JP7082939B2 - 水素製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水素製造装置に関し、特に、炭化水素原料を改質して水素を製造する水素製造装置に関する。
従来、水素を得るための水素製造装置としては、原料炭化水素を水蒸気改質装置で改質ガスに改質した後、PSA(Pressure Swing Adsorption)装置(水素精製器)へ供給するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の水素製造装置では、PSA装置から送出されたオフガスを水蒸気改質装置に燃料として戻すことで、水素製造装置全体の熱効率を向上させている。
特開2003-335502号公報
しかし、PSA装置から水蒸気改質装置に供給されるオフガス流量は、定常時でも周期的な変動があるため、この点で改善の余地がある。
また、PSA装置から水蒸気改質装置に供給されるオフガス流量を平準化するために、オフガス供給流路上にオフガス(バッファ)タンクを設けることが提案されている。
一般的に、PSA装置では上流側の圧縮機の圧力を高く、オフガス出口側の圧力を低くするほど、製造される水素の水素純度が向上する。しかし、オフガス出口側の圧力が低すぎると、オフガス供給流路上にオフガスタンクを設けていても水蒸気改質装置に安定した流量のオフガスを供給することが困難になるという課題があった。
本発明の課題は、水素精製器のオフガス出口側の圧力が低くても安定した流量のオフガスを改質器に供給する水素製造装置を提供することである。
請求項1記載の水素製造装置は、炭化水素原料を水蒸気改質して水素を主成分とした改質ガスを生成する改質部と、可燃ガスを燃焼させて前記改質部を加熱する燃焼部と、を有する改質器と、前記改質器よりも下流側に設けられ、前記改質器から送出された改質ガスを、可燃成分を含むオフガスと水素とに分離して水素を精製する水素精製器と、前記水素精製器で分離されたオフガスを前記燃焼部へ供給するオフガス供給流路と、前記オフガス供給流路上に並列に設けられ、前記オフガスを一旦貯留した後、前記燃焼部に供給する複数のオフガスタンクと、前記オフガスタンクのそれぞれと前記水素精製器とを連通又は遮断させる第1切換手段と、前記オフガスタンクのそれぞれと前記燃焼部とを連通又は遮断させる第2切換手段と、を備える。
この水素製造装置では、改質器の改質部で改質された改質ガスが水素精製器で可燃成分を含むオフガスと水素とに分離される。オフガスは、オフガス供給流路を経て改質器の燃焼部へ供給され、燃焼に供される。
このオフガス供給流路上には、複数のオフガスタンクが並列で設けられている。また、各オフガスタンクと水素精製器とをそれぞれ連通又は遮断させる第1切換手段と、各オフガスタンクと改質器の燃焼部とをそれぞれ連通又は遮断させる第2切換手段とが設けられている。
ここで、オフガス供給流路に並列に配設された複数のうちの一部のオフガスタンクは、第1切換手段によって水素精製器と連通し、第2切換手段によって改質器の燃焼部と遮断することができる。したがって、水素精製器から送出されたオフガスが複数のうちの一部のオフガスタンクに貯留される。
また、複数のうちの他の一部のオフガスタンクは、第1切換手段によって水素精製器と遮断され、第2切換手段によって改質器の燃焼部と連通される。したがって、オフガスタンクに貯留されたオフガスを改質器の燃焼部に安定的に供給することができる。
このように、水素精製器から送出されたオフガスは複数のうちの一部のオフガスタンクに貯留されると共に、複数のうちの他の一部のオフガスタンクから改質器の燃焼部に貯留されたオフガスが供給される。したがって、水素精製器出口側の圧力が低い場合であっても、改質器の燃焼部に安定的にオフガスを供給することができる。
特に、この第1切換手段及び第2切換手段の切換を水素精製器の吸着工程・脱着工程の切換タイミングに同期させることで、オフガスタンクに貯留されるオフガスの組成、容量が一定となり、改質器の燃焼部に一層安定的にオフガスを供給することができる。
請求項2記載の水素製造装置は、請求項1記載の水素製造装置において、前記水素製造装置は、前記第1切換手段と前記第2切換手段にそれぞれ、所定時間間隔で連通及び遮断する前記オフガスタンクを切り換えさせる制御手段をさらに備え、前記制御手段は、前記第1切換手段に複数のうちの一部の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを連通させ、複数のうちの他の一部の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを遮断させると共に、前記第2切換手段に前記他の一部のオフガスタンクと前記燃焼部とを連通させ、前記一部のオフガスタンクと前記燃焼部とを遮断させる。
この水素製造装置では、制御手段が所定時間間隔で第1切換手段、第2切換手段の切換タイミングを制御することにより、複数のうちの一部のオフガスタンクに水素精製器から送出されたオフガスを貯留し、複数のうちの他の一部のオフガスタンクから改質器にオフガスが供給される。
このように、水素精製器から送出されたオフガスは複数のうちの一部のオフガスタンクに貯留されると共に、複数のうちの他の一部のオフガスタンクから改質器の燃焼部に貯留されたオフガスが供給される。したがって、水素精製器出口側の圧力が低い場合であっても、改質器の燃焼部に安定的にオフガスを供給することができる。
特に、第1切換手段、第2切換手段の切換タイミング(所定時間)を水素精製器の吸着工程・脱着工程の切換タイミングに同期させることで、オフガスタンクに一旦貯留されるオフガスの容量や組成を一定にすることができ、オフガスの組成・流量(圧力)を一層平準化した上で改質器の燃焼部に安定的に供給することができる。
請求項3記載の水素製造装置は、請求項1記載の水素製造装置において、前記水素製造装置は、前記オフガス供給流路における前記水素精製器の出口側の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出された圧力に基づいて前記第1切換手段と前記第2切換手段に連通及び遮断する前記オフガスタンクを切り換えさせる制御手段と、をさらに備え、前記制御手段は前記第1切換手段に複数のうちの一方の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを連通させ、複数のうちの他方の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを遮断させると共に、前記第2切換手段に前記他方のオフガスタンクと前記燃焼部とを連通させ、前記一部のオフガスタンクと前記燃焼部とを遮断させる。
この水素製造装置では、制御手段が、水素精製器のオフガス出口側の圧力に基づいて水素精製器の吸着工程・脱着工程の切換タイミングを検出し、この切換タイミングに同期させて第1切換手段、第2切換手段の切換を行う。
これにより、オフガスタンクに一旦貯留されるオフガスの容量や組成を一定にし、オフガスの組成・流量(圧力)を平準化した上で改質器の燃焼部に安定的に供給することができる。
請求項1~3に記載の発明に係る水素製造装置は、上記構成としたため、水素精製器のオフガス出口側の圧力が低くても安定した流量のオフガスを改質器に供給することができる。
本発明の第1実施形態に係る水素製造装置を示した概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る水素製造装置の多重筒型改質器を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る水素製造装置の制御部を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る水素製造装置におけるオフガス流れ状態を示す図であり、(A)は第1オフガスタンクが貯留状態、第2オフガスタンクが供給状態であり、(B)は第2オフガスタンクが貯留状態、第1オフガスタンクが供給状態である。 本発明の第2実施形態に係る水素製造装置を示した概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る水素製造装置の制御部を示したブロック図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る水素製造装置の一例を図1~図5に従って説明する。
本実施形態に係る水素製造装置10は、図1に示すように、炭化水素(都市ガス)から水蒸気改質した改質ガスを生成する多重筒型改質器(以下、「改質器」という場合がある)12と、改質ガスを圧縮する圧縮機80と、圧縮された改質ガスから不純物を除去して水素ガスを精製する水素精製器90と、を備えている。また、水素製造装置10は、圧縮機80の上流側、下流側でそれぞれ改質ガスから水分を分離・除去する昇圧前水分離部50、昇圧後水分離部60と、を備えると共に、改質器12の後述する燃焼排ガスから水分を分離・除去する燃焼排ガス水分離部70を備えている。
