JP7147268B2 - 弁装置 - Google Patents
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Description
上記の弁装置は、ガスの流路を有するボディと、ガスの流路に設けられた収容部に収容される筒状の弁座と、弁座に対して着離する弁体と、収容部に対して弁座を軸方向に圧縮した状態で固定する弁座固定部材とを備えている。
この構成によれば、弁座固定部材により弁座が軸方向に圧縮される前の状態で、弁座の外周面と収容部の内周面との間には、軸方向において弁座の境界部を含む範囲に隙間が形成される。そのため、弁座固定部材により弁座が軸方向に圧縮されたときに、軸方向において弁座の境界部と同じ位置となる弁座の外周面が、隙間に入り込むように変形する。そのため、弁座が収容部の内周面に隙間なく収容され、弁座の外周面が収容部の内周面によって弁座の径方向の外側に変形できない場合と比較して、弁座の境界部の径方向の内側への変形が抑制され、弁座の内周面における円筒面とテーパ面との変形を抑制できる。したがって、弁座の内周面の変形に起因する異音の発生及びシール性の低下を抑制することができる。
以下、弁装置の第1の実施形態を説明する。
図1に示すように、弁装置1は、燃料電池車に搭載される水素タンクと燃料電池との間に設けられる装置である。弁装置1は、水素タンクに貯留される高圧(例えば80Mpa程度)の水素ガスを減圧(例えば1Mpa程度)して燃料電池に送出する機能を有している。
ボディ10は、ガスの流路を有している。ボディ10には、ガスの流路の入り口である一次ポート11、供給流路12、有底円筒状の収容穴13、送出流路14、及びガスの流路の出口である二次ポート15が弁装置1の上流から下流に向かう方向にこの順番で設けられている。なお、一次ポート11、供給流路12及び収容穴13については同軸上に設けられており、この軸線を軸線Lとし、この軸線Lの方向を軸方向と称する。
図2(a)に示すように、弁座固定部材23により弁座21が軸方向に圧縮される前の状態で、弁座21の弁孔21aの内周面は、軸方向に延びる円筒面21bと、円筒面21bから連続的に延びるテーパ面21cとを有している。円筒面21bは、軸線Lを中心として軸線Lに平行な線分を回転させたときに形成される曲面である。テーパ面21cは、弁体22側に向かうほど拡径されている。テーパ面21cには、弁体22が着離する。
(1)弁座固定部材23により弁座21が軸方向に圧縮される前の状態で、弁座21の外周面と第2の収容部12bの内周面との間には、軸方向において弁座21の境界部Bを含む範囲に隙間Ga1が形成される。そのため、弁座固定部材23により弁座21が軸方向に圧縮されたときに、軸方向において弁座21の境界部Bと同じ位置となる弁座21の外周面が、隙間Ga1に入り込むように変形する。そのため、弁座21が第2の収容部12bの内周面との間に隙間なく収容され、弁座21の外周面が第2の収容部12bの内周面によって径方向の外側に変形できない場合と比較して、弁座21の境界部Bの径方向の内側への変形が抑制され、弁座21の内周面における円筒面21b及びテーパ面21cの変形を抑制できる。したがって、弁座21の内周面の変形に起因する異音の発生及びシール性の低下を抑制することができる。
以下、弁装置の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、詳細な説明は割愛する。
(4)第2の収容部12bの内周面には、接触面12dが設けられている。本実施形態では、弁座21を第2の収容部12bに収容したときに弁座21を第2の収容部12bに対して位置決めすることができる。そのため、弁座固定部材23により弁座21を軸方向に圧縮させたときに弁座21が径方向に位置ずれし難い。その結果、弁座固定部材23により弁座21を圧縮させた状態で、弁座21の軸線と弁体の軸線との芯出しを正確に実施することができる。
以下、弁装置の第3の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、詳細な説明は割愛する。
なお、第1、第2及び第3の実施形態は、以下のように変更して実施することができる。第1、第2及び第3の実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
Claims (4)
- ガスの流路を有するボディと、
前記流路上に設けられた収容部に収容される円筒状の弁座と、
前記弁座に対して着離することで前記ガスの流路を開閉する弁体と、
前記収容部に対して前記弁座を軸方向に圧縮した状態で固定する弁座固定部材と、を備え、
前記弁座の内周面は、前記弁座の軸線を中心として前記軸線に平行な線分を回転させたときに形成される曲面であって前記軸方向に延びる円筒面と、前記円筒面から連続的に延びて前記弁体に向かうほど拡径されている、前記弁体が着離するテーパ面と、前記円筒面と前記テーパ面との境目である境界部とを有し、
前記弁座が前記収容部に収容され、前記弁座固定部材により前記弁座が前記軸方向に圧縮される前の状態で、前記軸線と直交し、前記境界部を含む断面において、前記境界部から前記弁座の外周面までの距離は、前記境界部から前記収容部の内周面までの距離よりも小さい
弁装置。 - 前記弁座が前記収容部に収容され、前記弁座固定部材により前記弁座が前記軸方向に圧縮される前の状態で、前記弁座の外周面は、前記軸線を中心とした周方向の全域に亘って前記収容部の内周面に当接する当接面と、前記当接面から連続的に延びて前記当接面から離間するほど縮径される縮径面とを有し、
前記境界部の前記軸方向における位置は、前記縮径面の前記軸方向における範囲に含まれている
請求項1に記載の弁装置。 - 前記収容部の内周面は、前記軸線を中心とした周方向の全域に亘って前記弁座の外周面が当接する接触面と、前記接触面から連続的に延びて前記接触面から離間するほど拡径される拡径面とを有し、
前記境界部の前記軸方向における位置は、前記弁座が前記収容部に収容され、前記弁座固定部材により前記弁座が前記軸方向に圧縮される前の状態で、前記拡径面の前記軸方向における範囲に含まれている
請求項1に記載の弁装置。 - 前記弁座固定部材により前記弁座が前記軸方向に圧縮され、前記収容部に対して固定された状態で、前記軸線と直交し、前記境界部を含む断面において、前記境界部から前記弁座の外周面までの距離は、前記境界部から前記収容部の内周面までの距離よりも小さい
請求項1~3のいずれか一項に記載の弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018098975A JP7147268B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018098975A JP7147268B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019204283A JP2019204283A (ja) | 2019-11-28 |
JP7147268B2 true JP7147268B2 (ja) | 2022-10-05 |
Family
ID=68727048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018098975A Active JP7147268B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7147268B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5288054A (en) * | 1993-06-28 | 1994-02-22 | M&Fc Holding Company, Inc. | Globe valve and method for making same |
-
2018
- 2018-05-23 JP JP2018098975A patent/JP7147268B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019204283A (ja) | 2019-11-28 |
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