JP7145111B2 - 車両用内装品、車両用内装品の製造装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、車両用内装品、車両用内装品の製造装置及びその製造方法に関する。
特許文献1には、車両用内装品として、後部座席に取り付けられるアームレストが記載されている。このアームレストでは、樹脂発泡材からなるパッドに樹脂成形品のカップホルダが設けられ、またパッドの表面がファブリックなどの表皮材によって被覆される。表皮材は、樹脂成形品の外側から樹脂成形品のフランジ部の外端面に接触しつつフランジ部の裏面に沿って延びる端末部を有し、端末部は、フランジ部の裏面に溶着されている。これにより、表皮材のよれやゆるみが防止されている。
特開2018-52452号公報
特許文献1に記載された車両用内装品では、カップホルダのフランジ部と表皮材の端末部との接合が、カップホルダ成形時に溶融樹脂が表皮材に含浸することによって実現されており、長期間の使用で表皮材が樹脂成形品から剥離する可能性があった。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、樹脂成形品と表皮材との接合部分において、その接合力を高め表皮材の剥離を防止した車両用内装品、車両用内装品の製造装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の車両用内装品は、クッションパッドと、前記クッションパッドに設けられた樹脂成形品と、前記樹脂成形品の外縁を取り囲み且つ前記クッションパッドを被覆する表皮材と、を備え、前記表皮材は、前記樹脂成形品の外縁部と前記クッションパッドの間に延出している端末部を有し、前記端末部は、前記樹脂成形品の外縁に沿って間隔をあけて設けられている複数の貫通孔を有し、前記樹脂成形品は、前記外縁部の前記クッションパッド側の裏面から突出しており、前記端末部の前記貫通孔に挿通される複数の係合凸部と、隣り合う前記係合凸部の先端部同士を連結する少なくとも一つのブリッジ部と、を有し、前記端末部は、前記外縁部と前記ブリッジ部とによって挟まれている。
また、本発明の一態様の車両用内装品の製造装置は、樹脂材料が充填される成形室と、前記成形室に充填された前記樹脂材料からなる樹脂成形品の外縁を囲む表皮材を収容する収容室と、を有する金型を備え、前記表皮材は、前記樹脂成形品の外縁部の裏側に延出する端末部を有し、前記端末部は、前記樹脂成形品の外縁に沿って間隔をあけて設けられている複数の貫通孔を有し、前記成形室は、前記端末部と重なって設けられ、前記樹脂成形品の前記外縁部を成形する外縁部成形部を有し、前記外縁部成形部は、前記収容室に前記表皮材が収容された状態で前記端末部の前記貫通孔に連なる複数の凹部と、隣り合う前記凹部同士を連結する少なくとも一つの溝部と、を有する。
また、本発明の一態様の車両用内装品の製造方法は、上述の車両用内装品の製造装置を用い、前記表皮材を前記収容室に配置して、前記位置決め突起が前記端末部の前記貫通孔に収容されるように前記端末部を前記位置決め突起に引っ掛ける第1ステップと、前記端末部を前記クランプによって前記表皮材の内縁側に引っ張る第2ステップと、前記成形室に樹脂材料を充填する第3ステップと、を備える。
本発明によれば、樹脂成形品と表皮材との接合部分において、その接合力を高め表皮材の剥離を防止した車両用内装品、車両用内装品の製造装置及びその製造方法を提供できる。
本発明の実施形態を説明するための、車両用内装品の一例としてのアームレストの斜視図である。 図1のアームレストの上面図である。 図2のIII-III断面図である。 図3のIV部分の拡大図である。 図2のV-V断面図である。 図1のアームレストの製造装置の断面図である。 図6の製造装置を用いたアームレストの製造工程を示す断面図である。
図1に示すシート1は、例えば自動車などの車両に設置されるシートであり、複数の乗員が並んで着座可能なシートである。シート1は、左側席及び中央席を構成する第1シート部1Aと、右側席を構成する第2シート部1Bとを有する。
第1シート部1A及び第2シート部1Bは、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション10と、乗員の腰部及び背部を支持するシートバック20とを、それぞれ含む。また、第1シート部1Aには、アームレスト40が設けられている。
シートクッション10は、骨格をなす金属製のフレーム(不図示)と、フレームを被覆するクッションパッドとを有する。そして、クッションパッドは、トリムカバー11によって被覆されている。シートバック20も同様に、骨格をなす金属製のフレーム(不図示)と、フレームを被覆するクッションパッドとを有し、クッションパッドは、トリムカバー21によって被覆されている。