なお、この水素製造装置10は、炭化水素原料から水素を製造するものであり、本実施形態では、炭化水素原料の一例としてメタンを主成分とする都市ガスが用いられる場合について説明する。
(多重筒型改質器)
多重筒型改質器12は、図2に示すように、多重に配置された複数の筒状壁21、22、23、24(以下、「筒状壁21~24」という場合がある)を有している。複数の筒状壁21~24は、例えば円筒状や楕円筒状に形成される。複数の筒状壁21~24のうち内側から一番目の筒状壁21の内部には、燃焼室25が形成されており、この燃焼室25の上部には、バーナー26が下向きに配置されている。このバーナー26には、可燃ガス供給管38から水素精製器90のオフガスが燃料として供給可能とされている。この多重筒型改質器12は、改質器の一例である。さらに、この燃焼室25の上端部には、外部から燃焼用空気を供給するための空気供給管40が接続されている。バーナー26には、さらに都市ガスが原料供給管33から分岐された原料分岐管33Aが接続されている。原料分岐管33Aには、空気供給管40から分岐された空気分岐管40Aが接続されている。バーナー26には、都市ガスに空気が混合された気体が、オフガスとは別に供給される。燃焼用のオフガスと都市ガスは、いずれか一方、または両方が、必要に応じて供給可能とされている。なお、バーナー26が燃焼部に相当する。
一番目の筒状壁21と二番目の筒状壁22との間には、燃焼排ガス流路27が形成されている。燃焼排ガス流路27の下端部は、燃焼室25と連通されており、燃焼排ガス流路27の上端部には、ガスを排出するためのガス排出管28が接続されている。燃焼室25から排出された燃焼排ガスは、燃焼排ガス流路27を下側から上側に流れ、ガス排出管28を通じて燃焼排ガス水分離部70へ送出される構成である。
また、二番目の筒状壁22と三番目の筒状壁23との間には、第1流路31が形成されている。この第1流路31の上部は、予熱流路32として形成されており、この予熱流路32の上端部には、都市ガスを供給するための原料供給管33と、改質用水を供給するための改質用水供給管34とが接続されている。さらに、二番目の筒状壁22と三番目の筒状壁23との間には、螺旋部材35が設けられており、この螺旋部材35により、予熱流路32は、螺旋状に形成されている。原料供給管33は、流路管の一例である。
予熱流路32には、都市ガスが原料供給管33から供給可能とされ、さらに、改質用水が改質用水供給管34から供給可能とされている。都市ガス及び改質用水は、予熱流路32を上側から下側に流れ、二番目の筒状壁22を介して燃焼排ガスと熱交換され水が気化される構成である。この予熱流路32では、都市ガス及び気相の改質用水(水蒸気)が混合されることにより、混合ガスが生成される構成である。
また、第1流路31における予熱流路32の下側には、改質触媒層36が設けられており、予熱流路32にて生成された混合ガスは、改質触媒層36へ供給される構成である。改質触媒層36では、燃焼排ガス流路27を流れる燃焼排ガスからの熱を受け、混合ガスが水蒸気改質反応することによって、水素を主成分とする改質ガスが生成される構成である。
さらに、三番目の筒状壁23と四番目の筒状壁24との間には、第2流路42が形成されている。第2流路42の下端部は、第1流路31の下端部と連通されている。第2流路42の下部は、改質ガス流路43として形成されており、第2流路42の上端部には、改質ガス排出管44が接続されている。
また、第2流路42における改質ガス流路43よりも上側には、CO変成触媒層45が設けられており、改質触媒層36にて生成された改質ガスは、改質ガス流路43を通過した後、CO変成触媒層45へ供給される構成である。CO変成触媒層45では、改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気が反応して、水素と二酸化炭素に変換され、一酸化炭素が低減可能とされている。
さらに、CO変成触媒層45の上側には、酸化剤ガス供給管46が接続されており、第2流路42におけるCO変成触媒層45よりも上側には、CO選択酸化触媒層47が設けられている。酸化剤ガス供給管46を通じて取り入れられた酸化剤ガス、及び、CO変成触媒層45を通過した改質ガスは、CO選択酸化触媒層47へ供給される構成である。CO選択酸化触媒層47では、例えば白金やルテニウム等の貴金属触媒上で一酸化炭素が酸素と反応して二酸化炭素に変換され、一酸化炭素が除去可能とされている。CO変成触媒層45及びCO選択酸化触媒層47で一酸化炭素が低減された改質ガスG1は、改質ガス排出管44を通じて排出される構成である。なお、CO選択酸化触媒層47は、必須ではなく設けない構成とすることもできる。
