JP7131842B2 - マッサージ装置 - Google Patents
マッサージ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7131842B2 JP7131842B2 JP2020071035A JP2020071035A JP7131842B2 JP 7131842 B2 JP7131842 B2 JP 7131842B2 JP 2020071035 A JP2020071035 A JP 2020071035A JP 2020071035 A JP2020071035 A JP 2020071035A JP 7131842 B2 JP7131842 B2 JP 7131842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- holding
- boss
- cylindrical
- cover body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H15/00—Massage by means of rollers, balls, e.g. inflatable, chains, or roller chains
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H23/00—Percussion or vibration massage, e.g. using supersonic vibration; Suction-vibration massage; Massage with moving diaphragms
- A61H23/02—Percussion or vibration massage, e.g. using supersonic vibration; Suction-vibration massage; Massage with moving diaphragms with electric or magnetic drive
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Rehabilitation Therapy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Description
しかしながら、従来のロール型のマッサージ装置は、駆動モータの回転軸に取り付けられたおもり部分(偏心体)を回転させることにより振動を発生させるものであった。それゆえ、このようなロール型のマッサージ装置を、例えば、床面などに載置して使用する場合、電源を入れた途端に装置全体が大きく振動するので、振動が床面などに伝達されてしまい、足部を本体に載せる前に思わぬ方向に移動してしまう虞がある。すなわち、電源を入れるタイミングが難しく、所定の位置でマッサージを行うことができなくなるので、ロール型のマッサージ装置の取り扱いが困難となる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、施療部に対して振動によるマッサージ効果を付与するマッサージ装置において、振動が非伝達とされる非振動部位を備えることにより、床面などに載置して使用しても、振動が床面などに伝わらずに、所定の位置でマッサージを行うことができるマッサージ装置を提供することを目的とする。
本発明にかかるマッサージ装置は、施療部に対して振動によるマッサージを付与し且つロール形状を呈する振動部位と、前記振動部位の両側に配備され且つ前記振動が非伝達とされる非振動部位と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記施療部に対して振動によるマッサージを付与する振動発生機構と、前記振動発生機構を収容するベース体と、前記ベース体を周方向に取り巻き、表面に施療子
が設けられていて、前記振動発生機構により振動する円筒形状のカバー体と、前記カバー体の長手方向端部に設けられている把持部と、を有し、前記カバー体は、前記振動部位とされていて、前記把持部は、前記カバー体に対して非連結状態で設けられていて、前記振動発生機構からの振動が非伝達とされる前記非振動部位とされているとよい。
好ましくは、前記載置部は、前記マッサージ装置を前記床面に載置したとき、当該マッサージ装置の転動を防止する構成とされているとよい。
好ましくは、前記把持部は、保持部により遊嵌状態で保持されているとよい。
好ましくは、前記保持部材の外径は、前記ボス部材の内径より小さいとよい。
