JP7143031B2 - 搬送装置およびこれを備えた被搬送体処理装置 - Google Patents

搬送装置およびこれを備えた被搬送体処理装置 Download PDF

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本発明は、搬送装置およびこれを備えた被搬送体処理装置に関し、例えば、シャリ玉を載せた皿の搬送途中で寿司ネタの盛付作業を行うシャリ玉処理装置に関するものである。
シャリ玉処理装置については、例えば、特許文献1に記載があり、シャリ玉を成形するシャリ玉成形機と、シャリ玉成形機により成形されたシャリ玉を皿に載せた状態で搬送するベルトコンベアと、シャリ玉成形機で成形されたシャリ玉をベルトコンベア上の皿に移載する移載機構とを有するシャリ玉処理装置が開示されている。
ベルトコンベアは、一定の高さで直線的に延在した状態で設けられている。このベルトコンベアによるシャリ玉の搬送途中で、魚介類等のような寿司ネタが作業者によってシャリ玉上に盛り付けられ、来店客に提供されるようになっている。
特開2018-117527号公報
上記のようなシャリ玉処理装置では、例えば、シャリ玉の搬送途中でシャリ玉上に寿司ネタを盛り付けるための作業(以下、ネタ盛付作業という)の効率が低下する場合がある。
図15および図16は、発明者が検討したシャリ玉処理装置100の斜視図である。図15および図16に示すように、機械設置台101上には、シャリ玉成形機102が設置されている。このシャリ玉成形機102の後段には、ネタ盛付作業を行うための作業台103が設置されている。この作業台103の上面高さは、作業者が立って作業をするのに最適な高さに設定されている。
また、シャリ玉成形機102の後段には、作業台103に沿ってベルトコンベア104(図16参照)が設置されている(図15では作業台103の影になりベルトコンベアが図示されていない)。このベルトコンベア104は、シャリ玉105を載せた皿106を搬送する搬送機構部であり、シャリ玉成形機102の後段に、一定の高さで、かつ、平面視で直線状に配置されている。作業者は、作業台103を挟んでベルトコンベア104の側面側に立ってネタ盛付作業を行うようになっている。
また、図15および図16では、シャリ玉成形機102の後段であって作業台103の上方に、例えば、特急レーン等のような既存設備107が設置されている。図15では、既存設備107がシャリ玉成形機102の直後段に設置され、図16では、既存設備107が図15の場合よりもシャリ玉105の搬送下流に設置されている場合が例示されている。
まず、図15では、ベルトコンベア上のシャリ玉105が既存設備107に干渉しないように、ベルトコンベアの高さを作業台103の上面高さより低く設定している場合が例示されている。この場合、シャリ玉105上にネタを盛り付けるネタ盛付作業領域(図15の既存設備107の右側)でも、ベルトコンベアの高さが作業台103の高さより低い位置になっている。このため、ネタ盛付作業に際し作業者は、作業台103より低い位置にある皿に手を伸ばして、シャリ玉105が載せられ皿106を取り上げて作業台103上でネタ盛付作業を行う一方、ネタ盛付作業が終了したシャリ玉105を載せた皿106を作業台103より低い位置にあるベルトコンベア上に戻すことになる。すなわち、作業者はネタ盛付作業を不自然な姿勢で繰り返すことになるので作業者の負荷が大きい、という問題がある。
また、図15に示す場合、ネタ盛付作業領域では、ベルトコンベアの高さが作業台103の高さより低いので、ベルトコンベア上のシャリ玉105および皿106の視認性が低くなっている。このため、作業者は、シャリ玉105が載せられた皿106が搬送されてきたのを見逃してしまい、シャリ玉処理装置100に対して余計な生産指示を与えてしまう場合があり、その結果、食品ロスが発生する場合がある、という問題がある。これらの問題により、ネタ盛付作業の効率が低下する場合がある。
一方、図16では、例えば、機械設置台101下を物置等に使用するために、機械設置台101の上面高さをあまり低くできない場合が例示されている。この場合、機械設置台101の上面高さが、図15の場合よりも高く、作業台103の上面に近づいている。このため、ベルトコンベア104の高さも図15の場合よりも高くせざるを得ず、ベルトコンベア104上のシャリ玉105が既存設備107に干渉してしまう。したがって、この場合は、既存設備107のレイアウトの変更を余儀なくされる、という問題がある。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、被搬送体に対する作業効率を向上させることのできる技術を提供することを目的とする。
