JP7142721B2 - 通信方法および通信装置 - Google Patents

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Description

本出願は、通信分野に関し、特に、通信方法および通信装置に関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2018年5月11日に中国特許庁で出願された「COMMUNICATION METHOD AND COMMUNICATIONS APPARATUS」と題する中国特許出願第201810451399.3号の優先権を主張する。
既存の通信システムでは、データの送信中に、(アップリンク送信中の端末デバイスまたはダウンリンク送信中のネットワークデバイスなどの)送信側は、復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)を送る必要があり、したがって、(アップリンク送信中のネットワークデバイスまたはダウンリンク送信中の端末デバイスなどの)受信側は、DMRSに基づいてデータを復調する。
通信パフォーマンスを改善するために、新無線(New Radio、NR)では、DMRSの電力に対して電力補償が実行される必要があり、受信側と送信側との両方がDMRSの電力補償値について知る必要がある。具体的には、送信側は、電力補償値に基づいて、DMRSを送るために補償後の電力を決定する必要があり、受信側は、DMRSの電力補償値に基づいて、データを復調するために正確なチャネル推定を実行するために補償後の電力を決定する必要がある。
しかしながら、異なる通信ステータスにおける電力補償要件は異なり得る。したがって、現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策は要件を満たすことができない。
本出願は、異なる通信ステータスのためのDMRSの電力を柔軟に決定するための通信方法および通信装置を提供する。
第1の態様によれば、復調基準信号DMRS送信方法が提供される。方法は、端末デバイスによって、DMRSの電力を決定するステップと、端末デバイスによって、決定された電力に基づいてDMRSを送るステップとを含む。
第2の態様によれば、復調基準信号DMRS受信方法が提供される。方法は、ネットワークデバイスによって、DMRSの電力を決定するステップと、ネットワークデバイスによって、決定された電力に基づいてDMRSを受信するステップとを含む。
本出願の実施形態では、DMRSの電力は、異なる通信ステータスのために柔軟に決定されることが可能である。現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策の問題が解決されることが可能であり、異なる通信ステータスにおける要件が満たされることが可能である。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるダウンリンク制御情報DCIであり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、端末デバイスが無線リソース制御RRC接続を確立せず、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、端末デバイスがRRC接続を確立せず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続DFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、端末デバイスがRRC接続を確立せず、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続DFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIの巡回冗長検査CRCが一時構成無線ネットワーク一時識別TC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
第1の態様または第2の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
アップリンクスケジューリングコマンドが、通常、アップリンクデータ送信をスケジュールするために使用されるコマンドであることを理解されたい。アップリンクデータ送信中に、通常は、対応するDMRSも送信される必要があり、したがって、ネットワークデバイスは、DMRSに基づいて、アップリンクデータ送信の処理中に送信されるデータを復調する。したがって、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドは、復調がDMRSに基づいて実行されるアップリンクデータ送信をスケジュールするアップリンクスケジューリングコマンドとして理解され得る。特定の実装処理では、アップリンクスケジューリングコマンドは、DCIであり得る。通常、DCIは、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)フィールドを含み、CRCフィールドは、DCIの(端末デバイスなどの)受信機デバイスの無線ネットワーク一時識別(Radio Network Temporary Identity、RNTI)に基づいてスクランブルされる。このようにして、受信機デバイスは、受信機デバイスに送られるDCIを決定するためにDCI中のCRCに基づいてブラインド検出を実行し得る。DCIおよびDCIのCRCに関係するコンテンツについては、従来技術において明確に説明されており、本明細書では、詳細を再び説明しない。通常、RNTIは、具体的には、複数のタイプ、たとえば、限定はしないが、一時構成RNTI(Temporary Configure RNTI、TC-RNTI)およびセルRNTI(Cell RNTI、C-RNTI)に分類され得る。さらに、アップリンク送信中のシンボルの量は、アップリンクデータ送信中に占有されるOFDMシンボルの量であり得、すなわち、アップリンクデータが分配されるOFDMシンボルの量であるか、または通常、PUSCHによって占有されるOFDMシンボルの量として理解され得る。
本出願の実施形態では、上記は、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが0_0である一例を与えることを理解されたい。ただし、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが0_1でないという条件で、本出願の実施形態はそれに限定されない。したがって、フォーマットが0_0であるDCIは、フォーマットが0_1でないDCIとして表され得る。
本出願の実施形態では、端末デバイスがRRC接続を確立しないことは、代替として、端末デバイスが上位レイヤ構成を受信しない(たとえば、限定はしないが、端末デバイスがRRC構成を受信しない)こととして表され得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
本出願の実施形態では、アップリンク送信中に占有されるシンボルは、物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)によって占有されるシンボルであり得る。
本出願の実施形態では、標準電力は固定値でないことがあるが、電力ブースト(boost)が考慮されないときの通常の慣行に基づいて端末デバイスによって決定される電力値であり得ることをさらに理解されたい。
言い換えれば、DMRSの電力が標準電力であるとき、対応する電力ブースト値は0dBである。したがって、均一な表現のために、DMRSの電力が標準電力であることは、代替として、DMRSの電力が標準電力+0dBであることとして表され得る。DMRSの電力が標準電力+3dBであるとき、対応する電力ブースト値は3dBである。
上記は、電力ブースト値が0dBまたは3dBである一例を与えるにすぎず、本出願の実施形態は、それに限定されない。実際の適用中に、標準の発展とともに、電力ブースト値は別の可能な値になり得る。
第3の態様によれば、復調基準信号DMRS受信方法が提供される。方法は、端末デバイスによって、DMRSの電力を決定するステップと、端末デバイスによって、決定された電力に基づいてDMRSを受信するステップとを含む。
第4の態様によれば、復調基準信号DMRS送信方法が提供される。方法は、ネットワークデバイスによって、DMRSの電力を決定するステップと、ネットワークデバイスによって、決定された電力に基づいてDMRSを送るステップとを含む。
第3の態様または第4の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが1_0であるダウンリンク制御情報DCIであり、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
第3の態様または第4の態様に関連して、一実装では、端末デバイスが無線リソース制御RRC接続を確立せず、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
第3の態様または第4の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが1_0であるDCIであり、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
第3の態様または第4の態様に関連して、一実装では、端末デバイスがRRC接続を確立せず、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
第3の態様または第4の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIの巡回冗長検査CRCがシステム情報無線ネットワーク一時識別SI-RNTI、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別RA-RNTI、ページング無線ネットワーク一時識別P-RNTI、または一時構成無線ネットワーク一時識別TC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
第3の態様または第4の態様に関連して、一実装では、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがSI-RNTI、RA-RNTI、P-RNTI、またはTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
ダウンリンクスケジューリングコマンドが、通常、ダウンリンクデータ送信をスケジュールするために使用されるコマンドであることを理解されたい。ダウンリンクデータ送信中に、通常は、対応するDMRSも送信される必要があり、したがって、端末デバイスは、DMRSに基づいて、ダウンリンクデータ送信の処理中に送信されるデータを復調する。したがって、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドは、復調がDMRSに基づいて実行されるダウンリンクデータ送信をスケジュールするダウンリンクスケジューリングコマンドとして理解され得る。特定の実装処理では、ダウンリンクスケジューリングコマンドは、DCIであり得る。通常、DCIは、CRCフィールドを含み、CRCフィールドは、DCIの(端末デバイスなどの)受信機デバイスのRNTIに基づいてスクランブルされる。このようにして、受信機デバイスは、受信機デバイスに送られるDCIを決定するためにDCI中のCRCに基づいてブラインド検出を実行し得る。DCIおよびDCIのCRCに関係するコンテンツについては、従来技術において明確に説明されており、本明細書では、詳細を再び説明しない。通常、RNTIは、具体的には、複数のタイプ、たとえば、限定はしないが、TC-RNTI、C-RNTI、ページングRNTI(Paging RNTI、P-RNTI)、システム情報RNTI(System Information RNTI、SI-RNTI)、ランダムアクセスRNTI(Random Access RNTI、RA-RNTI)および構成されたスケジュールされたRNTI(Configured Scheduled RNTI、CS-RNTI)に分類され得る。さらに、ダウンリンク送信中のシンボルの量は、ダウンリンクデータ送信中に占有されるOFDMシンボルの量であり得、すなわち、ダウンリンクデータが分配されるOFDMシンボルの量であるか、または通常、PUSCHによって占有されるOFDMシンボルの量として理解され得る。
本出願の実施形態では、上記は、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが1_0である一例を与えることを理解されたい。ただし、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが1_1でないという条件で、本出願の実施形態はそれに限定されない。したがって、フォーマットが1_0であるDCIは、フォーマットが1_1でないDCIとして表され得る。
本出願の実施形態では、端末デバイスがRRC接続を確立しないことは、代替として、端末デバイスが上位レイヤ構成を受信しない(たとえば、限定はしないが、端末デバイスがRRC構成を受信しない)こととして表され得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
本出願の実施形態では、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルは、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)によって占有されるシンボルであり得ることを理解されたい。
本出願の実施形態では、標準電力は固定値でないことがあるが、電力ブースト(boost)が考慮されないときの通常の慣行に基づいて端末デバイスによって決定される電力値であり得ることをさらに理解されたい。
言い換えれば、DMRSの電力が標準電力であるとき、対応する電力ブースト値は0dBである。したがって、均一な表現のために、DMRSの電力が標準電力であることは、代替として、DMRSの電力が標準電力+0dBであることとして表され得る。DMRSの電力が標準電力+3dBであるとき、対応する電力ブースト値は3dBである。
上記は、電力ブースト値が0dBまたは3dBである一例を与えるにすぎず、本出願の実施形態は、それに限定されない。実際の適用中に、標準の発展とともに、電力ブースト値は別の可能な値になり得る。
第5の態様によれば、通信装置が提供され、第1の態様、第3の態様、または第1の態様もしくは第3の態様における任意の可能な実装において方法を実行するように構成されたモジュールまたはユニットを含む。
一実装では、通信装置は、端末デバイスである。
第6の態様によれば、通信装置が提供され、第2の態様、第4の態様、または第2の態様もしくは第4の態様における任意の可能な実装において方法を実行するように構成されたモジュールまたはユニットを含む。
一実装では、通信装置は、ネットワークデバイスである。
第7の態様によれば、通信装置が提供され、トランシーバと、プロセッサと、メモリとを含む。プロセッサは、信号を送受信するようにトランシーバを制御するように構成される。メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出し、コンピュータプログラムを実行するように構成され、したがって、通信装置は、第1の態様、第3の態様、または第1の態様もしくは第3の態様における可能な実装における方法を実行する。
一実装では、通信装置は、端末デバイスである。
第8の態様によれば、通信装置が提供され、トランシーバと、プロセッサと、メモリとを含む。プロセッサは、信号を送受信するようにトランシーバを制御するように構成される。メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出し、コンピュータプログラムを実行するように構成され、したがって、通信装置は、第2の態様、第4の態様、または第2の態様もしくは第4の態様における可能な実装における方法を実行する。
