JP7125706B2 - 柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法 - Google Patents

柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法 Download PDF

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Description

本発明は、柵構造用の支柱を補強するための柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法に関する。
従来から、例えば、ガードレール等の柵構造には、地面や基礎に立設された中空柱状の支柱と、該支柱にねじ止めされるブラケットと、該ブラケットに固定される防護板(ビーム)と、を備えたものが提案されており、また、経年劣化等により強度が低下した柵構造を補修する技術も種々提案されている。
例えば、特許文献1に開示されている支柱補強具(補強材)は、内部に圧力を加えることで膨張する鋼管で形成された膨張部と、該膨張部に対して着脱可能であり、且つ所定の圧力で該膨張部内に水や空気を注入する注入用アダプタと、該注入用アダプタに取り付けられている鍔部であって、外径が支柱の外径よりも大きくなるように形成された鍔部と、を備えている。
かかる補強材を用いて支柱を補強する場合、膨張部を支柱内に挿入して鍔部を支柱の開口端に当接させる(乗せる)。そして、注入用アダプタを通じて膨張部内に水や空気を注入し、膨張した膨張部を支柱の内面に圧着させることで支柱を補強した後に、膨張部からアダプタを取り外して支柱内から取り出している。
特許第5843194号公報
ところで、上述の柵構造では、支柱にブラケットを固定するためのねじが、該支柱の内部を通っているため、上記従来の補強材を用いて支柱を補強する場合は、支柱からねじを外したうえで膨張部を支柱内に挿入する必要があった。
従って、上記従来の補強材を用いて支柱を補強する場合は、支柱からねじを取り外す作業が必要となるため作業が煩雑であるという問題があった。なお、支柱に対して防護板を直接的にねじ止めする場合においても、かかる問題が同様に起こり得る。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、簡単な作業で柵構造用の支柱を補強できる柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法、を提供することを課題とする。
本発明の柵構造用の支柱補強具は、
中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強具であって、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入可能な一対の補強部材であって、前記支柱内での位置を、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向、若しくは前記挿通方向と前記横方向とに対して傾斜する方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更可能な一対の補強部材と、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更された前記一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を備える。
上記構成の柵構造用の支柱補強具によれば、一対の補強部材を支柱の内周面と軸部材との間から支柱内に挿入すると、一対の補強部材の間のスペースが平面視において軸部材と重なる位置に形成されるが、一対の補強部材を第一の位置から第二の位置に配置変更することで、前記スペースを平面視において軸部材から外れた位置に形成することができる。
そして、軸部材と支柱内面との間を通じて前記スペース内にスペーサを挿入すると、該スペーサにより一対の補強部材の間隔が保たれ、これにより、支柱が補強される。
このように、前記柵構造用の支柱補強具は、支柱に固定構造の軸部材を取り付けたまま支柱を補強できる。
本発明の柵構造用の支柱補強具において、
前記補強部材には、該補強部材の前記支柱内への挿入方向における後方側に向かって延出する延出操作部を有するようにしてもよい。
かかる構成によれば、延出操作部を掴んだまま支柱内に補強部材を挿入でき、また、支柱内の補強部材を第一の位置から第二の位置に配置変更できるため、補強部材の設置作業を容易に行うことができるようになる。
本発明の柵構造用の支柱補強具において、
前記延出操作部には、前記一対の補強部材が前記第一の位置から前記第二の位置に配置変更された状態で、前記軸部材上に掛止される掛止部が設けられていてもよい。
このようにすれば、一対の補強部材が第一の位置から第二の位置に切り替えられると、掛止部が軸部材上に掛止されるため、一対の補強部材の間にスペーサを挿入できる状態を保ち易くすることができる。
