JP7121312B2 - 発光装置 - Google Patents

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本発明は、発光装置に関する。
LED等の発光素子を用いた発光装置は高い発光効率を容易に得られるため、ディスプレイ等のバックライトおよび照明用灯具を含む多くの機器で用いられている。特許文献1には、正負一対のリードと凹部を有する樹脂部と、樹脂部の凹部の底面に載置される発光素子を備える発光装置が開示されている。
特開2013-125776号公報
発光装置は、光取り出し効率及び信頼性の更なる向上が求められている。信頼性の向上としては、例えば、リードと樹脂部の剥がれの抑制が求められている。そこで、本発明に係る実施形態は、光取り出し効率が高く、リードと樹脂部の剥がれを抑制できる発光装置を提供することを目的とする。
一実施の形態の発光装置は、第1リードと、前記第1リードと離れて位置する第2リードと、前記第1リードおよび前記第2リードを保持する樹脂部と、を有する備える第1基板と、前記第2リード上に配置され、基部と前記基部の上面に位置する第1導電部とを有する第2基板と、前記第2基板上に配置され、前記第1導電部と電気的に接続される少なくとも1つの発光素子と、前記第1リードと前記第1導電部を電気的に接続する第1ワイヤーと、前記第1リードおよび前記第2リードの上面を跨って覆う壁部と、を備え、前記壁部の高さは、前記第2基板の高さよりも低い。
本発明の一実施の形態の発光装置によれば、光取り出し効率が高く、リードと樹脂部の剥がれを抑制できる発光装置を提供することができる。
本実施形態に係る発光装置の模式的上面図である。 図1Aに示すIB-IB線による模式的断面図である。 図1Aに示すIC-IC線による模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の第1基板の模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置の第1基板の模式的下面図である。 本実施形態に係る発光装置の第1基板の変形例1の模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例1の模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例2の模式的上面図である。 図4Aに示すIVB-IVB線による模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例3の模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の第1基板及び第2基板の模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例4の模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置において、第1基板、第2基板、第1ワイヤー、第2ワイヤー、発光素子及び保護素子を示す模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例5において、第1基板、第2基板、第1ワイヤー、第2ワイヤー、発光素子及び保護素子を示す模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例6において、第1基板、第2基板、第1ワイヤー、第2ワイヤー、発光素子及び保護素子を示す模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例6Aにおいて、第1基板、第2基板、第1ワイヤー、第2ワイヤー、発光素子及び保護素子を示す模式的上面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例7の模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例8の模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例8Aの模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例9の模式的上面図である。 図9Aに示すIXB-IXB線による模式的断面図である。 本実施形態に係る発光装置の変形例10の模式的上面図である。 図10Aに示すXB-XB線による模式的断面図である。 図10Aに示すXC-XC線による模式的断面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の発光装置を詳細に説明する。本開示の発光装置は、例示であり、以下で説明する発光装置に限られない。以下の説明では、特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」およびそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。それらの用語は、参照した図面における相対的な方向や位置を、分かり易さのために用いているに過ぎない。また、図面が示す構成要素の大きさや位置関係等は、分かり易さのため、誇張されている場合があり、実際の発光装置における大きさあるいは、実際の発光装置における構成要素間の大小関係を反映していない場合がある。
<実施形態1>
本発明の実施形態1に係る発光装置1000を図1Aから図9Bに基づいて説明する。発光装置1000は、第1基板100と、第2基板200と、発光素子300と、第1ワイヤー401と、壁部500とを備える。第1基板100は、第1リード11と、第1リード11と離れて位置する第2リード12と、第1リード11および第2リード12を保持する樹脂部15とを有する。第1リード11および第2リード12は第1方向に並んで配置される。図1Aにおいて、第1方向はY方向に沿う方向である。第2方向とは第1方向と直交する方向とする。図1Aにおいて、第2方向はX方向に沿う方向である。第3方向とは第1方向および第2方向と直交する方向とする。図1Aにおいて、第3方向はZ方向に沿う方向とする。第2基板200は、第2リード12上に配置される。第2基板200は、基部20と、基部20の上面に位置する第1導電部21とを有する。少なくとも1つの発光素子300は、第2基板200上に配置される。発光素子300は、第1導電部21と電気的に接続される。第1ワイヤー401は、第1リード11と第1導電部21を電気的に接続する。壁部500は、第1リード11および第2リード12の上面を跨って覆う。壁部500の高さH5は、第2基板200の高さH2よりも低い。本明細書において、各部の高さとは第2リード12の最上面から各部の上面までの第3方向(Z方向)における最大の距離とする。尚、第2リード12の最上面とは、第3方向において最も+Z方向(上方向)に位置する第2リード12の上面とする。
発光装置1000は、壁部500が第1リード11および第2リード12の上面を跨って覆っているので、第1リード11および第2リード12が壁部500によって保持される。このため、発光素子からの熱などによる第1リード11および/又は第2リード12の変形を抑制することができる。これにより、リードと樹脂部が剥がれることを抑制することができる。
発光装置1000は、壁部500の高さH5が第2基板200の高さH2よりも低いことにより、発光素子300からの光が壁部500によって遮られることを抑制することができる。これにより、発光装置の光取り出し効率を向上させることができる。
