JP7129833B2 - 照明具、および照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(発光ダイオード)といった固体発光素子を用いた照明具、照明装置、および照明具の製造方法に関する。
直管型LEDランプでは、LEDモジュールが接着材によりガラス管のような直管の内部の管面、すなわち管内面に固定されている。
特許文献1には、直管型LEDランプにおいて、経年変化による接着材の劣化が誘発する管内面からのLEDモジュールの剥がれ落ちを抑えることが可能なランプおよび照明装置を提供する技術が開示されている。
また、特許文献2には、LEDモジュールの長尺化に伴い用いられるようになった長尺状の基板の反りによる基板と基台との密着性の低下を防止する技術が開示されている。具体的には、特許文献2には、口金の一部で基板を基台に押さえつける技術が開示されている。
特開2012-069296号公報 特開2014-154433号公報
特許文献1の技術では、基板のみの脱落あるいは剥離を防止することができない。
また、特許文献2の技術では、基台に押さえつけられた基板に応力が残留し、ストレスの蓄積が生じてしまう。
本願の目的は、基板にストレスを加えることなく、想定以上の長期使用後であっても基板が脱落しない簡易な構成を提供することである。
本発明に係る照明具は、実装面に発光素子が実装された基板を配置する基板取付部と、前記実装面を覆う長尺の透光性カバーであって、長手方向の端部に開口部が形成された透光性カバーと、前記開口部を塞ぐ閉塞部とを備え、前記閉塞部は、前記開口部を介して前記透光性カバーの内部に突き出している突出部であって、前記実装面との間に隙間が形成された状態で前記実装面と向き合っている突出部を備えた。
本発明に係る照明具によれば、基板に押力を加えることなく、基板の脱落を防止することができる。
実施の形態1に係る照明装置の斜視図。 実施の形態1に係る照明装置の組立斜視図。 実施の形態1に係る照明具の斜視図。 実施の形態1に係る照明具の取り付けを説明する図。 実施の形態1に係る照明具の主要部を説明する分解斜視図。 実施の形態1に係る照明具の端部を説明する分解図。 実施の形態1に係る照明具の端部を説明する拡大図。 実施の形態1に係る照明具の端部を説明する拡大図。 実施の形態1に係る照明具の端部を説明する拡大図。 実施の形態1に係る端部カバーの変形例を説明する拡大図。 実施の形態2に係る照明装置の斜視図。 実施の形態2に係る照明具の分解斜視図。 実施の形態2に係る照明具の軸方向に沿った断面図。 実施の形態2に係る照明具の端部を説明する拡大図。 実施の形態2に係る照明具の軸方向に直交する断面図。 実施の形態2に係る口金の変形例を説明する断面図。 実施の形態3に係る照明装置の斜視図。 実施の形態3に係る照明装置の組立斜視図。 実施の形態3に係る照明具の部分分解斜視図。 実施の形態3に係る照明装置の軸方向に直交する断面図。 実施の形態3に係る照明具の端部を説明する拡大図。 実施の形態3に係る基板捕捉部材の取り付けを説明する図。 実施の形態3に係る照明具の変形例を説明する拡大図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった方向あるいは位置が示されている場合、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置、器具、あるいは部品の配置および向きを限定するものではない。なお、以下の説明では、照明装置500を取り付ける造営部900の方向を取付方向あるいは上方とし、光源の照射方向を下方として説明する。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る照明装置500の斜視図である。
図2は、本実施の形態に係る照明装置500の組立斜視図である。
図3は、本実施の形態に係る照明具2の斜視図である。
図4は、本実施の形態に係る照明具2の取り付けを説明する図である。
図5は、本実施の形態に係る照明具2の主要部を説明する分解斜視図である。
図1から図5を用いて、本実施の形態に係る照明装置500について説明する。
本実施の形態に係る照明装置500は、天井あるいは壁といった造営部900に取り付けられる。照明装置500は、長手方向に延びた長尺状を成す。照明装置500は、光源一体型LEDベースライトともいう。
照明装置500は、照明具2と、照明具2を着脱可能に取り付ける照明器具1とを有する。
<照明器具1の説明>
照明器具1は、器具本体10と、器具本体10の両端部に取り付けられる端板部15とを備える。
器具本体10は、コの字状に折り曲げられて形成され、長手方向に延びたユニット取付部11を備える。器具本体10は、板金が折り曲げられて形成される。ユニット取付部11には、照明具2が取り付けられる。また、ユニット取付部11は、照明具2に取り付けられた電源ユニット40を収容する収容部ともいう。
端板部15は、器具本体10の端面を塞ぐように器具本体10に取り付けられる。
ユニット取付部11は、長手方向に延びた底面部111と、底面部111の短手方向の両端部を基端部として立ち上がる側面部112とを備える。また、ユニット取付部11は、側面部112の先端部を開口縁部113とする開口114が形成される。また、器具本体10は、開口縁部113から取付側に向かって広がるように形成された傾斜部115を備える。
ユニット取付部11の底面部111には、2つの器具側取付具12と、電源に接続された器具電源線材13が設置される。器具電源線材13は、器具側コネクタ14を有する。器具側取付具12は、照明具2が備えるユニット側取付具46に対応する位置に配置される。器具側取付具12は、照明具2が備えるユニット側取付具46と係り合う板バネである。
なお、器具側取付具12は、照明器具1の形状に応じて設置される数が変更することができる。照明器具1の長手方向の長さが短い場合は、長手方向の一端部のみに器具側取付具12を設置し他端部はフックで固定する機構としてもよい。また、照明器具1の長手方向の長さが長い場合は、長手方向の両端部と中央部に器具側取付具12を設置してもよい。中央部に器具側取付具12を設置する場合は、器具側取付具12および器具側取付具12に対応するユニット側取付具46が、照明具2に取り付けられた電源ユニット40と干渉しない位置を選択する。
<照明具2の説明>
照明具2は、外郭部20と発光モジュール30とを備える。外郭部20は、透光性カバー21と、端部カバー22と、支持部材24とを備える。照明具2は、光源ユニットともいう。
<<支持部材24>>
支持部材24は、板状を成し、一面に基板34を取り付ける基板取付部241を有する。支持部材24は、長手方向に延びており、断面コ字状を成す。支持部材24は、長形の平板状である主部240と、主部240の短手方向端部を基端部245として立ち上がる側部244とを備える。側部244は、照明具2が照明器具1に取り付けられた状態で、照明器具1のユニット取付部11の底面部111に向かって立ち上がる。側部244の先端部246は、透光性カバー21と係り合う係合部ともいう。
支持部材24において、発光モジュール30が取り付けられる面を基板取付部241とする。また、基板取付部241の裏面側であり、電源ユニット40が取り付けられる面を電源取付部242とする。
支持部材24の基板取付部241には、発光モジュール30が配置される。基板取付部241は、照射側面部、あるいは基板取付面部ともいう。
発光モジュール30は、基板34と発光素子31とを備える。基板34の実装面340には発光素子31が実装される。発光素子31は、具体的には、LEDである。なお、発光素子31は、有機ELあるいはレーザといった発光素子でもよい。
実装面340の裏面である接着面341は、支持部材24の基板取付部241に接着部材49により接着固定される。接着部材49は、粘着テープ、接着剤などを用いることができる。接着部材49は、接着面341の単位面積当たりの使用量を、基板34の両側の端部344付近の領域とこれ以外の領域とで異なる量としてもよい。例えば、基板34の両端の端部付近において接着面341の単位面積当たりの接着部材49の使用量を多くすることが好ましく、これによって、基板34が支持部材24から剥離し難くなる。
また、接着部材49は、接着面341の単位面積当たりの使用量を、基板34の両側の端部344付近の領域以外の所定の領域において異なる量としてもよい。例えば、基板34の長手方向の寸法が大きい場合には、基板34の長手方向中央付近において接着面341の単位面積当たりの接着部材49の使用量を多くすることが好ましく、これによって、基板34が支持部材24から剥離し難くなる。
