JP7146191B2 - 縮管装置 - Google Patents

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Description

ここに開示された技術は、縮管装置に関する技術分野に属する。
従来より、金属管の管軸方向の一部を縮管させる縮管装置が知られている。縮管装置には、ローラにより金属管の周面を押圧して、該金属管を縮管させるものがある(例えば、特許文献1)。
例えば、特許文献1に記載の縮管装置は、外周面に周方向に沿って形成された環状の凹溝を備え、金属管の内周面を支持する支持ローラと、支持ローラを軸中心に回転自在に水平に支持する金型と、支持ローラを軸中心に回転させる回転駆動部と、円筒状の部材から構成され、外周面に周方向に沿って形成された環状の凸条部を有するとともに、軸線が支持ローラの軸線と平行となり且つ軸線方向における凸条部の位置と支持ローラの凹溝の位置とが一致するように支持ローラの上方に配設された押圧ローラと、押圧ローラを回転自在に支持するとともに、該押圧ローラを上下方向に昇降させる昇降手段とを備え、押圧ローラを下方に降下させて、金属製管を押圧ローラと支持ローラとによって挟持, 押圧することにより、金属製管の端部外周面に環状溝を成形するように構成されている。
また、特許文献1に記載の縮管装置は、押圧ローラは、支持ローラの軸線を含む垂直面を基準にして、支持ローラの回転方向と反対側にオフセットした位置に配置されている。
特開2004-230422号公報
ところで、特許文献1に記載の縮管装置では、昇降手段として油圧シリンダを用いている。特許文献1では、油圧シリンダで生成された力をそのまま押圧ローラに伝達している。押圧ローラによって金属管を径方向に凹ませるときには、比較的大きな力が必要であるため、比較的大きな油圧シリンダを用いる必要があり、装置全体が大型になりやすい。特に、特許文献1に記載の縮管装置では、押圧ローラが、支持ローラの軸線を含む垂直面を基準にして、支持ローラに対してオフセットされているため、押圧ローラが金属管を押圧する力は、油圧シリンダで生成された力よりも弱くなる。このため、特許文献1に記載の縮管装置では、油圧シリンダの大型化が避けられない。
ここに開示された技術は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、縮管装置を出来る限りコンパクトにすることにある。
上記課題を解決するために、ここに開示された技術の第1の態様は、金属管における管軸方向の一部を環状に縮管させる縮管装置を対象として、円筒状又は円柱状をなし、中心軸方向の端部に環状の凹部を有する金型と、前記金型を前記中心軸と直交する方向に挟むように設けられ、前記金属管に前記金型を挿入した状態で、前記金属管を前記中心軸に対する径方向に押圧する一対の押圧装置と、前記各押圧装置により前記金属管を押圧した状態で、前記金属管又は前記各押圧装置を前記中心軸周りに回転させる回転装置とを備え、前記各押圧装置は、前記中心軸と交差する方向に延びるブロック体と、前記ブロック体の長手方向の一端側に設けられ、前記ブロック体を、前記径方向において、前記中心軸に対して接近する側及び離間する側に回動可能に支持する第1の支軸と、前記ブロック体の長手方向の他端側に設けられ、前記ブロック体に前記第1の支軸周りに回動する力を付与する駆動部と、前記ブロック体における前記第1の支軸と前記駆動部の間の位置に設けられ、前記中心軸と平行に延びる第2の支軸と、連結部材を介して前記第2の支軸周りに回動可能に支持され、前記金属管に前記金型を挿入した状態で、前記金属管を押圧する少なくとも1つの押圧部と、をそれぞれ有することを特徴とする。
ここに開示された技術の第2の態様は、第1の態様において、前記各押圧装置は、前記連結部材を、前記第2の支軸周りに所望の角度だけ回動させた状態で保持するための角度保持装置を更に有することを特徴とする。
ここに開示された技術の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記各押圧装置の押圧部は、2つのローラであり、前記各押圧装置において、前記各ローラは、前記連結部材に、前記中心軸に対する周方向に並んで取り付けられていることを特徴とする。
