JP7146514B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の管理方法 - Google Patents
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Description
図2において、印字ヘッド2は、ノズル211、ノズル211から吐出するインク柱を振動させる加振器212、1対の電極板の間を通過するインク粒子に印字する文字の形状に応じた帯電を発生させる電界を形成する帯電電極213、1対の電極板の間に電界を発生させて帯電電極213で帯電させられたインク粒子の帯電量に応じて軌道を変化させる偏向電極214を備えている。また、偏向電極214を通過して印字に寄与しなかったインク粒子を回収するガター215を備えている。印字ヘッド2は、生産ラインなどで、ロータリーエンコーダ262で動きが監視されているコンベア260で搬送されている印字対象物である被印字物261に印字する。
制御部200は、インクジェット記録装置100全体を制御するMPU(マイクロプロセシングユニット)201と、MPU201が動作するのに必要な制御用プログラム及びデータを記憶するROM(リードオンリーメモリ)202と、プログラム実行中に必要となるデータを一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)203を備えている。この実施例では、RAM203は、ICカード250(図1参照)から読み込んだ使用可能インク量を記憶するとともに、インク使用期限データと、印字を実行したときのインク使用量を記憶している。また、制御部200は、プログラムや印字データなどを記憶する外部メモリ210と接続可能であり、代表的なものとしてUSBメモリなどがある。また、印字内容や設定値等を入力する入力パネル204、入力されたデータ及び印字内容等の表示装置5への表示を制御する表示制御部205、MPU201のデータ信号、アドレス信号及びコントロール信号を伝送するバスライン206を有する。カード情報読取書込部209は、ICカード250に記憶された情報を読取ったり、反対に、RAM203に記憶した情報をICカード250に書込んだりする(記憶させる)ために設けられている。このカード情報読取書込部209はカードを装置に挿入して情報のやり取りを行う方式でも良いが、ここではカード挿入の手間を省くために、カードと情報を非接触で伝送可能なRFID方式のものを用いている。
次に、図2および図3を用いて、本発明の一実施例におけるインクドット記録装置の動作を説明する。
この実施例によれば、インク使用期限が過ぎた場合(期限切れの場合)に、そのまま使用期限切れのインクによる印字が行われることがなくなり、印字品質の低下防止や、故障のリスクを低減することができる。また、インク使用期限切れの場合でも、一律に印字を不許可にするのではなく、使用期限切れの程度が許容範囲内であれば印字を許可することにより、一定の印字品質を維持しつつ、印字作業の継続が実現できる。また、インクの使用期限が許容範囲を超えている場合でも、急ぎの印字作業が必要な場合等には、作業者の判断で印字を強制的に続行することができる。
Claims (8)
- 粒子化されて噴出するインク粒子を帯電し、該帯電されたインク粒子を偏向させて文字を印字する印字ヘッドと、該印字ヘッドにインクを供給する循環部と、該印字ヘッドおよび該循環部を制御する制御部とを有するインクジェット記録装置であって、
使用可能インク量を記憶するICカードと、情報を表示する表示部とを有し、
前記制御部は、
ICカードに記憶した使用可能インク量を読取り、
インク使用期限データと、印字を実行したときのインク使用量と、前記使用可能インク量とを記憶部に記憶させ、
前記インク使用期限データを使いインクが使用期限内であるか使用期限切れであるかを判断し、該判断が使用期限内の場合は、使用可能インク量判断処理に進み、
該判断が使用期限切れの場合は、前記表示部にインク使用期限切れ表示を行なうとともに、期限切れ日数が許容範囲内か否かを判断し、許容範囲内の場合は前記使用可能インク量判断処理に進み、前記インク使用期限切れ表示から所定時間内に印字続行の指示があれば前記使用可能インク量判断処理に進み、
前記使用可能インク量判断処理において、前記使用可能インク量が前記使用インク量より大である場合に印字許可とし、
前記使用可能インク量判断処理において、前記使用可能インク量が前記使用インク量より小である場合には、使用可能インク量不足による印字不許可を前記表示部に表示し、該印字不許可の表示から所定時間内に追加要求の入力があった場合には、前記使用可能インク量の追加処理を実行し、現在の前記使用可能インク量に追加された前記使用可能インク量を加算した新たな前記使用可能インク量を前記記憶部に記憶し、その後に前記使用可能インク量判断処理に戻り、
前記印字許可を条件として印字を実行し、印字の実行により使用したインク使用量を記憶していた前記インク使用量に加算して、新たな前記インク使用量として前記記憶部に記憶し、
印字終了になるまで前記使用可能インク量判断処理を実行するようにしたインクジェット記録装置。 - 請求項1に記載されたインクジェット記録装置において、前記制御部は、印字終了後に、前記使用可能インク量から前記インク使用量を差引いた値を新たな前記使用可能インク量として前記記憶部に記憶するとともに、新たな前記使用可能インク量を、前記ICカードに記憶することを特徴とするインクジェット記録装置。
