JP7132047B2 - レーダ装置 - Google Patents
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Description
複数の通常目標からは、周波数F0の信号が到達する。
トランスポンダ1からは、周波数F1(F0+Δf1)の信号が返信される。
トランスポンダ2からは、周波数F2(F0+Δf2)の信号が返信される。
、、、
トランスポンダNからは、周波数FN(F0+ΔfM)の信号が返信される。
第1の実施形態では、レーダアンテナを送信と受信とで別開口とし、受信にDBF(Digital Beam Forming)方式を適用するフェーズドアレイ型のレーダ装置について説明する。
図2は、第1の実施形態に係わるレーダ装置の一例を示す機能ブロック図である。図2において、レーダ装置は、空中線部101と、空中線部101で捕捉された無線帯域信号に基づく受信信号をデジタル領域で処理する信号処理部102とを備える。
アナログダウンコンバータ301は、第1イメージ抑圧フィルタ80、第1ミキサ81、および第1局部発振器85により、サブアレイ受信信号を中間周波数(IF)信号に周波数変換する。さらに、第2イメージ抑圧フィルタ82、第2ミキサ83、および第2局部発振器86により、IF信号をビデオ信号に周波数変換する。ビデオ信号は、アンチエイリアスフィルタ84によりエイリアスを除去されて、デジタルダウンコンバータ302に入力される。アンチエイリアスフィルタ84は、デジタルダウンコンバータ302においてアンダーサンプリングを前提とするアナログ/デジタル(A/D)変換を行うために設けられる。
ω0=2×π×30MHz:通常目標
ω1=2×π×35MHz(30MHz+ 5MHz):トランスポンダ1
ω2=2×π×40MHz(30MHz+10MHz):トランスポンダ2
ω3=2×π×45MHz(30MHz+15MHz):トランスポンダ3
ω4=2×π×50MHz(30MHz+20MHz):トランスポンダ4
ω5=2×π×55MHz(30MHz+25MHz):トランスポンダ5
このような周波数設定、および一連の演算から、それぞれのトランスポンダからの応答信号および通常目標エコーを、デジタル演算回路91毎に分別することができる。デジタル演算回路91は、例えばFPGA(field-programmable gate array)で実現することができる。このほか、ASIC(application specific integrated circuit)による実装可能である。
[1] レーダ装置のレーダアンテナ100を、送受別開口のフェーズドアレイアンテナとする。
[2] フェーズドアレイアンテナからのレーダ送信波をファンビームとし、広範囲な覆域に電波を短時間で放射する。
[3] レーダ波の受信フェーズにおいては、DBF方式により、ペンシルビームを同時に複数本形成する。
[4] レーダ装置の受信機の受信帯域は、飛しょう目標数に応じて、送信帯域に対して数倍から数十倍とする。
[5] トランスポンダは、受信した信号に、飛しょう目標毎の識別周波数に対応する周波数シフトと、送信ブラインド回避のための遅延を与え、レーダの送信波を周波数シフトさせ折り返して送信する。具体的には、デジタルRFメモリとNCOとを使用する。
[6] レーダ装置は、トランスポンダからの折り返し信号を受信し、A/D変換後のデジタルI/Q回路にて周波数シフトを行うデジタル演算回路を、通常目標と飛しょう目標との数に応じた数だけ実装する。
[7] レーダ装置における信号処理は、目標毎に周波数シフトされた信号を識別することにより、トランスポンダ追随とスキントラック追随を同時に行う。
さらに、第1の実施形態では、トランスポンダ用にDBF方式でビーム形成を行っているので、観測時間を短縮することができる。
第2の実施形態では、レーダアンテナを送信と受信とで共用開口とし、受信はアナログ合成としたフェーズドアレイ型のレーダ装置について説明する。なお、トランスポンダについては図5に示される、いわゆるデジタルRFメモリを利用するタイプのものを使用できる。
[8] レーダ装置のレーダアンテナ100を、送受共用開口のフェーズドアレイアンテナとする。
[9] フェーズドアレイアンテナからの送信波をペンシルビームとする。
[10] レーダ装置の受信フェーズにおいては、アナログ合成によりペンシルビームを形成する。
[11] レーダ装置の受信機の受信帯域は、飛しょう目標数に応じて、送信帯域に対して数倍から数十倍とする。
[12] トランスポンダは、受信した信号に、飛しょう目標毎の識別周波数に対応する周波数シフトと、送信ブラインド回避のための遅延を与え、レーダの送信波を周波数シフトさせ折り返して送信する。具体的には、デジタルRFメモリとNCOとを使用する。
[13] レーダ装置は、トランスポンダからの折り返し信号を受信し、A/D変換後のデジタルI/Q回路にて周波数シフトを行うデジタル演算回路を、通常目標と飛しょう目標との数に応じた数だけ実装する。
[14] レーダ装置における信号処理は、目標毎に周波数シフトされた信号を識別することにより、トランスポンダ追随とスキントラック追随を同時に行う。
Claims (5)
- 通常目標からのエコー信号と、トランスポンダからの応答信号とが混在する無線帯域信号を捕捉する空中線部と、
前記無線帯域信号に基づく受信信号をデジタル領域で処理する信号処理部とを具備し、
前記空中線部は、
ローカル周波数を発生する局部発振器と、
前記ローカル周波数で前記無線帯域信号を周波数変換するコンバータと、
前記コンバータの出力をデジタル変換して、前記エコー信号及び前記応答信号に示される周波数シフトに基づくデジタルデータをそれぞれ出力する複数のデジタル演算回路とを備え、
前記信号処理部は、
前記デジタルデータに基づいて、前記通常目標および前記トランスポンダに対応する受信ビームを形成するビーム形成処理部と、
前記形成された受信ビームから前記通常目標および前記トランスポンダを検出する検出処理部とを備える、レーダ装置。 - 前記空中線部は、レーダ波を送信する送信アンテナと、前記送信アンテナとは異なる開口に形成され前記無線帯域信号を捕捉する受信アンテナとを備える、請求項1に記載のレーダ装置。
- 前記送信アンテナは、ファンビームで前記レーダ波を送信する、請求項2に記載のレーダ装置。
- 前記空中線部は、レーダ波を送信する送信アンテナと、前記送信アンテナと共通の開口に形成され前記無線帯域信号を捕捉する受信アンテナとを備える、請求項1に記載のレーダ装置。
- 前記送信アンテナは、ペンシルビームで前記レーダ波を送信する、請求項4に記載のレーダ装置。
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JP2018171324A JP7132047B2 (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | レーダ装置 |
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JP2013142660A (ja) | 2012-01-12 | 2013-07-22 | Furuno Electric Co Ltd | レーダシステム、トランスポンダ装置、レーダ処理方法及びレーダ処理プログラム |
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