第1シート部1Aのシートバック20には、アームレスト40を収容するための収容部22が凹設されている。収容部22は上下方向に延びている。アームレスト40は、収容部22の下端部に配置される回転軸を中心として回転可能に、シートバック20に支持されている。シート1の中央席に乗員が着座する場合、又はアームレスト40が使用されない場合には、アームレスト40は、略鉛直に起こされて収容部22に収容される。一方、アームレスト40が使用される場合に、アームレスト40は、略水平に倒されて収容部22から引き出される。
図2から図5に示すように、アームレスト40は、骨格をなす金属製のフレーム(不図示)と、樹脂成形品であるカップホルダ41と、フレーム及びカップホルダ41に対しインサート成形されてなるクッションパッド42と、クッションパッド42を被覆するトリムカバー43とを有する。
カップホルダ41は、使用時におけるアームレスト40の上面40aに設けられている。カップホルダ41は、上方に開口している有底のカップ収容部44と、カップ収容部44の開口の外側に略水平に広がるフランジ部45とを有し、カップ収容部44と、フランジ部45とは一体に形成されている。カップホルダ41を形成する樹脂材料は、特に限定されず、例えばオレフィン系エラストマーや塩化ビニルなどの比較的軟らかい樹脂であり、又はポリプロピレン等の比較的硬い樹脂である。
クッションパッド42は、ウレタンフォームなどの比較的軟質な樹脂発泡材からなる。トリムカバー43は、複数の表皮材が縫い合わされてなり、表皮材は、例えば皮革(天然皮革、合成皮革)、織布、不織布、編物等である。トリムカバー43は、アームレスト40の上面40aを覆う表皮材50を含む。表皮材50には、カップホルダ41の外縁部であるフランジ部45を露出させる開口が設けられており、表皮材50はフランジ部45を取り囲んでいる。
表皮材50は、フランジ部45の裏側に延出している端末部51を有する。表皮材50の端末部51には、複数の貫通孔52が形成されており、貫通孔52は、フランジ部45の外縁に沿って間隔をあけて設けられている。一方、端末部51と対向しているフランジ部45の裏面には複数の係合凸部46が設けられており、係合凸部46は、端末部51の貫通孔52にそれぞれ挿通されている。そして、隣り合う係合凸部46の先端部同士が、ブリッジ部47によって連結されている。
表皮材50の端末部51は、フランジ部45とブリッジ部47とによって挟持されており、ブリッジ部47によって連結された係合凸部46は、端末部51の貫通孔52から抜け止めされている。すなわち、端末部51は、フランジ部45に物理的に接合されている。これにより、表皮材50がカップホルダ41から剥離することが防止される。
なお、図2及び図5に示す例では、矩形状のフランジ部45の一辺に沿って並ぶ複数の係合凸部46がブリッジ部47によって連結されており、他の辺についても辺毎に複数の係合凸部46が連結されているが、例えば互いに交わる二辺に沿って並ぶ複数の係合凸部46がL字状に連結されてもよいし、又は全ての係合凸部46が矩形枠状に連結されてもよい。
ここで、図4に示すように、係合凸部46と、端末部51の貫通孔52の縁のなかでフランジ部45の外縁側に位置する縁との間には、隙間Gがおかれている。この隙間Gは、アームレスト40の製造方法に由来する。
図6及び図7を参照して、アームレスト40の製造装置60の構成、そして製造装置60を用いたアームレスト40の製造方法について説明する。
製造装置60は、樹脂成形品であるカップホルダ41を成形するための金型として、上側金型70と下側金型80とを有する。上側金型70と下側金型80とが型締めされている状態で、上側金型70と下側金型80との間には、カップホルダ41を形成する樹脂材料が充填される成形室61と、表皮材50を収容する収容室62とが形成される。
上側金型70と下側金型80とが型締めされている状態で、成形室61に面する上側金型70の表面と、成形室61に面する下側金型80の表面との離間距離は、カップホルダ41の厚さと同じである。また、収容室62に面する上側金型70の表面と、収容室62に面する下側金型80の表面との離間距離は、表皮材50の厚さと同じか又は表皮材50の厚さよりも僅かに小さく、表皮材50は、上側金型70と下側金型80とによって挟持される。