第1基板100は、リード10と、リード10を保持する樹脂部15を有している。リード10は、第1リード11と第2リード12を含んでいる。例えば、図2Cに示すように、リード10が第1リード11と、第2リード12のみを含んでいてもよく、図2Aに示すように、リード10が第1リード11と、第2リード12と、第3リード13を含んでいてもよい。図2Aに示す第1基板100は、第1リード11及び第2リード12と離れて位置する第3リード13を有している。第1基板100が第3リード13を有する場合は、壁部500は第2リード12および第3リード13の上面を跨って覆うことが好ましい。このようにすることで第2リード12および第3リード13が壁部500によって保持されるので、リード10と樹脂部15が剥がれることを抑制することができる。壁部500は、上面視において第2基板200を切れ目なく囲むことが好ましい。このようにすることで、壁部500の強度が向上するので、壁部500の第1リード11と第2リード12を保持する力を向上させることができる。これにより、リードと樹脂部が剥がれることを抑制することができる。尚、リード10は2以上のリードを含んでいればよく、4以上のリードを含んでいてもよい。
上面視における第1リード11と第2リード12の面積は特に限定されないが、上面視において第2リード12の面積は第1リードの面積よりも大きいことが好ましい。第2リード12上には発光素子300が配置された第2基板200が配置されるので、第2リード12の面積が大きいことにより発光装置1000の放熱性を向上させることができる。第1基板100が、第1リード11と、第2リード12と、第3リード13を有している場合には、上面視において第2リード12の面積は第1リード及び第3リードのそれぞれの面積よりも大きいことが好ましい。このようにすることで、発光装置1000の放熱性を向上させることができる。また、第1基板100が、第1リード11と、第2リード12と、第3リード13を有している場合には、上面視において第2リード12の面積は第1リード及び第3リードの合計の面積よりも大きいことが好ましい。このようにすることで、更に発光装置1000の放熱性を向上させることができる。
図2Aに示すように、第1リード11と第2リード12は第1方向(Y方向)で対向している。上面視において、第2リード12と第3リード13は第1方向(Y方向)で対向し、第1リード11と第3リード13は第2方向(X方向)で対向することが好ましい。このようにすることで、第1リード11と第3リード13が第2方向(X方向)に並んで位置するので第1方向(Y方向)において発光装置1000を小型化しやすくなる。また、第2リード12が第1方向(Y方向)において第1リード11及び第3リード13と対向することで、第2方向(X方向)において第2リード12を長くしやすくなる。これにより、上面視における第2リード12の面積を大きくすることができるので、発光装置1000の放熱性を向上させることができる。
図2Aに示すように、上面視において、第1方向(Y方向)で対向する第1リード11の外縁11Aの少なくとも一部と第2リード12の外縁12Aの少なくとも一部とは平行であることが好ましい。このようにすることで、対向する第1リード11と第2リード12の間隙の幅が一定になる領域が増える。例えば、硬化前の樹脂材料を第1リード11と第2リード12の間に注入することで樹脂部15を形成する場合は、対向する第1リード11と第2リード12の間隙の幅が一定になる領域が増えることにより、硬化前の樹脂材料が未充填になることを抑制することができる。尚、本明細書において、平行とは±3°以内の変動は許容されるものとする。同様に、上面視において、第1方向(Y方向)で対向する第2リード12の外縁12Aの少なくとも一部と第3リード13の外縁13Aの少なくとも一部とは平行であることが好ましい。また、上面視において、第2方向(X方向)で対向する第1リード11の外縁11Bの少なくとも一部と第3リード13の外縁13Bの少なくとも一部とは平行であることが好ましい。
上面視において、第1方向(Y方向)に平行な第1基板100の中心線に対して、第1リード11と第3リード13は左右対称であることが好ましい。このようにすることで、発光装置を実装する実装基板の設計が容易になる。尚、本明細書において、左右対称とは、±3%以内の形状の変動は許容されるものとする。
図2Bに示すように、第1リード11の下面及び第2リード12の下面は樹脂部15から露出することが好ましい。このようにすることで、第1リード11の下面及び第2リード12の下面から電気を供給させやすくなる。また、発光装置からの熱が第1リード11及び/又は第2リード12の下面から発光装置を実装した実装基板に伝わりやすくなる。これにより、発光装置の放熱性を向上させることができる。第1リード11の下面及び第2リード12の下面が樹脂部15から露出する場合には、第1リード11の下面、第2リード12の下面及び樹脂部15の下面は同一平面に位置することが好ましい。このようにすることで、第1リード11の下面及び第2リード12の下面から樹脂部15が延伸していないので、第1リード11の下面及び第2リード12の下面から電気を供給させやすくなる。また、第1リード11の下面、第2リード12の下面及び樹脂部15の下面が同一平面に位置することにより、第1リード11の下面側に位置する第1リード11の側面が樹脂部15に覆われ、第2リード12の下面側に位置する第2リード12の側面が樹脂部15に覆われる。つまり、第1リード11の下面側に位置する第1リード11の側面が樹脂部15から露出することが抑制され、第2リード12の下面側に位置する第1リード13の側面が樹脂部15から露出することが抑制される。このため、第1リード11の側面及び第2リード12の側面と樹脂部15の接触面積を大きくすることができる。第1リード11及び第2リード12と樹脂部15の接触面積を大きくすることにより、リードと樹脂部の剥がれを抑制することができる。尚、本明細書において、同一平面とは、各面の差が、±15μm以内の変動は許容されるものとする。
第1基板100が、第1リード11、第2リード12及び第3リード13を有している場合には、第2リード12は発光素子300と電気的に接続されていないことが好ましい。第2リード12上には発光素子が載置された第2基板が配置されるので、第2リード12は第1リード11及び第3リード13よりも放熱性が求められる。第2リード12が発光素子300と電気的に接続されていないことにより、発光装置1000を実装する実装基板の放熱設計が容易になる。つまり、第2リード12と接合される実装基板の部分において、発光素子300と電気的に接続されることを考慮しなくてもよくなる。このため、実装基板の放熱設計が容易になる。
第1リード11および第2リード12の上面を跨って覆う壁部500と、第1リード11および前記第2リード12を保持する樹脂部15とは、図1Cに示すように一体でもよく、図3に示すように別体でもよい。壁部500と樹脂部15が一体である場合には、壁部500は樹脂部15の一部である。また、壁部500と樹脂部15が一体である場合には、第1基板100は壁部500を有している。壁部500と樹脂部15が一体である場合には、図1Cに示すZ方向(第3方向)において第2リード12の最上面から+Z方向(上方向)に位置する樹脂部15を壁部500とする。壁部500と樹脂部15が一体であることにより、リードと樹脂部が剥がれることを抑制しやすくなる。尚、第1リード11および前記第2リード12を保持する樹脂部15と壁部500が別体の場合でも、壁部500が第1リード11および第2リード12の上面を跨って覆っていることにより、リードと樹脂部が剥がれることを抑制することができる。具体的には、樹脂部15上に設けられた壁部500が第1リード11および第2リード12の上面を跨って覆っているので、第1リード11および第2リード12が壁部500によって保持される。このため、第1リード11および/又は第2リード12が熱などによって変形することを抑制することができる。これにより、リードと樹脂部が剥がれることを抑制することができる。
断面視における壁部500の幅W5及び壁部500の高さH5は特に限定されないが、断面視において、壁部500の幅W5に対する壁部500の高さH5の比(H5/W5)は0.2以上1より小さいことが好ましい。断面視において、壁部500の幅W5に対する壁部500の高さH5の比(H5/W5)が0.2以上であることにより、壁部500の高さH5を長くすることができるので壁部500の強度を向上させることができる。断面視において、壁部500の幅W5に対する壁部500の高さH5の比(H5/W5)が1より小さいことにより、壁部500の幅W5を長くすることができるので壁部500の強度を向上させることができる。つまり、壁部500の強度が低くなりすぎないように、壁部500の幅W5及び/又は壁部500の高さH5を設定することが好ましい。尚、壁部500の強度を高めるために壁部500の幅W5及び/又は壁部500の高さH5を長くしすぎると発光素子からの光が壁部500によって遮られやすくなる。このため、壁部500の強度を考慮しながら発光素子からの光が壁部500によって遮られにくいように、壁部500の幅W5及び/又は壁部500の高さH5を設定することが好ましい。本明細書において、壁部500の幅W5とは、上面視における壁部500の内縁から壁部500の外縁までの最短距離とする。
図1A、図1Cに示すように、樹脂部15の外側面と壁部500の外側面とは面一でもよい。樹脂部15の外側面と壁部500の外側面とは面一であることにより発光装置を小型化しやすくなる。例えば、樹脂部15の外側面と壁部500の外側面とは面一であることにより、樹脂部15が後述する上面視において壁部500の外縁から延伸する延伸部15Aを備えていない。このため、樹脂部15の外側面と壁部500の外側面とは面一であることにより発光装置を小型化しやすくなる。図4A、図4Bに示す発光装置1000Bのように、上面視において樹脂部15が壁部500の外縁から延伸する延伸部15Aを備えていてもよい。延伸部15Aの高さは、壁部500の高さよりも低いことが好ましい。延伸部15Aの高さが壁部500の高さよりも低いことで、発光素子からの光が延伸部15Aに遮られることを抑制することができる。例えば、延伸部15Aの上面は、第1リード11の上面及び第2リード11の上面と同一平面に位置していてもよい。樹脂部15が延伸部15Aを備えることにより、例えば、延伸部15Aをピンセットで挟むことにより発光装置を取り扱うことができる。これにより、発光素子等に触れることを抑制できるので発光装置の信頼性が向上する。図4Cに示す発光装置1000Cのように、壁部500と樹脂部15が別体の場合は、樹脂部15が壁部500の外縁から延伸する延伸部15Aを備えていることにより、樹脂部15上に壁部500を形成することが容易になる。例えば、樹脂部15上に硬化前の壁部の材料を滴下もしくは描画し、壁部の材料を硬化することにより、樹脂部15上に壁部500を形成することができる。
図5に示すように、第2基板200は第2リード12上に配置される。第2基板200は、基部20と、第1導電部21と、第2導電部22を有している。第1導電部21及び/又は第2導電部22は単層でもよく、複数の層が積層されていてもよい。第1導電部21は、基部20の上面に位置する。第2導電部22は、第1導電部21と離れて基部20の上面に位置する。第1導電部21と、第2導電部22は第2方向(X方向)に並んで配置されることが好ましい。このようにすることで、第1方向(Y方向)において発光装置1000を小型化しやすくなる。第2基板200はエポキシ樹脂、シリコーン樹脂又は金属ペースト等の公知の接着部材で第2リード12上に固定することができる。金属ペーストとしては、銀ペースト、アルミペースト、金ペースト等が挙げられる。第2基板200は、銀ペーストによって第2リード12上に固定されることが好ましい。銀ペーストは、アルミペーストと比較して熱伝導率が高いので、接着部材として銀ペーストを用いることにより第2基板200からの熱を第2リード12に伝えやすくなる。これにより、発光装置の放熱性が向上する。また、銀ペーストは金ペーストと比較してコストが低いので、接着部材として銀ペーストを用いることにより発光装置の部材費を低減することができる。
基部20の上面は平坦であることが好ましい。基部20の上面が平坦であることにより、基部20に発光素子を囲む側壁があるよりも発光素子からの光が基部20に遮られることを抑制することができる。これにより、基部20の上面が平坦であることにより発光装置1000の光取り出し効率を向上させることができる。尚、本明細書において平坦とは、±15μm以内の変動は許容されるものとする。
図1Aに示すように、発光装置1000は、第1ワイヤー401と第2ワイヤー402とを有する。第1ワイヤー401は、第1リード11と第1導電部21を電気的に接続する。図1Aに示す発光装置1000のように、第2ワイヤー402は、第3リード13と第2導電部22を電気的に接続してもよく、図6に示す発光装置1000Dのように、第2ワイヤー402は、第2リード12と第2導電部22を電気的に接続してもよい。第1ワイヤー401と第2ワイヤー402は、第2方向(X方向)に並んで配置されることが好ましい。このようにすることで、第1方向(Y方向)において発光装置1000を小型化しやすくなる。
第1ワイヤー401及び第2ワイヤー402は、公知の導電性ワイヤーを用いることができる。第1ワイヤー401は、リボンワイヤーであることが好ましい。リボンワイヤーは細長い帯状であり、リボンワイヤーの断面形状は略長方形である。第1ワイヤー401にリボンワイヤーを用いることで、断面形状が略円形のワイヤーを用いる場合よりも第1ワイヤー401の強度を向上させやすくなる。例えば、第1ワイヤー401の高さが同じ場合に、第1ワイヤー401の断面形状が略長方形であることにより、第1ワイヤー401の断面形状が略円形である場合よりも断面視における第1ワイヤー401の面積を大きくしやすくなる。断面視における第1ワイヤー401の面積を大きくすることができるので、第1ワイヤー401にリボンワイヤーを用いることで第1ワイヤー401の強度を向上させやすくなる。また、断面視における第1ワイヤー401の面積が同じ場合には、第1ワイヤー401の断面形状が略長方形であることにより、第1ワイヤー401の断面形状が略円形である場合よりも第1ワイヤー401の高さを低くしやすくなる。これにより、第1ワイヤー401によって発光素子からの光が遮られることを抑制しやすくなる。尚、第1ワイヤーの断面視において、略長方形の短辺は第3方向(Z方向)に沿う方向に延びる。本明細書において、第3方向に沿う方向に延びるとは±5°以内の変動は許容されるものとする。同様に、第2ワイヤー402はリボンワイヤーであることが好ましい。例えば、断面視において長辺の長さが0.5mm以上1mm以下で、短辺の長さが0.05mm以上0.3mm以下のリボンワイヤーを第1ワイヤー401及び/又は第2ワイヤー402に用いることができる。
第1ワイヤー401及び/又は第2ワイヤー402は例えばアルミニウムを含んでいてもよい。第1ワイヤー401がアルミニウムを含んでいる場合には、第1導電部21の最表面がアルミニウムを含んでいることが好ましい。第1ワイヤー401と第1導電部21とが同種の金属を含んでいることにより、異種金属接触腐食を抑制できるので発光装置の信頼性が向上させることができる。第1導電部21の最表面がアルミニウムを含むとは、第1導電部21が単層の場合は、第1導電部21がアルミニウムを含むことを意味し、第1導電部21が複数の層が積層されている場合は、第1導電部21の最表面に位置する層がアルミニウムを含むことを意味する。同様に、第2ワイヤー402がアルミニウムを含んでいる場合には、第2導電部22の最表面がアルミニウムを含んでいることが好ましい。