ここに開示された技術の第4の態様は、第1~第3の態様のいずれか1つにおいて、前記一対の押圧装置は、前記中心軸方向から見て、該中心軸を中心として点対称となるようにそれぞれ配置されていることを特徴とする。
ここに開示された技術の第5の態様は、第1~第4の態様のいずれか1つにおいて、前記金属管を前記中心軸周りに回転しないように支持する支持装置を更に備え、前記回転装置は、前記各押圧装置を前記中心軸周りに回転させることを特徴とする。
ここに開示された技術の第1の態様によると、ブロック体を回動可能に支持する第1の支軸がブロック体の一端部に設けられる一方、金属管を押圧する押圧部が、ブロック体の長手方向の途中に設けられているため、てこの原理により、駆動部によりブロック体に付与される力が小さくても、金属管を径方向に変形させるだけの押圧力を押圧部に付与することができる。このため、駆動装置を小さくすることができる。これにより、縮管装置を出来る限りコンパクトにすることができる。
ここで、ブロック体が第1の支軸周りに回動すると、押圧部の位置も第1の支軸周りに変化してしまう。これに対して、第1の態様では、押圧部は、第2の支軸により、ブロック体に対して第2の支軸周りに回動することができる。これにより、押圧部の位置を、金属管を適切に押圧可能な位置に調整することができる。さらに、押圧部が複数ある場合には、複数の押圧部のうち一部の押圧部のみが金属管に当接するという状態を抑制することができる。
ここに開示された技術の第2の態様によると、角度保持装置により各押圧部の第2の支軸周りのブレを出来る限り抑制することができる。これにより、金属管における縮管された部分の真円度を向上させることができる。
ここに開示された技術の第3の態様によると、縮管対象の金属管と押圧装置の押圧部との間の摩擦を出来る限り小さくして、金属管の縮管処理を円滑に進めることができる。また、2つローラは中心軸に対する周方向に並んでいるため、連結部材を第2の支軸周りに回動させて、各ローラの位置を調整することで、合計で4つのローラで金属管を押圧させることができる。これにより、金属管における縮管された部分の真円度をより向上させることができる。
ここに開示された技術の第4の態様によると、縮管装置をよりコンパクトにすることができる。すなわち、仮に押圧装置を中心軸周りに1つだけ配置した場合、中心軸を中心として当該押圧装置と点対称となる領域には大きな空きスペースが形成される。一対の押圧装置を、中心軸を中心として点対称に配置すれば、前記空きスペースを有効に利用することができる。このため、縮管装置をよりコンパクトにすることができる。
ここに開示された技術の第5の態様によると、縮管装置による縮管処理時において必要な作業スペースを出来る限り小さくすることができる。例えば、直線部と湾曲部とを有する金属管の当該直線部を縮管させる場合、金属管を金型に取り付けた状態では、中心軸方向から見て湾曲部は径方向に延びる。このため、仮に、回転装置が金属管を回転させるものである場合、湾曲部を中心軸周りに回転させるために、湾曲部の回転を阻害しない程度のスペースが必要となる。これに対して、各押圧装置を中心軸周りに回転させるのであれば、作業スペースが金属管の形状に影響されにくい。したがって、縮管装置による縮管処理時において必要な作業スペースを出来る限り小さくすることができる。
実施形態に係る縮管装置により縮管される燃料給油管を示す斜視図である。 縮管装置の一部を中心軸方向から見た正面図である。 図2のIII-III線相当の断面を含む、縮管装置の模式図である。 ローラ装置周辺を上側から見た平面図である。 支持装置を中心軸方向から見た正面図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本実施形態に係る縮管装置10により縮管処理される金属管としての燃料給油管100を示す。燃料給油管100は、燃料タンク110に燃料を給油する際に燃料の通路となる金属管である。燃料給油管100は、燃料タンク110に接続される給油管本体101と、給油管本体101の燃料タンク110とは反対側の端部に接続された拡管部102とを有する。