多重筒型改質器12において生成された改質ガスは、図1に示すように、昇圧前水分離部50、圧縮機80、昇圧後水分離部60、及び水素精製器90をこの順番で流れる。つまり、ガスの流れ方向において、上流側から下流側に、多重筒型改質器12、昇圧前水分離部50、圧縮機80、昇圧後水分離部60、及び水素精製器90がこの順番で配置されている。
(昇圧前水分離部)
昇圧前水分離部50には、多重筒型改質器12から改質ガスG1を流入させる改質ガス排出管44の下流端が接続されている。昇圧前水分離部50の底部には水回収管59が接続され、昇圧前水分離部50の上部には連絡流路管56が接続されている。改質ガスG1は、昇圧前水分離部50の上流の改質ガス排出管44に配置された熱交換器HE1において、冷却水との熱交換による冷却により水が凝縮されて分離され、昇圧前水分離部50の下部に水(液相)が貯留可能とされている。当該水(液相)は、水回収管59へ送出される構成である。水が凝縮された後の改質ガスG2は、連絡流路管56へ送出される構成である。
(圧縮機)
圧縮機80には、昇圧前水分離部50からの改質ガスG2が流れる連絡流路管56と、昇圧後水分離部60へ供給される改質ガスG2が流れる連絡流路管66とが接続されている。圧縮機80は、昇圧前水分離部50から供給された改質ガスを圧縮し、昇圧後水分離部60へ供給可能とされている。
(昇圧後水分離部)
昇圧後水分離部60には、圧縮機80から改質ガスG2を流入させる連絡流路管66の下流端が接続されている。昇圧後水分離部60の底部には水回収管69が接続され、昇圧後水分離部60の上部には連絡流路管68が接続されている。改質ガスG2は、昇圧後水分離部60の上流の連絡流路管66に配置された熱交換器HE2において、冷却水との熱交換による冷却により水が凝縮されて分離され、昇圧後水分離部60の下部に水(液相)が貯留可能されている。当該水(液相)は、水回収管69へ送出される構成である。水が凝縮された後の改質ガスG3は、連絡流路管68へ送出される構成である。
(水素精製器)
水素精製器90には、昇圧後水分離部60からの改質ガスG3が流れる連絡流路管68の下流端と、多重筒型改質器12へ供給される水素精製器90のオフガスが流れる可燃ガス供給管38の上流端とが接続されている。
水素精製器90は、一例として、PSA装置が使用されている。この水素精製器90では、一対の吸着槽を備え、一方の吸着槽で吸着剤に不純物を吸着させる吸着工程を行い、他方の吸着槽で吸着剤に吸着した不純物を脱着させる脱着工程を行い、次に一方の吸着層で脱着工程、他方の吸着層で吸着工程を行う。これを周期的に繰り返すことで、改質ガスG3を可燃ガスを含む不純物と水素とに連続的に分離して、水素が精製される構成である。精製された水素は、水素供給配管92へ送出され、不図示のタンクへ貯留されたり、水素供給ラインへ送出可能とされている。
水素精製器90のオフガスは、可燃ガス供給管38から燃料として多重筒型改質器12のバーナー26(図2参照)へ供給可能とされている。
(燃焼排ガス水分離部)
燃焼排ガス水分離部70には、燃焼排ガス流路27から燃焼排ガスを導くガス排出管28の下流端が接続されている。燃焼排ガス水分離部70の底部には水回収管78が接続され、燃焼排ガス水分離部70の上部にはガス排出管76が接続されている。燃焼室25から排出される燃焼排ガスは、燃焼排ガス水分離部70の上流のガス排出管28に配置された熱交換器HE3において、冷却水との熱交換による冷却により水が凝縮されて分離され、燃焼排ガス水分離部70の下部に水(液相)が貯留可能とされている。当該水(液相)は、水回収管78へ送出される構成である。水が凝縮された後の燃焼排ガスは、ガス排出管76から外部へ排出される構成である。
水回収管59、水回収管69、水回収管78の各々の下流端は、改質用水供給管34に接続されている。改質用水供給管34には、溶存イオン成分を除去するための水処理器(イオン交換樹脂)34Aが設けられている。また、改質用水供給管34には、外部水供給部17が接続されている。外部水供給部17からは、例えば純水または市水が供給される。
また、改質用水供給管34には、ポンプP1が設けられている。昇圧前水分離部50、昇圧後水分離部60、燃焼排ガス水分離部70で分離された水、又は外部水供給部17から供給された水は、ポンプP1によって多重筒型改質器12へ供給される構成である。