基板34は、長方形を成す。すなわち、実装面340は、長方形を成す。
図5に示すように、基板34の実装面340の四隅が被捕捉部346となる。被捕捉部346は、基板34の両側の端部344の各々に2つずつ設けられる。被捕捉部346については後で説明する。基板34は、長手方向に沿った側面343と、短手方向に沿った端面342を有する。
図3に示すように、支持部材24の電源取付部242には、電源ユニット40と、端子台41と、2つのユニット側取付具46とが設置される。また、電源ユニット40と端子台41とを接続するユニット電源線材42が配線される。ユニット電源線材42は、ユニット側コネクタ43を備える。電源取付部242は、器具側面部、あるいは電源取付面部ともいう。
電源ユニット40は、主部240の長手方向中央より一方側に寄せて取り付けられている。なお、電源ユニット40は、主部240の長手方向中央に取り付けられていても構わない。
2つのユニット側取付具46は、主部240の長手方向の両端側にそれぞれ取り付けられている。ユニット側取付具46は、照明器具1が備える器具側取付具12と係り合い、照明具2を照明器具1に固定する。
なお、ユニット側取付具46は、照明具2の形状に応じて設置される数が変更することができる。照明具2の長手方向の長さが短い場合は、長手方向の一端部のみにユニット側取付具46を設置し他端部はフックで固定する機構としてもよい。また、照明具2の長手方向の長さが長い場合は、長手方向の両端部と中央部にユニット側取付具46を設置してもよい。中央部にユニット側取付具46を設置する場合は、ユニット側取付具46およびユニット側取付具46に対応する器具側取付具12が、電源ユニット40と干渉しない位置を選択する。
ここで、図4を用いて、照明器具1に照明具2を取り付ける方法について説明する。
まず、造営部900である天井に照明器具1を取り付ける。照明器具1を天井に取り付ける方法には、天井からつり下げられている吊ボルトに固定する、あるいは、ネジといった固定具により直接天井に固定するといった方法がある。
照明器具1を造営部900に取り付ける際、天井から引き出された電源電線、すなわちFケーブルを、照明器具1のユニット取付部11内に引き込み、端子台などを介して器具電源線材13に接続する。
次に、図4に示すように、板バネである器具側取付具12を照明具2のユニット側取付具46と係合させる。ユニット側取付具46は、バネ受け金具ともいう。このとき、照明具2と照明器具1との間に作業空間が存在する状態で、照明器具1の器具電源線材13と照明具2のユニット電源線材42とを接続するといった作業が行われる。その後、照明具2を照明器具1に向かって押し上げ、照明具2が照明器具1に取り付けられる。
<<透光性カバー21>>
透光性カバー21は、基板34および基板取付部241を覆って支持部材24に取り付けられる。透光性カバー21は、カバー主部210と、カバー側部211と、カバー係合部212とを備える。透光性カバー21は、第1外郭部の例である。
カバー主部210は、透光性カバー21の前面に位置し、基板34に対向する部分である。カバー主部210は、前面透光部ともいう。カバー側部211は、透光性カバー21の側部に相当する部分である。カバー側部211は、側面透光部ともいう。カバー係合部212は、カバー側部211から取付方向に突き出た部分であり、支持部材24の側部244と係り合い、透光性カバー21を支持部材24に取り付ける。透光性カバー21は、カバー係合部212が支持部材24の側部244の先端部246を覆って支持部材24に取り付けられる。
以上のように、透光性カバー21は、実装面340を覆う長尺を成す。また、透光性カバー21は、長手方向の端部に開口部201が形成されている(図6の(a)参照)。透光性カバー21は、支持部材24に取り付けられた発光モジュール30を覆うように支持部材24に取り付けられる。支持部材24の側部244には透光性カバー21の取付側の端部が取り付けられ、透光性カバー21が支持部材24に固定される。
<<端部カバー22>>
図6は、本実施の形態に係る照明具2の端部を説明する分解図であり、(a)が端部カバー22を外した状態の分解斜視図、(b)が(a)の状態の分解側面図である。
図7は、本実施の形態に係る照明具2の端部を説明する拡大図であり、図8の(b)のB-B断面の斜視図である。
図8は、本実施の形態に係る照明具2の端部を説明する拡大図であり、(a)が側面図、(b)が(c)のA-A断面図、(c)が(b)のB-B断面図である。
図9は、本実施の形態に係る照明具2の端部を説明する拡大図であり、図8の(b)のA部拡大図である。
図6から図9を用いて、照明具2の端部における端部カバー22および端部カバー22の取り付け構造について説明する。
図6および図7に示すように、支持部材24の電源取付部242には、発光モジュール30に電力を供給する給電線材44が設置される。図3に示すように、給電線材44は、配線ホルダ48により、電源取付部242の側縁部243の一方に寄せられて固定されている。給電線材44は、照明具2の端部において配線クランプ47により固定される。図7に示すように、給電線材44は、基板34の端面342を介して、支持部材24の基板取付部241に取り付けられた基板34の実装面340の端部344に配線される。基板34の実装面340において、給電線材44の給電コネクタ45と発光モジュール30の基板コネクタ33とが接続される。このようにして、基板34に電力を供給することが可能となる。給電線材44と給電コネクタ45と基板コネクタ33とは、発光素子31に電力を供給する導電部205である。導電部205は実装面340に配置されている。
端部カバー22は、開口部201を塞ぐ閉塞部202ともいう。端部カバー22は、底部220と、周部221と、第1突出片222と、第2突出片225とを備える。底部220は、第2突出片225突出部の基端部となっており、開口部201を閉塞する。周部221は、底部220の周縁から透光性カバー21に向かって形成されている。嵌合部299は、周部221の先端から透光性カバー21に向かって形成され、開口部201の縁部と嵌り合う。底部220は端面部ともいう。周部221は周面部ともいう。第1突出片222は、取付ガイド部ともいう。第2突出片225は、支持片、あるいは、捕捉部ともいう。端部カバー22は、第2外郭部の例である。端部カバー22は、開口部201を介して透光性カバー21の内部に突き出している突出部203を備える。突出部203は、2つの支持片206を有する。第2突出片225は支持片206の例である。図7に示すように、導電部205は、2つの第2突出片225の間の実装面340に配置されている。また、突出部203は、導電部205と離間して配置されている。
<<<端部カバー22の取り付けについて>>>
図6の(b)に示すように、配線クランプ47は、支持部材24と透光性カバー21とが組み立てられた状態で、透光性カバー21の端面から突出するガイド部471を備える。
まず、端部カバー22の第1突出片222の上面である対向面部224を透光性カバー21の端面から突出するガイド部471の下面に当接させて、端部カバー22の位置決めをする。そして、その状態で端部カバー22を透光性カバー21の端面に押し込む。これにより、端部カバー22の周部221から透光性カバー21に向かって突き出した嵌合部299と透光性カバー21の端面の縁部とが嵌り合い、端部カバー22が透光性カバー21の端面に取り付けられる。なお、第1突出片222の下面、すなわち対向面部224の裏側面を照射側面部223とする。
第2突出片225は、端部カバー22の底部220から、照明具2の長手方向における中央側に向かって、突き出すように形成されている。
図8の(b)に示すように、照明具2が組み立てられた状態では、第2突出片225は、基板34の照射側に挿入される。そして、図8の(c)に示すように、第2突出片225は基板34の四隅の被捕捉部346と重なる。すなわち、2つの第2突出片225の各々は、実装面340の一端部の2つの角部、すなわち2つの被捕捉部346の各々と向き合っている。よって、第2突出片225は、導電部205が配置されていない実装面340と向き合っている。
図9に示すように、第2突出片225は基板34の四隅の被捕捉部346とL1の長さ分重なる。すなわち、第2突出片225は基板34の四隅の被捕捉部346とL1の長さ分オーバーラップしている。また、図8の(c)に示すように、被捕捉部346の短手方向の幅をW1とする。第2突出片225は、基板34の四隅の被捕捉部346と、長手方向がL1の長さ分、短手方向がW1の幅分重なる。この被捕捉部346は、被規制部、あるいはオーバーラップ部ともいう。
