JP7125706B2 - 柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法 - Google Patents
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Description
中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強具であって、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入可能な一対の補強部材であって、前記支柱内での位置を、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向、若しくは前記挿通方向と前記横方向とに対して傾斜する方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更可能な一対の補強部材と、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更された前記一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を備える。
前記補強部材には、該補強部材の前記支柱内への挿入方向における後方側に向かって延出する延出操作部を有するようにしてもよい。
前記延出操作部には、前記一対の補強部材が前記第一の位置から前記第二の位置に配置変更された状態で、前記軸部材上に掛止される掛止部が設けられていてもよい。
前記一対の補強部材の間において、前記スペーサを前記支柱の軸線方向でガイドするためのガイド構造を備えていてもよい。
中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通する軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強構造であって、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入された一対の補強部材であって、前記支柱内における位置が、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向、若しくは前記挿通方向と前記横方向とに対して傾斜する方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更された一対の補強部材と、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更された前記一対の補強部材の間に挿入されたスペーサと、を備える。
中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱の支柱補強方法であって、
一対の補強部材を、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入した後に、該一対の補強部材を、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向、若しくは前記挿通方向と前記横方向とに対して傾斜する方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更し、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更された前記一対の補強部材の間にスペーサを挿入する。
Claims (4)
- 中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強具であって、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入可能な一対の補強部材と、
前記支柱内に挿入した前記一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を備え、
前記一対の補強部材のそれぞれは、
長尺な補強部材本体部と、
前記補強部材本体部から上方に延出する延出操作部と、
前記延出操作部の先端側に設けられ且つ前記軸部材に掛止可能な掛止部と、を有し、
前記補強部材本体部には、前記支柱の内面に接する外側対向面と、対向配置される前記補強部材本体部に向けて配置される内側対向面と、が含まれ、
前記一対の補強部材は、
それぞれの前記補強部材本体部が前記軸部材と前記支柱内面との間から前記支柱内に挿入され、且つ前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並んだ状態になる第一の位置と、
それぞれの前記補強部材本体部が前記軸線方向で間隔をあけて並び且つそれぞれの前記掛止部が前記軸部材上に掛止された状態になる第二の位置とに配置変更可能であり、
前記スペーサは、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更されている前記一対の補強部材のそれぞれの前記内側対向面に接した状態で前記一対の補強部材のそれぞれの前記補強部材本体部の間に挿入可能である、
柵構造用の支柱補強具。 - 前記一対の補強部材の間において、前記スペーサを前記支柱の軸線方向でガイドするための一対の挿入ガイド部であって、それぞれが異なる前記内側対向面に形成される一対の挿入ガイド部を有するガイド構造を備える、
請求項1に記載の柵構造用の支柱補強具。 - 中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通する軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強構造であって、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入された一対の補強部材と、
前記支柱内に挿入した一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を備え、
前記一対の補強部材のそれぞれは、
長尺な補強部材本体部と、
前記補強部材本体部から上方に延出する延出操作部と、
前記延出操作部の先端側に設けられ且つ前記軸部材に掛止可能な掛止部と、を有し、
前記補強部材本体部には、前記支柱の内面に接する外側対向面と、対向配置される前記補強部材本体部に向けて配置される内側対向面と、が含まれ、
前記一対の補強部材は、それぞれの前記補強部材本体部が前記軸部材と前記支柱内面との間から前記支柱内に挿入され、且つ前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並んだ状態になる第一の位置から、それぞれの前記補強部材本体部が前記軸線方向で間隔をあけて並んだ状態になる第二の位置に配置変更された状態であり、
前記スペーサは、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更されている前記一対の補強部材のそれぞれの前記内側対向面に接した状態で前記一対の補強部材のそれぞれの前記補強部材本体部の間に挿入されたスペーサと、を備える、
柵構造の支柱補強構造。 - 中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱の支柱補強方法であって、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入可能な一対の補強部材であって、それぞれが長尺な補強部材本体部と、前記補強部材本体部から上方に延出する延出操作部と、前記延出操作部の先端側に設けられ且つ前記軸部材に掛止可能な掛止部と、を有し、且つ前記補強部材本体部には、前記支柱の内面に接する外側対向面と、対向配置される前記補強部材本体部に向けて配置される内側対向面と、が含まれるように構成される一対の補強部材と、前記支柱内に挿入した前記一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を使用し、
前記一対の補強部材の配置を、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じてそれぞれの前記補強部材本体部を前記支柱内に挿入した後に、それぞれの前記補強部材本体部を、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並べた第一の位置から、それぞれの前記補強部材本体部が前記軸線方向で間隔をあけて並び且つそれぞれの前記掛止部が前記軸部材上に掛止された第二の位置に配置変更し、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更されている前記一対の補強部材のそれぞれの前記内側対向面に接した状態で前記一対の補強部材のそれぞれの前記補強部材本体部の間にスペーサを挿入する、
柵構造用の支柱補強方法。
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JP2018117055A JP7125706B2 (ja) | 2018-06-20 | 2018-06-20 | 柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法 |
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