一実装では、通信装置は、ネットワークデバイスである。
第9の態様によれば、コンピュータ可読媒体が提供される。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体上に記憶される。コンピュータによって実行されているとき、コンピュータプログラムは、第1の態様、第3の態様、または第1の態様もしくは第3の態様における任意の可能な実装における方法を実装する。
第10の態様によれば、コンピュータ可読媒体が提供される。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体上に記憶される。コンピュータによって実行されているとき、コンピュータプログラムは、第2の態様、第4の態様、または第2の態様もしくは第4の態様における任意の可能な実装における方法を実装する。
第11の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータによって実行されているとき、コンピュータプログラム製品は、第1の態様、第3の態様、または第1の態様もしくは第3の態様における任意の可能な実装における方法を実装する。
第12の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータによって実行されているとき、コンピュータプログラム製品は、第2の態様、第4の態様、または第2の態様もしくは第4の態様における任意の可能な実装における方法を実装する。
第13の態様によれば、処理装置が提供され、プロセッサを含む。
一実装では、第1の態様から第4の態様または第1の態様から第4の態様における任意の可能な実装における方法は、プロセッサによって実行される。この場合、プロセッサは、専用のプロセッサであり得る。
別の実装では、処理装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、コードを記憶する。プロセッサは、第1の態様から第4の態様または第1の態様から第4の態様における任意の可能な実装における方法を実行するためにメモリ中のコードを実行する。この場合、プロセッサは、汎用のプロセッサであり得る。
第13の態様におけるDMRSを送ることなどの関係するデータ交換処理は、プロセッサからDMRSを出力する処理であり得、DMRSを受信することは、プロセッサによって入力されたDMRSを受信する処理であり得ることを理解されたい。具体的には、プロセッサから出力されたデータは送信機に出力され得、プロセッサによって受信された入力済みデータは、受信機から来るものであり得る。送信機および受信機はトランシーバと総称され得る。
第13の態様における処理装置は、チップであり得る。プロセッサは、ハードウェアを使用することによって実装され得るか、またはソフトウェアを使用することによって実装され得る。ハードウェアを使用することによって実装されているとき、プロセッサは、論理回路、集積回路などであり得る。ソフトウェアを使用することによって実装されているとき、プロセッサは、汎用プロセッサであり得、メモリ上に記憶されたソフトウェアコードを読むことによって実装される。メモリは、プロセッサ中に統合され得るか、またはプロセッサの外側に位置し、独立して存在し得る。
第14の態様によれば、システムが提供され、上記で説明されたネットワークデバイスと端末デバイスとを含む。
本出願の一実施形態による、適用可能な通信システムのシナリオの概略図である。 DMRSのパターンの概略図である。 本出願による、通信方法の概略フローチャートである。 本出願による、別の通信方法の概略フローチャートである。 本出願による、通信装置の概略ブロック図である。 本出願による、別の通信装置の概略ブロック図である。 本出願による、端末デバイスの概略ブロック図である。 本出願による、別の通信装置の概略ブロック図である。 本出願による、別の通信装置の概略ブロック図である。 本出願による、ネットワークデバイスの概略ブロック図である。
以下は、添付の図面を参照しながら本出願の技術的解決策について説明する。
本出願の実施形態は、様々な通信システムに適用され得る。したがって、以下の説明は、特定の通信システムに限定されない。次世代通信システムは、第5世代(5th Generation、5G)通信システム、たとえば、新無線(New Radio、NR)システムである。
本出願の実施形態では、ネットワークデバイスは、将来の5Gネットワーク上のネットワーク側のデバイス、たとえば、NRシステム中の送信ポイント(TRPまたはTP)、NRシステム中の基地局(gNB)、NRシステム中のリモート無線ユニットなどの無線ユニット、5Gシステム中の基地局のアンテナパネルの(複数のアンテナパネルを含む)1つまたは1つのグループであり得る。異なるネットワークデバイスは、同じセル中に位置し得るか、または異なるセル中に位置し得る。具体的には、これは本明細書では限定されない。
いくつかの展開では、gNBは、集中ユニット(Centralized Unit、CU)と分散ユニット(Distributed Unit、DU)とを含み得る。gNBは、無線ユニット(Radio Unit、RU)をさらに含み得る。CUは、gNBのいくつかの機能を実装し、DUは、gNBのいくつかの機能を実装する。たとえば、CUは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)レイヤとパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol、PDCP)レイヤとの機能を実装し、DUは、無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)レイヤと、媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)レイヤと、物理(Physical、PHY)レイヤとの機能を実装する。RRCレイヤに関する情報が、最後に、PHYレイヤに関する情報に変更されるか、またはPHYレイヤに関する情報から変更されるので、このアーキテクチャでは、RRCレイヤシグナリングまたはPHCPレイヤシグナリングなどの上位レイヤシグナリングは、代替として、DUによって送られるかまたはDUとRUとによって送られると考慮され得る。ネットワークデバイスが、CUノード、DUノード、またはCUノードとDUノードとを含むデバイスであり得ることが理解され得る。さらに、CUは、アクセスネットワークRAN上のネットワークデバイスとして分類され得るか、またはCUは、コアネットワークCN上のネットワークデバイスとして分類され得る。これは本明細書では限定されない。
本出願の実施形態における端末デバイスは、ユーザ機器(User Equipment、UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザ装置などと呼ばれることもある。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、ビークル搭載のデバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワーク中の端末デバイス、または将来発展されるパブリックランドモバイルネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)中の端末デバイスであり得る。これは、本出願の実施形態では限定されない。
限定でなく一例として、本発明の実施形態では、端末デバイスはまた、ウェアラブルデバイスであり得る。ウェアラブルデバイスは、ウェアラブルインテリジェントデバイスと呼ばれることもあり、普段着のインテリジェント設計にウェアラブル技術を適用することによって開発される眼鏡、手袋、時計、衣服、および靴などのウェアラブルデバイスの一般的な用語である。ウェアラブルデバイスは、体に直接着用されることが可能であるかまたはユーザの衣服またはアクセサリに統合されることが可能であるポータブルデバイスである。ウェアラブルデバイスは、単にハードウェアデバイスであるだけではなく、ソフトウェアサポート、データ対話、およびクラウド対話を通して強力な機能を実装するためにも使用される。一般化されたウェアラブルインテリジェントデバイスは、スマートウォッチまたはスマートガラスなど、スマートフォンに依存することなしに完全なまたは部分的な機能を実装することができるフル機能の大きいサイズのデバイスと、バイタルサインの監視のための様々なスマートバンドまたはスマートジュエリーなど、ただ1つのタイプの適用に焦点を当て、スマートフォンなどの他のデバイスと作業する必要のあるデバイスとを含む。
本出願の実施形態は、上記の任意の通信システムに適用可能であり得る。たとえば、本出願の実施形態は、LTEシステムおよび5Gなどの後続に発展されたシステム、または符号分割多元接続、周波数分割多元接続、時分割多元接続、直交周波数分割多元接続およびシングルキャリア周波数分割多元接続などのアクセス技術を使用するシステムなどの様々な無線アクセス技術を使用する別のワイヤレス通信システムに適用可能であり、特に、チャネル情報フィードバックを必要とするシナリオおよび/もしくは大規模多入力多出力(Massive Multiple-Input Multiple-Output、Massive MIMO)技術が適用されるワイヤレスネットワークなどの第2レベルのプリコーディング技術が適用されるシナリオ、または分散アンテナ技術が適用されるワイヤレスネットワークに適用可能であり得る。
図1は、本出願の一実施形態による、適用可能な通信システムのシナリオの概略図である。図1に示されるように、通信システム100は、ネットワーク側のデバイス102と(端末デバイス116および端末デバイス122などの)複数の端末デバイスとを含む。ネットワークデバイス102は、端末デバイスに通信サービスを与え、コアネットワークにアクセスし得る。端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られた同期信号、ブロードキャスト信号などを探索することによってネットワークにアクセスし、それによって、ネットワークとの通信を実行し、たとえば、アップリンク/ダウンリンク送信を実行する。
具体的には、ネットワーク側のデバイス102は、複数のアンテナグループを含み得る。各アンテナグループは、複数のアンテナを含み得る。たとえば、1つのアンテナグループは、アンテナ104および106を含み得、別のアンテナグループは、アンテナ106および110を含み得、追加のグループは、アンテナ112および114を含み得る。アンテナグループごとに、図1に2つのアンテナが示されている。しかしながら、より多いまたはより少ないアンテナが、各グループのために使用され得る。ネットワーク側のデバイス102は、送信機チェーンと受信機チェーンとをさらに含み得、当業者はそして、送信機チェーンと受信機チェーンとの両方が信号送信および受信に関係する複数の構成要素(たとえば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、およびアンテナ)を含み得ることを理解し得る。
ネットワーク側のデバイス102は、複数の端末デバイス(たとえば、端末デバイス116および端末デバイス122)と通信し得る。しかしながら、ネットワーク側のデバイス102は、端末デバイス116または122と同様の任意の量の端末デバイスと通信し得ることが理解され得る。
図1に示されているように、端末デバイス116は、アンテナ112および114と通信する。アンテナ112および114は、順方向リンク118を介して端末デバイス116に情報を送り、逆方向リンク120を介して端末デバイス116から情報を受信する。さらに、端末デバイス122は、アンテナ104および106と通信し、アンテナ104および106は、順方向リンク124を介して端末デバイス122に情報を送り、逆方向リンク126を介して端末デバイス122から情報を受信する。
たとえば、周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システムでは、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を使用し得、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を使用し得る。
別の例では、時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システムおよび全二重(Full Duplex)システムでは、順方向リンク118と逆方向リンク120とは同じ周波数帯域を使用し得、順方向リンク124と逆方向リンク126とは同じ周波数帯域を使用し得る。
通信のために設計されたアンテナの各グループおよび/または各エリアは、ネットワーク側のデバイス102のセクタと呼ばれる。たとえば、アンテナグループは、ネットワーク側のデバイス102のカバレージエリアのセクタ中の端末デバイスと通信するように設計され得る。ネットワーク側のデバイス102が順方向リンク118および124を介して、それぞれ、端末デバイス116および122と通信するとき、ネットワーク側のデバイス102の送信アンテナは、ビームフォーミングを通して順方向リンク118および124の信号対雑音比を改善し得る。さらに、ネットワーク側のデバイスが1つの単一のアンテナを使用することによってネットワーク側のデバイスのすべての端末デバイスに信号を送る方式と比較して、ネットワーク側のデバイス102がビームフォーミングを通して、関連するカバレージエリア中でランダムに分散される端末デバイス116および122に信号を送るとき、隣接セル中のモバイルデバイスがより少ない干渉を受ける。
所与の時間に、ネットワーク側のデバイス102、端末デバイス116、または端末デバイス122は、ワイヤレス通信送信装置および/またはワイヤレス通信受信装置であり得る。データ送るとき、ワイヤレス通信のための送信装置は、送信のためのデータを符号化し得る。具体的には、ワイヤレス通信のための送信装置は、ワイヤレス通信のための受信装置にチャネルを使用することによって送られるべき特定の量のデータビットを取得し得る(たとえば、生成するか、別の通信装置から受信するか、またはメモリ中に記憶し得る)。データビットは、データのトランスポートブロック(または複数のトランスポートブロック)中に含まれ得、トランスポートブロックは、複数のコードブロックを生成するためにセグメント化され得る。
さらに、通信システム100は、パブリックランドモバイルネットワークPLMN、デバイスツーデバイス(Device to Device、D2D)ネットワーク、マシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)ネットワーク、または別のネットワークであり得る。図1は、理解しやすいような簡略概略図の一例にすぎない。ネットワークは、図1に描かれていない別のネットワークデバイスをさらに含み得る。
データの送信中に、(アップリンク送信中の端末デバイスまたはダウンリンク送信中のネットワークデバイスなどの)送信側は、復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)を送る必要があり、したがって、(アップリンク送信中のネットワークデバイスまたはダウンリンク送信中の端末デバイスなどの)受信側は、DMRSに基づいてデータを復調する。
受信側によるデータの正しい復調を実装するために、受信側と送信側とは、同じ電力補償値について知る必要がある。既存の標準では、DCIフォーマット0_1およびDCIフォーマット1_1の場合、ネットワークデバイスは、シグナリングの形態で、DMRSの電力補償値を示し得る。
たとえば、DCIフォーマット0_1およびDCIフォーマット1_1の場合、ネットワークデバイスは、アンテナポートダウンリンク制御情報フィールド(アンテナポートDCIフィールド)などのDCI中のフィールドを使用することによってDMRSの電力補償値を示し得る。
具体的には、端末デバイスは、パラメータ、すなわちデータなしのCDMグループ(CDM Groups without Data)について知るためにDCI中のアンテナポートダウンリンク制御情報フィールド(アンテナポートDCIフィールド)を使用し得、端末デバイスは、DMRSの電力補償値について知るために表1に問い合わせ得る。表1は、既存の38.214標準中の表(Table)4.1-1および表6.2.2-1、リソース要素当たりの復調基準信号エネルギーに対するリソース要素当たりのダウンリンク/アップリンク共有チャネルエネルギーの比(Ratio of PDSCH/PUSCH EPRE to DM-RS EPRE)であり得る。