また、本発明は、既存設備のレイアウトを変更することなく、被搬送体の供給側の高さの要求に柔軟に対応することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の搬送装置は、被搬送体を搬送する搬送路体と、前記搬送路体を回転駆動する駆動手段と、を備え、前記搬送路体は、前記被搬送体の搬送方向に沿って延在する路体本体と、前記路体本体をガイドするガイド部と、を備え、前記路体本体は、前記路体本体の延在方向に沿って前記路体本体の外周に螺旋状に設けられた螺旋突起部と、前記路体本体の延在方向に沿って配置された複数の単位部分と、を有し、前記単位部分において前記延在方向に交差する第1の端面には、湾曲面を有する突起部が設けられ、前記単位部分において前記第1端面の反対面の第2の端面には、前記突起部を嵌合することが可能な溝部が設けられ、前記複数の単位部分において互いに隣接する一方の単位部分と他方の単位部分とは、前記一方の単位部分の前記溝部内に、前記他方の単位部分の前記突起部が嵌合されることで互いに連結されており、前記路体本体が前記延在方向に対して交差する方向に曲折自在となるように、前記他方の単位部分の前記突起部の湾曲面の一部は前記一方の単位部分の前記溝部の内面の一部に接触し、前記他方の単位部分の前記突起部において前記湾曲面の一部以外の部分と前記一方の単位部分の前記溝部の内面との間に隙間が設けられ、かつ、前記一方の単位部分の前記第2の端面と前記他方の単位部分の前記第1の端面との間に隙間が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記搬送路体は、第1搬送路体部と、前記第1搬送路体部より高い位置に設けられた第2搬送路体部と、前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部との間に設けられ、前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部とを連結するように傾斜した状態で設けられた第3搬送路体部と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、前記被搬送体は、シャリ玉が載せられた皿であることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の被搬送体処理装置は、被搬送体を供給する被搬送体供給手段と、前記被搬送体供給手段から供給された前記被搬送体を搬送する請求項1~3の何れか一項に記載の搬送装置と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記請求項4に記載の発明において、前記被搬送体供給手段は、シャリ玉を供給するシャリ玉供給手段と、前記シャリ玉を載せる皿を供給する皿供給手段と、を備え、前記被搬送体は、前記シャリ玉が載せられた皿であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、前記搬送路体は、第1搬送路体部と、前記第1搬送路体部より高い位置に設けられた第2搬送路体部と、前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部との間に設けられ、前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部とを連結するように傾斜した状態で設けられた第3搬送路体部と、を有し、前記第1搬送路体部は既存設備の配置領域に設けられ、前記第2搬送路体部は前記シャリ玉上に寿司ネタを盛り付ける作業の領域に設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記請求項6に記載の発明において、前記搬送路体は、さらに、前記第1搬送路体部より搬送上流に設けられ、前記第1搬送路体部より高い位置に設けられた第4搬送路体部と、前記第4搬送路体部と前記第1搬送路体部との間に設けられ、前記第4搬送路体部と前記第1搬送路体部とを連結するように傾斜した状態で設けられた第5搬送路体部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、被搬送体に対する作業効率を向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、既存設備のレイアウトを変更することなく、被搬送体の供給側の高さの要求に柔軟に対応することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係るシャリ玉処理装置の斜視図である。 図1中の作業台を取り除いて示したシャリ玉処理装置の斜視図である。 図1および図2のシャリ玉処理装置を構成する搬送装置の説明図である。 