JP2553413Y2 - ベッド装置 - Google Patents
ベッド装置Info
- Publication number
- JP2553413Y2 JP2553413Y2 JP177893U JP177893U JP2553413Y2 JP 2553413 Y2 JP2553413 Y2 JP 2553413Y2 JP 177893 U JP177893 U JP 177893U JP 177893 U JP177893 U JP 177893U JP 2553413 Y2 JP2553413 Y2 JP 2553413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- divided pieces
- pair
- user
- bed
- bed frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は利用者が身体の美容や
健康を維持するためにも利用することができるベッド装
置に関する。
健康を維持するためにも利用することができるベッド装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベッド装置は利用者が就寝する
ために用いられるものであるが、その付加価値を高める
ために、種々の機能を持たせることが考えられている。
ために用いられるものであるが、その付加価値を高める
ために、種々の機能を持たせることが考えられている。
【0003】一方、最近では美容や健康に対する関心が
高まり、種々の機器が販売されている。美容や健康を維
持する機器の機能としては、利用者の身体に十分な運動
を与えることで、身体の余分な脂肪を除去することが要
求される。また、利用者の身体に運動を与えることがで
きれば、身体の血行がよくなり、健康の維持を計ること
ができる。さらに、寝たきりの老人や患者に運動を与え
て機能の回復に役立てるものであり、また、利用者の入
眠(利用者に心地良いと思われる揺れの場合)、覚醒
(揺れを強くして刺激を与える場合)などに利用でき
る。
高まり、種々の機器が販売されている。美容や健康を維
持する機器の機能としては、利用者の身体に十分な運動
を与えることで、身体の余分な脂肪を除去することが要
求される。また、利用者の身体に運動を与えることがで
きれば、身体の血行がよくなり、健康の維持を計ること
ができる。さらに、寝たきりの老人や患者に運動を与え
て機能の回復に役立てるものであり、また、利用者の入
眠(利用者に心地良いと思われる揺れの場合)、覚醒
(揺れを強くして刺激を与える場合)などに利用でき
る。
【0004】利用者の身体を左右に揺らすことで、利用
者に寝返り運動をさせることができる。そのため、長期
にわたって臥床しているような病人や老人などの場合に
は、上記寝返り運動を緩やかな速度で行わせることで、
褥瘡を防止することもできる。
者に寝返り運動をさせることができる。そのため、長期
にわたって臥床しているような病人や老人などの場合に
は、上記寝返り運動を緩やかな速度で行わせることで、
褥瘡を防止することもできる。
【0005】そこで、ベッド装置を利用してそのような
美容や健康を維持する運動を行うことができれば非常に
便利である。つまり、利用者がベッド装置のマットレス
上に仰臥し、就寝する前に美容や健康を維持するための
運動を行うことができれば便利である。
美容や健康を維持する運動を行うことができれば非常に
便利である。つまり、利用者がベッド装置のマットレス
上に仰臥し、就寝する前に美容や健康を維持するための
運動を行うことができれば便利である。
【0006】しかしながら、従来においては、ベッド装
置に美容や健康を維持するための運動を行うことができ
る機能を持たせるようにしたものが開発されていないた
め、美容や健康を維持する運動を行うためには、それ専
用の機器を購入しなければならないということがあっ
た。
置に美容や健康を維持するための運動を行うことができ
る機能を持たせるようにしたものが開発されていないた
め、美容や健康を維持する運動を行うためには、それ専
用の機器を購入しなければならないということがあっ
た。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来のベ
ッド装置には美容や健康を維持するための運動を行うこ
とができる機能を備えたものが開発されていなかったの
で、そのような機能を備えたベッド装置の開発が望まれ
ていた。
ッド装置には美容や健康を維持するための運動を行うこ
とができる機能を備えたものが開発されていなかったの
で、そのような機能を備えたベッド装置の開発が望まれ
ていた。
【0008】この考案は上記事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、単に就寝するだけでな
く、美容や健康のための運動も行うことができるように
