JP7138476B2 - 機能制御装置、医用機器及び機能制御方法 - Google Patents

機能制御装置、医用機器及び機能制御方法 Download PDF

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本発明の実施の形態は、機能制御装置、医用機器及び機能制御方法に関する。
ユーザIDやパスワード等の入力を省略して医用機器へのログオンを可能とするエマージェンシーユーザ(Emergency User)機能が知られている。エマージェンシーユーザ機能は、緊急検査時における患者への素早い対応を実現するものであるが、医用機器の利用の際には、情報セキュリティ対策の観点から医用機器の一部機能が制限される。
しかしながら、当該エマージェンシーユーザ機能によって医用機器の一部機能が制限されることで、医用機器のユーザビリティが低下するおそれがある。
特開2010-287138号公報
本発明が解決しようとする課題は、情報セキュリティ対策を図りつつ、医用機器の利便性を向上させることを可能とすることである。
実施の形態における機能制御装置は、取得回路と、機能制御回路とを備える。取得回路は、患者が緊急患者であるか否かを識別する識別情報を取得する。機能制御回路は、取得回路によって取得された識別情報に基づいて、医用機器の予め定められた機能の制限を解除するか否かを制御する。
第1の実施の形態に係る機能制御装置の構成を示すブロック図。 第1の実施の形態に係るディスプレイに表示されるログオン画面を示す図。 第1の実施の形態に係る機能制御装置の動作を示すシーケンス図。 第1の実施の形態の変形例に係る機能制御装置の動作を示すシーケンス図。 第2の実施の形態に係る機能制御装置の構成を示すブロック図。 第2の実施の形態に係る機能制御装置の動作を示すシーケンス図。 第3の実施の形態に係る機能制御装置の構成を示すブロック図。 第3の実施の形態に係る機能制御装置の動作を示すシーケンス図。 第3の実施の形態に係る機能制御装置の動作を示すシーケンス図。 第4の実施の形態に係る機能制御装置の動作を示すシーケンス図。 第4の実施の形態に係る機能制御装置の動作を示すシーケンス図。
以下、実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る機能制御装置1の構成を示すブロック図である。図1では、機能制御装置1のみならず、当該機能制御装置1が搭載されている医用機器100の内部構成についても示されている。
また、図1においては、医用機器100だけではなく、院内緊急受入れ端末2についても示されている。これらの機器は、医療機関内に構築された通信ネットワークNにそれぞれ接続されており、情報のやり取りが可能とされている。
なお、図1においては、医用機器は3つ示されており(医用機器100a,医用機器100b,医用機器100c)、院内緊急受入れ端末2については1つ示されている。但し、通信ネットワークNに接続される医用機器、院内緊急受入れ端末2の数は任意である。また、医用機器100a,医用機器100b,医用機器100cについてまとめて示すことができる場合には、以後、適宜「医用機器100」と表す。
また、医用機器100については、医用機器100aについてのみその内部構成を示している。但し、医用機器100b,医用機器100cについてもその基本的な構成は医用機器100aと同じである。
医用機器100は、例えば、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等から構成されるモダリティである。また、ここでは医用機器の種類は問わない。
医用機器100は、検査装置101と、入力回路102と、ディスプレイ103と、制御回路104とを備える。また、この他、医用機器100には、機能制御装置1が搭載されており、取得回路11と、機能制御回路12とを備えている。
検査装置101は、患者の内部情報を取得する装置で有り、医用機器100の各種機能を実行する。検査装置101の例としては、例えば、医用機器100がX線CT装置である場合には、例えば、X線管とX線検出器である。また、例えば、医用機器100が超音波画像診断装置である場合には、例えば、超音波プローブと当該超音波プローブを介して取得された信号を基に超音波画像を生成する画像生成装置である。
入力回路102は、例えば、画像表示、画像の切り替え、モード指定や各種設定などの医師や技師等のユーザによる様々な入力操作を受け付ける。この入力回路102としては、例えば、GUI、或いは、ボタンやキーボード、トラックボール、ディスプレイ103に表示されるタッチパネル等の入力デバイスを用いることが可能である。
ディスプレイ103は、ユーザが患者を検査する際に表示させる様々な情報、或いは、操作画面(例えば、ユーザから各種指示を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface))などの各種画像を制御回路104の制御に従って表示する。このディスプレイ103としては、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを用いることが可能である。
