JP7143969B1 - 点灯識別装置および点灯識別方法 - Google Patents

点灯識別装置および点灯識別方法 Download PDF

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Abstract

マイコン(110)は、平均点灯照度VUとして、所与の期間の照度の検出値のうちTH1以上の値の平均値を算出する。マイコン(110)は、平均消灯照度VOとして、所与の期間の照度の検出値のうちTH1より低い値の平均値を算出する。そして、マイコン(110)は、第2閾値TH2として、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの間の所与の値を設定する。マイコン(110)は、第2閾値を利用して、表示灯の点灯/消灯を判定する。

Description

本発明は、表示装置に含まれる表示灯の点灯/消灯の識別に関する。
従来、表示灯の点灯/消灯を検出する点灯識別装置について、各種の提案がなされている。たとえば、特開2019-139806号公報(特許文献1)は、点灯識別装置の一例として、信号灯に付加される信号灯モニタを開示している。当該信号灯モニタは、信号灯が発する光を検出し、検出した光に基づいて発光色や発光状態(点灯、点滅、消灯)を識別し、識別結果を無線信号にして外部機器へ送信する(特許文献1の段落[0044]等)。
特開2019-139806号公報
点灯識別装置は、表示灯が発する光の検出結果に基づいて当該表示灯の点灯/消灯を判定する場合に閾値を使用する場合がある。しかしながら、ある環境に適した閾値が、他の環境では適しない事態が生じ得る。たとえば、表示灯が設置された場所に供給される外光の量が少ないときに適するように閾値が設定されたとする。その後、当該場所に供給される外光の量が多くなると、表示灯が点灯していない期間でも、比較的多くの光量が検出されるようになるため、点灯識別装置は誤って表示灯が点灯していると判定する事態が生じ得る。
本開示の目的は、表示灯が設置された場所の環境が変化した場合であっても表示灯の点灯/消灯を正確に判定できるようにするための技術を提供することである。
本開示の一形態に係る点灯識別装置は、第1の表示灯を含む表示装置の点灯状態を識別する点灯識別装置である。点灯識別装置は、第1の表示灯の点灯を検出するための第1の照度センサと、第1の照度センサによって検出される照度を用いて、第1の表示灯の点灯および消灯を判定するプロセッサと、を備える。プロセッサは、第1平均点灯照度として、第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち第1閾値以上の照度の平均値を求め、第1平均消灯照度として、第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち第1閾値を下回る照度の平均値を求め、第2閾値として、第1平均点灯照度と第1平均消灯照度の間の値を設定し、第1の照度センサによって検出された照度が第2閾値以上であれば、第1の表示灯が点灯していると判定し、第1の照度センサによって検出された照度が第2閾値を下回れば、第1の表示灯が消灯していると判定する。
本開示の一形態に係る点灯識別方法は、コンピュータによって実行される、第1の表示灯を含む表示装置の点灯状態を識別する方法である。点灯識別方法は、平均点灯照度として、第1の表示灯の点灯を検出するための第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち第1閾値以上の照度の平均値を求めるステップと、平均消灯照度として、第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち第1閾値を下回る照度の平均値を求めるステップと、第2閾値として、平均点灯照度と平均消灯照度の間の値を設定するステップと、第1の照度センサによって検出された照度を第2閾値と比較することによって、第1の表示灯が点灯しているかまたは消灯しているかを判定するステップと、を備える。判定するステップは、第1の照度センサによって検出された照度が第2閾値以上であれば、第1の表示灯が点灯していると判定することと、第1の照度センサによって検出された照度が第2閾値を下回れば、第1の表示灯が消灯していると判定することと、を含む。
本開示によれば、照度センサによって検出された照度を利用して第2閾値が設定され、当該第2閾値を利用して表示灯の点灯および消灯が判定される。これにより、表示灯が設置された場所の環境が変化した場合であっても表示灯の点灯/消灯が正確に判定される。
点灯識別装置100を含むシステムの構成の一例を示す図である。 照度センサ(照度センサ101~103のいずれか)によって検出された照度と閾値Vthとの関係の一例を示す図である。 照度センサ(照度センサ101~103のいずれか)によって検出された照度と閾値Vthとの関係の他の例を示す図である。 平均点灯照度および平均消灯照度の算出方法を説明するための図である。 第2閾値の設定方法を説明するための図である。 第2閾値TH2の設定方法を説明するための図である。 点灯識別装置100の構成の変形の一例を示す図である。 図7のミラーユニットの側面を示す図である。 点灯識別装置100の構成の変形例の他の例を示す図である。 図9のミラーユニットの側面を示す図である。 点灯識別装置100の構成の変形例のさらに他の例を示す図である。 図11のミラーユニットの側面を示す図である。 点灯識別装置100における照度センサ101,102,103とマイコンとの接続態様の変形例の一例を示す図である。 点灯識別装置100における照度センサ101,102,103とマイコンとの接続態様の変形例の他の例を示す図である。 表示灯の点灯/点滅、ならびに、点滅周期および点滅パターンの特定のために実施されるメインフローを示す図である。 初期設定処理のサブルーチンの流れを示す図である。 照度取得処理のサブルーチンの流れを示す図である。 パターン判定処理のサブルーチンの流れを示す図である。 第2実施の形態におけるメインルーチンの流れを示す図である。 第2閾値更新処理のサブルーチンの流れを示す図である。 照度センサ101,102,103によって検出された照度の時間変化の一例を示す図である。 第3実施の形態のメインフローを示す図である。 第3実施の形態のステップS350において実行される照度取得処理のサブルーチンの流れを示す図である。 第3実施の形態のステップS250において実行される第2閾値更新処理のサブルーチンの流れを示す図である。
以下に、本実施の形態に係るについて図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を表す。
[第1実施の形態]
(1)システム構成
(1-1)システムの概要
図1は、点灯識別装置100を含むシステムの構成の一例を示す図である。図1に示されたシステムは、さらに、積層表示灯500、サーバ200、および端末300を含む。