拡管部102は、給油管本体101とは反対側の端部に、給油ガンのノズルが挿入される開口を有する。拡管部102は、給油管本体101との接続部から開口側に向かうに連れて拡径する拡径部102aと、拡径部102aに連続しかつ開口側に延びる円筒部102bとを有する。円筒部102bは、開口側の端部にネジ部102cを有する。ネジ部102cには、拡管部102の開口を閉塞するキャップ103が螺合される。図1に示すように、円筒部102bのネジ部102cを除く部分において、円筒部102bの管軸方向の一部は、他の部分よりも環状に絞られた縮管部102dとなっている。図示は省略するが、円筒部102bの筒内において、縮管部102dには、リテーナが溶接されている。
縮管部102dは、拡管部102を縮管装置10により縮管処理することで形成される。図2及び図3に示すように、縮管装置10は、円柱状をなしかつ燃料給油管100に挿入される金型20と、燃料給油管100に金型20を挿入した状態で該燃料給油管100を押圧する一対のローラ装置30(押圧装置)と、各ローラ装置30により燃料給油管100を押圧した状態で、各ローラ装置30を金型20の中心軸周りに回転させる回転装置50とを備える。また、縮管装置10は、燃料給油管100を回転しないように支持する支持装置60を有する。回転装置50及び支持装置60は、床面に固定された基台11に固定されている。金型20及びローラ装置30は、回転装置50に支持されている。尚、以下の説明では、金型20の中心軸Jの延びる方向と平行な方向を「中心軸方向」という。また、中心軸を中心とする径方向を「径方向」と呼び、中心軸を中心とする周方向を「周方向」と呼ぶ。また、中心軸方向において、燃料給油管100が配置される側を前側といい、その反対側を後側という。また、回転装置50による中心軸J周りの回転方向において、中心軸方向の前側から見て(図2の状態で)、反時計回り側を正側、時計回り側を逆側という。
図3に示すように、回転装置50は、中心軸方向に延びる主軸51と、主軸51を回転可能に支持するハウジング53とを有する。主軸51は、中心軸Jを筒軸とする略円筒状の部材である。主軸51は、中心軸Jを回転軸として該主軸51を回転させるモータ(図示省略)と連結されている。主軸51の筒内には、中心軸方向に延びる軸心ロッド54が挿入されている。径方向における主軸51の前端部と軸心ロッド54との間には、オイレスブッシュ56が設けられている。軸心ロッド54は、主軸51が中心軸J周りに回転したとしても回転しない。
図3に示すように、主軸51の前端部には、フランジ状に径方向外側に広がる円板部55が固定されている。円板部55は、径方向中央に、中心軸方向に貫通する貫通孔55aを有する。軸心ロッド54の前端部は、貫通孔55aを通って、円板部55よりも前側に突出している。主軸51及び円板部55の内部には、オイルが流通する油路57が設けられている。主軸51が回転するときには、円板部55は、主軸51と共に中心軸J周りに回転する。詳しくは後述するが、円板部55の前側面には、各ローラ装置30が固定される。
尚、本実施形態において、回転装置50は、燃料供給管100の縮管処理のときには、主軸51及び円板部55を回転方向の正側に回転させる。
図3に示すように、ハウジング53は、前後方向に延びる円筒形状のハウジング本体53aを含む。ハウジング本体53aは、筒内に主軸51を回転可能に支持する。ハウジング53は、前端部及び後端部に、該ハウジング本体53aから基台11側に向かって延びる脚部53bをそれぞれ有する。脚部53bは、基台11にボルトで固定されている。ハウジング53の前端部及び後端部において、ハウジング53と主軸51との間には、ベアリング58がそれぞれ設けられている。
図3に示すように、金型20は、回転装置50の軸心ロッド54の先端にボルトで固定されている。金型20は段付きの円柱状をなしている。図3及び図4に示すように、金型20は、最も径の大きい大径部21と、大径部21よりも径の小さい中間部22と、中間部22よりも径の小さい小径部23とを有する。中間部22は、大径部21の前側に位置し、小径部23は中間部22の前側に位置する。金型20は、中心軸方向における中間部22と小径部23との間に、中間部22から小径部23に向かうに連れて徐々に径が小さくなるテーパ部を有する。大径部21、中間部22、及び小径部23はそれぞれ同軸である。小径部23が設けられることにより、金型20は、中心軸方向の端部(前端部)に環状の凹部25を有する。