少なくとも1つの発光素子300が第2基板200上に配置される。発光素子300は、第1導電部21と電気的に接続される。発光素子300は、第2導電部22とも電気的に接続される。発光素子300は少なくとも一対の正負電極を備える第1面と、第1面と反対側に位置する第2面と、第1面と第2面との間に位置する第3面とを有している。発光素子300の第1面と第2基板200が対向するように発光素子300を第2基板200上に配置してもよく、発光素子300の第2面と第2基板200が対向するように発光素子300を第2基板200上に配置してもよい。発光素子300の第1面と第2基板200が対向するように発光素子300を第2基板200上に配置することが好ましい。発光装置1000は主に+Z方向から発光素子300の光を取り出す。正負電極を備える第1面と第2基板200が対向することにより、正負電極によって発光素子から+Z方向に出射される光が遮られることを抑制できる。これにより、発光装置の光取り出し効率を向上させることできる。また、第2基板200と対向する発光素子300の面を発光素子の下面と呼び、発光素子300の下面と反対側に位置する面を発光素子の上面と呼ぶことがある。発光素子の上面と発光素子の下面との間に位置する面を発光素子の側面と呼ぶことがある。例えば、発光素子300の第1面と第2基板200が対向するように発光素子300を第2基板200上に配置している場合には、発光素子300の第1面を発光素子300の下面と呼び、発光素子300の第2面を発光素子300の上面と呼ぶことがある。
正負電極を備える第1面と第2基板200が対向している場合は、金属バンプ又は半田等の公知の導電性の接合部材600により、発光素子300と第1導電部21とが電気的に接続される。発光素子300の第2面と第2基板200が対向している場合は、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂等の公知の接合部材により第2基板200上に発光素子300を固定してもよい。発光素子300の第2面と第2基板200が対向している場合は、ワイヤー等により発光素子300と第1導電部21を電気的に接続する。
発光素子300は1つ以上あればよい。例えば、図7Aに示すように、発光素子は3つでもよく、図7Bに示すように、発光素子は1つでもよく、図7Cに示すように、発光素子は5つでもよい。
発光素子300の外縁の一部は第2方向(X方向)に沿う方向に延びることが好ましい。このようにすることで、第1方向(Y方向)において発光装置1000を小型化しやすくなる。本明細書において、第2方向に沿う方向に延びるとは±5°以内の変動は許容されるものとする。発光装置1000が複数の発光素子300を備える場合には、図7Aに示すように、隣り合う第1発光素子310と第2発光素子320は、第2方向(X方向)に並んで配置されることが好ましい。このようにすることで、第1方向(Y方向)において発光装置1000を小型化しやすくなる。尚、発光素子300は、第1発光素子310及び第2発光素子320を含んでいる。第1発光素子310及び第2発光素子320の外縁の一部が第2方向(X方向)に沿う方向に延び、第2方向(X方向)に沿う方向に延びる第1発光素子310及び第2発光素子320の外縁の一部が同一直線上に位置することが好ましい。このようにすることで、第1方向(Y方向)において発光装置1000を小型化しやすくなる。本明細書において、同一直線上とは±5°以内の変動は許容されるものとする。
図7A、図7B、図7Cに示すように、第2基板200上に保護素子301が配置されていてもよい。保護素子301は少なくとも1つの発光素子300と並列に接続される。発光装置が保護素子301を備えることにより、発光装置の静電耐圧を向上させることができる。
図7Aに示すように発光素子300と保護素子301は第1方向(Y方向)に並んで配置されてもよく、図7Dに示すように発光素子300と保護素子301は第2方向(X方向)に並んで配置されてもよい。発光素子300と保護素子301とが第1方向(Y方向)に並んで配置されることにより、第2方向(X方向)において発光装置を小型化しやすくなる。発光素子300と保護素子301とが第2方向(X方向)に並んで配置されることにより、第1方向(Y方向)において発光装置を小型化しやすくなる。
図1B、図1Cに示すように、発光装置1000は、発光素子300の側面を覆う反射部材700を備えていることが好ましい。このようにすることで、発光素子300からの光を反射部材700によって反射することができるので、発光素子からの光が第1ワイヤー及び/又は第2ワイヤーにより遮られることを抑制するこができる。発光素子からの光が第1ワイヤー及び/又は第2ワイヤーにより遮られると配光分布が不均一になる恐れがある。発光素子からの光を反射部材700で反射することができるので、所望の配光分布に設計するのが容易になる。また、発光素子300の側面が反射部材700で覆われることにより発光素子300を外力から保護することができる。発光装置が保護素子を備える場合には、保護素子の少なくとも一部が反射部材によって覆われることが好ましい。このようにすることで、発光素子からの光が保護素子に吸収されることを抑制できる。
反射部材700は発光素子300の側面の全面を覆っていることが好ましい。このようにすることで、発光素子からの光が第1ワイヤー及び/又は第2ワイヤーにより遮られることを更に抑制することができる。尚、発光素子300の側面が反射部材700によって覆われた場合であっても発光素子からの光の一部が反射部材700を透過する恐れがある。このため、壁部500の高さH5を第2基板200の高さH2よりも低くすることで発光装置の光取り出し効率を向上させることができる。
発光素子300が複数ある場合には、複数の発光素子のそれぞれの側面を1つの反射部材700が覆っていることが好ましい。換言すると、1つの反射部材によって複数の発光素子の側面が覆われることが好ましい。このようにすることで、1つの発光素子の側面を1つの反射部材が覆う場合よりも発光装置を小型化しやすくなる。
図1Bに示すように、反射部材700は第1ワイヤー401と離れて位置することが好ましい。このようにすることで、温度変化により反射部材700が膨張及び/又は収縮しても第1ワイヤー401に反射部材700からの力がかかることを抑制することができる。これにより、第1ワイヤー401が変形することを抑制することができる。同様に、反射部材700は第2ワイヤー402と離れて位置することが好ましい。
発光素子300の下面と第2基板200の上面の間には発光素子の側面を覆う反射部材700が位置していてもよい。このようにすることで、発光素子からの光が第2基板に吸収されることを抑制することができる。図1Bに示すように、発光素子300の下面と第2基板の上面の間にはアンダーフィル710が位置していてもよい。発光素子の側面を覆う反射部材700と発光素子300の下面を覆うアンダーフィル710を別の部材によって形成することで、例えば反射部材700とアンダーフィル710の母材が硬化樹脂である場合に、硬化前のアンダーフィル710の母材の粘度を硬化前の反射部材700の母材の粘度よりも下げることができる。これにより、発光素子300の下面と第2基板の上面の間にアンダーフィル710を充填させやすくすることができる。
発光素子300の下面と第2基板の上面の間に反射部材700及び/又はアンダーフィル710が位置する場合には、接合部材600として金属バンプを用いることが好ましい。このようにすることで、発光素子300の下面と第2基板の上面の間の距離を長くすることができる。これにより、反射部材700及び/又はアンダーフィル710を発光素子300の下面と第2基板の上面の間に充填させてやすくなる。
