JP7140966B2 - 容器切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軟質の容器を切断する容器切断装置に関する。
合成樹脂などの軟質材で形成される密閉された容器を倒立させ、その頭部を切断し、口部となる開口を形成する装置が知られている(特許文献1参照)。このような装置では、容器の口部付近の上下をグリッパで把持し、両グリッパの間をカッタで切断している。
特開2017-131993号公報
しかし、カッタを用いた容器切断装置では、使用するうちにカッタの刃先部が欠けることがある。従来は、容器切断装置の下流側において容器の切断状態を検査し、切断不良が発生した段階でカッタを交換しているため生産効率が低下する。また、カッタの刃先部が欠けた場合には、欠けた刃が容器に混入する恐れもある。
本発明は、容器切断装置において、切断不良が発生する前にカッタの刃先部の異常を検知することを課題としている。
本発明の第1の発明である容器切断装置は、容器を把持する複数のグリッパと、前記複数のグリッパが所定間隔で取り付けられて回転する回転体と、前記各グリッパを移動させる移動手段と、前記グリッパに把持される容器の移動経路に固設された切断刃とを備え、前記複数のグリッパに把持されて移動する各容器を、前記切断刃に順次当接させることによって、当該各容器の所要部分を切断する容器切断装置において、前記切断刃の上方に当該切断刃の刃先部を撮影する撮像手段と、前記撮像手段の撮像結果に基づいて、前記切断刃の刃先部の異常の有無を検査する検査手段と、前記撮像手段の近傍に固設され、当該撮像手段による撮像に必要な検査光を照射する検査光照射手段と、前記回転体上で隣接して配置されるグリッパの間に少なくとも一つ設けられ、前記検査光照射手段から照射される検査光を前記切断刃に向けて反射させる反射板とが設けられ、前記グリッパとグリッパとの間で前記撮像手段によって前記切断刃の刃先部を撮像することを特徴としている。
本発明の第3の発明である容器切断装置は、第の発明において、前記回転体に、前記グリッパと前記反射板とが交互に隣接するように複数配置されることを特徴としている。
本発明によれば、容器切断装置において、切断不良が発生する前にカッタの刃先部の異常を検知することができる。
本実施形態の容器切断装置のカッタの配置を示す模式的な平面図である。 図1の容器切断装置の回転軸を中心に半分のみを示した縦断面図である。 本実施形態における反射板の配置を示すカッタ近傍の拡大平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である密閉軟質容器の頭部を切断し口部を形成する容器切断装置のカッタの配置を示す模式的な平面図である。また、図2は、容器切断装置の回転軸を中心にその半分のみを示した縦断面図である。
本実施形態の容器切断装置10は、例えば、ケチャップやマヨネーズなどを封入するための合成樹脂製の軟質の容器Vの頭部を切断し口部を形成するための装置である。容器切断装置10は、周方向に沿って複数の容器Vを保持する搬送ホイール(移動手段)12を備える。搬送ホイール12は、供給ホイール11から容器Vを受け取り、密閉された容器Vの頭部を切断した後、排出ホイール13へと容器Vを受け渡す。容器Vの頭部の切断は、容器切断装置10に固設された回転刃、固定刃、超音波刃などのカッタ(切断刃)14により行われる。
搬送ホイール12は、回転シャフト16と一体的に回転されるターンテーブル18を備える。回転シャフト16は、ベアリング等を介して固定部24に回転自在に軸支され、下部に設けられるモータ(図示せず)により回転される。ターンテーブル18は、回転シャフト16に固定された回転部材17を介して回転シャフト16に固定され、回転シャフト16とともに一体的に回転する。ターンテーブル18の外周には周方向に沿って所定間隔で複数の支持部材20Sが配置され、その上端には各々容器保持機構20が取り付けられる。