仮に、基板34が支持部材24から剥離する場合、基板34の全面が基板取付部241から同時に剥離することは稀である。よって、剥離した状態では、基板34は基板取付部241に対して傾斜した状態となることが想定される。この点を勘案すると、W1の最小寸法は、基板34が剥離して短手方向に傾斜した状態であっても基板34の端部が第2突出片225に捕捉される寸法であることが好ましい。そして、L1の最小寸法は、基板34が端部側から剥離(端部付近のみが剥離)して長手方向に傾斜した状態であっても、基板34の端部が第2突出片225に捕捉される寸法であることが好ましい。なお、L1を必要以上に大きくし過ぎると、発光素子31からの光の経路上に第2突出片225が配置されることにより、光の取出し効率が低下するおそれがある。よって、L1は、第2突出片225が発光素子31からの一次光の経路の領域外に配置されるように決定されていることが好ましい。
具体例としては、W1は、基板34の短手方向の幅の1/12から1/8程度の長さが望ましい。特に、基板34の短手方向の幅の1/10程度が望ましい。また、L1はW1の2倍から3倍程度の長さが望ましい。このように、W1およびL1の長さを選択することにより、導電部205と干渉せずに確実に基板34の脱落を防ぐとこができる。なお、このようなW1およびL1の長さの具体例は一例であり、その他の寸法であっても構わない。
***本実施の形態の効果の説明***
粘着テープ、接着剤といった接着部材49を用いて基板34が支持部材24に接着固定された長尺状の照明具2は、収縮率が異なる基板34と支持部材24との伸縮差が、基板34における長手方向の両側の端部344付近で最大となる。
つまり、設計寿命あるいは保証寿命を超えて長期間に渡って使用された場合には、基板34の端部344では支持部材24から基板34が剥離する可能性が高くなると考えられる。
このため、基板34の両側の端部344付近において、照射側への基板34の移動を規制することができれば、基板34の全体が支持部材24から剥離あるいは脱落するおそれがなくなる。よって、照明装置500が危険な故障モードに陥ることを回避することができる。このように、本実施の形態によれば、照明装置500をフェールセーフ構造とすることができる。
図6の(b)および図9に示すように、第2突出片225は、基板34に対向する対向面部230と、対向面部230の裏側の照射側面部229を備える。また、第2突出片225は、突出部分の基端部分である基端部226と、突出部分の先端部分である先端部227とを備える。
照明具2が組み立てられた状態では、第2突出片225の対向面部230と基板34の実装面340とは所定の間隔S1を保って対向している。すなわち、第2突出片225は、実装面340との間に隙間204が形成された状態で実装面340と向き合っている。また、第2突出片225の対向面部230と発光素子31とは所定の間隔S2を保って対向している。
このため、通常の使用状態では、第2突出片225の対向面部230と基板34の実装面340とが接触しない。また、通常の使用状態では、第2突出片225の対向面部230と発光素子31とが接触しない。よって、きしみあるいは擦れによって異音を発生させるおそれがない。また、温度あるいは乾湿などに伴う実装面の方向への基板34の移動を規制しない、すなわち、基板34が第2突出片225に対して自由に変位可能な配置構造であるので照明具2を損傷させるおそれがない。このように、本実施の形態によれば、照明装置500をストレスフリー構造とすることができる。
透光性カバー21、支持部材24、および基板34は、使用される材料に応じてそれぞれ固有の膨張係数を有する。つまり、温度あるいは乾湿などの使用環境要因による、透光性カバー21、支持部材24、および基板34の、膨張または収縮の量、すなわち伸び縮みの寸法はそれぞれ異なる値となる。また、照明具2は長尺状をなしており、それぞれの膨張または収縮の量は、短手方向に対して長手方向の方が大きくなる。さらに、それぞれの膨張または収縮の量は、照明具2の長手方向における中央寄りの部分に対して端部寄りの部分の方が大きくなる。この結果、照明具2の長手方向における端部寄りの部分では、それぞれ異なる大きな量の膨張または収縮が発生し、それぞれの部材間の相互の位置関係が比較的大きく相対変位する場合がある。ところで、基板34は支持部材24に接着固定されているため、支持部材24と略同じ量の膨張または収縮をすると想定される。このため、端部カバー22が備える第2突出片225と基板34の長手方向における端部寄りの部分との相対変位も大きなものとなる場合がある。このように、基板34と第2突出片225とが所定の間隔を有して配置され、ストレスフリーな関係にあることは、それぞれの部材間の大きな相対変位に対して効果がある。なお、厳密には、基板34を支持部材24に接着固定するために用いる接着部材の膨張収縮あるいは弾性変形によって、支持部材24に対して基板34が若干相対的に変位する場合がある。しかし、端部カバー22が備える第2突出片225と基板34とがストレスフリーな関係にあることは、このような小さな相対変位に対しても効果がある。
第2突出片225の対向面部230と基板34の実装面340との間隔S1は、支持部材24の成形誤差、端部カバー22の成形誤差、組み立てによる支持部材24と端部カバー22との配置の誤差、基板34の厚さ寸法の誤差、および基板34を支持部材24に接着固定する接着剤の塗布量(厚さ寸法)の誤差の許容値を勘案して決定されることが好ましい。なお、本実施の形態では、第1突出片222が実質的に支持部材24と端部カバー22(第2突出片225)との配置関係を決定している。よって、端部カバー22(第2突出片225)の成形誤差、基板34の厚さ寸法の誤差、および基板34を支持部材24に接着固定する接着剤の塗布量(厚さ寸法)の誤差、の許容値を勘案して決定される寸法でもよい。
第2突出片225の対向面部230と発光素子31との間隔S2は、上記に加えて、採用される発光素子31の外形寸法、発光素子31の実装誤差(基板の厚み方向の実装高さの誤差)の許容値を勘案して決定されることが好ましい。なお、S1,S2を大きくし過ぎると照明装置が大型化したり、発光素子31からの光の経路上に第2突出片225が配置されることにより光の取出し効率が低下したりするおそれがある。よって、S1,S2は、第2突出片225が発光素子31からの一次光の経路の領域外に配置されるように決定されていることが好ましい。
***他の構成***
図10を用いて、本実施の形態に係る端部カバー22の変形例について説明する。
<変形例1:端部カバー22a>
図10の(a)は、一つの第2突出片225aを有する端部カバー22aを備えた照明具2aを示す図である。端部カバー22aは、照明具2が組み立てられた状態で、2つの給電線材44の間に1つの第2突出片225aが配置されるように形成されている。また、端部カバー22aは、照明具2が組み立てられた状態で、最端部の発光素子31に第2突出片225aが干渉しないように形成されている。このように、端部カバー22aでは、給電線材44あるいは発光素子31といった回路部品32との干渉が生じないように、第2突出片225aの寸法と形状を調整する。
照明具2aによれば、より簡素な構成で端部カバー22aを実現でき、材料コストの抑制および組立性の向上が期待できる。
<変形例2:端部カバー22b>
図10の(b)は、二つの第2突出片225と一つの第2突出片225aとを有する端部カバー22bを備えた照明具2bを示す図である。端部カバー22bは、実施の形態1と変形例1とを組み合わせた態様である。端部カバー22bは、3つの第2突出片を備えている。2つの第2突出片225は、基板34の被捕捉部346と重なっている。また、一つの第2突出片225aは、2つの給電線材44の間に配置される。
端部カバー22bによれば、2つの第2突出片225と一つの第2突出片225aを備えているので、より確実に基板34の脱落を防止することができる。
<変形例3:端部カバー22c>
図10の(c)では、2つの第2突出片225bと一つの第2突出片225cとによって、給電線材44を保持するホールド機能を兼ね備えた端部カバー22cを備えた照明具2cを示している。端部カバー22cは、変形例2の態様を発展させた態様である。2つの第2突出片225bと1つの第2突出片225cとの各々の第2突出片は、角部が曲線を成す略矩形形状に形成されている。端部カバー22cは、2つの第2突出片225bの各々と1つの第2突出片225cとの間に形成される2つの切欠き部228の各々に、給電線材44を保持する。
