JP7131942B2 - 列車制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、列車の車内混雑度やホーム上の混雑度に応じて列車を制御することのできる列車制御システムに関する。
特許文献1には、所定駅に到着した列車の進行方向の次駅のホーム混雑度を取り込み、取り込まれたホーム混雑度をもとに前記列車の前記次駅における出発遅延時間を計算し、出発遅延時間が存在する場合には前記列車の前記所定駅からの出発時刻を早くすることによって、旅客の乗降時間を確保して列車遅延を防止する技術が開示されている。
特開平9-188256号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は、旅客の乗降時間に影響を及ぼす列車の車内混雑度を全く考慮していない。このため、特許文献1に記載の技術では、列車遅延を十分に防止できないおそれがあり、この点で改良の余地がある。また、特にラッシュ時などにおいてはホーム上の混雑を緩和することも望まれている。
そこで、本発明は、列車遅延を効果的に防止すること及び/又はホーム上の混雑を効果的に緩和することのできる列車制御システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、列車制御システムが提供される。前記列車制御システムは、所定駅に到着した列車の車内混雑度を取得する車内混雑度取得装置と、前記列車の次停車駅のホーム上の混雑度を取得するホーム混雑度取得装置と、前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度とに基づいて、前記次停車駅における前記列車の停止位置を制御する列車制御装置と、を含む。前記列車制御装置は、前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度とに基づいて、前記所定駅と前記次停車駅との間の前記列車の走行速度をさらに制御してもよい。
前記列車制御システムによれば、所定駅に到着した列車の車内混雑度と前記列車の次停車駅のホーム上の混雑度とに基づいて、前記所定駅と前記次停車駅との間における前記列車の走行速度が制御され及び/又は前記次停車駅における前記列車の停止位置が制御される。このため、例えば、前記車内混雑度や前記ホーム上の混雑度が高い場合に前記列車の走行速度を高く(早く)し、前記列車を前記次停車駅に早く到着させることによって、前記次停車駅における旅客の乗降時間を確保して前記列車の遅延を効果的に防止することができ、及び/又は、前記車内混雑度や前記ホーム上の混雑度が高い場合に前記次停車駅における前記列車の停止位置を適宜変更することによって、前記次停車駅におけるホーム上の混雑を効果的に緩和することができる。
本発明の第1実施形態に係る列車制御システムの概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る列車制御システムの動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る列車制御システムの効果を説明するための図である。 第1実施形態に係る列車制御システムの効果を説明するための図である。 第2実施形態に係る列車制御システムの効果を説明するための図である。 第3実施形態に係る列車制御システムの概略構成を示す図である。 第3実施形態に係る列車制御システムにおいて取得されるホーム上の混雑度の例を示す図である。 第3実施形態に係る列車制御システムにおいて設定される列車の停止位置の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る列車制御システムの概略構成を示す図である。
図1に示されるように、第1実施形態に係る列車制御システムは、走行路Rを走行する各列車(ここでは列車Tのみが示されている。)に搭載された車上設備10と、前記列車が停車する各停車駅(ここではA駅のみが示されている。)に設置された駅設備20と、地上に設置された地上装置30と、を含む。なお、以下では主に列車T及びA駅について説明するが、列車Tに関する説明は他の列車についても同様に当てはまるものであり、A駅に関する説明は他の停車駅についても同様に当てはまるものである。
車上設備10は、車上子11、速度発電機12、車内混雑度取得装置13、車上無線機14、車上装置15、ブレーキ装置16及び駆動装置17を含む。
車上子11は、列車Tの前側下部に設けられている。車上子11は、走行路Rの所定位置に設置された位置補正用地上子41の上方を通過する際に、位置補正用地上子41から地点情報(絶対位置情報)を取り込むように構成されている。
速度発電機12は、列車Tの速度や走行距離を検出するための装置である。速度発電機12は、列車Tの車軸に取り付けられ、当該車軸の回転速度に応じた信号を出力する。