中間部22の外径は、拡管部102における円筒部102bの内径よりも僅かに小さい。このため、小径部23の外径は、円筒部102bの内径よりも小さい。
図2に示すように、各ローラ装置30は、金型20を中心軸Jと直交する方向に挟むようにそれぞれ配置されている。具体的には、各ローラ装置30は、中心軸方向から見て、該中心軸Jを中心として点対称となるようにそれぞれ配置されている。以下、ローラ装置30の構成を詳細に説明する。尚、各ローラ装置30は、各構成要素の配置が中心軸Jを中心として点対称になっているだけで、各構成要素自体は同じである。このため、以下の説明では、一方のローラ装置30についてのみ詳細に説明し、他方のローラ装置30については説明を省略する。
図2~図4に示すように、ローラ装置30は、中心軸Jと交差する方向、詳しくは、中心軸Jと直交する方向に延びるブロック体31を有する。ブロック体31は略直方体状をなしている。図4に示すように、ブロック体31における長手方向の一端部は、前側から後側に向かって凹んだ段付部31aとなっている。ブロック体31における長手方向の他端部は、他端側に向かって開口したU字状をなすU字状部31bとなっている。
ブロック体31の段付部31aは、第1の支軸32により円板部55に対して支持されている。第1の支軸32は、ブロック体31を、径方向において、中心軸Jに対して接近する側及び離間する側に回動可能に支持する。第1の支軸32は、円板部55に固定される固定部32aと、固定部32aの前端から前側に延びかつ段付部31aを貫通する貫通部32bとを有する。固定部32aと貫通部32bとは、単一の部材である。固定部32a及び貫通部32bは、どちらも中心軸Jと平行に延びる円柱状である。固定部32aの径は、貫通部32bの径よりも大きい。固定部32aは、ボルトにより円板部55に固定されている。貫通部32bの前端部は、段付部31aの貫通孔31cを貫通して、該段付部31aの前面よりも前側に突出している。貫通部32bの前端部は、外周面にねじが切られている。貫通部32bの前端部には、ナット32cが締め付けられている。これにより、段付部31aが固定部32aとナット32cとに挟持されて、ブロック体31の前後方向のブレが抑制される。段付部31aの貫通孔31cと第1の支軸32の貫通部32bとの間には、オイレスブッシュが設けられている。
図2及び図4に示すように、ブロック体31のU字状部31bは、軸体34を介して、油圧シリンダ35と連結されている。油圧シリンダ35は、シリンダ本体35aと、シリンダ本体35aからU字状部31bに向かって突出するピストンロッド35bとを有する。シリンダ本体35aは円板部55に固定されている。図示は省略するが、シリンダ本体35a内は、ピストンロッド35bの端部と結合されたピストンにより、該ピストンロッド35bの軸方向に2室に区画されている。区画された2室は、どちらもオイルが供給される。各室のオイル量を調整することにより、ピストンロッド35bが、該ピストンロッド35bの軸方向に往復動する。ピストンロッド35bの上記ピストンとは反対側の端部には、該ピストンロッド35bを軸体34に取り付けるための取付部材36が設けられている。尚、シリンダ本体35aに供給されるオイルは、例えば、主軸51及び円板部55の内部に設けられた油路57を通るオイルである。
図2に示すように、U字状部31bの前壁部及び後壁部は、中心軸方向に貫通しかつブロック体31の長手方向に延びる矩形孔31dがそれぞれ有する。また、図4に示すように、取付部材36は、中心軸方向に貫通する貫通孔36aを有する。各矩形孔31dは軸体34の前端部及び後端部をそれぞれ収容する一方、貫通孔36aは、軸体34の中央部を収容する。軸体34と貫通孔36aとの間には、オイレスブッシュが設けられている。シリンダ本体35aの作用によりピストンロッド35bが往復動すると、その力が取付部材36及び軸体34を介してブロック体31に伝達されて、ブロック体31が第1の支軸32周りに回動する。このことから、油圧シリンダ35は、ブロック体31に第1の支軸32周りに回動する力を付与する駆動部に相当する。