成形室61は、カップホルダ41の外縁部であるフランジ部45を成形する外縁部成形部63を有する。収容室62に収容された表皮材50の端末部51は、外縁部成形部63に配置される。そして、外縁部成形部63に面する下側金型80の表面81には、複数の凹部82と、一つ以上の溝部83とが設けられている。凹部82は、外縁部成形部63の外縁に沿って間隔をあけて設けられており、溝部83は、隣り合う凹部82同士を連結している。
また、下側金型80の表面81には、複数の位置決め突起84と、一つ以上のクランプ85とが設けられている。位置決め突起84は、凹部82毎に設けられており、凹部82よりも外縁部成形部63の外縁側に配置されている。クランプ85は、下側金型80の表面81に形成されたクランプ凹部86と、クランプ凹部86に対して突没可能なクランプ部87とを有する。このクランプ85は、凹部82を挟んで位置決め突起84とは反対側に配置されている。なお、クランプ85は、凹部82毎に設けられてもよいし、矩形状のの外縁部成形部63の一辺に沿って並ぶ複数の凹部82を一組として、凹部82の組毎に設けられてもよいし、矩形枠状に構成されることによって全ての凹部82に対して設けられてもよい。
図7に示すように、上側金型70と下側金型80とが型締めされている状態で、外縁部成形部63に配置された表皮材50の端末部51は、下側金型80の表面81に重なっており、下側金型80の凹部82は、端末部51の貫通孔52に連通し、位置決め突起84は、貫通孔52に収容されている。端末部51の内縁部は、クランプ部87によってクランプ凹部86に引き込まれており、位置決め突起84に引っ掛けられた端末部51は、下側金型80の表面81に沿って引っ張られ、表面81上で弛みなく配置されている。
成形室61に樹脂材料が充填されると、樹脂材料は、表皮材50の端末部51の貫通孔52を通過して、下側金型80の凹部82及び溝部83にも充填される。凹部82及び溝部83に充填された樹脂材料によって、上述したカップホルダ41のフランジ部45に係合凸部46及びブリッジ部47が成形される。全ての係合凸部46がブリッジ部47によって連結される場合に、全ての凹部82が溝部83によって連結されていればよい。
凹部82毎に設けられている位置決め突起84が貫通孔52に収容されることにより、貫通孔52と凹部82とが確実に連通し、凹部82及び溝部83への樹脂材料の充填が確実に行われる。また、位置決め突起84に引っ掛けられた端末部51が、下側金型80の表面81に沿って引っ張られ、表面81上でたるみなく配置されていることにより、凹部82及び溝部83への樹脂材料の充填が一層確実に行われる。これにより、係合凸部46及びブリッジ部47の成形不良を抑制し、端末部51をフランジ部45に確実に接合できる。係合凸部46と貫通孔52の縁との間の隙間G(図4参照)は、成形時に貫通孔52に収容されていた位置決め突起84の痕跡である。
アームレスト40を例に本発明を説明したが、シートベルトの引き出し口の樹脂カバー部分3(図1参照)や、シートベルトのバックルを止めるアンカーの樹脂カバー部分4(図1参照)など、車両用内装品であって樹脂成形品と、樹脂成形品の外縁を取り囲む表皮材と、を備えるものであれば様々なものに適用可能である。
以上、説明したとおり、本明細書に開示された車両用内装品は、樹脂成形品と、前記樹脂成形品の外縁を取り囲む表皮材と、を備え、前記表皮材は、前記樹脂成形品の外縁部の裏側に延出している端末部を有し、前記端末部は、前記樹脂成形品の外縁に沿って間隔をあけて設けられている複数の貫通孔を有し、前記樹脂成形品は、前記外縁部の裏面から突出しており、前記端末部の前記貫通孔に挿通される複数の係合凸部と、隣り合う前記係合凸部の先端部同士を連結する少なくとも一つのブリッジ部と、を有し、前記端末部は、前記外縁部と前記ブリッジ部とによって挟まれている。
また、本明細書に開示された車両用内装品は、全ての前記係合凸部が、前記ブリッジ部によって連結されている。
また、本明細書に開示された車両用内装品は、前記係合凸部と、前記樹脂成形品の外縁側に位置する前記貫通孔の縁との間に、隙間がおかれている。
また、本明細書に開示された車両用内装品の製造装置は、樹脂材料が充填される成形室と、前記成形室に充填された前記樹脂材料からなる樹脂成形品の外縁を囲む表皮材を収容する収容室と、を有する金型を備え、前記表皮材は、前記樹脂成形品の外縁部の裏側に延出する端末部を有し、前記端末部は、前記樹脂成形品の外縁に沿って間隔をあけて設けられている複数の貫通孔を有し、前記成形室は、前記端末部と重なって設けられ、前記樹脂成形品の前記外縁部を成形する外縁部成形部を有し、前記外縁部成形部は、前記収容室に前記表皮材が収容された状態で前記端末部の前記貫通孔に連なる複数の凹部と、隣り合う前記凹部同士を連結する少なくとも一つの溝部と、を有する。
また、本明細書に開示された車両用内装品の製造装置は、全ての前記凹部が、前記溝部によって連結されている。
また、本明細書に開示された車両用内装品の製造装置は、前記金型が、前記外縁部成形部の表面から突出しており、前記端末部の前記貫通孔に収容される複数の位置決め突起を有し、前記端末部を前記外縁部成形部の前記表面に沿って前記表皮材の内縁側に引っ張る一つ以上のクランプをさらに備える。
また、本明細書に開示された車両用内装品の製造方法は、前記製造装置を用い、前記表皮材を前記収容室に配置して、前記位置決め突起が前記端末部の前記貫通孔に収容されるように前記端末部を前記位置決め突起に引っ掛ける第1ステップと、前記端末部を前記クランプによって前記表皮材の内縁側に引っ張る第2ステップと、前記成形室に樹脂材料を充填する第3ステップと、を備える。
1 シート
1A 第1シート部
1B 第2シート部
3 樹脂カバー部分
4 樹脂カバー部分
10 シートクッション
11 トリムカバー
20 シートバック
21 トリムカバー
22 収容部
40 アームレスト
40a アームレストの上面
41 カップホルダ(樹脂成形品)
42 クッションパッド
43 トリムカバー
44 カップ収容部
45 フランジ部(外縁部)
46 係合凸部
47 ブリッジ部
50 表皮材
51 端末部
52 貫通孔
60 製造装置
61 成形室
62 収容室
63 外縁部成形部
70 上側金型
80 下側金型
81 下側金型の表面
82 凹部
83 溝部
84 位置決め突起
85 クランプ
86 クランプ凹部
87 クランプ部
G 隙間

Claims (7)

  1. クッションパッドと、
    前記クッションパッドに設けられた樹脂成形品と、
    前記樹脂成形品の外縁を取り囲み且つ前記クッションパッドを被覆する表皮材と、
    を備え、
    前記表皮材は、前記樹脂成形品の外縁部と前記クッションパッドの間に延出している端末部を有し、
    前記端末部は、前記樹脂成形品の外縁に沿って間隔をあけて設けられている複数の貫通孔を有し、
    前記樹脂成形品は、
    前記外縁部の前記クッションパッド側の裏面から突出しており、前記端末部の前記貫通孔に挿通される複数の係合凸部と、
    隣り合う前記係合凸部の先端部同士を連結する少なくとも一つのブリッジ部と、
    を有し、
    前記端末部は、前記外縁部と前記ブリッジ部とによって挟まれている車両用内装品。
  2. 請求項1記載の車両用内装品であって、
    前記樹脂成形品は、有底の収容部と、前記収容部の開口の外側に広がるフランジ部とを有し、
    前記外縁部は、前記フランジ部であり、
    前記表皮材は、前記フランジ部を露出させる開口を有する車両用内装品。
  3. 請求項1又は2記載の車両用内装品であって、
    全ての前記係合凸部が、前記ブリッジ部によって連結されている車両用内装品。
  4. 樹脂材料が充填される成形室と、前記成形室に充填された前記樹脂材料からなる樹脂成形品の外縁を囲む表皮材を収容する収容室と、を有する金型を備え、
    前記表皮材は、前記樹脂成形品の外縁部の裏側に延出する端末部を有し、
    前記端末部は、前記樹脂成形品の外縁に沿って間隔をあけて設けられている複数の貫通孔を有し、
    前記成形室は、前記端末部と重なって設けられ、前記樹脂成形品の前記外縁部を成形する外縁部成形部を有し、
    前記外縁部成形部は、
    前記収容室に前記表皮材が収容された状態で前記端末部の前記貫通孔に連なる複数の凹部と、
    隣り合う前記凹部同士を連結する少なくとも一つの溝部と、
    を有する車両用内装品の製造装置。
  5. 請求項4記載の車両用内装品の製造装置であって、
    全ての前記凹部が、前記溝部によって連結されている製造装置。
  6. 請求項4又は5記載の車両用内装品の製造装置であって、
    前記金型は、前記外縁部成形部の表面から突出しており、前記端末部の前記貫通孔に収容される複数の位置決め突起を有し、
    前記端末部を前記外縁部成形部の前記表面に沿って前記表皮材の内縁側に引っ張る一つ以上のクランプをさらに備える製造装置。
  7. 請求項6記載の車両用内装品の製造装置を用い、
    前記表皮材を前記収容室に配置して、前記位置決め突起が前記端末部の前記貫通孔に収容されるように前記端末部を前記位置決め突起に引っ掛ける第1ステップと、
    前記端末部を前記クランプによって前記表皮材の内縁側に引っ張る第2ステップと、
    前記成形室に樹脂材料を充填する第3ステップと、
    を備える車両用内装品の製造方法。
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