。
ここで、燃料電池20のセルには、燃料電池20の劣化を抑制するための理想的な電圧の使用範囲が設けられている。燃料電池20のセルの電圧が当該使用範囲に含まれない状態となると、燃料電池20が劣化する。特に、無人搬送車10に積載されるコンテナWの積載重量Gによって燃料電池20の発伝量が増加し、燃料電池20のセルの電圧が使用範囲に含まれない状態となる虞がある。その点、本実施形態では、燃料電池20のセルの電圧が理想的な使用範囲に含まれるように車両制御装置70が燃料電池20及び二次電池30を制御している。以下、無人搬送システム1における燃料電池20の劣化を抑制するための制御について詳しく説明する。
図3に示すように、車両制御装置70は、管制塔101及びナビゲーションシステム93を介してコンテナWの積載重量Gを取得する(ステップS101)。車両制御装置70は、ステップS101の後に電圧変化演算制御を実施する(ステップS102)。電圧変化演算制御とは、無人搬送車10の1サイクルにおいて、無人搬送車10が走行パターンRを走行するときの経過時間Teに対する燃料電池20のセルの電圧の変化Vcを無人搬送車10がコンテナWを積載した状態で走行するよりも前に演算する制御を示している。1サイクルとは、ガントリークレーン103によりコンテナWが積載された無人搬送車10がラバータイヤクレーン104の位置まで走行し、コンテナWを降ろした後に再びガントリークレーン103の位置まで戻ってくるまでを示している。車両制御装置70は、予め設定された走行パターンR、コンテナWの積載重量G、及び無人搬送車10の速度のように無人搬送車10の積載重量Gを含む情報に基づきセルの電圧の変化Vcを演算する。具体的には、車両制御装置70は、走行パターンR、積載重量G,及び無人搬送車10の速度により無人搬送車10が走行パターンRを走行するときの経過時間Teに対する燃料電池20が発電するべき発電量を演算する。車両制御装置70は、経過時間Teに対する燃料電池20が発電するべき発電量から1枚のセルあたりの発電量を演算する。車両制御装置70は、1枚のセルあたりの発電量から経過時間Teに対する1枚のセルあたりの電圧を演算する。
図4に示すように、無人搬送車10が走行パターンRを走行するときの経過時間Teに対する燃料電池20のセルの電圧の変化Vcは、マップMpにまとめられる。燃料電池20の発電量は、走行パターンRの形状、管制塔101からの指令S1に基づいて走行する無人搬送車10の速度、及び無人搬送車10の積載重量Gによって決まる。本実施形態の走行パターンRは、ガントリークレーン103からラバータイヤクレーン104までを直線距離で往復する形状であり、無人搬送車10は低速且つ一定の速度で走行するものである。そのため、セルの電圧の変化Vcは、無人搬送車10の積載重量Gにより変化するものである。図4に示すマップMpは、セルの電圧の変化Vcがセルの電圧における燃料電池20の劣化を抑制するための理想的な使用範囲Vrの上限Vmaxを上回る第1期間Te1と、使用範囲Vrの下限Vminを下回る第2期間Te2とが存在する場合を一例として記載している。無人搬送車10がコンテナWを積載した状態で走行すると、無人搬送車10がコンテナWを積載していない空車の状態で走行するときよりも多くの電力を消費する。そのため、燃料電池20の発電量が多くなることは明らかである。よって、本実施形態における第1期間Te1とは、無人搬送車10がコンテナWを積載した状態でガントリークレーン103からラバータイヤクレーン104まで走行している期間を示している。また、ラバータイヤクレーン104からガントリークレーン103までを無人搬送車10がコンテナWを積載していない空車で走行する場合、燃料の消費を抑えるために燃料電池20への水素供給を抑えることが考えられる。そのため、燃料電池20での発電量が少なくなることは明らかである。よって、本実施形態における第2期間Te2は、無人搬送車10が空車の状態でラバータイヤクレーン104からガントリークレーン103まで走行している期間を示している。
図3に示すように、車両制御装置70は、ステップS102の後にセルの電圧の変化Vcと、セルの電圧における燃料電池20の劣化を抑制するための理想的な使用範囲Vrとを比較する(ステップS103)。車両制御装置70は、ステップS103の後にセルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrの上限Vmaxを上回る第1期間Te1と、セルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrの下限Vminを下回る第2期間Te2とがあるか否かを判定する(ステップS104)。車両制御装置70は、第1期間Te1及び第2期間Te2がないと判定した場合(ステップS104でNO)、処理を終了する(END)。車両制御装置70は、第1期間Te1及び第2期間Te2のいずれか一方、又は第1期間Te1及び第2期間Te2の双方がある場合、電圧平準化制御を実施する(ステップS105)。車両制御装置70は、ステップS105の後に走行制御を実施する(ステップS106)。
図5に示すように、電圧平準化制御では、マップMpに第1期間Te1があれば、第1期間Te1におけるセルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrに含まれるように燃料電池20の発電量を低減させる。また、電圧平準化制御では、マップMpに第2期間Te2があれば、第2期間Te2におけるセルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrに含まれるように燃料電池20の発電量を増大させる。
