JP7139947B2 - トレッド用ゴム組成物およびタイヤ - Google Patents

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Description

本発明はトレッド用ゴム組成物および該ゴム組成物により構成されたトレッドを有するタイヤに関する。
一部のタイヤ、特にトラックやバス等の重荷重用タイヤ、不整地走行用タイヤのトレッド表面にはトレッドパターン(溝)で囲まれ、独立したブロックが設けられている。このブロックは、駆動力および制動力の伝達、雪上やぬかるんだ路面等での操縦安定性、および排水性の向上に貢献している。しかしながら、悪路走行や経年劣化によりブロック欠けが生じやすく、ブロックが欠けるとタイヤ本来の性能が発揮しにくくなる。
特許文献1には、結晶化された結晶化カーボンブラック含有することで耐ブロック欠け性能を向上させたトレッド用ゴム組成物が記載されているが、改善の余地がある。
特開2014-024890号公報
本発明は、耐ブロック欠け性能に優れたトレッド用ゴム組成物およびこのゴム組成物により構成されたトレッドを有するタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、スチレン含量が15質量%以下でありビニル含量が30~45モル%のスチレンブタジエンゴムを15~30質量%、イソプレン系ゴムを40~60質量%、ブタジエンゴムを20~40質量%含むゴム成分100質量部に対して、
ヨウ素吸着量が130mg/g以上のカーボンブラックを20~40質量部含有し、
前記スチレンブタジエンゴムの含有量をX質量部とした場合の前記カーボンブラックの含有量が0.8X~2.5X質量部であり、
さらに、0.5X質量部以下の軟化剤を含有するトレッド用ゴム組成物に関する。
また、本発明は前記トレッド用ゴム組成物により構成されたトレッドを有するタイヤに関する。
本発明のトレッド用ゴム組成物により構成されたトレッドを有するタイヤは、耐ブロック欠け性能に優れる。
本発明の一実施形態であるトレッド用ゴム組成物は、所定のスチレンブタジエンゴム、イソプレン系ゴム、およびブタジエンゴムを含むゴム成分、小粒子カーボンブラックおよび軟化剤を所定量含有することを特徴とする。
本実施形態に係るトレッド用ゴム組成物は、イソプレン/ブタジエンポリマーにスチレンブタジエンゴムを分散させることで、悪路面走行時に発生する衝撃が緩和され、さらに、スチレンブタジエンゴムとして、低スチレン含量のスチレンブタジエンゴム(低スチレンSBR)、および小粒子カーボンブラックを使用することにより、SBRとカーボンブラックとの接触が増加し、ゴム組成物に対する補強効果が向上する。さらに軟化剤の含有量が少ないことから、向上した補強効果を損わず、耐ブロック欠け性能に優れると考えられる。また、SBRのスチレン含量が少ないことから、発熱量が少なく、走行によるブロック剛性の低下を抑えることができるため、相乗的に、耐ブロック欠け性能が向上していると考えられる。
前記ゴム成分は、所定の低スチレンスチレンブタジエンゴム(低スチレンSBR)、イソプレン系ゴムおよびブタジエンゴム(BR)を含有する。
低スチレンSBRのスチレン含量は15質量%以下であり、12質量%以下が好ましい。スチレン含量が15質量%を超える場合は、発熱性が高くなり、燃費性能が悪くなる傾向がある。また、当該スチレン含量は、本発明の効果が十分得られるという理由から、2質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、8質量%以上がさらに好ましい。なお、本明細書におけるSBRのスチレン含量は、H1-NMR測定により算出される。
低スチレンSBRのビニル含量は30モル%以上であり、33モル%以上が好ましく、35モル%以上がより好ましい。ビニル含量が30モル%未満の場合は、ウェットグリップ性能が悪化する傾向がある。また、当該ビニル含量は、50モル%以下であり、48モル%以下が好ましく、45モル%以下がより好ましい。ビニル含量が50モル%を超える場合は、発熱性が高くなる傾向がある。
低スチレンSBRの重量平均分子量(Mw)は、グリップ性能および耐摩耗性能の観点から、10万以上が好ましく、15万以上がより好ましく、25万以上がさらに好ましい。また、Mwは、架橋均一性等の観点から、200万以下が好ましく、100万以下がより好ましい。なお、Mwは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)(東ソー(株)製GPC-8000シリーズ、検出器:示差屈折計、カラム:東ソー(株)製のTSKGEL SUPERMALTPORE HZ-M)による測定値を基に、標準ポリスチレン換算により求めることができる。
低スチレンSBRとしては特に限定はなく、溶液重合SBR(S-SBR)、乳化重合SBR(E-SBR)、これらの変性SBR(変性S-SBR、変性E-SBR)等が挙げられる。変性SBRとしては、末端および/または主鎖が変性されたSBR、スズ、ケイ素化合物等でカップリングされた変性SBR(縮合物、分岐構造を有するもの等)等が挙げられる。なかでもS-SBRが好ましい。
本実施形態で使用できるS-SBRとしては、JSR株式会社、住友化学株式会社、宇部興産株式会社、旭化成株式会社、日本ゼオン株式会社等によって製造販売されるS-SBRが挙げられる。
低スチレンSBRのゴム成分中の含有量は、15質量%以上であり、18質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましい。15質量%未満の場合は、耐ブロック欠け性能が不十分となる傾向がある。また、低スチレンSBRの含有量は、30質量%以下であり、28質量%以下が好ましい。30質量%を超える場合は、発熱性が高くなる傾向がある。
イソプレン系ゴムとしては、天然ゴム(NR)、およびエポキシ化天然ゴム(ENR)、水素化天然ゴム(HNR)、脱タンパク質天然ゴム(DPNR)、高純度天然ゴム(UPNR)等の改質天然ゴムを含む天然ゴム、ならびにイソプレンゴム(IR)が挙げられる。NRとしては、例えば、SIR20、RSS♯3、TSR20等、IRとしては、タイヤ工業において一般的に使用されるIR等が使用できる。
イソプレン系ゴムのゴム成分中の含有量は、40質量%以上であり、45質量%以上が好ましく、50質量%以上がより好ましい。40質量%未満の場合は、本発明の効果が不十分となる傾向がある。また、イソプレン系ゴムの含有量は、60質量%以下であり、58質量%以下が好ましい。60質量%を超える場合は、耐亀裂成長性が悪化する傾向がある。
BRとしては特に限定されず、例えば、シス-1,4結合含量が90%以上のハイシスBR、末端および/または主鎖が変性された変性BR、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶(SPB)を含有するBR(SPB含有BR)、スズ、ケイ素化合物等でカップリングされた変性BR(縮合物、分岐構造を有するもの等)等が挙げられる。これらのBRのなかでも、耐摩耗性に優れるという理由から、ハイシスBRが好ましい。
本実施形態で使用できるハイシスBRとしては、JSR株式会社、住友化学株式会社、宇部興産株式会社、旭化成株式会社、日本ゼオン株式会社等によって製造販売されるハイシスBRが挙げられる。
BRのゴム成分中の含有量は、20質量%以上であり、25質量%以上が好ましい。20質量%未満の場合は、本発明の効果が不十分となる傾向がある。また、BRの含有量は、40質量%以下であり、35質量%以下が好ましい。40質量%を超える場合は、耐ブロック欠け性が悪化する傾向がある。
本実施形態に係るゴム成分は、前記の低スチレンSBR、イソプレン系ゴムおよびBR以外のゴム成分を含有しても良い。他のゴム成分としては、例えば、低スチレンSBR以外のSBR、スチレン-イソプレン-ブタジエン共重合ゴム(SIBR)、スチレン-イソブチレン-スチレンブロック共重合体(SIBS)等が挙げられる。これら他のゴム成分は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
小粒子カーボンブラックのヨウ素吸着量は130mg/g以上であり、135mg/g以上が好ましく、140mg/g以上がより好ましい。ヨウ素吸着量が130mg/g未満の場合は、耐ブロック欠け性能が不十分となる傾向がある。また、ヨウ素吸着量の上限は特に限定されないが、加工性の観点から180mg/g以下が好ましく、160mg/g以下がより好ましく、150mg/g以下がさらに好ましい。
小粒子カーボンブラックのゴム成分100質量部に対する含有量は、20質量部以上であり、25質量部以上が好ましく、30質量部以上がより好ましい。20質量部未満の場合は、耐ブロック欠け性能が不十分となる傾向がある。また、小粒子カーボンブラックの含有量は、40質量部以下であり、38質量部以下が好ましい。40質量部を超える場合は、発熱性が大きくなり過ぎる傾向がある。
さらに、前記低スチレンSBRの含有量をX質量部とした場合の小粒子カーボンブラックの含有量は、0.8X~2.5X質量部であり、1.0X~2.0X質量部が好ましい。低スチレンSBRの含有量に対する小粒子カーボンブラックの含有量を前記範囲とすることで、低スチレンSBRおよび小粒子カーボンブラックの併用による効果がより発揮される。
前記軟化剤は、アセトンに可溶な成分を意味し、例えば、プロセスオイルや植物油脂等のオイル、液状ジエン系重合体等が挙げられる。これらの軟化剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、オイルが好ましい。
オイルとしては、例えば、プロセスオイル、植物油脂、その混合物等が挙げられる。プロセスオイルとしては、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイル(アロマオイル)等が挙げられる。植物油脂としては、ひまし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、やし油、落花生油、ロジン、パインオイル、パインタール、トール油、コーン油、こめ油、べに花油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、パーム核油、椿油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、桐油等が挙げられる。なかでも、アロマオイルが好ましい。
液状ジエン系重合体としては、重量平均分子量が50000以下のジエン系重合体であれば特に限定されず、例えば、スチレンブタジエン共重合体(ゴム)、ブタジエン重合体(ゴム)、イソプレン重合体(ゴム)、アクリロニトリルブタジエン共重合体(ゴム)等が挙げられる。液状ジエン系重合体のなかでも、雪氷上性能に優れるという理由からは、液状スチレンブタジエン共重合体(液状スチレンブタジエンゴム(液状SBR))が好ましい。また、耐摩耗性能の向上効果が大きいという理由からは、液状ブタジエン重合体(液状ブタジエンゴム(液状BR))が好ましい。
液状ジエン系重合体の重量平均分子量(Mw)は、耐摩耗性の向上効果に優れるという理由から、1000以上が好ましく、1500以上がより好ましい。また、雪氷上性能の観点から、50000以下が好ましく、20000以下がより好ましく、15000以下がより好ましい。なお、本明細書において、重量平均分子量(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)(東ソー(株)製GPC-8000シリーズ、検出器:示差屈折計、カラム:東ソー(株)製のTSKGEL SUPERMULTIPORE HZ-M)による測定値を基に標準ポリスチレン換算により求めることができる。