本発明の柵構造用の支柱補強具は、
前記一対の補強部材の間において、前記スペーサを前記支柱の軸線方向でガイドするためのガイド構造を備えていてもよい。
かかる構成によれば、ガイド構造によって、スペーサを一対の補強部材の間で前記軸線方向に沿って移動させることができるため、スペーサを前記軸線方向に沿う真っ直ぐな姿勢で一対の補強部材の間に挿入できる。従って、前記柵構造用の支柱補強具は、補強後の支柱の強度を調整し易くなるため、補強後の支柱の強度を所望する強度に合わせ易くなる。
本発明の柵構造の支柱補強構造は、
中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通する軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強構造であって、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入された一対の補強部材であって、前記支柱内における位置が、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向、若しくは前記挿通方向と前記横方向とに対して傾斜する方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更された一対の補強部材と、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更された前記一対の補強部材の間に挿入されたスペーサと、を備える。
上記構成の柵構造用の支柱補強構造は、一対の補強部材を支柱の内周面と軸部材との間から支柱内に挿入し、さらに、第一の位置から第二の位置に配置変更することで平面視において軸部材から外れた位置に形成した一対の補強部材の間のスペースにスペーサを挿入することで構築できるため、軸部材を支柱に取り付けたまま、該支柱補強構造を構築する作業、すなわち、支柱を補強することができる。
本発明の柵構造用の支柱補強方法は、
中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱の支柱補強方法であって、
一対の補強部材を、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入した後に、該一対の補強部材を、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向、若しくは前記挿通方向と前記横方向とに対して傾斜する方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更し、
前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更された前記一対の補強部材の間にスペーサを挿入する。
上記構成の柵構造用の支柱補強方法によれば、一対の補強部材を支柱の内周面と軸部材との間から支柱内に挿入した後、一対の補強部材を第一の位置から第二の位置に配置変更すると、一対の補強部材の間のスペースが平面視において軸部材から外れた位置に形成される。そして、軸部材と支柱内面との間を通じてかかるスペース内にスペーサを挿入すると、該スペーサにより一対の補強部材の間隔が保たれ、これにより、支柱が補強される。
このように、前記柵構造用の支柱補強方法は、支柱に固定構造の軸部材を取り付けたまま支柱を補強できる。
以上のように、本発明の柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法によれば、簡単な作業で柵構造用の支柱を補強できる、という優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る支柱補強具の設置対象とする柵構造の外観図である。 図2は、図1に示す柵構造の部分断面図である。 図3は、図1のIII-III線における柵構造の部分断面図である。 図4は、同実施形態に係る支柱補強具の補強部材の斜視図である。 図5は、同実施形態に係る支柱補強具のスペーサの斜視図である。 図6は、同実施形態に係る支柱補強方法の説明図であって、支柱に一対の補強部材を挿入した直後の状態の説明図である。 図7は、同実施形態に係る支柱補強方法の説明図であって、支柱に挿入した一対の補強部材を、第一の位置から第二の位置に配置変更した状態の説明図である。 図8は、同実施形態に係る支柱補強方法の説明図であって、一対の補強部材の間にスペーサを挿入した状態の説明図である。 図9は、本発明の他実施形態に係る支柱補強具における、補強部材の斜視図である。 図10は、同実施形態に係る支柱補強具を支柱に設置した状態の説明図である。 図11は、本発明の別の実施形態に係る支柱補強具における、補強部材の斜視図である。 図12は、同実施形態に係る支柱補強具における、スペーサの斜視図である。 図13は、同実施形態に係る支柱補強具の使用状態の説明図であって、支柱に設置した状態の説明図である。 図14は、同実施形態に係る支柱補強具の説明図であって、支柱に一対の補強部材を挿入した直後の状態の説明図である。 図15は、同実施形態に係る支柱補強具の説明図であって、支柱に挿入した一対の補強部材を、第一の位置から第二の位置に配置変更した後に、該一対の補強部材の間にスペーサを挿入した状態の説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る柵構造用の支柱補強具、及び支柱補強構造、並びに支柱補強方法について添付図面を参照しつつ説明を行う。
