JP7146594B2 - 荷役機械運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、荷役機械運転支援装置に関するものである。
一般に、アンローダやコンテナクレーン等の荷役機械においては、オペレータが運転室のコントローラを操作し、荷役作業を行っている。
荷役作業に掛かる時間は、オペレータの技量によって大きく変化し、一回の操作では秒単位のロスであっても、作業全体では数時間単位のロスとなることもあり、荷役効率に多大な影響を及ぼす。このため、経験の浅いオペレータであっても、熟練度の高いオペレータの運転を再現できる支援技術への関心が高まっている。
尚、荷役機械の運転支援と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
因みに、特許文献1には、連続アンローダに関し、荷役運転中の瞬間荷役量に基づき単位時間当りの平均荷役量を算出し、該平均荷役量を予め設定された定格荷役量と比較し、前記平均荷役量を定格荷役量に合致させるために必要となる各部作動修正要求を各部作動状況に基づいて求め、該平均荷役量及び前記各部作動修正要求を表示する点が開示されている。
特開2017-186108号公報
特許文献1に開示されているものでは、バケットエレベータのテーブルフィーダの負荷やブームコンベヤの負荷に基づいて瞬間荷役量を計測し、各部作動状況として、連続アンローダのバケットエレベータトルクと、連続アンローダの走行速度と、連続アンローダのブーム旋回速度と、連続アンローダのバケットエレベータ旋回速度とを計測するようになっている。
しかしながら、前述の如く、限られた情報の中から瞬間荷役量や各部作動状況を計測して運転支援につなげるのでは、情報収集に関して充分であるとは言えず、経験の浅いオペレータによる運転時の荷役効率を向上させる上で改善の余地が残されていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、オペレータの技量に左右されることなく、荷役効率向上を図り得る荷役機械運転支援装置を提供しようとするものである。
本発明は、バラ物を荷として扱う荷役機械に配設され且つ荷を撮影するカメラと、
前記荷役機械の運転操作を統括する制御装置と、
認定オペレータによる実運転時に、前記カメラで撮影された荷の画像と、前記制御装置で取得された実運転情報とをデータとして蓄積し、荷の画像に対応する認定オペレータの運転パターンを機械学習する機械学習コンピュータと、
非認定オペレータに対する支援情報を出力する支援情報伝達器と
を備え、
前記機械学習コンピュータは、非認定オペレータによる実運転時に、該非認定オペレータの運転パターンを前記制御装置で取得される実運転情報から採取し、その時点においてカメラで撮影された荷の画像がどのような形状や状態を表しているかにより、機械学習で得られた対応する認定オペレータの運転パターンを選定し、該認定オペレータの運転パターンと前記非認定オペレータの運転パターンとを比較し、比較結果に基づき前記認定オペレータの運転パターンに倣わせるべく非認定オペレータへの支援情報を前記支援情報伝達器から出力させる荷役機械運転支援装置に係るものである。
前記荷役機械運転支援装置において、前記支援情報は、前記支援情報伝達器に表示出力されるようにすることができる。
前記支援情報は、前記支援情報伝達器から音声出力されるようすることもできる。
前記荷役機械運転支援装置において、前記荷役機械はグラブバケット式アンローダとすることができる。
本発明の荷役機械運転支援装置によれば、オペレータの技量に左右されることなく、荷役効率向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の荷役機械運転支援装置の実施例を示すブロック図である。 本発明の荷役機械運転支援装置の実施例における認定オペレータによる実運転時の機械学習を示すフローチャートである。 本発明の荷役機械運転支援装置の実施例における非認定オペレータによる実運転時の作動を示すフローチャートである。 本発明の運転支援装置が適用される荷役機械の一例としてグラブバケット式アンローダを示す全体図である。 図4のグラブバケット式アンローダにおけるグラブバケットの駆動系を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1~図5は本発明の荷役機械運転支援装置の実施例である。
本実施例の荷役機械運転支援装置は、図1に示す如く、カメラ100と、制御装置200と、機械学習コンピュータ300と、支援情報伝達器510とを備え、例えば、図4及び図5に示すような荷役機械としてのグラブバケット式アンローダ600に利用される。但し、本実施例の自動運転システムは、グラブバケット式アンローダ600に限らず、コンテナクレーン等の荷役機械に利用することも可能である。
先ず、前記荷役機械としてのグラブバケット式アンローダ600について説明する。
図4に示す如く、前記グラブバケット式アンローダ600は、海側の海脚601と陸側の陸脚602を有して桟橋800上のレール603上を走行する機械本体604と、該機械本体604上部の陸側に設けられたガーダ605から海側へ張り出しピン606aを中心に俯仰可能なブーム606と、該ブーム606及びガーダ605の長手方向に沿って横行するトロリ607と、該トロリ607から吊下げられて昇降と開閉を行うようにしたグラブバケット608とを有している。
前記機械本体604には、ホッパ610が設けられ、該ホッパ610の下には、機内コンベヤ611が配備され、該機内コンベヤ611の下流端には、前記桟橋800に設置された搬送コンベヤ612が接続されている。
前記ブーム606には、グラブバケット式アンローダ600を操作するオペレータが搭乗する運転室613がブーム606に沿ってスライド自在に配設されている。前記機械本体604の上部の陸側端には、後述するウインチドラム等が配備された機械室614が設けられている。尚、図4中、700は船舶であり、前記グラブバケット608を船舶700の上部開口701から船倉702内に吊り下げ、船舶700に積載された荷としての石炭等のバラ物900を前記グラブバケット608で掴み取るようになっている。
前記グラブバケット式アンローダ600の駆動系は、例えば、図5に示される如く、機械室614(図4参照)に四本のウインチドラム(巻上ドラム615A、巻上ドラム615B、開閉ドラム619A、開閉ドラム619B)を備え、該ウインチドラムの駆動により前記トロリ607を横行させると共にグラブバケット608を昇降・開閉させるようになっている。
前記ウインチドラムとしての巻上ドラム615Aから繰り出される巻上ロープ616Aは、ガーダ605(図4参照)の陸側端部に設けられたシーブ617Aを経てトロリ607上のシーブ618Aに導かれた後、下方に向けられて下端がグラブバケット608の一側(陸側)に固定されている。又、前記ウインチドラムとしての巻上ドラム615Bから繰り出した巻上ロープ616Bはブーム606(図4参照)の海側端部に設けられたシーブ617Bを経てトロリ607上のシーブ618Bに導かれた後、下方に向けた下端がグラブバケット608の他側(海側)に固定されている。
又、前記ウインチドラムとしての開閉ドラム619Aから繰り出された開閉ロープ620Aは、ガーダ605(図4参照)の陸側端部に設けられたシーブ621Aを経てトロリ607上のシーブ622Aに導かれた後、垂下されてグラブバケット608の下部移動シーブ623と上部固定シーブ624(図4参照)との間に複数回掛け回され、グラブバケット608の所要箇所に固定されている。尚、前記下部移動シーブ623は、グラブバケット608のバケット本体608a,608aの連結部に取り付けられており、前記上部固定シーブ624は、タイロッド608bを介しピン連結により前記バケット本体608aを支持する上部フレーム608cに取り付けられている。一方、前記ウインチドラムとしての開閉ドラム619Bから繰り出した開閉ロープ620Bはブーム606(図4参照)の海側端部に設けたシーブ621Bを経てトロリ607上のシーブ622Bに導かれた後、垂下されて前記下部移動シーブ623と上部固定シーブ624(図4参照)との間に複数回掛け回され、グラブバケット608の所要箇所に固定されている。
図5に示す駆動系を備えたグラブバケット式アンローダでは、巻上ドラム615A,615Bを停止した状態において、前記開閉ドラム619A,619Bにより開閉ロープ620A,620Bを同時に繰り出すと、グラブバケット608の下部移動シーブ623と上部固定シーブ624(図4参照)の間隔が開いて前記グラブバケット608は開かれるようになっている。前記開閉ドラム619A,619Bにより開閉ロープ620A,620Bを同時に巻き込むと、前記下部移動シーブ623と上部固定シーブ624(図4参照)の間隔が狭くなりグラブバケット608は閉じられるようになっている。
又、前記巻上ドラム615A,615Bにより巻上ロープ616A,616Bを繰り出す操作と、開閉ドラム619A,619Bにより開閉ロープ620A,620Bを繰り出す操作を同時に行うと、グラブバケット608は下降するようになっている。又、前記巻上ドラム615A,615Bにより巻上ロープ616A,616Bを巻き込む操作と、開閉ドラム619A,619Bにより開閉ロープ620A,620Bを巻き込む操作を同時に行うと、グラブバケット608は上昇するようになっている。