(オフガスタンク)
可燃ガス供給管38は、図1に示すように、途中で第1可燃ガス供給管100と第2可燃ガス供給管102とに分岐されている。第1可燃ガス供給管100と第2可燃ガス供給管102は、下流側で再び合流している。また、可燃ガス供給管38において、第1可燃ガス供給管100と第2可燃ガス供給管102よりも上流側を上流側可燃ガス供給管104とし、下流側を下流側可燃ガス供給管106とする。なお、可燃ガス供給管38が「オフガス供給流路」に相当する。
この第1可燃ガス供給管100には、第1オフガスタンク108が配設されており、第1オフガスタンク108の上流側と下流側にはそれぞれ第1開閉弁110と、第2開閉弁112が設けられている。すなわち、第1開閉弁110や第2開閉弁112を開閉することにより、水素精製器90から第1オフガスタンク108にオフガスを供給したり、第1オフガスタンク108から改質器12のバーナー26にオフガスを供給可能に構成されている。
第2可燃ガス供給管102にも、同様に第2オフガスタンク114が配設されており、第1オフガスタンク114の上流側と下流側にはそれぞれ第3開閉弁116と、第4開閉弁118が設けられている。すなわち、第3開閉弁116や第4開閉弁118を開閉することにより、水素精製器90から第2オフガスタンク114にオフガスを供給したり、第2オフガスタンク114から改質器12のバーナー26にオフガスを供給可能に構成されている。
なお、これらの第1開閉弁110、第2開閉弁112、第3開閉弁116、第4開閉弁118(以下、「第1~第4開閉弁110~118」という場合がある)は、制御部120(図3参照)により開閉制御される構成である。
また、第1オフガスタンク108、第2オフガスタンク114(以下、「第1、第2オフガスタンク108、114」という場合がある)の容量は、水素精製器90から送出されるオフガス量とバーナー26へ供給するオフガス量のバランスや、第1、第2オフガスタンク108、114の圧力等を考慮して、設定されている。
なお、第1、第2オフガスタンク108、114が「オフガスタンク」に相当する。また、第1開閉弁110、第3開閉弁116が「第1切換手段」に相当する。さらに、第2開閉弁112、第4開閉弁118が「第2切換手段」に相当する。また、制御部120が「制御手段」に相当する。
(作用)
次に、水素製造装置10の作用について説明する。
都市ガスは、原料供給管33から多重筒型改質器12へ供給される。図2に示すように、多重筒型改質器12へ供給された都市ガスは、多重筒型改質器12の予熱流路32で改質用の水と混合されつつ加熱され、改質触媒層36へ供給される。改質触媒層36では、燃焼排ガス流路27を流れる燃焼排ガスからの熱を受け、水蒸気改質反応によって、混合ガスから水素を主成分とする改質ガスが生成される。
この改質ガスは、改質ガス流路43を通ってCO変成触媒層45へ供給される。CO変成触媒層45では、改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気が反応して、水素と二酸化炭素に変換され、一酸化炭素が低減される。
さらに、CO変成触媒層45を通過した改質ガスは、酸化剤ガス供給管46から供給される酸化ガス(空気)と共にCO選択酸化触媒層47へ供給され、貴金属触媒上で一酸化炭素が酸素と反応して二酸化炭素に変換され、一酸化炭素が除去される。CO選択酸化触媒層47で一酸化炭素が低減された改質ガスG1は、改質ガス排出管44へ送出される。
図1に示すように、改質ガスG1は、改質ガス排出管44を経て、昇圧前水分離部50へ供給される。昇圧前水分離部50では、熱交換器HE1での熱交換による冷却により凝縮された水が貯留され、水回収管59へ送出される。水が分離された改質ガスG2は、連絡流路管56から圧縮機80へ供給され、圧縮機80によって圧縮される。
圧縮された改質ガスG2は、連絡流路管66から昇圧後水分離部60へ供給される。昇圧後水分離部60では、熱交換器HE2での熱交換による冷却により凝縮された水が貯留され、水回収管69へ送出される。水が分離された改質ガスG3は、連絡流路管68から水素精製器90へ供給される。
水素精製器90では、改質ガスG3が水素と不純物であるオフガスとに分離され、水素は水素供給配管92へ送出される。送出された水素は、不図示のタンクへ貯留されたり、水素供給ラインへ送られたりする。