低スチレンSBRの含有量をX質量部とした場合の軟化剤の含有量は、0.5X質量部以下であり、0.4X質量部以下が好ましく、0.2X質量部以下がより好ましい。0.5質量部を超える場合は、耐ブロック欠け性能が不十分となる傾向がある。また、加工性の観点から、0.05X質量部以上が好ましく、0.1X質量部以上がより好ましい。
軟化剤のゴム成分100質量部に対する含有量は、加工性の観点から、1質量部以上が好ましく、2質量部以上がより好ましい。また、軟化剤の含有量は、耐ブロック性能および耐摩耗性能の観点から、10質量部以下が好ましく、6質量部以下がより好ましい。
本実施形態のトレッド用ゴム組成物は、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般的に使用される配合剤、例えば、前記小粒子カーボンブラック以外の充填剤(他の充填剤)、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤、加工助剤、ワックス、加硫剤、加硫促進剤等を適宜含有することができる。
前記他の充填剤としては特に限定されず、ヨウ素吸着量が130mg/g未満のカーボンブラック(他のカーボンブラック)、シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ(酸化アルミニウム)、炭酸カルシウム、タルク等が挙げられ、これらの充填剤を単独で用いることも、2種以上を組み合わせて用いることもできる。
他のカーボンブラックとしては、ヨウ素吸着量は130mg/g未満であれば特に限定されず、タイヤ工業において一般的に補強用充填剤として用いられるISAF、HAF、FF、FEF、GPF、SRF-LM等が挙げられる。
他のカーボンブラックを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、十分な補強性が得られるという理由から、10質量部以上が好ましく、15質量部以上がより好ましい。また、他のカーボンブラックの含有量は、耐亀裂性(耐久性)の観点から、80質量部以下が好ましく、70質量部以下がより好ましい。
シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)等が挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカのチッ素吸着比表面積(N2SA)は、耐久性や破断時伸びの観点から、80m2/g以上が好ましく、100m2/g以上がより好ましい。また、シリカのN2SAは、低燃費性および加工性の観点から、250m2/g以下が好ましく、220m2/g以下がより好ましい。なお、本明細書におけるシリカのN2SAとは、ASTM D3037-93に準じて測定された値である。
シリカを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、耐久性や破断時伸びの観点から、5質量部以上が好ましく、10質量部以上がより好ましい。また、シリカの含有量は、混練時の分散性向上の観点、圧延時の加熱や圧延後の保管中にシリカが再凝集して加工性が低下することを抑制するという観点から、200質量部以下が好ましく、150質量部以下がより好ましい。
シリカは、シランカップリング剤と併用することが好ましい。シランカップリング剤としては、ゴム工業において、従来からシリカと併用される任意のシランカップリング剤を使用することができ、例えば、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド等のスルフィド系、3-メルカプトプロピルトリメトキシシラン、Momentive社製のNXT-Z100、NXT-Z45、NXT等のメルカプト系(メルカプト基を有するシランカップリング剤)、ビニルトリエトキシシラン等のビニル系、3-アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノ系、γ-グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のグリシドキシ系、3-ニトロプロピルトリメトキシシラン等のニトロ系、3-クロロプロピルトリメトキシシラン等のクロロ系等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
シランカップリング剤を含有する場合のシリカ100質量部に対する含有量は、十分なフィラー分散性の改善効果や、粘度低減等の効果が得られるという理由から、4.0質量部以上であることが好ましく、6.0質量部以上であることがより好ましい。また、十分なカップリング効果、シリカ分散効果が得られず、補強性が低下するという理由から、シランカップリング剤の含有量は、12質量部以下であることが好ましく、10質量部以下であることがより好ましい。
前記老化防止剤としては特に限定されず、ゴム分野で使用されているものが使用可能であり、例えば、キノリン系、キノン系、フェノール系、フェニレンジアミン系老化防止剤等が挙げられる。
老化防止剤を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、0.5質量部以上が好ましく、0.8質量部以上がより好ましい。また、老化防止剤の含有量は、充填剤等の分散性、破断時伸び、混練効率の観点から、2.0質量部以下が好ましく、1.5質量部以下がより好ましく、1.2質量部以下がより好ましい。
加工助剤としては、例えば、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩等が挙げられる。具体的には、例えば、ストラクトール社製のEF44、WB16等の脂肪酸石鹸系加工助剤が挙げられる。加工助剤の配合割合は、ゴム分の総量100質量部あたり0.1質量部以上であるのが好ましく、5質量部以下、特に3質量部以下であるのが好ましい。