好ましくは、前記把持部は、前記ボス部材が前記保持部材と前記リング部材とに、遊嵌状態で保持されることにより、前記カバー体に対して非連結状態で設けられているとよい。
好ましくは、前記駆動モータの出力軸には、前記出力軸から偏心する回転軸心を有するボス部材が取り付けられていて、前記振動発生機構は、前記駆動モータの出力軸に対するボス部材の偏心により振動を発生させ、前記ボス部材には、前記振動が前記駆動モータ側へ伝達することを防止するウエイト部が取り付けられているとよい。
本発明にかかる椅子型マッサージ機の最も好ましい形態は、施療部に対して振動によるマッサージを付与し且つロール形状を呈する振動部位と、前記振動部位の両側に配備され且つ前記振動が非伝達とされる非振動部位と、を有し、前記施療部に対して振動によるマッサージを付与する振動発生機構と、前記振動発生機構を収容するベース体と、前記ベース体を周方向に取り巻き、表面に施療子が設けられていて、前記振動発生機構により振動する円筒形状のカバー体と、前記カバー体の長手方向端部に設けられている把持部と、を有し、前記カバー体は、前記振動部位とされていて、前記把持部は、前記カバー体に対して非連結状態で設けられていて、前記振動発生機構からの振動が非伝達とされる前記非振動部位とされていて、前記把持部は、保持部により遊嵌状態で保持されていて、前記保持部は、前記把持部の環状嵌合部に外嵌される円筒形状のボス部材と、前記ボス部材を遊嵌状態で保持する円筒形状の保持部材と、前記保持部材と締結され、前記ボス部材の脱落を防止するリング部材と、を有していることを特徴とする。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。また、図面に関して、見やすくするため、構成部品の一部を省略したり、仮想線などを用いて描いている。また、マッサージ装置1の方向などに関しては、例えば、図1の紙面左側をマッサージ装置1の「一方側」とし、紙面右側をマッサージ装置1の「他方側」とする。なお、図2~図8に示すマッサージ装置1の方向についても同様である。
例えば、本発明のマッサージ装置1を床面Fなどに載置して、椅子に着座した使用者がそのマッサージ装置1の上に足部Tを載置することで、マッサージ装置1が足裏などに対して振動マッサージを付与する(図8参照)。
本発明のマッサージ装置1は、施療部に対して振動によるマッサージを付与し且つロール形状を呈する「振動部位」と、振動部位の両側に配備され且つ振動が非伝達とされる「非振動部位」と、を有していることを特徴としている。
本発明のマッサージ装置1は、施療部に対して振動によるマッサージを付与する振動発生機構2と、振動発生機構2を収容するベース体3と、ベース体3を周方向に取り巻き、振動発生機構2により振動する円筒形状の中筒体4と、中筒体4を外嵌し、表面に施療子6が設けられている円筒形状のカバー体5と、カバー体5の長手方向端部に設けられている把持部7と、を有している。つまり、本発明のマッサージ装置1は、ロール型の振動マッサージ装置である。
図3、図4に示すように、振動発生機構2は、回転駆動力を発生する駆動モータ8と、回転駆動力を振動運動に変換する変換部材9と、変換部材9に設けられている振動子10と、を有している。
一方側出力軸12aの先端には、ボス部材13aが取り付けられている。ボス部材13aは、略円筒形状に形成された部材である。なお、本実施形態のボス部材13aは、半筒形状となっている。
図5に示すように、ボス部材13aは、軸心が一方側を向く円筒部14aと、円筒部14aから張り出すように設けられた板部材14cと、この板部材14cに取り付けられたウェイト部14bと、を有している。
円筒部14aは、板部材14cの一方側の壁面に突設されている。この円筒部14aは、軸心L2が一方側出力軸12aの軸心L1と同じ方向を向くが、同一軸心とはならないように配置されている。つまり、円筒部14aは、一方側出力軸12aの回転により、偏心回転するものである。この円筒部14aが一方側出力軸12aに対して偏心回転することにより、回転運動が変換部材9aで振動運動に変換される。
なお、一方側の円筒部14aの軸心と、他方側のボス部材13bの円筒部(図示せず)の軸心は、同一軸心である。すなわち、一方側の円筒部14aと、他方側のボス部材13bの円筒部は、例えば、90°遅れて回転したり、逆方向に回転するなど、互い違いに回転するものとはなっていない。つまり、一方側のボス部材13aと、他方側のボス部材13bの偏心の方向は同じである。
次に、円筒部14a、ウェイト部14bの動作について述べる。
円筒部14aは、一方側出力軸12aから出力された回転駆動力により、偏心回転する。円筒部14aが偏心回転することにより、一方側の変換部材9aへ回転運動が伝達される。変換部材9aは、回転運動を振動運動に変換する。このとき、変換部材9aで変換された振動運動は、駆動モータ8の本体部11側へ伝達されようとする。
そこで、上記の現象を防ぐために、本実施形態においては、ウェイト部14bを円筒部14a側に設けている。このウェイト部14bは、円筒部14aの偏心回転により、この円筒部14aの軸心周りに回転する。このウェイト部14bの回転により、本体部11側への振動が打ち消されて、振動の伝達が抑制される。
各突出片15aとの間に形成される空間は、一方側のベース体3aと保持部31(詳細は後述)とを連結する連結部材39(詳細は後述)が通過するための空間である。突出片15aの突出方向中途部には、孔部16aが設けられている。
また、変換部材9aの中心には、軸心方向が円筒部14と同じ孔部17が形成されている。この孔部17には、ベアリング18が嵌め込まれている。この変換部材9aは、ベアリング18を介して、円筒部14(ボス部材13a)に回転自在に取り付けられている。
変換部材9aは、弾性部材19を介して、ベース体3aに取り付けられている。詳しくは、弾性部材19は、略円筒形状の部材であり、ベース体3aの規制軸部21を外嵌するように取り付けられている。弾性部材19は、可撓性の材料(例えば、ゴム製のブッシュ部材など)で形成されているとよい。弾性部材19は、変換部材9aの回転を吸収することで、他の部材への振動の伝達を抑制し、マッサージ装置1の損傷を防止する。
他方側出力軸12bの先端には、ボス部材13bが取り付けられている。ボス部材13aには、他方側出力軸12bが嵌入される円筒部が、図示されていないが突設されている。なお、ボス部材13bについては、偏心回転するようにしてもよい。
突出片15bの突出方向中途部には、ベース体3bに設けられている規制軸部23(詳細は後述)が嵌入される孔部16bが設けられている。この孔部16bは、変換部材9aの孔部16aと同様に2つ設けられている。この孔部16bにベース体3bの規制軸部23が嵌入されることにより、変換部材9bの回転が制限される。すなわち、孔部16bと規制軸部23は、変換部材9bの回転を所定の範囲に規制する「回転規制部」といえる。
また、変換部材9bの中心には、孔部(図示せず)が形成されていて、ベアリングが嵌め込まれている。この変換部材9bは、ベアリング(図示せず)を介して、ボス部材13bに回転自在に取り付けられている。
まず、ベース体3aについて、詳細に説明する。
ベース体3aは、所定の厚みを有する円盤状の部材である。ベース体3aの外径は、駆動モータ8の本体部11の外径と略同じである。ベース体3aの中心には、円盤形状の軸心方向と同じ方向を向く孔部20が形成されている。このベース体3aの孔部20は貫通孔とされており、一方側出力軸12aが貫通して配備される。
また、ベース体3aの外周壁面には、係合片22が設けられている。係合片22は、一方側に延設された板片とされている。係合片22は、長手方向の長さがベース体3aの厚みより長いものとなっている。すなわち、係合片22は、ベース体3aから突出した状態で設けられている。
ベース体3bは、ベース体3aと略同形状の部材であるので、構成の概要のみを説明する。
嵌め込み孔部25aは、平面視で長方形状に形成されている。嵌め込み孔部25aには、変換部材9aの振動子10aが嵌め込まれる。つまり、嵌め込み孔部25aの大きさは、振動子10aの大きさと略同じである。
この中筒体4は、嵌め込み孔部25に嵌め込まれた振動子10を介して、変換部材9に連結されている。変換部材9の変換により振動子10が振動すると、中筒体4は振動するようになる。なお、本実施形態においては、中筒体4の長さ=約300mm、外径=約80mm、内径=約75mmとなっている。
詳しくは、施療子6は、径方向外側に盛り上がるように設けられている。施療子6は、カバー体5の長手方向に、一定の間隔で複数設けられている。施療子6の形状(高さや幅など)については、施療の目的に応じて適宜変更可能である。
二層構造となっている。外筒体5aは、例えば、軟質の材料(ラバーなど)で形成された部材とされているとよい。外筒体5aは、使用者が施療部を押し当てたときに、不意な痛みなどを生じさせないようにする。内筒体5bは、中筒体4を外嵌する部材である。なお好ましくは、内筒体5bは、例えば、硬質の材料などで形成されているとよい。
なお、本実施形態においては、カバー体5の長さ=約300mm(中筒体4の長さと略同じ)、外径=約100mm(施療子6の高さを含む)、内径=約80mm(中筒体4の外径と略同じ)となっている。