図1~図3のシャリ玉処理装置の搬送装置を構成する搬送コンベアのコンベア本体を側面側から見た斜視図である。 図4のコンベア本体の変形例を示す斜視図である。 (a)は図5のコンベア本体を正面から見た斜視図、(b)は図5のコンベア本体を背面から見た斜視図である。 図4のコンベア本体の要部側面図である。 図7のI-I線の断面図である。 (a)~(c)は図8のコンベア本体の要部拡大断面図である。 図7のコンベア本体を上方から見た場合の要部上面図である。 図10のII-II線の断面図である。 (a)~(c)は図11のコンベア本体の要部拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るシャリ玉処理装の斜視図である。 図13中の作業台を取り除いて示したシャリ玉処理装置の斜視図である。 発明者が検討したシャリ玉処理装置の斜視図である。 発明者が検討したシャリ玉処理装置の斜視図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態に係るシャリ玉処理装置の配置例を示す斜視図、図2は図1中の作業台を取り除いて示したシャリ玉処理装置の斜視図、図3は図1および図2のシャリ玉処理装置を構成する搬送装置の説明図、図4は図1~図3のシャリ玉処理装置の搬送装置を構成する搬送コンベアのコンベア本体を側面側から見た斜視図、図5は図4のコンベア本体の変形例を示す斜視図、図6(a)は図5のコンベア本体を正面から見た斜視図、図6(b)は図5のコンベア本体を背面から見た斜視図である。
図1に示すように、シャリ玉処理装置(被搬送体処理装置)Mは、シャリ玉供給部(被搬送体供給手段)20と、搬送装置30とを備えている。シャリ玉供給部20は機械設置台MB上に載置されている。このシャリ玉供給部20の後段において、搬送装置30の搬送コンベア(搬送路体)31の幅方向(シャリ玉Rの搬送方向に直交する方向)の片側側面には搬送コンベア31に沿ってネタ盛付作業用の作業台WBが設置されている。作業者は、作業台WBを挟んで搬送コンベア31の片側側面に立って、搬送コンベア31で搬送される皿D上のシャリ玉R上に魚介類等のような寿司ネタを載せるようになっている。このため、作業台WBの上面高さは、作業者が立って作業をするのに最適な高さに設定されている。また、シャリ玉供給部20の直後段において搬送コンベア31および作業台WBの上方には、例えば、特急レーン等のような既存設備EFが設置されている。なお、上記した機械設置台MBの上面高さは、機械設置台MB上のシャリ玉供給部20から供給されるシャリ玉Rが既存設備EFに干渉しない高さに設定されている。
図1および図2に示すように、シャリ玉供給部20は、シャリ玉Rを成形して皿Dに自動で供給する装置であり、シャリ玉成形機(シャリ玉供給手段)21と、皿供給機(皿供給手段)22とを備えている。
シャリ玉成形機21は、米飯塊を押圧してシャリ玉Rを自動成形する機構部であり、シャリ玉成形機21の片側側面を搬送コンベア31に向け、シャリ玉成形機21の前面(表示パネル21a等が配置された面)を作業者の立ち位置側に向けた状態で設置されている。なお、表示パネル21aは、例えば、タッチボタン付きの液晶パネルで構成されており、表示の他、シャリ玉供給部20の操作部を兼ねている。
シャリ玉成形機21の上部には、投入蓋21bを開いて開口部から米飯(酢飯等)が投入されるホッパ21cが設置されている。このホッパ21cの下方には、ホッパ21cから供給された米飯をほぐして所定重量に計量分割して米飯塊とし、これをさらに下方のターンテーブル(図示せず)の成形孔に投入する機構部(図示せず)が設けられている。
最下部のターンテーブルは、例えば円柱板状に形成されており、その円形上面を上に向けた状態で、一方向(例えば反時計回りの方向)に間欠的に回転可能な状態で設けられている。このターンテーブルの円形上面には、その周方向に沿って予め決められた間隔毎に複数個の成形孔が形成されている。この成形孔に投入された米飯塊が、ターンテーブルの回転に伴って成形孔内の成形下型とその上方の成形上型とによって押圧されることで略俵形のシャリ玉Rが成形されるようになっている。
ターンテーブルの各成形孔は、例えば、平面視で楕円形または長円形に形成されている。各成形孔は、その長手方向をターンテーブルの径方向に沿わせた状態で配置されており、ターンテーブルの円形上面に全体として放射状に配置されている。但し、シャリ玉成形機は、米飯塊を押圧してシャリ玉Rを成形することができれば足り、本実施の形態のようにターンテーブルを備えた構造に限定されるものではない。また、成形されるシャリ玉Rの形状は本実施の形態のような略俵形である必要はなく、例えば、手まり寿司と呼ばれる略球形のシャリ玉であっても良い。また、成形孔での成形後のシャリ玉の外周側面に海苔を巻き付ける軍艦巻装置をターンテーブル上に設けても良い。
