JP2018044783A - 気密試験用マスキング治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ねじ係合による封止の高い信頼性を得ながら、封止状態に至るまでのねじ込み回転に要する作業負荷を軽減する。【解決手段】先端部を本体2の径方向に互いに近接及び離間するように移動可能に本体2に保持された複数のクランプ部材4a,4bと、可動子3のマスキングゴム17を配管固定部52に当接させた状態での本体2の配管固定部52への押し付けに伴う本体2と可動子3との相対移動を、複数のクランプ部材4a,4bの先端部の相対近接移動に変換するように構成された駆動機構と、を備え、本体2の押し付けに伴い、雌ねじ部22と雄ねじ部53とがねじ係合するクランプ状態が実現され、当該クランプ状態からの本体2の回転によって、配管固定部52の開口端の封止状態が実現される。【選択図】図3
Description
本発明は、気密試験対象物の内外を連通させる筒状体に取り付けることで、この筒状体の開口端を封止するように構成された気密試験用マスキング治具に関する。
エンジンに高圧燃料を供給するための燃料デリバリパイプのように、気密性を要する中空の装置では、気密試験を行うことが必要な場合がある。気密試験は、気密性が要求される気密試験対象物の内部空間にエアを充填して、エアの圧力の低下を測定してエアの漏れの有無やエアの漏れ量を検査することで行われている。この気密試験の際には、気密試験対象物の内外を連通させる筒状体を密閉状に封止(マスキング)するために、マスキング治具が用いられている。筒状体がその外周に雄ねじ部を有する場合には、マスキング治具としては、筒状体を封止すべきシール部と、筒状体の雄ねじ部にねじ係合すべき雌ねじ部を有する有底キャップ状の本体を有するものが用いられる。作業者は、マスキング治具の本体の雌ねじ部を、筒状体の雄ねじ部とねじ係合させ、シール部が筒状体に押し当たるまで本体を回転させて筒状体を封止する。
ねじ係合によって封止の信頼性を得るには、ねじ込みの回数を多くすることが有効である。しかし、封止に必要なねじ込みの回数が多いことは、とくにマスキング治具の取り付け及び取り外しを手作業で行う場合には、大きな作業負荷につながる。
マスキング治具の取り付けの作業負荷を軽減するために、特許文献1が開示する治具は、気密試験に用いられる流体圧によって、摺動部材を検査対象物に向かって移動させて封止を行うようにしている。
特許文献2が開示する治具は、気密試験対象物の筒状体に挿入されるプラグ部の周囲に、膨張収縮可能な筒状のシール用袋を設けると共に、本体に設けられたレバー部材に内蔵されたポンプ用袋をシール用袋に接続し、レバー部材を作業者が操作することで、ポンプ用袋によってシール用袋を膨張させ、これによってプラグ部と筒状体との間を封止している。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の治具では、筒状体と治具とのねじ係合が行われないため、ねじ係合による封止の高い信頼性を得ることができない。
そこで本発明は、ねじ係合による封止の高い信頼性を得ながら、封止状態に至るまでのねじ込み回転に要する作業負荷を軽減することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明に係るマスキング治具は、
気密試験対象物に設けられ外周に雄ねじ部を有し前記気密試験対象物の内外を連通させる筒状体に取り付けることで、前記筒状体の開口端を封止する気密試験用マスキング治具であって、
作業者に保持されるように構成された本体と、
前記筒状体の開口端を封止すべきシール部を備えた可動子であって、前記筒状体と近接及び離間する方向に前記本体に対し相対移動可能に前記本体に保持された可動子と、
前記雄ねじ部とねじ係合する雌ねじ部を先端部内側に備えた複数のクランプ部材であって、前記先端部を前記本体の径方向に互いに近接及び離間するように移動可能に前記本体に保持された複数のクランプ部材と、
前記可動子の前記シール部を前記筒状体に当接させた状態での前記本体の前記筒状体への押し付けに伴う前記本体と前記可動子との相対移動を、前記複数のクランプ部材の先端部の相対近接移動に変換するように構成された駆動機構と、を備え、
前記押し付けに伴い、前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とがねじ係合するクランプ状態が実現され、当該クランプ状態からの前記本体の回転によって、前記筒状体の前記開口端の封止状態が実現されることを特徴とする。
気密試験対象物に設けられ外周に雄ねじ部を有し前記気密試験対象物の内外を連通させる筒状体に取り付けることで、前記筒状体の開口端を封止する気密試験用マスキング治具であって、