したベッド装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、単に就寝するだけでな
く、美容や健康のための運動も行うことができるように
したベッド装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの考案は、ベッドフレ−ムと、分割された複数の分
割片からなるとともにそれぞれの分割片が上記ベッドフ
レ−ムに揺動自在に設けられた床板と、駆動源によって
回転駆動される駆動軸を有し、この駆動軸の回転運動に
よって上下駆動されその上下運動によって上記床板の各
分割片を揺動させる伝動手段と、上記床板の分割片に設
けられた振動発生装置とを具備したことを特徴とする。
にこの考案は、ベッドフレ−ムと、分割された複数の分
割片からなるとともにそれぞれの分割片が上記ベッドフ
レ−ムに揺動自在に設けられた床板と、駆動源によって
回転駆動される駆動軸を有し、この駆動軸の回転運動に
よって上下駆動されその上下運動によって上記床板の各
分割片を揺動させる伝動手段と、上記床板の分割片に設
けられた振動発生装置とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成によれば、床板を構成する複数
の分割片を揺動運動および上下運動させることで、この
床板上に横たわった利用者の身体に床板の揺動運動に応
じた運動を与えることができ、しかも分割片に設けられ
た振動発生装置を作動させれば、利用者をマッサ−ジす
ることができる。
の分割片を揺動運動および上下運動させることで、この
床板上に横たわった利用者の身体に床板の揺動運動に応
じた運動を与えることができ、しかも分割片に設けられ
た振動発生装置を作動させれば、利用者をマッサ−ジす
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0012】図1乃至図9はこの考案の第1の実施例を
示し、図1に示すベッド装置は、一対の側板2と端板3
とによって矩形枠状に形成されたベッドフレ−ム1を備
えている。このベッドフレ−ム1内には図2と図3に示
すようにベッドフレ−ム1よりも小さな矩形枠状に形成
されたベ−ス部材4が配置されている。このベ−ス部材
4は、ベッドフレ−ム1の幅方向に沿って設けられた一
対のジョイントバ−5によって上記ベッドフレ−ム1に
連結されている。このジョイントバ−5は図3に示され
るように帯状材を逆台形状に曲成し、その両端を上記一
対の側板2の内面に設けられた桟6に連結固定するとと
ともに、中途部を上記ベ−ス部材4に連結してなる。
示し、図1に示すベッド装置は、一対の側板2と端板3
とによって矩形枠状に形成されたベッドフレ−ム1を備
えている。このベッドフレ−ム1内には図2と図3に示
すようにベッドフレ−ム1よりも小さな矩形枠状に形成
されたベ−ス部材4が配置されている。このベ−ス部材
4は、ベッドフレ−ム1の幅方向に沿って設けられた一
対のジョイントバ−5によって上記ベッドフレ−ム1に
連結されている。このジョイントバ−5は図3に示され
るように帯状材を逆台形状に曲成し、その両端を上記一
対の側板2の内面に設けられた桟6に連結固定するとと
ともに、中途部を上記ベ−ス部材4に連結してなる。
【0013】上記ベ−ス部材4の四隅部には、ベッドフ
レ−ム1の幅方向に沿って細長い矩形状の4本の支持柱
7が立設されている。各支持柱7の上端にはそれぞれ長
手方向に沿って一対の連結部材8が設けられている。こ
の連結部材8は図7に示されるようにゴムなどによって
柱状に形成された弾性部材8aと、この弾性部材8aの
両端部に頭部を埋設してねじ部を各端面から突出させた
一対のボルト8bから形成されていて、一方のボルト8
bが上記支柱7の上面にナット9によって固定されてい
る。
レ−ム1の幅方向に沿って細長い矩形状の4本の支持柱
7が立設されている。各支持柱7の上端にはそれぞれ長
手方向に沿って一対の連結部材8が設けられている。こ
の連結部材8は図7に示されるようにゴムなどによって
柱状に形成された弾性部材8aと、この弾性部材8aの
両端部に頭部を埋設してねじ部を各端面から突出させた
一対のボルト8bから形成されていて、一方のボルト8
bが上記支柱7の上面にナット9によって固定されてい
る。
【0014】上記連結部材8の他方のボルト8bには、
それぞれ細長い矩形板状の分割片11の長手方向中途部
が同じくナット9によって固定されている。つまり、4
枚の分割片11はベッドフレ−ム1の幅方向と長手方向
に対して2行2列で配置され、床板13を構成してい
る。この床板13の上面には図2に鎖線で示すように屈
曲自在なマットレス12が載置される。
それぞれ細長い矩形板状の分割片11の長手方向中途部
が同じくナット9によって固定されている。つまり、4
枚の分割片11はベッドフレ−ム1の幅方向と長手方向
に対して2行2列で配置され、床板13を構成してい