皿供給機22は、複数枚の皿(シャリ玉Rを載せる容器)Dをストックして1枚ずつ供給する機構部であり、ストック部22aと、皿供給コンベア22b-1,22b-2とを備えている。
ストック部22aには、例えば、3列の皿供給列が設けられており、各皿供給列には、複数枚の皿Dが高さ方向に積み重ねられた状態でストックされている。皿Dは、ストック部22aの皿取出機構(図示せず)によって最下部から順に1枚ずつ皿供給コンベアに落下され、皿供給コンベア22b-1,22b-2を通じて搬送コンベア31へと供給されるようになっている。なお、ここでは、皿Dとして、例えば、丸皿が例示されているが、角皿等、種々の平面形状の皿を用いることができる。また、皿Dに代えて、例えば、長方形状や長円形状等の種々の平面形状のトレイを用いることもできる。
ストック部22aには、例えば、来店客に提供される寿司の価格が皿Dの色で判別できるように、3色の皿Dが色別になって各々の皿供給列にストックされている。このストック部22aの皿供給列の数は3列に限定されるものではないが、例えば、ストック部22aの皿供給列を1列減らしてトレイ等のような他の容器の供給列にする(すなわち、3列より少なくする)と皿Dの供給不足を招いてしまう場合があるので、その観点からは3列以上であることが好ましい。
皿供給コンベア22b-1,22b-2は、ストック部22aから供給された皿Dを搬送コンベア31へ搬送する搬送機構部であり、搬送上流の皿供給コンベア22b-1と、搬送下流の皿供給コンベア22b-2とを備えている。初段の皿供給コンベア22b-1は、ストック部22bから供給された皿Dを後段の皿供給コンベア22b-2へ搬送するコンベアである。後段の皿供給コンベア22b-2は、皿供給コンベア22b-1から搬送された皿Dを搬送コンベア31へ搬送するコンベアであり、皿Dの搬送進路を直交方向に変更するように初段の皿供給コンベア22b-1に対して直交した状態で配置されている。
図2に示すように、皿供給コンベア22b-1,22b-2は、いずれも皿Dの搬送をガイドするガイドレールG1,G2と、そのガイドレールG1,G2の延在方向に沿って皿Dを搬送させる搬送ベルトB1,B2とを備えている。皿供給コンベア22b-1,22b-2のガイドレールG1,G2は、皿Dの搬送方向に沿って延在した状態で設置されている。このガイドレールG1,G2の上面において幅方向両端部には、ガイドレールG1,G2の上面の幅方向両端部が上方に折れ曲がることで形成されたガイド部が形成されている。皿Dは、その底部がガイドレールG1,G2のガイド部で挟まれることで安定した状態で搬送されるようになっている。なお、ガイドレールG1,G2のガイド部は、搬送時において皿Dの両側をガイドする機能を有していれば足り、本実施の形態のようにガイドレールG1,G2の上面の幅方向両端部が折れ曲がって形成されていなくても良い。
皿供給コンベア22b-1,22b-2の搬送ベルトB1,B2は、ガイドレールG1,G2の幅方向中央に、ガイドレールG1,G2の延在方向に沿って移動可能な状態で設置されている。この搬送ベルトB1,B2の表面には、皿Dを皿供給コンベア22b-1,22b-2上に載せるときに皿Dの位置を決めるための複数の突起(プロファイル:図示せず)が搬送ベルトB1,B2の延在方向に沿って予め決められた間隔(プロファイルピッチ)毎に形成されている。このプロファイルピッチは、皿Dの搬送方向の長さに合わせて形成されている。なお、皿供給コンベア22b-1,22b-2の搬送ベルトB1,B2は、例えば、ブラシレスモータによって駆動されている。但し、皿供給コンベア22b-1,22b-2の搬送ベルトB1,B2の駆動は、当該搬送ベルトB1,B2上を移動する皿Dの位置決め制御が可能な駆動手段であれば良く、ブラシレスモータに限定されるものではない。
図1~図3に示すように、搬送装置30は、シャリ玉供給部20から供給されたシャリ玉Rを自動で搬送する装置であり、搬送コンベア31と、駆動機構部(駆動手段:図3参照)32とを備えている。
図2に示すように、搬送コンベア31は、シャリ玉Rが載せられた皿Dつまり被搬送体を搬送する搬送路体であり、シャリ玉供給部20の片側側面からシャリ玉Rの搬送先に向かって延在した状態で設置され、搬送コンベア31の一端側(搬送上流端側)がシャリ玉供給部20の皿供給コンベア22b-2からシャリ玉Rが載った皿Dを受け取れるように設置されている。
なお、皿Dには、皿供給機22からシャリ玉成形機21に至るまでのシャリ玉Rが載せられていない皿Dと、シャリ玉成形機21で成形されたシャリ玉Rが載せられた皿Dとがあるが、被搬送体とは後者の皿Dを指している。
また、図2および図3に示すように、搬送コンベア31は、シャリ玉Rが載せられた皿Dを載せて搬送するコンベア本体(路体本体)31aと、コンベア本体31aを支持してコンベア本体31aの空間位置(座標)を規定する機能を持つガイドレール(ガイド部)31bとを備えている。
コンベア本体31aは、ガイドレール31bの幅方向中央にガイドレール31bに支持された状態で設置されている。図3および図4に示すように、コンベア本体31aは、例えば、円柱棒状に形成されており、その回転軸(円柱の両端面の中心を通過する中心軸)を中心にして回転可能な状態で設置されている。このコンベア本体31aの外周表面には、コンベア本体31aの延在方向(回転軸方向)に沿って螺旋状に設けられた螺旋突起部31asが形成されている。これにより、コンベア本体31aが回転軸を中心にして回転すると、コンベア本体31a上に載せられた皿Dが螺旋突起部31asに引っ掛かるようにして搬送されるようになっている。互いに隣接する螺旋突起部31asの間隔(ピッチ)は、例えば、等間隔(等ピッチ)である。これにより、コンベア本体31a上において互いに隣接する皿Dの隣接間隔も等間隔になるように設定されている。
また、図5および図6に示すように、コンベア本体31aは、その延在方向(回転軸方向)に対して交差する方向(上下方向、左右方向およびこれらに対して傾斜する斜め方向)に曲折自在な構成になっている。この構成については後ほど説明するが、本実施の形態では、図1~図4に示すように、搬送コンベア31(コンベア本体31aおよびガイドレール31b)が、その延在途中において、例えば、上下方向に曲折されている場合が例示されている。
すなわち、図2および図3に示すように、搬送コンベア31(コンベア本体31aおよびガイドレール31b)は、相対的に低い位置に略水平に配置された低位部分(第1搬送路体部)31Lと、相対的に高い位置に略水平に配置された高位部分(第2搬送路体部)31Hと、それらの間に配置された中位部分(第3搬送路体部)31Mとを有している。
上記低位部分31Lは、既存設備EF(図1参照)が配置された既設設備配置領域に設置されており、コンベア本体31a上のシャリ玉Rが既存設備EF(図1参照)に干渉しないように、作業台WBの上面より低い位置に設置されている。
上記高位部分31Hは、シャリ玉R上に寿司ネタを盛り付ける作業を行うネタ盛付作業領域に配置されており、作業台WB(図1参照)越しからでもコンベア本体31a上のシャリ玉Rおよび皿Dが見易く、取り易くなるように、既設設備配置領域の上記低位部分31Lより高い位置に配置されている。
さらに、これらの間の上記中位部分31Mは、既存設備配置領域の上記低位部分31Lとネタ盛付作業領域の上記高位部分31Hとを連結する連結領域に配置されており、既存設備配置領域からネタ盛付作業領域に向かって次第に上昇するように斜めに配置されている。
すなわち、本実施の形態では、図1に示すように、既存設備EFの直下の搬送コンベア31の高さが、搬送コンベア31上のシャリ玉Rが既存設備EFに干渉しないように作業台WBの上面より低い位置に設置され、既存設備EFの後段におけるネタ盛付作業領域の搬送コンベア31の高さが、搬送コンベア31上のシャリ玉Rおよび皿Dが作業台WB越しからでも見易く、取り易い高さに設定されている。
これにより、作業者はネタ盛付作業を自然な姿勢で繰り返し行うことができるので、ネタ盛付作業の負荷を大幅に軽減することができる。また、ネタ盛付作業領域において搬送コンベア31上のシャリ玉Rおよび皿Dの視認性を向上させることができるので、余分な生産指示を無くすことができ、食品ロスの発生を防止することができる。さらに、上記したように、本実施の形態ではコンベア本体31aが曲折自在な構成になっているので、厨房中の既存設備EFに干渉しないようにコンベア本体31aを変形させることができる。したがって、厨房中における既存設備EFのレイアウトを変更することなく、ネタ盛付作業の効率を向上させることができる。
図3に示すように、駆動機構部32は、コンベア本体31aを回転駆動する駆動手段であり、回転モータ32aと、伝達部32bとを有している。
回転モータ32aは、コンベア本体31aを回転させるための回転駆動源であり、例えば、ブラシレスモータで構成されている。但し、回転モータ32aは、ブラシレスモータに限定されるものではない。伝達部32bは、回転モータ32aの回転力をコンベア本体31aに伝達する機構部であり、例えば、ギアおよび回転ベルト(図示せず)等を有している。なお、回転モータ32aおよび伝達部32bは、機械設置台MB(図1参照)内に設置されている。