積層表示灯500は、表示装置の一例であり、対象物の状態に応じて点灯/消灯する表示灯を含む。対象物は、工場内の生産装置であってもよいし、設備(駐車場、トイレ、等)であってもよい。点灯/消灯によって表される状態は、生産装置による生産プロセスの終了(プロセス終了)であってもよいし、当該生産装置における異常の発生(設備異常)であってもよいし、設備が利用中であることまたは空いていることであってもよい。点灯/消灯は、ランプの点灯/消灯によって切り替えられても良いし、ランプに付随して設けられた反射板の回転によって切り替えられても良い。
点灯識別装置100は、積層表示灯500の点灯状態を識別し、識別の結果(点灯/消灯、点滅周期、点滅パターン、および/または、対象物の状態)をサーバ200へ送信する。
サーバ200は、点灯識別装置100から送信された識別の結果に従った情報を端末300へ送信する。端末300は、サーバ200から送信された情報を表示する。端末300の表示によって、ユーザは、上記対象物の状態および/または表示装置の状態を認識し得る。
(1-2)積層表示灯500
積層表示灯500は、表示灯501、表示灯502、および表示灯503を含む。一実現例では、表示灯501は赤色のランプであり、表示灯502は黄色のランプであり、表示灯503は緑色のランプである。ただし、積層表示灯500に含まれる3つの表示灯のそれぞれの色はこれらに限定されない。また、積層表示灯500に含まれる表示灯の数は「3」に限定されない。積層表示灯500に含まれる表示灯の数は「1」であってもよいし、3以外の複数であってもよい。
(1-3)点灯識別装置100
点灯識別装置100は、3つの照度センサ101~103、マイコン(マイクロコンピュータ)110、メモリ120、および送信機130を含む。照度センサ101~103のそれぞれは、表示灯501~503のそれぞれの照度を検知するように設置される。
マイコン110は、照度センサ101が検出する照度に基づいて、表示灯501の点灯状態を識別する。マイコン110は、また、照度センサ102,103のそれぞれが検出する照度に基づいて、表示灯502,503のそれぞれの点灯状態を識別する。マイコンはプロセッサを含み、プロセッサは、取得したデータを処理することによる各種の値の算出など、各種の演算を実行する。
メモリ120は、マイコン110の動作に利用される各種のデータ(プログラム、データベース、等)を格納する。送信機130は、マイコン110が導出した識別結果をサーバ200へ送信する。マイコン110とサーバ200との間の通信は、無線であってもよいし、有線であってもよい。
(1-4)サーバ200
サーバ200は、CPU(Central Processing Unit)210、メモリ220、受信機230、および送信機240を含む。CPU210は、受信機230で受信したマイコン110の識別結果を利用して、対象物等に関する情報(たとえば、対象物の状態を表すウェブページの画面)を生成する。メモリ220は、CPU210の動作に利用される各種のデータ(プログラム、データベース、等)を格納する。送信機240は、CPU210が生成した各種の情報を端末300へ送信する。サーバ200は外部機器の一例である。
(1-5)端末300
端末300は、たとえば汎用のコンピュータ(デスクトップコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、等)によって実現される。端末300は、サーバ200から受信した情報を表示する。図1のシステムにおいて、端末300は、サーバ200のデータを表示する手段として利用され得る。なお、図1のシステムでは、端末300は省略され得る。この場合、サーバ200に直接接続された表示デバイスでサーバ200のデータが表示されてもよい。
(2)点灯/消灯の判定およびパターン判定
(2-1)点灯/消灯の判定
図2は、照度センサ(照度センサ101~103のいずれか)によって検出された照度と閾値Vthとの関係の一例を示す図である。図2に示されたグラフにおいて、縦軸は照度を表し、横軸は時間を表す。図2に示されたグラフは、時刻T1~T15で示される15個のタイミングのそれぞれにおいて検出された照度の値を、15個のドットとして示す。線L11は、時刻T1~T15の照度の変化を模式的に表す。
図2において、値Vthは閾値の一例を表す。マイコン110は、照度センサが検出した照度が予め定められた閾値以上であれば、当該照度センサの検知対象とする表示灯が点灯していると判定する。マイコン110は、照度センサが検出した照度が閾値より低い場合には、当該照度センサの検知対象とする表示灯が消灯していると判定する。
図2の例では、時刻T4~T6,T10~T12では、照度が値Vth以上であるため、表示灯は点灯していると判定される。時刻T1~T3,T7~T9,T13~T15では、照度が値Vthより低いため、表示灯は消灯していると判定される。
(2-2)点滅周期/点滅パターンの特定
マイコン110は、点灯/消灯の時間変化に基づいて、表示灯の点滅周期および点滅パターンを特定してもよい。
たとえば、表示灯が2秒間の点灯と2秒間の点滅を繰り返した場合、マイコン110は、点滅周期として4秒を特定してもよい。
また、マイコン110は、表示灯が2秒間の点灯と2秒間の点滅を繰り返した場合、「2秒点灯:2秒消灯」という点滅パターンを特定してもよい。
(2-3)対象物の状態の特定
メモリ120は、「パターン-状態データベース」を格納していてもよい。「パターン-状態データベース」は、点滅パターンと対象物の状態とを関連付けるデータベースである。マイコン110は、特定した点滅パターンに関連付けられた状態を、積層表示灯500の対象物の状態として特定してもよい。
「パターン-状態データベース」は、たとえば、「2秒点灯:2秒消灯」という点滅パターンと「プロセス終了」という状態とを関連付けていてもよい。
「パターン-状態データベース」は、表示灯の色と点滅パターンとの組合せを、対象物の状態と関連付けていても良い。たとえば、赤色の表示灯の「1秒点灯:1秒消灯」という点滅パターンが、「設備異常」という状態と関連付けられていてもよい。また、緑色の表示灯の「2秒点灯:2秒消灯」という点滅パターンが、「プロセス終了」という状態と関連付けられていてもよい。
「パターン-状態データベース」は、点滅パターンに代えて、または、点滅パターンに加えて、点滅周期(もしくは表示灯の色と点滅周期との組合せ)と対象物の状態とを関連付けていてもよい。
(3)第2閾値の設定
図3は、照度センサ(照度センサ101~103のいずれか)によって検出された照度と閾値Vthとの関係の他の例を示す図である。