る。この床板13の上面には図2に鎖線で示すように屈
曲自在なマットレス12が載置される。
【0015】図2に示されるように、上記ベッドフレ−
ム1の長手方向に沿う各一対の分割片11の隣り合う端
部の幅方向中央部分の下面には、それぞれ連結部材8と
同じ構成の連結部材14の一端がそれぞれ固着されてい
る。この連結部材14の他端は連結具15に固着されて
いる。
ム1の長手方向に沿う各一対の分割片11の隣り合う端
部の幅方向中央部分の下面には、それぞれ連結部材8と
同じ構成の連結部材14の一端がそれぞれ固着されてい
る。この連結部材14の他端は連結具15に固着されて
いる。
【0016】したがって、連結具15によって連結され
た一対の分割片11は、上記連結部材14を弾性変形さ
せながら支柱7に上記連結部材8によって連結された箇
所を支点として揺動自在となっている。
た一対の分割片11は、上記連結部材14を弾性変形さ
せながら支柱7に上記連結部材8によって連結された箇
所を支点として揺動自在となっている。
【0017】上記連結具15には図3および図4に示す
ように伝動手段としての可動ア−ム16の上端がボルト
17によって連結固定されている。この可動ア−ム16
の下端部には取付孔18が形成されている。この取付孔
18には円盤19がドライベアリング21を介して回転
自在に設けられている。この円盤19には偏心孔22が
円盤19の回転中心から偏心して形成されている。
ように伝動手段としての可動ア−ム16の上端がボルト
17によって連結固定されている。この可動ア−ム16
の下端部には取付孔18が形成されている。この取付孔
18には円盤19がドライベアリング21を介して回転
自在に設けられている。この円盤19には偏心孔22が
円盤19の回転中心から偏心して形成されている。
【0018】ベッドフレ−ム1の幅方向に沿う一対の上
記可動ア−ム16の円盤19の偏心孔22には駆動軸2
3が通されている。この駆動軸23は駆動側部23aと
従動側部23bとに分割されている。駆動側部23aと
従動側部23bとは、上記ベ−ス部材4上に設けられた
それぞれ一対の軸受24によって回転自在に支持されて
いて、駆動側部23aの中途部が一方の円盤19の偏心
孔22にキ−25を介して嵌合され、従動側部23bの
中途部が同じくキ−25を介して嵌合されている。な
お、円盤19の両側面には、その円盤19が取付孔18
から外れるのを防止するための上記取付孔18よりも大
径な押え板26が上記円盤19によって固定されてい
る。
記可動ア−ム16の円盤19の偏心孔22には駆動軸2
3が通されている。この駆動軸23は駆動側部23aと
従動側部23bとに分割されている。駆動側部23aと
従動側部23bとは、上記ベ−ス部材4上に設けられた
それぞれ一対の軸受24によって回転自在に支持されて
いて、駆動側部23aの中途部が一方の円盤19の偏心
孔22にキ−25を介して嵌合され、従動側部23bの
中途部が同じくキ−25を介して嵌合されている。な
お、円盤19の両側面には、その円盤19が取付孔18
から外れるのを防止するための上記取付孔18よりも大
径な押え板26が上記円盤19によって固定されてい
る。
【0019】上記駆動軸23の駆動側部23aの一端は
第1のカップリング27を介して駆動源28の出力軸2
9に連結され、他端は電磁クラッチ31のロ−タ側31
aに連結されている。この電磁クラッチ31のアマチュ
ア側31bには上記駆動軸23の従動側部21bの一端
が第2のカップリング30を介して手連結されている。
なお、上記ロ−タ側31aとアマチュア側31bとは静
止部であるフィ−ルド31c内に保持されている。
第1のカップリング27を介して駆動源28の出力軸2
9に連結され、他端は電磁クラッチ31のロ−タ側31
aに連結されている。この電磁クラッチ31のアマチュ
ア側31bには上記駆動軸23の従動側部21bの一端
が第2のカップリング30を介して手連結されている。
なお、上記ロ−タ側31aとアマチュア側31bとは静
止部であるフィ−ルド31c内に保持されている。
【0020】上記駆動軸23の駆動側部23aの一端部
には、図8に示されるように周方向に90度間隔で4つ
の透孔32が穿設された円盤状のスリット板33が取付
けられている。このスリット板33の一側面側には図9
に示されるように発光ダイオ−ドなどの投光部34が配
置され、他側面側には上記投光部34と対向する位置に
フォトトランジスタなどの受光部35が配置されてい
る。
には、図8に示されるように周方向に90度間隔で4つ
の透孔32が穿設された円盤状のスリット板33が取付
けられている。このスリット板33の一側面側には図9
に示されるように発光ダイオ−ドなどの投光部34が配
置され、他側面側には上記投光部34と対向する位置に
フォトトランジスタなどの受光部35が配置されてい
る。
【0021】上記投光部34は上記ベ−ス部材4上に配