車内混雑度取得装置13は、列車Tの車内混雑度(又は乗車率)を取得するための装置である。特に制限されるものではないが、例えば、車内混雑度取得装置13は、カメラや画像センサなどによって撮像された列車T内の画像から人物を抽出して列車T内の乗客数をカウントし、カウント結果を列車Tの定員数で除算した値の百分率(%)を列車Tの車内混雑度(乗車率)として取得するように構成され得る。
車上無線機14は、走行路Rに沿って間隔をあけて設置された複数の沿線無線機42の少なくとも一つとの間で情報の無線通信が可能である。また、複数の沿線無線機42は、通信線を介して地上装置30に接続されている。なお、地上装置30が複数の沿線無線機42のいずれかに接続され、複数の沿線無線機42が隣合う沿線無線機42同士で互いに通信して情報を伝達するように構成されてもよい。
車上装置15は、速度発電機12の出力信号に基づいて列車Tの走行速度を検出すると共に車上子11が位置補正用地上子41から取り込んだ位置情報及び速度発電機12の出力信号に基づいて列車Tの位置を検出する。そして、車上装置15は、検出された列車Tの走行速度及び列車Tの位置を車上無線機14及び沿線無線機42を介して地上装置30に送信するように構成されている。
また、車上装置15は、必要に応じて、車内混雑度取得装置13から列車Tの車内混雑度を得ると共に得られた列車Tの車内混雑度を車上無線機14及び沿線無線機42を介して地上装置30に送信するように構成されている。
さらに、車上装置15は、駅間距離などの走行路Rに関する各種情報を図示省略のデータベース内に記録している。そして、車上装置15は、ブレーキ装置16及び/又は駆動装置17を適宜制御して駅出発、駅間走行及び駅停車を含む列車Tの自動運転を行うように構成されている。
駅設備20は、ホーム混雑度取得装置21を含む。ホーム混雑度取得装置21は、自身が設置された駅(ここではA駅)において列車Tが到着するホーム(プラットホーム)上の混雑度を取得するための装置である。特に制限されないが、例えば、ホーム混雑度取得装置21は、カメラや画像センサなどによって撮像されたホーム上の画像から人物を抽出して当該ホーム上の人数をカウントし、カウント結果を所定人数で除算した値の百分率(%)を前記ホーム上の混雑度として取得するように構成され得る。前記所定人数は、駅毎に又はホーム毎にあらかじめ設定される。
地上装置30は、複数の沿線無線機42に加えて、各駅に設置されたホーム混雑度取得装置21に通信線を介して接続されている。また、地上装置30は、運行管理装置50及び進路制御装置60のそれぞれにも通信線を介して接続されている。
地上装置30は、各列車の車上装置15から送信された各列車の走行速度及び位置を受信すると、受信された各列車の走行速度及び位置を運行管理装置50に送信するように構成されている。したがって、地上装置30及び運行管理装置50は、各列車が走行中であるか、各列車が所定駅に到着したか、各列車が所定駅に停車中であるか、各列車が所定駅から出発したかなどを把握することが可能である。
また、地上装置30は、例えば運行管理装置50から得られる運行状況情報に基づいて所定駅で所定の列車の到着遅延や出発遅延が発生しているかなどを把握することが可能であり、例えば進路制御装置60から得られる進路制御情報に基づいて各列車の進路の開通状況などを把握することが可能である。
さらに、地上装置30は、各列車の車上装置15が各列車の制御に用いる制御情報を生成し、生成された制御情報を沿線無線機42及び車上無線機14を介して各列車の車上装置15に送信するように構成されている。したがって、地上装置30は、各列車の車上装置15と協働して各列車を制御する列車制御装置を構成する。
次に、第1実施形態に係る列車制御システムの動作について具体的に説明する。
ここでは、図2に示されるように、列車Tの走行方向におけるA駅の一つ手前の停車駅であるB駅に到着した列車TをB駅からA駅まで走行させる場合の第1実施形態に係る列車制御システムの動作を説明する。
列車TがB駅に到着して停止すると、列車Tの車上装置15は、車内混雑度取得装置13から列車Tの車内混雑度を得る。具体的には、本実施形態において、列車Tの車上装置15は、列車TがB駅に到着して旅客の乗降が完了した後に、車内混雑度取得装置13から列車Tの車内混雑度を得る。例えば、列車Tの車上装置15は、B駅において列車Tのドアが閉じられたこと又はB駅の駅装置(図示省略)から出発許可信号を受信したことを条件に、換言すれば、列車TがB駅から出発する直前に、車内混雑度取得装置13から列車Tの車内混雑度を得るように構成され得る。そして、列車Tの車上装置15は、車内混雑度取得装置13から列車Tの車内混雑度を得ると、得られた列車Tの車内混雑度を車上無線機14及び沿線無線機42を介して地上装置30に送信する。