回転モータ32aは、伝達部32bを介して、シャリ玉供給部20側のコンベア本体31aの端部と機械的に接続されている。これにより、回転モータ32aを右に回転(時計回り)させると、コンベア本体31aが、その回転軸を中心に右に回転するようになっている。この場合、コンベア本体31aにおける螺旋突起部31asの螺旋動作によりコンベア本体31a上の皿Dがシャリ玉供給部20から離間する方向に搬送される。一方、回転モータ32aを左に回転(反時計回り)させると、コンベア本体31aが、その回転軸を中心に左に回転するようになっている。この場合、コンベア本体31aにおける螺旋突起部31asの螺旋動作によりコンベア本体31a上の皿Dがシャリ玉供給部20に接近する方向に搬送されるようになっている。
また、本実施の形態では、上記したようにコンベア本体31aを曲折自在としたことにより、各領域(既存設備配置領域、ネタ盛付作業領域、それらの間の連結領域等)のコンベア本体31aを1つの駆動機構部32で回転させることができる。すなわち、上記各領域に搬送コンベアを分割して設け、その各々の搬送コンベアを別々の駆動機構部で駆動する場合に比べて、機械的および電気的な構成を大幅に簡単化することができ、シャリ玉処理装置Mのコストも大幅に低減できる。
次に、コンベア本体31aの曲折自在な構成について図7~図12を参照して説明する。図7は図4のコンベア本体の要部側面図、図8は図7のI-I線の断面図、図9(a)~(c)は図8のコンベア本体の要部拡大断面図、図10は図7のコンベア本体を上方から見た場合の要部上面図、図11は図10のII-II線の断面図、図12(a)~(c)は図11のコンベア本体の要部拡大断面図である。
図7、図8、図10および図11に示すように、コンベア本体31aは、その延在方向に沿って配置された複数の単位部分Uが連結されることで構成されている。
各単位部分Uの先端面(第1の端面)には、突起部Upが設けられている。図7に示すように、単位部分Uを側方から見た場合の突起部Upの形状は、例えば、円弧状に形成されている。また、図10に示すように、単位部分Uを上方から見た場合の突起部Upの形状は、例えば、略長方形状に形成されているが、この上方向から見た場合も、図9に示すように、突起部Upの先端部は円弧状に形成されている。すなわち、突起部Upの先端部には、側方から見ても上下方向から見ても湾曲面が形成されている。
一方、図8および図11に示すように、各単位部分Uの後端面(第2の端面)には、上記突起部Upを嵌合することが可能な溝部Utが設けられている。図8に示す断面では、溝部Utの断面形状が、例えば、矩形状に形成されている。また、図11に示す断面では、溝部Utの断面形状が、例えば、円弧状に形成されている。そして、互いに隣接する一方の単位部分U(相対的に前方側)と他方の単位部分U(相対的に後方側)とは、一方の単位部分Uの後端面と他方の単位部分Uの先端面とを対向させ、一方の単位部分Uの溝部Ut内に他方の単位部分Uの突起部Upを嵌合することで互いに連結されている。
但し、図9および図12に示すように、上記他方の単位部分Uの突起部Upの湾曲面の一部は、上記一方の単位部分Uの溝部Utの内面(溝部Utの底面)の一部に接触しているが、他方の単位部分Uの突起部Upにおいて上記湾曲面の一部(接触部分)以外の部分と一方の単位部分Uの溝部Utの内面(溝部Utの内面)との間は離れている。すなわち、単位部分Uの突起部Upの湾曲面の一部(溝部Utの内面との接触部分)以外の部分と、突起部Upが嵌合された溝部Utの内面との間には隙間がある。また、一方の単位部分Uの後端面と他方の単位部分Uの先端面との間(すなわち、対向面間)も離れている。すなわち、互いに隣接する単位部分U,Uの対向面間には隙間がある。
これにより、図8および図9(b),(c)に示すように、他方(後方)の単位部分Uの突起部Upにおいて一方(前方)の単位部分Uの溝部Utの内面に接触する部分(湾曲面の一部)を支点として、矢印に示す方向(コンベア本体31aの左右方向)に他方の単位部分Uを動かすことができる。また、図11および図12(b),(c)に示すように、他方(後方)の単位部分Uの突起部Upにおいて一方(前方)の単位部分Uの溝部Utの内面に接触する部分(湾曲面の一部)に沿って矢印に示す方向(コンベア本体31aの上下方向)に他方の単位部分Uを動かすことができる。さらに、他方の単位部分Uを上下左右方向および斜め方向に動かすことができる。その結果、コンベア本体31aは、その延在方向に対して交差する上下左右方向および斜め方向に曲折自在な構成になっている。
次に、本実施の形態のシャリ玉処理装置Mの処理動作を図1、図2および図3を参照して説明する。
まず、シャリ玉供給部20の皿供給機22から供給された皿Dが皿供給コンベア22b-1によってシャリ玉成形機21のシャリ玉供給口の直下に搬送されると、シャリ玉成形機21で成形されたシャリ玉Rが皿Dに載せられる。続いて、シャリ玉Rが載せられた皿Dは、皿供給コンベア22b-1により次段の皿供給コンベア22b-2に搬送され、さらに、皿供給コンベア22b-2により、搬送装置30の搬送コンベア31に受け渡される。
次いで、搬送コンベア31のコンベア本体31aを駆動機構部32により回転させることで、搬送コンベア31のコンベア本体31a上に載せられた皿Dは、シャリ玉Rを載せた状態でシャリ玉供給部20から離間する方向に搬送される。
ここで、搬送初段の既存設備EFが配置された領域において、皿Dは、その上のシャリ玉Rが既存設備EFに干渉しないように、作業台WBの上面より低い位置で水平に搬送される。続いて、既存設備EFの配置領域を過ぎると、皿Dは、搬送方向(シャリ玉供給部20から離間する方向)に沿って次第に上昇するように斜めに搬送される(図3参照)。すなわち、ここでシャリ玉Rの搬送高さが変更される。
続いて、ネタ盛付作業領域において、皿Dは、搬送中のシャリ玉Rおよび皿Dを作業台WB越しからでも見易く、取り易い高さとなる位置で水平に搬送される。このネタ盛付作業領域では、魚介類等のような寿司ネタが作業者によってシャリ玉R上に盛り付けられる。このネタ盛付作業の際、作業者は、シャリ玉Rおよび皿Dを自然な姿勢で取り上げ、作業台WB上でネタ盛付作業をした後、自然な姿勢で搬送コンベア31上に戻すことができるので、ネタ盛付作業時の作業者の負荷を大幅に軽減することができる。また、ネタ盛付作業領域におけるシャリ玉Rおよび皿Dの視認性を向上させることができるので、搬送されてきたシャリ玉Rおよび皿Dを見逃すこともない。このため、シャリ玉処理装置Mに対する余分な生産指示を無くすことができ、食品ロスの発生を防止することができる。したがって、既存設備EFのレイアウトを変更することなく、ネタ盛付作業の効率を向上させることができる。なお、ネタ盛付作業後のシャリ玉Rは皿Dに載って搬送コンベア31で搬送され、来店客に提供されるようになっている。
(第2の実施の形態)
図13は本発明の他の実施の形態に係るシャリ玉処理装置の斜視図、図14は図13中の作業台を取り除いて示したシャリ玉処理装置の斜視図である。
本実施の形態では、図13に示すように、既存設備EFが、図1の場合よりも搬送下流に設置されている。また、図14に示すように、搬送コンベア31は、既存設備EF(図13参照)の前段(搬送上流)にも、高位部分(第4搬送路体部)31Hと、中位部分(第5搬送路体部)31Mとを備えている。すなわち、本実施の形態の搬送コンベア31には、シャリ玉Rの搬送方向に沿って順に、高位部分31H、中位部分31M、低位部分31L、中位部分31Mおよび高位部分31Hが設置されている。なお、搬送コンベア31において既存設備EF(図13参照)の前段の高位部分31Hと、中位部分31M以外の構成は前記実施の形態と同じである。
そして、図13および図14に示すように、既存設備EFの前段の搬送コンベア31(コンベア本体31aおよびガイドレール31b)の高位部分31Hは、機械設置台MBの上面高さが作業台WBの上面高さに近づくように、搬送コンベア31の低位部分31Lより高い位置に設置されている。これにより、機械設置台MBの上面高さを、前記実施の形態の場合よりも高くすることができるので、機械設置台MB下を物置等に使用する場合等、機械設置台MBの上面高さを高くしたい場合(または、あまり下げられない場合)に柔軟に対応することができる。
既存設備EFの前段の搬送コンベア31(コンベア本体31aおよびガイドレール31b)の中位部分31Mは、既存設備EFの前段の搬送コンベア31の高位部分31Hと、既存設備EFの配置領域の搬送コンベア31の低位部分31Lとを連結するように、既存設備EFの前段の搬送コンベア31の高位部分31Hから既存設備EFに向かって次第に下降するように斜めに配置されている。これにより、シャリ玉Rの搬送高さを変更することができる。すなわち、前記実施の形態で説明したように、既存設備EF下では、シャリ玉Rが既存設備EFに干渉しないように、搬送コンベア31の高さを設定できる。したがって、既存設備EFのレイアウトを変更することなく、機械設置台MBの高さの要求に柔軟に対応することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
上記実施の形態では、搬送コンベア(コンベア本体およびガイドレール)を上下方向に曲折した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、厨房中の柱等のような既設設備を避けるために搬送コンベア(コンベア本体およびガイドレール)を左右方向に曲折させても良い。
以上の説明では、本発明の搬送装置をシャリ玉の搬送装置に適用した場合が示されているが、例えば、遊具を搬送する搬送装置など、種々の搬送装置に適用することができる。