図2及び図3に示すように、ローラ装置30は、連結部材39を介して2つのローラ40をブロック体31に対して回動可能に支持する第2の支軸38を有する。図2及び図4に示すように、第2の支軸38は、ブロック体31における第1の支軸32と油圧シリンダ35の間の位置、詳しくは、ブロック体31の長手方向の中央部に配置されて、ブロック体31に支持されている。第2の支軸38は、中心軸Jと平行に延びている。
図2に示すように、連結部材39はY字状をなしている。詳しくは、連結部材39は、径方向外側の外側端部39aから、径方向内側に向かって徐々に横幅が大きくなって、第2の支軸38よりも径方向内側で2股に分岐している。2股に分岐した分岐部39bの各先端部には、U字状に切り欠かれた切欠部がそれぞれ設けられている。2つの分岐部39bが結合した結合部39cは、第2の支軸38に貫通されている。結合部39cの一部は、ブロック体31における長手方向の中央に設けられかつ径方向に貫通する径方向貫通孔31e(図3参照)に収容されている。外側端部39aは、ブロック体31よりも径方向外側に突出している。
図2に示すように、2つのローラ40は、各分岐部39bに第3の支軸40aを介してそれぞれ取り付けられている。2つのローラ40は中心軸Jに対する周方向に並んでいる。第3の支軸40aの軸方向の端部は、分岐部39bの前記切欠部内で圧入固定されている。図3に示すように、各第3の支軸40aは、中心軸Jと平行になるようにそれぞれ配置されており、これにより、各ローラ40は、回転軸心が中心軸Jと平行になるようにそれぞれ配置される。
各ローラ40は、燃料給油管100(本実施形態では、拡管部102)に金型20を挿入した状態で、該燃料給油管100を径方向内側に押圧する押圧部に相当する。具体的には、油圧シリンダ35によりブロック体31に付与される回動力が、第2の支軸38及び連結部材39を介して各ローラ40に伝達されて、各ローラ40が燃料給油管100を径方向内側に押圧する。図3に示すように、各ローラ40は、幅方向(ここでは中心軸方向と一致)の中央部が、幅方向の両端に比べて径方向外側に突出した形状を有する。各ローラ40において、幅方向の中央部から幅方向の両端に向かう側面は、滑らかな曲面をなしている。
図3に示すように、中心軸方向において、ローラ40は、金型20の凹部25に対応する位置に位置する。このため、燃料給油管100に金型20を挿入した状態で、ローラ40により燃料給油管100を径方向に押圧すると、燃料給油管100におけるローラ40に押圧された部分は、内周面が凹部25に接するまで凹む。
図2及び図4に示すように、ローラ装置30は、連結部材39を、第2の支軸38周りに所望の角度だけ回動させた状態で保持するための角度保持装置41を有する。角度保持装置41は、ブロック体31の径方向外側の面に取り付けられている。角度保持装置41は、連結部材39の外側端部39aに作用することで、連結部材39を保持する。角度保持装置41は、調整ネジ42と、外側端部39aを挟んで調整ネジ42とは反対側に位置するコイルバネ43とを有する。調整ネジ42は、所謂全ネジである。調整ネジ42の軸方向の中間は、ネジ側ケース44に収容されている。調整ネジ42の前記軸方向の両端部は、ネジ側ケース44からそれぞれ露出している。コイルバネ43は、一端部がバネ側ケース45内に収容される一方、他端部がバネ側ケース45から露出して外側端部39aに当接している。調整ネジ42は、外側端部39aよりも回転方向の正側に位置する一方、コイルバネ43は、外側端部39aよりも回転方向の逆側に位置する。調整ネジ42は、外側端部39aをコイルバネ43に向かって押圧する一方、コイルバネ43は、外側端部39aを調整ネジ42に向かって付勢する。つまり、調整ネジ42の押圧力とコイルバネ43の付勢力とで、外側端部39aを挟持する。これにより、連結部材39が、第2の支軸38周りに所望の角度だけ回動された状態で保持される。前記所望の角度は、調整ネジ42の位置を調整することで変更可能である。