Figure 0007142721000001
端末デバイスがRRC接続を確立しないとき、たとえば、端末デバイスが、上位レイヤ構成を受信しないか、またはDCIフォーマットが0_0もしくは1_0であるとき、送信側は、DMRSのデフォルトパターンとポートなどの固定されたポートとを使用することによってDMRSを送信する。
たとえば、限定ではなく一例として、端末デバイスは、RRC接続を確立せず、DCIフォーマットが0_0または1_0である制御チャネルによってスケジュールされるとき、DMRSを送信するために送信側によって使用されるデフォルトパターンの形態が図2に示されている。この場合DMRSを送るためのポートが固定されるので、DCIは、アンテナポートダウンリンク制御情報フィールドを含まない。したがって、端末デバイスは特定の電力補償値について知ることができず、受信側と送信側との間の通信のパフォーマンスに影響を及ぼす。
上記の問題に鑑みて、本出願の実施形態は、DMRSの送信のための特定の解決策を与える。限定ではなく一例として、以下は、通信システムにおいて本出願の通信方法を実行する処理および行為について説明する。
以下は、図3を参照しながら本出願の一実施形態によるアップリンク送信の解決策について説明し、図4を参照しながら本出願の一実施形態によるダウンリンク送信の解決策について説明する。
図3は、本出願の一実施形態によるアップリンク送信方法について説明する。図3に示された方法は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間の対話の観点から説明される。具体的には、図3に示された方法300は以下のステップを含む。
310:端末デバイスは、DMRSの電力を決定する。
特定の実装処理では、端末デバイスは、表2に記載されている対応を参照することによってDMRSの電力を決定し得る。
Figure 0007142721000002
特定の実装処理では、上記の表中のいくつかの対応またはすべての対応が特定の要件に基づいて選択され得ることに留意されたい。
アップリンクスケジューリングコマンドは、通常、アップリンクデータ送信をスケジュールするために使用されるコマンドである。アップリンクデータ送信中に、通常は、対応するDMRSも送信される必要があり、したがって、ネットワークデバイスは、DMRSに基づいて、アップリンクデータ送信の処理中に送信されるデータを復調する。したがって、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドは、復調がDMRSに基づいて実行されるアップリンクデータ送信をスケジュールするアップリンクスケジューリングコマンドとして理解され得る。特定の実装処理では、アップリンクスケジューリングコマンドは、DCIであり得る。通常、DCIは、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)フィールドを含み、CRCフィールドは、DCIの(端末デバイスなどの)受信機デバイスの無線ネットワーク一時識別(Radio Network Temporary Identity、RNTI)に基づいてスクランブルされる。このようにして、受信機デバイスは、受信機デバイスに送られるDCIを決定するためにDCI中のCRCに基づいてブラインド検出を実行し得る。DCIおよびDCIのCRCに関係するコンテンツについては、従来技術において明確に説明されており、本明細書では、詳細を再び説明しない。通常、RNTIは、具体的には、複数のタイプ、たとえば、限定はしないが、一時構成RNTI(Temporary Configure RNTI、TC-RNTI)およびセルRNTI(Cell RNTI、C-RNTI)に分類され得る。さらに、アップリンク送信中のシンボルの量は、アップリンクデータ送信中に占有されるOFDMシンボルの量であり得、すなわち、アップリンクデータが分配されるOFDMシンボルの量であるか、または通常、PUSCHによって占有されるOFDMシンボルの量として理解され得る。
具体的には、上記のRNTIの定義および機能については、従来技術を参照されたく、たとえば、LTEにおける規定を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
実際に、上記における表2中の各行は、通信ステータスを表すものとして理解され得る。第1の行から第9の行は、それぞれ、通信ステータス1から通信ステータス9に対応する。端末デバイスは、ネットワークパラメータの値に基づいて現在の通信ステータス(またはネットワークステータスと呼ばれる)を決定し、現在の通信ステータスに対応するDMRSの電力を決定するために現在の通信ステータスに基づいて上記の表2に問い合わせ得ることがこれからわかることができる。
本明細書では、9つのアップリンク通信ステータスの場合が単に一例としてリストされており、本出願の実施形態は、具体的には、別のアップリンク通信ステータスをさらに含み得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
さらに、上記の9つの通信ステータスの各々に対応するパラメータの値の条件は、単に一例であることを理解されたい。実際の適用中に、各通信ステータスに対応する条件は、量が増加もしくは減少され得るか、または異なる通信ステータスの条件が相互にマージされ得る。上記の9つの通信ステータスは、相互に組み合わされるか、マージされるか、またはネスティングされ得る。本出願の実施形態はそれに限定されない。
具体的には、図2に示されたDMRSのパターンに基づいて、DMRSに対応するシンボル(以下、略してDMRSシンボル)中の一部のREのみがDMRSを送信するために使用され、他のREは、DMRSを送信するために使用されないことがわかることができる。
現在の通信ステータスが通信ステータス1、通信ステータス2、または通信ステータス7であるとき、PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が比較的少なく、2以下であるので、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用され得、それによって、データ送信量を増加させてネットワークスループットを増加させる。この場合、信号がDMRSシンボル中の各RE中で送信されるので、DMRSの電力は、ブーストされる必要がなく、すなわち、DMRSの電力は、標準電力である。
現在の通信ステータスが、通信ステータス3、通信ステータス4、または通信ステータス8であるとき、PUSCH送信中に占有されるシンボルの量は比較的大きく、2つのシンボルよりも大きく、アップリンクデータ量はこの場合比較的大きいので、関連する推定の精度を改善するために、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用されないことがある。この場合、信号は、DMRSシンボル中でわずかいくつかのREの各々中で送信される。したがって、すべてのシンボル上の電力が等しくなることを保証するために、DMRSの電力はブーストされる必要があり、すなわち、DMRSの電力は、標準電力+3dBである。
現在の通信ステータスが、通信ステータス5、通信ステータス6、または通信ステータス9であるとき、信号のピーク対平均電力比(Peak to Average Power Ratio、PAPR)を保証するために、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用されないことがある。この場合、信号は、DMRSシンボル中でわずかいくつかのREの各々中で送信される。したがって、すべてのシンボル上の電力が等しくなることを保証するために、DMRSの電力はブーストされる必要があり、すなわち、DMRSの電力は、標準電力+3dBである。
本出願の実施形態では、上記は、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが0_0である一例を与えることを理解されたい。ただし、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが0_1でないという条件で、本出願の実施形態はそれに限定されない。したがって、フォーマットが0_0であるDCIは、フォーマットが0_1でないDCIとして表され得る。
本出願の実施形態では、端末デバイスがRRC接続を確立しないことは、代替として、端末デバイスが上位レイヤ構成を受信しない(たとえば、限定はしないが、端末デバイスがRRC構成を受信しない)こととして表され得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
本出願の実施形態では、アップリンク送信中に占有されるシンボルは、物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)によって占有されるシンボルであり得ることを理解されたい。
本出願の実施形態では、標準電力は固定値でないことがあるが、電力ブースト(boost)が考慮されないときの通常の慣行に基づいて端末デバイスによって決定される電力値であり得ることをさらに理解されたい。
言い換えれば、DMRSの電力が標準電力であるとき、対応する電力ブースト値は0dBである。したがって、均一な表現のために、DMRSの電力が標準電力であることは、代替として、DMRSの電力が標準電力+0dBであることとして表され得る。DMRSの電力が標準電力+3dBであるとき、対応する電力ブースト値は3dBである。
上記は、電力ブースト値が0dBまたは3dBである一例を与えるにすぎず、本出願の実施形態は、それに限定されない。実際の適用中に、標準の発展とともに、電力ブースト値は別の可能な値になり得る。
上記の説明に基づき、本出願の実施形態では、上記にリストされている9つの通信ステータスがそれぞれDMRSの1つの電力に対応することが推論されることは可能である。
上記の実装では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、上記の表2に問い合わせることによってネットワークパラメータの値に基づいてDMRSの電力を直接決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、表に問い合わせることによってDMRSの電力を間接的に取得し得る。
具体的には、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の複数のパラメータの値とデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値との間の対応を記憶し得る。たとえば、対応は、以下の表3に示される。
Figure 0007142721000003
特定の実装処理では、端末デバイスは、現在のネットワーク上での上記のパラメータの値に基づいて、端末デバイスに対応するデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値を決定し、次いで、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表2または表3中の対応を事前構成する必要がないことがある。たとえば、本出願の実施形態では、フィールドは、フォーマットが0_0であるDCIに追加され得る。たとえば、アンテナポートダウンリンク制御情報フィールド(Antenna Port(s) DCI Field)が追加され得る。データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)は、追加されたフィールドを使用することによって示され、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表2または表3中の対応を事前構成する必要がないことがある。
たとえば、本出願の実施形態では、1ビットなどの少なくとも1ビットがフォーマットが0_0であるDCIに追加され得る。1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。代替として、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、次いで、少なくとも1ビットに関する情報のインジケーションに基づいてDMRSの電力を決定し得る。
320:端末デバイスは、決定された電力に基づいてDMRSを送る。
相応して、ネットワークデバイスは、DMRSを受信する。
具体的には、端末デバイスによって使用される方法と同様の方法を使用することによって、ネットワークデバイスは、DMRSの電力を決定し、DMRSの決定された電力に基づいてDMRSを受信し得る。具体的には、DMRSの電力を決定するためにネットワークデバイスによって使用される方法について、上記の説明を参照されたい。
たとえば、特定の実装処理では、ネットワークデバイスは、表2に記載されている対応を参照することによってDMRSの電力を決定し得る。
特定の実装処理では、表2中のいくつかの対応またはすべての対応が特定の要件に基づいて選択され得ることに留意されたい。
アップリンクスケジューリングコマンドは、通常、アップリンクデータ送信をスケジュールするために使用されるコマンドである。アップリンクデータ送信中に、通常は、対応するDMRSも送信される必要があり、したがって、ネットワークデバイスは、DMRSに基づいて、アップリンクデータ送信の処理中に送信されるデータを復調する。したがって、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドは、復調がDMRSに基づいて実行されるアップリンクデータ送信をスケジュールするアップリンクスケジューリングコマンドとして理解され得る。特定の実装処理では、アップリンクスケジューリングコマンドは、DCIであり得る。通常、DCIは、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)フィールドを含み、CRCフィールドは、DCIの(端末デバイスなどの)受信機デバイスの無線ネットワーク一時識別(Radio Network Temporary Identity、RNTI)に基づいてスクランブルされる。このようにして、受信機デバイスは、受信機デバイスに送られるDCIを決定するためにDCI中のCRCに基づいてブラインド検出を実行し得る。DCIおよびDCIのCRCに関係するコンテンツについては、従来技術において明確に説明されており、本明細書では、詳細を再び説明しない。通常、RNTIは、具体的には、複数のタイプ、たとえば、限定はしないが、一時構成RNTI(Temporary Configure RNTI、TC-RNTI)およびセルRNTI(Cell RNTI、C-RNTI)に分類され得る。さらに、アップリンク送信中のシンボルの量は、アップリンクデータ送信中に占有されるOFDMシンボルの量であり得、すなわち、アップリンクデータが分配されるOFDMシンボルの量であるか、または通常、PUSCH上で占有されるOFDMシンボルの量として理解され得る。
具体的には、上記のRNTIの定義および機能については、従来技術を参照されたく、たとえば、LTEにおける規定を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
実際に、上記における表2中の各行は、通信ステータスを表すものとして理解され得る。第1の行から第9の行は、それぞれ、通信ステータス1から通信ステータス9に対応する。ネットワークデバイスは、ネットワークパラメータの値に基づいて現在の通信ステータス(またはネットワークステータスと呼ばれる)を決定し、現在の通信ステータスに対応するDMRSの電力を決定するために現在の通信ステータスに基づいて上記の表2に問い合わせ得ることがこれからわかることができる。