図3の例は、照度センサ101~103が設置された場所(すなわち、表示灯501~503が設置された場所)に外光が入ったときの照度を表す。図2の例では、外光が入らない状態での照度が示された。図3の例では、外光により、図2の例と比較して、時刻T1~T15のすべてにおいて照度の値が大きくなっている。図3の例では、時刻T7の照度は、外光が入らない状態では図2に示されたように値Vthを下回るにもかかわらず、外光の影響によって値Vthを超えている。すなわち、外光の影響によって、外光が入らない状態では消灯と判定される時刻においても、点灯と判定される照度の値となっている。
点灯識別装置100は、点灯/消灯の判定結果が、外光等の、照度センサ101~103が設置された場所の環境の変化に影響を受けないようにするために、判定に利用される閾値が、照度センサ101~103によって当該場所で検出された照度を利用して設定される。本明細書では、判定に利用される閾値を「第2閾値」と呼ぶ場合があり、第2閾値を設定するために利用される仮の閾値を「第1閾値」と呼ぶ場合がある。
図4は、平均点灯照度および平均消灯照度の算出方法を説明するための図である。平均点灯照度および平均消灯照度は、第2閾値の設定のために算出される。
図4において、値TH1は、第1閾値を表す。図4の値TH1は図3の値Vthと同じ値である。図4では、線L12として示されるように、照度センサによって検出される照度は図3に示されたものと同じ値を有する。
第1閾値の値は、たとえば、出荷時のメモリ120に予め格納されている。なお、第1閾値は、ユーザによって設定されてもよい。たとえば、端末300において入力された第1閾値が、サーバ200を経由して点灯識別装置100へ送信され、メモリ120に格納されてもよい。また、第1閾値は、照度センサ周辺の照度に基づいて(たとえば、周辺照度の1/4の値)設定されてもよいし、表示灯の消灯時の照度に基づいて(たとえば、消灯時の照度の2倍の値)設定されてもよいし、表示灯の点灯時の照度に基づいて(たとえば、点灯時の照度の1/5の値)設定されてもよい。
図4において、「VU」は平均点灯照度を表し、「VO」は平均消灯照度を表す。マイコン110は、所与の期間の照度の検出値のうち、平均点灯照度VUとして、TH1以上の値の平均値を算出する。図4には、参考として、時刻T1~T15の期間の検出値のうち、TH1以上の検出値のうち、最大値がVUmaxとして示され、最小値がVUminとして示されている。
マイコン110は、所与の期間の照度の検出値のうち、平均消灯照度VOとして、TH1より低い値の平均値を算出する。図4には、参考として、時刻T1~T15の期間の検出値のうち、TH1より低い検出値のうち、最大値がVOmaxとして示され、最小値がVOminとして示されている。
図5は、第2閾値の設定方法を説明するための図である。図5には、第2閾値TH2に加えて、図4に示された平均点灯照度VUおよび平均消灯照度VOが示されている。マイコン110は、第2閾値TH2として、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの中間値を算出する。
マイコン110は、上記のように算出された値TH2を、第2閾値として設定して(メモリ120に格納して)、点灯/消灯の判定に利用する。マイコン110は、照度センサ101~103のそれぞれについて、平均点灯照度VUおよび平均消灯照度VO、ならびに、第2閾値TH2を算出してもよい。図4~図5では第1閾値より第2閾値が大きくなる例を示したが、平均点灯照度VUおよび平均消灯照度VOの値によっては、第2閾値が第1閾値より小さくなる場合もあることは自明である。
図5では、線L12として示されるように、照度センサによって検出される照度は図3に示されたものと同じ値を有する。図5の例では、第2閾値TH2を利用して点灯/消灯が判定されることにより、点灯/消灯の判定結果が図2の判定結果と一致している。すなわち、図2で「消灯」と判定された時刻T7の照度は、図3では、外光の影響により「点灯」と判定された。しかしながら、図5では、第2閾値TH2を利用して判定されたことによって、時刻T7の照度は、図2と同様に「消灯」と判定された。
図6は、第2閾値TH2の設定方法を説明するための図である。第2閾値TH2の設定方法として、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの中間値を算出することは単なる一例である。第2閾値TH2は、図6に示されるように、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの間の中間の領域AR2に含まれる特定の位置の値として設定されることが好ましく、領域AR1に含まれる特定の位置の値として設定されることがさらに好ましい。
領域AR2は、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの間の値を十等分して得られる10個の領域のうち中央の4個の領域(30%~70%)を含む。領域AR1は、当該10個の領域のうち中央の2個の領域(40%~60%)を含む。
第2閾値TH2を、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの間のどの位置の値として設定するかは、照度センサが設置される状況に応じて適宜設定され得る。
たとえば、LEDや蛍光灯などの照明は時間の経過とともに発光強度が落ちるため、特に照度センサが検知対象とする表示灯の使用期間が長い(つまり、表示灯が古い)場合、第2閾値設定後に照度センサによって検出されることが想定される照度は低くなりやすい。このような場合には、第2閾値は低めに設定されることができ、第2閾値THは、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの中間値より低い位置として例えば30%と設定されることができる。
一方、照度センサが時間によって外光が入る程度が変化するような場所に設置され、外光の量が少ない時間に第2閾値を求める場合、外光の量が多い時間には照度センサによって検出されることが想定される照度は高くなる。このような場合には、第2閾値は高めに設定されることが好ましい。したがって、第2閾値THは、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの中間値より高い位置、例えば70%と設定されることが好ましい。
なお、設定される第2閾値TH2において平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの値を確実に反映されるためには、第2閾値THは、平均点灯照度VUと平均消灯照度VOの中間値に設定されることが好ましい。
(4)点灯識別装置の構成の変形例
(4-1)第1変形例
表示灯の点灯/消灯の判定、点滅周期の算出、点滅パターンの特定、対象物の状態の特定のうち少なくとも1つは、点灯識別装置100の代わりに、サーバ200によってなされてもよい。後者の場合、点灯識別装置100は、サーバ200に照度センサによって検出された照度を送信してもよいし、照度値データのノイズをフィルタリングなど前処理したデータに変換したのち送信してもよい。
