JP7139900B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本開示は、固体酸化物型の燃料電池を備える燃料電池システムに関する。
固体酸化物型の燃料電池は、その作動温度が高温(例えば、500℃~1000℃)であり、燃料電池の周囲に配置される改質器の温度が上昇したり、改質器における吸熱量が低下したりすると、燃料電池の温度が過度に高くなってしまうことがある。このため、燃料電池は、適宜冷却する必要がある。
従来、燃料電池を冷却する手法として、燃料電池の近くに冷却器を設け、内部を流れる水の蒸発潜熱によって燃料電池を冷却することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-170307号公報
ところで、燃料電池のガス流れ上流側に配置される改質器への水の供給量を増加させ、水の蒸発潜熱によって燃料ガスの温度上昇を抑制することで、燃料電池の温度が過度に高くなることを抑制することが考えられる。
ところが、上述の手法を採用すると、燃料電池の過度な温度上昇を抑制可能である一方、燃料電池に対して余分な水蒸気が流入してしまう。燃料電池に対して余分な水蒸気が流入すると燃料電池内部の酸化劣化が促進されてしまうことから好ましくない。
本開示は、燃料電池への余分な水蒸気の流入を抑制しつつ、燃料電池の過度な温度上昇を抑制可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
燃料電池システムであって、
水蒸気を用いて炭化水素系の燃料を改質して燃料ガスを生成する改質器(32)と、
改質器で生成された燃料ガスおよび酸化剤ガスの電気化学反応により電気エネルギを出力する固体酸化物型の燃料電池(10)と、
改質器に供給する水蒸気を生成する気化器(42)と、
改質器に燃料を供給する燃料ポンプ(31)と、
気化器に水を供給する水ポンプ(41)と、
改質器および燃料ポンプが設けられ、燃料および燃料ガスの流通経路をなす燃料経路(30)と、
燃料経路に接続され、改質器から燃料電池に流れる燃料ガスの一部を燃料ポンプの上流側に導くガス循環経路(50)と、
ガス循環経路を流れる燃料ガスに含まれる水分を凝縮させる凝縮器(51)と、
ガス循環経路のうち凝縮器の下流側に設けられ、凝縮器で生成された凝縮水を燃料ガスから分離する気液分離器(53)と、
気化器および水ポンプが設けられ、燃料経路に接続された水供給経路(40)と、
気液分離器に接続され、凝縮器で生成された凝縮水を水供給経路における水ポンプの上流側に導く水循環経路(60)と、を備える。
これによると、水ポンプから気化器への水の供給量を増加させることで、水の蒸発潜熱によって燃料電池へ供給される燃料ガスの温度上昇を抑えて、燃料電池の温度が過度に高くなることを抑制することが可能となる。また、水ポンプから気化器への水の供給量を増加したとしても、燃料ガスとともに水蒸気がガス循環経路を介して燃料ポンプの上流側に導かれるので、燃料電池への水蒸気の流入量を抑えることができる。
したがって、燃料電池システムによれば、燃料電池への余分な水蒸気の流入を抑制しつつ、燃料電池の過度な温度上昇を抑制することが可能となる。
加えて、本開示の燃料電池システムでは、ガス循環経路に凝縮器および気液分離器を設けるとともに、気液分離器で燃料ガスから分離された凝縮水を水循環経路によって水ポンプの上流側に導かれる構成になっている。これによると、ガス循環経路に流れる水蒸気をシステム内で再利用可能になる。このことは、燃料電池システムの水自立を実現する上で特に有効である。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態の燃料電池システムの概略構成図である。 第1実施形態の燃料電池システムの制御装置を説明するためのブロック図である。 改質器の温度と追加する水量との関係を説明するための説明図である。 凝縮器の温度と外気の送風量との関係を説明するための説明図である。 第2実施形態の燃料電池システムの概略構成図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1~図4を参照して説明する。図1に示すように、燃料電池システム1は、作動温度が高温(例えば、500℃~1000℃)となる固体酸化物型の燃料電池(すなわち、SOFC)10を備えている。