置されたコントロ−ラ36からの駆動信号によって点灯
させられ、上記受光部35は投光部34からの光を上記
スリット板33の透孔32を介して受光したときの検出
信号を上記コントロ−ラ36に入力するようになってい
る。このコントロ−ラ36には手元操作部37が接続さ
れているとともに、上記受光部35からの検出信号に応
じて制御される上記電磁クラッチ31が電気的に接続さ
れている。
置されたコントロ−ラ36からの駆動信号によって点灯
させられ、上記受光部35は投光部34からの光を上記
スリット板33の透孔32を介して受光したときの検出
信号を上記コントロ−ラ36に入力するようになってい
る。このコントロ−ラ36には手元操作部37が接続さ
れているとともに、上記受光部35からの検出信号に応
じて制御される上記電磁クラッチ31が電気的に接続さ
れている。
【0022】上記手元操作部37には電源スイッチ37
aと第1の操作スイッチ37b、第2の操作スイッチ3
7cおよびスピ−ドコントロ−ルスイッチ37dが設け
られている。電源スイッチ37aをオンにすると、駆動
源28、電磁クラッチ31および投光部34に給電さ
れ、上記駆動源28が作動して駆動軸23を回転駆動す
る。駆動軸23が回転すれば、その駆動側部23aと従
動側部23bとに偏心して嵌合された円盤19が偏心回
転するから、その偏心回転によって一対の可動ア−ム1
6が上下運動する。
aと第1の操作スイッチ37b、第2の操作スイッチ3
7cおよびスピ−ドコントロ−ルスイッチ37dが設け
られている。電源スイッチ37aをオンにすると、駆動
源28、電磁クラッチ31および投光部34に給電さ
れ、上記駆動源28が作動して駆動軸23を回転駆動す
る。駆動軸23が回転すれば、その駆動側部23aと従
動側部23bとに偏心して嵌合された円盤19が偏心回
転するから、その偏心回転によって一対の可動ア−ム1
6が上下運動する。
【0023】各可動ア−ム16の上端には、上述したご
とく連結具15が連結部材14を介してベッドフレ−ム
1の長手方向に配置された一対の分割片11の隣り合う
端部に連結されている。したがって、上記可動ア−ム1
6が上下運動すれば、一対の分割片11の互いに隣り合
う端部が上下方向に押し引きされるから、これら一対の
分割片11は支柱7の上端に設けられた連結具8を支点
として揺動する。
とく連結具15が連結部材14を介してベッドフレ−ム
1の長手方向に配置された一対の分割片11の隣り合う
端部に連結されている。したがって、上記可動ア−ム1
6が上下運動すれば、一対の分割片11の互いに隣り合
う端部が上下方向に押し引きされるから、これら一対の
分割片11は支柱7の上端に設けられた連結具8を支点
として揺動する。
【0024】ベッドフレ−ム1の幅方向に沿う各一対の
分割片11の揺動運動は位相を制御することができる。
つまり、手元操作部37の第1の操作スイッチ37bを
オンにすると、上記投光部34からの光を受光部35が
スリット板33の透孔32を介して最初に検知したとき
の検出信号によって電磁クラッチ31への通電が遮断さ
れる。つまり、駆動軸23の従動側部23bは駆動側部
23aから切り離されるから、駆動側部23aだけが駆
動源28によって回転させられる。
分割片11の揺動運動は位相を制御することができる。
つまり、手元操作部37の第1の操作スイッチ37bを
オンにすると、上記投光部34からの光を受光部35が
スリット板33の透孔32を介して最初に検知したとき
の検出信号によって電磁クラッチ31への通電が遮断さ
れる。つまり、駆動軸23の従動側部23bは駆動側部
23aから切り離されるから、駆動側部23aだけが駆
動源28によって回転させられる。
【0025】それによって、ベッドフレ−ム1の幅方向
一端側の一対の分割片11だけが揺動した状態となる。
その状態でつぎに上記受光部35が投光部34からの光
を検知したとき、つまりスリット板33が90度回転し
て次の透孔32を介して受光したときに、その検出信号
によって上記電磁クラッチ31へ給電され、駆動軸23
の駆動側部23aと従動側部23bとが結合される。そ
れによって、ベッドフレ−ム1の幅方向他端側の一対の
分割片11が、一端側の一対の分割片11に対して90
度位相がずれた状態で揺動を再開する。すなわち、上記
手元操作部37の操作スイッチ37bを一度オンにする
ことで、ベッドフレ−ム1の幅方向における左右各一対
の分割片11の揺動の位相を90度づつ変えることがで
きる。
一端側の一対の分割片11だけが揺動した状態となる。
その状態でつぎに上記受光部35が投光部34からの光
を検知したとき、つまりスリット板33が90度回転し
て次の透孔32を介して受光したときに、その検出信号
によって上記電磁クラッチ31へ給電され、駆動軸23
の駆動側部23aと従動側部23bとが結合される。そ
れによって、ベッドフレ−ム1の幅方向他端側の一対の
分割片11が、一端側の一対の分割片11に対して90