ステアリン酸を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、加硫速度の観点から、0.2質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましい。また、加工性の観点からは、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
酸化亜鉛を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、加硫速度の観点から、0.5質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましい。また、耐摩耗性能の観点からは、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
ワックスを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、ゴムの耐候性の観点から、0.5質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましい。また、ブルームによるタイヤの白色化の観点からは、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
加硫剤としては硫黄が好適に用いられる。硫黄としては、粉末硫黄、油処理硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄等を用いることができる。
加硫剤として硫黄を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、グリップ性能および耐摩耗性能の観点から、0.5質量部以上が好ましい。また、劣化の観点からは、3質量部以下が好ましい。
硫黄以外の加硫剤としては、例えば、田岡化学工業(株)製のタッキロールV200、フレキシス社製のDURALINK HTS(1,6-ヘキサメチレン-ジチオ硫酸ナトリウム・二水和物)、ランクセス社製のKA9188(1,6-ビス(N,N’-ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ヘキサン)等の硫黄原子を含む加硫剤や、ジクミルパーオキサイド等の有機過酸化物等が挙げられる。
加硫促進剤としては、例えば、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド-アミン系若しくはアルデヒド-アンモニア系、イミダゾリン系、またはキサンテート系加硫促進剤等が挙げられる。これら加硫促進剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、スルフェンアミド系、チアゾール系、およびグアニジン系が好ましい。
スルフェンアミド系加硫促進剤としては、例えば、N-tert-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(TBBS)、N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)、N,N-ジシクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(DCBS)等が挙げられる。
チアゾール系加硫促進剤としては、例えば、2-メルカプトベンゾチアゾール、2-メルカプトベンゾチアゾールのシクロヘキシルアミン塩、ジ-2-ベンゾチアゾリルジスルフィド等が挙げられる。
グアニジン系加硫促進剤としては、例えば、1,3-ジフェニルグアニジン、1,3-ジ-o-トリルグアニジン、1-o-トリルビグアニド、ジカテコールボレートのジ-o-トリルグアニジン塩、1,3-ジ-o-クメニルグアニジン、1,3-ジ-o-ビフェニルグアニジン、1,3-ジ-o-クメニル-2-プロピオニルグアニジン等が挙げられる。
加硫促進剤を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、十分な加硫速度を確保するという観点から、0.5質量部以上が好ましく、1.0質量部以上が好ましい。また、加硫促進剤の含有量は、ブルーミングを抑制するという観点から、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
本実施形態のトレッド用ゴム組成物は、一般的な方法で製造できる。例えば、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロール等の一般的なゴム工業で使用される公知の混練機で、前記各成分のうち、架橋剤および加硫促進剤以外の成分を混練りした後、これに、架橋剤および加硫促進剤を加えてさらに混練りし、その後加硫する方法等により製造できる。
本発明の別の実施形態であるタイヤは、前記トレッド用ゴム組成物を用いて、通常の方法により製造できる。すなわち、ゴム成分に対して前記の配合剤を必要に応じて配合した前記ゴム組成物を、トレッドの形状にあわせて押出し加工し、タイヤ成型機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、通常の方法にて成型することにより、未加硫タイヤを形成し、この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより、タイヤを製造することができる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
実施例および比較例で使用した各種薬品について説明する。
NR:TSR20
SBR1:非油展溶液重合SBR(重量平均分子量:25万、スチレン含量:10質量%、ビニル含量:40モル%)
SBR2:非油展乳化重合SBR(重量平均分子量:45万、スチレン含量:24質量%、ビニル含量:17モル%)
BR:宇部興産(株)製のUBEPOL BR150B(ハイシスBR、シス-1,4結合含量:96%)
カーボンブラック1:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN110(ヨウ素吸着量:145mg/g)
カーボンブラック2:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(ヨウ素吸着量:121mg/g)
ワックス:日本精蝋(株)製のオゾエース355
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N-(1,3-ジメチルブチル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日油(株)製のビーズステアリン酸「椿」
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
オイル:(株)ジャパンエナジー製のTDAEオイル
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N-tert-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(TBBS))
実施例および比較例
表1に示す配合処方にしたがい、1.7Lの密閉型バンバリーミキサーを用いて、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を排出温度170℃になるまで5分間混練りし、混練物を得た。さらに、得られた混練物を前記バンバリーミキサーにより、排出温度150℃で4分間、再度混練りした(リミル)。次に、2軸オープンロールを用いて、得られた混練物に硫黄および加硫促進剤を添加し、4分間、105℃になるまで練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を170℃で12分間プレス加硫することで、試験用ゴム組成物を作製した。
また、前記未加硫ゴム組成物を所定の形状の口金を備えた押し出し機でタイヤトレッドの形状に押し出し成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、プレス加硫することにより、試験用タイヤ(サイズ:12R22.5、トラック・バス用タイヤ)を製造した。
得られた未加硫ゴム組成物、加硫ゴム組成物および試験用タイヤについて下記の評価を行った。評価結果を表1に示す。
耐ブロック欠け性能指数
各試験用タイヤを車両(トラック)の全輪に装着し、走行距離8000km後のブロック欠け状態を目視で観察して評点をつけた。結果は比較例1の評点を100とし、下記計算式による指数で示す。数値が大きいほど、ブロック欠けが発生しておらず、耐ブロック欠け性能が高いことを示す。
(耐ブロック欠け性能指数)=(各配合例の評点)/(比較例1の評点)×100
低発熱性指数
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターVESを用いて、温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%、周波数10Hzの条件下で各加硫ゴム組成物の損失正接(tanδ)を測定した。結果は比較例1のtanδを100とし、下記計算式による指数で示す。低発熱性指数が大きいほど低燃費性に優れることを示す。
(低発熱性指数)=(比較例1のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
Figure 0007139947000001
表1の結果より、所定のスチレンブタジエンゴム、イソプレン系ゴム、およびブタジエンゴムを含むゴム成分、小粒子カーボンブラックおよび軟化剤を所定量含有する本発明のトレッド用ゴム組成物により構成されたトレッドを有するタイヤは、耐ブロック欠け性能に優れることがわかる。また、実施例の各ゴム組成物は、耐ブロック欠け性能と低発熱性との総合性も向上していた。

Claims (5)

  1. トレッドを有するタイヤであって、
    前記トレッドは、トレッドパターン(溝)で囲まれ、独立したブロックが設けられ、
    前記トレッドを構成するゴム組成物が、スチレン含量が15質量%以下でありビニル含量が30~45モル%のスチレンブタジエンゴムを15~30質量%、イソプレン系ゴムを40~60質量%、ブタジエンゴムを20~40質量%含むゴム成分100質量部に対して、
    ヨウ素吸着量が130mg/g以上のカーボンブラックを30~38質量部含有し、
    前記スチレンブタジエンゴムの含有量をX質量部とした場合の前記カーボンブラックの含有量が0.8X~2.5X質量部であり、
    さらに、0.5X質量部以下の軟化剤を含有するタイヤ
  2. 前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40~58質量%である、請求項1記載のタイヤ
  3. 前記ゴム成分100質量部に対する前記スチレンブタジエンゴムの含有量をX質量部とした場合の前記軟化剤の含有量が0.05X~0.2X質量部である、請求項1または2記載のタイヤ
  4. 前記スチレンブタジエンゴムのビニル含量が30~40モル%である、請求項1~3のいずれか一項に記載のタイヤ
  5. 前記ゴム組成物が、ゴム成分100質量部に対して酸化亜鉛を3.0~10質量部含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ
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