JP7127897B1 - 力覚センサの校正方法 - Google Patents
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Abstract
Description
XYZ三次元座標系の原点としての中心点を有する前記力覚センサであって、6軸成分のうちの少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを検出するための力覚センサを、コントローラを備えたロボットに取り付けた状態で校正する力覚センサの校正方法であって、
前記ロボットのアームに、前記力覚センサを介して負荷体を保持する保持工程と、
少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを示す運転成分値であって、前記ロボットの運転時に算出される運転成分値を補正するための校正データを前記コントローラにより算出する校正工程と、を備え、
前記校正工程は、
第1の姿勢に位置づけられた前記力覚センサに前記負荷体の負荷を作用させることにより検出された検出値に基づいて第1校正成分値を算出する第1成分値算出工程と、
第1の姿勢とは異なる第2の姿勢に位置づけられた前記力覚センサに前記負荷体の負荷を作用させることにより検出された検出値に基づいて第2校正成分値を算出する第2成分値算出工程と、
前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいて、前記校正データを算出するデータ算出工程と、を含む、力覚センサの校正方法、
を提供する。
前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、X軸、Y軸およびZ軸のうちのいずれか1つの軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢である、
ようにしてもよい。
前記校正データは、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいて算出される零点成分値と、力感度と、を含み、
前記力感度は、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値の一方と、前記零点成分値と、前記負荷体の質量とに基づいて算出される、
ようにしてもよい。
前記校正データは、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいて算出される零点成分値と、モーメント感度と、を含み、
前記モーメント感度は、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値の一方と、前記零点成分値と、前記負荷体の質量と、前記力覚センサの中心点から前記負荷体の重心までの距離とに基づいて算出される、
ようにしてもよい。
前記校正工程は、第1校正工程を有し、
前記第1校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第1校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、Y軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、Y軸およびZ軸は水平方向に沿っている、
ようにしてもよい。
前記校正データは、X軸方向の力に対応する前記運転成分値を補正するための校正データを含む、
ようにしてもよい。
前記校正データは、Y軸周りのモーメントに対応する前記運転成分値を補正するための校正データを含む、
ようにしてもよい。
前記校正工程は、第2校正工程を有し、
前記第2校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第2校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、X軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、X軸およびZ軸は水平方向に沿っている、
ようにしてもよい。
前記校正データは、Y軸方向の力に対応する前記運転成分値を補正するための校正データを含む、
ようにしてもよい。
前記校正データは、X軸周りのモーメントに対応する前記運転成分値を補正するための校正データを含む、
ようにしてもよい。
前記校正工程は、第3校正工程を有し、
前記第3校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第3校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、X軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、X軸およびY軸は水平方向に沿っている、
ようにしてもよい。
前記校正データは、Z軸方向の力に対応する前記運転成分値を補正するための校正データを含む、
ようにしてもよい。
前記負荷体の重心は、Z軸上に配置されている、
ようにしてもよい。
前記校正工程は、第4校正工程を有し、
前記第4校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第4校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、Z軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、X軸およびZ軸は水平方向に沿っている、
ようにしてもよい。
前記校正データは、Z軸周りのモーメントに対応する前記運転成分値を補正するための校正データを含む、
ようにしてもよい。
前記負荷体の重心は、X軸上に配置されている、
ようにしてもよい。
前記第1の姿勢および前記第2の姿勢の少なくとも一方において、X軸、Y軸およびZ軸の少なくとも2つは、鉛直方向に対して傾斜している、
ようにしてもよい。
前記力覚センサは、作用した力またはモーメントにより生じた変位を検出して前記検出値を出力する複数の検出素子を含み、
前記力覚センサは、各々の前記検出値に対応する出力値を前記コントローラに出力する、
ようにしてもよい。
前記力覚センサは、検出対象となる力またはモーメントにより生じた変位を検出して前記検出値を出力する複数の検出素子を含み、
前記力覚センサは、各々の前記検出値に基づいて算出された、少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを示す成分値を前記コントローラに出力する、
ようにしてもよい。
前記負荷体は、ツールを介して前記力覚センサに保持される、
ようにしてもよい。
前記第1成分値算出工程および前記第2成分値算出工程において、前記ロボットの前記アームを静止した状態で前記検出値を検出する、
ようにしてもよい。
前記第1成分値算出工程および前記第2成分値算出工程の少なくとも一方において、前記ロボットの前記アームが移動している状態で前記検出値を検出する、
ようにしてもよい。
前記データ算出工程において算出された前記校正データを、コントローラのコントローラ記憶部に記録する記録工程を更に備える、
ようにしてもよい。
前記データ算出工程において算出された前記校正データを、前記力覚センサのセンサ記憶部記録するまたは外部記憶部に記録する記録工程を更に備える、
ようにしてもよい。
前記データ算出工程において算出された前記校正データに基づいて、前記力覚センサの故障診断を行う診断工程を更に備える、
ようにしてもよい。