本明細書では、9つのアップリンク通信ステータスの場合が単に一例としてリストされており、本出願の実施形態は、具体的には、別のアップリンク通信ステータスをさらに含み得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
さらに、上記の9つの通信ステータスの各々に対応するパラメータの値の条件は、単に一例であることを理解されたい。実際の適用中に、各通信ステータスに対応する条件は、量が増加もしくは減少され得るか、または異なる通信ステータスの条件が相互にマージされ得る。上記の9つの通信ステータスは、相互に組み合わされるか、マージされるか、またはネスティングされ得る。本出願の実施形態はそれに限定されない。
具体的には、図2に示されたDMRSのパターンに基づいて、DMRSに対応するシンボル(以下、略してDMRSシンボル)中の一部のREのみがDMRSを送信するために使用され、他のREは、DMRSを送信するために使用されないことがわかることができる。
現在の通信ステータスが通信ステータス1、通信ステータス2、または通信ステータス7であるとき、PUSCHによって占有されるシンボルの量が比較的少なく、2以下であるので、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用され得、それによって、データ送信量を増加させてネットワークスループットを増加させる。この場合、信号がDMRSシンボル中の各RE中で送信されるので、DMRSの電力は、ブーストされる必要がなく、すなわち、DMRSの電力は、標準電力である。
現在の通信ステータスが、通信ステータス3、通信ステータス4、または通信ステータス8であるとき、PUSCH送信中に占有されるシンボルの量は比較的大きく、2つのシンボルよりも大きく、アップリンクデータ量はこの場合比較的大きいので、関連する推定の精度を改善するために、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用されないことがある。この場合、信号は、DMRSシンボル中でわずかいくつかのREの各々中で送信される。したがって、すべてのシンボル上の電力が等しくなることを保証するために、DMRSの電力はブーストされる必要があり、すなわち、DMRSの電力は、標準電力+3dBである。
現在の通信ステータスが、通信ステータス5、通信ステータス6、または通信ステータス9であるとき、信号のピーク対平均電力比(Peak to Average Power Ratio、PAPR)を保証するために、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用されないことがある。この場合、信号は、DMRSシンボル中でわずかいくつかのREの各々中で送信される。したがって、すべてのシンボル上の電力が等しくなることを保証するために、DMRSの電力はブーストされる必要があり、すなわち、DMRSの電力は、標準電力+3dBである。
本出願の実施形態では、上記は、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが0_0である一例を与えることを理解されたい。ただし、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが0_1でないという条件で、本出願の実施形態はそれに限定されない。したがって、フォーマットが0_0であるDCIは、フォーマットが0_1でないDCIとして表され得る。
本出願の実施形態では、端末デバイスがRRC接続を確立しないことは、代替として、端末デバイスが上位レイヤ構成を受信しない(たとえば、限定はしないが、端末デバイスがRRC構成を受信しない)こととして表され得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
本出願の実施形態では、アップリンク送信中に占有されるシンボルは、物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)によって占有されるシンボルであり得ることを理解されたい。
本出願の実施形態では、標準電力は固定値でないことがあるが、電力ブースト(boost)が考慮されないときの通常の慣行に基づいて端末デバイスによって決定される電力値であり得ることをさらに理解されたい。
言い換えれば、DMRSの電力が標準電力であるとき、対応する電力ブースト値は0dBである。したがって、均一な表現のために、DMRSの電力が標準電力であることは、代替として、DMRSの電力が標準電力+0dBであることとして表され得る。DMRSの電力が標準電力+3dBであるとき、対応する電力ブースト値は3dBである。
上記は、電力ブースト値が0dBまたは3dBである一例を与えるにすぎず、本出願の実施形態は、それに限定されない。実際の適用中に、標準の発展とともに、電力ブースト値は別の可能な値になり得る。
上記の説明に基づき、本出願の実施形態では、上記にリストされている9つの通信ステータスがそれぞれDMRSの1つの電力に対応することが推論されることが可能である。
上記の実装では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、上記の表2に問い合わせることによってネットワークパラメータの値に基づいてDMRSの電力を直接決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、表に問い合わせることによってDMRSの電力を間接的に取得し得る。
具体的には、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の複数のパラメータの値とデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値との間の対応を記憶し得る。たとえば、対応は、表3に示されている。
特定の実装処理では、ネットワークデバイスは、現在のネットワーク上での上記のパラメータの値に基づいて、上記のパラメータに対応するデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値を決定し、次いで、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表2または表3中の対応を事前構成する必要がないことがある。たとえば、本出願の実施形態では、フィールドは、フォーマットが0_0であるDCIに追加され得る。たとえば、アンテナポートダウンリンク制御情報フィールド(Antenna Port(s) DCI Field)が追加され得る。データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)は、追加されたフィールドを使用することによって示され、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表2または表3中の対応を事前構成する必要がないことがある。
たとえば、本出願の実施形態では、1ビットなどの少なくとも1ビットがフォーマットが0_0であるDCIに追加され得る。1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。代替として、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、次いで、少なくとも1ビットに関する情報のインジケーションに基づいてDMRSの電力を決定し得る。
本出願の実施形態では、DMRSの電力は、異なる通信ステータスのために柔軟に決定されることが可能である。現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策の問題が解決されることが可能であり、異なる通信ステータスにおける要件が満たされることが可能である。
図4は、本出願の一実施形態によるダウンリンク送信方法について説明する。図4に示された方法は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間の対話の観点から説明される。具体的には、図4に示された方法400は以下のステップを含む。
410:ネットワークデバイスは、DMRSの電力を決定する。
特定の実装処理では、ネットワークデバイスは、表4に記載されている対応を参照することによってDMRSの電力を決定し得る。
Figure 0007142721000004
特定の実装処理では、上記の表中のいくつかの対応またはすべての対応が特定の要件に基づいて選択され得ることに留意されたい。
ダウンリンクスケジューリングコマンドは、通常、ダウンリンクデータ送信をスケジュールするために使用されるコマンドである。ダウンリンクデータ送信中に、通常は、対応するDMRSも送信される必要があり、したがって、端末デバイスは、DMRSに基づいて、ダウンリンクデータ送信の処理中に送信されるデータを復調する。したがって、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドは、復調がDMRSに基づいて実行されるダウンリンクデータ送信をスケジュールするダウンリンクスケジューリングコマンドとして理解され得る。特定の実装処理では、ダウンリンクスケジューリングコマンドは、DCIであり得る。通常、DCIは、CRCフィールドを含み、CRCフィールドは、DCIの(端末デバイスなどの)受信機デバイスのRNTIに基づいてスクランブルされる。このようにして、受信機デバイスは、受信機デバイスに送られるDCIを決定するためにDCI中のCRCに基づいてブラインド検出を実行し得る。DCIおよびDCIのCRCに関係するコンテンツについては、従来技術において明確に説明されており、本明細書では、詳細を再び説明しない。通常、RNTIは、具体的には、複数のタイプ、たとえば、限定はしないが、TC-RNTI、C-RNTI、ページングRNTI(Paging RNTI、P-RNTI)、システム情報RNTI(System Information RNTI、SI-RNTI)、ランダムアクセスRNTI(Random Access RNTI、RA-RNTI)および構成されたスケジュールされたRNTI(Configured Scheduled RNTI、CS-RNTI)に分類され得る。さらに、ダウンリンク送信中のシンボルの量は、ダウンリンクデータ送信中に占有されるOFDMシンボルの量であり得、すなわち、ダウンリンクデータが分配されるOFDMシンボルの量であるか、または通常、PDSCH上で占有されるOFDMシンボルの量として理解され得る。
具体的には、上記のRNTIの定義および機能については、従来技術を参照されたく、たとえば、LTEにおける規定を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
実際に、上記における表4中の各行は、通信ステータスを表すものとして理解され得る。第1の行から第6の行は、それぞれ、通信ステータス1から通信ステータス6に対応する。ネットワークデバイスは、ネットワークパラメータの値に基づいて現在の通信ステータス(またはネットワークステータスと呼ばれる)を決定し、現在の通信ステータスに対応するDMRSの電力を決定するために現在の通信ステータスに基づいて上記の表3に問い合わせ得ることがこれからわかることが可能である。
異なる通信ステータスに対応するDMRSの電力は、同じであることも異なることもある。本出願の実施形態はそれに限定されない。
本明細書では、6つのダウンリンク通信ステータスの場合が単に一例としてリストされており、本出願の実施形態は、具体的には、別のダウンリンク通信ステータスをさらに含み得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
さらに、上記の6つの通信ステータスの各々に対応するパラメータの値の条件は、単に一例であることを理解されたい。実際の適用中に、各通信ステータスに対応する条件は、量が増加もしくは減少され得るか、または異なる通信ステータスの条件が相互にマージされ得る。上記の6つの通信ステータスは、相互に組み合わされるか、マージされるか、またはネスティングされ得る。本出願の実施形態はそれに限定されない。
具体的には、図2に示されたDMRSのパターンに基づいて、DMRSに対応するシンボル(以下、略してDMRSシンボル)中の一部のREのみがDMRSを送信するために使用され、他のREは、DMRSを送信するために使用されないことがわかることができる。
現在の通信ステータスが通信ステータス1、通信ステータス2、または通信ステータス5であるとき、PDSCHによって占有されるシンボルの量が比較的少なく、2以下であるので、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、ダウンリンクデータを送信するために使用され得、それによって、データ送信量を増加させてネットワークスループットを増加させる。この場合、信号がDMRSシンボル中の各RE中で送信されるので、DMRSの電力は、ブーストされる必要がなく、すなわち、DMRSの電力は、標準電力である。
現在の通信ステータスが、通信ステータス3、通信ステータス4、または通信ステータス6であるとき、PDSCH送信中に占有されるシンボルの量は比較的大きく、2つのシンボルよりも大きく、アップリンクデータ量はこの場合比較的大きいので、関連する推定の精度を改善するために、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用されないことがある。この場合、信号は、DMRSシンボル中でわずかいくつかのREの各々中で送信される。したがって、すべてのシンボル上の電力が等しくなることを保証するために、DMRSの電力はブーストされる必要があり、すなわち、DMRSの電力は、標準電力+3dBである。
本出願の実施形態では、上記は、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが1_0である一例を与えることを理解されたい。ただし、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが1_1でないという条件で、本出願の実施形態はそれに限定されない。したがって、フォーマットが1_0であるDCIは、フォーマットが1_1でないDCIとして表され得る。
本出願の実施形態では、端末デバイスがRRC接続を確立しないことは、代替として、端末デバイスが上位レイヤ構成を受信しない(たとえば、限定はしないが、端末デバイスがRRC構成を受信しない)こととして表され得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
本出願の実施形態では、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルは、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)によって占有されるシンボルであり得ることを理解されたい。
本出願の実施形態では、標準電力は固定値でないことがあるが、電力ブースト(boost)が考慮されないときの通常の慣行に基づいて端末デバイスによって決定される電力値であり得ることをさらに理解されたい。
言い換えれば、DMRSの電力が標準電力であるとき、対応する電力ブースト値は0dBである。したがって、均一な表現のために、DMRSの電力が標準電力であることは、代替として、DMRSの電力が標準電力+0dBであることとして表され得る。DMRSの電力が標準電力+3dBであるとき、対応する電力ブースト値は3dBである。
上記は、電力ブースト値が0dBまたは3dBである一例を与えるにすぎず、本出願の実施形態は、それに限定されない。実際の適用中に、標準の発展とともに、電力ブースト値は別の可能な値になり得る。
上記の説明に基づき、本出願の実施形態では、上記にリストされている6つの通信ステータスがそれぞれDMRSの1つの電力に対応することが推論されることが可能である。
上記の実装では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、上記の表4に問い合わせることによってネットワークパラメータの値に基づいてDMRSの電力を直接決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、表に問い合わせることによってDMRSの電力を間接的に取得し得る。