容器保持機構20の上端には、反転機構40を介して第1グリッパ22が各々設けられる。第1グリッパ22は不図示の開閉カムによって開閉され、容器Vの頚部を把持する。各第1グリッパ22の下方には容器Vの頭部を把持する第2グリッパ34が各々第2グリッパ支持部36を介して配置される。第1グリッパ22および第2グリッパ34は、ターンテーブル18の回転により一体的に搬送ホイール12の外周に沿って移動される。また、容器保持機構20において、第2グリッパ34よりも下側には、後述する反射板23がブラケット23Aを介して設けられる。
回転部材17の周囲にはベアリング等を介して、カム支持固定部26が配置され、図示しない支持部材により固定される。カム支持固定部26には、第1グリッパ22の反転機構40を駆動するための第1グリッパ反転用カム28とカッタ14を支持するカッタ支持部32が配置される。また、カム支持固定部26には、カメラ支持部25を介してカッタ14の直上にカメラ25Aが配置されるとともに、回転部材17の周囲に設けられ、回転部材17とともに回転する円板状のタイミングプレート17Aが設けられる。
タイミングプレート17Aの外周部には透過孔が設けられ、カメラ支持部25等を介してカム支持固定部26に設置されたセンサ19(例えば光電センサ)と協働して回転部材17の回転位置を検出する。また、カム支持固定部26には、カメラ25Aのカッタ14の刃先部14Aの撮影に用いられる検査光照射装置21が設けられる。カメラ25Aでの撮像動作および検査光照射装置21の発光動作は、センサ19からの信号に基づき、カム支持固定部26に設けられた制御部27によって行われる。
図1に示されるように、第1グリッパ22は供給ホイール11からの容器Vの受取位置P1において、先端が径方向外側に向けられている。供給ホイール11において、容器Vは正立した状態で搬送され、第1グリッパ22は受取位置P1において供給ホイール11の容器Vの頚部を把持して容器Vを受け取る。その後、カッタ14による切断位置P3よりも上流側の反転位置P2において、第1グリッパ22は反転機構40により径方向内側に向けて180°回転され、これにより容器Vは反転されて倒立される。
反転機構40には、例えばラックとピニオン機構等(不図示)が用いられる。例えば、支持部材20Sには、第1グリッパ反転用カム28と係合するカムフォロワ38と垂直方向に配置されたラックが設けられ、ターンテーブル18の回転にともなってカムフォロワ38が昇降すると、支持部材20Sおよびこれに設けられたラックが昇降し、ターンテーブル18の外周接線方向に配置される軸周りに回転するピニオンが回転して第1グリッパ22が回転される。
容器Vが倒立されると、容器Vの頭部(第1グリッパ22よりも先端側)は、第2グリッパ34により更に把持され、その位置が固定される。切断位置P3では、第1グリッパ22および第2グリッパ34の間に保持される容器Vの頭部がカッタ14に押し当てられ、第2グリッパ34により把持される頭部先端部分が水平方向に切断される。その後、第1グリッパ22は、径方向外側に向けて元の位置にまで180°回転され、容器受渡位置P4において正立した状態の容器Vを排出ホイール13へと受け渡す。なお、図1では、便宜的に位置P1、P2、P4における第1グリッパ22のみが示されるが、所定間隔で周方向に沿ってその他の位置にも存在する。
図3は、本実施形態における反射板23の配置を示すカッタ14近傍の拡大平面図である。
図3では、カッタ14とその前後に位置する2つの第2グリッパ34が示される。本実施形態において反射板23は複数設けられる。各反射板23は第2グリッパ34よりも僅かに低い位置にあって、隣り合う第2グリッパ34の間に各々配置され、第2グリッパ34等を含む搬送ホイール12と一体的に回転する。各反射板23は、図2に示されるように径方向内側に向けて略45°傾けられ、平面視において反射板23の軌跡がカッタ14の刃先部14A全体と重なるように配置される。なお、図3では、第2グリッパ34が開かれた状態で描かれているが、実際の運用時には閉じられて容器Vの頭部先端部Vhを把持している。