端部カバー22cによれば、実装面340の側に給電線材44の余長を残さずに、給電線材44を配線することができる。
変形例2と変形例3とは、第2突出片の形状が異なっているが、以下の点で共通する。まず、給電線材44と給電コネクタ45と基板コネクタ33とから成る導電部は、入力側および出力側の2つの導電部を有している。突出部203は、並んで突き出した3つの第2突出片を有している。3つの第2突出片のうち両端の2つの第2突出片の各々は、実装面340の一端部の2つの角部の各々と向き合っている。また、3つの第2突出片のうち真ん中の第2突出片は、2つの導電部の間の実装面340に向き合っている。
<変形例4:端部カバー22d>
図10の(d)は、基板34の端部の幅方向の全体を覆う第2突出片225dを有する端部カバー22dを備えた照明具2dを示す図である。この端部カバー22dは、発光モジュール30において、給電線材44の配線経路とならない非給電側の端部に好適な態様の端部カバー22dである。
端部カバー22dによれば、基板34の幅方向の全体に渡って形成された一つの第2突出片225dを備えているので、基板34と重なる面積が大きくでき、より確実に基板34の脱落を防止することができる。
<変形例5:配線クランプ>
図示は省略するが、図6あるいは図7の配線クランプ47に替えて、基板34の端部の幅方向の少なくとも一部を覆うように形成されたクランプ突出片を有する配線クランプを用いてもよい。
配線クランプは、基板34の端部の近くに配置できるので、確実に基板34の脱落を防止することができる。
また、照明具が組立てられる際、カバーが装着される前の工程においても基板が脱落することを防止することができる。
なお、変形例5では、配線クランプを例示しているが、これに限らず、長手方向における端部に配置されているほかの構成を用いて同様の機能を実現してもよい。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態1と同様の構成には、同一の符号あるいは同一の名称を付し、その説明を省略する場合がある。
本実施の形態に係る照明装置800は、造営部900に取り付けられる。照明装置800は、直管型LEDランプを取り付けた長尺状を成す。照明装置800は、直管LEDランプ装置ともいう。
図11は、本実施の形態に係る照明装置800の斜視図である。
図12は、本実施の形態に係る照明具7の分解斜視図であり、透光性カバー71の内部を説明する図である。
図13は、本実施の形態に係る照明具7の軸方向に沿った断面図であり、(a)は発光モジュール80を切る面で切断した断面図、(b)は発光モジュール80の実装面840に対向する面で切断した断面図である。
図14は、本実施の形態に係る照明具7の端部を説明する拡大図であり、(a)が図13の(a)のB部、(b)が図13の(a)のC部である。
図15は、本実施の形態に係る照明具7の軸方向に直交する断面図であり、(a)が支持口金72の方を見た断面図、(b)が給電口金75の方を見た断面図である。
照明装置800は、直管型LEDランプである照明具7と、照明具7を着脱可能に取り付ける照明器具6とを有する。
<照明器具6の説明>
照明器具6は、器具本体60と、支持ソケット61と、給電ソケット62とを備える。器具本体60の内部には、電源装置63が設置される。電源装置63は、電源ケース630を備え、電源ケース630の内部に電源ユニットを収納する。
<照明具7の説明>
本実施の形態に係る照明具7は、直管型LEDランプである。
照明具7は、外郭部70と、発光モジュール80と、支持部材85とを備える。
外郭部70は、透光性カバー71と、支持口金72と、給電口金75とから構成される。透光性カバー71は第1外郭部の例である。支持口金72は第2外郭部の例である。給電口金75は第3外郭部の例である。
<<透光性カバー71>>
透光性カバー71は、両端面に開口部801が形成された中空状の円管である。なお、透光性カバー71は、円管以外の筒管であってもよい。透光性カバー71は、後述する支持部材85を内部に収納する。透光性カバー71は、透明または半透明の樹脂あるいはガラスにより形成されている。
透光性カバー71の内部には、発光モジュール80が接着固定された支持部材85が収納される。透光性カバー71は、発光モジュール80の全体を覆うカバー主部710と、円管の筒端部であるカバー端部711と、外周面である外周部712と、内周面である内周部713とを備える。
<<発光モジュール80>>
発光モジュール80は、基板84と発光素子81とを備える。基板84の実装面840には発光素子81が実装される。発光素子81は、具体的には、LEDである。なお、発光素子81は、有機ELあるいはレーザといった発光素子でもよい。また、基板84の接着面841は、支持部材85の基板取付部851に接着部材86により接着される。
<<支持部材85>>
支持部材85は、発光モジュール80の基板84を取り付ける基板取付部851を有する。支持部材85は、発光素子81から発せられる熱を放熱する。支持部材85は、長尺状を成し、透光性カバー71の内周部713に沿って取り付けられる。支持部材85は、透光性カバー71の内周部713に取り付けられる断面円弧状の部材取付部850と、基板84の接着面841が接着される基板取付部851とを備える。部材取付部850は、図15の(a),(b)に示すように、基板取付部851の両側に張り出した張出部852と、内周部713に対向する対向部856とを備える。部材取付部850の内部には、端部から口金を介してねじ込まれるねじ87を固定するねじ固定部854が形成されている。ねじ固定部854には、ねじ孔855が形成される。
支持部材85は、発光モジュール80を取り付ける台座である。また、支持部材85は、発光素子81から発せられる熱を放熱するヒートシンクである。支持部材85は、発光素子81からの熱を放熱するためにアルミニウムといった熱伝導率の高い材料で形成されている。
<<支持口金72>>
支持口金72は、透光性カバー71の一方の端部を塞ぐように取り付けられる。支持口金72は、筐体部720と、支持端子740とを備える。
筐体部720は、底部721と底部721の周縁に設けられた側壁である周部722とを備える茶筒蓋形状である。筐体部720は、断面が「コ」字状、あるいは、底部721が円形状のキャップ形状をなしている。底部721は端面部ともいう。周部722は周面部ともいう。また、筐体部720は、底部721の内側から突き出した第1突出片723と第2突出片726とを備える。
第1突出片723は、支持部材85に当接する当接部724と、ねじ87が挿入されるねじ孔725とを備える。第1突出片723は、ねじ固定部の例である。
図14の(a),(b)に示すように、第2突出片726は、基板84に対向する対向面部731と、対向面部731の裏側の照射側面部730を備える。また、図13の(a),(b)に示すように、第2突出片726は、突出部分の基端部分である基端部727と、突出部分の先端部分である先端部728とを備える。
支持端子740は、底部721の略中央から、軸方向外側に突き出た1極のT字ピンである。支持端子740は、照明具7を照明器具6に支持する。支持端子740は、照明器具6の支持ソケット61に取り付けられる。支持端子740は、照明装置800の接地のための端子でもよい。支持端子740は、支持部741と、底部721を貫通する貫通部742と、底部721の内側に突出する端子突出部743とを備える。支持口金72は、開口部801を塞ぐ閉塞部802の例である。
<<給電口金75>>
給電口金75は、透光性カバー71の他方の端部を塞ぐように取り付けられる。給電口金75は、筐体部750と、給電端子770とを備える。
筐体部750は、底部751と底部751の周縁に設けられた側壁である周部752とを備える茶筒蓋形状である。筐体部750は、断面が「コ」字状、あるいは、底部751が円形状のキャップ形状をなしている。底部751は端面部ともいう。周部752は周面部ともいう。また、筐体部750は、底部751の内側から突き出した第1突出片753と第2突出片756とを備える。
第1突出片753は、支持部材85に当接する当接部754と、ねじ87が挿入されるねじ孔755とを備える。第1突出片753は、ねじ固定部の例である。
図14の(a),(b)に示すように、第2突出片756は、基板84に対向する対向面部761と、対向面部761の裏側の照射側面部760を備える。また、図13の(b)に示すように、第2突出片756は、突出部分の基端部分である基端部757と、突出部分の先端部分である先端部758とを備える。