また、ディスプレイ103は、後述する機能制御装置1の制御のもと、機能制御状況を表示する。また、ディスプレイ103は、医用機器100にユーザがログオンする際にログオン画面を表示する。
ここで図2は、第1の実施の形態に係るディスプレイ103に表示されるログオン画面を示す図である。図2に示すように、ログオン画面には、ユーザがユーザIDおよびパスワードを入力する欄、及び、これらの入力後に医用機器100へのログオンを受け付けるボタンが示されている。また、その他、例えば、エマージェンシーユーザ機能によるログオンを受け付けるボタンを備える。
制御回路104は、医用機器100の各部を統合的に制御する。例えば、ユーザが患者の検査を行う際には、入力回路102を介して入力された検査条件をディスプレイ103に表示させるとともに当該検査条件に従って検査装置101を駆動させる。
機能制御装置1は、医用機器100において実行可能とされている各機能の制限について制御を行う。すなわち、機能制御装置1は、エマージェンシーユーザ機能による機能の制限を解除するか否かを制御する。また、病院等に緊急で搬送された患者の認証を行い、その認証結果に基づく制御も行う。機能制御装置1は、取得回路11と、機能制御回路12とを備える。
取得回路11は、患者が緊急患者であるか否かを識別する緊急患者ID(以下、適宜「識別情報」と表す。)を取得する。当該識別情報は、例えば、緊急患者として医療機関に搬送されてきた患者に装着されるタグ内に格納される。
緊急で医療機関に搬送されてきた患者には識別媒体が装着される。識別媒体は、例えば、バーコード、QRコード(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identifier)等のタグから構成される。また、識別媒体は、患者の手首に装着可能なリストバンド式や、患者の首に装着可能な首下げ式で構成される。
例えば、識別情報がタグ内に格納されている場合には、取得回路11は、例えばタグリーダとして構成される。取得回路11は、患者に装着されたタグから識別情報を取得する。
機能制御回路12は、取得回路11によって取得された識別情報に基づいて、医用機器100の予め定められた機能を制限するか、機能の制限を解除するかの制御を行う。詳細な制御の内容については、後述する。
なお、これらの各回路は、機能制御装置1を構成する取得回路11及び機能制御回路12も含めて互いにバスBに接続され、各種信号のやりとりが可能とされている。
また、通信ネットワークNやバスBを介してやり取りされる情報に関する規格は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)等、いずれの規格であっても良い。
また、医用機器100の内部構成については、各実施の形態において必要な限度で図面に示し説明した。従って、医用機器100を構成する各要素については、これまで説明した回路等に限定されず、その他の構成が含まれていても良い。
院内緊急受入れ端末2は、医療機関に緊急患者が搬送されてきた場合に、当該患者を受け入れる手続を行うために使用される端末である。搬送されてきた緊急患者に対して、院内緊急受入れ端末2は、緊急患者ID(識別情報)を発行(付与)する。院内緊急受入れ端末2による当該処理が行われることによって、この患者が緊急患者であることが認識される。
院内緊急受入れ端末2は、例えば、ワークステーションや救急外来に設置されているパソコンである。もちろん、携帯型の情報端末であっても良い。さらには、医療機関内に構築される各種システムの一部、或いは、全部を構成する装置であっても良い。
なお、ここで例えば、制御回路104や機能制御回路12における各機能については、所定のメモリや図示しない記憶回路等に記憶される、例えば、機能制御管理プログラムといったプログラムをプロセッサに実行させることによって実現することも可能である。ここで本明細書における「プロセッサ」という文言は、例えば、専用又は汎用のCPU(Central Processing Unit) arithmetic circuit(circuitry)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。
プロセッサは、例えば記憶回路に保存された、又は、プロセッサの回路内に直接組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。プログラムを記憶する記録回路は、プロセッサごとに個別に設けられるものであっても構わないし、或いは、例えば、医用機器100内にのみ設けられていても、医用機器100とは別に機能制御装置1内に設けられる構成を採用しても構わない。記憶回路の構成には、例えば、半導体や磁気ディスクといった一般的なRAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置が適用される。