度位相がずれた状態で揺動を再開する。すなわち、上記
手元操作部37の操作スイッチ37bを一度オンにする
ことで、ベッドフレ−ム1の幅方向における左右各一対
の分割片11の揺動の位相を90度づつ変えることがで
きる。
【0026】さらに説明すれば、たとえば、左右一対の
分割片11が同じ位相、つまり同じ状態で上下動(揺
動)しているときに、上記操作スイッチ27bを1度オ
ンすれば、左右の分割片11の揺動の位相を90度づら
すことができ、再度オンにすれば180度、つまり左右
の分割片11の上下運動を逆にすることができる。ま
た、上記手元操作部37のスピ−ドコントロ−ルスイッ
チ37cを操作すれば、各分割片11の揺動のスピ−ド
を調整できるようになっている。
分割片11が同じ位相、つまり同じ状態で上下動(揺
動)しているときに、上記操作スイッチ27bを1度オ
ンすれば、左右の分割片11の揺動の位相を90度づら
すことができ、再度オンにすれば180度、つまり左右
の分割片11の上下運動を逆にすることができる。ま
た、上記手元操作部37のスピ−ドコントロ−ルスイッ
チ37cを操作すれば、各分割片11の揺動のスピ−ド
を調整できるようになっている。
【0027】上記床板13の各分割片11には、図1に
示すように長手方向両端部に一対の矩形状の開口51が
形成されている。各開口51には、図5に示すように上
記開口51よりも小さな矩形状の振動板52が設けられ
ている。開口51の内周縁と振動板52の外周縁にはそ
れぞれ枠体51a、52aが設けられ、これら枠体の対
向する各辺にはそれぞれ一対のコイルばね53が張設さ
れている。それによって、上記振動板52は分割片11
に弾性的に変位自在に支持されている。
示すように長手方向両端部に一対の矩形状の開口51が
形成されている。各開口51には、図5に示すように上
記開口51よりも小さな矩形状の振動板52が設けられ
ている。開口51の内周縁と振動板52の外周縁にはそ
れぞれ枠体51a、52aが設けられ、これら枠体の対
向する各辺にはそれぞれ一対のコイルばね53が張設さ
れている。それによって、上記振動板52は分割片11
に弾性的に変位自在に支持されている。
【0028】上記振動板52の下面には振動子54が取
付けられている。この振動子54はケ−ス55と、この
ケ−ス55内に保持されたモ−タ56と、このモ−タ5
6によって偏心回転されるおもり57からなり、上記振
動板52とで振動発生装置を構成している。このおもり
57が上記モ−タ56によって偏心回転されることで振
動が発生し、上記振動板52が図5に矢印で示す上下方
向に振動するようになっている。上記振動子53は上記
手元操作部37に設けられた第2の操作スイッチ37c
をオンすることで作動するようになっている。
付けられている。この振動子54はケ−ス55と、この
ケ−ス55内に保持されたモ−タ56と、このモ−タ5
6によって偏心回転されるおもり57からなり、上記振
動板52とで振動発生装置を構成している。このおもり
57が上記モ−タ56によって偏心回転されることで振
動が発生し、上記振動板52が図5に矢印で示す上下方
向に振動するようになっている。上記振動子53は上記
手元操作部37に設けられた第2の操作スイッチ37c
をオンすることで作動するようになっている。
【0029】このような構成のベッド装置によれば、利
用者がマットレス12上に仰臥した状態で駆動源28を
作動させ、この駆動源28によって駆動軸23を回転さ
せることで、左右一対の分割片11を、たとえば同じ位
相で揺動させれば、図2に鎖線で示されるようにマット
レス12は長さ方向中央部分が屈曲し、それによって利
用者の腰部が繰り返して屈曲されるから、腰部の脂肪を
除去する美容あるいは健康運動が行える。
用者がマットレス12上に仰臥した状態で駆動源28を
作動させ、この駆動源28によって駆動軸23を回転さ
せることで、左右一対の分割片11を、たとえば同じ位
相で揺動させれば、図2に鎖線で示されるようにマット
レス12は長さ方向中央部分が屈曲し、それによって利
用者の腰部が繰り返して屈曲されるから、腰部の脂肪を
除去する美容あるいは健康運動が行える。
【0030】左右一対の分割片11の揺動の位相を、た
とえば90度変えれば、その位相のづれによってマット
レス12は図6に示されるように幅方向中央部分から左
右が上下に屈曲する。ねじりの大きさは、位相のずれが
0度から180度の間で調整され、0度ではねじれがな
く、180度では最大となる。
とえば90度変えれば、その位相のづれによってマット
レス12は図6に示されるように幅方向中央部分から左
右が上下に屈曲する。ねじりの大きさは、位相のずれが
0度から180度の間で調整され、0度ではねじれがな
く、180度では最大となる。
【0031】屈曲させながら左右方向にねじられる運動
とは、たとえば左側列の一対の分割片11の揺動に対し
て右側列の一対の分割片11の揺動が追随し、谷底と山