把持部7aと把持部7bは、長手方向において、鏡像反転させて所定の間隔で配置(対称に配置)したものである。把持部7aと把持部7bは、カバー体5を挟んで隣接配置されている。このうち把持部7aに着目して説明する。
本実施形態においては、把持部7aの外周側に、凹部27が形成されている。凹部27は、把持部7aの径方向内側に窪んだものである。つまり、把持部7aの外周側は、凸部28と凹部27(山と谷)が交互に連続したものとなっている。この把持部7aは、平面視で星型の円盤部材である。本実施形態においては、凸部28の頂部は、湾曲しているが略平らな面(尖っていない)形状となっている。
なお、本実施形態においては、載置部30を凸部28の縁部29a,29bとしたが、把持部7の外周の一部を切断した平面(例えば、5角形など多角形の斜面)を床面Fに載置可能な載置部30としてもよい。把持部7は、保持部31により遊嵌状態で保持されている。
把持部7a側には、保持部31aが設けられている。また、把持部7b側には、把持部7bが設けられている。保持部31aと保持部31bは、長手方向において、鏡像反転させて所定の間隔で配置(対称に配置)したものである。保持部31aと保持部31bは、振動発生機構2を挟んで隣接配置されている。このうち保持部31aに着目して説明する。保持部31aは、一方側振動発生部2aよりも、一方方向外側に設けられている。
部材32aは、一方方向外側が大きく開口され、一方方向内側(他方向)は底面板35が設けられている。つまり、ボス部材32aは、有底筒状の部材である。
底面板35の中心には、円筒形状の軸心方向と同じ方向を向く孔部36が形成されている。この孔部36は貫通孔とされており、保持部材33aが貫通する。すなわち、底面板35は、環状の板部材とされている。
まず、孔部36aの内径φAは、後述するリング部材34aにおいて他方側向きに突設された環状のリブ部材42の外径φGより少し大きい(図6、図7参照)。
孔部36cの内径φCは、後述する保持部材33aに形成されたリブ部材37の外径φEより少し大きい(図6、図7参照)。
保持部材33aは、円筒状に形成された部材である。保持部材33aの外径は、ボス部材32aの内径より小さい。具体的には、保持部材33aの円筒部分の外径φDは、ボス部材32aの底面板35に形成された孔部36bφBの内径より小さい(図6、図7参照)。
本実施形態においては、リブ部材37は、保持部材33aの外周壁面に、等間隔で4つ設けられている。なお、リブ部材37は、保持部材33aの外周囲を周回するように環状に形成されていてもよい。
また、保持部材33aの外周壁面には、係合片38が設けられている。係合片38は、リブ部材37より他方側に設けられている。係合片38は、保持部材33aから他方側に突出状に延設された板片とされている。
連結部材39は、保持部材33aとベース体3aを連結する部材である。連結部材39は、長手方向に長い溝部40が形成された長尺の棒部材である。連結部材39は、突出状の係合片22(ベース体3a)に対して溝部40を被せて、締結具などにより取り付けられる。また、連結部材39は、係合片22と対面する位置にある突出状の係合片38(保持部材33a)に対して、溝部40を被せて、締結具などにより取り付けられる。
なお、保持部材33aとベース体3aとの間には、十字形状の変換部材9aが浮遊するような状態で配備されている。また、隣り合う連結部材39の間の空間からは、変換部材9aの突出片15aが径方向外側に向かって突出状に配備されている。突出片15aは、隣り合う連結部材39の間の空間の範囲で揺動する。
リング部材34aは、一方方向外側が大きく開口され、一方方向内側(他方向)に底面
板41が設けられた円筒部材である。つまり、リング部材34aは、有底筒状の部材である。その底面板41の中心には、貫通した孔部が形成されている。
底面板41の他方側の底面には、リブ部材42が設けられている。リブ部材42は、他方側に向かって突出状で且つ、周方向に湾曲した形状(環状)に形成されている。すなわち、リブ部材42は、円周方向に周回するように設けられている。
リブ部材42の内径φFは、保持部材33aの円筒部分の外径φDより大きい(図6、図7参照)。リブ部材42は、保持部材33aを外嵌する。リング部材34aと保持部材33aは、締結具などにより、確実に固定される。
これにより、リング部材34aは、他方側に向かって、ボス部材32aを挟み込むようにして、保持部材33aに取り付けられ、ボス部材32aをがたつかせずに回転自在に、遊嵌状態で保持することが可能となる。