具体的には、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の複数のパラメータの値とデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値との間の対応を記憶し得る。たとえば、対応は、以下の表5に示される。
Figure 0007142721000005
特定の実装処理では、ネットワークデバイスは、現在のネットワーク上での上記のパラメータの値に基づいて、上記のパラメータに対応するデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値を決定し、次いで、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表4または表5中の対応を事前構成する必要がないことがある。たとえば、本出願の実施形態では、フィールドは、フォーマットが1_0であるDCIに追加され得る。たとえば、アンテナポートダウンリンク制御情報フィールド(Antenna Port(s) DCI Field)が追加され得る。データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)は、追加されたフィールドを使用することによって示され、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表4または表5中の対応を事前構成する必要がないことがある。
たとえば、本出願の実施形態では、1ビットなどの少なくとも1ビットがフォーマットが1_0であるDCIに追加され得る。1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。代替として、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、次いで、少なくとも1ビットに関する情報のインジケーションに基づいてDMRSの電力を決定し得る。
420:ネットワークデバイスは、決定された電力に基づいてDMRSを送る。
相応して、端末デバイスは、DMRSを受信する。
具体的には、ネットワークデバイスによって使用される方法と同様の方法を使用することによって、端末デバイスは、DMRSの電力を決定し、DMRSの決定された電力に基づいてDMRSを受信し得る。具体的には、DMRSの電力を決定するために端末デバイスによって使用される方法について、上記の説明を参照されたい。
たとえば、端末デバイスは、表4に記載されている対応を参照することによってDMRSの電力を決定し得る。
特定の実装処理では、表4中のいくつかの対応またはすべての対応が特定の要件に基づいて選択され得ることに留意されたい。
ダウンリンクスケジューリングコマンドは、通常、ダウンリンクデータ送信をスケジュールするために使用されるコマンドである。ダウンリンクデータ送信中に、通常は、対応するDMRSも送信される必要があり、したがって、端末デバイスは、DMRSに基づいて、ダウンリンクデータ送信の処理中に送信されるデータを復調する。したがって、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドは、復調がDMRSに基づいて実行されるダウンリンクデータ送信をスケジュールするダウンリンクスケジューリングコマンドとして理解され得る。特定の実装処理では、ダウンリンクスケジューリングコマンドは、DCIであり得る。通常、DCIは、CRCフィールドを含み、CRCフィールドは、DCIの(端末デバイスなどの)受信機デバイスのRNTIに基づいてスクランブルされる。このようにして、受信機デバイスは、受信機デバイスに送られるDCIを決定するためにDCI中のCRCに基づいてブラインド検出を実行し得る。DCIおよびDCIのCRCに関係するコンテンツについては、従来技術において明確に説明されており、本明細書では、詳細を再び説明しない。通常、RNTIは、具体的には、複数のタイプ、たとえば、限定はしないが、TC-RNTI、C-RNTI、ページングRNTI(Paging RNTI、P-RNTI)、システム情報RNTI(System Information RNTI、SI-RNTI)、ランダムアクセスRNTI(Random Access RNTI、RA-RNTI)および構成されたスケジュールされたRNTI(Configured Scheduled RNTI、CS-RNTI)に分類され得る。さらに、ダウンリンク送信中のシンボルの量は、アップリンクデータ送信中に占有されるOFDMシンボルの量であり得、すなわち、アップリンクデータが分配されるOFDMシンボルの量であるか、または通常、PDSCH上で占有されるOFDMシンボルの量として理解され得る。
具体的には、上記のRNTIの定義および機能については、従来技術を参照されたく、たとえば、LTEにおける規定を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
実際に、上記における表4中の各行は、通信ステータスを表すものとして理解され得る。第1の行から第6の行は、それぞれ、通信ステータス1から通信ステータス6に対応する。端末デバイスは、ネットワークパラメータの値に基づいて現在の通信ステータス(またはネットワークステータスと呼ばれる)を決定し、現在の通信ステータスに対応するDMRSの電力を決定するために現在の通信ステータスに基づいて上記の表3に問い合わせ得ることがこれからわかることができる。
本明細書では、6つのダウンリンク通信ステータスの場合が単に一例としてリストされており、本出願の実施形態は、具体的には、別のアップリンク通信ステータスをさらに含み得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
さらに、上記の6つの通信ステータスの各々に対応するパラメータの値の条件は、単に一例であることを理解されたい。実際の適用中に、各通信ステータスに対応する条件は、量が増加もしくは減少され得るか、または異なる通信ステータスの条件が相互にマージされ得る。上記の6つの通信ステータスは、相互に組み合わされるか、マージされるか、またはネスティングされ得る。本出願の実施形態はそれに限定されない。
具体的には、図2に示されたDMRSのパターンに基づいて、DMRSに対応するシンボル(以下、略してDMRSシンボル)中の一部のREのみがDMRSを送信するために使用され、他のREは、DMRSを送信するために使用されないことがわかることができる。
現在の通信ステータスが通信ステータス1、通信ステータス2、または通信ステータス5であるとき、PDSCHによって占有されるシンボルの量が比較的少なく、2以下であるので、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、ダウンリンクデータを送信するために使用され得、それによって、データ送信量を増加させてネットワークスループットを増加させる。この場合、信号がDMRSシンボル中の各RE中で送信されるので、DMRSの電力は、ブーストされる必要がなく、すなわち、DMRSの電力は、標準電力である。
現在の通信ステータスが、通信ステータス3、通信ステータス4、または通信ステータス6であるとき、PDSCH送信中に占有されるシンボルの量は比較的大きく、2つのシンボルよりも大きく、アップリンクデータ量はこの場合比較的大きいので、関連する推定の精度を改善するために、DMRSを送信するために使用されない、DMRSシンボル中にあるREは、アップリンクデータを送信するために使用されないことがある。この場合、信号は、DMRSシンボル中でわずかいくつかのREの各々中で送信される。したがって、すべてのシンボル上の電力が等しくなることを保証するために、DMRSの電力はブーストされる必要があり、すなわち、DMRSの電力は、標準電力+3dBである。
本出願の実施形態では、上記は、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが1_0である一例を与えることを理解されたい。ただし、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドのDCIのフォーマットが1_1でないという条件で、本出願の実施形態はそれに限定されない。したがって、フォーマットが1_0であるDCIは、フォーマットが1_1でないDCIとして表され得る。
本出願の実施形態では、端末デバイスがRRC接続を確立しないことは、代替として、端末デバイスが上位レイヤ構成を受信しない(たとえば、限定はしないが、端末デバイスがRRC構成を受信しない)こととして表され得ることを理解されたい。本出願の実施形態はそれに限定されない。
本出願の実施形態では、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルは、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)によって占有されるシンボルであり得ることを理解されたい。
本出願の実施形態では、標準電力は固定値でないことがあるが、電力ブースト(boost)が考慮されないときの通常の慣行に基づいて端末デバイスによって決定される電力値であり得ることをさらに理解されたい。
言い換えれば、DMRSの電力が標準電力であるとき、対応する電力ブースト値は0dBである。したがって、均一な表現のために、DMRSの電力が標準電力であることは、代替として、DMRSの電力が標準電力+0dBであることとして表され得る。DMRSの電力が標準電力+3dBであるとき、対応する電力ブースト値は3dBである。
上記は、電力ブースト値が0dBまたは3dBである一例を与えるにすぎず、本出願の実施形態は、それに限定されない。実際の適用中に、標準の発展とともに、電力ブースト値は別の可能な値になり得る。
上記の説明に基づき、本出願の実施形態では、上記にリストされている6つの通信ステータスがそれぞれDMRSの1つの電力に対応することが推論されることが可能である。
上記の実装では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、上記の表4に問い合わせることによってネットワークパラメータの値に基づいてDMRSの電力を直接決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、表に問い合わせることによってDMRSの電力を間接的に取得し得る。
具体的には、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の複数のパラメータの値とデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値との間の対応を記憶し得る。たとえば、対応は、表5に示されている。
特定の実装処理では、端末デバイスは、現在のネットワーク上での上記のパラメータの値に基づいて、上記のパラメータに対応するデータなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値を決定し、次いで、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表4または表5中の対応を事前構成する必要がないことがある。たとえば、本出願の実施形態では、フィールドは、フォーマットが1_0であるDCIに追加され得る。たとえば、アンテナポートダウンリンク制御情報フィールド(Antenna Port(s) DCI Field)が追加され得る。データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)は、追加されたフィールドを使用することによって示され、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、データなしの符号分割多重化グループ(CDM Groups without Data)の値に基づいて表1に問い合わせて、DMRSの電力を決定し得る。
代替として、別の実装では、本出願の実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとは、上記の表4または表5中の対応を事前構成する必要がないことがある。
たとえば、本出願の実施形態では、1ビットなどの少なくとも1ビットがフォーマットが1_0であるDCIに追加され得る。1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。代替として、1ビットの値が1であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+0dBであり、1ビットの値が0であるとき、DMRSの対応する電力は標準電力+3dBである。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、次いで、少なくとも1ビットに関する情報のインジケーションに基づいてDMRSの電力を決定し得る。
本出願の実施形態では、DMRSの電力は、異なる通信ステータスのために柔軟に決定されることが可能である。現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策の問題が解決されることが可能であり、異なる通信ステータスにおける要件が満たされることが可能である。
上記の図1から図4の例は、当業者が本発明の実施形態を理解するのを助けるためのものにすぎず、本発明の実施形態を例中の特定の値または特定のシナリオに限定するためのものでないことを理解されたい。当業者は、図1~図4に示された例に従って様々な等価な修正または変更を明らかに行うことができ、そのような修正または変更も本発明の実施形態の範囲内に入る。
上記の処理のシーケンス番号が本出願の様々な実施形態における実行シーケンスを意味しないことを理解されたい。処理の実行シーケンスは、処理の機能および内部論理に従って決定されるべきであり、本出願の実施形態の実装処理に対するいかなる限定とも解釈されてはならない。
上記は、図1から図4を参照しながら詳細に本発明の実施形態における方法について説明し、以下は、図5から図8を参照しながら本発明の実施形態における通信装置について説明する。
図5は、本出願の一実施形態による、通信装置の概略図である。通信装置500は、
処理ユニット510とトランシーバユニット520とを含み得る。
具体的には、処理ユニットは、DMRSの電力を決定するように構成され、
トランシーバユニットは、決定された電力に基づいてDMRSを送るように構成される。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるダウンリンク制御情報DCIであり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、端末デバイスが無線リソース制御RRC接続を確立せず、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、端末デバイスがRRC接続を確立せず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続DFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、端末デバイスがRRC接続を確立せず、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続DFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIの巡回冗長検査CRCが一時構成無線ネットワーク一時識別TC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
本出願で提供される通信装置500は、図3の方法実施形態において端末デバイスによって実行される処理に対応する。通信装置中のユニット/モジュールの機能については、上記中で説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
本出願の実施形態では、DMRSの電力は、異なる通信ステータスのために柔軟に決定されることが可能である。現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策の問題が解決されることが可能であり、異なる通信ステータスにおける要件が満たされることが可能である。