の頂上で各一対の分割片11は反転交差し、この際にね
じれ運動が行われる。
とは、たとえば左側列の一対の分割片11の揺動に対し
て右側列の一対の分割片11の揺動が追随し、谷底と山
の頂上で各一対の分割片11は反転交差し、この際にね
じれ運動が行われる。
【0032】それに応じて利用者の身体は、腰の部分で
屈曲させられながら左右方向にねじられる運動となる。
そのため、左右一対の分割片11の揺動の位相が同じ場
合に比べて効果の大きな運動を行うことができる。駆動
軸23の回転速度をスピ−ドコントロ−ルスイッチ37
dによって遅くすれば、利用者の身体は、丁度ゆりかご
に乗っているように揺れるから、快適な状態で休息する
ことができる。さらに、利用者の身体を左右に揺らすこ
とで、利用者に寝返り運動をさせることができる。その
ため、長期にわたって臥床しているような病人や老人な
どの場合には、上記寝返り運動をゆるやかな速度で行わ
せることで、褥瘡を防止することもできる。
屈曲させられながら左右方向にねじられる運動となる。
そのため、左右一対の分割片11の揺動の位相が同じ場
合に比べて効果の大きな運動を行うことができる。駆動
軸23の回転速度をスピ−ドコントロ−ルスイッチ37
dによって遅くすれば、利用者の身体は、丁度ゆりかご
に乗っているように揺れるから、快適な状態で休息する
ことができる。さらに、利用者の身体を左右に揺らすこ
とで、利用者に寝返り運動をさせることができる。その
ため、長期にわたって臥床しているような病人や老人な
どの場合には、上記寝返り運動をゆるやかな速度で行わ
せることで、褥瘡を防止することもできる。
【0033】左右一対の分割片11の揺動の位相をさら
に90度、つまり180度づらすと、利用者の身体の横
方向のねじれ運動(寝返り運動)を位相が90度の場合
に比べて大きくすることができる。そのため、利用者に
効果の高い運動を行わせることができる。つまり、左右
一対の分割片11の揺動の位相を制御することで、利用
者はそのときに受ける運動の種類や強さなどを選択する
ことができる。
に90度、つまり180度づらすと、利用者の身体の横
方向のねじれ運動(寝返り運動)を位相が90度の場合
に比べて大きくすることができる。そのため、利用者に
効果の高い運動を行わせることができる。つまり、左右
一対の分割片11の揺動の位相を制御することで、利用
者はそのときに受ける運動の種類や強さなどを選択する
ことができる。
【0034】一方、上記各分割片11には開口51が形
成され、各開口51にはそれぞれ振動子54が取付けら
れた振動板52がコイルばね53によって弾性的に変位
自在に設けられている。そのため、手元操作部37に設
けられた第2の操作スイッチ37cをオンにして上記振
動子54を作動させれば、上記振動板52が振動して床
板13上に仰臥した利用者をマッサ−ジすることができ
る。
成され、各開口51にはそれぞれ振動子54が取付けら
れた振動板52がコイルばね53によって弾性的に変位
自在に設けられている。そのため、手元操作部37に設
けられた第2の操作スイッチ37cをオンにして上記振
動子54を作動させれば、上記振動板52が振動して床
板13上に仰臥した利用者をマッサ−ジすることができ
る。
【0035】上記振動子54は、左右一対の分割片11
の揺動が停止しているときあるいは駆動されているとき
のいずれの状態であっても駆動することができ、分割片
11の揺動と一緒に作動させれば、利用者は分割片11
の揺動による美容や健康維持のための運動と同時に、振
動板54の振動により健康維持のためのマッサ−ジを受
けることができる。しかも、上記振動板52がコイルば
ね53によって分割片11に弾性的に保持されているこ
とにより、この振動板52の振動の振幅が増幅されるか
ら、利用者に対してマッサ−ジを効果的に与えることが
できる。図10はこの考案の第2の実施例を示す。な
お、第1の実施例と同一部分には同一記号を付して説明
を省略する。
の揺動が停止しているときあるいは駆動されているとき
のいずれの状態であっても駆動することができ、分割片
11の揺動と一緒に作動させれば、利用者は分割片11
の揺動による美容や健康維持のための運動と同時に、振
動板54の振動により健康維持のためのマッサ−ジを受
けることができる。しかも、上記振動板52がコイルば
ね53によって分割片11に弾性的に保持されているこ
とにより、この振動板52の振動の振幅が増幅されるか
ら、利用者に対してマッサ−ジを効果的に与えることが
できる。図10はこの考案の第2の実施例を示す。な
お、第1の実施例と同一部分には同一記号を付して説明
を省略する。
【0036】すなわち、この第2の実施例は床板13が
ベッドフレ−ム1の長手方向において5枚の分割片11
から形成されている。各分割片11はベッドフレ−ム1
の幅方向に沿って細長い矩形状に形成をなし、その長手
方向両端部に上記第1の実施例と同様、開口51が形成