柵構造とは、所定の間隔毎に立設された複数の支柱と、該支柱に支持させる支持物と、該支持物を支柱に固定する固定構造とで構成されている。なお、本実施形態では、柵構造がガードレールであり、支持物が複数の支柱に掛け渡された長尺なビームであることを前提として以下の説明を行うこととする。
図1に示すように、柵構造5の支柱50は、中空柱状(本実施形態では、円筒状)であり、下端部が地面Gに築かれた基礎Bに埋設されている。なお、支柱50の下端側の内部は空である場合もあるし、土等が詰まっている場合もある。
固定構造51は、ビーム52を支柱50の上端側で受けるブラケット510と、支柱50の径方向において、支柱50とブラケット510とに挿通する軸部材511と、を有する。
ブラケット510は、支柱50の外面に固定されている。
軸部材511は、雄ねじ部材としてのボルトと、該ボルトに螺合させるナットとで構成されている。また、軸部材511は、ボルトの頭部とナットとによって、支柱50とブラケット510とを外側(ボルトの軸線方向における外側)から締結するように構成されている。
なお、本実施形態では、支柱50の軸線方向を高さ方向、支柱50とブラケット510とに対して軸部材511を挿通する方向を前後方向、高さ方向と前後方向とに直交する方向を横方向と称する。
柵構造用の支柱補強具1(以下、支柱補強具1と称する)は、図2,3に示すように、軸部材511と支柱50の内面との間を通じて支柱50内に挿入可能な一対の補強部材2であって、支柱50内での位置を、支柱50の軸線方向、及び支柱50(本実施形態では支柱50及びブラケット510)に対する軸部材511の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、挿通方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更可能な一対の補強部材2と、軸部材511と支柱50の内面との間を通じて、第二の位置に配置変更された一対の補強部材2の間に挿入可能なスペーサ3と、一対の補強部材2の間へのスペーサ3の挿入操作をガイドするためのガイド構造4(図6参照)と、を備えている。
補強部材2は、図4に示すように、長尺な補強部材本体部20と、該補強部材本体部20から、補強部材2を支柱50に挿入する挿入方向における後方側に延出する延出操作部21と、延出操作部21に設けられた掛止部22であって、軸部材511上に掛止可能な掛止部22と、を有する。
補強部材本体部20には、支柱50の内面に対向配置する外側対向面20aと、他の補強部材2の補強部材本体部20に向けて配置される内側対向面20bと、が含まれている。
また、本実施形態に係る補強部材本体部20は、中空の柱状、より具体的には多角筒状である筒状部200と、該筒状部200内に設けられる支持部201とを有しており、筒状部200の外面により、補強部材本体部20の外側対向面20aと内側対向面20bとが構成されている。なお、本実施形態では、外側対向面20aが角部を有する屈曲面となっており、内側対向面20bが全域に亘って平らな平面となっている。
ここで、補強部材本体部20は、前記挿入方向における前端側が支柱50の埋設箇所の表面(地際)よりも下方側に位置し、前記挿入方向における後端側が地際よりも上方側に位置するようにして、支柱50内に挿入される。そのため、支柱50内に挿入(設置)された補強部材本体部20は、地際の上下に跨るように配置されている。
延出操作部21は、長尺であり且つ長手方向における一端部が補強部材本体部20内に固定されている。そのため、延出操作部21の長手方向における他端部は、補強部材本体部20の後方側に位置している。
また、延出操作部21には、補強部材本体部20の横幅方向において、該補強部材本体部20の中央部よりも一方側にずれた場所に位置し、且つ軸部材511の側部に当接可能な横当部210を有する。また、横当部210は、補強部材本体部20の長手方向に沿って延びている。
掛止部22は、延出操作部21の横当部210を基準として、補強部材本体部20の横幅方向における該補強部材本体部20の中央部を境とする他方側に向かって延びている。