20 シャリ玉供給部(被搬送体供給手段)
21 シャリ玉成形機(シャリ玉供給手段)
22 皿供給機(皿供給手段)
31 搬送コンベア(搬送路体)
31L 低位部分(第1搬送路体部)
31H 高位部分(第2搬送路体部、第4搬送路体部)
31M 中位部分(第3搬送路体部、第5搬送路体部)
31a コンベア本体(路体本体)
31as 螺旋突起部
31b ガイドレール(ガイド部)
32 駆動機構部(駆動手段)
32a 回転モータ
32b 伝達部
M シャリ玉処理装置
MB 機械設置台
R シャリ玉
W シャリ玉処理装置(被搬送体処理装置)
WB 作業台
D 皿(被搬送体)
EF 既存設備
U 単位部分
Up 突起部
Ut 溝部

Claims (7)

  1. 被搬送体を搬送する搬送路体と、
    前記搬送路体を回転駆動する駆動手段と、
    を備え、
    前記搬送路体は、
    前記被搬送体の搬送方向に沿って延在する路体本体と、
    前記路体本体をガイドするガイド部と、
    を備え、
    前記路体本体は、
    前記路体本体の延在方向に沿って前記路体本体の外周に螺旋状に設けられた螺旋突起部と、
    前記路体本体の延在方向に沿って配置された複数の単位部分と、
    を有し、
    前記単位部分において前記延在方向に交差する第1の端面には、湾曲面を有する突起部が設けられ、
    前記単位部分において前記第1端面の反対面の第2の端面には、前記突起部を嵌合することが可能な溝部が設けられ、
    前記複数の単位部分において互いに隣接する一方の単位部分と他方の単位部分とは、前記一方の単位部分の前記溝部内に、前記他方の単位部分の前記突起部が嵌合されることで互いに連結されており、
    前記路体本体が前記延在方向に対して交差する方向に曲折自在となるように、前記他方の単位部分の前記突起部の湾曲面の一部は前記一方の単位部分の前記溝部の内面の一部に接触し、前記他方の単位部分の前記突起部において前記湾曲面の一部以外の部分と前記一方の単位部分の前記溝部の内面との間に隙間が設けられ、かつ、前記一方の単位部分の前記第2の端面と前記他方の単位部分の前記第1の端面との間に隙間が設けられていることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記搬送路体は、
    第1搬送路体部と、
    前記第1搬送路体部より高い位置に設けられた第2搬送路体部と、
    前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部との間に設けられ、前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部とを連結するように傾斜した状態で設けられた第3搬送路体部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記被搬送体は、シャリ玉が載せられた皿であることを特徴とする請求項1または2記載の搬送装置。
  4. 被搬送体を供給する被搬送体供給手段と、
    前記被搬送体供給手段から供給された前記被搬送体を搬送する請求項1~3の何れか一項に記載の搬送装置と、
    を備えることを特徴とする被搬送体処理装置。
  5. 前記被搬送体供給手段は、
    シャリ玉を供給するシャリ玉供給手段と、
    前記シャリ玉を載せる皿を供給する皿供給手段と、
    を備え、
    前記被搬送体は、前記シャリ玉が載せられた皿であることを特徴とする請求項4記載の被搬送体処理装置。
  6. 前記搬送路体は、
    第1搬送路体部と、
    前記第1搬送路体部より高い位置に設けられた第2搬送路体部と、
    前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部との間に設けられ、前記第1搬送路体部と前記第2搬送路体部とを連結するように傾斜した状態で設けられた第3搬送路体部と、
    を有し、
    前記第1搬送路体部は既存設備の配置領域に設けられ、前記第2搬送路体部は前記シャリ玉上に寿司ネタを盛り付ける作業の領域に設けられていることを特徴とする請求項5記載の被搬送体処理装置。
  7. 前記搬送路体は、さらに、
    前記第1搬送路体部より搬送上流に設けられ、前記第1搬送路体部より高い位置に設けられた第4搬送路体部と、
    前記第4搬送路体部と前記第1搬送路体部との間に設けられ、前記第4搬送路体部と前記第1搬送路体部とを連結するように傾斜した状態で設けられた第5搬送路体部と、
    を有することを特徴とする請求項6記載の被搬送体処理装置。
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