また、列車TがB駅に到着して停止すると、地上装置30は、列車Tの次の停車駅であるA駅に設置されたホーム混雑度取得装置21からA駅のホーム上の混雑度を得る。具体的には、本実施形態において、地上装置30は、列車Tの先行列車がA駅から出発した後に、A駅に設置されたホーム混雑度取得装置21からA駅のホーム上の混雑度を得る。例えば、地上装置30は、列車TについてB駅からA駅までの進路が設定(開通)されたことを条件に、A駅に設置されたホーム混雑度取得装置21からA駅のホーム上の混雑度を得るように構成され得る。
そして、地上装置30は、列車Tの車上装置15から受信した列車Tの車内混雑度と、A駅に設置されたホーム混雑度取得装置21から得たA駅のホーム上の混雑度と、に基づいて列車Tに適用されるB駅とA駅との間の制限速度を設定し、これによって、B駅からA駅までの列車Tの走行速度を制御する。具体的には、本実施形態において、地上装置30は、以下のようにして、列車Tに適用されるB駅とA駅との間の制限速度を設定する。
列車Tの車内混雑度が列車用判定閾値(例えば100%)以下であり且つA駅のホーム上の混雑度がホーム用判定閾値(例えば100%)以下である場合、すなわち、列車T内及びA駅のホーム上のいずれもが混雑していない通常時において、地上装置30は、あらかじめ定められた基準制限速度(例えば50km/h)をB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として設定する。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えているか又はA駅のホーム上の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えている場合、すなわち、列車T内及びA駅のホーム上のいずれか一方が混雑している場合、地上装置30は、前記基準制限速度より高い第1制限速度(例えば55km/h)をB駅とA駅との間の前記列車Tの制限速度として設定する。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており且つA駅のホーム上の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えている場合、すなわち、列車T内及びA駅のホーム上の両方が混雑している場合、地上装置30は、前記第1制限速度より高い第2制限速度(例えば60km/h)をB駅とA駅との間の前記列車Tの制限速度として設定する。
地上装置30は、上記のようにしてB駅とA駅との間の列車Tの制限速度を設定すると、設定された制限速度を列車Tの車上装置15に送信する。
B駅に停車中の列車Tの車上装置15は、B駅からの出発条件が成立すると駆動装置17を起動して列車TをB駅から出発させる。ここで、本実施形態において、B駅からの前記出発条件は、B駅の前記駅装置から前記出発許可信号を受信すること及び地上装置30からB駅とA駅との間の列車Tの制限速度を受信することを含む。列車TをB駅から出発させた後、列車Tの車上装置15は、列車Tの走行速度が地上装置30によって設定された制限速度を超えないように列車Tのブレーキ装置16を制御して列車Tを走行させる。そして、列車Tの車上装置15は、列車TがA駅に所定距離まで接近すると、ブレーキ装置16を制御して列車Tを減速させると共に、列車TをA駅においてあらかじめ設定されている列車停止位置で停止させる(すなわち、列車TがA駅に到着する)。
図3及び図4は、第1実施形態に係る列車制御システムの効果を説明するための図である。図3は、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記基準制限速度(50km/h)が設定されたときの列車TのB駅からA駅までの走行速度の変化を示す図である。図4は、駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記第2制限速度(60km/h)が設定されたときの列車TのB駅からA駅までの走行速度の変化を示す図である。なお、ここでは、説明の便宜上、B駅における列車停止位置からA駅における列車停止位置までの距離L(B駅-A駅間距離)を2kmとし、B駅とA駅との間に勾配はないものとする。また、列車Tの加速度を3.5km/h/sとし、列車Tの停止時の減速度を3.0km/h/sとする。
図3に示されるように、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記基準制限速度(50km/h)が設定された場合、列車Tの走行速度が0から前記基準制限速度に到達するまでの加速時間が約14.3秒、前記基準制限速度で走行中の列車Tを停止させるまでの減速時間が約16.7秒、及び、前記基準制限速度での列車Tの定速走行時間が約128.5秒になり、B駅を出発してからA駅に到着するまでの列車Tの走行時間は約160秒になる。