次に、燃料給油管100を支持する支持装置60について説明する。図5に示すように、支持装置60は、2つの流体シリンダ61を含んで構成されている。各流体シリンダ61は、中心軸Jと直交する方向に延びるロッド62をそれぞれ進退させる。各ロッド62における流体シリンダ61とは反対側の端部には、燃料給油管100を挟持するための挟持部63とロッド62とを連結するスライダ64がそれぞれ設けられている。図3に示すように、スライダ64の下端は、該スライダ64を案内するガイドレール65に対してスライド可能に係合している。各挟持部63は、中心軸方向から見て、半円状に凹んだ半円形凹部63aをそれぞれ有する。各半円形凹部63aは、同じ高さ位置に形成されている。各半円形凹部63aは、支持部63同士が当接したときに、中心軸方向から見て、中心軸Jを中心とする円形を形成することができるようにそれぞれ形成されている。各半円形凹部63aの径は、燃料給油管100の給油管本体101の外径と同程度の大きさに設定されている。
支持装置60により燃料給油管100を支持するときには、まず、燃料給油管100(本実施形態では、拡管部102)に金型20を挿入した状態で、一方の流体シリンダ61を作動させて、一方の支持部63を中心軸Jに近付ける。次に、前記一方の支持部63の凹部63a内に給油管本体101の一部が収容されるように、燃料給油管100の位置合わせをする。その後、他方の流体シリンダ61を作動させて、他方の支持部63と前記一方の支持部63とで給油管本体101を挟持する。これにより、燃料給油管100に金型20を挿入した状態で、該燃料給油管100を支持装置60により支持することができる。
次に、縮管装置10によって、燃料給油管100の拡管部102を縮管処理する際の動作について説明する。
先ず、前述のように支持装置60を作動させて、拡管部102に金型20を挿入した状態で、該燃料給油管100を支持装置60により支持させる。次に、各ローラ装置30の油圧シリンダ35を作動させて、各ブロック体31を中心軸Jに近付ける側に回動させる。これにより、4つのローラ40は、拡管部102と当接して、該拡管部102を径方向に押圧する。このとき、図2に示すように、各ローラ40は、拡管部102を径方向に挟持するように押圧する。前述したように、拡管部102におけるローラ40に押圧された部分は、内周面が凹部25に当接するまで凹む。
次いで、回転装置50を作動させて、主軸51と共に円板部55を中心軸J周りに回転させる。各ローラ装置30は、円板部55にそれぞれ固定されているため、円板部55と共に中心軸J周りに回転する。これにより、拡管部102は、周方向全体に亘ってローラ40により押圧される。この結果、各ローラ装置30を所定時間だけ回転させた後には、拡管部102に縮管部102dが形成される。尚、縮管部102dの内径は、金型20の小径部23の外径と同じ大きさになる。
次に、回転装置50を停止させた後、油圧シリンダ35により、各ブロック体31を中心軸Jから離れる側に回動させる。その後、支持装置60による燃料給油管100の支持を解除して、拡管部102を金型20から外せば、拡管部102の縮管処理が完了する。
したがって、本実施形態に係る縮管装置10において、燃料給油管100を押圧する各ローラ装置30は、中心軸Jと交差する方向に延びるブロック体31と、ブロック体31の長手方向の一端側に設けられ、ブロック体31を、中心軸Jを中心とする径方向において、中心軸Jに対して接近する側及び離間する側に回動可能に支持する第1の支軸と32と、ブロック体31の長手方向の他端側に設けられ、ブロック体31に第1の支軸32周りに回動する力を付与する油圧シリンダ35と、ブロック体31における第1の支軸32と油圧シリンダ35の間の位置に設けられ、中心軸Jと平行に延びる第2の支軸38と、連結部材39を介して第2の支軸38周りに回動可能に支持され、中心軸Jに対する周方向に並んで配置され、燃料給油管100に金型20を挿入した状態で、燃料給油管100を押圧する2つのローラ40とをそれぞれ備える。ブロック体31を回動可能に支持する第1の支軸32がブロック体31の一端部に設けられる一方、燃料給油管100を押圧するローラ40が、ブロック体31の長手方向の途中に設けられているため、てこの原理により、油圧シリンダ35によりブロック体31に付与される力が小さくても、燃料給油管100を径方向に変形させるだけの押圧力をローラ40に付与することができる。このため、油圧シリンダ35を出来る限り小さくすることができる。これにより、縮管装置10を出来る限りコンパクトにすることができる。
また、本実施形態では、各ローラ40は、第2の支軸38により、ブロック体31に対して第2の支軸38周りに回動することができる。これにより、ローラ40の位置を、燃料給油管100を適切に押圧可能な位置に調整することができる。また、各ローラ装置30における2つのローラ40のうち片方のローラ40のみが燃料給油管100に当接するという状態が抑制される。したがって、各ローラ40により、燃料給油管100に適切に押圧することができる。
また、本実施形態において、各ローラ装置30は、連結部材39を、第2の支軸38周りに所望の角度だけ回動させた状態で保持するための角度保持装置41をそれぞれ有する。角度保持装置41により各ローラ40の第2の支軸38周りのブレを出来る限り抑制することができる。これにより、燃料給油管100における縮管部102dの真円度を向上させることができる。
また、本実施形態において、押圧部は2つのローラ40であり、各ローラ40は、連結部材39に、中心軸Jに対する周方向に並んでそれぞれ配置されている。これにより、燃料給油管100とローラ装置30のローラ40との間の摩擦を出来る限り小さくして、燃料給油管100の縮管処理を円滑に進めることができる。また、2つローラ40は中心軸Jに対する周方向に並んでいるため、連結部材39を第2の支軸38に回動させて、各ローラ40の位置を調整することで、合計で4つのローラ40で燃料給油管100を押圧させることができる。これにより、燃料給油管100における縮管部102dの真円度を向上させることができる。
また、本実施形態において、各ローラ装置30は、中心軸方向から見て、中心軸Jを中心として点対称となるようにそれぞれ配置されている。これにより、縮管装置10をよりコンパクトにすることができる。すなわち、仮にローラ装置30を中心軸J周りに1つだけ配置した場合、中心軸Jを中心として当該ローラ装置30と点対称となる領域には大きな空きスペースが形成される。各ローラ装置30を、中心軸Jを中心として点対称に配置すれば、前記空きスペースを有効に利用することができる。特に、油圧シリンダ35同士が中心軸Jを中心として点対称に配置されれば、無駄なスペースが形成されにくい。このため、縮管装置10をよりコンパクトにすることができる。
また、本実施形態において、縮管装置10は、燃料給油管100を回転しないように支持する支持装置60を備え、回転装置50は、各ローラ装置30を前記中心軸J周りに回転させる。これにより、燃料給油管100のような直線部と湾曲部とを有する金属管を縮管させる場合、金属管を回転させると、湾曲部が中心軸周りに回転するため、該湾曲部の回転を阻害しない程度のスペースが必要となる。これに対して、各ローラ装置30を中心軸J周りに回転させるのであれば、作業スペースが金属管の形状に影響されにくい。したがって、縮管装置10による縮管処理時において必要な作業スペースを出来る限り小さくすることができる。
ここに開示された技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、前述の実施形態では、押圧装置の押圧部はローラ40であった。これに限らず、押圧部がローラ40でなくてもよい。また、前述の実施形態では、各ローラ装置30に2つずつローラ40が設けられていた。これに限らず、一方のローラ装置30のローラ40の数と、他方のローラ装置30のローラ40の数とが異なっていてもよい。例えば、一方のローラ装置30にはローラ40が1つ設けられ、他方のローラ装置30にはローラ40が2つ設けられていてもよい。
また、前述の実施形態では、金属管としての燃料給油管100は支持装置60に支持されて回転せず、各ローラ装置30が回転装置50により回転していた。これに限らず、各ローラ装置30が固定され、縮管対象の金属管が回転装置50により回転してもよい。この場合には、金属管は、直線部のみを有する金属管であることが好ましい。