まず、図1~図7Dを用いて、本発明の第1の実施の形態における力覚センサの校正方法について説明する。本実施の形態による力覚センサの校正方法は、力覚センサ10を、コントローラ20を備えたロボット1に取り付けた状態で校正する方法である。ロボット1の例としては、産業用ロボット、協働ロボット、生活支援ロボット、医療用ロボットおよびサービスロボット等の各種ロボットが挙げられる。以下では、産業用ロボットを例にとって説明する。
次に、図9Aおよび図9Bを用いて、本発明の第2の実施の形態における力覚センサの校正方法について説明する。
次に、図10を用いて、本発明の第3の実施の形態における力覚センサの校正方法について説明する。
次に、図11を用いて、本発明の第4の実施の形態における力覚センサの校正方法について説明する。
次に、図12を用いて、本発明の第5の実施の形態における力覚センサの校正方法について説明する。
次に、図13を用いて、本発明の第6の実施の形態における力覚センサの校正方法について説明する。
2 ロボット本体
3 ツール
4 ロボットアーム
10 力覚センサ
10a 第1センサ面
10b 第2センサ面
11 検出素子
11a 変位電極
11b 固定電極
11c 歪みゲージ
12 検出回路
13 C/V変換器
14 A/Dコンバータ
15 成分値算出部
16 アンプ回路
17 A/Dコンバータ
20 コントローラ
21 成分値算出部
22 データ算出部
23 入力部
24 コントローラ記憶部
25 補正部
26 切替部
30 校正システム
40 負荷体
40a 本体
40b フランジ
40c 首部
41 負荷体
41a 本体
41b 接続片
50 グリッパー
60 加速度センサ
61 角速度センサ
70 センサ記憶部
71 外部記憶部
80 診断部
Claims (12)
- 互いに反対側に位置する第1センサ面および第2センサ面を含み、前記第1センサ面と前記第2センサ面との間の中間位置にXYZ三次元座標系の原点としての中心点を有する力覚センサであって、6軸成分のうちの少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを検出するための力覚センサを、コントローラを備えたロボットに取り付けた状態で校正する力覚センサの校正方法であって、
前記ロボットのアームに、前記力覚センサを介して負荷体を保持する保持工程であって、前記力覚センサの第1センサ面に前記負荷体が取り付けられ、前記力覚センサの第2センサ面に前記アームが取り付けられる保持工程と、
少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを示す運転成分値であって、前記ロボットの運転時に算出される運転成分値を補正するための校正データを前記コントローラにより算出する校正工程と、を備え、
X軸およびY軸は、前記第1センサ面および前記第2センサ面に沿い、Z軸は、前記第1センサ面および前記第2センサ面の法線方向に沿い、
前記校正工程は、
第1の姿勢に位置づけられた前記力覚センサに前記負荷体の負荷を作用させることにより検出された検出値に基づいて第1校正成分値を算出する第1成分値算出工程と、
前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢に位置づけられた前記力覚センサに前記負荷体の負荷を作用させることにより検出された検出値に基づいて第2校正成分値を算出する第2成分値算出工程と、
前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいて、前記校正データを算出するデータ算出工程と、を含み、
前記校正工程は、第1校正工程と、第4校正工程と、を有し、
前記第1校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第1校正工程の前記第1成分値算出工程において、X軸方向の力に対応する前記第1校正成分値およびY軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値を算出し、
前記第1校正工程の前記第2成分値算出工程において、X軸方向の力に対応する前記第2校正成分値およびY軸周りのモーメントに対応する前記第2校正成分値を算出し、
前記第1校正工程の前記データ算出工程において、X軸方向の力に対応する前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいてX軸方向の力に対応する前記校正データが算出されるとともに、Y軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいてY軸周りのモーメントに対応する前記校正データが算出され、
前記第1校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、Y軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第1校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、Y軸およびZ軸は水平方向に沿っているとともに、前記負荷体の重心はZ軸上に配置されており、
前記第4校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第4校正工程の前記第1成分値算出工程において、Z軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値を算出し、
前記第4校正工程の前記第2成分値算出工程において、Z軸周りのモーメントに対応する前記第2校正成分値を算出し、
前記第4校正工程の前記データ算出工程において、Z軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいてZ軸周りのモーメントに対応する前記校正データが算出され、
前記第4校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、Z軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第4校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、X軸およびZ軸は水平方向に沿っているとともに、前記負荷体の重心はX軸上に配置されている、力覚センサの校正方法。 - 互いに反対側に位置する第1センサ面および第2センサ面を含み、前記第1センサ面と前記第2センサ面との間の中間位置にXYZ三次元座標系の原点としての中心点を有する力覚センサであって、6軸成分のうちの少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを検出するための力覚センサを、コントローラを備えたロボットに取り付けた状態で校正する力覚センサの校正方法であって、
前記ロボットのアームに、前記力覚センサを介して負荷体を保持する保持工程であって、前記力覚センサの第1センサ面に前記負荷体が取り付けられ、前記力覚センサの第2センサ面に前記アームが取り付けられる保持工程と、
少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを示す運転成分値であって、前記ロボットの運転時に算出される運転成分値を補正するための校正データを前記コントローラにより算出する校正工程と、を備え、
X軸およびY軸は、前記第1センサ面および前記第2センサ面に沿い、Z軸は、前記第1センサ面および前記第2センサ面の法線方向に沿い、
前記校正工程は、
第1の姿勢に位置づけられた前記力覚センサに前記負荷体の負荷を作用させることにより検出された検出値に基づいて第1校正成分値を算出する第1成分値算出工程と、