作業者に保持されるように構成された本体と、
前記筒状体の開口端を封止すべきシール部を備えた可動子であって、前記筒状体と近接及び離間する方向に前記本体に対し相対移動可能に前記本体に保持された可動子と、
前記雄ねじ部とねじ係合する雌ねじ部を先端部内側に備えた複数のクランプ部材であって、前記先端部を前記本体の径方向に互いに近接及び離間するように移動可能に前記本体に保持された複数のクランプ部材と、
前記可動子の前記シール部を前記筒状体に当接させた状態での前記本体の前記筒状体への押し付けに伴う前記本体と前記可動子との相対移動を、前記複数のクランプ部材の先端部の相対近接移動に変換するように構成された駆動機構と、を備え、
前記押し付けに伴い、前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とがねじ係合するクランプ状態が実現され、当該クランプ状態からの前記本体の回転によって、前記筒状体の前記開口端の封止状態が実現されることを特徴とする。
本発明では、筒状体にシール部を当接させた状態で、本体を筒状体へ押し付けると、可動子は筒状体からの反力を受けて、本体に対し相対移動する。この本体と可動子との相対移動に伴い、駆動機構によって、クランプ部材の雌ねじ部と、筒状体の雄ねじ部とがねじ係合するクランプ状態が実現される。したがって、このクランプ状態から本体をねじ込み方向に回転させることにより、ねじ込みの全行程を回転によって行う場合に比して少ない回転数で、筒状体の開口端の封止状態を実現することができる。このようにして本発明では、ねじ係合による封止の高い信頼性を得ながら、封止状態に至るまでのねじ込み回転に要する作業負荷を軽減することができる。
本発明の実施形態につき、以下に図面に基づいて説明する。図5において、本発明の実施形態に係るマスキング治具1は、気密試験対象物である燃料デリバリパイプ50の気密試験を行うために用いられる。燃料デリバリパイプ50は、燃料ポンプから供給される燃料を、エンジンの気筒数に応じた複数(例えば4本)の燃料インジェクタ60に分配するように構成されている。燃料デリバリパイプ50は、燃料インジェクタ60を固定するための中空の本体51と、不図示の燃料配管を固定するための配管固定部52とを一体的に備えている。配管固定部52は、本体51の内外を連通させるように筒状をなしており、その外周面には、燃料配管を不図示のフレアナットで固定するための雄ねじ部53を有する。配管固定部52は、本発明における筒状体を構成する。本体51はまた、不図示の燃圧センサを固定するための燃圧センサ固定部54を有する。気密試験を実施する際には、マスキング治具1は、以下に述べるとおり、配管固定部52にねじ係合によって固定されて、配管固定部52の開口端を封止する。他方、気密試験を実施する際には、加圧空気を供給するためのエアノズル70が燃圧センサ固定部54に固定される。
図1及び図2において、本発明の実施形態に係るマスキング治具1は、作業者に保持されるように構成された本体2と、本体2に対し相対移動可能に本体2に保持された可動子3と、本体2に保持された一対のクランプ部材4a,4bとを備えている。
本体2は、ハンドル11及びケーシング12を備えている。ハンドル11は、作業者が手で掴んでマスキング治具1の全体を回転させるのに適した形状、例えば短円柱形に構成されている。ケーシング12は概ね円筒形であって、その下端が開口している。
可動子3は、互いに平行に配置された一対の平板状のベースプレート13を備えている。図3に示されるように、各ベースプレート13の上端部の近傍には、長孔20が形成されている。ベースプレート13の下端部には、クランプ部材4a,4bのねじ込み回転方向の移動を規制するための鍔部13aと、短円柱形のヘッド部13bとが一体的に設けられている。さらにベースプレート13の上端部には、ケーシング12の内部形状に概ね合致した円盤部13cが設けられている。
ベースプレート13のヘッド部13bには、保持器付スラスト針状ころ14、スラストワッシャ15、ゴム受け台16、マスキングゴム17、及びキャップ18が設置されている。ゴム受け台16は、円盤状の本体の中心に軸部を固定したものであり、軸部がマスキングゴム17の中心孔に挿入される。マスキングゴム17は、本発明におけるシール部を構成する。マスキングゴム17の下端面と配管固定部52の先端面との間、及びマスキングゴム17の上端面とゴム受け台16の本体との間が、それぞれシール面とされる。キャップ18は、スプリングピン19によりヘッド部13bに固定されている。キャップ18の先端に設けられた開口部18aから、マスキングゴム17の端面が外部に露出させられる。保持器付スラスト針状ころ14及びスラストワッシャ15は、スラスト針状ころ軸受を構成しており、封止の際のマスキングゴム17のねじれを抑制する。