図6は、本出願の一実施形態による、通信装置の概略図である。通信装置600は、
処理ユニット610とトランシーバユニット620とを含み得る。
具体的には、処理ユニットは、DMRSの電力を決定するように構成され、
トランシーバユニットは、決定された電力に基づいてDMRSを受信するように構成される。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが1_0であるダウンリンク制御情報DCIであり、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、端末デバイスが無線リソース制御RRC接続を確立せず、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが1_0であるDCIであり、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、端末デバイスがRRC接続を確立せず、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIの巡回冗長検査CRCがシステム情報無線ネットワーク一時識別SI-RNTI、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別RA-RNTI、ページング無線ネットワーク一時識別P-RNTI、または一時構成無線ネットワーク一時識別TC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがSI-RNTI、RA-RNTI、P-RNTI、またはTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
本出願で提供される通信装置600は、図4の方法実施形態において端末デバイスによって実行される処理に対応する。通信装置中のユニット/モジュールの機能については、上記中で説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
本出願の実施形態では、DMRSの電力は、異なる通信ステータスのために柔軟に決定されることが可能である。現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策の問題が解決されること可能であり、異なる通信ステータスにおける要件が満たされることが可能である。
図5および図6中の通信装置は、端末デバイスであり得るか、または端末デバイス上に設置されるチップもしくは集積回路であり得ることを理解されたい。
通信装置が端末デバイスである一例を使用して、図7は、本出願の一実施形態による、端末デバイスの概略構造図である。理解および説明を容易にするために、図7では、端末デバイスの一例としてモバイルフォンが使用される。図7は、端末デバイスの主要な部分のみを示す。図7に示されるように、端末デバイス700は、プロセッサと、メモリと、制御回路と、アンテナと、入出力装置とを含む。プロセッサは、主に、通信プロトコルと通信データとを処理することと、端末デバイス全体を制御することと、ソフトウェアプログラムを実行することと、ソフトウェアプログラムのデータを処理することとを行うように構成され、たとえば、端末デバイスが上記の方法実施形態において説明された行為を実行するのをサポートするように構成される。メモリは、主に、ソフトウェアプログラムおよびデータを記憶するように構成される。制御回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波信号とを変換することと、無線周波信号を処理することとを行うように構成される。制御回路はアンテナとともに、トランシーバと呼ばれることもあり、主に、電磁波形態の無線周波信号を送受信するように構成される。タッチスクリーン、ディスプレイ、またはキーボードなどの入出力装置は、主に、ユーザによって入力されたデータを受信することと、ユーザにデータを出力することとを行うように構成される。
端末デバイスがオンにされた後、プロセッサは、ストレージユニット中に記憶されたソフトウェアプログラムを読み取り、ソフトウェアプログラムの命令を説明し、実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理し得る。データがワイヤレスに送られる必要があるとき、送られるべきデータに対してベースバンド処理を実行した後に、プロセッサは、無線周波数回路にベースバンド信号を出力する。ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行した後に、無線周波数回路は、アンテナを使用することによって電磁波の形態で無線周波信号を送る。データが端末デバイスに送られるとき、無線周波数回路は、アンテナを使用することによって無線周波信号を受信し、ベースバンド信号に無線周波信号を変換し、プロセッサにベースバンド信号を出力する。プロセッサは、データにベースバンド信号を変換し、データを処理する。
当業者は、説明を容易にするために、図7は、1つのメモリと1つプロセッサとしか示されていないことを理解し得る。実際の端末デバイスでは、複数のプロセッサと複数のメモリとが存在し得る。メモリは、記憶媒体、ストレージデバイスなどと呼ばれることもある。これは、本出願の実施形態では限定されない。
随意の実装では、プロセッサは、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとを含み得る。ベースバンドプロセッサは、主に、通信プロトコルと通信データとを処理するように構成される。中央処理ユニットは、主に、端末デバイス全体を制御することと、ソフトウェアプログラムを実行することと、ソフトウェアプログラムのデータを処理することとを行うように構成される。図7のプロセッサは、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとの機能を統合し得る。当業者は、ベースバンドプロセッサと中央処理ユニットとがそれぞれ独立したプロセッサであり得、バスなどの技術を使用することによって相互接続されることを理解し得る。当業者は、端末デバイスが異なるネットワーク通信規格に適応するために複数のベースバンドプロセッサを含み得ることと、端末デバイスが、端末デバイスの処理能力を向上させるために複数の中央処理ユニットを含み得ることと、端末デバイスの部分が様々なバスを使用することによって接続され得ることとを理解し得る。ベースバンドプロセッサはまた、ベースバンド処理回路またはベースバンド処理チップとして表され得る。中央処理ユニットはまた、中央処理回路または中央処理チップとして表され得る。通信プロトコルと通信データとを処理する機能は、プロセッサ中に設定され得るか、またはソフトウェアプログラムの形態でストレージユニット中に記憶され得る。プロセッサは、ベースバンド処理機能を実装するためにソフトウェアプログラムを実行する。
本発明の実施形態では、アンテナと、送信機能と受信機能とを有する制御回路とは、たとえば、図5または図6の方法実装において端末デバイスによって実行される送信機能と受信機能とを端末デバイスが実行するのをサポートするための端末デバイス700のトランシーバユニット71と見なされ得る。処理機能を有するプロセッサは、端末デバイス700の処理ユニット72と見なされ、プロセッサは、図5中の処理ユニット510または図6中の処理ユニット610に対応する。図7に示されているように、端末デバイス700は、トランシーバユニット71と処理ユニット72とを含む。トランシーバユニットは、トランシーバ、トランシーバマシン、トランシーバ装置などと呼ばれることもある。トランシーバユニットは、図5中のトランシーバユニット520または図6中のトランシーバユニット620に対応する。任意選択で、トランシーバユニット71中にあり、受信機能を実装するように構成された構成要素は、受信ユニットと見なされ得る。トランシーバユニット71中にあり、送信機能を実装するように構成された構成要素は、送信ユニットと見なされ得る。言い換えれば、トランシーバユニット71は、受信ユニットと送信ユニットとを含み、受信ユニットは、受信機、入力ポート、受信機回路などと呼ばれることもあり、送信ユニットは、送信マシン、送信機、送信回路などと呼ばれることがある。
処理ユニット72は、メモリ中に記憶された命令を実行することと、トランシーバユニット71が信号を受信し、および/または信号を送るように制御することと、上記の方法実施形態における端末デバイスの機能を完了することとを行うように構成され得る。一実装では、トランシーバユニット71の機能がトランシーバ回路または受信および送信に専用のチップを使用することによって実装されると考慮され得る。
図7に示された端末デバイス700が、図5または図6の方法実施形態における端末デバイスに関係する処理を実装することができることを理解されたい。端末デバイス700中のモジュールの動作および/または機能は、それぞれ、上記の方法実施形態における対応するプロシージャを実装するためのものである。詳細については、方法実施形態における説明を参照されたい。繰り返しを回避するために、詳細は、本明細書では適切に省略される。
図8は、本出願の一実施形態による、通信装置の概略図である。通信装置800は、
処理ユニット810とトランシーバユニット820とを含み得る。
具体的には、処理ユニットは、DMRSの電力を決定するように構成され、トランシーバユニットは、決定された電力に基づいてDMRSを受信するように構成される。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるダウンリンク制御情報DCIであり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、端末デバイスが無線リソース制御RRC接続を確立せず、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、端末デバイスがRRC接続を確立せず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが0_0であるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続DFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、端末デバイスがRRC接続を確立せず、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続DFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIの巡回冗長検査CRCが一時構成無線ネットワーク一時識別TC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、アップリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
本出願で提供される通信装置800は、図3の方法実施形態においてネットワークデバイスによって実行される処理に対応する。通信装置中のユニット/モジュールの機能については、上記中で説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
本出願の実施形態では、DMRSの電力は、異なる通信ステータスのために柔軟に決定されることが可能である。現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策の問題が解決されることが可能であり、異なる通信ステータスにおける要件が満たされることが可能である。
図9は、本出願の一実施形態による、通信装置の概略図である。通信装置900は、
処理ユニット910とトランシーバユニット920とを含み得る。
具体的には、処理ユニットは、DMRSの電力を決定するように構成され、トランシーバユニットは、決定された電力に基づいてDMRSを送るように構成される。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが1_0であるダウンリンク制御情報DCIであり、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、端末デバイスが無線リソース制御RRC接続を確立せず、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが1_0であるDCIであり、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、端末デバイスがRRC接続を確立せず、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIの巡回冗長検査CRCがシステム情報無線ネットワーク一時識別SI-RNTI、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別RA-RNTI、ページング無線ネットワーク一時識別P-RNTI、または一時構成無線ネットワーク一時識別TC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、ダウンリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、DMRSの電力は標準電力である。
任意選択で、DMRSに関連するダウンリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、DCIのCRCがSI-RNTI、RA-RNTI、P-RNTI、またはTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、ダウンリンク送信波形がCP-OFDMであり、ダウンリンク送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、DMRSの電力は標準電力+3dBである。
本出願で提供される通信装置900は、図4の方法実施形態においてネットワークデバイスによって実行される処理に対応する。通信装置中のユニット/モジュールの機能については、上記中で説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
本出願の実施形態では、DMRSの電力は、異なる通信ステータスのために柔軟に決定されることが可能である。現在のNRにおいて規定されている単一の電力補償解決策の問題が解決されることが可能であり、異なる通信ステータスにおける要件が満たされることが可能である。
図8または図9中の通信装置は、ネットワークデバイスであり得るか、またはネットワークデバイス上に設置されるチップもしくは集積回路であり得ることを理解されたい。
通信装置がネットワークデバイスである一例を使用して、図10は、本出願の一実施形態による、ネットワークデバイスの概略構造図であり、たとえば、基地局の概略構造図であり得る。図10に示されているように、ネットワークデバイス1000は、上記の方法実施形態におけるネットワークデバイスの機能を実行するために図1に示されたシステムに適用され得る。
ネットワークデバイス1000は、リモート無線ユニット(Remote Radio Unit、RRU)101などの1つまたは複数の無線ユニットと、(デジタルユニットDigital Unit、DU)と呼ばれることもある)1つまたは複数のベースバンドユニット(Baseband Unit、BBU)102とを含み得る。RRU101は、トランシーバユニット101と呼ばれることがあり、図8中のトランシーバユニット820または図9中のトランシーバユニット920に対応し得る。任意選択で、トランシーバユニットは、トランシーバマシン、トランシーバ回路、トランシーバなどと呼ばれることもあり、トランシーバユニットは、少なくとも1つのアンテナ1011と無線ユニット1012とを含み得る。RRU101の部分は、主に、無線周波信号を送受信することと、無線周波信号とベースバンド信号との間の変換を実行することとを行うように構成され、たとえば、端末デバイスにプリコーディング行列情報を送るように構成される。BBU102の部分は、部分的に主に、ベースバンド処理を実行すること、基地局を制御することなどを行うように構成される。RRU101とBBU102とは、物理的に一緒に配設され得るか、または物理的に互いに離れて、すなわち、分散基地局として配設され得る。