前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢に位置づけられた前記力覚センサに前記負荷体の負荷を作用させることにより検出された検出値に基づいて第2校正成分値を算出する第2成分値算出工程と、
前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいて、前記校正データを算出するデータ算出工程と、を含み、
前記校正工程は、第2校正工程と、第4校正工程と、を有し、
前記第2校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第2校正工程の前記第1成分値算出工程において、Y軸方向の力に対応する前記第1校正成分値およびX軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値を算出し、
前記第2校正工程の前記第2成分値算出工程において、Y軸方向の力に対応する前記第2校正成分値およびX軸周りのモーメントに対応する前記第2校正成分値を算出し、
前記第2校正工程の前記データ算出工程において、Y軸方向の力に対応する前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいてY軸方向の力に対応する前記校正データが算出されるとともに、X軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいてX軸周りのモーメントに対応する前記校正データが算出され、
前記第2校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、X軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第2校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、X軸およびZ軸は水平方向に沿っているとともに、前記負荷体の重心はZ軸上に配置されており、
前記第4校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第4校正工程の前記第1成分値算出工程において、Z軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値を算出し、
前記第4校正工程の前記第2成分値算出工程において、Z軸周りのモーメントに対応する前記第2校正成分値を算出し、
前記第4校正工程の前記データ算出工程において、Z軸周りのモーメントに対応する前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいてZ軸周りのモーメントに対応する前記校正データが算出され、
前記第4校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、Z軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第4校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、X軸およびZ軸は水平方向に沿っているとともに、前記負荷体の重心はX軸上に配置されている、力覚センサの校正方法。 - 力に対応する前記校正データは、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいて算出される零点成分値と、力感度と、を含み、
前記力感度は、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値の一方と、前記零点成分値と、前記負荷体の質量とに基づいて算出される、請求項1または2に記載の力覚センサの校正方法。 - モーメントに対応する前記校正データは、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいて算出される零点成分値と、モーメント感度と、を含み、
前記モーメント感度は、前記第1校正成分値および前記第2校正成分値の一方と、前記零点成分値と、前記負荷体の質量と、前記力覚センサの中心点から前記負荷体の重心までの距離とに基づいて算出される、請求項1または2に記載の力覚センサの校正方法。 - 前記校正工程は、第3校正工程を有し、
前記第3校正工程は、前記第1成分値算出工程と、前記第2成分値算出工程と、前記データ算出工程と、を含み、
前記第3校正工程の前記第1成分値算出工程において、Z軸方向の力に対応する前記第1校正成分値を算出し、
前記第3校正工程の前記第2成分値算出工程において、Z軸方向の力に対応する前記第2校正成分値を算出し、
前記第3校正工程の前記データ算出工程において、Z軸方向の力に対応する前記第1校正成分値および前記第2校正成分値に基づいてZ軸方向の力に対応する前記校正データが算出され、
前記第3校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢は、X軸方向に沿って見たときに、前記負荷体が前記力覚センサの中心点に対して互いに点対称となる位置に位置づけられる姿勢であり、
前記第3校正工程における前記第1の姿勢および前記第2の姿勢において、X軸およびY軸は水平方向に沿っているとともに、前記負荷体の重心は、Z軸上に配置されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。 - 前記力覚センサは、作用した力またはモーメントにより生じた変位を検出して前記検出値を出力する複数の検出素子を含み、
前記力覚センサは、各々の前記検出値に対応する出力値を前記コントローラに出力する、請求項1~5のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。 - 前記力覚センサは、検出対象となる力またはモーメントにより生じた変位を検出して前記検出値を出力する複数の検出素子を含み、
前記力覚センサは、各々の前記検出値に基づいて算出された、少なくとも1つの軸成分の力またはモーメントを示す成分値を前記コントローラに出力する、請求項1~5のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。 - 前記負荷体は、ツールを介して前記力覚センサに保持される、請求項1~7のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。
- 前記第1成分値算出工程および前記第2成分値算出工程において、前記ロボットの前記アームを静止した状態で前記検出値を検出する、請求項1~8のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。
- 前記データ算出工程において算出された前記校正データを、コントローラのコントローラ記憶部に記録する記録工程を更に備えた、請求項1~9のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。
- 前記データ算出工程において算出された前記校正データを、前記力覚センサのセンサ記憶部に記録するまたは外部記憶部に記録する記録工程を更に備えた、請求項1~9のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。
- 前記データ算出工程において算出された前記校正データに基づいて、前記力覚センサの故障診断を行う診断工程を更に備えた、請求項1~11のいずれか一項に記載の力覚センサの校正方法。
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