- 請求項1記載されたインクジェット記録装置において、前記インク使用量として、インク粒子数を用いたインクジェット記録装置。
- 請求項1に記載されたインクジェット記録装置において、前記制御部は、前記ICカードが正規のカードであるか否かを判定するカード判定を行い、正規のカードである場合に前記ICカードに記憶された前記使用可能インク量を前記記憶部に記憶するようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置。
- 粒子化されて噴出するインク粒子を帯電し、該帯電されたインク粒子を偏向させて文字を印字する印字ヘッドと、該印字ヘッドにインクを供給する循環部とを有するインクジェット記録装置の管理方法であって、
ICカードに記憶した使用可能インク量を読取り、
インク使用期限データと、印字を実行したときのインク使用量と、前記使用可能インク量とを記憶部に記憶させ、
前記インク使用期限データを使いインクが使用期限内か使用期限切れかを判断し、使用期限内の場合は、使用可能インク量判断処理に進み、
使用期限切れの場合は、表示部にインク使用期限切れ表示を行ない、期限切れ日数が許容範囲内か否かを判断し、
許容範囲内の場合は前記使用可能インク量判断処理に進み、
許容範囲外の場合には、前記インク使用期限切れ表示から所定時間内に印字続行の指示があれば前記使用可能インク量判断処理に進み、
前記使用可能インク量判断処理において、前記使用可能インク量が前記使用インク量より大である場合に印字許可とし、
前記使用可能インク量判断処理において、前記使用可能インク量が前記使用インク量より小である場合には、使用可能インク量不足による印字不許可を前記表示部に表示し、該印字不許可の表示から所定時間内に使用可能インク量追加要求の入力があった場合には、前記使用可能インク量を追加する処理を実行し、現在の前記使用可能インク量に追加された前記使用可能インク量を加算して新たな前記使用可能インク量として前記記憶部に記憶し、その後に前記使用可能インク量判断処理に戻り、
前記印字許可を条件として印字を実行し、印字の実行により使用したインク使用量を記憶していた前記インク使用量に加算して、新たな前記インク使用量として前記記憶部に記憶し、
印字終了になるまで前記使用可能インク量判断処理を実行するようにしたインクジェット記録装置の管理方法。 - 請求項5に記載されたインクジェット記録装置の管理方法において、
印字終了後に、前記使用可能インク量から前記インク使用量を差引いた値を新たな前記使用可能インク量として前記記憶部に記憶するとともに、新たな前記使用可能インク量を、前記ICカードに記憶することを特徴とするインクジェット記録装置の管理方法。 - 請求項5に記載されたインクジェット記録装置の管理方法において、
前記インク使用量として、インク粒子数を用いたことを特徴とするインクジェット記録装置の管理方法。 - 請求項5に記載されたインクジェット記録装置の管理方法において、
前記ICカードが正規のカードであるか否かを判定するカード判定を行い、正規のカードである場合に前記ICカードに記憶された前記使用可能インク量を前記記憶部に記憶するようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置の管理方法。
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JP2018148455A JP7146514B2 (ja) | 2018-08-07 | 2018-08-07 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の管理方法 |
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JP2007083571A (ja) | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Eastman Kodak Co | 流体の適合性を確認し保証規約の順守を検証する方法 |
JP2007181957A (ja) | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2008296588A (ja) | 2000-02-16 | 2008-12-11 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置の使用管理方法、画像形成装置の販売方法および画像形成装置 |
JP2016078401A (ja) | 2014-10-22 | 2016-05-16 | 理想科学工業株式会社 | 画像形成装置および消耗品 |
JP2017052173A (ja) | 2015-09-09 | 2017-03-16 | 株式会社日立産機システム | インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置のインク情報表示方法 |
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