[動作]
次に、図3を用いて、緊急患者が医療機関に搬送されて検査を受ける場合における、医用機器100の機能制限に関する処理の基本的な流れについて、以下、説明する。図3は、第1の実施の形態に係る機能制御装置1の動作を示すシーケンス図である。
緊急の患者Pが医療機関に搬送されてくると、例えば救急外来等にて患者Pの受入れが行われる。受入れ責任者は、院内緊急受入れ端末2を用いて当該患者Pの受入れ処理を行う。そして、当該患者Pに対して緊急患者ID(識別情報)を発行する(S201)。この識別情報は、患者Pが緊急の患者であることを示す情報である。識別情報は、例えば、タグTに格納されて患者Pに装着される。タグTが装着された患者Pは、怪我や病気等に応じて必要な検査を受ける。
一方、患者Pの搬送を受けて、ユーザは検査に必要な医用機器100の操作を行うべく、医用機器100にログオンする。医用機器100の制御回路104は、ディスプレイ103に、例えば図2に示すようなログオン画面を表示させる(S11)。但しここでのログオン処理は、緊急を要することから、通常のようにユーザのIDやパスワードを入力してのログオンではなく、図2の画面例に示す、エマージェンシーユーザ機能を利用してのログオン処理となる。
ユーザは、入力回路102を介して、エマージェンシーユーザ機能を用いて医用機器100にログオンする。具体的には、ユーザは、例えばディスプレイ103のログオン画面に示されたエマージェンシーユーザボタンを選択する操作を行う。制御回路104は、当該エマージェンシーユーザ機能でのログオンを受け付ける(S12)。
そして、エマージェンシーユーザ機能を用いてのログオンであることから、機能制御装置1では、機能制御回路12がログオン処理の行われた医用機器100の各種機能の制限を開始する(S13)。このように、この状態では、医用機器100の各種機能の使用が制限されるので、緊急の患者Pに対して必要な検査等を行うことができないことが考えられる。
なお、ここでの機能の制限には、具体的な検査装置101の機能を使用することができない場合の他、例えば、ある特定の情報にアクセスすることができない、といった機能の制限が含まれても良い。
このような状態の医用機器100の近傍に、識別情報が格納されたタグTを装着した患者Pが到着する。機能制御装置1の取得回路11は、タグTから識別情報を取得する(S14)。上述したように、当該識別情報は、緊急の患者であることを示す情報であることから、緊急の検査等が必要となる。
そこで、取得回路11は識別情報を取得した旨の信号を機能制御回路12に送信する。なお、取得回路11から機能制御回路12に送信される信号は、上述したような信号ではなく、例えば、識別情報自体を送信することとしても良い。機能制御回路12では、当該信号を受信して、制限されている機能をユーザが使用できるように、機能制限を解除する(S15)。
このような機能制御装置1の処理により、制限されていた機能が再び使用できるようになるため、ユーザは必要な機能を用いて検査を実施する(S16)。医用機器100の制御回路104は、実施されている検査が終了したか否かを確認し(S17)、検査が終了していない場合には(S17のNO)、そのまま待機とする。
一方、検査終了の信号を受信する等、検査が終了したことが確認できた場合には(S17のYES)、これで緊急の患者Pのために検査が行われることはないので、改めて機能制御装置1が医用機器100の機能の制限を行う(S18)。
以上説明したような処理が行われることによって、情報セキュリティ対策を図りつつ、医用機器の利便性を向上させることができる。
(第1の実施の形態の変形例)
なお、図3に示すシーケンス図では、ユーザは、自らエマージェンシーユーザ機能を用いて医用機器100にログオンしていた。しかし、常に患者Pが到着するまでにユーザが医用機器100にログオンできるわけではない。そこで、以下、第1の実施の形態の変形例として、図4を用いてログオン処理の流れについて説明する。なお、シーケンス図において、これまで説明した処理と同じ処理については、同じ符号で示している。
図4は、第1の実施の形態の変形例に係る機能制御装置1の動作を示すシーケンス図である。これまで説明したログオン処理と異なるところは、機能制御装置1が識別情報を取得した時に、併せて自動的にエマージェンシーユーザ機能を用いて医用機器100へのログオン処理を行う点にある。
すなわち図4に示すように、取得回路11が患者PのタグTから識別情報を取得する(S14)。但し、この時点では、まだユーザによる医用機器100へのログオン処理がなされていない。一方で、患者Pは既に医用機器100の近傍へと来ており、できるだけ速く検査が開始されることが望まれる。
そこで、機能制御装置1では、取得回路11が識別情報を取得したことをもって、自動的にエマージェンシーユーザ機能を用いた医用機器100へのログオン処理を受け付ける(S21)。そして、自動的とはいえエマージェンシーユーザ機能を用いたログオン処理であることから、機能制御回路12は、機能制限を開始する(S22)。
一方で、機能制御回路12は、取得回路11から識別情報を取得した旨の信号を受信して、機能制限の解除を実行する(S15)。この後の医用機器100における処理の流れは、上述した通りである。
このような処理を行うことによって、ユーザが事前に医用機器100へのログオン処理を実行できなくても、機能制御装置1が識別情報を取得したか否かを判断して自動的にログオン処理を実行することができる。これにより、緊急の患者Pを受け入れてからより迅速に検査を開始することができる。
なお、図4に示すシーケンス図では、情報セキュリティの観点から、一旦機能制限の処理を行ってから改めて制限解除の処理を行っている。但し、このような場合であっても、医用機器100が識別情報を基に自動的にエマージェンシーユーザ機能を用いたログオン処理を行った場合には、機能を制限する処理を省略して機能を制限せずにすぐに検査が実施できるように処理しても良い。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
上述した第1の実施の形態においては、医用機器100の機能制限を開始する、解除する、という処理は、患者Pが装着するタグT内に格納されている識別情報を、例えばタグリーダで構成される取得回路11が読み取ることによって取得していた。第2の実施の形態においては、当該識別情報を、医療機関内に構築された院内システムSを介して機能制御装置1が取得する方法について説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る機能制御装置1の構成を示すブロック図である。通信ネットワークNには、院内システムSが接続されている。院内システムSとしては、例えば、病院情報管理システム(HIS:Hospital Information System)、放射線部門情報管理システム(RIS:Radiological Information System)、医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving Communication System)といった医療機関内に構築された各種管理システムの全て、或いは、その一部を構成することが考えられる。
また、図6は、第2の実施の形態に係る機能制御装置1の動作を示すシーケンス図である。医療機関に緊急の患者Pが搬送されると、院内緊急受入れ端末2において、受入れの処理が行われる。この処理の際に、緊急患者ID(識別情報)発行がなされ、当該識別情報は、院内システムSに向けて送信される(S202)。院内システムSでは、送信された当該識別情報を受信し(S301)、検査で使用される予定の医用機器100に向けて識別情報を送信する(S302)。
医用機器100では、緊急の患者Pの識別情報を、院内システムSから取得する(S14)。図6に示すシーケンス図では、医用機器100における機能の制限、解除の処理の流れは、これまで図3を用いて説明した流れと同じである。
このように、緊急の患者Pの識別情報が院内システムSから医用機器100へと配信されることによって、患者Pとは別のルートを介して取得することができる。そのためより迅速に識別情報を取得することができ、それだけ速く医用機器100の準備を進めることができる。
なお、図6のシーケンス図においては、図3で示すようにユーザがエマージェンシーユーザ機能を用いてログオン処理した流れを示しているが、院内システムSを介して取得した識別情報を用いて自動的にエマージェンシーユーザ機能を用いたログオン処理を行っても良い。
また、ここでは、院内緊急受入れ端末2が用いられて緊急患者ID(識別情報)の発行がなされているが、院内緊急受入れ端末2では受入れ処理のみを行い、当該処理を行ったことを院内システムSで受けて、院内システムSが緊急患者ID(識別情報)の発行を行うこととしても良い。
さらに、院内緊急受入れ端末2が通信ネットワークNを介して院内システムSから情報を取得して緊急患者ID(識別情報)の発行を行うこととしても良い。具体的には、院内緊急受入れ端末2は、患者を一意に識別可能な情報(ID、氏名等)を院内システムSから取得する。
院内緊急受入れ端末2は、院内システムSから取得した識別情報に緊急であることを示す文字を付すことで緊急患者ID(識別情報)を生成する。例えば、院内緊急受入れ端末2は、取得した識別情報の先頭に、緊急であることを示す文字「E」を付す。
機能制御装置1の取得回路11は、例えばDICOM-MWM(Modality Worklist Management)によって、院内緊急受入れ端末2にて生成された識別情報を取得する。機能制御回路12は、取得回路11によって識別情報が取得された場合に、当該識別情報の先頭に付された文字が「E」(緊急であることを示す文字)であるか否かを判別し、その判別結果に従って、機能の制限を解除するか否かを制御する。
すなわち機能制御回路12は、識別情報の先頭に付された文字が「E」であれば、上記実施形態と同様エマージェンシーユーザ機能による検査装置101の機能の制限を解除し、医用機器100による検査が終了するまで、機能の制限を解除した状態で検査装置101の使用を可能とする。機能制御回路12は、検査終了後には、制限解除された機能を再度制限する。
一方、機能制御回路12は、識別情報の先頭に付された文字が「E」でなければ、上記実施形態と同様エマージェンシーユーザ機能による検査装置101の機能の制限を維持する。この場合、機能制御回路12は、医用機器100による検査が終了するまで、機能を制限した状態で検査装置101の使用を可能とする。
また、機能制御回路12は、ユーザによるログオンがされていない状態で、取得回路11が識別情報を取得した場合、当該識別情報に付された文字に基づいて、検査装置101の機能を制限するか否かを制御してもよい。
例えば、機能制御回路12は、識別情報の先頭に付された文字が緊急であることを示すものである場合に、検査装置101の予め定められた機能を制限しないログオンを自動的に行う。一方、識別情報の先頭に付された文字が緊急であることを示すものでない場合には、検査装置101の予め定められた機能を制限するログオンを自動的に行う。
検査装置101の予め定められた機能を制限しないログオンは、ユーザがユーザIDおよびパスワードの入力により医用機器100にログオンを行う場合と同等である。一方、検査装置101の予め定められた機能を制限するログオンは、ユーザがエマージェンシーユーザ機能によるログオンを行った場合と同等である。
このように、緊急患者が搬送されたとき、DICOM準拠サーバを介した通信システムの場合においても、識別情報を照合することによって、ログオン方式(緊急ユーザログオン又は正規ユーザログオン)に依らずに機能制限なく検査を行うことができる。これにより、緊急患者が搬送された場合に、利便性を損なうことなく検査を行うことができる。
なお、識別情報の形式は、患者ID内に組み合わせられる形式に限定されるものではなく、院内システムSに格納されているカルテ情報に、緊急であることを示す付帯情報を付帯してもよい。例えば、他の病院から搬送される患者が緊急である場合、当該患者のカルテ情報が院内システムSにおいて作成されている。院内緊急受入れ端末2は、受入れ責任者の操作入力に応じて、当該患者のカルテ情報に付帯情報を付帯する。この付帯情報のコード形式は、適宜設定されてよい。
(第3の実施の形態)
次に本発明における第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、上述の第1、第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
上述した第2の実施の形態においては、患者Pの識別情報を、院内システムSを介して医用機器100(機能制御装置1)が取得する場合を説明した。第3の実施の形態においては、院内緊急受入れ端末2から通信ネットワークNを介して医用機器100(機能制御装置1)が患者Pの識別情報を取得するとともに、運ばれてきた患者PのタグTに格納されている識別情報との照合を行う処理について説明する。
図7は、第3の実施の形態に係る機能制御装置1Aの構成を示すブロック図である。機能制御装置1Aは、取得回路11と機能制御回路12の他に、記憶回路13と、判別回路14とを備えている。
記憶回路13は、例えばメモリから構成される。記憶回路13には、緊急患者ID(識別情報)が記憶される。記憶回路13は、院内緊急受入れ端末2で発行された緊急患者IDを記憶する。例えば、記憶回路13は、院内緊急受入れ端末2からネットワークを介して送信された緊急患者IDを記憶してもよい。
判別回路14は、例えばプロセッサで構成される。判別回路14は、取得回路11が取得した緊急患者IDと同一の緊急患者IDが、記憶回路13に記憶されているか否かを判別する。判別回路14は、判別結果を機能制御回路12に供給する。
次に、図8及び図9を用いて、第3の実施の形態における機能制御装置1Aの処理の流れについて説明する。図8及び図9は、第3の実施の形態に係る機能制御装置1Aの動作を示すシーケンス図である。
緊急の患者Pが医療機関に搬送されたとき、院内緊急受入れ端末2は、受入れ責任者からの操作入力に応じて緊急患者ID(識別情報)を発行する(S201)。また、院内緊急受入れ端末2は、発行した緊急患者ID(識別情報)を、通信ネットワークNを介して医用機器100に送信する(S203)。
なお、院内緊急受入れ端末2が緊急患者ID(識別情報)を送信する対象となる医用機器100は、事前に設定されていても良い。また、患者Pを受け入れる際の情報から、必要となる検査において使用される予定の医用機器100を都度選択して送信することとしても良い。
医用機器100は、院内緊急受入れ端末2から受信した緊急患者ID(識別情報)を、記憶回路13に記憶する(S31)。
一方、受入れ責任者は、発行した緊急患者IDが含まれた識別媒体(タグ)を患者に装着する。タグTが装着された患者Pは、怪我や病気等に応じて必要な検査を受ける。
これに対して医用機器100の制御回路104は、ディスプレイ103に、例えば図2に示すようなログオン画面を表示させる(S11)。ユーザは、エマージェンシーユーザ機能を利用してのログオン処理を行う。制御回路104は、当該エマージェンシーユーザ機能でのログオンを受け付ける(S12)。
そして、エマージェンシーユーザ機能を用いてのログオンであることから、機能制御装置1では、機能制御回路12がログオン処理の行われた医用機器100の各種機能の制限を開始する(S13)。
このような状態の医用機器100の近傍に、識別情報が格納されたタグTを装着した患者Pが到着する。機能制御装置1の取得回路11は、タグTから識別情報を取得する(S14)。
取得された識別情報は、取得回路11から判別回路14へと送信される。また、判別回路14は、記憶回路13から事前に記憶されている識別情報を取得する。判別回路14は、取得回路11により取得された識別情報と同一の識別情報が、記憶回路13に記憶されているか否かの比較を行う。この処理によって、医用機器100の近傍に到着した患者Pが検査の必要な患者であるか否かの認証を行う(図9のS32)。
判別回路14による比較処理の結果、タグTから取得された識別情報と記憶回路13に記憶されていた識別情報とが一致した場合には(S33のYES)、緊急患者Pの認証が成功した場合であると言えるので、機能制御回路12は、医用機器100に対する機能の制限を解除する(S15)。そして、ユーザによる患者Pへの検査が実施され(S16)、検査終了となった場合には(S17)、再度医用機器100の機能が制限される(S18)。
一方、判別回路14による比較処理の結果、タグTから取得された識別情報と記憶回路13に記憶されていた識別情報とが一致しない場合には(S33のNO)、緊急患者Pの認証が成功しなかったことになる。この場合には、医用機器100の機能の制限を解除することなく、ステップS18に移行し、そのまま機能の制限が継続される。
なおこの場合、機能制御回路12は、医用機器100による検査が終了するまで、機能を制限した状態で検査装置101の使用が可能である。
このような処理を行うことによって、ユーザが事前に医用機器100へのログオン処理を実行できなくても、機能制御装置1が識別情報を取得したか否かを判断して自動的にログオン処理を実行することができる。これにより、緊急の患者Pを受け入れてからより迅速に検査を開始することができる。
特に医療機関が複数の緊急の患者Pを受け入れた場合に、タグから取得される識別情報のみではなく、記憶回路に記憶されている識別情報との照合を行うことによって、患者Pの確認に慎重を期すことが可能となる。
なお、上記動作例では、ディスプレイ103に表示されたボタンを選択する操作をユーザが行うことによりエマージェンシーユーザ機能によるログオンを行う例を説明した。但し、上述したように、患者Pに装着されたタグTを医用機器100が読み込んだタイミングで自動的にエマージェンシーユーザ機能によるログオンが行われるようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
次に本発明における第4の実施の形態について説明する。なお、第4の実施の形態において、上述の第1ないし第3の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
これまで説明してきた各実施の形態においては、緊急患者ID(識別情報)を受けて機能の制限を解除されて検査に使用される医用機器100は、1つだけであった。しかし緊急の患者Pに対して実施される検査は複数種類にのぼる場合がある。この場合、使用される予定の医用機器100も複数となる可能性がある。第4の実施の形態では、このように複数の医用機器100が協同して使用される場合の機能制限、機能制限の解除について説明する。
図10及び図11は、第4の実施の形態に係る機能制御装置1,1Aの動作を示すシーケンス図である。なお、ここで機能制御装置1,1Aとしたのは、医用機器100における機能制御装置の働きとしては、上述した第1ないし第3の実施の形態のいずれの実施の形態における働きも採用し得るからである。また、複数の医用機器100が登場するが、図10及び図11においては、医用機器100a及び医用機器100bの2つを例に挙げて説明する。
医用機器100aについては、ここでは、上記第1の実施の形態において変形例として図4を示して説明したように、ユーザがエマージェンシーユーザ機能を用いてログオンしていない状態で、患者Pの識別情報を基に医用機器100aに対して自動的にエマージェンシーユーザ機能でのログオンを行う場合を例に挙げる。一方医用機器100bについては、ユーザがエマージェンシーユーザ機能を用いてログオンする場合を例に挙げる。
図10に示すように、緊急の患者Pが医療機関に搬送されてくると、例えば救急外来等にて患者Pの受入れが行われる。受入れ責任者は、院内緊急受入れ端末2を用いて当該患者Pの受入れ処理を行う。そして、当該患者Pに対して緊急患者ID(識別情報)を発行する(S201)。
患者Pが医用機器100aの近傍まで運ばれてくることで、医用機器100aの取得回路11が患者PのタグTから識別情報を取得する(S14)。但し、この時点では、上述したようにまだユーザによる医用機器100へのログオン処理がなされていない。
そこで、機能制御装置1では、取得回路11が識別情報を取得したことをもって、自動的にエマージェンシーユーザ機能を用いた医用機器100aへのログオン処理を受け付ける(S21)。そして、自動的とはいえエマージェンシーユーザ機能を用いたログオン処理であることから、機能制御回路12は、機能制限を開始する(S22)。
一方で、機能制御回路12は、取得回路11から識別情報を取得した旨の信号を受信して、機能制限の解除を実行する(S15)。当該処理によって医用機器100aの機能が制限されることなく検査を実施することができる。そこで、ユーザは検査を実施する(S16)。
併せて、医用機器100aでは、例えば、機能制御回路12が、検査が開始されたことを示す通知(検査開始通知)を生成し、通信ネットワークNを介して医療機関内の他の医用機器100に対して送信する(S41)。送信先となる医用機器100については、予め設定されていても良く、或いは、通信ネットワークNに接続されている全ての医用機器100としても良い。また、識別情報に検査予定の項目に関する情報が含まれていて、当該情報を基に、使用される予定の医用機器100を把握し送信することも可能である。
上述したように、第4の実施の形態において医用機器100aからの検査開始通知を受信するのは医用機器100bである。ここでは医用機器100bは、まずログオン画面をディスプレイ103に表示させる(S11)。ユーザは、表示された、例えば、エマージェンシーユーザのボタンを入力回路102を用いてクリックする。医用機器100bではこのようなエマージェンシーユーザ機能でのログオンを受け付ける(S12)。そしてエマージェンシーユーザ機能でのログオンであることから、機能制御回路12が医用機器100bの機能の制限を開始する(S13)。
医用機器100bは、例えばこのような状態で医用機器100aから検査開始通知を受信する(S42)。医用機器100bでは、当該検査開始通知の受信をもって、機能の制限を解除する(図11のS15)。ユーザは機能の制限が解除された状態の医用機器100bを用いて患者Pに対する検査を実施する(S16)。
検査が実施された後の医用機器100bの処理の流れ、及び医用機器100bに対して検査開始通知を送信した後の医用機器100aの処理の流れは、いずれも検査が終了したか否かを確認した上で(S17)、検査終了後にはそれぞれの医用機器における機能の制限を実行する(S18)。
以上説明したように、緊急の患者Pに対して実施される検査において使用される医用機器が複数あったとしても、患者の識別情報を最初に受けた医用機器から他の医用機器に対して検査開始通知を送信することで、当該検査開始通知を受信した各医用機器は、当該通知をもって機能の制限を解除することができる。
従って、複数の医用機器が使用される場合であっても、情報セキュリティ対策を図りつつ、医用機器の利便性を向上させることができる。
なお、ここでは、患者の識別情報を最初に受けた医用機器から他の医用機器に対して検査開始通知を送信する例を挙げて説明した。但し、このような形態に限定されるわけではない。
例えば、患者の識別情報を最初に受けた医用機器は、院内に設けられた「院内緊急検査状況配信装置」に対して検査開始通知を送信し、当該院内緊急検査状況配信装置からその他の医用機器に対して検査開始通知を送信することとしても良い。
或いは、例えば、院内緊急受入れ端末で患者を受け入れた時点で必要となる検査において使用される予定の医用機器の全てに対して一斉に識別情報を送信することとしても良い。この場合は、患者が装着しているタグとの照合を行って都度医用機器の機能制限を解除することになる。
また、取得回路が緊急患者に取り付けられたタグを読み込み、タグに含まれた識別情報を取得する際に、機能制御回路がディスプレイに、ユーザに識別情報の取得を促す画面を表示させても良い。この場合、例えば、ディスプレイには「患者に装着されたタグを読み込んで緊急患者の認証を行ってください」等のメッセージが表示される。
その他、機能制御回路12は、検査装置101の機能が制限されているか否かをユーザが認識できる情報をディスプレイ103に表示させてもよい。例えば、機能制御回路12は、検査装置101の機能が制限されている間は、ディスプレイ103の画面に赤色の枠を表示させたり、医用機器100に取り付けられた警告ランプを点灯させたりする。一方、機能制御回路12は、検査装置101の機能の制限が解除された場合は、ディスプレイ103の画面に表示させた赤色の枠を消し、警告ランプを消灯させる。
なお、報知の態様については、例えば機能が制限されている間は報知し、機能の制限が解除された場合に報知しない例を説明した。但し、このような態様に限定されるわけではなく、例えば、逆に、機能が制限されている間は報知せず、機能の制限が解除された場合に報知することとしても良い。
また、患者の緊急患者ID(識別情報)の取得回路は、医用機器の機能制御装置内に設けられていることを前提にこれまで説明してきた。但し、例えば、医用機器が置かれている部屋等の入り口に取得回路が設置されているとすることも可能である。このような位置に設置されている取得回路からの信号を受信して医用機器の機能制御回路が機能の制限の可否を判断することとしても良い。
さらに、上記各実施の形態においては、医用機器に機能制御装置が設けられていることを前提に説明してきた。但し、例えば、機能制御装置が医用機器内に設けられることなく、別体として設置されることとしても良い。このような場合には、医用機器と機能制御装置とは、有線、無線は問わず、互いに信号のやり取りを行うことができるように接続される。
以上説明した少なくとも1つの実施の形態によれば、情報セキュリティ対策を図りつつ、医用機器の利便性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 機能制御装置
2 院内緊急受入れ端末
11 取得回路
12 機能制御回路
100 医用機器
101 検査装置
102 入力回路
103 ディスプレイ
104 制御回路
B バス
N 通信ネットワーク
P 患者
T タグ

Claims (11)

  1. 患者が緊急患者であるか否かを識別する識別情報を取得する取得回路と、
    前記取得回路によって取得された前記識別情報に基づいて、医用機器の予め定められた機能の制限を解除するか否かを制御する機能制御回路と、を備える、
    機能制御装置。
  2. 前記機能制御回路は、ユーザの操作に従って前記機能を制限した状態で前記医用機器を使用可能とし、前記取得回路によって取得された前記識別情報に基づいて、前記機能の制限を解除するか否かを制御する、
    請求項1に記載の機能制御装置。
  3. 前記機能制御回路は、前記取得回路により前記識別情報が取得されたことに応じて、前記機能を制限した状態で前記医用機器を使用可能とし、前記識別情報に基づいて、前記機能の制限を解除するか否かを制御する、
    請求項1に記載の機能制御装置。
  4. 前記患者に装着されたタグを読み取るリーダを備え、
    前記取得回路は、前記リーダにより読み取られた前記タグに含まれた前記識別情報を取得する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の機能制御装置。
  5. 前記取得回路は、ネットワークを介して情報を取得し、
    前記機能制御回路は、前記取得回路により前記ネットワークを介して取得された前記情報に含まれる前記識別情報に基づいて、前記機能の制限を解除するか否かを制御する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の機能制御装置。
  6. 前記患者に発行される前記識別情報が予め記憶された記憶回路をさらに備え、
    前記機能制御回路は、前記取得回路により取得された前記識別情報と前記記憶回路に記憶された前記識別情報とに基づいて、前記機能の制限を解除するか否かを制御する、
    請求項1から5の何れか1項に記載の機能制御装置。
  7. 前記機能制御回路は、前記機能を制限しているか否かを表す情報の表示を制御する、
    請求項1から6の何れか1項に記載の機能制御装置。
  8. 前記機能制御回路は、前記医用機器と協同する他の医用機器に、前記取得回路により取得された前記識別情報を送信する、
    請求項1から7の何れか1項に記載の機能制御装置。
  9. 前記取得回路は、前記医用機器と協同する他の医用機器から送信された前記識別情報を取得し、
    前記機能制御回路は、取得された前記識別情報に基づいて、前記機能の制限を解除するか否かを制御する、
    請求項1から7の何れか1項に記載の機能制御装置。
  10. 患者の内部情報を取得する検査装置と、
    前記検査装置の制御を行う制御回路と、
    請求項1から9の何れか1項に記載の機能制御装置と、
    を備えることを特徴とする医用機器。
  11. 患者が緊急患者か否かを識別する識別情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記識別情報に基づいて、医用機器の予め定められた機能の制限を解除するか否かを制御する機能制御ステップと、を有する、
    機能制御方法。
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