マップMpに第1期間Te1がある場合、燃料電池20の発電量を低減させるが、燃料電池20の発電量を低減させた分の電力を補って無人搬送車10を走行させる必要がある。本実施形態の車両制御装置70は、第1期間Te1において燃料電池20の発電量を低減させた分を二次電池30の電力から補う。すなわち、上記の走行制御(ステップS106)とは、第1期間Te1があれば第1期間Te1においてセルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrに含まれるように燃料電池20の発電量を低減させたときに二次電池30の電力を放電させることで無人搬送車10を走行させる制御を示している。
また、マップMpに第2期間Te2がある場合、燃料電池20の発電量を増大させるが、本実施形態の車両制御装置70は、燃料電池20の発電量を増大させた分で二次電池30を充電する。よって、電圧平準化制御では、第2期間Te2があれば第2期間Te2においてセルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrに含まれるように燃料電池20の発電量を増大させることで二次電池30を充電させる。
図3に示すように、車両制御装置70は、ステップS106が完了したとき、処理を終了する(END)。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態では、無人搬送車10が走行パターンRを走行しているとき、燃料電池20のセルの電圧の変化Vcが、燃料電池20の劣化を抑制するための理想的な使用範囲Vrに含まれた状態になる。したがって、燃料電池20の劣化を抑制することができる。
(2)港湾内の走行パターンRの形状、及び走行パターンRにおける無人搬送車10の速度、及び無人搬送車10に積載されるコンテナWの積載重量は無人搬送車10がコンテナWを積載した状態で走行パターンRを走行する前に確認することができる。よって、車両制御装置70の電圧変化演算制御にて演算されるセルの電圧の変化Vcは無人搬送車10が走行する前に予め演算できる。したがって、無人搬送車10が予め演算されたセルの電圧の変化Vcに基づいて燃料電池20及び二次電池30を制御することができ、燃料電池20の劣化をより好適に抑制できる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
〇 無人搬送システム1において、無人搬送車10は港湾内の走行パターンRを走行していたが、これに限らない。例えば、無人搬送車10は工場等の施設内の走行パターンを走行していてもよい。このように変更する場合、無人搬送車10の積載重量Gを検出するロードセンサの位置を適宜変更するとよい。
〇 無人搬送システム1において、車両制御装置70を管制塔101に配置してもよい。このように変更する場合、無人搬送車10は、車両制御装置70での演算結果を含む指令S1に基づき燃料電池20及び二次電池30を動作させるナビゲーションシステム93を含む通信網を有しているとよい。
〇 本実施形態の無人搬送システム1で実施した制御を、無人搬送車10で実施しようとした場合、無人搬送車10は以下のように構成される。
無人搬送車10は、燃料電池20と、二次電池30と、制御装置としての車両制御装置70と、無人搬送車10の積載重量Gを検出部としてのロードセンサとで構成される。このように変更するにあたり、ロードセンサは例えば無人搬送車10のコンテナWの積載位置に配置され、且つ車両制御装置70に電気的に接続される。また、ロードセンサを無人搬送車10の駆動輪に接続される油圧式のサスペンションに代替してもよい。すなわち本実施形態の無人搬送システム1を無人搬送車10で具体化すると、無人搬送車10の積載重量Gを検出する検出部を無人搬送車10自体に配置するとよい。特に検出部として油圧式のサスペンションを採用すると、無人搬送車10が初期設備として備えている場合があり、検出部の導入を簡易的にすることができる。
〇 二次電池30は、リチウムイオン二次電池であったが、ニッケル水素二次電池等の他の二次電池であってもよい。
〇 図6に示すように、走行パターンRは、予め四角環状をなしていてもよい。
〇 図6に示す走行パターンRのように無人搬送車10がコーナーを曲がることを考慮すると、無人搬送車10の加減速が発生することが考えられる。そのため、燃料電池20の発電量も無人搬送車10の加減速によりばらつきが生じるため、電圧変化演算制御で演算されるセルの電圧の変化Vcが図7に示すように複雑になることもある。
図8に示すように、図7のように無人搬送車10の加減速までも考慮することでセルの電圧の変化Vcが複雑化したとしても、本実施形態の車両制御装置70であれば、セルの電圧の変化Vcにおいて第1期間Te1があれば、第1期間Te1においてセルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrに含まれるように二次電池30の電力を放電させることで燃料電池20の発電量を抑える。また、セルの電圧の変化Vcにおいて第2期間Te2があれば、第2期間Te2においてセルの電圧の変化Vcが使用範囲Vrに含まれるように燃料電池20の発電量を増大させ、二次電池30を充電させることができる。
〇 また、電圧変化演算制御とは、無人搬送車10の1サイクルにおいて、無人搬送車10が走行パターンRを走行するときの経過時間Teに対する燃料電池20のセルの電圧の変化Vcを演算する制御を示していたが、1サイクルに限らない。例えば、コンテナ船102に積載されているコンテナWの積載重量Gを示すリストが事前に確認できるのであれば、無人搬送車10の複数サイクルにおいて、無人搬送車10が走行パターンRを走行するときの経過時間Teに対する燃料電池20のセルの電圧の変化Vcを演算することができる。すなわち、無人搬送車10の積載重量Gは、ロードセンサや油圧式のサスペンションによって検出されるものに限らず、無人搬送車10が走行パターンRを走行する前に事前に確認されるものであってもよい。このように変更することで、長期間における無人搬送車10の燃料電池20の発電量の変化を事前に確認した上で電圧平準化制御を実施できるため、燃料電池20の劣化の抑制効果を向上させることができる。
〇 本実施形態において、車両制御装置70は、第2期間Te2において燃料電池20の発電量を増大させたときに燃料電池20で発電した電力により二次電池30を充電させていたが、これに限らない。例えば、第2期間Te2において燃料電池20の発電量を増大させた分の電力を例えば無人搬送車10の搭載されている電装品を動作させるために使用してもよい。電装品としては、例えば夜間走行時に使用するライト、警報音を発する音源等を示している。電装品は、適宜使用するものを変更してもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記制御部は、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれているとき、前記二次電池の充電率が前記二次電池の劣化を抑制する所定範囲に含まれるように前記二次電池を充放電させることを特徴とする請求項1に記載の無人搬送システム。
(ロ)前記制御装置は、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれているとき、前記二次電池の充電率が前記二次電池の劣化を抑制する所定範囲に含まれるように前記二次電池を充放電させることを特徴とする請求項4に記載の無人搬送車。
一般的に二次電池は、充電率の振れ幅が大きいと劣化しやすいことが知られている。そのため、二次電池の充電率を所定範囲にすることが好ましい。上記の無人搬送システム及び無人搬送車では、燃料電池におけるセルの電圧の変化が使用範囲に含まれないときに二次電池を充放電させるため、充電率が所定範囲に含まれない虞があるものの、燃料電池におけるセルの電圧の変化が使用範囲に含まれているときには、二次電池の劣化を抑制するように無人搬送車を走行させることができる。したがって、燃料電池の劣化を抑制しつつ二次電池の劣化も抑制できる。
1…無人搬送システム、10…無人搬送車、20…燃料電池、21…燃料電池用温度検出部、30…二次電池、G…積載重量、R…走行パターン、Vc…セルの電圧の変化、Vr…使用範囲、Te…経過時間、Te1…第1期間、Te2…第2期間。

Claims (6)

  1. 予め設定された走行パターンを走行する無人搬送車の走行を制御する無人搬送システムであって、
    前記無人搬送車は、
    複数のセルを積層することで構成される燃料電池と、
    充放電可能な二次電池と、を備え、
    前記無人搬送システムは、
    前記燃料電池及び前記二次電池を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記無人搬送車の積載重量を含む情報に基づき前記無人搬送車が前記走行パターンを走行するときの経過時間に対する前記セルの電圧の変化を演算する電圧変化演算制御と、
    前記セルの電圧の変化と、前記セルの電圧における前記燃料電池の劣化を抑制するための理想的な使用範囲とを比較し、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の上限を上回る第1期間があれば、前記第1期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を低減させ、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の下限を下回る第2期間があれば、前記第2期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を増大させる電圧平準化制御と、
    前記第1期間において前記燃料電池の発電量を低減させたときに前記二次電池の電力を放電させることで前記無人搬送車を走行させる走行制御と、を実施することを特徴とする無人搬送システム。
  2. 前記制御部は、
    前記第2期間において前記燃料電池の発電量を増大させたときに前記燃料電池で発電した電力により前記二次電池を充電させることを特徴とする請求項1に記載の無人搬送システム。
  3. 前記無人搬送車は、港湾内の前記走行パターンを走行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無人搬送システム。
  4. 予め設定された走行パターンを走行する無人搬送車であって、
    前記無人搬送車は、
    複数のセルを積層することで構成される燃料電池と、
    充放電可能な二次電池と、
    前記燃料電池及び前記二次電池を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記無人搬送車の積載重量を含む情報に基づき前記無人搬送車が前記走行パターンを走行するときの経過時間に対する前記セルの電圧の変化を演算する電圧変化演算制御と、
    前記セルの電圧の変化と、前記セルの電圧における前記燃料電池の劣化を抑制するための理想的な使用範囲とを比較し、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の上限を上回る第1期間があれば、前記第1期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を低減させ、前記セルの電圧の変化が前記使用範囲の下限を下回る第2期間があれば、前記第2期間において前記セルの電圧の変化が前記使用範囲に含まれるように前記燃料電池の発電量を増大させる電圧平準化制御と、
    前記第1期間において前記燃料電池の発電量を低減させたときに前記二次電池の電力を放電させることで前記無人搬送車を走行させる走行制御と、を実施することを特徴とする無人搬送車。
  5. 前記制御装置は、
    前記第2期間において前記燃料電池の発電量を増大させたときに前記燃料電池で発電した電力により前記二次電池を充電させることを特徴とする請求項4に記載の無人搬送車。
  6. 前記無人搬送車は、港湾内の前記走行パターンを走行することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の無人搬送車。
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