JP7129329B2 - 水素製造装置、及び水素製造装置の洗浄方法、水素製造装置制御プログラム、及び水素製造システム - Google Patents
水素製造装置、及び水素製造装置の洗浄方法、水素製造装置制御プログラム、及び水素製造システム Download PDFInfo
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Description
本発明の第1実施形態に係る水素製造装置の一例を図面に従って説明する。
昇圧前水分離部30は、上部が気体室30Aとされ、下部が液体室30Bとされている。気体室30Aには、改質ガス排出管P3の下流端が接続されている。また、気体室30Aには、連絡流路管P4の上流端が接続されている。液体室30Bの底部には水送出口30Cが形成されており、水送出口30Cには改質ガス水配管P8Aが接続されている。改質ガス中の水蒸気は、昇圧前水分離部30の上流に配置された熱交換器HE1において冷却されることによって凝縮される。凝縮により改質ガスから分離された水は、液体室30Bに貯留され、改質ガス水配管P8Aへ送出される。
圧縮機14には、昇圧前水分離部30からの改質ガスが流れる連絡流路管P4と、昇圧後水分離部32へ供給される改質ガスが流れる連絡流路管P5とが接続されている。圧縮機14は、昇圧前水分離部30から供給された改質ガスを圧縮して昇圧し、昇圧後水分離部32へ供給する。
昇圧後水分離部32は、上部が気体室32Aとされ、下部が液体室32Bとされている。気体室32Aには、連絡流路管P5の下流端が接続されている。また、気体室32Aには、連絡流路管P6の上流端が接続されている。液体室32Bの底部には水送出口32Cが形成されており、水送出口32Cには改質ガス水配管P8Bが接続されている。改質ガス中の水蒸気は、昇圧後水分離部32の上流に配置された熱交換器HE2において冷却されることによって凝縮される。凝縮により改質ガスから分離された水は、液体室32Bに貯留され、改質ガス水配管P8Bへ送出される。
水素精製器16には、昇圧後水分離部32からの改質ガスが流れる連絡流路管P6の下流端が接続されている。水素精製器16には、一例として、PSA装置が使用される。水素精製器16は、図4に示すように、2機の吸着部16A、16Bを備えている。2機の吸着部16A、16Bの各々には、第1切換部15を介して連絡流路管P6の下流端、及びオフガス管P7の上流端が接続されている。また、2機の吸着部16A、16Bの各々には、第2切換部17を介して水素ガス送出管P11の上流端、及び洗浄用ガス供給管P12の下流端が接続されている。
燃焼排ガス水分離部34は、上部が気体室34Aとされ、下部が液体室34Bとされている。気体室34Aには、ガス排出管P10の下流端が接続されている。また、気体室34Aには、外部排出管P13が接続されている。液体室34B底部には、水送出口34Cが形成されており、水送出口34Cに燃焼排ガス水配管P8Cが接続されている。燃焼排ガス水分離部34は、昇圧前水分離部30及び昇圧後水分離部32よりも大容量とされている。なお、燃焼排ガス水分離部34は、昇圧前水分離部30及び昇圧後水分離部32よりも底面積を大きくすることにより容量を大きくすることが好ましい。
次に、水素製造装置10の作用について説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付して図示し、その詳細な説明を省略する。
次に、水素製造システム70の作用について説明する。水素製造の工程については、第1実施形態の水素製造装置10による水素製造工程と同様である。また、水素リッチガス送出先切換処理についても、第1実施形態と同様に行われる。各々の水素精製器16の洗浄については、第1実施形態と同様の洗浄処理が行われてもよいが、1の水素製造装置10Aの洗浄を、他の水素製造装置10Bで精製された水素リッチガスで行ってもよい。図8には、水素製造装置10Bの起動時に、ユーザーの指示により、水素製造装置10Aの洗浄を行う手順が示されている。
12 多重筒型改質器(改質器)
16 水素精製器
15 第1切換部(洗浄実行部)
17 第2切換部(洗浄実行部)
50 洗浄用ガスタンク
60 制御部(洗浄実行部)
70、80 水素製造システム
82 洗浄用ガスタンク
P7 オフガス管(オフガス送出路)
P11 水素ガス送出管(水素ガス送出路)
P11D 他機洗浄ガス供給管(他機洗浄ガス供給路)