一方、陸側のシーブ617A,621Aからトロリ607上の陸側のシーブ618A,622Aに巻上ロープ616A及び開閉ロープ620Aを導いている巻上ドラム615A及び開閉ドラム619Aの巻き込み操作と、海側のシーブ617B,621Bからトロリ607の海側のシーブ618B,622Bに巻上ロープ616B及び開閉ロープ620Bを導いている巻上ドラム615B及び開閉ドラム619Bの繰り出し操作を同時に行うと、トロリ607とグラブバケット608は陸側へ横行するようになっている。逆に、巻上ドラム615A及び開閉ドラム619Aの繰り出し操作と、巻上ドラム615B及び開閉ドラム619Bの巻き込み操作を同時に行うと、トロリ607及びグラブバケット608は海側へ横行するようになっている。
そして、本実施例における前記カメラ100は、前記グラブバケット式アンローダ600に、荷(バラ物900)を撮影するよう配設されている。図4には、前記グラブバケット式アンローダ600の後述するブーム606の先端部に二台のカメラ100を配設すると共に、トロリ607に一台のカメラ100を配設しているが、その配設箇所は適宜選定し得ることは言うまでもない。又、カメラ100の台数は、荷(バラ物900)の形状や状態を捉えることができれば、一台或いは三台以上の複数台であっても良い。
前記制御装置200は、前記グラブバケット式アンローダ600の運転操作を統括するものであり、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC:Programmable Logic Controller)である。前記グラブバケット式アンローダ600には、各種のセンサ400が設けられ、該センサ400で計測された情報が前記制御装置200へ入力されるようになっている。図1には、前記センサ400の一例として、トロリ607の位置を計測する位置センサ401と、トロリ607及びグラブバケット608の駆動系のモータ(図示せず)の回転速度を計測する回転速度センサ402とを示している。又、前記制御装置200には、前記運転室613に設けられてオペレータによる実運転時に操作されるコントローラ500が接続されている。
前記機械学習コンピュータ300は、オペレータによる実運転時に、前記カメラ100で撮影された荷(バラ物900)の画像と、前記制御装置200で取得された実運転情報とをデータとして蓄積し、荷(バラ物900)の画像に対応する運転パターンを機械学習するようになっている。前記実運転情報としては、例えば、前記位置センサ401で計測されたトロリ607の位置の情報、前記回転速度センサ402で計測されるモータの回転速度に基づくトロリ607及びグラブバケット608の駆動に関する情報、前記コントローラ500がオペレータによってどのように動かされたかといった情報等が含まれている。ここで、本実施例の場合、機械学習される運転パターンは、認定オペレータのものが使用されるようになっている。前記認定オペレータとは、前記グラブバケット式アンローダ600の運転時間が規定時間以上となっているベテランのオペレータか、或いは前記グラブバケット式アンローダ600に関する社内での運転技能検定試験に合格しているオペレータのことである。
前記支援情報伝達器510は、例えば、前記運転室613に設けられたタッチパネルであり、非認定オペレータに対する支援情報を、タッチパネルの画面上に表示出力したり、スピーカから音声出力したりするようになっている。但し、表示出力と音声出力とを同時に行うようにしても良い。
更に、前記機械学習コンピュータ300は、非認定オペレータによる実運転時に、該非認定オペレータの運転パターンを前記制御装置200で取得される実運転情報から採取し、その時点においてカメラ100で撮影された荷(バラ物900)の画像に基づき、機械学習で得られた対応する認定オペレータの運転パターンを選定し、該認定オペレータの運転パターンと前記非認定オペレータの運転パターンとを比較し、比較結果に基づく非認定オペレータへの支援情報を前記支援情報伝達器510から出力させるようになっている。前記非認定オペレータとは、前記グラブバケット式アンローダ600の運転時間が規定時間未満となって経験の浅いオペレータか、或いは前記グラブバケット式アンローダ600に関する社内での運転技能検定試験に合格していないオペレータのことである。
次に、上記実施例の作用を説明する。
先ず、認定オペレータによって実運転が行われる(図2のステップS10参照)。この実運転は、認定オペレータがコントローラ500を操作することによって行われる。因みに、認定オペレータは、トロリ607を陸側から海側へ横行させつつ、グラブバケット608を下降させ、該グラブバケット608を開きながら船舶700の上部開口701から船倉702内に吊り下げて荷としての石炭等のバラ物900上に載置し、グラブバケット608を閉じることによりバラ物900を掴む。この後、認定オペレータは、グラブバケット608を上昇させつつ、トロリ607を陸側に横行させることによりグラブバケット608を陸側に移動させ、グラブバケット608が前記機械本体604に設けられたホッパ610上に来たときに該グラブバケット608を開くことによりバラ物900をホッパ610内へ投入する。ホッパ610内に投入されたバラ物900は、機械本体604に設けられた機内コンベヤ611により搬送コンベヤ612に供給されて搬出される。
前記グラブバケット608によってバラ物900が掴み取られると、カメラ100により荷(バラ物900)の画像が撮影される(図2のステップS20参照)。
同時に、前記実運転情報として、例えば、位置センサ401で計測されたトロリ607の位置の情報、回転速度センサ402で計測されるモータの回転速度に基づくトロリ607及びグラブバケット608の駆動に関する情報、コントローラ500が認定オペレータによってどのように動かされたかといった情報等が制御装置200に取得される(図2のステップS30参照)。
前記カメラ100で撮影された荷(バラ物900)の画像と、前記制御装置200で取得された実運転情報は、機械学習コンピュータ300にデータとして蓄積される(図2のステップS40参照)。
前記機械学習コンピュータ300においては、荷(バラ物900)の画像に対応する認定オペレータの運転パターンが機械学習される(図2のステップS50参照)。
前記機械学習コンピュータ300において、荷(バラ物900)の画像に対応する認定オペレータの運転パターンが機械学習された後、実運転が終了であるか否かの判断が行われる(図2のステップS60参照)。実運転が終了でなければ、前記ステップS10~ステップS50の操作が継続される。
前記カメラ100で撮影された荷(バラ物900)の画像と、前記制御装置200で取得された実運転情報とが機械学習コンピュータ300にデータとして蓄積され、該機械学習コンピュータ300において、荷(バラ物900)の画像に対応する認定オペレータの運転パターンが機械学習されることは、回数を重ねることにより、精度が高まる。即ち、荷(バラ物900)の画像がどのような形状や状態を表しているかによって、トロリ607及びグラブバケット608をいかに駆動すべきであるか認定オペレータの運転パターンを選定することが可能となる。
前記ステップS60において実運転が終了であると判断されると、前記認定オペレータの運転パターンの機械学習も終了となる。
次に、前記機械学習を重ねた後の非認定オペレータによる実運転について説明する。
前記グラブバケット式アンローダ600の非認定オペレータによる実運転が開始されると(図3のステップS100参照)、非認定オペレータの運転パターンが前記制御装置200で取得される実運転情報から採取される(図3のステップS110参照)。
前記グラブバケット式アンローダ600の非認定オペレータによる実運転時には、認定オペレータによる実運転時と同様、前記グラブバケット608によって荷(バラ物900)が掴み取られるが、その時点での荷(バラ物900)の画像が撮影される(図3のステップS120参照)。
その時点での荷(バラ物900)の画像がどのような形状や状態を表しているかにより、トロリ607及びグラブバケット608をいかに駆動すべきであるか、機械学習で得られた対応する認定オペレータの運転パターンが機械学習コンピュータ300において選定される(図3のステップS130参照)。
前記機械学習で得られた対応する認定オペレータの運転パターンが選定されると、該認定オペレータの運転パターンと前記非認定オペレータの運転パターンとが前記機械学習コンピュータ300において比較される(図3のステップS140参照)。
前記機械学習コンピュータ300は、前記認定オペレータの運転パターンと非認定オペレータの運転パターンとの比較結果に基づく非認定オペレータへの支援情報を前記支援情報伝達器510から出力させる(図3のステップS150参照)。