BBU102は、基地局の制御センターであり、処理ユニット102と呼ばれることもあり、図8中の処理ユニット810および図9中の処理ユニット910に対応し得、主に、チャネル符号化、多重化、変調、またはスペクトル拡散などのベースバンド処理機能を完了するように構成される。たとえば、BBU(処理ユニット)は、上記の方法実施形態におけるネットワークデバイスに関する演算プロシージャを実行するように基地局を制御するように構成され得る。
一例では、BBU102は、1つまたは複数のボードを含み得、複数のボードは、単一のアクセス標準を有する(LTEネットワークなどの)無線アクセスネットワークを一緒にサポートし得るか、または異なる無線アクセスネットワークを有する(LTEネットワーク、5Gネットワーク、および別のネットワークなどの)無線アクセスネットワークをそれぞれサポートし得る。BBU102は、メモリ1021とプロセッサ1022とをさらに含む。メモリ1021は、必要な命令と必要なデータとを記憶するように構成される。プロセッサ1022は、必要な行為を実行するように基地局を制御するように構成され、たとえば、上記の方法実施形態におけるネットワークデバイスに関する動作プロシージャを実行するように基地局を制御するように構成される。メモリ1021とプロセッサ1022とは、1つまたは複数のボードをサービスし得る。言い換えれば、メモリとプロセッサとは、各ボード上に個々に配設され得る。代替として、複数のボードが同じメモリおよび同じプロセッサを共有し得る。さらに、必要な回路は、さらに、各ボード上に配設され得る。
図10に示されたネットワークデバイス1000が、図4の方法実施形態におけるネットワークデバイスに関係する各処理を実装することができることを理解されたい。ネットワークデバイス1000中のモジュールの動作および/または機能は、それぞれ、上記の方法実施形態における対応するプロシージャを実装するためのものである。詳細については、方法実施形態における説明を参照されたい。繰り返しを回避するために、詳細は、本明細書では適切に省略される。
本出願の一実施形態は、さらに、プロセッサとインターフェースとを含む処理装置を与える。プロセッサは、上記の方法実施形態のうちのいずれか1つにおける通信方法を実行するように構成される。
処理装置がチップであり得ることを理解されたい。たとえば、処理装置は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)であり得るか、または特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)であり得るか、またはシステムオンチップ(System on Chip、SoC)であり得るか、または中央処理ユニット(Central Processor Unit、CPU)であり得るか、またはネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)であり得るか、またはデジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)であり得るか、またはマイクロ制御ユニット(Micro Controller Unit、MCU)であり得るか、またはプログラマブル論理デバイス(Programmable Logic Device、PLD)もしくは別の集積チップであり得る。
一実装処理では、上記の方法中のステップは、プロセッサ中のハードウェア集積論理回路を使用することによってまたはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装され得る。本出願の実施形態に関連して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行され得るか、またはプロセッサ中のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組合せを使用することによって実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、プログラマブル読取り専用メモリ、電気消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体中に位置し得る。記憶媒体は、メモリ中に位置し、プロセッサは、メモリ中の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上記の方法中のステップを完了する。繰り返しを回避するために、本明細書では、詳細を再び説明しない。
本発明のこの実施形態におけるプロセッサが集積回路チップであり得、信号処理が可能であることに留意されたい。一実装処理では、上記の方法実施形態中のステップは、プロセッサ中のハードウェア集積論理回路を使用することによってまたはソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装され得る。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理装置、離散ゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、または離散ハードウェア構成要素であり得る。それは、本発明の実施形態に開示されている方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るか、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどであり得る。本発明の実施形態に関連して開示される方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサの手段によって直接実行および達成され得るか、または復号プロセッサ中でハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組合せを使用することによって実行および達成され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、プログラマブル読取り専用メモリ、電気消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど、当技術分野において成熟した記憶媒体中に位置し得る。記憶媒体は、メモリ中に位置し、プロセッサは、メモリ中の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上記の方法中のステップを完了する。
本発明の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであり得るか、または揮発性メモリと不揮発性メモリとを含み得ることが理解され得る。不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(Read-only Memory、ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであり得る。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であり得る。例示的だが限定的でない説明を通して、多くの形態のRAM、たとえば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)およびダイレクトラムバスダイナミックランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)が使用され得る。本明細書において説明されたシステムおよび方法のメモリは、限定はしないが、これらのメモリと別の適切なタイプの任意のメモリとを含むことに留意されたい。
本出願の一実施形態は、通信システムをさらに提供し、通信システムは、上記のネットワークデバイスと端末デバイスとを含む。
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読媒体をさらに提供する。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、コンピュータによって実行されているとき、コンピュータプログラムは、上記の方法実施形態のうちのいずれか1つにおける通信方法を実装する。
本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータによって実行されているとき、コンピュータプログラム製品は、上記の方法実施形態のうちのいずれか1つにおける通信方法を実装する。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全にまたは部分的に実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令がコンピュータ上にロードされ、実行されるとき、本出願の実施形態によるプロシージャまたは機能がすべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得るか、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信され得る。たとえば、コンピュータ命令は、ワイヤード(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者回線(Digital Subscriber Line、DSL))の方式またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、およびマイクロ波など)の方式でウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンターに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体であるか、または1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合するサーバもしくはデータセンターなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、デジタルビデオディスク (Digital Video Disc、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートドライブ(Solid State Disk、SSD))などであり得る。
上記は、通信システムにおけるダウンリンク送信中の通信方法について説明したが、本出願はそれに限定されないことを理解されたい。任意選択で、アップリンク送信中に、上記の解決策と同様の解決策が、代替として、使用され得る。繰り返しを回避するために、本明細書では、詳細を再び説明しない。
「一実施形態」または明細書全体で説明する「一実施形態」は、実施形態に関係する特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態中に含まれることを意味しないことを理解されたい。したがって、「一実施形態における」または本明細書全体にわたって出現する「一実施形態では」は、同じ実施形態を言及しない。さらに、これらの特定の特徴、構造、または特性は、任意の適切な方式を使用することによって1つまたは複数の実施形態に組み合わされ得る。上記の処理のシーケンス番号が本発明の実施形態における実行シーケンスを意味しないことを理解されたい。処理の実行シーケンスは、処理の機能および内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装処理に対するいかなる限定とも解釈されてはならない。
本明細書において使用される「構成要素」、「モジュール」、および「システム」などの用語は、コンピュータ関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組合せ、ソフトウェア、または実行されているソフトウェアを示すために使用される。たとえば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサ、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータ上で実行する処理であり得る。図に示されるように、コンピューティングデバイスとコンピューティングデバイス上で実行するアプリケーションとの両方が構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素が、処理および/または実行スレッド内に常駐し得、構成要素は、1つのコンピュータ上に位置するか、および/または2つ以上のコンピュータの間に分散され得る。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶する様々なコンピュータ可読媒体から実行され得る。たとえば、構成要素は、ローカルおよび/またはリモート処理を使用することによって、ならびに、たとえば、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、ローカルシステム、分散システム中の、および/または信号を使用することによって他のシステムと対話するインターネットなどのネットワークにわたって別の構成要素と対話する2つの構成要素からのデータ)を有する信号に従って通信し得る。
さらに、第1の、第2の、第3の、第4の、および様々な数値は、説明を容易にするために実行される区別のためのものにすぎず、本出願の実施形態の範囲を限定するために使用されないことを理解されたい。
本明細書における「および/または(and/or)」という用語は、単に、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係を記述し、3つの関係が存在し得ることを表すことを理解されたい。たとえば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する場合と、AとBとの両方が存在する場合と、Bのみが存在する場合との3つの場合を表し得る。
当業者は、本明細書に開示される実施形態において説明された例示的な論理ブロック(illustrative logical block)と組み合わせて、そして、ステップ(step)が電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せによって実装され得ることに気づき得る。機能がハードウェアによって実施されるのか、またはソフトウェアによって実施されるのかは、特定の適用例および技術的解決策の設計制約条件に依存する。当業者は、特定の適用例ごとに説明する機能を実装するために異なる方法を使用し得るが、実装が本出願の範囲を越えると見なすべきではない。
便宜的で簡単な説明のために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な作業処理については、上記の方法実施形態における対応する処理を参照されたく、詳細について、本明細書では再び説明しないことを当業者には明確に理解されよう。
本出願中に与えられるいくつかの実施形態では、開示するシステム、装置、および方法が他の様式で実装され得ることを理解されたい。たとえば、説明した装置実施形態は、一例にすぎない。たとえば、ユニット分割は、論理機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であり得る。たとえば、複数のユニットまたは構成要素が別のシステムに、組み合わされるかもしくは統合され得、またはいくつかの特徴は無視されるか、もしくは実施されないことがある。さらに、表示したもしくは説明した相互結合もしくは直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実装され得る。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的な形態、機械的な形態、または他の形態で実装され得る。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であることもそうでないこともあり、ユニットとして表示された部分は、物理ユニットであることもそうでないこともあり、1つの位置に位置し得るか、または複数のネットワークユニット上に分散され得る。ユニットの一部または全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために実際の要件に基づいて選択され得る。