給電端子770は、底部751から、軸方向外側に突き出た2極のL字ピンである。給電端子770は、照明具7に電力を供給する。給電端子770は、照明器具6の給電ソケット62に取り付けられる。給電端子770は、給電ソケット62を介して電源装置63からの電力を照明具7に供給する。給電端子770は、給電部771と、底部751を貫通する貫通部772と、底部751の内側に突出する接続部773とを備える。接続部773は、基板84の実装面840のはんだ付け部847にはんだ付けされる。なお、接続部773を電線に接続し、基板84の実装面840の基板コネクタに接続してもよい。給電口金75は、開口部801を塞ぐ閉塞部802の例である。
透光性カバー71と発光モジュール80と支持部材85とが組み立てられた状態で、支持口金72および給電口金75が取り付けられる。支持口金72および給電口金75が取り付けられると、第2突出片726,756は、底部721,751から、照明具7の長手方向における中央側に向かって突き出すように配置される。
図13の(b)および図14の(a),(b)に示すように、照明具7が組み立てられた状態では、第2突出片726,756は基板84の被捕捉部846とL2の長さ分重なる。すなわち、第2突出片726,756は基板84の被捕捉部846とオーバーラップしている。この被捕捉部846は、被規制部、あるいはオーバーラップ部ともいう。
図13の(b)に示すように、第2突出片726の幅W7は、基板84の幅の3分の1以上であることが望ましい。第2突出片726の幅W7が基板84の幅の3分の1以上であれば、基板84の脱落を確実に防ぐことが可能である。
また、図13の(b)に示すように、第2突出片756が、はんだ付け部847および回路部品82との干渉が生じないように、第2突出片756の寸法と形状を調整する。はんだ付け部847と第2突出片756とは、発光素子81に電力を供給する導電部805の例である。
以上のように、本実施の形態に係る照明具7は、透光性カバー71の一方の端部に取り付けられ、導電部805に接続された給電口金75と、透光性カバー71の他方の端部に取り付けられ、照明具7を支持する支持口金72との2つの閉塞部802を備えている。
また、実施の形態1と同様に、突出部803は、支持片806として第2突出片を有する。
***本実施の形態の効果の説明***
粘着テープ、接着剤といった接着部材86を用いて基板84が支持部材85に接着固定された長尺状の照明具7は、収縮率が異なる基板84と支持部材85との伸縮差が、基板84における長手方向の両端部付近で最大となる。つまり、設計寿命あるいは保証寿命を超えて長期間に渡って使用された場合には、基板84の長手方向の端部では支持部材85から基板84が剥離する可能性が高くなると考えられる。
このため、基板84の長手方向における両端部付近において、照射側への基板84の移動を規制することができれば、基板84の全体が支持部材85から剥離あるいは脱落するおそれがなくなる。よって、照明装置800が危険な故障モードに陥ることを回避することができる。このように、本実施の形態によれば、直管型ランプを用いる照明装置800をフェールセーフ構造とすることができる。
照明具2が組み立てられた状態では、第2突出片726,756の対向面部731,761と基板84の実装面840とは所定の間隔S3を保って対向している。すなわち、第2突出片726,756は、実装面840との間に隙間804が形成された状態で実装面840と向き合っている。
このため、通常の使用状態では、第2突出片726,756の対向面部731,761と基板84の実装面840とが接触しない。よって、きしみあるいは擦れによって異音を発生させるおそれがない。また、温度あるいは乾湿などに伴う実装面の方向への基板84の移動を規制しないので照明具7を損傷させるおそれがない。このように、本実施の形態によれば、照明装置800をストレスフリー構造とすることができる。
***他の構成***
図16を用いて、本実施の形態に係る口金の変形例について説明する。
<変形例1:支持口金72aおよび給電口金75a>
図16の(a)は、支持口金72aおよび給電口金75aを備えた照明具7aを示す図である。支持口金72aは、基板84の一端部の2つの角部と重なる2つの第2突出片726aを有する。給電口金75aは、基板84の他端部の2つの角部と重なる2つの第2突出片756aを有する。
支持口金72aおよび給電口金75aによれば、基板84の4隅と重なる第2突出片を備えているので、より確実に基板84の脱落を防止することができる。
<変形例2:支持口金72bおよび給電口金75b>
図16の(b)は、支持口金72bが一つの第2突出片726bを有し、給電口金75bが一つの第2突出片756bを有する照明具7bを示す図である。
照明具7bによれば、より簡素な構成で支持口金72bおよび給電口金75bを実現でき、材料コストの抑制および組立性の向上が期待できる。
<変形例3:支持口金72c>
図16の(c)は、支持端子740cが基板84と重なるまで延設された端子突出部743cを有する支持口金72cを備えた照明具7cを示す図である。この支持口金72cでは、基板84と重なるまで延設された端子突出部743cを第2突出片として機能させている。
照明具7cによれば、より簡素な構成で支持口金72cを実現でき、材料コストの抑制および組立性の向上が期待できる。
実施の形態3.
本実施の形態では、実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態1と同様の構成には、同一の符号あるいは同一の名称を付し、その説明を省略する場合がある。
本実施の形態に係る照明装置500fは、造営部900に取り付けられる。照明装置500fは、長手方向に延びた長尺状を成す。
図17は、本実施の形態に係る照明装置500fの斜視図である。
図18は、本実施の形態に係る照明装置500fの組立斜視図である。
図19は、本実施の形態に係る照明具2fの部分分解斜視図である。
図20は、本実施の形態に係る照明装置500fの軸方向に直交する断面図であり、図17のC-C断面図である。
図21は、本実施の形態に係る照明具2fの端部を説明する拡大図であり、(a)および(b)が、それぞれ別の角度から見た斜視図、(c)が(a)のD-D断面図である。
図22は、本実施の形態に係る基板捕捉部材35の取り付けを説明する図であり、(a)が組立斜視図、(b)から(d)が組立断面図である。
照明装置500fは、天井あるいは壁といった造営部900に取り付けられる照明器具1fと、照明器具1fに着脱可能に取り付けられる照明具2fとを有する。照明装置500fは、光源一体型LEDベースライトともいう。
<照明器具1fの説明>
照明器具1fは、器具本体10fと、器具本体10fの両端部に取り付けられる端板部15fとを備える。
器具本体10fは、コの字状に折り曲げられて形成され、長手方向に延びたユニット取付部11fを備える。器具本体10fは、板金が折り曲げられて形成される。ユニット取付部11fには、照明具2fの一部が取り付けられる。また、ユニット取付部11fは、照明具2fに取り付けられた電源ユニット40fを収容する収容部ともいう。
端板部15fは、器具本体10fの端面を塞ぐように器具本体10fに取り付けられる。
ユニット取付部11fは、長手方向に延びた底面部111fと、底面部111fの短手方向の両端部を基端部として立ち上がる側面部112fとを備える。また、ユニット取付部11fは、側面部112fの先端部を開口縁部113fとする開口114fが形成される。開口114fは、照明器具1fのユニット取付部11fに対して、照明具2fの着脱を行う際の装着口となる。
ユニット取付部11fの長手方向における両端部には、固定部16が設けられている。固定部16には、照明具2fが取り付けられる。本実施の形態では、固定部16は、端板部15fと一体に形成されている。固定部16は、長手方向における開口縁部から長手方向における中央の側に向って、折り曲げて形成されている。取付ねじ孔161は、あらかじめ照明具2fに装着された、取付ねじ461がねじ込まれる孔である。取付ねじ461がねじ止めされることによって、照明器具1fに照明具2fが装着される。
<照明具2fの説明>
本実施の形態に係る照明具2fは、照明器具1fに装着されて使用される。本実施の形態では、長手方向における両端部にあらかじめ取り付けられた取付ねじ461によって照明器具1fの固定部16に装着される。端部カバー22fには排水孔231fが形成されており、ねじ止めする際にドライバといった工具を挿入する挿入孔を兼ねる。排水孔231fは、取付蓋463によって排水可能な隙間を有して塞がれている。
照明具2fは、外郭部20fと発光モジュール30fとを備える。本実施の形態では、外郭部20fは、透光性カバー21fと、端部カバー22fと、ユニット側取付具46fとを備える。
<<透光性カバー21f>>
透光性カバー21fは、基板34fの実装面340fを覆う長尺を成す。透光性カバー21fは、長手方向の端部に開口部201fが形成されている。
透光性カバー21fは、両端面に開口部201fが形成された中空状の筒管である。透光性カバー21fは、実施の形態1と同様に、少なくとも可視光を透過する透光性の材料を用いて形成されている。透光性カバー21fは、発光モジュール30f、発光モジュール30fが接着固定された支持部材24f、および電源ユニット40fなどを内部に収容し、これらの部材を保護する。
透光性カバー21fは、発光モジュール30fの全体を覆うカバー主部210fと、円管の筒端部であるカバー端部213fと、外周面である外周部214fと、内周面である内周部215fとを備える。
透光性カバー21fは、押出成形による筒形部材といった成形部材を、製品の仕様などに応じて必要な長さに切断することで、製造することができる。
透光性カバー21fにおいて、発光モジュール30fからの光を透過する部分は、少なくとも可視光を透過する透光性の材料、例えば、透明または半透明の樹脂材料あるいはガラスを用いて形成されている。樹脂材料は、例えば、ポリカーボネイト、アクリルなどの材料を用いることができる。なお、透光性カバー21fは、製品の仕様などに応じて、光拡散性、波長弁別性などを有するものであってもよい。そして、透光性カバー21fは、外部に露出していない部分を、反射性、遮光性などを有する材料を用いて形成してもよい。
透光性カバー21fにおいて、ユニット取付部11fから外部に露出している部分は照明装置500fの外観意匠部分になる。
<<端部カバー22f>>
端部カバー22fは、カバー端部213fを覆うようにして透光性カバー21fの両端部に取り付けられている。カバー端部213fと端部カバー22fとの間には、封止具282fが装着されている。端部カバー22fは、封止具282fを挟んでカバー端部213fに嵌着あるいは嵌合される。これにより、照明具2fは密閉構造となる。端部カバー22fは、開口部201fを塞ぐ閉塞部202fともいう。
<<ユニット側取付具46f>>
ユニット側取付具46fは、照明具2fの長手方向の両端部に備えられる。ユニット側取付具46fは、照明具2fを照明器具1fに取り付けるための取付金具である。本実施の形態では、ユニット側取付具46fは、金属製の板材を折り曲げて形成されているものとする。ただし、これに限定するものではなく、押出成形など、他の方法で形成されてもよい。
ユニット側取付具46fは、照明器具1fの固定部16に当接する。ユニット側取付具46fには、あらかじめ、ワッシャー462を装着した取付ねじ461が、ユニット側取付具46fから外れないように装着される。取付ねじ461が、取付ねじ孔161にねじ込まれ、ねじ止めされることによって、照明具2fが照明器具1fに装着される。
支持部材24fの端部には、固定ねじ464fにより端部部材209fが固定される。ユニット側取付具46fは、端部カバー22fと封止具282fを間に挟んだ状態で、支持部材24fの端部に固定された端部部材209fを介して、支持部材24に固定される。ユニット側取付具46fは、固定ねじ463fを用いて支持部材24fの端部部材209fに固定される。
ユニット側取付具46fは、発光モジュール30f、発光モジュール30fが接着固定された支持部材24f、および電源ユニット40fを、透光性カバー21f内に固定させる部材である。上述のように、支持部材24fは、固定ねじ463fによって、端部カバー22fおよびユニット側取付具46fに固定される。このような構造により、支持部材24fは、透光性カバー21fの内部に収容される。したがって、支持部材24fは、透光性カバー21fには直接固定されていないが、透光性カバー21fの長手方向における両側のカバー端部213fに嵌合あるいは嵌着している端部カバー22fを介して、透光性カバー21fに繋がっている。
<<基板捕捉部材35>>
支持部材24fの一端部249fと基板34fの一端部349fとの間には、基板捕捉部材35が配置されている。基板捕捉部材35は、支持部材24fに形成された固定孔247fに取り付けられている。本実施の形態では、固定孔247fは、支持部材24fの短手方向に沿って長い矩形状の貫通孔である。
実施の形態1と同様に、発光モジュール30fは、基板34fと発光素子31fを備える。すなわち、支持部材24fの基板取付部241fには、実装面340fに発光素子31fが実装された基板34fが配置される。
本実施の形態では、基板34fの長手方向の一端部349fは、基板取付部241fの長手方向の一端部249fより基板取付部241fの中央部の側に位置している。基板34fの長手方向の長さより、基板取付部241fの長手方向の長さが長い。このため、基板34fの長手方向の一端部349fと、基板取付部241fの長手方向の一端部249fとの間に、基板取付部241fが露出する部分がある。このように、基板34fの長手方向の一端部349fと、基板取付部241fの長手方向の一端部249fとの間の基板取付部241fの部分を、取り付け端部294fとする。
支持部材24fの基板取付部241fには、基板取付部241fの長手方向の一端部249と基板34fの長手方向の一端部349fとの間の位置に固定孔247fが形成される。固定孔247fには、基板捕捉部材35が挿入される。基板捕捉部材35は、固定孔247fに挿入される取付部351と、取付部351が固定孔247fに挿入された状態で、実装面340fと向き合う突出部359とを有する。
突出部359は、基板取付部241fにおいて、基板取付部241fの長手方向の一端部249fと基板34fの長手方向の一端部349fとの間の位置に設けられている。突出部359は、基板34fよりも閉塞部202fすなわち端部カバー22fの側から、透光性カバー21fの内部に向って突き出している。また、突出部359は、実装面340fとの間に隙間が形成された状態で実装面340fと向き合っている。
基板捕捉部材35について、より詳細に説明する。
基板捕捉部材35は、弾性変形可能な材料を用いて形成されている。基板捕捉部材35は、固定孔247fに挿着する際に弾性変形するように形成された取付部351を有する。取付部351は、支持部材24fの長手方向における中央側に配置される第1固定部352、支持部材24fの長手方向における端部側に配置される第2固定部353、および支持部材24fの裏面である電源取付部242fの側において第1固定部352と第2固定部353とを弾性変形可能に繋いでいる弾性接続部354を有する。
第1固定部352は、支持部材24fの裏面である電源取付部242fの側において第2固定部353とは反対側に突出するように形成される第1係止爪355を有する。第1係止爪355は電源取付部242fに沿って突出している。
第1固定部352の弾性接続部354とは反対側の端部には、第2固定部353と反対側に突出するように突出部359が形成されている。
突出部359には、基板取付部241fの取り付け端部294fに向って突出する第2係止爪356が形成されている。第2係止爪356の突出部359と反対側の端部は基板取付部241fに対して当接あるいは近接している。
第2固定部353は、支持部材24fの裏面である電源取付部242fの側において第1固定部352とは反対側に突出するように形成された第3係止爪357と、支持部材24fの表面である基板取付部241fの側において第1固定部352とは反対側に突出するように形成された第4係止爪358とを有する。第3係止爪357は電源取付部242fに沿って突出しており、第4係止爪358は基板取付部241fの取り付け端部294fに沿って突出している。
第2固定部353の弾性接続部354とは反対側の端部には、第1固定部352と反対側に突出するように操作片360が形成されている。
突出部359は、基板34fの長手方向における一端部の被捕捉部346fとL3の長さ分重なる。すなわち、突出部359は基板34fの四隅の長手方向における一端部の被捕捉部346fとL3の長さ分オーバーラップしている。また、図21の(b)に示すように、被捕捉部346fの短手方向の幅をW3とする。突出部359は、基板34fの長手方向における一端部の被捕捉部346fと、長手方向がL3の長さ分、短手方向がW3の幅分重なる。この被捕捉部346fは、被規制部、あるいはオーバーラップ部ともいう。
第1係止爪355と第2係止爪356、および第3係止爪357と第4係止爪358は、それぞれ支持部材24fの主部240fを挟持するように形成されている。このため、基板捕捉部材35が支持部材24fに取り付けられた状態では、第1固定部352、第2固定部353および弾性接続部354が固定孔247fから外れることはない。
<<照明具2fの製造方法>>
まず、実装面340fに発光素子31fが実装された基板34fが、基板取付部241fに配置される。そして、長手方向の端部に開口部201fが形成された透光性カバー21fにより実装面340fが覆われるように、透光性カバー21fが配置される。突出部359は、実装面340fとの間に隙間が形成された状態で、実装面340fと向き合うように配置される。突出部359は、基板34fよりも、開口部201fを塞ぐ閉塞部202fの側から、透光性カバー21fの内部に向って突き出している。
<<<基板捕捉部材35の取り付けについて>>>
ここで、基板捕捉部材35の取り付けについて、より詳しく説明する。
まず、図22の(b)に示すように、支持部材24fの長手方向における中央側に第1固定部352を向けた状態で、第1係止爪355を基板取付部241fの側から固定孔247fに挿入する。
次に、図22の(c)に示すように、操作片360に力を加え、第1固定部352の側に近付くように基板捕捉部材35を弾性変形させた状態で、第3係止爪357を基板取付部241fの側から固定孔247fに挿入する。
操作片360に加えていた力を解除すると、図22の(c)に示すように、第1係止爪355と第2係止爪356、および第3係止爪357と第4係止爪358は、それぞれ支持部材24fの主部240fを挟持した状態で、基板捕捉部材35が支持部材24fの固定孔247fに取り付けられる。
なお、基板捕捉部材35は、発光モジュール30f(基板34f)を支持部材24fの基板取付部241fに取り付けた後に取り付けることが好ましい。
以上のように、本実施の形態に係る照明具2fは、筒状の透光性カバー21fに収納された支持部材24fの一方の端部に取り付けられた基板捕捉部材35を備えている。
そして、基板捕捉部材35は、支持部材24fの少なくとも一方の端部に設けられた固定孔247fに取り付けるための取付部351を有する。取付部351は、第1固定部352および第2固定部353、第1固定部352から長手方向の中央に向って突き出している突出部359を有する。
***本実施の形態の効果の説明***
実施の形態1と同様に、本実施の形態に係る照明具2fによれば、基板34fの端部344f付近において、照射側への基板34fの移動を規制することができる。よって、基板34fの全体が支持部材24fから剥離あるいは脱落するおそれがなくなる。よって、照明装置500fが危険な故障モードに陥ることを回避することができる。このように、本実施の形態によれば、照明装置500fをフェールセーフ構造とすることができる。
図22の(d)に示すように、突出部359は、基板34fに対向する対向面部230fと、対向面部230fの裏側の照射側面部229fを備える。また、突出部359は、突出部分の基端部分である基端部226fと、突出部分の先端部分である先端部227fとを備える。
図22の(c)に示すように、照明具2fが組み立てられた状態では、突出部359の対向面部230fと基板34fの実装面340fとは所定の間隔S4を保って対向している。すなわち、突出部359は、実装面340fとの間に隙間204fが形成された状態で実装面340fと向き合っている。また、突出部359の対向面部230fと発光素子31fとは所定の間隔S5を保って対向している。
このため、通常の使用状態では、突出部359の対向面部230fと基板34fの実装面340fとが接触しない。また、通常の使用状態では、突出部359の対向面部230fと発光素子31fとが接触しない。よって、きしみあるいは擦れによって異音を発生させるおそれがない。また、温度あるいは乾湿などに伴う実装面340fの方向への基板34fの移動を規制しない、すなわち、基板34fが突出部359に対して自由に変位可能な配置構造であるので照明具2fを損傷させるおそれがない。このように、本実施の形態によれば、照明装置500fをストレスフリー構造とすることができる。
本実施の形態のように、照明具2fは、外郭部以外の構成によってフェールセーフ構造が実現でき、ストレスフリー構造が実現できる。
***他の構成***
図23を用いて、本実施の形態に係る支持部材24fの変形例について説明する。
<変形例1:支持部材24g>
図23の(a)では、突出部248gは、基板取付部241gの長手方向の一端部249gと基板34gの長手方向の一端部349gとの間において、基板取付部241gの一部が折り返されて形成されている。支持部材24gは、主部240gの端部の一部が、基板表面である基板取付部241gの側に折り返されている。
このように、基板捕捉部材35を用いなくとも突出部248gを形成し、基板34gの脱落を防止することができる。
<変形例2:支持部材24h>
図23の(b)では、突出部248hは、基板取付部241hの長手方向の一端部249hと基板34hの長手方向の一端部349hとの間において、基板取付部241hの一部が折り返されて形成されている。支持部材24hは、主部240hの端部の一部が、基板表面である基板取付部241hの側に折り返されている。
このように、基板捕捉部材35を用いなくとも突出部248hを形成し、基板34hの脱落を防止することができる。
本実施の形態の変形例2によれば、基板34hを支持部材24hの最端部まで延伸させることができるので、発光素子31hを支持部材24hの最端部まで拡げることができる。すなわち、照明具2hの長手方向における端部の明るさを改善することができる。
実施の形態1から実施の形態3、あるいはこれらの変形例、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態あるいは変形例のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、これらの実施の形態あるいは変形例を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明の範囲、本発明の適用物の範囲、および本発明の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態あるいは変形例は、必要に応じて種々の変更が可能である。
500 照明装置、1 照明器具、10 器具本体、11 ユニット取付部、12 器具側取付具、13 器具電源線材、14 器具側コネクタ、15 端板部、111 底面部、112 側面部、113 開口縁部、114 開口、115 傾斜部、2,2a,2b,2c,2d 照明具、20 外郭部、21 透光性カバー、201 開口部、202 閉塞部、203 突出部、204 隙間、205 導電部、206 支持片、210 カバー主部、211 カバー側部、212 カバー係合部、22,22a,22b,22c,22d 端部カバー、220 底部、221 周部、222 第1突出片、223 照射側面部、224 対向面部、225,225a,225b,225c,225d 第2突出片、226 基端部、227 先端部、228 切欠き部、229 照射側面部、299 嵌合部、230 対向面部、24 支持部材、240 主部、241 基板取付部、242 電源取付部、243 側縁部、244 側部、245 基端部、246 先端部、30 発光モジュール、31 発光素子、32 回路部品、33 基板コネクタ、34 基板、340 実装面、341 接着面、342 端面、343 側面、344 端部、346 被捕捉部、40 電源ユニット、41 端子台、42 ユニット電源線材、43 ユニット側コネクタ、44 給電線材、45 給電コネクタ、46 ユニット側取付具、47 配線クランプ、471 ガイド部、48 配線ホルダ、49 接着部材、800 照明装置、6 照明器具、60 器具本体、61 支持ソケット、62 給電ソケット、63 電源装置、630 電源ケース、7,7a,7b,7c 照明具、70 外郭部、71 透光性カバー、710 カバー主部、711 カバー端部、712 外周部、713 内周部、72,72a,72b,72c 支持口金、720 筐体部、721 底部、722 周部、723 第1突出片、724 当接部、725 ねじ孔、726,726a,726b, 第2突出片、727 基端部、728 先端部、730 照射側面部、731 対向面部、740,740c 支持端子、741 支持部、742 貫通部、743,743c 端子突出部、75,75a,75b 給電口金、750 筐体部、751 底部、752 周部、753 第1突出片、754 当接部、755 ねじ孔、756,756a,756b 第2突出片、757 基端部、758 先端部、760 照射側面部、761 対向面部、770 給電端子、771 給電部、772 貫通部、773 接続部、80 発光モジュール、81 発光素子、82 回路部品、84 基板、87 ねじ、801 開口部、802 閉塞部、803 突出部、804 隙間、805 導電部、806 支持片、840 実装面、841 接着面、846 被捕捉部、847 はんだ付け部、85 支持部材、850 部材取付部、851 基板取付部、852 張出部、854 ねじ固定部、855 ねじ孔、856 対向部、86 接着部材、900 造営部、500f 照明装置、1f 照明器具、10f 器具本体、11f ユニット取付部、111f 底面部、112f 側面部、113f 開口縁部、114f 開口、15f 端板部、16 固定部、161 取付ねじ孔、2f,2h 照明具、20f 外郭部、201f 開口部、202f 閉塞部、359,248g,248h 突出部、204f 隙間、21f 透光性カバー、209f 端部部材、210f カバー主部、213f カバー端部、214f 外周部、215f 内周部、22f 端部カバー、226f 基端部、227f 先端部、229f 照射側面部、230f 対向面部、231f 排水孔、24f,24g,24h 支持部材、240f,240g,240h 主部、241f,241g,241h 基板取付部、242f 電源取付部、247f 固定孔、249,249f,249g,249h 一端部、282f 封止具、30f 発光モジュール、31f,31h 発光素子、34f 基板、340f 実装面、346f 被捕捉部、249f,349f 一端部、294f 取り付け端部、34f,34g,34h 基板、35 基板捕捉部材、344f 端部、349f,349g,349h 一端部、351 取付部、352 第1固定部、353 第2固定部、354 弾性接続部、355 第1係止爪、356 第2係止爪、357 第3係止爪、358 第4係止爪、360 操作片、40f 電源ユニット、46f ユニット側取付具、461 取付ねじ、462 ワッシャー、463 取付蓋、463f,464f 固定ねじ。

Claims (10)

  1. 実装面に発光素子が実装された基板を配置する基板取付部と、
    前記実装面を覆う長尺の透光性カバーであって、長手方向の端部に開口部が形成された透光性カバーと、
    前記開口部を塞いでおり、前記開口部を介して前記透光性カバーの内部に突き出している突出部であって前記実装面との間に隙間が形成された状態で前記実装面と向き合っている突出部を有する閉塞部と
    備え
    前記基板は、
    前記発光素子に電力を供給するための導電部が前記実装面に配置されており、
    前記突出部は、
    前記閉塞部が前記透光性カバーに取り付けられた状態で、前記発光素子および前記実装面の前記導電部とは向き合わず、前記実装面の一端部の角部と向き合うように、前記透光性カバーの内部に突き出した支持片を有しており、
    前記基板は、前記実装面の一端部の辺部のうち前記支持片と向き合わない部分を有している照明具。
  2. 実装面に発光素子が実装された基板を配置する基板取付部と、
    前記実装面を覆う長尺の透光性カバーであって、長手方向の端部に開口部が形成された透光性カバーと、
    前記開口部を塞いでおり、前記開口部を介して前記透光性カバーの内部に突き出している突出部であって前記実装面との間に隙間が形成された状態で前記実装面と向き合っている突出部を有する閉塞部と
    を備え、
    前記基板は、
    前記発光素子に電力を供給するための導電部が前記実装面に配置されており、
    前記突出部は、
    前記閉塞部が前記透光性カバーに取り付けられた状態で、前記透光性カバーの短手方向に沿って並んで配置されるとともに前記透光性カバーの内部に突き出した3つの支持片を有しており、
    前記3つの支持片の各々は、前記実装面の前記導電部が配置されていない部分と向き合っており、
    前記3つの支持片のうち両端の2つの支持片の各々は、前記実装面の一端部の2つの角部の各々と向き合っており、前記3つの支持片のうち前記両端の2つの支持片の間に配置された支持片は、前記実装面の2つの前記導電部の間の部分と向き合っている照明具。
  3. 前記突出部は、
    前記導電部と離間して配置されている請求項1または請求項2に記載の照明具。
  4. 前記照明具は、
    前記基板取付部を有する板状の支持部材を備え、
    前記透光性カバーは、
    前記基板取付部を覆って前記支持部材に取り付けられ、
    前記閉塞部は、
    前記突出部の基端部となる底部であって前記開口部を閉塞する底部と、前記底部の周縁から前記透光性カバーに向かって形成された周部と、前記周部の先端から前記透光性カバーに向かって形成され、前記開口部の縁部と嵌り合う嵌合部とを備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明具。
  5. 前記照明具は、
    前記基板取付部を有し、前記発光素子から発せられる熱を放熱する支持部材を備え、
    前記透光性カバーは、
    前記支持部材を内部に収納する筒管であり、
    前記閉塞部は、
    前記透光性カバーの一方の端部に前記閉塞部が取り付けられる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明具。
  6. 請求項に記載の照明具と、
    前記照明具を取り付けるユニット取付部を有する照明器具と
    を備えた照明装置。
  7. 請求項に記載の照明具と、
    前記照明具と接続されるソケットを有する照明器具と
    を備えた照明装置。
  8. 実装面に発光素子が実装された長方形を成す基板を配置する長尺の基板取付部と、
    前記実装面を覆う長尺の透光性カバーであって、長手方向の端部に開口部が形成された透光性カバーと、
    前記開口部を塞ぐ閉塞部と、
    前記基板よりも前記閉塞部の側から前記透光性カバーの内部に向って突き出している突出部であって、前記実装面との間に隙間が形成された状態で前記実装面と向き合っている突出部と
    を備えた照明具であって、
    前記基板の長手方向の一端部は、
    前記基板取付部の長手方向の一端部より前記基板取付部の中央部の側に位置しており、
    前記突出部は、
    前記基板取付部において、前記基板取付部の長手方向の一端部と前記基板の長手方向の一端部との間の位置に設けられており、
    前記基板取付部は、
    前記基板取付部の長手方向の一端部と前記基板の長手方向の一端部との間の位置に固定孔が形成されており、
    前記基板取付部に配置される基板捕捉部材であって、
    前記固定孔に挿入される取付部と、前記取付部が前記固定孔に挿入された状態で前記実装面と向き合う前記突出部とを有する基板捕捉部材を備えた照明具。
  9. 前記基板捕捉部材は、
    前記突出部から、前記基板取付部の長手方向の一端部と前記基板の長手方向の一端部との間の位置に向かって形成された係止爪を備えた請求項に記載の照明具。
  10. 実装面に発光素子が実装された長方形を成す基板を配置する長尺の基板取付部と、
    前記実装面を覆う長尺の透光性カバーであって、長手方向の端部に開口部が形成された透光性カバーと、
    前記開口部を塞ぐ閉塞部と、
    前記基板よりも前記閉塞部の側から前記透光性カバーの内部に向って突き出している突出部であって、前記実装面との間に隙間が形成された状態で前記実装面と向き合っている突出部と
    を備え、
    前記基板の長手方向の一端部は、
    前記基板取付部の長手方向の一端部より前記基板取付部の中央部の側に位置しており、
    前記突出部は、
    前記基板取付部において、前記基板取付部の長手方向の一端部と前記基板の長手方向の一端部との間の位置に設けられており、
    前記突出部は、
    前記基板取付部の長手方向の一端部と前記基板の長手方向の一端部との間において、前記基板取付部の一部が折り返されて形成された照明具。
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