この場合、サーバ200は、図4および図5を参照して説明されたように、第2閾値TH2を設定してもよい。より具体的には、サーバ200において、CPU210が所与のプログラムを実行することによってデータ(照度等)を用いた演算を実施し、これにより、表示灯の点灯/消灯の判定等の各種の処理が実行される。
図1に示されたシステムにおいて、点灯識別装置100は、表示灯の点灯/消灯の判定結果、点滅周期、および/または、点滅パターンをメモリ120に記録してもよい。なお、これらの記録は、点灯識別装置100に代わって、または点灯識別装置100に加えて、サーバ200で行われてもよい。
(4-2)第2変形例
図7は、点灯識別装置100の構成の変形の一例を示す図である。図8は、図7のミラーユニットの側面を示す図である。
図7および図8の例では、点灯識別装置100は、図1の照度センサ101,102,103の代わりに照度センサ411,412,413を含み、また、ミラーユニット400をさらに含む。ミラーユニット400は、ミラー401,402,403を含む。
ミラー401,402,403のそれぞれは、表示灯501,502,503のそれぞれに対応するように設置されている。ミラー401,402,403のそれぞれは、表示灯501,502,503のそれぞれが点灯することによって生じた光を、照度センサ411,412,413のそれぞれに導入する。これにより、図1の照度センサ101,102,103と比較して、照度センサ411,412,413がまとめて配置され得る。
(4-3)第3変形例
図9は、点灯識別装置100の構成の変形例の他の例を示す図である。図10は、図9のミラーユニットの側面を示す図である。
図9および図10に示された例では、点灯識別装置100は、ミラーユニット400(図7)の代わりにミラーユニット420を含み、さらにRGB(Red Green Blue)センサ430を含む。ミラーユニット420は、半透明ミラー421,422,423を含む。
半透明ミラー421,422,423のそれぞれは、表示灯501,502,503のそれぞれに対応するように設置されている。半透明ミラー421,422,423のそれぞれは、表示灯501,502,503のそれぞれが点灯することによって生じた光を、RGBセンサ430に導入する。RGBセンサ430は、導入された光の、光量だけでなく色相をマイコン110に出力する。この例では、マイコン110は、RGBセンサ430から出力された光量を、表示灯の点灯/消灯による照度として利用する。
マイコン110は、RGBセンサ430から出力された色相から、表示灯501,502,503のうちのどれが点灯しているかを特定し得る。この例では、3つの照度センサの代わりに、1つのRGBセンサを利用して、表示灯501,502,503のそれぞれの点灯/消灯が判定され得る。この例では、表示灯に取り付ける装置を小型化できる。
(4-4)第4変形例
図11は、点灯識別装置100の構成の変形例のさらに他の例を示す図である。図12は、図11のミラーユニットの側面を示す図である。
図11および図12に示された例では、点灯識別装置100は、ミラーユニット400(図7)の代わりにミラーユニット420を含み、さらにカラーフィルタ440を含む。
カラーフィルタ440は、照度センサ411,412,413のそれぞれに対応する3つの領域を含む。当該3つの領域のうち、照度センサ411に対応する領域は、赤色に対応する波長の光を選択的に通過させる。照度センサ412に対応する領域は、黄色に対応する波長の光を選択的に通過させる。照度センサ413に対応する領域は、緑色に対応する波長の光を選択的に通過させる。
照度センサ411,412,413は、カラーフィルタ440を介して導入される光の照度を検出するため、表示灯501,502,503のそれぞれの点灯/消灯をより正確に検出することができる。
(4-5)第5変形例
図13は、点灯識別装置100における照度センサ101,102,103とマイコンとの接続態様の変形例の一例を示す図である。
図13の例では、点灯識別装置100は、接点101A,102A,103Aと、スイッチ101Xとを含む。接点101A,102A,103Aのそれぞれは、照度センサ101,102,103のそれぞれをマイコン110と接続させる。スイッチ101Xは、接点101A,102A,103Aのいずれかを、マイコン110に接続させる。
マイコン110は、基本的に、一定の周期(たとえば、数十ミリ秒程度の周期)で、スイッチ101Xに接続させる接点を接点101A,102A,103Aの順に切り替える。そして、マイコン110は、照度センサ101,102,103のいずれかが対応する表示灯が点灯していることを表す照度(閾値を超える照度)を出力した場合には、当該表示灯が消灯していることを表す照度を連続して特定の時間(たとえば、5秒)出力するまで、接点の切替を保留する。
たとえば、マイコン110が照度センサ101(接点101A)と接続されたときに照度センサ101が点灯を表す照度を出力すると、マイコン110は、スイッチ101Xに、マイコン110と照度センサ101との接続を維持させる。これにより、マイコン110は、照度センサ101から継続的に出力される照度を利用して、点灯/消灯を判定し、また、点滅周期および点滅パターンを特定する。その後、照度センサ101から出力される照度が、特定の時間継続して消灯を表すものである状態が発生すると、マイコン110は、スイッチ101Xに、接続させる接点を接点101A,102A,103Aの順に切り替えさせる。
(4-6)第6変形例
図14は、点灯識別装置100における照度センサ101,102,103とマイコンとの接続態様の変形例の他の例を示す図である。
図14の例では、点灯識別装置100は、マイコン110(図1)の代わりに、3つのマイコン110A,110B,110Cを含む。マイコン110A,110B,110Cのそれぞれは、照度センサ101,102,103と接続される。すなわち、図14の例では、点灯識別装置100は、各照度センサに対応する複数のマイコンを含む。
図14ではメモリ120が省略されている。図14の例では、マイコン110A,110B,110Cのそれぞれがメモリ120に接続されている。すなわち、マイコン110A,110B,110Cのそれぞれが、メモリ120内のデータを利用し、また、メモリ120にデータを格納する。変形例として、それぞれのマイコン内に設置されたメモリを使ってもよいし、照度センサとマイコンと送信機が一体化したものを三つ使えば、ブロック図上送信機は三つ存在することになるが、それらも本発明に含まれうる。
(5)処理の流れ
(5-1)メインフロー
図15は、表示灯の点灯/点滅、ならびに、点滅周期および点滅パターンの特定のために実施されるメインフローを示す図である。図15の処理は、たとえばマイコン110が所与のプログラムを実行することによって実現される。図15の処理は、たとえば点灯識別装置100への電源の投入が開始されたときに実行される。また本フローは、点灯識別装置100を含むシステムとして図1に示す構成を有するシステムにおいて実行される処理を規定する。変形例については適宜異なるフローに従った処理が採用され得る。