ボス部材32bは、円筒部材であり、把持部7bに嵌合される。ボス部材32bは、一方方向外側が大きく開口され、一方方向内側(他方向)は底面板45が設けられている。つまり、ボス部材32bは、有底筒状の部材である。底面板45には、貫通状の孔部46が形成されていて、保持部材33bが貫通する。
保持部材33bは、円筒状に形成された部材である。保持部材33bの外径は、保持部材33aの外径と略同じである。つまり、保持部材33bの外径は、孔部36bの内径より小さい。
リブ部材47の外径は、ボス部材32bに形成された孔部46(孔部36c)の内径より小さい。保持部材33bは、ボス部材32bを回転自在に遊嵌状態で支持することが可能となる。
本実施形態においては、係合片48は、ベース体3bの外周壁面に、等間隔に4つ設けられている。この係合片48は、ベース体3bの係合片24と対面する位置に設けられている。係合片48は、変換部材9bの各突出片15bの間に形成される空間を通過する連結部材39を係合する部材である。
すなわち、連結部材39は、保持部材33bとベース体3bとの間において、掛け渡す
ように配備される。これにより、保持部材33aとベース体3aは、連結部材39により確実に固定される。
リング部材34bは、保持部材33bと共にボス部材32bを挟み込むことで、そのボス部材32bを遊嵌状態で保持する。リング部材34bは、ボス部材32bに内挿され、締結具などにより保持部材33bに取り付けられる。
リング部材34bには、リブ部材が設けられている。リブ部材は、リング部材34aのリブ部材42と同様の形状である。つまり、リブ部材の外径及び内径については、リブ部材42の外径及び内径と略同じである。
すなわち、ボス部材32は、保持部材33とリング部材34とにより遊嵌状態で保持されている。また、保持部材33は、ベース体3に取り付けられることにより、中筒体4内において浮遊した状態で保持されていて、振動発生機構2から中筒体4へ伝わる振動が非伝達とされる構成とされている。このことから、把持部7は、カバー体5に対して非連結状態で且つ回転可能に設けられていて、振動発生機構2からの振動が非伝達とされる「非振動部位」とされている。
すなわち、電源を入れてマッサージ装置1全体が振動しても、振動が床面などに伝達されることがなく、足部を本体に載せる前に思わぬ方向に移動することがない。
特に、今回開示された実施形態において、明示されていない事項、例えば、作動条件や操作条件、構成物の寸法、重量などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
また、本実施形態においては、中筒体4やカバー体5などの筒体について、円筒形状を例に挙げて説明したが、径方向の断面が楕円形状の筒体でもよく、多角形(6角形など)の筒体でもよい。
2 振動発生機構
2a 一方側振動発生部
2b 他方側振動発生部
3 ベース体
3a ベース体(一方側)
3b ベース体(他方側)
4 中筒体
5 カバー体
5a 外筒体
5b 内筒体
6 施療子
7 把持部
7a 把持部(一方側)
7b 把持部(他方側)
8 駆動モータ
9 変換部材
9a 変換部材(一方側)
9b 変換部材(他方側)
10 振動子
10a 振動子
10b 振動子
11 本体部
12a 一方側出力軸
12b 他方側出力軸
13 ボス部材
13a ボス部材
13b ボス部材
14a 円筒部
14b ウェイト部
14c 板部材
14d 孔部
15a 突出片
15b 突出片
16 孔部(突出片)
16a 孔部(一方側)
16b 孔部(他方側)
17 孔部(中心)
18 ベアリング
19 弾性部材
20 孔部(ベース体)
21 規制軸部
22 係合片
23 規制軸部
24 係合片
25 嵌め込み孔部(中筒体)
25a 嵌め込み孔部(一方側)
25b 嵌め込み孔部(他方側)
26 環状嵌合部
27 凹部
28 凸部
29 縁部
29a 縁部
29b 縁部
30 載置部
31 保持部
31a 保持部(一方側)
31b 保持部(他方側)
32 ボス部材
32a ボス部材
32b ボス部材
33 保持部材
33a 保持部材
33b 保持部材
34 リング部材
34a リング部材
34b リング部材
35 底面板
36 孔部
36a 孔部
36b 孔部
36c 孔部
37 リブ部材
38 係合片
39 連結部材
40 溝部
41 底面板
42 リブ部材
43 蓋部材
44 操作スイッチ
45 底面板
46 孔部
47 リブ部材
48 係合片
F 床面
T 足部
Claims (8)
- 施療部に対して振動によるマッサージを付与し且つロール形状を呈する振動部位と、前記振動部位の両側に配備され且つ前記振動が非伝達とされる非振動部位と、を有し、
前記施療部に対して振動によるマッサージを付与する振動発生機構と、前記振動発生機構を収容するベース体と、前記ベース体を周方向に取り巻き、表面に施療子が設けられていて、前記振動発生機構により振動する円筒形状のカバー体と、前記カバー体の長手方向端部に設けられている把持部と、を有し、前記カバー体は、前記振動部位とされていて、前記把持部は、前記カバー体に対して非連結状態で設けられていて、前記振動発生機構からの振動が非伝達とされる前記非振動部位とされていて、
前記把持部は、保持部により遊嵌状態で保持されていて、
前記保持部は、前記把持部の環状嵌合部に外嵌される円筒形状のボス部材と、前記ボス部材を遊嵌状態で保持する円筒形状の保持部材と、前記保持部材と締結され、前記ボス部材の脱落を防止するリング部材と、を有している
ことを特徴とするマッサージ装置。 - 前記把持部は、前記カバー体の外径より大きい外径とされ、
前記把持部の外周には、床面に載置可能な載置部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ装置。 - 前記載置部は、前記マッサージ装置を前記床面に載置したとき、当該マッサージ装置の転動を防止する構成とされていることを特徴とする請求項2に記載のマッサージ装置。
- 前記保持部材の外径は、前記ボス部材の内径より小さいことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ装置。
- 前記把持部は、前記ボス部材が前記保持部材と前記リング部材とに、遊嵌状態で保持されることにより、前記カバー体に対して非連結状態で設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ装置。 - 前記振動発生機構は、回転駆動力を発生する駆動モータと、前記回転駆動力を振動運動
に変換する変換部材と、前記変換部材に設けられている振動子と、を有し、
前記カバー体は、前記振動子を介して、前記変換部材に連結されている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のマッサージ装置。 - 前記変換部材は、弾性部材を介して、前記ベース体に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載のマッサージ装置。
- 前記駆動モータの出力軸には、前記出力軸から偏心する回転軸心を有するボス部材が取り付けられていて、
前記振動発生機構は、前記駆動モータの出力軸に対するボス部材の偏心により振動を発生させ、
前記ボス部材には、前記振動が前記駆動モータ側へ伝達することを防止するウエイト部が取り付けられている
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のマッサージ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020071035A JP7131842B2 (ja) | 2020-04-10 | 2020-04-10 | マッサージ装置 |
PCT/JP2021/003033 WO2021205717A1 (ja) | 2020-04-10 | 2021-01-28 | マッサージ装置 |
CN202180027536.0A CN115297816A (zh) | 2020-04-10 | 2021-01-28 | 按摩装置 |
TW110104915A TW202137966A (zh) | 2020-04-10 | 2021-02-09 | 按摩裝置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020071035A JP7131842B2 (ja) | 2020-04-10 | 2020-04-10 | マッサージ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021166625A JP2021166625A (ja) | 2021-10-21 |
JP7131842B2 true JP7131842B2 (ja) | 2022-09-06 |
Family
ID=78023925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020071035A Active JP7131842B2 (ja) | 2020-04-10 | 2020-04-10 | マッサージ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7131842B2 (ja) |