水素精製器90では、圧力スイング方式が採用されており、一対の吸着槽の一方の吸着槽では吸着剤に水素以外の不純物が吸着される吸着工程が行われ、他方の吸着槽では吸着剤に吸着された不純物が脱着される脱着工程が行われる。続いて、一方の吸着層で脱着工程が行われ、他方の吸着層で吸着工程が行われる。この吸着工程と脱着工程とがそれぞれの吸着槽で一定周期で繰り返されることにより、水素精製器90では、連続的に水素が精製されると共に、周期的に組成、流量(圧力)を変動させながらオフガスが送出されている。
制御部120では、この水素精製器90の吸着工程、脱着工程の切換周期に同期させてすなわち、一定周期で第1~第4開閉弁110~118の開閉を切り換えている。
具体的には、図4(A)に示すように、水素精製器90の一方の吸着槽で吸着工程が開始され、他方の吸着槽で脱着工程が開始されたタイミングで、制御部120が第1開閉弁110と第4開閉弁118を開弁させると共に、第2開閉弁112と第3開閉弁116とを閉弁させる。
この結果、水素精製器90から上流側可燃ガス供給管104、第1可燃ガス供給管100を介して第1オフガスタンク108にオフガスが供給され、貯留される。
また、第2オフガスタンク114から第2可燃ガス供給管102、下流側可燃ガス供給管106を介して改質器12のバーナー26に貯留されていたオフガスが燃料として供給される。
一方、図4(B)に示すように、水素精製器90において一方の吸着槽で脱着工程が開始され、他方の吸着槽で吸着工程が開始されたタイミングで、制御部120が第2開閉弁112と第3開閉弁116を開弁させると共に、第1開閉弁110と第4開閉弁118を閉弁させる。
この結果、水素精製器90から上流側可燃ガス供給管104、第2可燃ガス供給管102を介して第2オフガスタンク114にオフガスが供給され、貯留される。
また、第1オフガスタンク108から第1可燃ガス供給管100、下流側可燃ガス供給管106を介して改質器12のバーナー26に貯留されたオフガスが燃料として供給される。
このように、制御部120による第1~第4開閉弁110~118の開閉制御が行われることにより、第1、第2オフガスタンク108、114の一方に水素精製器90から送出されたオフガスが一旦貯留されると共に、第1、第2オフガスタンク108、114の他方から改質器12のバーナー26に貯留されたオフガスが供給される。
したがって、水素精製器90の吸着工程・脱着工程の切換による水素精製器90の出口側におけるオフガスの組成・流量(圧力)変動に拘らず、平準化された流量(圧力)のオフガスが改質器12のバーナー26に供給される。
多重筒型改質器12の燃焼室25では、バーナー26によって第1、第2オフガスタンク108、114から供給されたオフガスが燃焼される。燃焼排ガスは、燃焼室25からガス排出管28を介して燃焼排ガス水分離部70へ供給される。燃焼排ガスに含まれる水は、熱交換器HE3での熱交換により冷却されて凝縮され、燃焼排ガス水分離部70に貯留され、水回収管78へ送出される。水が分離された燃焼排ガスは、ガス排出管76から外部へ排出される。
改質用水供給管34からは、ポンプP1の駆動により改質水が多重筒型改質器12へ供給される。
本実施形態の水素製造装置10では、可燃ガス供給管38上に並列に第1、第2オフガスタンク108、114を配設し、その上流側と下流側に第1~第4開閉弁110~118を設けている。したがって、制御部120が第1~第4開閉弁110~118を開閉制御することにより、第1、第2オフガスタンク108、114の一方に水素精製器90からオフガスを供給して貯留させる一方、第1、第2オフガスタンク108、114の他方から改質器12のバーナー26に貯留されたオフガスを供給することができる。
すなわち、水素精製器90の吸着・脱着による圧力変動に拘らず、第1、第2オフガスタンク108、114から改質器12のバーナー26に組成・流量(圧力)が平準化されたオフガスを供給することができる。
特に、水素精製器90における吸着工程、脱着工程の切換タイミングと同期させて第1~第4開閉弁110~118を切り換えているため、第1、第2オフガスタンク108、114に貯留されるオフガスの組成、容量が一定とされ、第1、第2オフガスタンク108、114から改質器12のバーナー26に供給されるオフガスの組成・流量(圧力)が一層平準化される。
したがって、圧縮機80による改質ガスG2の圧縮度(水素精製器90の上流側の改質ガスG3の圧力)を高くすると共に水素精製器90のオフガス出口側の圧力を低くして、その圧力差を大きくしても、改質器12に供給されるオフガスの組成・流量(圧力)の平準化が維持される。