ステップS100にて、マイコン110は、初期設定処理を実行する。初期設定処理の内容は、図16を参照して後述する。
ステップS300にて、マイコン110は、照度センサから照度を取得する。照度を取得する処理(照度取得処理)の内容は、図17を参照して後述する。
ステップS500にて、マイコン110は、パターン判定処理を実行する。パターン判定処理の内容は、図18を参照して後述する。
(5-2)初期設定処理
図16は、初期設定処理のサブルーチンの流れを示す図である。図16を参照して、初期設定処理について説明する。
ステップS102にて、マイコン110は、照度センサ(照度センサ101,102,103のいずれか)から出力された照度をメモリ120に記録する。照度は、当該照度が検出された時刻とともに記録されてもよい。
ステップS104にて、マイコン110は、メモリ120から第1閾値TH1を読み出す。
ステップS106にて、マイコン110は、ステップS104の第1閾値TH1を値Vthとして利用して、平均点灯照度VU(図4)を算出する。
ステップS108にて、マイコン110は、ステップS104の第1閾値TH1を値Vthとして利用して、平均消灯照度VO(図4)を算出する。
ステップS110にて、マイコン110は、ステップS106の平均点灯照度VUとステップS108の平均消灯照度VOを利用して、第2閾値TH2(図5)を算出する。
ステップS112にて、マイコン110は、ステップS110の第2閾値TH2を、表示灯の点灯/消灯の判定用の閾値として設定する。すなわち、マイコン110は、第2閾値TH2を判定用の閾値としてメモリ120に記録する。その後、マイコン110は、処理を図15にリターンさせる。
図16を参照して説明された初期設定では、ステップS102において記録される照度について、第1閾値TH1以上の照度の数と第1閾値TH1未満の数の双方が所与の規定データ数に到達するまで、平均点灯照度VUまたは平均消灯照度VOが更新されてもよい。
この場合、マイコン110は、新たに記録された照度が第1閾値TH1以上であれば、新たに記録された照度を平均点灯照度VUの更新に利用する。すなわち、それまでに平均点灯照度VUの算出に利用された照度と新たに記録された照度との平均値によって、平均点灯照度VUの値が更新される。平均点灯照度VUの値の更新は、ステップS102において記録される第1閾値以上の新たな照度の数が上記規定データ数に到達するまで継続される。
また、マイコン110は、新たに記録された照度が第1閾値TH1未満であれば、新たに記録された照度を平均消灯照度VOの更新に利用する。すなわち、それまでに平均点灯照度VOの算出に利用された照度と新たに記録された照度との平均値によって、平均消灯照度VOの値が更新される。平均消灯照度VOの値の更新は、ステップS102において記録される第1閾値未満の新たな照度の数が上記規定データ数に到達するまで継続される。
そして、マイコン110は、上記規定データ数の照度を利用して算出および更新された平均点灯照度VUと、上記規定データ数の照度を利用して算出および更新された平均消灯照度VOとを利用して、第2閾値TH2を算出する。その後、マイコン110は、算出された第2閾値TH2を、表示灯の点灯/消灯の判定用の閾値として設定する。
なお、マイコン110は、初期設定処理(S100)の終了を待たずに、照度取得処理(S300)およびパターン判定処理(S500)を実施してもよい。この場合、マイコン110は、第2閾値TH2の設定が完了するまで(初期設定処理が終了するまで)は、第1閾値TH1を利用して、パターン判定処理(S500)を実施してもよい。
マイコン110は、照度センサ101,102,103のそれぞれについて、図16の処理を実行する。これにより、点灯識別装置100では、表示灯ごとに第2閾値が設定される。
照度センサ101,102,103のそれぞれについて、照度の値と第1閾値TH1との関係は異なり得るため、第1の閾値以上の照度の数および第1閾値未満の照度の数が上記の「規定データ数」に到達するタイミングが異なり得る。したがって、「規定データ数」を言及して上述した第2閾値の算出および設定では、照度センサ101,102,103のそれぞれについて、互いに異なるタイミングで第2閾値が算出および設定され得る。
図15および図16を参照して説明されたように、点灯識別装置100では、電源投入後に第2閾値が設定される。なお、第2閾値の設定は、他のタイミングで(たとえば、ユーザが端末300に入力した指示がサーバ200を介して点灯識別装置100に入力されたとき)実行されてもよい。
(5-3)点灯/消灯判定処理
図17は、照度取得処理のサブルーチンの流れを示す図である。マイコン110は、照度センサ101,102,103のそれぞれについて、照度取得処理を実行する。図17を参照して、照度取得処理について説明する。
ステップS302にて、マイコン110は、照度センサによって検出された照度を読み出してメモリ120に記録する。照度は、検出された時刻とともに記録されてもよい。
ステップS304にて、マイコン110は、ステップS302で記録された照度が第2閾値TH2以上であるか否かを判断する。マイコン110は、照度が第2閾値TH2であると判断するとステップS306へ制御を進め(ステップS304にてYES)、そうでなければステップS308へ制御を進める(ステップS304にてNO)。
ステップS306にて、マイコン110は、メモリ120に、ステップS302で記録された照度に関連付けて、判定結果「点灯」を記録する。その後、図15へ処理をリターンさせる。
ステップS308にて、マイコン110は、メモリ120に、ステップS302で記録された照度に関連付けて、判定結果「消灯」を記録する。その後、図15へ処理をリターンさせる。
以上のように、照度取得処理では、第2閾値TH2が、点灯/消灯の判定用の閾値として利用される。ステップS306またはステップS308で記録された判定結果は、ステップS304において照度を記録された照度センサに対応する表示灯の判定結果を表す。
(5-4)パターン判定処理
図18は、パターン判定処理のサブルーチンの流れを示す図である。図18を参照して、パターン判定処理について説明する。
ステップS502にて、マイコン110は、直近の所与の期間(たとえば、10秒間)の各表示灯の点灯/消灯の判定結果を時系列データとして読出す。
ステップS504にて、マイコン110は、ステップS502で読み出した所与の期間の判定結果から、対応する表示灯の状態(点灯、消灯、および点滅)を特定する。一実現例では、マイコン110は、判定結果が一定時間以上連続して「点灯」であれば、状態として「点灯」を特定してもよい。マイコン110は、判定結果が一定時間以上連続して「消灯」であれば、状態として「消灯」を特定してもよい。マイコン110は、判定結果において「点灯」と「消灯」とが繰り返し切り替わる場合には、状態として「点滅」を特定してもよい。対応する表示灯の状態として「点滅」を特定した場合、マイコン110は、さらに、点滅周期および/または点滅パターンを特定してもよい。