これに対し、図4に示されるように、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記第2制限速度(60km/h)が設定された場合、列車Tの走行速度が0から前記第2制限速度に到達するまでの加速時間が約17.1秒、前記第2制限速度で走行中の列車Tを停止させるまでの減速時間が20秒、及び、前記第2制限速度での列車Tの定速走行時間が約101.4秒になり、B駅を出発してからA駅に到着するまでの列車Tの走行時間は約139秒になる。つまり、列車T内及びA駅のホーム上の両方が混雑している場合、列車Tは、列車T内及びA駅のホーム上のいずれも混雑していない通常時に比べて、約21秒早くA駅に到着することができる。このため、A駅における列車Tの停止時間、さらに言えば、A駅における旅客の乗降時間が通常時に比べて長く確保され、混雑に伴う乗降時間の増加によって列車TのA駅からの出発が遅延してしまうことが防止される。
なお、説明を省略するが、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記第1制限速度(55km/h)が設定された場合においても、列車Tは通常時に比べて早くA駅に到着することができ、A駅における旅客の乗降時間が通常時に比べて長く確保される。
第1実施形態に係る列車制御システムにおいては、B駅に到着した列車Tの車内混雑度と列車Tの次停車駅であるA駅のホーム上の混雑度とに基づいて、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度が設定され、これによって、B駅とA駅との間の列車Tの走行速度が制御される。具体的には、B駅に到着した列車Tの車内混雑度及びA駅のホーム上の混雑度の少なくとも一方が対応閾値(すなわち、前記列車用判定閾値又は前記ホーム用判定閾値)を超えている場合には、列車Tに適用されるB駅とA駅との間の制限速度として通常時に設定される前記基準制限速度よりも高い前記第1制限速度又は前記第2制限速度が設定される。そして、列車TがB駅からA駅に向かって走行する際、列車Tの走行速度が前記第1制限速度又は前記第2制限速度を超えないように制御される。
このため、第1実施形態に係る列車制御システムによれば、B駅に到着した列車T内及びA駅のホーム上の少なくとも一方が混雑している場合、通常時に比べてA駅における列車Tの停止時間(すなわち、A駅における旅客の乗降時間)が長く確保され、この結果、列車TのA駅からの出発が遅延してしまうことが効果的に防止される。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る列車制御システムについて説明する。
第2実施形態に係る列車制御システムは、基本的に上述の第1実施形態に係る列車制御システムと同じ構成を有する(図1参照)。第1実施形態に係る列車制御システムと第2実施形態に係る列車制御システムとの主な相違点は以下のとおりである。
すなわち、第1実施形態に係る列車制御システムにおいて、地上装置30は、B駅に到着した列車Tの車内混雑度と列車Tの次停車駅であるA駅のホーム上の混雑度とに基づいて列車Tに適用されるB駅とA駅と間の制限速度を設定し、これによって、B駅からA駅までの列車Tの走行速度を制御するようにしている。これに対し、第2実施形態に係る列車制御システムにおいて、地上装置30は、さらに列車Tの先行列車のA駅からの出発遅延が発生しているか否かを考慮して列車Tに適用されるB駅とA駅と間の制限速度を設定し、これによって、B駅からA駅までの列車Tの走行速度を制御する。
第1実施形態に係る列車制御システムの場合と同様、第2実施形態に係る列車制御システムにおいても、列車TがB駅に到着して停止すると、列車Tの車上装置15は、車内混雑度取得装置13から列車Tの車内混雑度を得ると共に、得られた列車Tの車内混雑度を車上無線機14及び沿線無線機42を介して地上装置30に送信する。
また、地上装置30は、列車TがB駅に到着して停止すると、A駅に設置されたホーム混雑度取得装置21からA駅のホーム上の混雑度を得ると共に、運行管理装置50から得られる運行状況情報に基づいて列車Tの先行列車のA駅からの出発遅延(以下単に「先行列車の出発遅延」という)が発生しているか否かを確認する。
そして、地上装置30は、列車Tの車上装置15から受信した列車Tの車内混雑度と、A駅に設置されたホーム混雑度取得装置21から得たA駅のホーム上の混雑度と、先行列車の出発遅延が発生しているか否かと、に基づいて、列車Tに適用されるB駅とA駅との間の制限速度を設定する。具体的には、本実施形態において、地上装置30は、以下のようにして、列車Tに適用されるB駅とA駅との間の制限速度を設定する。