されている。各開口51には振動子54が取付けられた
振動板52が第1の実施例と同様コイルばね53(図1
0には示されていない。)によって弾性的に変位自在に
保持されている。
ベッドフレ−ム1の長手方向において5枚の分割片11
から形成されている。各分割片11はベッドフレ−ム1
の幅方向に沿って細長い矩形状に形成をなし、その長手
方向両端部に上記第1の実施例と同様、開口51が形成
されている。各開口51には振動子54が取付けられた
振動板52が第1の実施例と同様コイルばね53(図1
0には示されていない。)によって弾性的に変位自在に
保持されている。
【0037】ベッドフレ−ム1の長手方向一端側に位置
する2枚の分割片11は、連結具15の上面に設けられ
た連結部材14によって連結されている。上記連結具1
5は、上下駆動される可動ア−ム16の上端に設けられ
ている。この可動ア−ム16は、上記第1の実施例と同
様、駆動軸23によって上下駆動される。この駆動軸2
3は上記第1の実施例のように駆動側部23aと被駆動
側部23bとに分割する必要はない。
する2枚の分割片11は、連結具15の上面に設けられ
た連結部材14によって連結されている。上記連結具1
5は、上下駆動される可動ア−ム16の上端に設けられ
ている。この可動ア−ム16は、上記第1の実施例と同
様、駆動軸23によって上下駆動される。この駆動軸2
3は上記第1の実施例のように駆動側部23aと被駆動
側部23bとに分割する必要はない。
【0038】一方、他の隣合う分割片11の端部は蝶番
61によって揺動自在に連結されている。したがって、
ベッドフレ−ム1の一端側に位置する一対の分割片11
が支持柱7に支持された中途部を支点として揺動すれ
ば、その揺動に他の分割片11が蝶番61を介して連動
する。
61によって揺動自在に連結されている。したがって、
ベッドフレ−ム1の一端側に位置する一対の分割片11
が支持柱7に支持された中途部を支点として揺動すれ
ば、その揺動に他の分割片11が蝶番61を介して連動
する。
【0039】このような構成においても、各分割片11
の揺動運動および各分割片11に設けられた振動板52
によって利用者に美容や健康を維持するための運動を与
えたり、疲労回復のためのマッサ−ジをすることができ
る。
の揺動運動および各分割片11に設けられた振動板52
によって利用者に美容や健康を維持するための運動を与
えたり、疲労回復のためのマッサ−ジをすることができ
る。
【0040】なお、上記第2の実施例において、分割片
をベッドフレ−ムの幅方向に対して2列で設け、各列の
分割片を上記第1の実施例のように位相制御するように
してもよい。
をベッドフレ−ムの幅方向に対して2列で設け、各列の
分割片を上記第1の実施例のように位相制御するように
してもよい。
【0041】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案は、床板を複
数の分割片から構成し、これら分割片を揺動駆動すると
ともに、上記分割片には振動発生装置を設けるようにし
た。
数の分割片から構成し、これら分割片を揺動駆動すると
ともに、上記分割片には振動発生装置を設けるようにし
た。
【0042】そのため、各分割片を揺動駆動すれば、マ
ットレス上に仰臥した利用者は身体の腰の部分を屈曲さ
せることができ、また各分割片に設けられた振動発生装
置を作動させれば、腰の部分を屈曲させるだけでなく、
身体にマッサ−ジを受けることができる。つまり、ベッ
ド装置を利用して美容や健康のためなどの運動を行った
り、疲労回復のためなどのマッサ−ジを受けることがで
きるから、ベッド装置としての付加価値を高めることが
できる。
ットレス上に仰臥した利用者は身体の腰の部分を屈曲さ
せることができ、また各分割片に設けられた振動発生装
置を作動させれば、腰の部分を屈曲させるだけでなく、
身体にマッサ−ジを受けることができる。つまり、ベッ
ド装置を利用して美容や健康のためなどの運動を行った
り、疲労回復のためなどのマッサ−ジを受けることがで
きるから、ベッド装置としての付加価値を高めることが
できる。
【図1】この考案の第1の実施例の全体構成を示す平面
図。
図。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図。
【図3】図1のY−Y線に沿う断面図。
【図4】同じく斜視図。
【図5】分割片の振動発生装置が設けられた部分の拡大
断面図。
断面図。
【図6】同じくマットレスが幅方向に屈曲する状態を示
す断面図。
す断面図。
【図7】床板を構成する分割片と支持柱との連結構図の
断面図。
断面図。
【図8】分割片の位相を制御するためのスリット板の側
面図。
面図。
【図9】分割片の揺動を制御するための回路図。
【図10】この考案の第2の実施例を示す側面図。
1…ベッドフレ−ム、7…支持柱、11…分割片(床
板)、12…マットレス、16…可動ア−ム(伝動手