図1Bに示すように、発光装置1000は、発光素子300の上面を覆う透光性部材800を備えていることが好ましい。このようにすることで、発光素子300を外力から保護することができる。透光性部材800は波長変換粒子を含有していてもよい。このようにすることで、発光装置1000の色調整が容易になる。波長変換粒子は、発光素子が発する一次光の少なくとも一部を吸収して、一次光とは異なる波長の二次光を発する部材である。第1透光性部材に波長変換粒子を含有させることにより、発光装置1000は第1発光素子が発する一次光と、波長変換粒子が発する二次光とが混色された混色光を出射することができる。例えば、第1発光素子に青色LEDを、波長変換粒子にYAG等の蛍光体を用いれば、青色LEDの青色光と、この青色光で励起されて蛍光体が発する黄色光とを混合させて得られる白色光を出力する発光装置を構成することができる。
透光性部材800は、導光部材350を介して発光素子300の上面を覆ってもよい。導光部材350は発光素子300の側面を覆っていることが好ましい。このようにすることで、導光部材350と発光素子300の接合強度が向上する。発光装置1000が、発光素子300の側面を覆う反射部材700を備えている場合には、反射部材700が導光部材350を介して発光素子の側面を覆うことが好ましい。導光部材350は、反射部材700よりも発光素子300からの光の透過率が高い。このため、導光部材350が発光素子300の側面を覆っていることで、発光素子300の側面からの光が導光部材350を通り透光性部材800に導光しやすくなる。これにより、発光装置の光取り出し効率を向上させることができる。
発光素子が複数ある場合は、1つの導光部材350が複数の発光素子の側面を覆っていることが好ましい。例えば、図1Cに示すように、1つの導光部材350が第1発光素子310の側面と第2発光素子320の側面を覆っていることが好ましい。このようにすることで、第1発光素子310からの光と第2発光素子320からの光が1つの導光部材350に導光されるので第1発光素子310と第2発光素子320の間の輝度ムラを抑制することができる。
1つの透光性部材が1つの発光素子の上面を覆っていてもよく、1つの透光性部材が複数の発光素子の上面を覆っていてもよい。発光素子が複数有る場合には、1つの透光性部材300が複数の発光素子300の上面を覆っていることが好ましい。例えば、図1Cに示すように、1つの導光部材350が第1発光素子310の上面と第2発光素子320の上面を覆っていることが好ましい。このようにすることで、第1発光素子310からの光と第2発光素子320からの光が1つの透光性部材800に導光されるので第1発光素子310と第2発光素子320の間の輝度ムラを抑制することができる。
図8Aに示す発光装置1000Eのように透光性部材800の高H8さは第1ワイヤー401の高さH4よりも高くてもよく、図1Bに示す発光装置1000のように透光性部材800の高さは第1ワイヤー401の高さよりも低くてもよい。透光性部材800の高さH8は第1ワイヤー401の高さH4よりも高いことが好ましい。透光性部材800の高さH8が第1ワイヤー401の高さH4よりも高いことにより、透光性部材800から出射された光が第1ワイヤー401によって遮られることを抑制することができる。同様に、透光性部材800の高さは第2ワイヤー402の高さよりも高いことが好ましい。
図8Bに示す発光装置1000Fのように、壁部500と樹脂部15が別体の場合は、第1ワイヤー401の一部が壁部500に覆われていることが好ましい。このようにすることで、発光装置を小型化しやすくなる。また、壁部500と樹脂部15が別体の場合は、第1ワイヤー401と第1リード11の接合部分が壁部500に覆われていることが好ましい。このようにすることで、第1リード11と第1ワイヤー401が剥がれることを抑制することができる。
図8Cに示す発光装置1000F1のように、第1ワイヤー401は、第1導電部21と接続する部分から第1ワイヤー401の高さが最も高くなる第1点P1までの部分である第1部401Aと、第1リード11と接続する部分から第1点P1までの部分である第2部401Bと、を有する。第1部401Aは第1導電部21と接続する部分を含み、第2部401Bは第1リード11と接続する部分を含む。第2方向(X方向)から見た場合に、第1点P1を通り第3方向(Z方向)に平行な線L1に対して、第1部401Aの一部と第2部401Bの一部とは左右対称であることが好ましい。特に、第2方向(X方向)から見た場合に、第1部401Aの上半分の領域に位置する第1部401Aの部分と第1部401Aの上半分の領域に位置する第2部401Bの部分とが線L1に対して左右対称であることが好ましい。第1部401Aの上半分の領域とは、第3方向(Z方向)における第1部401Aの長さL4が半分になる部分を通り第1方向(Y方向)に延びる線L2に対して+Z方向(上方向)に位置する領域とする。このようにすることで、第1ワイヤー401が変形することを抑制しやすくなる。例えば、第1ワイヤー401の第1点P1に下方向の力が係った場合に、線L1に対して第1部401Aの一部と第2部401Bの一部とは左右対称であることにより、第1部401Aと第2部401Bに係る力が同じくらいになりやすくなる。このため、第1部401Aと第2部401Bに係る力が異なる場合よりも第1ワイヤー401が変形することを抑制しやすくなる。
図8Cに示すように、第2方向(X方向)から見た場合に、第1ワイヤー401と第1導電部21とが接続される部分において、最も第1リード11に近い箇所を第2点P2とする。第2方向(X方向)から見た場合に、第1点P1と第2点P2とを結ぶ線L3と第1方向(Y方向)とが成す角θ1は0°以上60°以下であることが好ましく、5°以上40°以下であることがより好ましい。θ1の角度が小さいことにより、第1ワイヤー401の高さを低くしやすくなる。これにより、発光素子300からの光が第1ワイヤー401によって遮られることを抑制しやすくなる。また、θ1の角度が大きいことにより、第1ワイヤー401の長さを長くしやすくなる。これにより、第1リード11及び第2リード12が熱によって膨張又は収縮しても第1ワイヤー401が断線することを抑制できる。尚、θ1は、線L3と第1方向(Y方向)とが成す角度のうち鋭角の方の角度を意味する。
図9A、図9Bに示す発光装置1000Gように、第1リード11及び第1ワイヤー401を覆う被覆部材900を備えていてもよい。被覆部材900が第1リード11及び第1ワイヤー401を覆うことにより、水分、外力等から第1リード11及び/又は第1ワイヤー401を保護することができる。特に、被覆部材900が第1リード11と第1ワイヤー401の接合部分を覆うことが好ましい。このようにすることで、第1リード11と第1ワイヤー401が剥がれることを抑制することができる。被覆部材900は、第1リード11、第2リード12、第1ワイヤー401及び第2ワイヤー402を覆っていることが好ましい。このようにすることで、第1リード11、第2リード12、第1ワイヤー401及び第2ワイヤー402を、水分、外力等から保護することができる。
第1ワイヤー401の一部は被覆部材900から露出していてもよく、第1ワイヤー401は被覆部材900から露出していなくてもよい。第1ワイヤー401の一部は、被覆部材900から露出していることが好ましい。このようにすることで、被覆部材900の体積を小さくできるので、発光素子からの光の一部が被覆部材900によって遮られることを抑制できる。尚、被覆部材900が透光性の部材であっても発光素子の光の一部は被覆部材900に吸収されるので、第1ワイヤー401の一部が被覆部材900から露出していることで発光装置の光取り出し効率を向上させることができる。また、第1ワイヤー401の一部は外部に露出していることが好ましい。このようにすることで、第1ワイヤー401の全てが外部に露出しないように第1ワイヤー401を覆う部材を設けなくてもよいので、発光素子からの光が遮られることを抑制できる。これにより、発光装置の光取り出し効率を向上させることができる。
図10A、図10B、図10Cに示すように、樹脂部15は、平面視において壁部500に囲まれ、第1リード11の上面を覆う被覆樹脂部150を備えていてもよい。被覆樹脂部150が第1リード11の上面を覆うことにより、樹脂部15と第1リード11の密着性が向上する。被覆樹脂部150は、平面視において壁部500に囲まれ、第1リード11の上面よりも+Z方向(上方向)に位置する樹脂部15の一部とする。被覆樹脂部150の高さは、壁部500の高さよりも低いことが好ましい。被覆樹脂部150の高さが壁部500の高さよりも低いことで、第3方向(Z方向)において発光装置1000Hを小型化しやすくなる。発光装置1000Hの樹脂部15は、壁部500と一体である。発光装置1000Hの樹脂部15は、壁部500と被覆樹脂部150とを備えている。被覆樹脂部150は、壁部500の内側面から延伸することが好ましい。このようにすることで、被覆樹脂部150が第1リード11の上面を覆う面積を大きくしやすくなる。樹脂部15と壁部500が一体の場合には、被覆樹脂部150が壁部500の内側面から延伸することで、壁部500と被覆樹脂部150とが繋がるので樹脂部15の強度が向上する。これにより、壁部500及び/又は被覆樹脂部150が割れることを抑制することができる。樹脂部15と壁部500が一体であり、平面視において壁部500の内側面が略矩形形状である場合には、被覆樹脂部150は壁部500の内側面の角部の少なくとも1つから延伸することが好ましい。このようにすることで、壁部500の角部の強度が向上するので、壁部500が割れることを抑制することができる。尚、本明細書において、略矩形形状とは一方の対向する2辺が平行であり、他方の対向する2辺が平行であればよく、角が直角だけでなく、角が面取りされた形状も含むものとする。角が面取りされた形状とは、直交する2辺と曲線とが繋がっている形状や、直交する2辺と直線とが繋がっている形状等が含まれる。また、壁部500の内側面の角部とは、角が面取りされた形状の場合には略矩形形状の直交する2辺と繋がる線を含むものとする。同様に、樹脂部15は、平面視において壁部500に囲まれ、第2リード12の上面及び/又は第3リード13の上面を覆う被覆樹脂部150を備えていてもよい。例えば、図10Aに示すように、第3リード13の上面を覆う被覆樹脂部150は、平面視において略矩形形状の壁部500の角部から延伸している。
図10Bに示すように、第1リード11は、その下面に窪み部10Aを有していてもよい。窪み部10Aは、+Z方向に窪んでいる。窪み部10Aは、プレス加工、ハーフエッチング等の公知の方法によって形成することができる。窪み部10Aは、樹脂部15に覆われている。これにより、第1リード11と樹脂部15の密着性が向上する。図10Bに示すように、断面視において第1リード11の上面が被覆樹脂部150に覆われ、窪み部10Aが樹脂部15に覆われることが好ましい。このようにすることで、第1リード11と樹脂部15の密着性が向上する。同様に、第2リード12の下面及び/又は第3リード13の下面が窪み部10Aを有していてもよい。
図10Cに示すように、断面視において第1リード11の側面が第3方向(Z方向)に沿う場合には、第3方向に沿う第1リード11の側面と繋がる第1リード11の上面の一部が被覆樹脂部150に覆われることが好ましい。断面視において第1リード11の側面が第3方向(Z方向)に沿う場合には、図10Bに示すように窪み部10Aが位置する第1リード11よりも、第1リード11と接する樹脂部15の長さが短くなりやすい。しかし、第3方向に沿う第1リード11の側面と繋がる第1リード11の上面の一部が被覆樹脂部150に覆われることにより、第1リード11と接する樹脂部15の長さを長くすることできる。これにより、フラックス等が第1リード11の上面を濡れ広がることを抑制できる。例えば、発光装置1000Hが第1リード11の下面から電気を供給する場合には、第1リード11の下面と半田等の導電性の接合部材とが接続される。第1リード11の下面と半田が接続される場合において、半田に含まれるフラックス等が第1リード11の下面から第1リード11の上面に這い上がる恐れがある。発光装置1000Hは、第3方向に沿う第1リード11の側面と繋がる第1リード11の上面の一部が被覆樹脂部150に覆われることにより、第1リード11と接する樹脂部15の長さを長くすることできる。これにより、第1リード11と接する樹脂部15によってフラックス等を堰き止めることができるので、フラックス等が樹脂部15から露出する第1リード11の上面を濡れ広がることを抑制できる。同様に、断面視において第2リード12の側面が第3方向(Z方向)に沿う場合には、第3方向に沿う第2リード12の側面と繋がる第2リード12の上面の一部が被覆樹脂部150に覆われることが好ましい。また、断面視において第3リード13の側面が第3方向(Z方向)に沿う場合には、第3方向に沿う第3リード13の側面と繋がる第3リード13の上面の一部が被覆樹脂部150に覆われることが好ましい。
以下、本発明の実施形態に係る発光装置における各構成要素について説明する。
(第1基板100)
第1基板100は第2基板を載置する部材である。第1基板100は、少なくともリード10と、樹脂部15と、を備える。
(リード10)
リード10は、導電性を有し、発光素子に給電するための部材である。リード10の母体としては、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、鉄、ニッケル、又はこれらの合金、燐青銅、鉄入り銅などの金属を用いることができる。これらは単層であってもよいし、積層構造(例えば、クラッド材)であってもよい。特に、母体には安価で放熱性が高い銅を用いることが好ましい。また、リード10は、母体の表面に金属層を有していてもよい。金属層は、例えば、銀、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、ロジウム、金、銅、又はこれらの合金などを含む。なお、金属層は、リード10の全面に設けられていてもよいし、部分的に設けられていてもよい。また、金属層は、リードの上面に形成される領域と、リードの下面に形成される領域とで異なる層にすることができる。例えば、リードの上面に形成される金属層は、ニッケルおよび銀の金属層を含む複数層からなる金属層であり、リードの下面に形成される金属層は、ニッケルの金属層を含まない金属層である。また、例えば、リードの上面に形成される銀等の金属層は、リードの下面に形成される銀等の金属層よりも厚くすることができる。
リード10の最表面に銀を含む金属層が形成される場合は、銀を含む金属層の表面に酸化ケイ素等の保護層を設けることが好ましい。これにより、銀を含む金属層が大気中の硫黄成分等によって変色することを抑制することができる。保護層の成膜方法は、例えばスパッタ等の真空プロセスによって成膜することができるが、その他の既知の方法を用いてもよい。
リード10は、少なくとも第1リード11と第2リード12を備える。リード10が備えるリードの数は2つ以上であればよく3つでも4つでもよい。
(樹脂部15)
樹脂部15は、第1リード11と第2リード12を保持する部材である。樹脂部15は、樹脂材料として、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などの公知の材料を用いることができる。熱可塑性樹脂の場合には、例えば、ポリフタルアミド樹脂(PPA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、不飽和ポリエステルなどを用いることができる。熱硬化性樹脂の場合には、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂などを用いることができる。樹脂部15は、樹脂材料に光反射部材を含んでいてもよい。光反射部材には酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、チタン酸カリウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、ムライトなどが公知の部材が挙げられる。