列車Tの車内混雑度が列車用判定閾値(例えば100%)以下であり且つA駅のホーム上の混雑度がホーム用判定閾値(例えば100%)以下である場合、地上装置30は、先行列車の出発遅延が発生しているか否かにかかわらず、あらかじめ定められた基準制限速度(例えば50km/h)をB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として設定する。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えているか又はA駅のホーム上の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ先行列車の出発遅延が発生していない場合、地上装置30は、前記基準制限速度より高い第1制限速度(例えば55km/h)をB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として設定する。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、A駅のホーム上の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ先行列車の出発遅延が発生していない場合、地上装置30は、前記第1制限速度より高い第2制限速度(例えば60km/h)をB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として設定する。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えているか又はA駅のホーム上の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ先行列車の出発遅延が発生している場合、地上装置30は、前記基準制限速度より低い第3制限速度(例えば45km/h)をB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として設定する。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、A駅のホーム上の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ先行列車の出発遅延が発生している場合、地上装置30は、前記第3制限速度より低い第4制限速度(例えば40km/h)をB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として設定する。
地上装置30は、上記のようにしてB駅とA駅との間の列車Tの制限速度を設定すると、設定された制限速度を列車Tの車上装置15に送信する。列車Tの車上装置15は、列車TをB駅から出発させた後、列車Tの走行速度が地上装置30によって設定された制限速度を超えないように列車Tのブレーキ装置16を制御して列車Tを走行させる。また、列車Tの車上装置15は、列車TがA駅に所定距離まで接近すると、ブレーキ装置16を制御して列車Tを減速させると共に、列車Tを前記列車停止位置で停止させる(すなわち、列車TがA駅に到着する)。
図5は、第2実施形態に係る列車制御システムの効果を説明するための図であり、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記第4制限速度(40km/h)が設定されたときの列車TのB駅からA駅までの走行速度の変化を示す図である。なお、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記基準制限速度(50km/h)が設定されたときの列車TのB駅からA駅までの走行速度の変化及びB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記第2制限速度(60km/h)が設定されたときの列車TのB駅からA駅までの走行速度の変化は、第1実施形態に係る列車制御システムにおけるそれらと同じである(図3、図4を参照)。
図5に示されるように、B駅とA駅との間の列車の制限速度として前記第4制限速度(40km/h)が設定された場合、列車Tの走行速度が0から前記第4制限速度に到達するまでの加速時間が約11.4秒、前記第4制限速度で走行中の列車Tを停止させるまでの減速時間が約13.3秒、前記第4制限速度での列車Tの定速走行時間が約167.6秒になり、B駅を出発してからA駅に到着するまでの列車Tの走行時間は約193秒になる。つまり、列車T内及びA駅のホーム上の両方が混雑しており且つ先行列車の出発遅延が発生している場合、列車Tは、列車T内及びA駅のホーム上のいずれも混雑していない通常時(図3)に比べて、約33秒遅くA駅に到着することができる。
なお、説明を省略するが、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度として前記第3制限速度(45km/h)が設定された場合、すなわち、列車T内及びA駅のホーム上のいずれか一方が混雑しており且つ先行列車の出発遅延が発生している場合も、列車Tは、通常時に比べて遅くA駅に到着することができる。
すでに先行列車の出発遅延が発生している場合には、列車Tを通常時よりも早くA駅に到着させたとしても、それだけでは列車TのA駅からの出発遅延を防止できないおそれがある。また、すでに先行列車の出発遅延が発生している場合に、列車Tを通常時と同様に走行させたり、列車Tを通常時よりも早くA駅に到着するように走行させたりすると、結果的に駅間で列車Tを減速させ又は停止させなければならない状況が発生する可能性が高い。このような状況の発生は、余分なエネルギーの消費や乗客の乗り心地の低下などを招くため、できるだけ避けることが望ましい。
そこで、本実施形態において、地上装置30は、列車T内及びA駅のホーム上の少なくとも一方が混雑している場合であっても、すでに先行列車の出発遅延が発生している場合には、省エネルギーや乗客の乗り心地を優先し、前記基準制限速度よりも低い前記第3制限速度又は前記第4制限速度をB駅とA駅との間の列車Tの制限速度として設定し、これによって、駅間における列車Tの減速や停止を抑制するようにしている。なお、先行列車の出発遅延が発生していない場合については、第1実施形態に係る列車制御システムと同様である。
第2実施形態に係る列車制御システムによると、混雑に伴う列車TのA駅からの出発遅延の防止と、余分なエネルギーの消費や乗客の乗り心地の低下の防止と、をバランスよく両立させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る列車制御システムについて説明する。
図6は、第3実施形態に係る列車制御システムの概略構成を示す図である。なお、上述の第1実施形態に係る列車制御システム(図1)と同一又は共通する要素については同一の符号を用いてその説明は省略する。
第1実施形態に係る列車制御システムと第3実施形態に係る列車制御システムとの主な相違点は、第3実施形態に係る列車制御システムにおいては、車上設備10がさらに車内案内装置18を含むこと及び駅設備20がさらにホーム案内装置22を含むことである。また、第3実施形態に係る列車制御システムにおいて、ホーム混雑度取得装置21は、図7に示されるように、自身が設置された駅(ここではA駅)において列車Tが到着するホーム(プラットホーム)上の混雑度として、当該ホームを列車Tの走行方向に複数に分割した各領域(ここでは前記ホームの所定の中間位置IPより前方側の第1領域R1及び前記中間位置IPより後方側の第2領域R2)の混雑度を取得可能に構成されている。
第3実施形態に係る列車制御システムにおいて、地上装置30は、列車Tの車上装置15から受信した列車Tの車内混雑度と、A駅に設置されたホーム混雑度取得装置21から得たA駅のホーム上の各領域の混雑度と、に基づいてA駅における列車Tの停止位置を設定し、これによって、A駅における列車Tの停止位置を制御する。
図8は、地上装置30によって設定されるA駅における列車Tの停止位置の例を示す図である。
列車Tの車内混雑度が列車用判定閾値(例えば100%)以下である場合、又は、第1領域R1の混雑度及び第2領域R2の混雑度がホーム用判定閾値(例えば100%)以下である場合、地上装置30は、前記ホームに対してあらかじめ定められている基準停止位置rSPをA駅における列車Tの停止位置として設定する(図8(a))。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、第1領域R1の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ第2領域R2の混雑度が前記ホーム用判定閾値以下である場合、地上装置30は、基準停止位置rSPよりも第2領域R2側(後方側)にシフトした第1停止位置SP1をA駅における列車Tの停止位置として設定する(図8(b))。換言すれば、地上装置30は、列車Tの停止位置を基準停止位置rSPから第1停止位置SP1に変更する。この場合において、第1停止位置SP1は、列車Tの先端部が前記中間位置IP又はその近傍に位置するような位置に設定され得る。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、第1領域R1の混雑度が前記ホーム用判定閾値以下であり且つ第2領域R2の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えている場合、地上装置30は、基準停止位置rSPよりも第1領域R1側(前方側)にシフトした第2停止位置SP2をA駅における列車Tの停止位置として設定する(図8(c))。換言すれば、地上装置30は、列車Tの停止位置を基準停止位置rSPから第2停止位置SP2に変更する。この場合において、第2停止位置SP2は、列車Tの後端部が前記中間位置IP又はその近傍に位置するような位置に設定され得る。