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットへと統合されることがあり、またはユニットの各々が物理的に単独で存在することがあり、または2つ以上のユニットが1つのユニットへと統合される。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全にまたは部分的に実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータプログラム命令を含む。コンピュータプログラム命令(プログラム)がコンピュータ上にロードされ、実行されるとき、本出願の実施形態によるプロシージャまたは機能がすべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得るか、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信され得る。たとえば、コンピュータ命令は、ワイヤード(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者回線(DSL))の方式またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、およびマイクロ波など)の方式でウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンターに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体であるか、または1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合するサーバもしくはデータセンターなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートドライブ Solid State Disk、SSD))などであり得る。
上記の説明は、本出願の特定の実装にすぎず、本出願の保護範囲を限定するものではない。本出願で開示される技術範囲内で当業者によって容易に想到されるいかなる変形形態または置換形態も、本出願の保護範囲内に入るものである。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従わなければならないものである。

Claims (22)

  1. 復調基準信号(DMRS)送信方法であって、
    端末によって、DMRSの電力を決定するステップと、
    前記端末によって、前記決定された電力に基づいて前記DMRSを送るステップとを備え、前記DMRSの前記電力は、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるダウンリンク制御情報(DCI)であり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM)であり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続(DFT-s-OFDM)であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が一時構成無線ネットワーク一時識別(TC-RNTI)を使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連する前記アップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、前記アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    無線リソース制御(RRC)接続が確立されず、アップリンク送信波形が前記サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである
    という電力のうちの少なくとも1つを満たし、
    前記第1のフォーマットは0_1ではなく、Xは0よりも大き前記標準電力は、電力ブースト値が0dBの前記電力である方法。
  2. 前記第1のフォーマットは0_0である請求項1に記載の方法。
  3. X=3である請求項1又は2に記載の方法。
  4. 復調基準信号DMRS受信方法であって、
    ネットワーク装置によって、DMRSの電力を決定するステップと、
    前記ネットワーク装置によって、前記決定された電力に基づいて前記DMRSを受信するステップとを備え、前記DMRSの前記電力は、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるダウンリンク制御情報(DCI)であり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM)であり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続(DFT-s-OFDM)であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が一時構成無線ネットワーク一時識別(TC-RNTI)を使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連する前記アップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、前記アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    無線リソース制御(RRC)接続が確立されず、アップリンク送信波形が前記サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである
    という電力のうちの少なくとも1つを満たし、
    前記第1のフォーマットは0_1ではなく、Xは0よりも大き前記標準電力は、電力ブースト値が0dBの前記電力である方法。
  5. 前記第1のフォーマットは0_0である請求項4に記載の方法。
  6. X=3である請求項4又は5に記載の方法。
  7. 通信装置であって、
    復調基準信号(DMRS)の電力を決定するように構成された処理ユニットと、
    前記決定された電力に基づいて前記DMRSを送るように構成されたトランシーバユニットとを備え、前記DMRSの前記電力は、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるダウンリンク制御情報(DCI)であり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM)であり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続(DFT-s-OFDM)であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が一時構成無線ネットワーク一時識別(TC-RNTI)を使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連する前記アップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、前記アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    無線リソース制御(RRC)接続が確立されず、アップリンク送信波形が前記サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである
    という電力のうちの少なくとも1つを満たし、
    前記第1のフォーマットは0_1ではなく、Xは0よりも大き前記標準電力は、電力ブースト値が0dBの前記電力である装置。
  8. 前記第1のフォーマットは0_0である請求項7に記載の装置。
  9. X=3である請求項7又は8に記載の装置。
  10. 通信装置であって、
    復調基準信号(DMRS)の電力を決定するように構成された処理ユニットと、
    前記決定された電力に基づいて前記DMRSを受信するように構成されたトランシーバユニットとを備え、前記DMRSの前記電力は、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるダウンリンク制御情報(DCI)であり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM)であり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続(DFT-s-OFDM)であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が一時構成無線ネットワーク一時識別(TC-RNTI)を使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連する前記アップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、前記アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    無線リソース制御(RRC)接続が確立されず、アップリンク送信波形が前記サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである
    という電力のうちの少なくとも1つを満たし、
    前記第1のフォーマットは0_1ではなく、Xは0よりも大き前記標準電力は、電力ブースト値が0dBの前記電力である装置。
  11. 前記第1のフォーマットは0_0である請求項10に記載の装置。
  12. X=3である請求項10又は11に記載の装置。
  13. コンピュータプログラムを備えるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能にされるコンピュータ可読記憶媒体。
  14. 通信装置であって、
    復調基準信号(DMRS)の電力を決定するように構成されたプロセッサと、
    前記決定された電力に基づいて前記DMRSを送るように構成されたトランシーバとを備え、前記DMRSの前記電力は、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるダウンリンク制御情報(DCI)であり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM)であり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続(DFT-s-OFDM)であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が一時構成無線ネットワーク一時識別(TC-RNTI)を使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連する前記アップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、前記アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    無線リソース制御(RRC)接続が確立されず、アップリンク送信波形が前記サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである
    という電力のうちの少なくとも1つを満たし、
    前記第1のフォーマットは0_1ではなく、Xは0よりも大き前記標準電力は、電力ブースト値が0dBの前記電力である装置。
  15. 前記第1のフォーマットは0_0である請求項14に記載の装置。
  16. X=3である請求項14又は15に記載の装置。
  17. 通信装置であって、
    復調基準信号(DMRS)の電力を決定するように構成されたプロセッサと、
    前記決定された電力に基づいて前記DMRSを受信するように構成されたトランシーバとを備え、前記DMRSの前記電力は、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるダウンリンク制御情報(DCI)であり、アップリンク送信波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM)であり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドが、フォーマットが第1のフォーマットであるDCIであり、アップリンク送信波形が離散フーリエ変換スペクトラム拡散直交周波数分割多重多元接続(DFT-s-OFDM)であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が一時構成無線ネットワーク一時識別(TC-RNTI)を使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    前記DMRSに関連する前記アップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    前記DMRSに関連するアップリンクスケジューリングコマンドがDCIであり、前記DCIのCRCがTC-RNTIを使用することによってスクランブルされ、前記アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    無線リソース制御(RRC)接続が確立されず、アップリンク送信波形が前記サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2以下であるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力である、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がCP-OFDMであり、前記PUSCH送信中に占有されるシンボルの量が2よりも大きいとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである、
    RRC接続が確立されず、アップリンク送信波形がDFT-s-OFDMであるとき、前記DMRSの前記電力は標準電力+XdBである
    という電力のうちの少なくとも1つを満たし、
    前記第1のフォーマットは0_1ではなく、Xは0よりも大き前記標準電力は、電力ブースト値が0dBの前記電力である装置。
  18. 前記第1のフォーマットは0_0である請求項17に記載の装置。
  19. X=3である請求項17又は18に記載の装置。
  20. 処理装置であって、
    前記装置が請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法を実装することを可能にするためにコンピュータプログラムを実行するように構成されたプロセッサ
    を備える処理装置。
  21. プロセッサとストレージ装置とを備える処理装置であって、
    前記ストレージ装置が、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、
    前記プロセッサは、前記処理装置が請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法を実装することを可能にするために前記ストレージ装置中に記憶された前記コンピュータプログラムを実行するように構成された
    処理装置。
  22. コンピュータプログラムを備えるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能になるコンピュータプログラム。
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