燃料電池10は、燃料ガスおよび酸化剤ガス(本例では空気中の酸素)の電気化学反応により電気エネルギを出力する複数の発電セルを積層したスタック構造を有している。なお、発電セルの形状は、平板型および円筒型のいずれであってもよい。
図示しないが発電セルは、固体酸化物電解質、空気極(すなわち、カソード)、燃料極(すなわち、アノード)を含んで構成されている。燃料極には、シフト反応等に活性の高いニッケルと電解質材料であるイットリア安定化ジルコニアのサーメット等が用いられている。本実施形態の発電セルは、炭化水素系の燃料である都市ガス(すなわち、メタンを主成分とするガス)を改質して生成される水素および一酸化炭素を燃料ガスとしている。なお、使用する燃料は、炭化水素系の燃料であれば、都市ガス以外のガスが採用されていてもよい。
燃料電池10は、以下の反応式F1、F2に示す水素および酸素の電気化学反応により電気エネルギを出力する。
(燃料極)2H+2O2-→2HO+4e …(F1)
(空気極)O+4e→2O2- …(F2)
また、燃料電池10は、以下の反応式F3、F4に示す一酸化炭素および酸素の電気化学反応により電気エネルギを出力する。
(燃料極)2CO+2O2-→2CO+4e …(F3)
(空気極)O+4e→2O2- …(F4)
燃料電池10には、燃料電池10の電池温度Tcを検出する電池温度センサ101、燃料電池10から出力される出力電圧Vcsを検出する電池電圧センサ102が設けられている。
図示しないが、燃料電池10は、後述する空気予熱器22、改質器32、気化器42、燃焼器73等とともに断熱性を有するハウジングの内側に配置されている。燃料電池10は、起動時に後述する燃焼器73によって暖機される。なお、燃料電池システム1では、ハウジングの内側に配置された機器がホットモジュールHMを構成している。
燃料電池10は、空気入口部10aに、空気の流通経路である空気経路20が接続されている。空気経路20には、燃料電池10に空気を圧送する圧送ブロワ21、燃料電池10に供給する空気を加熱する空気予熱器22が設けられている。
圧送ブロワ21は、大気中の空気を吸い込んで燃料電池10に供給する酸化剤ポンプである。圧送ブロワ21は、後述する制御装置100からの制御信号によって作動が制御される電動式のブロワで構成されている。
空気予熱器22は、圧送ブロワ21から圧送された空気を後述する燃焼器73で生成された燃焼ガスと熱交換させて加熱する熱交換器である。空気予熱器22は、燃料電池10に供給する空気と燃料ガスとの温度差を縮小して、燃料電池10の発電効率の向上を図るために設けられている。
一方、燃料電池10は、燃料入口部10bに、燃料や燃料ガスの流通経路である燃料経路30が接続されている。燃料経路30には、上流側から順に、燃料ポンプ31、改質器32が設けられている。
燃料ポンプ31は、燃料電池10側に向けて燃料を供給するためのポンプである。燃料ポンプ31は、後述する制御装置100からの制御信号によって作動が制御される電動ポンプで構成されている。
改質器32は、水蒸気を用いて燃料ポンプ31から供給された燃料を改質して燃料ガスを生成するものである。改質器32は、例えば、ニッケルを含む水蒸気改質触媒、反応器を含んで構成されている。
ここで、改質器32としては、部分酸化改質反応により燃料ガスを生成する構成とすることも考えられるが、この場合、改質器32の構成機器に温度耐久性等が要求され、非常に高価になってしまう。このため、本実施形態では、改質器32として、部分酸化改質反応ではなく水蒸気改質反応により燃料ガスを生成するものを採用している。
具体的には、改質器32は、燃料および水蒸気を混合した混合ガスを燃焼ガスと熱交換させて加熱するとともに、以下の反応式F5に示す改質反応、および反応式F6に示すシフト反応により燃料ガス(水素、一酸化炭素)を生成する。
CH+HO→CO+H …(F5)
CO+HO→CO+H …(F6)
ここで、改質器32における水蒸気改質は吸熱反応であり、高温となる条件下にて改質率が向上する特性を有している。このため、改質器32は、燃料電池10の発電時に周囲に放出される熱(放射熱)を吸熱できるように、燃料電池10の周囲に配設されていることが望ましい。
改質器32の出口側には、改質器32の温度を検出するための改質温度センサ103が設置されている。改質温度センサ103は、改質器32を通過した後の流体の温度を検出する温度センサである。なお、改質温度センサ103は、改質器32の温度を直接的に検出する温度センサで構成されていてもよい。
燃料経路30には、燃料ポンプ31と改質器32との間に水供給経路40が接続されている。水供給経路40には、システム外部から水を供給する水ポンプ41、改質器32へ供給する水蒸気を生成する気化器42が設けられている。
水ポンプ41は、気化器42を介して改質器32側に水蒸気を供給するポンプである。水ポンプ41は、後述する制御装置100からの制御信号によって作動が制御される電動ポンプで構成されている。
気化器42は、燃焼ガスによって昇温するように構成されている。具体的には、気化器42は、水ポンプ41から供給される水を燃焼ガスと熱交換させて蒸発させる蒸発器で構成されている。
気化器42には、気化器42の温度を検出するための気化温度センサ104が設置されている。気化温度センサ104は、気化器42を通過した後の流体の温度を検出する温度センサである。なお、気化温度センサ104は、気化器42の温度を直接的に検出する温度センサで構成されていてもよい。
また、燃料経路30には、改質器32から燃料電池10に流れる燃料ガスの一部を燃料ポンプ31の上流側に導くガス循環経路50が接続されている。ガス循環経路50は、一端側が燃料経路30における改質器32と燃料電池10との間の部位に接続され、他端側が燃料経路30における燃料ポンプ31の上流側の部位に接続されている。
ガス循環経路50には、ガス循環経路50を流れる燃料ガスに含まれる水分を凝縮させる凝縮器51が設けられている。凝縮器51は、ガス循環経路50を流れる燃料ガスと外部流体であるシステム外部の空気(以下、外気とも呼ぶ)とを熱交換させる熱交換器である。
凝縮器51には、凝縮器51に対して外気を供給するための外気供給ファン52が併設されている。外気供給ファン52は、後述する制御装置100からの制御信号によって作動が制御される電動ファンで構成されている。本実施形態では、外気供給ファン52は、凝縮器51に対してガス循環経路50を流れる燃料ガスを供給する外部流体供給部を構成する。
また、ガス循環経路50には、凝縮器51の燃料ガス流れ下流側に気液分離器53が設けられている。気液分離器53は、凝縮器51で生成された凝縮水を燃料ガスから分離するものである。
気液分離器53には、凝縮器51で生成された凝縮水を水ポンプ41の上流側に導く水循環経路60が接続されている。水循環経路60は、一端側が水供給経路40における水ポンプ41の上流側の部位に接続され、他端側が気液分離器53の底面部分に接続されている。
また、本実施形態の燃料経路30には、改質器32に流入する燃料および水蒸気に対して燃料オフガスの一部を混合させる混合弁80が設けられている。この混合弁80は、三方弁で構成されている。混合弁80には、燃料電池10から排出された燃料オフガスの一部を改質器32に導くリサイクル経路82が接続されている。リサイクル経路82は、一端側が燃料経路30における燃料ポンプ31と改質器32との間の部位に接続され、他端側が後述する燃料排出経路72に接続されている。
燃料電池10には、燃料電池10から排出するオフガスが流れるオフガス経路70が接続されている。具体的には、燃料電池10には、空気出口部10cに燃料電池10から排出される酸化剤オフガスが流れる空気排出経路71が接続され、燃料出口部10dに燃料電池10から排出される燃料オフガスが流れる燃料排出経路72が接続されている。
オフガス経路70には、燃焼器73が接続されている。燃焼器73は、燃料または燃料オフガスを燃焼させることで改質器32等を昇温させる燃焼ガスを生成するものである。燃焼器73は、例えば、燃料電池10の発電時に、酸化剤オフガスおよび燃料オフガスを混合した混合ガスを可燃ガスとして燃焼させることで、燃料電池システム1の各機器を昇温させるための燃焼ガスを生成する。図示しないが、燃焼器73は、燃料を燃焼させるためのバーナを有している。燃焼器73では、バーナの点火によって、燃料の燃焼が開始されて燃焼ガスが生成される。
燃焼器73には、高温の燃焼ガスを流通させる燃焼ガス経路74が接続されている。燃焼ガス経路74は、内部を流れる燃焼ガスの熱を有効活用すべく、上流側から順に、改質器32、空気予熱器22、気化器42、触媒燃焼器75といった順に接続されている。
触媒燃焼器75は、システム外部に排気するオフガス中の水素濃度等を低下させるものである。触媒燃焼器75は、燃料オフガスに含まれる水を触媒上で燃焼可能なように、例えば、白金等が担持された触媒を含む燃焼器で構成されている。なお、燃焼ガスを各機器に流す順序は、各機器にて必要とされる熱量等に応じて変更してもよい。
次に、燃料電池システム1における電子制御部を構成する制御装置100について図2を参照して説明する。図2に示す制御装置100は、プロセッサ、メモリを含む周知のマイクロコンピュータと、その周辺回路で構成されている。制御装置100は、メモリに記憶された制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行い出力側に接続された各種制御機器の作動を制御する。
制御装置100の入力側には、電池温度センサ101、電池電圧センサ102、改質温度センサ103、気化温度センサ104を含む各種センサが接続されており、各種センサの検出結果が制御装置100に入力されるようになっている。
また、制御装置100には、操作パネル105が接続されている。操作パネル105には、燃料電池10の発電をオンオフするための運転スイッチ105a、燃料電池10の作動状態を表示するディスプレイ105b等が設けられている。
一方、制御装置100の出力側には、制御機器として、圧送ブロワ21、燃料ポンプ31、水ポンプ41、外気供給ファン52、図示しない燃焼器73のバーナ等が接続されている。これら制御機器は、制御装置100から出力される制御信号に応じて、その作動が制御される。
ここで、制御装置100には、各種処理を実行する処理実行部、各種条件の成否を判定する判定部、各種演算を行う演算部等を構成するハードウェアおよびソフトウェアが集約されている。制御装置100には、例えば、水ポンプ41を制御する水ポンプ制御部100a、外気供給ファン52を制御する外部流体制御部100b等が集約されている。
次に、燃料電池システム1の作動について説明する。燃料電池システム1は、運転スイッチ105aがオンされると制御装置100によって燃料電池10を起動させる起動処理が実行される。
制御装置100は、例えば、起動処理において、燃料電池10を介さずに燃焼器73に対して燃料および空気を供給した状態でバーナを点火する。これにより、燃焼器73では、バーナの点火によって燃料および空気の混合ガスが可燃ガスとして燃焼されることで高温の燃焼ガスが生成される。燃焼器73で生成された燃焼ガスは、燃焼ガス経路74を流れる際に改質器32、空気予熱器22、気化器42に放熱する。これにより、改質器32、空気予熱器22、気化器42が昇温する。また、燃料電池10は、燃焼器73、改質器32、空気予熱器22、気化器42から受熱すること等によって昇温する。
制御装置100は、上述の起動処理によって改質器32、空気予熱器22、気化器42、燃料電池10等が燃料電池10の発電に適した温度状態になると、発電処理を実行する。制御装置100は、例えば、起動処理の開始後、電池温度センサ101の検出温度が所定の発電基準温度(例えば、500℃)以上となると、発電処理を実行する。
制御装置100は、発電処理において、燃料電池10に対して発電に適した量の酸化剤ガスをおよび燃料ガスが供給されるように圧送ブロワ21、燃料ポンプ31、水ポンプ41を制御する。
圧送ブロワ21から吹き出される酸化剤ガスは、空気予熱器22に流入し、燃焼ガスとの熱交換によって昇温される。そして、空気予熱器22を通過した空気は、燃料電池10に流入する。
また、燃料ポンプ31から吐出される燃料は、燃料経路30の途中において気化器42で生成された水蒸気と混合された後、改質器32に流入する。改質器32では、燃料および水蒸気の混合ガスが供給されると、前述の反応式F5、F6に示す反応により燃料ガス(水素、一酸化炭素)が生成される。そして、改質器32で生成された燃料ガスは、燃料電池10に流入する。
燃料電池10は、酸化剤ガスおよび燃料ガスが供給されると、前述の反応式F1~F4に示す反応により電気エネルギを出力する。この際、燃料電池10は、オフガス経路70にオフガスを排出する。
燃料電池10から排出されたオフガスは、可燃ガスとして燃焼器73で燃焼される。燃焼器73で生成された燃焼ガスは、燃焼ガス経路74を流れる際に改質器32、空気予熱器22、気化器42に放熱する。
本実施形態の燃料電池システム1には、燃料オフガスに含まれる未反応ガスを再利用するためにリサイクル経路82が設けられている。このため、燃料排出経路72を流れる燃料オフガスの一部は、リサイクル経路82を介して改質器32の上流側に導かれ、燃料電池10の発電に再利用される。
ところで、燃料電池10の周囲に配置される改質器32の温度が上昇したり、改質器32における吸熱量が低下したりすると、燃料電池10の電池温度Tcが過度に高くなってしまうことがある。このため、燃料電池10は、発電時において適宜冷却する必要がある。
そこで、本実施形態の燃料電池システム1は、改質器32への水蒸気の供給量を増加させ、水の蒸発潜熱によって燃料ガスの温度上昇を抑制することで、燃料電池10の温度が過度に高くなることを抑制する構成になっている。具体的には、制御装置100は、発電処理時において、改質器32に対する水蒸気の供給量が改質器32での水蒸気改質に必要とされる必要量よりも増えるように水ポンプ41を制御する。すなわち、制御装置100は、水ポンプ41から気化器42への水の供給量が、改質器32での水蒸気改質に必要とされる必要量よりも大きくなるように水ポンプ41を増加させる。
これによると、燃料経路30では、気化器42から供給される水の蒸発潜熱によって改質器32に流入する燃料ガスの温度が低くなり、改質器32の温度が低下する。これにより、改質器32と燃料電池10との温度差が大きくなり、燃料電池10の熱が改質器32側に移動し易くなることで、燃料電池10の温度上昇が抑制される。
ところが、単に、改質器32への水蒸気の供給量を増加させると、燃料電池10に対して余分な水蒸気が流入してしまう。燃料電池10に対する余分な水蒸気の流入は、燃料電池10内部の酸化劣化が促進される要因となることから好ましくない。
これに対して、本実施形態の燃料電池システム1では、改質器32から燃料電池10に流れる燃料ガスの一部を燃料ポンプ31の上流側に導くガス循環経路50が設けられている。このため、水ポンプ41から気化器42への水の供給量を増加したとしても、燃料ガスとともに水蒸気がガス循環経路50を介して燃料ポンプ31の上流側に導かれるので、燃料電池10への水蒸気の流入量を抑えることができる。
したがって、本実施形態の燃料電池システム1は、ガス循環経路50が設けられているので、燃料電池10への余分な水蒸気の流入を抑制しつつ、燃料電池10の過度な温度上昇を抑制することができる。
加えて、本実施形態の燃料電池システム1は、ガス循環経路50に対して凝縮器51および気液分離器53が設けられるとともに、気液分離器53で燃料ガスから分離された凝縮水が水循環経路60によって水ポンプ41の上流側に導かれる構成になっている。
これによると、ガス循環経路50に流れる水蒸気をシステム内で再利用することができる。このことは、燃料電池システム1の水自立を実現する上で特に有効である。
ここで、燃料電池10の温度は、燃料ガス流れ上流側の改質器32の温度および気化器42の温度上昇に伴って上昇する。このため、例えば、改質器32の温度および気化器42の温度が上昇している状況であっても、気化器42への水の供給量が一定であると、燃料電池10を充分に冷却できずに、燃料電池10の温度が徐々に上昇してしまう虞がある。
このため、燃料電池システム1は、改質器32の温度および気化器42の温度に応じて気化器42への水の供給量を変化させる構成になっていることが望ましい。具体的には、制御装置100は、例えば、図3に示すように改質器32の温度が上昇するに伴って気化器42へ追加するの水量が増加するように水ポンプ41を制御することが望ましい。これによれば、燃料電池10を適切に冷却することが可能となる。なお、制御装置100は、気化器42または燃料電池10の温度が上昇するに伴って気化器42への水の供給量が増加するように水ポンプ41を制御する構成になっていてもよい。
また、改質器32の温度および気化器42の温度が低い状況では、ガス循環経路50を流れる燃料ガスの温度が低くなるので、凝縮器51に要求される燃料ガスの冷却性能が下がる。これにも関わらず、凝縮器51への外気の送風量が一定であると、外気供給ファン52の動力の一部が無駄になってしまう。
このため、燃料電池システム1は、改質器32の温度および気化器42の温度に応じて、凝縮器51への外気の送風量を変化させる構成になっていることが望ましい。具体的には、制御装置100は、例えば、図4に示すように改質器32の温度が低下するに伴って凝縮器51への外気の送風量が減少するように外気供給ファン52を制御することが望ましい。これによれば、凝縮器51に要求される冷却性能を確保しつつ、外気供給ファン52の動力を低減させることができる。なお、制御装置100は、気化器42または燃料電池10の温度が低下するに伴って凝縮器51への外気の送風量が減少するように外気供給ファン52を制御する構成になっていてもよい。
(第1実施形態の変形例)
上述の第1実施形態では、改質器32の温度および気化器42の温度に応じて水ポンプ41および外気供給ファン52を制御する例について説明したが、これに限定されない。燃料電池システム1は、例えば、水ポンプ41および外気供給ファン52の少なくとも一方が、改質器32の温度等によらず制御されていてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図5を参照して説明する。本実施形態では、混合弁80に代えてエジェクタ81が用いられている点が第1実施形態と相違している。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、第1実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
燃料経路30には、燃料ポンプ31と改質器32との間にエジェクタ81が設けられている。具体的には、エジェクタ81は、流体を噴射するノズル部811、燃料電池10の出口側から流体を吸引する吸引部812、ノズル部811から噴射される流体と吸引部812から吸引される流体とを混合して改質器32に向けて吐出する吐出部813を有する。
ノズル部811は、流体を噴射可能な絞り構造を有している。ノズル部811は、絞り開度が固定された固定絞り構造で構成されている。また、吐出部813は、ノズル部811からの流体および吸引部812からの流体が混合された後に昇圧されるように流路断面積が下流側に向かって拡大している。なお、ノズル部811は、絞り開度を変更可能な可変絞り構造で構成されていてもよい。
エジェクタ81の吸引部812は、ノズル部811の出口側の負圧を利用して燃料電池10の出口側から流体を吸引するように構成されている。具体的には、吸引部812には、燃料排出経路72を流れる燃料オフガスが吸引されるように、燃料排出経路72から分岐するリサイクル経路82が接続されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の燃料電池システム1はエジェクタ81によって燃料電池10を通過した燃料オフガスを燃料電池10の出口側から吸引さえれる。これによると、動力を増やすことなく、燃料オフガスに含まれる未反応ガスを再利用することができるので、燃料電池システム1の燃費の向上を図ることができる。
ところで、エジェクタ81は、駆動流としてノズル部811に流入する流体の質量流量の増加に伴って吸引部812から吸引される吸引流体の流量が増えるといった特性を有する。このため、発電処理時において、エジェクタ81のノズル部811に流入する流体の質量流量を増加させることで、吸引部812から吸引される燃料オフガスの吸引流量を増加させることが可能となる。
エジェクタ81のノズル部811に流入する流体の質量流量を増加させる手法として、例えば、燃料ポンプ31の燃料吐出能力(例えば、ポンプ回転数)を増加させることが考えられる。
しかしながら、上述の手法では、吸引部812から吸引される燃料オフガスの流量を増加させることができる一方で、燃料の供給量が増加してしまことになり、燃費の向上効果が限定的になってしまう虞がある。
これに対して、本実施形態の燃料電池システム1は、ガス循環経路50を有しており、ガス循環経路50を介して改質器32で改質された燃料ガスの一部をエジェクタ81のノズル部811に流入させることが可能になっている。このため、燃料電池10の発電時には、ガス循環経路50を介して改質器32で改質された燃料ガスの一部をエジェクタ81のノズル部811に流入させることで、エジェクタ81のノズル部811に流入する流体の質量流量を増加させることが望ましい。
これによると、燃料の供給量を増加させることなく、燃料電池10の上流側に戻す燃料オフガスの流量を増加させることができるので、未反応ガスを有効活用した燃費の向上効果を充分に得ることができる。
(他の実施形態)
以上、本開示の代表的な実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の実施形態では、外気供給ファン52によって凝縮器51に供給される外気を外部流体として、凝縮器51において燃料オフガスを冷却する例について説明したが、これに限定されない。凝縮器51は、例えば、外気以外の外部流体によって燃料オフガスを冷却するように構成されていてもよい。
上述の実施形態では、燃料電池システム1としてリサイクル経路82が設けられているものを例示したが、これに限定されない。燃料電池システム1は、例えば、リサイクル経路82が設けられていない構成になっていてもよい。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、燃料電池システムは、改質器から燃料電池に流れる燃料ガスの一部を燃料ポンプの上流側に導くガス循環経路と、ガス循環経路を流れる燃料ガスに含まれる水分を凝縮させる凝縮器と、を備える。さらに、燃料電池システムは、ガス循環経路のうち凝縮器の下流側に設けられ、凝縮器で生成された凝縮水を燃料ガスから分離する気液分離器と、気液分離器に接続され、凝縮器で生成された凝縮水を水ポンプの上流側に導く水循環経路と、を備える。
第2の観点によれば、燃料電池システムは、水ポンプを制御する水ポンプ制御部(100a)を備え、水ポンプ制御部は、改質器の温度または気化器の温度が上昇するに伴って気化器への水の供給量が増加するように水ポンプを制御する。
燃料電池の温度は、燃料ガス流れ上流側の改質器の温度および気化器の温度上昇に伴って上昇する。このため、例えば、改質器の温度および気化器の温度が上昇している状況で、気化器への水の供給量が一定であると、燃料電池を充分に冷却できずに、燃料電池の温度が徐々に上昇してしまう虞がある。
これに対して、改質器の温度および気化器の温度が上昇するに伴って気化器への水の供給量が増加するように水ポンプを制御すれば、燃料電池を適切に冷却することが可能となる。
第3の観点によれば、燃料電池システムは、凝縮器に対してガス循環経路を流れる燃料ガスと熱交換させる外部流体を供給する外部流体供給部と、外部流体供給部を制御する外部流体制御部と、を備える。外部流体制御部は、改質器の温度または気化器の温度が低下するに伴って凝縮器への外部流体の供給量が減少するように外部流体供給部を制御する。
改質器の温度および気化器の温度が低い状況では、ガス循環経路を流れる燃料ガスの温度が低くなるので、凝縮器に要求される燃料ガスの冷却性能が下がる。このため、改質器の温度および気化器の温度が低下するに伴って凝縮器への外部流体の供給量が減少するように外部流体供給部を制御することで、凝縮器に要求される冷却性能を確保しつつ、外部流体供給部の動力を低減させることができる。
第4の観点によれば、燃料電池システムは、燃料電池から排出された燃料オフガスの一部を改質器に導くリサイクル経路と、リサイクル経路を介して改質器に燃料オフガスの一部を供給するエジェクタと、を備える。エジェクタは、燃料等を噴射するノズル部、ノズル部の出口側の負圧を利用して燃料オフガスの一部を吸引する吸引部、ノズル部から噴射される燃料等と吸引部から吸引される燃料オフガスとを混合して改質器に向けて吐出する吐出部を有する。
これによると、エジェクタによって燃料電池を通過した燃料オフガスを燃料電池の出口側から吸引する構成とすれば、動力を増やすことなく、燃料オフガスに含まれる未反応ガスを再利用することができるので、燃料電池システムの燃費の向上を図ることができる。
1 燃料電池システム
10 燃料電池
31 燃料ポンプ
41 水ポンプ
50 ガス循環経路
51 凝縮器
53 気液分離器
60 水循環経路

Claims (4)

  1. 水蒸気を用いて炭化水素系の燃料を改質して燃料ガスを生成する改質器(32)と、
    前記改質器で生成された燃料ガスおよび酸化剤ガスの電気化学反応により電気エネルギを出力する固体酸化物型の燃料電池(10)と、
    前記改質器に供給する水蒸気を生成する気化器(42)と、
    前記改質器に燃料を供給する燃料ポンプ(31)と、
    前記気化器に水を供給する水ポンプ(41)と、
    前記改質器および前記燃料ポンプが設けられ、前記燃料および前記燃料ガスの流通経路をなす燃料経路(30)と、
    前記燃料経路に接続され、前記改質器から前記燃料電池に流れる燃料ガスの一部を前記燃料ポンプの上流側に導くガス循環経路(50)と、
    前記ガス循環経路を流れる燃料ガスに含まれる水分を凝縮させる凝縮器(51)と、
    前記ガス循環経路のうち前記凝縮器の下流側に設けられ、前記凝縮器で生成された凝縮水を燃料ガスから分離する気液分離器(53)と、
    前記気化器および前記水ポンプが設けられ、前記燃料経路に接続された水供給経路(40)と、
    前記気液分離器に接続され、前記凝縮器で生成された凝縮水を前記水供給経路における前記水ポンプの上流側に導く水循環経路(60)と、
    を備える燃料電池システム。
  2. 前記水ポンプを制御する水ポンプ制御部(100a)と、を備え、
    前記水ポンプ制御部は、前記改質器の温度または前記気化器の温度が上昇するに伴って前記気化器への水の供給量が増加するように前記水ポンプを制御する請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記凝縮器に対して前記ガス循環経路を流れる燃料ガスと熱交換させる外部流体を供給する外部流体供給部(52)と、
    前記外部流体供給部を制御する外部流体制御部(100b)と、を備え、
    前記外部流体制御部は、前記改質器の温度前記気化器の温度、または、燃料電池の温度が低下するに伴って前記凝縮器への外部流体の供給量が減少するように前記外部流体供給部を制御する請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料電池から排出された燃料オフガスの一部を前記改質器に導くリサイクル経路(82)と、
    前記リサイクル経路を介して前記改質器に燃料オフガスの一部を供給するエジェクタ(81)と、を備え、
    前記エジェクタは、水蒸気および燃料を噴射するノズル部(811)、前記ノズル部の出口側の負圧を利用して燃料オフガスの一部を前記リサイクル経路に吸引する吸引部(812)、前記ノズル部から噴射される水蒸気および燃料と前記吸引部から吸引される燃料オフガスとを混合して前記改質器に向けて吐出する吐出部(813)を有する請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料電池システム。
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