Claims (10)
- 原料を改質して水素を主成分とした改質ガスを生成する改質器からの前記改質ガスを、水素リッチガスと不純物を含むオフガスとに分離し、前記オフガスを送出するオフガス送出路及び前記水素リッチガスを送出する水素ガス送出路を有する水素精製器と、
前記オフガス送出路と接続され、前記オフガスが流入するオフガスタンクと、
前記水素ガス送出路へ送出された水素リッチガスが製品水素の閾値として設定された水素純度未満、且つ、洗浄に使用可能な水素純度以上の場合に、前記水素リッチガスを洗浄用ガスとして貯留する洗浄用ガスタンクと、
前記洗浄用ガスタンクに貯留された前記洗浄用ガスを前記水素精製器へ供給すると共に、洗浄に使用した後の前記洗浄用ガスを前記オフガスタンクへ送出する洗浄処理を行う、洗浄実行部と、
を備えた水素製造装置。 - 前記水素精製器は、前記不純物を吸着する吸着部を有し、
前記洗浄実行部は、前記吸着部への前記改質ガスの流入を止めると共に、前記吸着部へ前記洗浄用ガスを供給して、前記吸着部の洗浄処理を行う、
請求項1に記載の水素製造装置。 - 前記吸着部は、前記改質ガスが流入される流入端と前記水素リッチガスが流出される流出端を有し、
前記洗浄処理において、前記洗浄用ガスは、前記流出端側から流入されて前記流入端側から流出される、請求項2に記載の水素製造装置。 - コンピュータを、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の水素製造装置の前記洗浄実行部として機能させるための水素製造装置制御プログラム。
- 改質器から供給される水素を主成分とした改質ガスを、水素精製器で水素リッチガスと不純物を含むオフガスとに分離し、
前記オフガスをオフガスタンクと接続されたオフガス送出路へ送出すると共に、前記水素リッチガスを水素ガス送出路へ送出し、
前記水素ガス送出路へ送出された水素リッチガスが製品水素の閾値として設定された水素純度未満、且つ、洗浄に使用可能な水素純度以上の場合に、前記水素リッチガスを洗浄用ガスとして洗浄用ガスタンクに貯留し、
洗浄処理では、前記洗浄用ガスタンクに貯留された前記洗浄用ガスを前記水素精製器へ供給すると共に、洗浄に使用した後の前記洗浄用ガスを前記オフガスタンクへ送出する、水素製造装置の洗浄方法。 - 前記水素精製器は、前記不純物を吸着する吸着部を有し、
前記洗浄処理では、前記吸着部への前記改質ガスの流入を止めると共に、前記吸着部へ前記洗浄用ガスを供給する、請求項5に記載の水素製造装置の洗浄方法。 - 前記吸着部は、前記改質ガスが流入される流入端と前記水素リッチガスが流出される流出端を有し、
前記洗浄処理において、前記洗浄用ガスは、前記流出端側から流入されて前記流入端側から流出される、請求項6に記載の水素製造装置の洗浄方法。 - 原料を改質して水素を主成分とした改質ガスを生成する改質器からの前記改質ガスを、水素リッチガスと不純物を含むオフガスとに分離し、前記オフガスを送出するオフガス送出路及び前記水素リッチガスを送出する水素ガス送出路を有する水素精製器と、
前記オフガス送出路と接続され、前記オフガスが流入するオフガスタンクと、
前記水素ガス送出路へ送出された水素リッチガスが製品水素の閾値として設定された水素純度未満、且つ、洗浄に使用可能な水素純度以上の場合に、前記水素リッチガスを洗浄用ガスとして貯留する洗浄用ガスタンクと、
を有する複数の水素製造装置と、
前記洗浄用ガスタンクに貯留された前記洗浄用ガスを前記水素精製器へ供給すると共に、洗浄に使用した後の前記洗浄用ガスを前記オフガスタンクへ送出する洗浄処理を行う、洗浄実行部と、
を備えた水素製造システム。 - 前記水素ガス送出路から分岐され、前記水素リッチガスを他の水素製造装置の前記水素精製器へ供給する他機洗浄ガス供給路、を有する、請求項8に記載の水素製造システム。
- コンピュータを、請求項8または請求項9に記載の水素製造システムの前記洗浄実行部として機能させるための水素製造装置制御プログラム。
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JP2006282461A (ja) | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Osaka Gas Co Ltd | 水素製造装置の運転方法と水素製造装置 |
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