前記非認定オペレータへの支援情報としては、例えば、「トロリの横行と連動してグラブバケットを下降させるタイミングを早くして下さい。」といったものとなり、こうしたメッセージが、前記支援情報伝達器510の画面に表示出力されたり、前記支援情報伝達器510のスピーカから音声出力されたりする。非認定オペレータは、前記支援情報を参考に自身の運転を補正しつつ進めていく。尚、非認定オペレータの運転が認定オペレータの運転パターンと略一致している場合には、前記非認定オペレータへの支援情報としては、例えば、「効率の良い運転が行われています。そのまま継続して下さい。」といったものとなる。
この後、非認定オペレータによる実運転が終了であるか否かの判断が行われる(図3のステップS160参照)。非認定オペレータによる実運転が終了でなければ、前記ステップS100~ステップS150の操作が継続される。
前記ステップS160において非認定オペレータによる実運転が終了であると判断されると、グラブバケット式アンローダ600は停止する。
本実施例の場合、特許文献1に開示されているもののように、限られた情報の中から瞬間荷役量や各部作動状況を計測して運転支援につなげるのとは異なり、前記カメラ100で撮影された荷(バラ物900)の画像と、前記制御装置200で取得された実運転情報とを機械学習コンピュータ300にデータとして蓄積し、該機械学習コンピュータ300において、荷(バラ物900)の画像に対応する認定オペレータの運転パターンを機械学習している。機械学習は、回数を重ねれば重ねるほど、精度を高めることができ、本実施例では、荷(バラ物900)の画像がどのような形状や状態を表しているかによって、トロリ607及びグラブバケット608をいかに駆動すべきであるか認定オペレータの運転パターンを選定し、非認定オペレータに伝えることが可能となる。この結果、充分な情報収集が行われ、経験の浅い非認定オペレータによる運転時の荷役効率を向上させる上で改善が期待できる。
こうして、オペレータの技量に左右されることなく、荷役効率向上を図り得る。
尚、本発明の荷役機械運転支援装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
100 カメラ
200 制御装置
300 機械学習コンピュータ
400 センサ
401 位置センサ
402 回転速度センサ
500 コントローラ
510 支援情報伝達器
600 グラブバケット式アンローダ
601 海脚
602 陸脚
603 レール
604 機械本体
605 ガーダ
606 ブーム
606a ピン
607 トロリ
608 グラブバケット
608a バケット本体
608b タイロッド
608c 上部フレーム
610 ホッパ
611 機内コンベヤ
612 搬送コンベヤ
613 運転室
614 機械室
615A 巻上ドラム
615B 巻上ドラム
616A 巻上ロープ
616B 巻上ロープ
617A シーブ
617B シーブ
618A シーブ
618B シーブ
619A 開閉ドラム
619B 開閉ドラム
620A 開閉ロープ
620B 開閉ロープ
621A シーブ
621B シーブ
622A シーブ
622B シーブ
623 下部移動シーブ
624 上部固定シーブ
700 船舶
701 上部開口
702 船倉
800 桟橋
900 バラ物

Claims (4)

  1. バラ物を荷として扱う荷役機械に配設され且つ荷を撮影するカメラと、
    前記荷役機械の運転操作を統括する制御装置と、
    認定オペレータによる実運転時に、前記カメラで撮影された荷の画像と、前記制御装置で取得された実運転情報とをデータとして蓄積し、荷の画像に対応する認定オペレータの運転パターンを機械学習する機械学習コンピュータと、
    非認定オペレータに対する支援情報を出力する支援情報伝達器と
    を備え、
    前記機械学習コンピュータは、非認定オペレータによる実運転時に、該非認定オペレータの運転パターンを前記制御装置で取得される実運転情報から採取し、その時点においてカメラで撮影された荷の画像がどのような形状や状態を表しているかにより、機械学習で得られた対応する認定オペレータの運転パターンを選定し、該認定オペレータの運転パターンと前記非認定オペレータの運転パターンとを比較し、比較結果に基づき前記認定オペレータの運転パターンに倣わせるべく非認定オペレータへの支援情報を前記支援情報伝達器から出力させる荷役機械運転支援装置。
  2. 前記支援情報は、前記支援情報伝達器に表示出力される請求項1記載の荷役機械運転支援装置。
  3. 前記支援情報は、前記支援情報伝達器から音声出力される請求項1記載の荷役機械運転支援装置。
  4. 前記荷役機械はグラブバケット式アンローダである請求項2又は3記載の荷役機械運転支援装置。
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