列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、第1領域R1の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ第2領域R2の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えている場合、地上装置30は、前記ホームとは異なる他のホーム(図示省略)での第3停止位置SP3をA駅における列車Tの停止位置として設定する。換言すれば、地上装置30は、列車Tの停止位置を基準停止位置rSPから基準停止位置rSPが設定されているホームとは異なる他のホームに設定された第3停止位置SP3に変更する。前記他のホームは、例えばA駅における予備ホームである。
地上装置30は、上記のようにしてA駅における列車Tの停止位置を設定すると、設定された停止位置を含む停止位置設定信号を列車Tの車上装置15、ホーム案内装置22、運行管理装置50及び進路制御装置60に送信する。
列車Tの車上装置15は、列車TをB駅から出発させた後、列車Tの走行速度があらかじめ設定された制限速度(前記基準制限速度に相当する)を超えないように列車Tのブレーキ装置16を制御して列車Tを走行させる。そして、列車Tの車上装置15は、列車TがA駅に所定距離まで接近すると、ブレーキ装置16を制御して列車Tを減速させると共に、列車Tを受信した前記停止位置設定信号に含まれる停止位置、すなわち、地上装置30によって設定されたA駅における停止位置で停止させる。
また、列車Tの車上装置15は、受信した前記停止位置設定信号に含まれる停止位置が第1~第3停止位置SP1~SP3のいずれか(つまり、基準停止位置rSP以外の停止位置)である場合、列車TがA駅に到着する前に、車内案内装置18を介して、列車TのA駅における停止位置が基準停止位置rSPから第1~第3停止位置SP1~SP3のいずれかに変更されたことを列車T内の乗客に知らせる。
ホーム案内装置22は、受信した前記停止位置設定信号に含まれる停止位置が第1~第3停止位置SP1~SP3のいずれか(つまり、基準停止位置rSP以外の停止位置)である場合、列車TがA駅に到着する前に、列車Tの停止位置が前記基準停止位置から前記第1~3停止位置SP1~SP3のいずれかに変更されたことを前記ホーム上の旅客等に知らせる。
運行管理装置50は、受信した前記停止位置設定信号に含まれる停止位置が第3停止位置SP3である場合にはダイヤ情報の変更等を行い、進路制御装置60は、受信した前記停止位置設定信号に含まれる停止位置が第3停止位置SP3である場合には所定の分岐器の切り替え等を行う。
第3実施形態に係る列車制御システムにおいては、B駅に到着した列車Tの車内混雑度と列車Tの次停車駅であるA駅のホーム上の混雑度とに基づいて、列車TのA駅における停止位置が制御される。具体的には、第3実施形態に係る列車制御システムにおいて、ホーム混雑度取得装置21は、A駅のホーム上を複数に分割した第1及び第2領域R1、R2の混雑度を取得可能に構成されている。そして、駅に到着した列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、第1領域R1の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ第2領域R2の混雑度が前記ホーム用判定閾値以下である場合、A駅における列車Tの停止位置として、通常時に設定される基準停止位置rSPよりも第2領域R2側(後方側)にシフトした第1停止位置SP1が設定される。また、駅に到着した列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、第1領域R1の混雑度が前記ホーム用判定閾値以下であり且つ第2領域R2の混雑度が前記ホーム用判定閾を超えている場合、A駅における列車Tの停止位置として、通常時に設定される基準停止位置rSPよりも第1領域R1側(前方側)にシフトした第2停止位置SP2が設定される。さらに、列車Tの車内混雑度が前記列車用判定閾値を超えており、第1領域R1の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えており且つ第2領域R2の混雑度が前記ホーム用判定閾値を超えている場合、A駅における列車Tの停止位置として、前記ホームとは異なる他のホームでの第3停止位置SP3が設定される。
このため、第3実施形態に係る列車制御システムによれば、B駅に到着した列車T内及びA駅のホーム上が混雑している場合に当該ホーム上における混雑度が比較的低い領域や当該ホームとは別の他のホームに列車Tを停止させるので、A駅(すなわち、列車Tの次停車駅)におけるホーム上の混雑が効果的に緩和される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて更なる変形や変更が可能である。
例えば、上述の第1~第3実施形態に係る列車制御システムにおいて、車内混雑度取得装置13は列車Tに搭載されている。しかし、これに限られるものではない。車内混雑度取得装置13に代えて、例えば各停車駅(すなわち、地上)に設置されて前記列車の重量を測定又は算出することによって前記列車の車内混雑度を取得するように構成された車内混雑度取得装置が用いられてもよい。