段)、28…駆動源、52…振動板(振動発生装置)、
54…振動子(振動発生装置)。
板)、12…マットレス、16…可動ア−ム(伝動手
段)、28…駆動源、52…振動板(振動発生装置)、
54…振動子(振動発生装置)。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベッドフレ−ムと、分割された複数の分
割片からなるとともにそれぞれの分割片が上記ベッドフ
レ−ムに揺動自在に設けられた床板と、駆動源によって
回転駆動される駆動軸を有し、この駆動軸の回転運動に
よって上下駆動されその上下運動によって上記床板の各
分割片を揺動させる伝動手段と、上記床板の分割片に設
けられた振動発生装置とを具備したことを特徴とするベ
ッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP177893U JP2553413Y2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ベッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP177893U JP2553413Y2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ベッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657252U JPH0657252U (ja) | 1994-08-09 |
JP2553413Y2 true JP2553413Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=11511042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP177893U Expired - Lifetime JP2553413Y2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ベッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553413Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP177893U patent/JP2553413Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657252U (ja) | 1994-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2539989B2 (ja) | ベッド装置 | |
US20050272566A1 (en) | Bed-shaped exerciser | |
JP2008079834A (ja) | 身体刺激用振動装置 | |
JP2003070861A (ja) | 深組織マッサージ装置 | |
JP2553413Y2 (ja) | ベッド装置 | |
JP3188748B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP2001258975A (ja) | 足のマッサージ器 | |
JP2573391Y2 (ja) | ベッド装置 | |
JP2912787B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP3911101B2 (ja) | 足マッサージ機 | |
JP2006263033A (ja) | マッサージユニット | |
JP4485890B2 (ja) | 下肢用マッサージ装置 | |
JP2568793Y2 (ja) | ベッド装置 | |
WO2001028487A1 (en) | Belt massage method and device for seat | |
KR200319071Y1 (ko) | 신체의 요동운동장치 | |
KR20050118149A (ko) | 멀티 진동운동기 | |
KR200439830Y1 (ko) | 진동기에 설치한 허리운동구 | |
JP2000279480A5 (ja) | ||
JPH0621447U (ja) | ベッド装置 | |
KR930008795B1 (ko) | 뒤틀리는 흔들림 침대 | |
JP2548892Y2 (ja) | 按摩装置 | |
JP2006144938A (ja) | 二次元運動機構及び旋回台装置 | |
JPH0549667A (ja) | マツサージ機 | |
JPH0613696Y2 (ja) | ベッド装置 | |
KR200267772Y1 (ko) | 롤링 운동구 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |