JP7133409B2 - バイオリアクタ、細胞培養システム及び細胞培養方法 - Google Patents
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Description
20…バイオリアクタ 22…循環流路
24…酸素供給部 58…細胞播種面
60…被播種部材 62…ハウジング
64a…導入部 64b…導出部
68…板状部材 72…流路
72a…第1開口部 72b…第2開口部
80a…導入流路形成部 80b…導出流路形成部
82a…入口カバー部 82b…出口カバー部
91a…入口ポート 91b…出口ポート
92a…導入空間 92b…導出空間
94a…導入流路 94b…導出流路
Claims (17)
- 細胞を培養するためのバイオリアクタであって、
細胞が播種される細胞播種面を有する複数の板状部材が互いに積層された被播種部材と、
前記被播種部材を収容するハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、細胞含有液、細胞を前記細胞播種面から剥離するための剥離液及び培地の少なくとも1つの流体を前記ハウジング内に導入する導入部と、
前記ハウジングに設けられ、前記流体を前記ハウジング内から導出させる導出部と、を備え、
前記導入部は、前記ハウジングに設けられ、前記複数の板状部材の積層方向における前記被播種部材の全長に亘って前記被播種部材に対向する導入流路形成部を有し、
前記導入流路形成部には、前記流体を前記ハウジング内に導くスリット状の導入流路が設けられ、
前記導入流路は、前記積層方向に沿って延在し、幅寸法が前記導入流路の出口で最小になるように形成され、
前記積層方向における前記導入流路の一端は前記積層方向における前記導入流路形成部の一端部にあり、前記積層方向における前記導入流路の他端は前記積層方向における前記導入流路形成部の他端部にある、バイオリアクタ。 - 請求項1記載のバイオリアクタであって、
前記導入流路は、前記出口に向かって徐々に幅狭になるように形成されている、バイオリアクタ。 - 細胞を培養するためのバイオリアクタであって、
細胞が播種される細胞播種面を有する複数の板状部材が互いに積層された被播種部材と、
前記被播種部材を収容するハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、細胞含有液、細胞を前記細胞播種面から剥離するための剥離液及び培地の少なくとも1つの流体を前記ハウジング内に導入する導入部と、
前記ハウジングに設けられ、前記流体を前記ハウジング内から導出させる導出部と、を備え、
前記導入部には、前記流体を前記ハウジング内に導くスリット状の導入流路が設けられ、
前記導入流路は、前記複数の板状部材の積層方向に沿って延在し、幅寸法が前記導入流路の出口で最小になるように形成され、
前記導入部には、前記流体を前記導入流路に導くための入口ポートが設けられ、
前記導入流路の前記出口は、前記導入流路の幅方向と前記導入流路における流体の流通方向とに直交する長さ方向の両端部から前記長さ方向の中央部に向かって徐々に幅狭になるように形成され、
前記入口ポートは、前記導入流路の前記長さ方向の中央部に対向するように位置している、バイオリアクタ。 - 請求項3記載のバイオリアクタであって、
前記導入部は、
前記ハウジングに設けられて前記入口ポートに連通する導入空間を形成する入口カバー部と、
前記入口カバー部内に設けられて前記導入流路が複数形成された導入流路形成部と、を有し、
前記導入流路は、前記導入空間と前記ハウジング内とを互いに連通する、バイオリアクタ。 - 請求項4記載のバイオリアクタであって、
前記導入流路は、前記幅方向に沿って複数並んでいる、バイオリアクタ。 - 請求項5記載のバイオリアクタであって、
前記導入流路は、前記入口ポートの中心軸線に近いものほど前記出口の流路断面積が小さくなるように形成されている、バイオリアクタ。 - 請求項6記載のバイオリアクタであって、
前記複数の板状部材のそれぞれには、前記流体が流通して前記細胞播種面を形成する複数の流路が前記複数の板状部材の積層方向と直交する方向に並ぶように形成されている、バイオリアクタ。 - 請求項7記載のバイオリアクタであって、
前記導入流路は、前記複数の流路に対応して設けられている、バイオリアクタ。 - 請求項8記載のバイオリアクタであって、
前記導入流路は、前記被播種部材における前記複数の板状部材の積層方向の全長に亘って延在している、バイオリアクタ。 - 請求項1~9のいずれか1項に記載のバイオリアクタと、
前記導出部から導出された前記流体を前記導入部に循環させる循環流路と、
前記流体を前記循環流路に導く流体導入部と、を備える、細胞培養システム。 - 請求項10記載の細胞培養システムであって、
前記循環流路に設けられて前記循環流路を流通する培地に酸素を供給するための酸素供給部を備える、細胞培養システム。 - バイオリアクタを用いて細胞を培養する細胞培養方法であって、
前記バイオリアクタは、
細胞が播種される細胞播種面を有する複数の板状部材が互いに積層された被播種部材と、
前記被播種部材を収容するハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、細胞含有液、細胞を前記細胞播種面から剥離するための剥離液及び培地の少なくとも1つの流体を前記ハウジング内に導入する導入部と、
前記ハウジングに設けられ、前記流体を前記ハウジング内から導出する導出部と、を備え、
前記導入部は、前記ハウジングに設けられ、前記複数の板状部材の積層方向における前記被播種部材の全長に亘って前記被播種部材に対向する導入流路形成部を有し、
前記導入流路形成部には、
前記流体を前記ハウジング内に導くスリット状の導入流路が設けられ、
前記導入流路は、前記積層方向に沿って延在し、幅寸法が前記導入流路の出口で最小になるように形成され、
前記積層方向における前記導入流路の一端は前記積層方向における前記導入流路形成部の一端部にあり、前記積層方向における前記導入流路の他端は前記積層方向における前記導入流路形成部の他端部にあり、
前記導入流路を介して前記ハウジング内に細胞含有液を導入して細胞を前記被播種部材に播種する播種工程を行う、細胞培養方法。 - 請求項12記載の細胞培養方法であって、
前記播種工程の後で、前記導入部から前記ハウジング内への細胞含有液の導入を停止させた状態で細胞を前記被播種部材に接着させる接着工程を行う、細胞培養方法。 - 請求項13記載の細胞培養方法であって、
前記接着工程の後で、前記導入流路を介して前記ハウジング内に培地を導入して前記被播種部材に播種された細胞を培養する培養工程を行う、細胞培養方法。 - 請求項14記載の細胞培養方法であって、
前記培養工程の後で、前記導入流路を介して前記ハウジング内に剥離液を導入する剥離液添加工程を行う、細胞培養方法。 - 請求項15記載の細胞培養方法であって、
前記剥離液添加工程の後で、前記導出部から導出された剥離液を前記導入部に循環させながら前記導入流路を介して前記ハウジング内に剥離液を導入して培養された細胞を前記被播種部材から剥離する剥離工程を行う、細胞培養方法。 - 請求項16記載の細胞培養方法であって、
前記剥離工程の後で、前記導入流路を介して前記ハウジング内に培地を導入することにより、前記被播種部材から剥離された細胞を前記導出部から導出させて回収する回収工程を行う、細胞培養方法。
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JP2018174088A JP7133409B2 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | バイオリアクタ、細胞培養システム及び細胞培養方法 |
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JP2020043808A JP2020043808A (ja) | 2020-03-26 |
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