また、前述の実施形態では、金型20は、段付きの円柱状であった。これに限らず、ローラ装置30に押圧されても変形しないような強度が確保出来るのであれば、金型20は、円筒状であってもよい。
また、前述の実施形態では、各ローラ装置30は、中心軸方向から見て、中心軸Jを中心として点対称となるようにそれぞれ配置されていた。これに限らず、各ローラ装置30は、必ずしも中心軸Jを中心として点対称に配置されている必要はない。
また、前述の実施形態では、縮管処理の対象は燃料給油管100であった。これに限らず、金属管であれば、本実施形態に係る縮管装置10を用いた縮管処理の対象となり得る。
前述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本開示の範囲を限定的に解釈してはならない。本開示の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本開示の範囲内のものである。
ここに開示された技術は、金属管における管軸方向の一部を環状に縮管させる縮管装置として有用である。
10 縮管装置
20 金型
25 凹部
30 ローラ装置(押圧装置)
31 ブロック体
32 第1の支軸
35 油圧シリンダ(駆動部)
38 第2の支軸
39 連結部材
40 ローラ(押圧部)
41 角度保持装置
50 回転装置
60 支持装置
100 燃料給油管(金属管)
J 中心軸

Claims (5)

  1. 金属管における管軸方向の一部を環状に縮管させる縮管装置であって、
    円筒状又は円柱状をなし、中心軸方向の端部に環状の凹部を有する金型と、
    前記金型を前記中心軸と直交する方向に挟むように設けられ、前記金属管に前記金型を挿入した状態で、前記金属管を前記中心軸に対する径方向に押圧する一対の押圧装置と、
    前記各押圧装置により前記金属管を押圧した状態で、前記金属管又は前記各押圧装置を前記中心軸周りに回転させる回転装置とを備え、
    前記各押圧装置は、
    前記中心軸と交差する方向に延びるブロック体と、
    前記ブロック体の長手方向の一端側に設けられ、前記ブロック体を、前記径方向において、前記中心軸に対して接近する側及び離間する側に回動可能に支持する第1の支軸と、
    前記ブロック体の長手方向の他端側に設けられ、前記ブロック体に前記第1の支軸周りに回動する力を付与する駆動部と、
    前記ブロック体における前記第1の支軸と前記駆動部の間の位置に設けられ、前記中心軸と平行に延びる第2の支軸と、
    連結部材を介して前記第2の支軸周りに回動可能に支持され、前記金属管に前記金型を挿入した状態で、前記金属管を押圧する少なくとも1つの押圧部と、
    をそれぞれ有することを特徴とする縮管装置。
  2. 請求項1に記載の縮管装置において、
    前記各押圧装置は、前記連結部材を、前記第2の支軸周りに所望の角度だけ回動させた状態で保持するための角度保持装置を更に有することを特徴とする縮管装置。
  3. 請求項1又は2に記載の縮管装置において、
    前記各押圧装置の押圧部は、2つのローラであり、
    前記各押圧装置において、前記各ローラは、前記連結部材に、前記中心軸に対する周方向に並んで取り付けられていることを特徴とする縮管装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の縮管装置において、
    前記一対の押圧装置は、前記中心軸方向から見て、該中心軸を中心として点対称となるようにそれぞれ配置されていることを特徴とする縮管装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1つに記載の縮管装置において、
    前記金属管を前記中心軸周りに回転しないように支持する支持装置を更に備え、
    前記回転装置は、前記各押圧装置を前記中心軸周りに回転させることを特徴とする縮管装置。
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