また、上述の第1~第3実施形態は、矛盾等が生じない範囲において適宜組み合わせられ得るものである。例えば、地上装置30は、列車Tの車上装置15から受信した列車Tの車内混雑度と、A駅に設置されたホーム混雑度取得装置21から得たA駅のホーム上の混雑度と、に基づいて、B駅とA駅との間の列車Tの制限速度を設定すると共にA駅における列車Tの停止位置を設定し、これによって、B駅からA駅までの列車Tの走行速度及びA駅における列車Tの停止位置を制御するように構成され得る。
10…車上設備、11…車上子、12…速度発電機、13…車内混雑度取得装置、14…車上無線機、15…車上装置、16…ブレーキ装置、17…駆動装置、18…車内案内装置、20…駅設備、21…ホーム混雑度取得装置、22…ホーム案内装置、30…地上装置、41…位置補正用地上子、42…沿線無線機、R…走行路、T…列車

Claims (10)

  1. 所定駅に到着した列車の車内混雑度を取得する車内混雑度取得装置と、
    前記列車の次停車駅のホーム上の混雑度を取得するホーム混雑度取得装置と、
    前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度とに基づいて、前記次停車駅における前記列車の停止位置を制御する列車制御装置と、
    を含む、列車制御システム。
  2. 前記列車制御装置は、前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度とに基づいて、前記所定駅と前記次停車駅との間の前記列車の走行速度を制御する、請求項1に記載の列車制御システム。
  3. 前記列車制御装置は、
    地上側に設けられ、前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度とに基づいて前記所定駅と前記次停車駅との間の前記列車の制限速度を設定する地上装置と、
    前記列車に搭載され、前記列車の走行速度が前記地上装置によって設定された前記制限速度を超えないように前記列車のブレーキ装置を制御する車上装置と、
    を含む、請求項に記載の列車制御システム。
  4. 前記地上装置は、前記車内混雑度及び前記ホーム上の混雑度の少なくとも一方が対応閾値を超えている場合、通常時に設定される基準制限速度よりも高い制限速度を設定する、請求項に記載の列車制御システム。
  5. 前記列車制御装置は、
    地上側に設けられ、前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度とに基づいて前記次停車駅における前記列車の停止位置を設定する地上装置と、
    前記列車に搭載され、前記列車が前記地上装置によって設定された前記停止位置で停止するように前記列車のブレーキ装置を制御する車上装置と、
    を含む、請求項1に記載の列車制御システム。
  6. 前記ホーム混雑度取得装置は、前記ホームを複数に分割した各領域の混雑度を取得可能に構成され、
    前記地上装置は、前記車内混雑度と前記各領域の混雑度とに基づいて前記次停車駅にお ける前記列車の停止位置を設定する、
    請求項5に記載の列車制御システム。
  7. 前記列車の停止位置を設定することは、前記ホームとは異なる他のホームでの前記列車の停止位置を設定することを含む、請求項5又は6に記載の列車制御システム。
  8. 前記列車制御装置は、前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度と前記列車の先行列車の前記次停車駅からの出発遅延が発生しているか否かと基づいて前記所定駅と前記次停車駅との間の前記列車の走行速度を制御する、請求項に記載の列車制御システム。
  9. 前記列車制御装置は、
    地上側に設けられ、前記車内混雑度と前記ホーム上の混雑度と前記先行列車の前記次停車駅からの出発遅延が発生しているか否かとに基づいて前記所定駅と前記次停車駅との間の制限速度を設定する地上装置と、
    前記列車に搭載され、前記列車の走行速度が前記地上装置によって設定された前記制限速度を超えないように前記列車のブレーキ装置を制御する車上装置と、
    を含む、請求項8に記載の列車制御システム。
  10. 前記地上装置は、
    前記車内混雑度及び前記ホーム上の混雑度の少なくとも一方が対応閾値を超えており且つ前記先行列車の前記次停車駅からの出発遅延が発生していない場合、通常時に設定され る基準制限速度よりも高い制限速度を設定し、
    前記車内混雑度及び前記ホーム上の混雑度の少なくとも一方が前記対応閾値を超えており且つ前記先行列車の前記次停車駅からの出発遅延が発生している場合、前記基準制限速度よりも低い制限速度を設定する、
    請求項9に記載の列車制御システム。
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