JP7138478B2 - 金属加工を模した物品 - Google Patents

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本発明は、金属加工を模した物品に関する。
例えば釣竿にリールを装着するための筒状のリールシートは、移動フードを移動させるためのナットを備えている。ナットの一部又は全部に、金属製の筒状部材が使用されることがある。ナットの一部を金属製とする場合、例えば、ナットは、雌ネジを有する内側筒状部材と、内側筒状部材の外側に装着された外側筒状部材とを備え、内側筒状部材が合成樹脂製とされ、外側筒状部材が金属製とされる。このようにナットの一部又は全部を金属製とすると、高級な外観が得られる一方、重量が大きくなる。
特開2017-118839号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、重量を抑制しつつ、金属製のような高級感のある外観が得られる、金属加工を模した物品を提供することを課題とする。
本発明に係る金属加工を模した物品は、非金属製の本体と、本体の表面を覆う塗装膜とを備え、本体は表面に凹部を有し、塗装膜は、金属色とは異なる色からなる第一領域と、金属色からなる第二領域とに区分けされ、第二領域は、凹部に位置する。
この物品は、本体が非金属製であるため、軽量化が容易である。また、塗装膜が第一領域と第二領域とに区分けされていて、金属色である第二領域が凹部に位置するので、この第二領域によって金属素地を疑似的に表現することができる。即ち、表面が塗装膜で覆われた金属製の部材の場合、その表面に切削加工等の機械加工によって凹部を形成して各種の模様を形成すると、凹部の位置の塗装膜が除去されて金属素地が現れる。この金属素地を凹部の第二領域によって疑似的に表現することができる。また、第一領域は、第二領域以外の塗装膜の部分に位置するので、金属色である第二領域と、金属色ではない第一領域とのコントラストによって高級感のある外観が得られる。尚、凹部は、所定方向に延びる溝状のものであってもよいし、スポット的に形成された島状のものであってもよい。凹部が溝である場合、全周に亘って形成された環状溝や、小径部、中心線方向に沿って延びる凹溝、中心線方向に対して傾斜した方向に延びる凹溝等であってよい。凹部が島状である場合も丸形や長円形等、各種の形状であってよい。
特に、塗装膜は、金属色とは異なる色からなるベース層と、金属色からなる疑似金属層とを備え、ベース層から第一領域が構成され、疑似金属層から第二領域が構成されていることが好ましく、ベース層と疑似金属層とによって第一領域と第二領域とを容易に区分けして形成することができる。
更に、ベース層は、塗装膜の全体に形成され、疑似金属層は、ベース層の上に積層されていることが好ましい。この場合、疑似金属層が形成された領域が第二領域となり、ベース層のうち疑似金属層が積層されていない領域が第一領域となる。この構成では、ベース層の上に疑似金属層を形成すればよいので、第一領域と第二領域をより一層容易に形成することができる。
また、本体は、表面に複数の凹部を有し、塗装膜は、複数の凹部のうち二以上の凹部に第二領域を備え、二以上の凹部における第二領域は同一の金属色からなることが好ましい。同一の金属色からなる第二領域が複数箇所に設けられることで、金属素地の外観により一層近づけることができる。
また、凹部が底面と側面とを有する場合には、第二領域は、凹部の底面全体と側面全体に位置していることが好ましい。第二領域が凹部の底面から側面に延びていて側面全体に亘って設けられることで、切削加工等によって表面が削り取られて金属素地が露出した感じをより一層リアルに表現できる。
また、本体は繊維強化樹脂製であることが好ましく、軽く大きな強度を確保することができ、金属製に近い外観と強度に加えて、軽量化も達成できる。
また、塗装膜は、インクジェットにより形成されていることが好ましく、凹部に薄い第二領域を形成できるので、凹部が塗装膜によって埋まりにくく、リアルな金属素地感を容易に再現できる。
特に、物品は、筒状のリールシートのナットであって、本体の外周面に凹部が形成され、本体の内周面に雌ネジ部が形成されていることが好ましい。例えば、筒状のリールシートのナットに金属製の筒状部材を用いる場合、ナットの外側の部材を金属製としていた。例えば、ナットを樹脂製の内側の筒状部材と金属製の外側の筒状部材という二つの部材から構成して、内側の筒状部材の内周面に雌ネジ部を形成し、内側の筒状部材の外側に外側の筒状部材を接着固定していた。これに対して上述のように非金属製の本体の外周面に塗装膜を形成し、本体の内周面に直接雌ネジ部を形成した構成とすると、ナットを一つの部材で構成することができて製造コストを大幅に削減でき、しかも、金属製の部材を使用したナットに近い高級感も得られると共に軽量化も容易である。
以上のように、凹部に設けた金属色からなる第二領域によって凹部に現れる金属素地を疑似的に表現することができ、金属製のような高級感のある外観が得られ、しかも、本体が非金属製であるため重量を抑制することができる。
本発明の一実施形態における金属加工を模した物品を示す正面図。 (a)及び(b)は、図1のA部の拡大断面図。 本発明の他の実施形態における金属加工を模した物品を示す正面図。 (a)及び(b)は、図3のB部の拡大断面図。 本発明の他の実施形態における金属加工を模した物品を示す正面図。
以下、本発明の一実施形態に係るに金属加工を模した物品について図1及び図2を参酌しつつ説明する。本実施形態における金属加工を模した物品は、筒状部材であって、具体的には、釣竿用の筒状のリールシートにおけるナットである。ナットは、例えば、筒状のリールシートの移動フードを移動させるためのものであって、移動フードを釣竿の中心線の方向に沿って移動させるために回転操作される。ナットは、図示しない筒状のリールシート本体の外周面に形成された雄ネジ部に螺合する。リールシート本体は例えば合成樹脂から射出成形により形成される。
ナットは、本体1と、本体1を覆う塗装膜とを備えている。本体1は、金属ではない材質から構成されていて、即ち、本体1は非金属製である。本体1は、例えば硬質樹脂から構成され、繊維強化樹脂から構成されることも好ましい。本体1は、射出成形によって形成された射出成形品であってもよいし、円筒状や円柱状のものから切削加工によって形成されたものであってもよい。例えば、本体1が射出成形品の場合、繊維強化樹脂からなる成形品とすることができ、その場合、長さが1mm以下の短繊維が混合された繊維強化樹脂製とすることができる。強化繊維はカーボン繊維等であってよい。また、強化繊維に樹脂を含浸させたプリプレグシートをマンドレルに巻回し加熱焼成して本体1を形成してもよい。
本体1は円筒状である。本体1の内周面の形状と外周面の形状は、例えば本体1を射出成形によって形成する場合にはその成形時に形成してもよいし、成形後に切削加工等によって形成してもよい。本体1の内周面には図示しない雌ネジ部が形成されており、図示しないリールシート本体1の雄ネジ部に螺合する。本体1の外周面には環状溝10が形成されている。環状溝10は、底面10aと、底面10aの両側に位置し、底面10aから略直角に立ち上がる一対の側面10bとを有している。環状溝10は、本実施形態では中心線の方向に離間して二本形成されている。二本の環状溝10は互いに同じ幅、同じ深さ、同じ形状であってもよいし、互いに異なる幅、深さ、形状であってもよい。
本体1の外周面の全体に塗装膜が形成されており、塗装膜は本体1の外周面の全体を覆っている。本体1の端面も塗装膜で覆われていてもよい。塗装膜は互いに異なる二つの領域に区分けされ、塗装膜が二つの領域に区分けされることにより、ナットの外周面もそれに合わせて二つの領域に区分けされる。塗装膜は、第一領域2aと第二領域2bに区分けされる。尚、図1において第一領域2aには多数のドットを付して示している。後述の図3及び図5も同様である。
第一領域2aは、金属色とは異なる色からなる。第一領域2aは例えば黒色であって、金属色との明度差の大きい色であることが好ましく、第一領域2aと第二領域2bとの間のコントラストが大きくなる。第一領域2aはその全体に亘って同じ色であるが、単色ではなく複数色であってもよいし、着色と共に各種の模様が施されていてもよい。第一領域2aは、塗装膜の全領域のうちの大部分を占めている。第一領域2aは、本体1の外周面のうち環状溝10以外の部分に位置している。第一領域2aは環状溝10によって複数に分割されている。第一領域2aの色によりナットの基本色、ベース色が定まる。そのため、第一領域2aはナットのベース領域ともいえる。また、第一領域2aは、金属製のナットにおいて切削加工等の機械加工が施されていない未加工領域を模したものである。以下、第一領域2aの色を単にベース色という。
第二領域2bは、金属色からなる。金属色は、代表的には銀色や金色、銅色等である。第二領域2bは、二本の環状溝10に位置する。二本の環状溝10に位置する第二領域2bは互いに同一の金属色であることが好ましい。第二領域2bは、環状溝10の底面10a全体に位置する。第二領域2bは、環状溝10の底面10aと側面10bのうち、底面10aのみに位置していてもよいし、底面10aから側面10bにかけて位置していてもよく、底面10a全体と側面10b全体とに位置していてもよい。特に、第二領域2bは、環状溝10の底面10a全体と側面10b全体とに位置していることが好ましい。また、第二領域2bは、金属製のナットにおいて切削加工等の機械加工が施された加工領域を模したものである。
次に、塗装膜の層構造について説明する。塗装膜は、一層構造であってもよいが、本実施形態では多層構造となっている。図2のように、塗装膜は、金属色とは異なる色からなるベース層20と、金属色からなる疑似金属層21とを備えている。ベース層20は、塗装膜の全体に形成され、疑似金属層21は、ベース層20の上に部分的に積層されている。ベース層20のうち疑似金属層21が積層されていない領域が第一領域2aであり、従って、ベース層20はベース色である。また、疑似金属層21が形成された領域が第二領域2bとなる。
図2(a)は、第二領域2bが環状溝10の底面10aのみに位置する場合であり、第二領域2bは底面10aの全体に位置している。図2(b)は、第二領域2bが環状溝10の底面10aと側面10bとに位置する場合であり、第二領域2bは底面10aの全体と側面10bの全体に位置している。即ち、図2(b)は環状溝10の表面全体に第二領域2bが位置する場合である。図2(a)に示す構成においては、疑似金属層21は、環状溝10の底面10a全体に形成され、環状溝10の側面10bには形成されていない。従って、この場合には、環状溝10の底面10aは金属色に見え、環状溝10の側面10bはベース色に見える。図2(b)に示す構成においては、疑似金属層21は、環状溝10の底面10aから側面10bにかけて形成されており、底面10a全体と側面10b全体に形成されている。従って、この場合には、環状溝10の底面10aと側面10bが金属色に見えることになる。即ち、図2(b)の場合は環状溝10の全体が金属色に見えることになる。
塗装膜は、種々の手法によって形成できるが、特にインクジェットによって形成することが好ましい。ベース層20には、各種の塗料を使用でき、アクリルウレタンやアクリルメラミン、エポキシ系、エステル系等であってよい。ベース層20をインクジェットによって形成してもよい。
疑似金属層21は、金属ナノ粒子からなる。金属ナノ粒子は、銀、金、銅、ニッケル、クロム、白金、パラジウム及びこれらの合金のうち、何れか1つ又は何れかの混合体が用いられる。金属ナノ粒子は、金属錯体を加熱することで析出したものであってもよいし、常温において既に粒子の状態となっているものであってもよい。金属ナノ粒子の粒径は、例えば1~100nm程度である。例えば、金属ナノ粒子を0.01μm以上、好ましくは0.02μm以上の厚みで分散塗布し、所定温度で加熱することで、金属ナノ粒子が焼結し、粒子界面が金属結合して一体化して、疑似金属層21が形成される。特に、銀又はその合金からなるナノ粒子や、銀ナノ粒子と他の金属のナノ粒子との混合体は、比較的低温の例えば100℃程度で焼結が開始するため好適である。また、インクジェット用のインクとしてインクジェット印刷装置によって塗布して疑似金属層21を形成することも好ましい。一例としてアミンを配位子とする銀金属錯体を用いることができる。銀金属錯体は、アルコールで希釈することによって流動性を持たせることができる。また、加熱によって析出した銀ナノ粒子同士が溶融連結するので、表面密度が高く、緊密に連結する。疑似金属層21をインクジェットによって形成すると、図2(a)のように環状溝10の底面10aのみに正確に形成したり、図2(b)のように側面10bにも正確に形成したりできる。
尚、塗装膜を覆う図示しないトップコート層を保護層として設けてもよい。トップコート層は、エポキシ、ウレタン、アクリル、アクリルシリコン等の透明または半透明の合成樹脂から構成される。塗装膜の下側(内側)に下地層を設けてもよい。
以上のように構成されたナットは、本体1の全体が非金属製であるため、金属パーツを用いたナットに比して容易に軽量化できる。そして、ナットを一つの部材で構成することができるので、金属パーツを用いる構成に比して製造コストを大幅に削減できる。また、金属色である第二領域2bが環状溝10の底面10a全体に位置するので、この第二領域2bによって環状溝10に現れた金属素地を疑似的に表現することができる。そして、金属色の第二領域2bとベース色の第一領域2aとのコントラストによって、金属製のナットのような高級感のある外観を形成できる。特に、ナットの外周面の大部分が第一領域2aであってベース色であるため、金属色の二本の環状溝10が際立って見える。また、図2(b)のように、第二領域2bが環状溝10の底面10aのみならず側面10bの全体にも位置していると、より一層環状溝10が金属素材を切削加工することによって形成されたものであるかのように見え、高級感が増す。更に、二本の環状溝10が同一の金属色であるため、金属素地の外観により一層近づけることができる。
また、ベース層20から第一領域2aが構成され、疑似金属層21から第二領域2bが構成されていると、第一領域2aと第二領域2bとを容易に区分けして形成することができる。特に、ベース層20を塗装膜の全体に形成し、その上に疑似金属層21を部分的に積層することにより、第一領域2aと第二領域2bをより一層容易に区分け形成でき、第二領域2bの縁部をより一層明確且つ正確に形成できる。即ち、第一領域2aと第二領域2bとの境界をより一層正確且つシャープに形成できるので、金属パーツにおいて切削加工によって形成された環状溝10をより一層リアルに表現できる。特に疑似金属層21をインクジェットによって形成すると、疑似金属層21を正確且つ鮮明に形成できるうえに、薄く形成することができ、浅い環状溝10であっても正確に表現できる。
尚、環状溝10の形状は種々であってよく、図1のように底面10aに対して側面10bが略直角に立ち上がっているものの他、図3のように底面10aに対して側面10bが90度未満の傾斜角度(立ち上がり角度)で傾斜していてもよい。図3のように環状溝10の側面10bが傾斜している場合においても、図4(a)のように底面10aのみに疑似金属層21を形成したり、図4(b)のように底面10aと側面10bの全体に疑似金属層21を形成したりすることができる。
また、図3及び図5のように、外周面の端部に小径部11が形成されている場合には、その小径部11を凹部とし、小径部11に疑似金属層21を形成して第二領域2bとしてもよい。図3の場合には、小径部11と環状溝10が第二領域2bとなり、小径部11と環状溝10は同一の金属色とされる。更に、図5のように、ナットの中心線の方向に沿って延びる凹溝12に疑似金属層21を形成して第二領域2bとしてもよい。図5の場合、小径部11と環状溝10と複数の凹溝12が第二領域2bとなり、小径部11と環状溝10と複数の凹溝12は同一の金属色とされる。凹溝12は例えば断面視V字状であり、V字状の表面の全体に疑似金属層21が形成されている。凹溝12の形状は断面視V字状の他、断面視円弧状や断面視U字状等であってよい。凹溝12は、ナットの中心線の方向に対して所定角度傾斜していてもよい。凹溝12は直線状でなくてもよく曲線状であってもよい。また、凹部の底面10aや側面10bは平面でなくてもよく、湾曲面であってもよい。
尚、本実施形態では、筒状のリールシートにおけるナットを例にして説明したが、筒状のリールシートにおける筒状の移動フードにも適用可能であり、各種の釣竿用の筒状部材に適用可能である。また、スピニングリールのスプールにも適用可能であり、各種の釣り具の筒状部材に適用できる。更に、中空ではない円柱状の物品であってもよく、外周面を有する物品に好適に適用できる。また、外周面を有しない物品にも適用可能であり、例えばスピニングリールの本体やカバー、両軸リールの本体やカバーなど、各種の物品に適用可能である。また、釣り具以外の種々の物品にも適用可能である。
1 本体
2a 第一領域(塗装膜)
2b 第二領域(塗装膜)
10 環状溝(凹部)
10a 底面
10b 側面
11 小径部(凹部)
12 凹溝(凹部)
20 ベース層
21 疑似金属層

Claims (8)

  1. 環状溝が設けられた外周面を有する非金属製の本体と、前記本体の外周面を覆う塗装膜とを備え、
    前記塗装膜は、前記環状溝を含む前記本体の外周面の全体に設けられ、金属色とは異なる色からなるベース層と、前記環状溝の底面及び側面における前記ベース層の上に積層され、金属色からなる疑似金属層と、を備えている、金属加工を模した物品。
  2. 前記本体は、外周面前記環状溝を複数有し、
    前記塗装膜は、前記複数の環状溝のうち二以上の環状溝、同一の金属色からなる前記疑似金属層を備えている請求項1記載の金属加工を模した物品。
  3. 前記環状溝の側面は、前記環状溝の底面に対して90度未満の立ち上がり角度で傾斜している請求項1又は2記載の金属加工を模した物品。
  4. 前記本体は、外周面に、前記本体の中心線の方向に沿った第1凹溝を有し、
    前記塗装膜は、前記第1凹溝に、前記疑似金属層と同一の金属色からなる第2疑似金属層を備えている請求項1又は2記載の金属加工を模した物品。
  5. 前記本体は、外周面に、前記本体の中心線の方向に対して傾斜した第2凹溝を有し、
    前記塗装膜は、前記第2凹溝に、前記疑似金属層と同一の金属色からなる第3疑似金属層を備えている請求項1又は2記載の金属加工を模した物品。
  6. 前記本体は、外周面の端部に小径部を有し、
    前記塗装膜は、前記小径部に、前記疑似金属層と同一の金属色からなる第4疑似金属層を備えている請求項1又は2記載の金属加工を模した物品。
  7. 前記塗装膜は、インクジェットにより形成されている請求項1乃至6の何れかに記載の金属加工を模した物品。
  8. 前記金属加工を模した物品は、筒状のリールシートのナットであり、前記本体の内周面に雌ネジ部が形成されている請求項1乃至7の何れかに記載の金属加工を模した物品。
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