すなわち、水素精製器90の上流側の圧力と水素精製器90のオフガス出口側の圧力差を大きくして製品水素の水素純度を向上させることができると共に、バーナー26へオフガスを安定して供給することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る水素製造装置について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る水素製造装置200は、図5に示すように、上流側可燃ガス供給管104上に圧力計202を配設した点のみが第1実施形態の水素製造装置10と異なる。また、この異なった点に関する作用についてのみ説明し、第1実施形態と同様の作用効果については詳細な説明を省略する。
圧力計202は、図5に示すように、上流側可燃ガス供給管104において水素精製器90のオフガス出口側の圧力を検出し、制御部120(図6参照)に出力するものである。この圧力計202が「圧力検出手段」に相当する。
このように構成された水素製造装置200の作用について説明する。
水素製造装置200の制御部120では、圧力計202の出力に基づいて水素精製器90における吸着工程と脱着工程との切換タイミングを検出し、第1~第4開閉弁110~118の開閉を切り換える。
すなわち、第1開閉弁110、第4開閉弁118を開弁し、第2開閉弁112、第3開閉弁116を閉弁する場合(図4(A)参照)と、第2開閉弁112、第3開閉弁116を開弁し、第1開閉弁110、第4開閉弁118を閉弁する場合(図4(B)参照)とを切り換えるものである。
このように、水素製造装置200では、水素精製器90の下流側になる上流側可燃ガス供給管104の圧力を圧力計202で検出し、この圧力変動に基づいて水素精製器90の吸着工程と脱着工程との切換タイミングを検出しているため、より正確に第1~第4開閉弁110~118を切り換えることができる。この結果、水素精製器90の吸着工程・脱着工程の切換による水素精製器90の出口側の圧力変動に拘らず、第1、第2オフガスタンク108、114から改質器12のバーナー26に組成・流量(圧力)が平準化されたオフガスが供給され、バーナー26の安定した燃焼が確保される。
特に、吸着工程・脱着工程に要する時間に変動があった場合でもこれに対応して第1~第4開閉弁110~118の開閉の切換タイミングを一致させることができる。したがって、第1、第2オフガスタンク108、114に貯留されるオフガスの組成、容量を一定に保つことができ、第1、第2オフガスタンク108、114から改質器12のバーナー26に組成・流量(圧力)が一層平準化されたオフガスが供給される。すなわち、バーナー26の一層安定した燃焼が確保される。
(その他)
第1、第2実施形態に係る水素製造装置10、200は、第1オフガスタンク108と第2オフガスタンク114を並列に配置したものであったが、これに限定されるものではない。すなわち、3個以上のオフガスタンクを並列に設け、これを切り換えることにより、水素精製器90の出口側のオフガスの圧力が低くても、改質器12のバーナー26に平準化されたオフガスを供給できるものではあれば良い。
また、水素製造装置に3個以上のオフガスタンクを設けた場合、例えば、3個のオフガスタンクを設けた場合に、1個のオフガスタンクに水素精製器90からオフガスを供給して貯留させ、1個のオフガスタンクから改質器12に貯留されたオフガスを供給し、1個のオフガスタンクは貯留状態を維持するような制御をしても良い。この3状態を順番に切り換えるように制御しても良いし、貯留状態のガスタンクは切り替え制御されず、改質器へのオフガス供給が不足する場合にのみ改質器12にオフガスを供給するようにしても良い。
すなわち、3個以上のオフガスタンクが並列配置された場合には、最低2個のオフガスタンクが上述のように切り換えられれば、所定の作用を達成することができる。
さらに、オフガスタンクを水素精製器90又は改質器12(のバーナー26)と選択的に連通する切換制御は、所定時間間隔や水素精製器90の出口側圧力変動に基づいて自動的に行うものとしたが、他の手段によって自動的に切換制御しても良いし、運転員が手動で行っても良い。
また、第1、第2実施形態に係る水素製造装置10、200では、水素精製器90がPSA装置である場合について説明したが、オフガスに流量(圧力)変動や組成変動を生じさせる水素精製器であれば、これに限定するものではない。