なお、上述のように、延出操作部21の横当部210は、前記横幅方向において補強部材本体部20の中央部よりも一方側にずれた場所に位置しているため、掛止部22の基端も同様に、前記横幅方向において補強部材本体部20の中央部よりも一方側にずれた場所に位置している。一方、掛止部22の先端は、前記横幅方向において補強部材本体部20の中央部よりも他方側にずれた場所に位置している。そのため、掛止部22は、前記横幅方向における補強部材本体部20の一方側から他方側に亘って延びている。
そして、掛止部22の下端部(補強部材本体部20側の端部)は、図3に示すように、補強部材本体部20の横幅方向に沿って延び、且つ軸部材511上に載置可能な載置部220となっている。また、載置部220は、一対の補強部材2が第一の位置から第二の位置に配置変更された状態で、軸部材511上に載置されるように構成されている。そのため、軸部材511上に載置部220を載置することで、支柱50内に挿入した補強部材2を軸部材511に吊下することができる。
スペーサ3は、一対の補強部材2の間に挿入された状態で、該一対の補強部材2のそれぞれの内側対向面20bに当接させるように構成されている。なお、スペーサ3は、一対の補強部材2の間に挿入された時点で一対の補強部材2のそれぞれの内側対向面20bに当接するように構成されていてもよいし(図8参照)、一対の補強部材2の間に挿入された後に(例えば、支柱50に外部から衝撃が加わったときに)、一対の補強部材2のそれぞれの内側対向面20bに当接するように構成されていてもよい。
本実施形態に係るスペーサ3は、図5に示すように、長尺であり、且つ平行な姿勢で互いの間に間隔をあけて間対向する長尺な一対の長板部30と、該長板部30のそれぞれに連設されている連設部31と、を備えている。
一対の長板部30は、長方形状であり、板面を対向させた状態で並んでいる。また、連設部31も長方形状となっており、一対の長板部30のそれぞれの長辺、より具体的には、一対の長板部30が並ぶ方向で対向している一方の長板部30の長辺と他方の長板部30の長辺とに連続している。そのため、本実施形態のスペーサ3はコの字状となっている。
スペーサ3は、一対の補強部材2の間に挿入された状態においては、一対の長板部30のうちの一方の外面が一方の補強部材2の内側対向面20bに対向配置され、他方の長板部30の外面が他方の補強部材2の内側対向面20bに対向配置される。
ガイド構造4は、図4に示すように、一対の補強部材2の間に挿入するスペーサ3を前記高さ方向でガイドする挿入ガイド部40と、一対の補強部材2の間へのスペーサ3の差し込み位置(前記高さ方向での位置)を決定するための位置決部41と、を有する。
本実施形態の挿入ガイド部40は、内側対向面20bから突出する凸部によって構成されている。
また、内側対向面20bの横幅方向(補強部材本体部20の横幅方向)における一方側には、複数の挿入ガイド部40を補強部材本体部20の軸線方向に沿って一列に並べて形成した一群の挿入ガイド部40が、2列形成されており、内側対向面20bの横幅方向(補強部材本体部20の横幅方向)における他方側にもまた、複数の挿入ガイド部40を補強部材本体部20の軸線方向に沿って一列に並べた一群の挿入ガイド部40が、2列形成されている。
内側対向面20bの横幅方向における一方側に形成されている2つの一群の挿入ガイド部40は、長板部30の横幅よりも広い間隔をあけて前記横幅方向で並んでおり、内側対向面20bの横幅方向における他方側に形成されている2つの一群の挿入ガイド部40もまた、長板部30の横幅よりも広い間隔をあけて前記横幅方向で並んでいる。
位置決部41は、内側対向面20bに突設され、且つ挿入ガイド部40よりも前方側(前記挿入方向における前方側)に形成されている。そのため、長板部30を内側対向面20bに沿わせた状態でスペーサ3を挿入ガイド部40の間に挿入した際、該スペーサ3の先端が位置決部41に当接することで、補強部材2の間でのスペーサ3の位置が定まるようになっている。
本実施形態に係る支柱補強具1の構成は以上の通りである。続いて、本実施形態に係る支柱補強具1を用いた柵構造用の支柱補強方法を説明する。
支柱補強方法では、一対の補強部材2を、軸部材511と支柱50の内面との間を通じて支柱50内に挿入する(図6参照)。
一方の補強部材2は、外側対向面20aが支柱50の内面に対向するように補強部材本体部20の向きを整えた後、一方の挿入領域を通じて該補強部材本体部20を支柱50内に挿入する。また、他方の補強部材2は、外側対向面20aが支柱50の内面に対向するように補強部材本体部20の向きを整えた後、他方の挿入領域を通じて該補強部材本体部20を支柱50内に挿入する。
これにより、支柱50内で軸部材511よりも下方側に配置された一対の補強部材本体部20は、内側対向面20bを互いに対向させた状態で横並び(前記横方向で横並び)に配置される。
なお、本実形態では、延出操作部21を掴んで補強部材本体部20の向きや姿勢を変えたり、支柱50に挿入する操作を行えばよい。