ステップS506にて、マイコン110は、上述の「パターン-状態データベース」を参照し、対象物の状態として、ステップS504において特定された点滅周期および/または点滅パターンに対応する状態を特定する。
ステップS508にて、マイコン110は、ステップS506において特定された状態をサーバ200へ送信する。その後、マイコン110は、図15へ処理をリターンさせる。
図18の処理では、マイコン110は、ステップS508において、さらに、ステップS302(図17)で格納された各照度センサの(各表示灯の)点灯/消灯の判定結果、および/または、ステップS504で特定された点滅周期・点滅パターンをサーバ200に送信してもよい。
なお、マイコン110は、表示灯501,502,503のうちのいずれかが点灯していることを特定すると、照度取得処理を開始し、特定の時間(たとえば、5秒間)以上、照度取得を繰り返してからS300の照度取得処理を終了させて、S500のパターン判定に移ってもよい。そして、マイコン110は、照度取得処理の開始から終了までの期間において取得された判定結果(S306,S308)を用いて、後述するパターン判定処理を実施してもよい。
[第2実施の形態]
第2実施の形態では、第1実施の形態に対して、マイコン110が実行する処理の内容が変更される。
図19は、第2実施の形態におけるメインルーチンの流れを示す図である。図19の処理では、マイコン110は、ステップS100の初期設定処理の後、ステップS150にて、第2閾値の更新タイミングが到来しているか否かを判断する。
更新タイミングが到来したか否かは、たとえば、予め定められた更新用のタイミング(1日のうちの特定の時刻、1か月のうちの特定の日の特定の時刻(毎月1日の午前9時、毎月第1月曜日の午前9時、等))が到来したか否かに基づいて判断される。
マイコン110は、更新タイミングが到来していないと判断するとステップS300およびステップS500へ制御を進め(ステップS150にてNO)、到来していると判断するとステップS200へ制御を進める(ステップS150にてYES)。ステップS200にて、マイコン110は、図20を参照して説明される第2閾値更新処理を実行した後、ステップS150へ制御を戻す。
なお、ステップS300,S500のそれぞれの制御の後で処理が図19にリターンされると、マイコン110は、ステップS150の制御を実行する。
図20は、第2閾値更新処理のサブルーチンの流れを示す図である。マイコン110は、照度センサごとに、第2閾値更新処理を実行する。
第2閾値更新処理では、ステップS202にて、マイコン110は、直前の一定期間(たとえば、1分間)に、図20の処理が対象とする照度センサによって検出された照度の記録をメモリ120から読み出す。
ステップS203にて、マイコン110は、現在第2閾値として利用している値で、第1閾値を更新する。すなわち、図20の第2閾値更新処理では、直前まで第2閾値として利用されていた値が、第1閾値として利用される。
ステップS204にて、マイコン110は、ステップS202において読み出された照度に、更新された第1閾値以上の照度が含まれているか否かを判断する。マイコン110は、含まれていると判断するとステップS206へ制御を進め(ステップS204にてYES)、含まれていないと判断するとステップS208へ制御を進める(ステップS204にてNO)。
ステップS206にて、マイコン110は、ステップS202において読み出した照度と更新された第1閾値とを用いて、平均点灯照度VU(図4)を算出する。そして、マイコン110は、既にメモリ120に格納されている平均点灯照度VUの値を、今回算出された平均点灯照度VUの値で更新する。
ステップS208にて、マイコン110は、既にメモリに120に格納されている平均点灯照度VUの値を読み出す。
ステップS210にて、マイコン110は、ステップS202において読み出された照度に、更新された第1閾値未満の照度が含まれているか否かを判断する。マイコン110は、含まれていると判断するとステップS212へ制御を進め(ステップS210にてYES)、含まれていないと判断するとステップS214へ制御を進める(ステップS210にてNO)。
ステップS212にて、マイコン110は、ステップS202において読み出した照度と更新された第1閾値とを用いて、平均消灯照度VO(図4)を算出する。そして、マイコン110は、既にメモリ120に格納されている平均消灯照度VOの値を、今回算出された平均消灯照度VOの値で更新する。
ステップS214にて、マイコン110は、既にメモリに120に格納されている平均消灯照度VOの値を読み出す。
ステップS216にて、ステップS206で算出されたまたはステップS208で読み出された平均点灯照度VU、および、ステップS212で算出されたまたはステップS214で読み出された平均消灯照度VOを利用して、新たな第2閾値TH2(図5)を算出する。
ステップS218にて、マイコン110は、既にメモリ120に格納されている第2閾値をステップS216にて算出された第2閾値TH2で更新する。その後、マイコン110は、処理を図19にリターンさせる。
第2実施の形態では、図20の第2閾値更新処理が実行された場合、それ以降の表示灯の点灯/消灯の判定には、ステップS218において更新された第2閾値が利用される。
[第3実施の形態]
第3実施の形態では、第1実施の形態に対して、マイコン110が実行する処理の内容が変更される。
図21は、照度センサ101,102,103によって検出された照度の時間変化の一例を示す図である。図21のグラフでは、縦軸は照度を表し、横軸は時間を示す。線LR,LY,LGのそれぞれは、照度センサ101,102,103のそれぞれの照度の変化の一例を示す。図21のグラフには、点灯/消灯の判定に利用される第2閾値TH2が示されている。なお、線LR,LY,LGのそれぞれは、説明の便宜のために、第2閾値TH2が揃うようにオフセットをかけられた照度を示している。
図21のグラフでは、時刻TBから時刻TCの期間において、照度センサ101,102,103のすべての照度がそれぞれの第2閾値TH2を超えている。一方で、積層表示灯500では、表示灯501,502,503のうち2以上の表示灯が同時に点灯することは想定されていない。すなわち、図21のグラフは、照度センサ101,102,103のうち少なくとも2つの検出結果が消灯にも関わらず点灯していると判断される照度であることを表している。これは例えば太陽光など強い光が入った場合にこのような現象が起こると想定される。
第3実施の形態は、2以上の照度センサの検出出力が同時に「点灯」となった場合の対応を含む。