(第2基板200)
第2基板200は、発光素子を載置する部材である。第2基板200は、基部20と、第1導電部21と、第2導電部22を備える。
(基部20)
基部20は、絶縁性の部材である。基部20の材料としては、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム等のセラミックス、樹脂、ガラス、又はこれらの複合材料等を用いることができる。基部20は、放熱のために熱伝導性の高い材料によって形成されていることが好ましい。具体的には、基部20はセラミック材料を含んでいることが好ましい。特に、基部20が放熱性に優れている窒化アルミニウムを含んでいることが好ましい。
(第1導電部21、第2導電部22)
第1導電部21及び第2導電部22は公知の導電性部材により形成することができる。例えば、第1導電部21及び第2導電部22は、基部20上に設けられた導電箔(導体層)であり、発光素子300と電気的に接続される。第1導電部21及び第2導電部22はめっきや導電性ペーストの塗布、印刷などで形成することができる。第1導電部21及び第2導電部22のそれぞれの厚みは、例えば、5μm以上50μm以下である。第1導電部21及び/又は第2導電部22は単層でもよく複数層であってもよい。
(発光素子300)
発光素子300は、電圧を印加することで自ら発光する半導体素子であり、窒化物半導体等から構成される公知の半導体素子を適用できる。発光素子としては、例えばLEDチップが挙げられる。発光素子は、少なくとも半導体層を備え、多くの場合に素子基板をさらに備える。上面視において、発光素子は矩形形状でもよく、六角形形状等の多角形形状であってもよい。発光素子は、正負電極を有する。正負電極は、金、銀、錫、白金、ロジウム、チタン、アルミニウム、タングステン、パラジウム、ニッケル又はこれらの合金で構成することができる。半導体材料としては、窒化物半導体を用いることが好ましい。窒化物半導体は、主として一般式InAlGa1-x-yN(0≦x、0≦y、x+y≦1)で表される。このほか、InAlGaAs系半導体、InAlGaP系半導体、硫化亜鉛、セレン化亜鉛、炭化珪素などを用いることもできる。発光素子の素子基板は、主として半導体積層体を構成する半導体の結晶を成長可能な結晶成長用基板であるが、結晶成長用基板から分離した半導体素子構造に接合させる接合用基板であってもよい。素子基板の母体としては、サファイア、窒化ガリウム、窒化アルミニウム、シリコン、炭化珪素、ガリウム砒素、ガリウム燐、インジウム燐、硫化亜鉛、酸化亜鉛、セレン化亜鉛、ダイヤモンドなどが挙げられる。なかでも、サファイアが好ましい。素子基板の厚さは、適宜選択でき、例えば0.02mm以上1mm以下であり、素子基板の強度の観点において、0.05mm以上0.3mm以下であることが好ましい。
(保護素子301)
保護素子301は、静電耐圧を向上させるため部材である。保護素子には、一般的な発光装置に搭載される種々の保護素子を用いることができる。例えば、保護素子としてツェナーダイオードを用いることができる。
(第1ワイヤー401、第2ワイヤー402)
第1ワイヤー401は、第1リードと第1導電部を電気的に接続する部材である。第2ワイヤー402は、第2リードと第2導電部を電気的に接続する部材である。第1ワイヤー401及び第2ワイヤー402の材料としては、金、銀、銅、白金、アルミニウム等の金属およびそれらの合金等の公知の部材を用いることができる。
(壁部500)
壁部500は、第1リード11および第2リード12の上面を跨って覆う部材である。壁部500は樹脂部15と同様の部材を用いることができる。
(反射部材700)
反射部材700は、発光素子300の側面を覆う部材である。反射部材700は、母体となる樹脂材料として、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることができる。反射部材700の母体としては特に耐熱性及び耐光性に優れているシリコーン樹脂及び変性シリコーン樹脂を用いることが好ましい。反射部材700は、母体となる樹脂材料に光反射部材を含んでいる。光反射部材には酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、チタン酸カリウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、ムライトなどが公知の部材が挙げられる。
(アンダーフィル710)
アンダーフィル710は、発光素子300と第2基板の熱膨張率の差による応力を吸収したり、放熱性を高めたりする部材である。アンダーフィル710は、発光素子300と第2基板200の隙間に形成される。アンダーフィル710の材料としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などの樹脂材料を用いることができる。アンダーフィル710は、樹脂材料に光反射部材を含んでいてもよい。光反射部材には酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、チタン酸カリウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、ムライトなどが公知の部材が挙げられる。アンダーフィル710が光反射部材を含んでいることにより発光素子からの光が第2基板に吸収されることを抑制できる。
(透光性部材800)
透光性部材800は発光素子の上面を被覆し、発光素子を保護する透光性の部材である。透光性部材の材料として、例えば、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などの樹脂材料を用いることができる。透光性部材の樹脂材料としては特に耐熱性及び耐光性に優れているシリコーン樹脂及び変性シリコーン樹脂を用いることが好ましい。透光性部材800は、波長変換粒子及び/又は拡散粒子を含有していてもよい。
(波長変換粒子)
波長変換粒子は、発光素子が発する一次光の少なくとも一部を吸収して、一次光とは異なる波長の二次光を発する。波長変換粒子としては公知の波長変換粒子を用いることができる。波長変換粒子としては例えば、以下に示す具体例のうちの1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
緑色発光する波長変換粒子としては、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えばY(Al,Ga)12:Ce)、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えばLu(Al,Ga)12:Ce)、テルビウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えばTb(Al,Ga)12:Ce)系蛍光体、シリケート系蛍光体(例えば(Ba,Sr)SiO:Eu)、クロロシリケート系蛍光体(例えばCaMg(SiOCl:Eu)、βサイアロン系蛍光体(例えばSi6-zAl8-z:Eu(0<z<4.2))、SGS系蛍光体(例えばSrGa:Eu)、アルカリ土類アルミネート系蛍光体(例えば(Ba,Sr,Ca)MgAl1016+x:Eu,Mn(但し、0≦X≦1))などが挙げられる。黄色発光の波長変換粒子としては、αサイアロン系蛍光体(例えばM(Si,Al)12(O,N)16(但し、0<z≦2であり、MはLi、Mg、Ca、Y、及びLaとCeを除くランタニド元素)などが挙げられる。このほか、上記緑色発光する波長変換粒子の中には黄色発光の波長変換粒子もある。また例えば、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体は、Yの一部をGdで置換することで発光ピーク波長を長波長側にシフトさせることができ、黄色発光が可能である。また、これらの中には、橙色発光が可能な波長変換粒子もある。赤色発光する波長変換粒子としては、窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CASN又はSCASN)系蛍光体(例えば(Sr,Ca)AlSiN:Eu)、SLAN蛍光体(SrLiAl:Eu)などが挙げられる。このほか、マンガン賦活フッ化物系蛍光体(一般式(I)A[M1-aMn]で表される蛍光体である(但し、上記一般式(I)中、Aは、K、Li、Na、Rb、Cs及びNHからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素であり、aは0<a<0.2を満たす))が挙げられる。このマンガン賦活フッ化物系蛍光体の代表例としては、マンガン賦活フッ化珪酸カリウムの蛍光体(例えばKSiF:Mn)がある。
(拡散粒子)
拡散粒子としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛などの公知の部材を用いることができる。拡散粒子は、これらのうちの1種を単体で、又はこれらのうちの2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、熱膨張係数の小さい酸化珪素が好ましい。また、拡散粒子として、ナノ粒子を用いることで、発光素子が発する光の散乱を増大させ、波長変換粒子の使用量を低減することもできる。なお、ナノ粒子とは、粒径が1nm以上100nm以下の粒子とする。また、本明細書における「粒径」は、D50で定義される値とする。
(被覆部材900)
被覆部材900は、第1リード及び第1ワイヤーを覆う部材である。被覆部材900は樹脂部15と同様の部材を用いることができる。被覆部材900の母体としては、特に耐熱性に優れているエポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。また、被覆部材900は母体となる樹脂材料に光反射部材を含んでいてもよい。
本発明の一実施形態に係る発光装置は、車載ヘッドライト、液晶ディスプレイのバックライト装置、各種照明器具、大型ディスプレイ、広告や行き先案内等の各種表示装置、プロジェクタ装置、さらには、デジタルビデオカメラ、ファクシミリ、コピー機、スキャナ等における画像読取装置などに利用することができる。
1000、1000A、1000B、1000C、1000D、1000E、1000F、1000G 発光装置
100、100A 第1基板
10 リード
11 第1リード
12 第2リード
13 第3リード
15 樹脂部
200 第2基板
20 基部
21 第1導電部
22 第2導電部
300 発光素子
350 導光部材
401 第1ワイヤー
402 第2ワイヤー
500 壁部
600 接合部材
700 反射部材
710 アンダーフィル
800 透光性部材
900 被覆部材

Claims (19)

  1. 第1リードと、前記第1リードと離れて位置する第2リードと、前記第1リードおよび前記第2リードを保持する樹脂部と、を有する第1基板と、
    前記第2リード上に配置され、基部と前記基部の上面に位置する第1導電部とを有する第2基板と、
    前記第2基板上に配置され、前記第1導電部と電気的に接続される少なくとも1つの発光素子と、
    前記第1リードと前記第1導電部を電気的に接続する第1ワイヤーと、
    前記第1リードおよび前記第2リードの上面を跨って覆う壁部と、を備え、
    前記壁部の高さは、前記第2基板の高さよりも低くなっており、
    前記樹脂部は、平面視において前記壁部に囲まれ、前記第1リードの上面を覆う被覆樹脂部を備えており、
    前記被覆樹脂部は、前記壁部よりも高さの低い上面を有し、
    前記被覆樹脂部は、前記壁部の内側面から延伸している、発光装置。
  2. 前記壁部は前記樹脂部の一部である請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記発光装置は、第2ワイヤーを備え、
    前記第1基板は、前記第1リード及び前記第2リードと離れて位置する第3リードを有し、
    前記第1導電部と離れて、前記基部の上面に位置する第2導電部を有し、
    前記第2ワイヤーは、前記第3リードと前記第2導電部を電気的に接続する請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 上面視において、前記第1リードと前記第2リードは第1方向で対向し、前記第2リードと前記第3リードは前記第1方向で対向し、前記第1リードと前記第3リードは前記第1方向と直交する第2方向で対向する請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記壁部は、前記第2リードおよび前記第3リードの上面を跨って覆う請求項3又は請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記壁部は、前記第1リードおよび前記第3リードの上面を跨って覆う請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記発光装置は、第2ワイヤーを備え、
    前記第1導電部と離れて、前記基部の上面に位置する第2導電部を有し、
    前記第2ワイヤーは、前記第2リードと前記第2導電部を電気的に接続する請求項1に記載の発光装置。
  8. 前記壁部は、上面視において前記第2基板を切れ目なく囲む、請求項1から7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 断面視において、前記壁部の幅に対する前記壁部の高さの比が0.2以上1より小さい請求項1から8のいずれか1項に記載の発光装置。
  10. 前記発光素子の側面を覆う反射部材を備える請求項1から9のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記反射部材は、前記第1ワイヤーと離れて位置する請求項10に記載の発光装置。
  12. 前記発光素子の上面を覆う透光性部材を備える請求項1から11のいずれか1項に記載の発光装置。
  13. 前記透光性部材の高さは、前記第1ワイヤーの高さよりも高い請求項12に記載の発光装置。
  14. 前記透光性部材の高さは、前記第1ワイヤーの高さよりも低い請求項12に記載の発光装置。
  15. 前記発光素子は複数有り、
    1つの前記透光性部材が複数の前記発光素子の上面を覆う請求項12から14のいずれか1項に記載の発光装置。
  16. 前記第1ワイヤーがリボンワイヤーである請求項1から15のいずれか1項に記載の発光装置。
  17. 前記基部は窒化アルミニウムを含む請求項1から16のいずれか1項に記載の発光装置。
  18. 前記被覆樹脂部は、前記壁部の内側面の角部の少なくとも1つから延伸する、請求項1から17のいずれか1項に記載の発光装置。
  19. 前記第1リードの側面と繋がる第1リードの上面の一部が前記被覆樹脂部に覆われている、請求項1から18のいずれか1項に記載の発光装置。
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