第1実施形態に係る水素製造装置10では、水素精製器90の吸着工程と脱着工程との切換周期に同期させて第1~第4開閉弁110~118を切り換え、第2実施形態の水素製造装置200では水素精製器90のオフガス出口側の圧力変動に基づいて第1~第4開閉弁110~118を切り換えたが、これに限定するものではない。水素精製器90のオフガス出口側に複数のオフガスタンクを並列に設け、そのうちの一部に水素精製器90からオフガスを供給して貯留させ、他の一部から改質器12のバーナー26にオフガスを供給することを繰り返して切り換えることにより、流量・組成が平準化されたオフガスがバーナー26に供給されるものであれば良い。
また、第1実施形態に係る水素製造装置10では、水素精製器90の吸着工程、脱着工程の切換周期に同期させて第1~第4開閉弁110~118を切り換えたが、吸着工程、脱着工程の切換周期の整数倍の周期に同期させて第1~第4開閉弁110~118を切り換えても良い。
なお、一連に係る実施形態の水素製造装置10、200は、第1、第2オフガスタンク108、114と水素精製器90、改質器12とを選択的に連通させるために、第1~第4開閉弁110~118を設けたが、これに限定されるものではない。例えば、上流側可燃ガス供給管104、下流側可燃ガス供給管106の分岐位置に三方弁を設けても良い。
10、200、 水素製造装置
12 多重筒型改質器(改質器)
26 バーナー(燃焼部)
36 改質触媒層(改質部)
38 可燃ガス供給管(オフガス供給流路)
90 水素精製器
108 第1オフガスタンク(オフガスタンク)
110 第1開閉弁(第1切換手段)
112 第2開閉弁(第2切換手段)
114 第2オフガスタンク(オフガスタンク)
116 第3開閉弁(第1切換手段)
118 第4開閉弁(第2切換手段)
120 制御部(制御手段)

Claims (3)

  1. 炭化水素原料を水蒸気改質して水素を主成分とした改質ガスを生成する改質部と、可燃ガスを燃焼させて前記改質部を加熱する燃焼部と、を有する改質器と、
    前記改質器よりも下流側に設けられ、前記改質器から送出された改質ガスを、水素と可燃成分を含むオフガスとに分離して水素を精製する水素精製器と、
    前記水素精製器で分離されたオフガスを前記燃焼部へ供給するオフガス供給流路と、
    前記オフガス供給流路上に並列に設けられ、前記オフガスを一旦貯留した後、前記燃焼部に供給する複数のオフガスタンクと、
    前記オフガスタンクのそれぞれと前記水素精製器とを連通又は遮断させる第1切換手段と、
    前記オフガスタンクのそれぞれと前記燃焼部とを連通又は遮断させる第2切換手段と、
    を備える水素製造装置。
  2. 前記水素製造装置は、前記第1切換手段と前記第2切換手段にそれぞれ、所定時間間隔で連通及び遮断する前記オフガスタンクを切り換えさせる制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第1切換手段に複数のうちの一部の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを連通させ、複数のうちの他の一部の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを遮断させると共に、前記第2切換手段に前記他の一部のオフガスタンクと前記燃焼部とを連通させ、前記一部のオフガスタンクと前記燃焼部とを遮断させる請求項1に記載の水素製造装置。
  3. 前記水素製造装置は、前記オフガス供給流路における前記水素精製器の出口側の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段で検出された圧力に基づいて前記第1切換手段と前記第2切換手段に連通及び遮断する前記オフガスタンクを切り換えさせる制御手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第1切換手段に複数のうちの一部の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを連通させ、複数のうちの他の一部の前記オフガスタンクと前記水素精製器とを遮断させると共に、前記第2切換手段に前記他の一部のオフガスタンクと前記燃焼部とを連通させ、前記一部のオフガスタンクと前記燃焼部とを遮断させる請求項1に記載の水素製造装置。
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