図22は、第3実施の形態のメインフローを示す図である。図22の処理は、図19のメインフローに対して、ステップS200,S300のそれぞれの代わりに、ステップS250,S350のそれぞれを含む。
図23は、第3実施の形態のステップS350において実行される照度取得処理のサブルーチンの流れを示す図である。
図23の処理は、図17の処理と比較して、ステップS305,S310の制御をさらに含む。
より具体的には、ステップS304で照度が第2閾値TH2以上であると判断すると、マイコン110は、ステップS305へ制御を進める。
ステップS305にて、マイコン110は、処理対象の照度センサの他の照度センサの中で、同じ時刻においてその照度が第2閾値TH2以上のものがあるか否かを判断する。他の照度センサの中で同じ時刻におけるその照度が第2閾値TH2以上であるものがないと判断すると(ステップS305にてNO)、マイコン110は、ステップS306へ制御を進める。一方、他の照度センサの中で同じ時刻における照度が第2閾値TH2以上であると判断すると(ステップS305にてYES)、マイコン110は、ステップS310へ制御を進める。
ステップS310にて、マイコン110は、図23が処理対象とする照度センサのその時刻の判定結果として、当該照度センサについて直前に記録された判定結果を維持し、閾値更新フラグをONにして、図22へ処理をリターンさせる。
閾値更新フラグとは、ステップS150において参照されるフラグである。第3実施の形態のステップS150(図22)では、閾値更新フラグがONになっていることが、更新タイミングが到来していることの一例として取り扱われる。
ステップS310において「判定結果を維持」することは、たとえば、マイコン110が、メモリ120に、照度センサのその時刻の判定結果として、直前に記録された判定結果と同じ判定結果を記録することを意味する。
以上説明された図23の処理では、ある時刻において、図23の処理対象の照度センサの照度が第2閾値以上である場合であって、他の照度センサの照度も第2閾値であれば、図23の処理対象の照度センサについての判定結果として、その時点の判定結果ではなく、直前の判定結果が記録される。
図24は、第3実施の形態のステップS250において実行される第2閾値更新処理のサブルーチンの流れを示す図である。
ステップS252にて、マイコン110は、図20の処理が対象とする照度センサによって検出された直前の照度をメモリ120に記録する。ここで直前の照度は直近の1回でも良いし、直前の所定期間(例えば1~2分間)の間のデータを用いてもよい。
ステップS254にて、マイコン110は、最新の判定結果を読み出す。最新の判定結果は、基本的には図23のステップS306またはステップS308で記録されるが、図23のステップS310において他の判定結果(その時点における直前の判定結果)で記録される場合もある。
ステップS256にて、マイコン110は、ステップS254において読み出された判定結果に従って制御の流れを決める。より具体的には、マイコン110は、ステップS254において判定結果が、点灯(S306)であれば、ステップS258へ制御を進め、消灯(S308)であれば、ステップS262へ制御を進める。
ステップS258にて、マイコン110は、ステップS252において記録された照度を利用して、新たな平均点灯照度VUを算出し、これまでの平均点灯照度VUを新たな平均点灯照度VUで更新する。より具体的には、マイコン110は、ステップS252において記録された照度の平均値を算出する。算出された平均値が新たな平均点灯照度VUとして取り扱われる。
ステップS260にて、マイコン110は、これまでの平均消灯照度VOを読み出す。
ステップS262にて、マイコン110は、ステップS252において記録された照度を利用して、新たな平均消灯照度VOを算出し、これまでの平均消灯照度VOを新たな平均消灯照度VOで更新する。より具体的には、マイコン110は、ステップS252において記録された照度から平均値を算出する。算出された平均値が新たな平均消灯照度VOとして取り扱われる。
ステップS264にて、マイコン110は、これまでの平均点灯照度VUを読み出す。
ステップS266にて、ステップS258で算出されたまたはステップS264で読み出された平均点灯照度VU、および、ステップS262で算出されたまたはステップS260で読み出された平均消灯照度VOを利用して、新たな第2閾値を算出する。
ステップS268にて、マイコン110は、既にメモリ120に格納されている第2閾値をステップS266にて算出された第2閾値で更新する。
すなわち、ステップS262にて平均消灯照度VOが更新され、ステップS264にて平均点灯照度VUが読み出される場合、マイコン110は、更新された平均消灯照度VOと、既に求められている平均点灯照度VUとの間の値として算出された値を、新たな第2閾値として設定することになる。
その後、マイコン110は、処理を図22にリターンさせる。図24の処理は各表示灯に対して別々に処理される。
ここでは工場内で装置に取り付けられた三色灯の例で説明したが、例えばトイレの空室状況を検知する場合にも応用できる。例えば、隣接する複数の個室に設置された照度センサの値が同時に上昇もしくは下落した場合は、当該上昇/下落は外光による影響として扱われ、当該上昇/下落によっては空室判断を変えないことで、誤認識を防ぐことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 点灯識別装置、101,102,103,411,412,413 照度センサ、101A,102A,103A 接点、101X スイッチ、110,110A,110B,110C マイコン、120,220 メモリ、130,240 送信機、200 サーバ、230 受信機、300 端末、400,420 ミラーユニット、401,402,403 ミラー、421,422,423 半透明ミラー、430 センサ、440 カラーフィルタ、500 積層表示灯、501,502,503 表示灯。

Claims (11)

  1. 第1の表示灯を含む表示装置の点灯状態を識別する点灯識別装置であって、
    前記第1の表示灯の点灯を検出するための第1の照度センサと、
    前記第1の照度センサによって検出される照度を用いて、前記第1の表示灯の点灯および消灯を判定するプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    第1平均点灯照度として、前記第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち第1閾値以上の照度の平均値を求め、
    第1平均消灯照度として、前記第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち前記第1閾値を下回る照度の平均値を求め、