一対のクランプ部材4a,4bは、両者をもって燃料デリバリパイプ50の配管固定部52を、本体2の径方向に挟み込むように構成されている。図1に示されるように、クランプ部材4の図中下端部には、配管固定部52の外周面の形状に相補的に対応した内周面を有する概ね弧状のグリップ部21が形成されている。グリップ部21は本発明における先端部を構成する。グリップ部21の内周面には、配管固定部52の雄ねじ部53とねじ係合するように構成された雌ねじ部22が形成されている。
クランプ部材4a,4bの図2,3中上側の部分は平板状のベースプレート23(図3参照)とされている。これらベースプレート23は、可動子3の一対のベースプレート13の間に配置されている。ベースプレート23の上端部には、長孔24a,24bが形成されている。図3中右側のクランプ部材4aには、図中下側すなわち配管固定部52に向かうほど図中左側に移行するように傾斜した長孔24aが形成されている。図3中左側のクランプ部材4bには、図中下側すなわち配管固定部52に向かうほど図中右側に移行するように傾斜した長孔24bが形成されている。
可動子3とクランプ部材4a,4bとを貫いて、スプリングピン30が固定されており、このスプリングピン30を中心として、可動子3とクランプ部材4a,4bとが、互いに旋回可能とされていると共に、本体2の軸方向に一体に移動可能となっている。他方、本体2のケーシング12を貫いてピン31が止め輪31a(図1参照)で固定されており、このピン31は、可動子3の長孔20と、クランプ部材4a,4bの長孔24a,24bとを貫通している。これらスプリングピン30、ピン31及び長孔20,24a,24bは、可動子3のマスキングゴム17(シール部)を配管固定部52(筒状体)に当接させた状態での本体2の配管固定部52への押し付けに伴う本体2と可動子3との相対移動を、クランプ部材4a,4bのグリップ部21の本体2の径方向の相対近接移動に変換するように構成された駆動機構を構成する。
本体2のケーシング12の内周面12aの寸法は、クランプ部材4a,4bが閉じた姿勢(図3参照)になったときに、クランプ部材4a,4bの側端面23a(図4参照)が協働して形成する寸法Aと概ね一致するように設定されている。
以上のとおり構成された本実施形態のマスキング治具1の動作について説明する。図3において、いまマスキング治具1は、クランプ部材4a,4bの雌ねじ部22と配管固定部52の雄ねじ部53とがねじ係合していないアンクランプ状態となっている。このアンクランプ状態では、可動子3及びクランプ部材4a,4bは、自重によりそれらの可動範囲の最も低い高さ位置に移動している。このため、本体2のケーシング12を貫いているピン31は、長孔20,24a,24bの中で最も高い点に位置しており、このためピン31と長孔24a,24bとの相互作用により、クランプ部材4a,4bは両者の相対角度が最大となる開位置となっている。すなわち、ピン31と長孔24a,24bとの相互作用により、可動子3の自重による下降が、クランプ部材4a,4bの開動作に変換される。
ここで、作業者が、配管固定部52にマスキングゴム17を当接させた状態で、本体2を配管固定部52へ押し付けると、図4に示されるように、可動子3は配管固定部52からの反力を受けて、本体2に対し本体2の軸方向に、かつ本体2の内部に入り込む側に相対移動する。この本体2と可動子3との相対移動に伴い、図4に示されるように、駆動機構によって、クランプ部材4a,4bの雌ねじ部22と、配管固定部52の雄ねじ部53とがねじ係合するクランプ状態が実現される。すなわち、本体2に対する可動子3の上昇に伴い、スプリングピン30を介してクランプ部材4a,4bも本体2に対して上昇するが、ピン31と長孔24a,24bとの相互作用により、本体2に対するクランプ部材4a,4bの姿勢、ひいてはクランプ部材4a,4bが相互になす角度が、閉方向に変化する。このため、このような本体2の配管固定部52への押し付けに伴い、雌ねじ部22と雄ねじ部53とがねじ係合するクランプ状態が実現される。
そして作業者が、このクランプ状態から、本体2をその長手方向軸を中心にねじ込み方向に回転させると、この回転によって、配管固定部52の開口端の封止状態が実現される。このとき、クランプ部材4a,4bの側端面23aとケーシング12の内周面12aとの相互作用により、クランプ部材4a,4bの開方向の移動が抑制される。