図2に示されるように、本実施形態において検査光照射装置21からの検査光は、タイミングプレート17Aの透過孔を通してセンサ19で検知されると、制御部27からの指令により搬送ホイール12の径方向外側に向けて水平に照射される。このとき、検査光照射装置21の正面に位置する反射板23がカッタ14の刃先部14Aの真下に位置し、検査光照射装置21からの光は反射板23において、刃先部14Aおよびその上方に位置するカメラ25Aに向けて90°上向きに反射される。これに同期して制御部27は、カメラ25Aを用いて刃先部14Aの撮像を行う。
カメラ25Aで撮影された刃先部14Aの画像は、例えば制御部27に送られ、二値化等の画像処理が施される。制御部27は、例えば処理画像から刃先部14Aの稜線を抽出し、その形状から刃先部14Aの画像上の面積等を算出して、これに基づき例えば刃欠け量を算出する。制御部27は、刃欠け量が閾値を超える場合には、許容できない刃欠けが発生していると判定し、異常対応処理を行う。異常対応処理の単純な例としては装置の停止が挙げられるが、例えば刃欠けの大きさに応じた複数の閾値を設け、相対的に小さい刃欠けの場合は、不図示のディスプレイに警告メッセージを表示したり警告音を出し、相対的に大きな刃欠けの場合に装置を停止する構成とすることもできる。
以上のように、本実施形態の容器切断装置によれば、運転中の容器切断装置のカッタの刃先部に発生した異常を常時モニタできるので、カッタの異常を早期に検知し、切断不良が発生する前にカッタの刃先部の異常を検知し、カッタの交換を行うことができる。また、作業終了後のカッタの検査を行う必要がないので作業効率が高い。
本実施形態では、1台の検査光照射装置を設けるだけでよいため装置のコストを低廉にできる。また、各容器を切断する毎に刃先部の検査を行うため、異常発生の検査精度を高めることができる。
なお、本実施形態では全てのグリッパ間に反射板を配置したが、一部のグリッパの間に反射板を設ける構成でもよく、例えば所定個数置きや、1つのみでもよい。
10 容器切断装置
11 供給ホイール
12 搬送ホイール(移動手段)
13 排出ホイール
14 カッタ(切断刃)
16 回転シャフト
17 回転部材
17A タイミングプレート
18 ターンテーブル
19 センサ
20 容器保持機構
20S 支持部材
21 検査光照射装置
22 第1グリッパ
23 反射板
24 固定部
25 カメラ支持部
25A カメラ
26 カム支持固定部
27 制御部
28 第1グリッパ反転用カム
32 カッタ支持部
34 第2グリッパ
36 第2グリッパ支持部
38 カムフォロワ
40 反転機構

Claims (2)

  1. 容器を把持する複数のグリッパと、
    前記複数のグリッパが所定間隔で取り付けられて回転する回転体と、
    前記各グリッパを移動させる移動手段と、
    前記グリッパに把持される容器の移動経路に固設された切断刃とを備え、
    前記複数のグリッパに把持されて移動する各容器を、前記切断刃に順次当接させることによって、当該各容器の所要部分を切断する容器切断装置において、
    前記切断刃の上方に当該切断刃の刃先部を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像結果に基づいて、前記切断刃の刃先部の異常の有無を検査する検査手段と
    前記撮像手段の近傍に固設され、当該撮像手段による撮像に必要な検査光を照射する検査光照射手段と、
    前記回転体上で隣接して配置されるグリッパの間に少なくとも一つ設けられ、前記検査光照射手段から照射される検査光を前記切断刃に向けて反射させる反射板と が設けられ、
    前記グリッパとグリッパとの間で前記撮像手段によって前記切断刃の刃先部を撮像する
    ことを特徴とする容器切断装置。
  2. 前記回転体に、前記グリッパと前記反射板とが交互に隣接するように複数配置されることを特徴とする請求項に記載の容器切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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