続いて、一対の補強部材2を、支柱50の軸線方向、及び軸部材511の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更する(図7参照)。このようにすると、支柱50を平面視した状態における軸部材511の両側に、一対の補強部材2の間のスペース(すなわち、スペーサ3を挿入可能な挿入スペース)が形成される。
そして、該挿入スペース内に、一対のスペーサ3を挿入する(図8参照)。このとき、一方のスペーサ3は、一方の挿入領域を通じて挿入スペース内に挿入され、他方のスペーサ3は、他方の挿入領域を通じて挿入スペース内に挿入される。
また、挿入スペース内に挿入されたスペーサ3は、挿入ガイド部40にガイドされて前記高さ方向に沿って真っすぐに挿入され、先端が位置決部41に当接することで、一対の補強部材2の間へのスペーサ3の差し込み深さ(前記高さ方向での位置)が定まる。
このようにして、柵構造5の支柱50に対して、一対の補強部材2を、軸部材511と支柱50の内面との間を通じて支柱50内に挿入した後に、該一対の補強部材2を、支柱50の軸線方向、及び軸部材511の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並ぶ第一の位置から、前記挿通方向で間隔をあけて並ぶ第二の位置に配置変更し、軸部材511と支柱50の内面との間を通じて、第二の位置に配置変更された一対の補強部材2の間にスペーサ3を挿入した補強構造が構築される。
また、補強構造は、一対の補強部材本体部20が、外側対向面20aを支柱50の内周面に当接させた状態で地際の上下に跨るようにして支柱50内に挿入され、且つ一対の補強部材本体部20の間にはスペーサ3が挿入されているため、支柱50の根元の折損に対する強度を高めることができる。
以上のように、本実施形態に係る支柱補強具1によれば、一対の補強部材2を支柱50の内周面と軸部材511との間から支柱50内に挿入すると、一対の補強部材2の間のスペースが平面視において軸部材511と重なる位置に形成されるが、軸部材511と支柱50の内面との間から支柱50に挿入した一対の補強部材2を第一の位置から第二の位置に配置変更可能であるため、一対の補強部材2を第一の位置から第二の位置に配置変更することで、スペースを平面視において軸部材511から外れた位置に形成することができる。
そして、軸部材511と支柱50の内面との間を通じてスペース内にスペーサ3を挿入すると、該スペーサ3により一対の補強部材2の間隔が保たれ、これにより、支柱50が補強される。
このように、柵構造用の支柱補強具1は、支柱50にビーム52を固定している軸部材511を支柱50とビーム52とに取り付けたまま支柱50を補強できるため、簡単な作業で柵構造用の支柱50を補強できる、という優れた効果を奏し得る。また、支柱補強構造、及び支柱補強方法においても支柱補強具1と同様に、簡単な作業で柵構造用の支柱50を補強できる、という優れた効果を奏し得る。
また、補強部材2には、該補強部材2の前記支柱50内への挿入方向における後方側に向かって延出する延出操作部21が設けられているため、作業者が延出操作部21を掴んだまま支柱50内に補強部材2を挿入でき、また、支柱50内の補強部材2を第一の位置から第二の位置に配置変更できるため、補強部材2の設置作業を容易に行うことができるようになる。
さらに、延出操作部21には、一対の補強部材2が第一の位置から第二の位置に配置変更された状態で、軸部材511上に掛止される掛止部22が設けられていているため、一対の補強部材2が第一の位置から第二の位置に切り替えた状態で掛止部22を軸部材511上に掛止することによって、一対の補強部材2の間にスペーサ3を挿入できる状態を保ち易くすることができる。
また、ガイド構造4が、一対の補強部材2の間でスペーサ3を支柱50の軸線方向でガイドする挿入ガイド部40を有するため、一対の補強部材2の間でスペーサ3を前記軸線方向に沿って移動させ易くなる。従って、スペーサ3を前記軸線方向に沿う真っ直ぐな姿勢で一対の補強部材2の間に挿入し易くすることで、補強後の支柱50の強度を簡単に調整できるようになるため、補強後の支柱50の強度を所望する強度に合わせ易くなる。
なお、本発明の支柱補強具、支柱補強方法、支柱補強構造は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態では、支柱補強具1の設置対象となる支柱50が基礎Bに立設されていたが、この構成に限定されない。支柱補強具1の設置対象となる支柱50は、例えば、地面や舗装された路面等に立設されていてもよい。
上記実施形態では、支柱50に支持させる支持物がビーム52であることを前提として支柱補強具1等の説明を行ったが、例えば、支柱50に支持させる支持物は、パネルや、ケーブル、パイプ等であってもよい。すなわち、柵構造5は、ガードレールとは別種の柵構造(例えば、横断転落防止柵等)であってもよい。
上記実施形態において、固定構造51は、ブラケット510を介して支持物を支柱50に固定するように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、固定構造51は、ブラケット510を介さずに支持物を支柱50に固定するように構成されていてもよい。この場合、軸部材511を支持物と支柱50とに挿通することで、支柱50に対する支持物の設置位置を決定できるようにしてもよい。
上記実施形態において、スペーサ3は、長手方向に直交する方向での断面形状がコの字状となるように形成されていたが、この構成に限定されない。スペーサ3は、例えば、角柱状や、角筒状であってもよい。
上記実施形態において、補強部材本体部20の外側対向面20aは、角部を有する屈曲面となっていたが、この構成に限定されない。例えば、補強部材本体部20の外側対向面20aは、図9に示すように、円弧状の湾曲面であってもよい。この場合、図10に示すように、補強部材本体部20の外側対向面20a全体を支柱50の内周面に当接させることが可能となる。
上記実施形態において、連設部31は、各長板部30の長辺に連続していたが、この構成に限定されない、例えば、連設部31は、各長板部30の板面に連続していてもよい。
上記実施形態において、挿入ガイド部40は、内側対向面20bに形成された突起により構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、挿入ガイド部40は、一対の補強部材2の間に挿入されたスペーサ3を前記高さ方向でガイドすることができれば、補強部材本体部20の軸線方向に沿って真っすぐに延びる溝等によって構成されていてもよい。
上記実施形態では、前記挿通方向で並ぶ一対の補強部材2の位置を第二の位置として説明したが、この構成に限定されない。例えば、上記実施形態では、前記挿通方向と前記横方向とに対して傾斜する方向を一対の補強部材2の第二の位置としてもよい。
上記実施形態において、一対の補強部材2は、別体物で構成されていたが、例えば、延出操作部21同士や、掛止部22同士を接続して一体物としてもよい。
上記実施形態において、補強部材本体部20は、中空の柱状(より具体的には多角筒状)の筒状部200を有するように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、補強部材本体部20は、図11乃至図15に示すように、湾曲、若しくは屈曲した板状部202を有するように構成されていてもよい。また、図11に図示している補強部材2では、掛止部22の先端が下方側に向かって垂下しており、さらに、挿入ガイド部40が溝状に形成されている。
なお、図11乃至図15に示す補強部材本体部20では、板状部202の外側の一面(外周面)が支柱50の内面に対向配置される外側対向面20aとなり、板状部202の内側の一面(内周面)が他の補強部材2の補強部材本体部20に向けて配置される内側対向面20bとなっている。
上記実施形態では、一対の長板部30が、板面を対向させた状態で並んでいたが、この構成に限定されない。例えば、図12に示すように、一対の長板部30は、それぞれの幅方向を同方向に揃えた姿勢で横並びに配置されていてもよい。また、この場合においては、連設部31が、一対の長板部30が並ぶ方向に対して直交する方向において屈曲、又は湾曲していてもよい。
1…支柱補強具、2…補強部材、3…スペーサ、4…ガイド構造、5…柵構造、20…補強部材本体部、20a…外側対向面、20b…内側対向面、21…延出操作部、22…掛止部、30…長板部、31…連設部、40…挿入ガイド部、41…位置決部、50…支柱、52…ビーム、200…筒状部、201…支持部、202…板状部、210…横当部、220…掛止面、510…ブラケット、511…軸部材、B…基礎、G…地面

Claims (4)

  1. 中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
    前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強具であって、
    前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入可能な一対の補強部材と、
    前記支柱内に挿入した前記一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を備え、
    前記一対の補強部材のそれぞれは、
    長尺な補強部材本体部と、
    前記補強部材本体部から上方に延出する延出操作部と、
    前記延出操作部の先端側に設けられ且つ前記軸部材に掛止可能な掛止部と、を有し、
    前記補強部材本体部には、前記支柱の内面に接する外側対向面と、対向配置される前記補強部材本体部に向けて配置される内側対向面と、が含まれ、
    前記一対の補強部材は、
    それぞれの前記補強部材本体部が前記軸部材と前記支柱内面との間から前記支柱内に挿入され、且つ前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並んだ状態になる第一の位置
    それぞれの前記補強部材本体部が前記軸線向で間隔をあけて並び且つそれぞれの前記掛止部が前記軸部材上に掛止された状態になる第二の位置に配置変更可能であり、
    前記スペーサは、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更されている前記一対の補強部材のそれぞれの前記内側対向面に接した状態で前記一対の補強部材のそれぞれの前記補強部材本体部の間に挿入可能である、
    柵構造用の支柱補強具。
  2. 前記一対の補強部材の間において、前記スペーサを前記支柱の軸線方向でガイドするための一対の挿入ガイド部であって、それぞれが異なる前記内側対向面に形成される一対の挿入ガイド部を有するガイド構造を備える、
    請求項1に記載の柵構造用の支柱補強具。
  3. 中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
    前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通する軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱を補強する柵構造用の支柱補強構造であって、
    前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入された一対の補強部材と、
    前記支柱内に挿入した一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を備え、
    前記一対の補強部材のそれぞれは、
    長尺な補強部材本体部と、
    前記補強部材本体部から上方に延出する延出操作部と、
    前記延出操作部の先端側に設けられ且つ前記軸部材に掛止可能な掛止部と、を有し、
    前記補強部材本体部には、前記支柱の内面に接する外側対向面と、対向配置される前記補強部材本体部に向けて配置される内側対向面と、が含まれ、
    前記一対の補強部材は、それぞれの前記補強部材本体部が前記軸部材と前記支柱内面との間から前記支柱内に挿入され、且つ前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並んだ状態になる第一の位置から、それぞれの前記補強部材本体部が前記軸線向で間隔をあけて並んだ状態になる第二の位置に配置変更された状態であり
    前記スペーサは、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更されている前記一対の補強部材のそれぞれの前記内側対向面に接した状態で前記一対の補強部材のそれぞれの前記補強部材本体部の間に挿入されたスペーサと、を備える、
    柵構造の支柱補強構造。
  4. 中空柱状であり且つ軸線方向における一端部側が埋設される複数の支柱と、
    前記支柱と前記支柱に支持させる支持物とを固定するための固定構造であって、前記支柱に対して前記支柱の径方向で挿通される軸部材を有する固定構造と、を備える柵構造の前記支柱の支柱補強方法であって、
    前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて前記支柱内に挿入可能な一対の補強部材であって、それぞれが長尺な補強部材本体部と、前記補強部材本体部から上方に延出する延出操作部と、前記延出操作部の先端側に設けられ且つ前記軸部材に掛止可能な掛止部と、を有し、且つ前記補強部材本体部には、前記支柱の内面に接する外側対向面と、対向配置される前記補強部材本体部に向けて配置される内側対向面と、が含まれるように構成される一対の補強部材と、前記支柱内に挿入した前記一対の補強部材の間に挿入可能なスペーサと、を使用し、
    前記一対の補強部材の配置を、前記軸部材と前記支柱内面との間を通じてそれぞれの前記補強部材本体部を前記支柱内に挿入した後に、それぞれの前記補強部材本体部を、前記支柱の軸線方向、及び前記軸部材の挿通方向のそれぞれの方向に対して直交する横方向で互いの間に間隔をあけて並べた第一の位置から、それぞれの前記補強部材本体部が前記軸線向で間隔をあけて並び且つそれぞれの前記掛止部が前記軸部材上に掛止された第二の位置に配置変更し、
    前記軸部材と前記支柱内面との間を通じて、前記第二の位置に配置変更されている前記一対の補強部材のそれぞれの前記内側対向面に接した状態で前記一対の補強部材のそれぞれの前記補強部材本体部の間にスペーサを挿入する、
    柵構造用の支柱補強方法。
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