ここで、本実施形態では、クランプ状態から本体2をねじ込み方向に回転させることにより、ねじ込みの全行程を回転によって行う場合に比して少ない回転数で、配管固定部52の開口端の封止状態を実現することができる。すなわち、クランプ状態が成立した時点で、配管固定部52の先端面はマスキングゴム17に当接しており、且つクランプ部材4a,4bの雌ねじ部22と、配管固定部52の雄ねじ部53とのねじ係合が成立しているため、その時点から封止状態に至るまでの本体2のねじ込みに要する回転量は、マスキングゴム17の弾性変形による反発力に起因する本体2のねじ込み回転への抵抗力が、あらかじめ想定されている本体2のねじ込み回転トルクに達するまで(すなわち本体2のねじ込み回転が実質的に規制されるまで)のわずかな角度にすぎない。
例えば、本発明による改良前のマスキング治具による場合には、ねじ係合による封止の高い信頼性を得るための係合深さB(図4参照)を得るには、その係合深さBにわたる本体2のねじ込みを行う必要があり、その場合の回転数は例えば11回転であり、その所要時間は8秒程度であった。これに対し、本実施形態では、この係合深さBにわたる係合のうち、クランプ状態に至るまでの係合深さb1にわたる係合を、本体2のねじ込みを行うことなく、配管固定部52への押し付けのみによって得ることができ、そこから封止状態に至るまでの係合深さb2を得るために要する本体2のねじ込み回転数はわずか0.5回転であり、配管固定部52への押し付けの開始から封止状態の成立までの全体の所要時間は3秒程度である。
また、本体2をねじ戻し方向に回転させることにより、駆動機構によって、クランプ部材4a,4bの雌ねじ部22と配管固定部52の雄ねじ部53とがねじ係合しないアンクランプ状態が実現される。したがって、ねじ戻しの全行程を回転によって行う場合に比して少ない回転数で、マスキング治具1と配管固定部52とのねじ係合を解除することができる。
以上のとおり、本実施形態では、可動子3のマスキングゴム17を配管固定部52に当接させた状態での本体2の配管固定部52への押し付けに伴う本体2と可動子3との相対移動を、複数のクランプ部材4a,4bの先端部21の相対近接移動に変換するように構成された駆動機構を備え、この押し付けに伴い、雌ねじ部22と雄ねじ部53とがねじ係合するクランプ状態が実現され、当該クランプ状態からの本体2の回転によって、配管固定部52の開口端の封止状態が実現されることとした。このため、本実施形態では、配管固定部52にマスキングゴム17を当接させた状態で、本体2を配管固定部52へ押し付けると、可動子3は配管固定部52からの反力を受けて、本体2に対し相対移動するところ、この本体2と可動子3との相対移動に伴い、駆動機構によって、クランプ部材4a,4bの雌ねじ部22と、配管固定部52の雄ねじ部53とがねじ係合するクランプ状態が実現される。したがって、このクランプ状態から本体2をねじ込み方向に回転させることにより、ねじ込みの全行程を回転によって行う場合に比して少ない回転数で、配管固定部52の開口端の封止状態を実現することができる。したがって、ねじ係合による封止の高い信頼性を得ながら、封止状態に至るまでのねじ込み回転に要する作業負荷を軽減し、併せて作業時間を短縮することができる。
本発明の実施形態は上記実施形態及び変形例のみに限られず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。したがって本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。例えば、本発明における駆動機構は上記実施形態の構成に限られず、他の態様のカム機構やリンク機構を広く含む。クランプ部材は3つ以上であっても良い。可動子3は自重により下降することで、クランプ部材4a,4bを開状態にするように構成したが、可動子3を本体2のケーシング12から図3中下方に突出するように付勢するためのコイルばねなどの付勢部材を設けても良く、この場合にはマスキングゴム17を上に向けた姿勢での作業であっても円滑に行うことができる。
雄ねじ部は、筒状体の全長にわたって形成されている必要はなく、雌ねじ部はクランプ部材4a,4bのグリップ部21の内周面の軸方向の全長にわたって形成されている必要はなく、いずれも、クランプ状態における雌ねじ部との係合から、本体の回転によって封止状態に移行する動作を保障でき、且つ封止に必要な信頼性が得られる範囲において形成されていれば、軸方向長さの一部のみにわたって形成されていても良い。
本発明に係るマスキング治具が適用される気密試験対象物は、燃料デリバリパイプに限られず、トランスミッションケース等の気密性が要求される他の中空状のワーク(被検査物)についても広く適用することができる。
1 マスキング治具
2 本体
3 可動子
4a,4b クランプ部材
17 マスキングゴム(シール部)
21 グリップ部(先端部)
22 雌ねじ部
50 燃料デリバリパイプ(気密試験対象物)
52 配管固定部(筒状体)
53 雄ねじ部
2 本体
3 可動子
4a,4b クランプ部材
17 マスキングゴム(シール部)
21 グリップ部(先端部)
22 雌ねじ部
50 燃料デリバリパイプ(気密試験対象物)
52 配管固定部(筒状体)
53 雄ねじ部
Claims (1)
- 気密試験対象物に設けられ外周に雄ねじ部を有し前記気密試験対象物の内外を連通させる筒状体に取り付けることで、前記筒状体の開口端を封止する気密試験用マスキング治具であって、
作業者に保持されるように構成された本体と、
前記筒状体の開口端を封止すべきシール部を備えた可動子であって、前記筒状体と近接及び離間する方向に前記本体に対し相対移動可能に前記本体に保持された可動子と、
前記雄ねじ部とねじ係合する雌ねじ部を先端部内側に備えた複数のクランプ部材であって、前記先端部を前記本体の径方向に互いに近接及び離間するように移動可能に前記本体に保持された複数のクランプ部材と、
前記可動子の前記シール部を前記筒状体に当接させた状態での前記本体の前記筒状体への押し付けに伴う前記本体と前記可動子との相対移動を、前記複数のクランプ部材の先端部の相対近接移動に変換するように構成された駆動機構と、を備え、
前記押し付けに伴い、前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とがねじ係合するクランプ状態が実現され、当該クランプ状態からの前記本体の回転によって、前記筒状体の前記開口端の封止状態が実現されることを特徴とする気密試験用マスキング治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016177693A JP2018044783A (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 気密試験用マスキング治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016177693A JP2018044783A (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 気密試験用マスキング治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=61693677
Family Applications (1)
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JP2016177693A Pending JP2018044783A (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 気密試験用マスキング治具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2018044783A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018193737A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | 三桜工業株式会社 | シール装置 |
CN108871678A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-23 | 常州光洋轴承股份有限公司 | 用于汽车变速箱的换挡定位销气密性检测装置 |
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2016
- 2016-09-12 JP JP2016177693A patent/JP2018044783A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018193737A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | 三桜工業株式会社 | シール装置 |
CN108871678A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-23 | 常州光洋轴承股份有限公司 | 用于汽车变速箱的换挡定位销气密性检测装置 |
CN108871678B (zh) * | 2018-08-16 | 2024-01-02 | 常州光洋轴承股份有限公司 | 用于汽车变速箱的换挡定位销气密性检测装置 |
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