    第2閾値として、前記第1平均点灯照度と前記第1平均消灯照度の間の値を設定し、
    前記第1の照度センサによって検出された照度が前記第2閾値以上であれば、前記第1の表示灯が点灯していると判定し、
    前記第1の照度センサによって検出された照度が前記第2閾値を下回れば、前記第1の表示灯が消灯していると判定する、点灯識別装置。
  2. 前記第1平均点灯照度と前記第1平均消灯照度の間の値は、前記第1平均点灯照度と前記第1平均消灯照度の間を十等分して得られる10個の範囲のうち中央の4個の範囲のいずれかに位置する、請求項1に記載の点灯識別装置。
  3. 前記プロセッサは、前記第1の表示灯の点灯および消灯の判定結果を外部機器に送信する、請求項1または請求項2に記載の点灯識別装置。
  4. 前記プロセッサは、前記第1の表示灯が点灯していると判定した期間の長さと前記第1の表示灯が消灯していると判定した期間の長さとを利用して、前記第1の表示灯の点滅周期を特定する、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の点灯識別装置。
  5. 前記プロセッサは、前記点滅周期を外部機器に送信する、請求項4に記載の点灯識別装置。
  6. 前記点灯識別装置は、点滅パターンと状態とを関連づけるデータベースを記録したメモリをさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記第1の表示灯が点灯していると判定した期間の長さと前記第1の表示灯が消灯していると判定した期間の長さとを利用して、前記第1の表示灯の点滅パターンを特定し、
    特定された前記点滅パターンに関連付けられた状態を前記メモリのデータベースから読み出し、前記表示装置に対応する対象物の状態として特定する、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の点灯識別装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記第2閾値の値で、前記第1閾値を更新し、
    前記第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち更新後の前記第1閾値以上の照度の平均値で、前記第1平均点灯照度を更新し、
    前記第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち更新後の前記第1閾値を下回る照度の平均値で、前記第1平均消灯照度を更新し、
    更新後の前記第1平均点灯照度および前記第1平均消灯照度を利用して前記第2閾値を更新する、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の点灯識別装置。
  8. 前記表示装置は、第2の表示灯をさらに含み、
    前記第2の表示灯の点灯を検出するための第2の照度センサと、
    をさらに備え、
    前記プロセッサは、
    第2平均点灯照度として、前記第2の照度センサによって検出された複数の照度のうち第2の照度センサの第1閾値以上の照度の平均値を求め、
    第2平均消灯照度として、前記第2の照度センサによって検出された複数の照度のうち前記第2の照度センサの第1閾値を下回る照度の平均値を求め、
    前記第2の照度センサの第2平均点灯照度と第2平均消灯照度の間の値を第2の照度センサの第2閾値と設定し、
    前記第2の照度センサによって検出された照度が第2の照度センサの第2閾値以上であれば、前記第2の表示灯が点灯していると判定し、
    前記第2の照度センサによって検出された照度が前記第2の照度センサの第2閾値を下回れば、前記第2の表示灯が消灯していると判定し、
    前記第1の表示灯および前記第2の表示灯の判定結果を外部機器に出力する、請求項1~5のいずれか1項に記載の点灯識別装置。
  9. 前記点灯識別装置はメモリをさらに備え、
    前記メモリには直前の判定結果と、前記第1の照度センサおよび第2の照度センサの照度の少なくとも一部と、前記第1平均点灯照度、前記第1平均消灯照度、前記第2平均点灯照度、および、前記第2平均消灯照度とが記録されており、
    前記プロセッサは、前記第1の表示灯および前記第2の表示灯に関する判定結果がいずれも点灯であることに応じて、
    前記第1の表示灯および前記第2の表示灯の直前の判定結果をメモリから読み出し、前記直前の判定結果が消灯である場合、前記メモリに記録されている該当する表示灯の照度センサの照度の平均値を前記第1平均消灯照度および前記第2平均消灯照度のうち該当する表示灯の平均消灯照度として新たに記録し、
    新たに記録された平均消灯照度と、既に記録されている前記第1平均点灯照度と前記第2平均点灯照度のうち該当する表示灯の平均点灯照度とを用いて該当する表示灯の照度センサの第2閾値を更新する、請求項8に記載の点灯識別装置。
  10. コンピュータによって実行される、第1の表示灯を含む表示装置の点灯状態を識別する方法であって、
    平均点灯照度として、第1の表示灯の点灯を検出するための第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち第1閾値以上の照度の平均値を求めるステップと、
    平均消灯照度として、前記第1の照度センサによって検出された複数の照度のうち前記第1閾値を下回る照度の平均値を求めるステップと、
    第2閾値として、前記平均点灯照度と前記平均消灯照度の間の値を設定するステップと、
    前記第1の照度センサによって検出された照度を前記第2閾値と比較することによって、前記第1の表示灯が点灯しているかまたは消灯しているかを判定するステップと、を備え、
    前記判定するステップは、
    前記第1の照度センサによって検出された照度が前記第2閾値以上であれば、前記第1の表示灯が点灯していると判定することと、
    前記第1の照度センサによって検出された照度が前記第2閾値を下回れば、前記第1の表示灯が消灯していると判定することと、を含む、点灯識別方法。
  11. 前記表示装置は、第2の表示灯をさらに含み、
    前記判定するステップにおいて前記第1の表示灯および前記第2の表示灯が点灯していると判定されたことに応じて、
    直前の判定結果を読み出すステップと、
    前記直前の判定結果の判定が消灯であり、今回の判定結果が点灯であると判定された表示灯について、前記第1の照度センサの複数の照度から平均値を求め、前記第1の表示灯の前記平均消灯照度を更新するステップと、
    更新された前記平均消灯照度と、既に求められている平均点灯照度との間の値を、新たな前記第2閾値として設定するステップと、
    を含む、請求項10に記載の点灯識別方法。
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