CN (1) | CN115297816A (ja) |
TW (1) | TW202137966A (ja) |
WO (1) | WO2021205717A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS508947Y1 (ja) * | 1969-10-20 | 1975-03-18 | ||
JPS6097124U (ja) * | 1983-06-16 | 1985-07-02 | コンビ株式会社 | ローラーマツサージ器 |
JPH0733794Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1995-08-02 | 株式会社東芝 | フットマッサージャ |
JP3143409B2 (ja) * | 1996-12-06 | 2001-03-07 | 大東電機工業株式会社 | 叩き式マッサージ機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置 |
-
2020
- 2020-04-10 JP JP2020071035A patent/JP7131842B2/ja active Active
-
2021
- 2021-01-28 CN CN202180027536.0A patent/CN115297816A/zh active Pending
- 2021-01-28 WO PCT/JP2021/003033 patent/WO2021205717A1/ja active Application Filing
- 2021-02-09 TW TW110104915A patent/TW202137966A/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021205717A1 (ja) | 2021-10-14 |
TW202137966A (zh) | 2021-10-16 |
JP2021166625A (ja) | 2021-10-21 |
CN115297816A (zh) | 2022-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR970705966A (ko) | 마사지 기구(Massager) | |
JP7131842B2 (ja) | マッサージ装置 | |
US6196984B1 (en) | Portable message device | |
JPH10165465A (ja) | 健康器 | |
JP4986090B1 (ja) | フレキシブルマッサージ機 | |
KR101982174B1 (ko) | 핸디형 안마장치 | |
JPH0628095Y2 (ja) | 携帯用振動指圧マッサージ機 | |
JP2022174991A (ja) | マッサージ装置 | |
KR20180115068A (ko) | 안마장치 | |
KR20180115066A (ko) | 핸디형 안마장치 | |
JP4485890B2 (ja) | 下肢用マッサージ装置 | |
JP2018064808A (ja) | マッサージ装置 | |
JPH07328088A (ja) | マッサージ機 | |
JPH0426420A (ja) | マッサージ機 | |
JP6989132B2 (ja) | 運動装置 | |
JPH09173405A (ja) | 手持式電動マッサージ機 | |
JPH09149924A (ja) | ハンドマッサージ機 | |
JP2000217879A (ja) | マッサージ機 | |
JP2003019174A (ja) | マッサージ機 | |
JP3770633B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP3410321B2 (ja) | マッサ−ジ装置 | |
JPH027663B2 (ja) | ||
JPH04170959A (ja) | マッサージ器 | |
JP2553413Y2 (ja) | ベッド装置 | |
JP2005130880A (ja) | マッサージ装置およびそれを用いた椅子型マッサージ機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220621 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7131842 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |