JP7129330B2 - 水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム - Google Patents
水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7129330B2 JP7129330B2 JP2018240040A JP2018240040A JP7129330B2 JP 7129330 B2 JP7129330 B2 JP 7129330B2 JP 2018240040 A JP2018240040 A JP 2018240040A JP 2018240040 A JP2018240040 A JP 2018240040A JP 7129330 B2 JP7129330 B2 JP 7129330B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- gas
- offgas
- burner
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
図1において、水素製造装置10は、改質器11と、PSA(Pressure Swing Adsorption)装置12と、制御部13とを備える。改質器11は、改質部42とCO変成部46と、改質器11を昇温するためのバーナ17とを有している。
原料ガス供給ポート31及び水供給ポート32は、改質ガスの原料となる原料ガスと水とをそれぞれ改質器11に供給するポートである。水は、改質器11内において水蒸気改質反応を生じさせるために、原料ガスと混合される水蒸気の元になる改質用水である。改質用水としては純水が使用される。
第2実施形態に係る水素製造装置10は、図6に示すように、改質温度Tfpが下限値TL未満になった場合において、2段階の制御を行う。第2実施形態に係る水素製造装置10の構成は、第1実施形態に係る水素製造装置10と同様であるので、説明を省略する。
図7に示す第3実施形態に係る水素製造装置10は、PSA装置12からオフガスタンク66を経由することなく、改質器11にオフガスを供給可能な形態である。第3実施形態に係る水素製造装置10は、基本的な構成は第1実施形態に係る水素製造装置10と同様であるので、共通する部分については説明を省略し、相違点のみ説明する。
図8から図10に示す第4実施形態に係る水素製造装置10は、改質温度制御について、上記各実施形態に係る水素製造装置10における製品水素の出力量の制御に加えて、原料ガス及び水の供給量の制御を追加したものである。第4実施形態に係る水素製造装置10の構成は、第1実施形態に係る水素製造装置10と同様であるので、相違点を中心に説明する。
11 改質器
11A 筒状壁
11B 筒状壁
11C 筒状壁
11D 筒状壁
12 PSA装置
12A、12B 吸着塔
12C バッファタンク
12D 配管
13 制御部
17 バーナ
21 燃焼室
24、27、34 流量制御部
26 補助燃料供給路
28 排ガス流路
28A 排ガスポート
31 原料ガス供給ポート
32 水供給ポート
33 原料ガス供給路
35、37 ポンプ
36 水タンク
38 外部水供給部
39 水供給路
41 第1流路
42 改質部
43 温度センサ
44 第2流路
46 CO変成部
47 出力ポート
48 改質ガス供給路
51 昇圧前分離部
52、56 バッファタンク
53 圧縮機
54 昇圧後分離部
61 オフガス供給路
61A 第1オフガス供給路
61B 第2オフガス供給路
62 流量制御部
64 戻し流路
63 排出路
66 オフガスタンク
71 バルブ
72 バルブ
101 CPU
102 メモリ
103 データストレージデバイス
104 作動プログラム
RG 目標範囲
TH 閾値
TL 下限値
Tfp 改質温度
Claims (13)
- 炭化水素を含む原料ガスと水蒸気とを反応させることにより、水素と一酸化炭素とに改質して、水素と一酸化炭素とを含む第1ガスを出力する改質部と、前記改質部が出力する前記第1ガスと水蒸気とを反応させて、前記第1ガス中の一酸化炭素の一部を、水素と二酸化炭素とに変成して、水素、一酸化炭素、及び二酸化炭素を含む第2ガスを改質ガスとして出力する一酸化炭素変成部とを有する改質器と、
前記改質器を昇温するバーナと、
前記改質器が出力する前記改質ガスから水素以外の成分である不純物を除去して、水素を外部に出力する水素精製装置であって、前記不純物を含む残りのガスをオフガスとして前記バーナに供給する水素精製装置と、
前記水素精製装置が前記外部に出力すべき水素の出力量を減らして、前記オフガスを前記バーナに供給するオフガス供給路に、前記出力量の減少分の水素を、前記水素精製装置を非通過で送出することが可能な水素出力量制御機構と、
前記改質器の温度を測定する温度センサと、
前記温度センサが測定した前記温度が予め設定された下限値未満になった場合に、前記水素出力量制御機構を制御して、前記バーナに供給する前記オフガス中の水素濃度を増加させる制御部と、
を備えている水素製造装置。 - 前記制御部は、予め設定された上限値と前記下限値とで規定される目標温度の範囲内に前記温度がある場合は、前記オフガス中の水素濃度が、予め設定された基準値未満になるように、前記水素出力量制御機構を制御する請求項1に記載の水素製造装置。
- 前記水素出力量制御機構は、水素精製装置が出力する水素を貯留するバッファタンクの後段に配置されており、前記バッファタンク内の水素の一部を、配管を通じて、前記オフガス供給路に送出する請求項1又は2に記載の水素製造装置。
- 前記水素精製装置は、圧力スイング吸着装置である請求項1から3のいずれか1項に記載の水素製造装置。
- 前記バーナに供給される燃料は前記オフガスのみである請求項1から4のいずれか1項に記載の水素製造装置。
- 前記バーナに対して、前記オフガスとは別に補助燃料を供給することが可能であり、
前記補助燃料の供給量を制御する補助燃料供給量制御機構を有している請求項1から4のいずれか1項に記載の水素製造装置。 - 前記制御部が前記水素濃度を増加させる制御を行う前後において、前記補助燃料の供給量は一定である請求項6に記載の水素製造装置。
- 前記制御部は、前記温度が前記下限値未満になった場合に、前記オフガス中の水素濃度を増加させる第1制御を行い、
かつ、前記温度が、前記下限値未満の温度領域において予め設定された閾値未満になった場合には、前記補助燃料供給量制御機構を制御して、前記補助燃料を増加させる第2制御を行う請求項6に記載の水素製造装置。 - 前記オフガス供給路として、第1オフガス供給路と第2オフガス供給路とを有しており、
前記第1オフガス供給路は、前記オフガスを一時的に貯留するオフガスタンクを経由する供給路であり、前記第2オフガス供給路は、前記オフガスタンクをバイパスする供給路であり、
さらに、前記第1オフガス供給路と第2オフガス供給路とを選択的に切り替える切り替え機構を備えている請求項1から8のいずれか1項に記載の水素製造装置。 - 前記改質器へ供給する前記原料ガスの供給量を制御する原料ガス供給量制御機構を備えており、
前記制御部は、前記水素出力量制御機構の制御に加えて、前記原料ガス供給量制御機構も制御して、前記原料ガスを増加させる制御を行う請求項1から9のいずれか1項に記載の水素製造装置。 - 本開示の水素製造装置は、炭化水素を含む原料ガスと水蒸気とを反応させることにより、水素と一酸化炭素とに改質して、水素と一酸化炭素とを含む第1ガスを出力する改質部と、前記改質部が出力する前記第1ガスと水蒸気とを反応させて、前記第1ガス中の一酸化炭素の一部を、水素と二酸化炭素とに変成して、水素、一酸化炭素、及び二酸化炭素を含む第2ガスを改質ガスとして出力する一酸化炭素変成部とを有する改質器と、前記改質器を昇温するバーナと、前記改質器が出力する前記改質ガスから水素以外の成分である不純物を除去して、水素を外部に出力する水素精製装置であって、前記不純物を含む残りのガスをオフガスとして前記バーナに供給する水素精製装置と、前記水素精製装置が前記外部に出力すべき水素の出力量を減らして、前記オフガスを前記バーナに供給するオフガス供給路に、前記出力量の減少分の水素を、前記水素精製装置を非通過で送出することが可能な水素出力量制御機構とを備えた水素製造装置を用いた水素製造方法において、温度センサを用いて前記改質器の温度を測定する温度測定ステップと、前記温度センサが測定した前記温度が予め設定された下限値未満になった場合に、前記水素出力量制御機構を制御して、前記バーナに供給する前記オフガス中の水素濃度を増加させる制御を行う制御ステップと、
を備えている水素製造方法。 - 本開示の水素製造装置は、炭化水素を含む原料ガスと水蒸気とを反応させることにより、水素と一酸化炭素とに改質して、水素と一酸化炭素とを含む第1ガスを出力する改質部と、前記改質部が出力する前記第1ガスと水蒸気とを反応させて、前記第1ガス中の一酸化炭素の一部を、水素と二酸化炭素とに変成して、水素、一酸化炭素、及び二酸化炭素を含む第2ガスを改質ガスとして出力する一酸化炭素変成部とを有する改質器と、前記改質器を昇温するバーナと、前記改質器が出力する前記改質ガスから水素以外の成分である不純物を除去して、水素を外部に出力する水素精製装置であって、前記不純物を含む残りのガスをオフガスとして前記バーナに供給する水素精製装置と、前記水素精製装置が前記外部に出力すべき水素の出力量を減らして、前記オフガスを前記バーナに供給するオフガス供給路に、前記出力量の減少分の水素を、前記水素精製装置を非通過で送出することが可能な水素出力量制御機構とを備えた水素製造装置の作動プログラムにおいて、温度センサを用いて前記改質器の温度を測定する温度測定ステップと、前記温度センサが測定した前記温度が予め設定された下限値未満になった場合に、前記水素出力量制御機構を制御して、前記バーナに供給する前記オフガス中の水素濃度を増加させる制御を行う制御ステップと、
をコンピュータに実現させる作動プログラム。 - 炭化水素を含む原料ガスと水蒸気とを反応させることにより、水素と一酸化炭素とに改質して、水素と一酸化炭素とを含む第1ガスを出力する改質部と、前記改質部が出力する前記第1ガスと水蒸気とを反応させて、前記第1ガス中の一酸化炭素の一部を、水素と二酸化炭素とに変成して、水素、一酸化炭素、及び二酸化炭素を含む第2ガスを改質ガスとして出力する一酸化炭素変成部とを有する改質器と、
前記改質器を昇温するバーナと、
前記改質器が出力する前記改質ガスから水素以外の成分である不純物を除去して、水素を外部に出力する水素精製装置であって、前記不純物を含む残りのガスをオフガスとして前記バーナに供給する水素精製装置と、
前記水素精製装置が前記外部に出力すべき水素の出力量を減らして、前記オフガスを前記バーナに供給するオフガス供給路に、前記出力量の減少分を送出することが可能な水素出力量制御機構と、
前記改質器の温度を測定する温度センサと、
前記温度センサが測定した前記温度が予め設定された下限値未満になった場合に、前記水素出力量制御機構を制御して、前記バーナに供給する前記オフガス中の水素濃度を増加させる制御部と、
を備え、
前記オフガス供給路として、第1オフガス供給路と第2オフガス供給路とを有しており、
前記第1オフガス供給路は、前記オフガスを一時的に貯留するオフガスタンクを経由する供給路であり、前記第2オフガス供給路は、前記オフガスタンクをバイパスする供給路であり、
さらに、前記第1オフガス供給路と第2オフガス供給路とを選択的に切り替える切り替え機構を備えている水素製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018240040A JP7129330B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018240040A JP7129330B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020100533A JP2020100533A (ja) | 2020-07-02 |
JP7129330B2 true JP7129330B2 (ja) | 2022-09-01 |
Family
ID=71140980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018240040A Active JP7129330B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7129330B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113562697A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-10-29 | 上海优华系统集成技术股份有限公司 | 适应宽流量波动的氢气提纯系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525301A (ja) | 2004-12-22 | 2008-07-17 | アイダテック, エル.エル.シー. | 圧力スイング吸着放出制御を介した加熱アセンブリ動作調整システム及び方法 |
-
2018
- 2018-12-21 JP JP2018240040A patent/JP7129330B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525301A (ja) | 2004-12-22 | 2008-07-17 | アイダテック, エル.エル.シー. | 圧力スイング吸着放出制御を介した加熱アセンブリ動作調整システム及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020100533A (ja) | 2020-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7988751B2 (en) | Method for producing hydrogen | |
EP1835989B1 (en) | Apparatus and method for controlling compressor motor speed in a hydrogen generator | |
US20080038598A1 (en) | Fuel cell fuel processor with hydrogen buffering and staged membrane | |
JP6566639B2 (ja) | 水素製造装置の運転方法および水素製造装置 | |
JP2008524106A (ja) | 水素を製造する装置及び方法 | |
JP7129330B2 (ja) | 水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム | |
US7449036B2 (en) | Fuel gas manufacturing apparatus and method of operating same | |
JP6549300B1 (ja) | 水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム | |
JP4612322B2 (ja) | 燃料ガス製造システム及びその運転方法 | |
JP6602941B1 (ja) | 水素製造装置及び水素製造方法 | |
US7427304B2 (en) | Fuel gas manufacturing apparatus | |
JP4041085B2 (ja) | 燃料ガス製造システム及びその停止方法 | |
JP7082939B2 (ja) | 水素製造装置 | |
JP7129321B2 (ja) | 水素製造装置、水素製造装置の作動方法、および水素製造装置の作動プログラム | |
JP4357979B2 (ja) | 燃料ガス製造装置の始動方法 | |
JP2020079169A (ja) | 水素製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220822 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7129330 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |