JP7119369B2 - 距離計測装置 - Google Patents
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この距離測定方法によれば、識別信号を情報として含む超音波の反射波等を受振し、送信した変調信号との相関をとることで、受振した反射波(受振信号)の立ち上がり部分を精度よく検出し、距離を求めることが可能である。
そのため、自己の超音波が含む識別信号と、他の車両が発振している超音波に含まれる信号との干渉を防止する距離計測装置の提供が望まれる。
搬送波を発振する発振器と、
前記搬送波に所定の方式で識別信号を付与した変調波を出力する変調器と、
前記変調波に対応する超音波を発振する発振素子と、
超音波を受振する受振素子と、
前記受振素子が受振した超音波を復調する復調部と、
復調された超音波の方式を判断する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記発振素子がこれから発振する前記超音波のプロトコルの設定として、前記発振器により発振される前記搬送波の周波数及び前記変調器から出力される前記変調波の変調方式が記憶される記憶部を有し、
前記制御部は、前記変調器が前記変調波を出力するに際し、前記記憶部に記憶されている前記プロトコルの設定に基づいて初回の発振であるか否かを判定し、
前記初回の発振である場合には、あらかじめ前記受振素子に超音波を受振させ、さらに当該受振した超音波を前記復調部に復調させて復調信号を取得し、当該受振した超音波のプロトコルとは異なるプロトコルを設定して前記記憶部に記憶して、当該プロトコルの設定に関する情報を前記変調器に出力し、
前記初回の発振でない場合には、前記記憶部から現在のプロトコルの設定を読み出した後、あらかじめ前記受振素子に超音波を受振させ、さらに当該受振した超音波を前記復調部に復調させて復調信号を取得し、当該受振した超音波のプロトコルと前記現在のプロトコルとの比較結果に基づいて当該受振した超音波のプロトコルとは異なるプロトコルを設定して、当該プロトコルの設定に関する情報を前記変調器に出力し、
前記変調器は、前記プロトコルの設定に関する情報に基づいて、前記受振した超音波のプロトコルとは異なるプロトコルで前記搬送波に前記識別信号を付与し、前記変調波を出力する点にある。
そのため制御部は、変調器に対して、復調信号の方式に関する情報、たとえば、当該周囲の超音波の変調方式や、当該周囲の超音波に含まれる信号などの情報を出力し、変調器をして、復調信号の方式とは異なる方式で搬送波に識別信号を付与せしめることができる。
したがって上記構成によれば、周囲の超音波、特に、信号を含む超音波との干渉の影響を低減し、誤検知を予防し、距離計測の計測性能を向上させた距離計測装置を提供することができる。
前記変調器は、前記復調信号とは異なるビット配列の前記識別信号を付与した前記変調波を出力する点にある。
前記ビット配列は、前記復調信号とは異なるビット長である点にある。
前記変調器は、前記復調部が復調した変調方式とは異なる方式で変調した変調波を出力する点にある。
前記発振素子として圧電素子ユニットを備え、
前記受振素子は、前記圧電素子ユニットとは別のユニットである点にある。
図1は、距離計測装置100の概略構成を説明する模式図である。
距離計測装置100は、対象物9との距離を、変調された超音波の反射波を受振して計測する距離の計測装置である。
この距離計測装置100は、たとえば車載用の障害物検出装置(図示せず)として用いられ、障害物としての対象物9の存在を認識し、また、対象物9との距離を把握して、それらの情報を運転者に通知するようになっている場合を例示して説明していく。
さらに距離計測装置100は、発振器4が発振した基本波(搬送波)を変調する変調器2と、圧電素子3が受振した反射波を復調して復調信号を取得する検波器5などと、を主要な機能部として備える。
〔距離計測装置の構成〕
以下の説明では主として図1を参照して説明し、必要に応じて他の図を参照する。
圧電素子3は、超音波を発振し、また、受振するデバイスである。
圧電素子3は、印加された電圧に応じて変位し、また、振動エネルギーなどの機械的な力を加えられると、その変位に応じて起電力を生じる振動子(図示せず)を備えた、いわゆる超音波振動子のユニットから成るプローブである。
圧電素子3の振動子は、所定の周波数(波長)で共振するため、通常は、発振する超音波の中心となる周波数(もしくは波長)と、受振可能な超音波の中心となる周波数(もしくは波長)は同じになる。
本実施形態の圧電素子3の共振周波数は40kHzである。
そのため、圧電素子3で大きな振幅を得たい場合には、大きな遅延時間Tdが必要である。一方、圧電素子3で相対的に小さい振幅を得たい場合には、遅延時間Tdは小さくなる。
圧電素子3が受振した振動は、圧電素子3により電圧の信号に変換されて検波器5に送信される。
本実施形態では、発振器4は、所定の振動数で振動する水晶振動子(図示せず)の基本振動を基にして、所定の周波数を生成し、搬送波として変調器2へ供給している。
パルス発生器15は、本実施形態では、生成した信号を、変調器2へ供給(伝送)している。
パルス発生器15は、CPU10から送信される動作指令に従って、所定の符号を含む信号を生成する動作する。
所定のビット長としては例えば、8ビットのビット長を選択できる。
所定のビット配列としては任意の配列を選択してよい。
パルス発生器15は、ビット長が8ビットの場合は、8回のパルスのオンないしオフの組み合わせの信号を出力するようになっている。
また、単に、パルス、と称する場合は、符号1もしくは符号ゼロのいずれかを意味する。
また、パルス信号、と称する場合は、複数のパルスの組み合わせを意味する。
本実施形態では、発振器4が発振する基本波の周期に同期させており、具体的には、原則、八波発振されるタイミング(八周期)ごとに、一回のパルスを発するようになっている。
比較器17は、当該判定した結果(以下、判定結果と称する)をCPU10に送信する。
また、CPU10は、さらに、所定の条件下、制御部1として、変調器2に対して変調のプロトコルを指示している。
ここで、所定の方式とは、変調のプロトコルのことを言う。
変調器2は、複数の変調のプロトコルの切替として、複数の変調方式を切替えて、変調することができる。
変調器2は、複数の変調方式として、少なくとも位相変調方式、振幅変調方式、および周波数変調方式を切替えて使用することができる。
また、変調器2は、複数の変調方式を同時に用いて(組み合わせて、もしくは重畳して)、変調することができる。
本実施形態では、図3に示すように、搬送波と同じ位相が二進数の1を表し、搬送波とπだけずれた位相が二進数のゼロを表している。
本実施形態では、連続する波のうち、相対的に大きな振幅が二進数の1を表し、相対的に小さな振幅が二進数のゼロを表している。
図4では、二進数の1を表す相対的に大きな振幅に対して、当該振幅を100パーセントとした場合に、50パーセントの振幅を二進数のゼロを表す場合の目標振幅として変調制御し、100パーセントと50パーセントの平均値である75パーセント以下の振幅である場合に、二進数のゼロを表しているものとする場合を図示している。
本実施形態では、搬送波と同じ周波数が二進数の1を表し、搬送波よりも所定の大きさだけ周波数変化した場合に二進数のゼロを表すことができる。たとえば、図5の場合には、搬送波と同じ周波数が二進数の1を表し、搬送波よりも周波数が所定の大きさだけ小さい場合が二進数のゼロを表している。
すなわち、本実施形態において振幅変調方式でゼロを表す場合は、バースト長を短くすることで、相対的に小さな振幅を得るようになっている。
〔障害物の検知動作の基本的な説明〕
以下では、距離計測装置100による、障害物91の検知と距離の計測動作について説明する。
本実施形態では、距離計測装置100は、いわゆるタイム・オブ・フライト(Time-Of-Flight、TOF)法により、距離を計測する。
図7には、TOF法による距離計測の基本的な概念を説明するグラフを図示している。
図7のグラフの縦軸は振幅の大きさを意味している。
ラインEは、圧電素子3の振動の振幅の包絡線(エンベロープ)である。
本実施形態において、圧電素子3は、上述のように、変調された超音波を発振している。この変調された超音波の発振の具体例については後述する。
図7には、圧電素子3が、発振時間T1だけ変調器2に駆動されて振動(強制振動)した後、慣性による振動を残響時間T2だけ継続(いわゆる残響)し、その後、外部からの振動を受振している場合を図示している。
なお、閾値Thは、道路90からの小さな反射波(例えば道路の凹凸に伴う反射波)と、障害物91からの反射波を識別するための値である。
本実施形態では、閾値Thを超えるピークを有する反射波が、障害物91からの反射波であると定義している。一方、閾値Thを超えないピークを有する反射波は、一般に道路90の凹凸により生じる反射波であると定義している。
振動ピークP1の開始点は、図7では、時間Tpから、時間ΔTだけさかのぼったポイントで図示している。通常、時間ΔTの長さは、発振時間T1に等しい。言い換えると、圧電素子3が発振した超音波の反射波の受振に要した時間Tfは、時間Tpから発振時間T1を差分して求めることができる。
ここで、圧電素子3が発振する超音波の反射波は、所定の符号を含む情報を有している。したがって、検波器5で復調され、取り出された信号は、パルス発生器15が生成した所定の符号を含んでいる。そこで、制御部1は、比較器17の判定結果が一致であれば、当該反射波が、圧電素子3が発振した超音波の反射波であると認識し、障害物91の存在を検知することができる。そして、制御部1は、時間Tfを求め、時間Tfと、音速とから、障害物91との距離を認識することができる。
比較器17の判定結果が不一致である場合について補足する。
図8は、図7に示したラインEに加えて、振動ピークP2を有する超音波の入射が、ラインEfとして、重畳して図示されている。このラインEfは、例えば他の車両200(図1参照)などに搭載された、別の距離計測機が発した超音波もしくはその反射波を、圧電素子3が受振したものである。
このように、所定の符号を含む超音波を発振し、また受振するようにすることで、制御部1は、誤検知を回避することができ、距離計測装置100の計測性能を向上させることができる。
変調器2は、制御部1の指示に応じて、所定の変調のプロトコルで変調する。
本実施形態では、変調器2は制御部1の指示に応じて、任意に変調方式を切替え、また、組み合わせて変調波を発振するようになっている。
また、変調器2は、上述のごとく制御部1としてのパルス発生器15から供給される信号の情報をもとにして変調するようになっているが、本実施形態移おいて制御部1は、必要に応じて符号の情報を変更するようになっている。そのため、変調器2は、制御部1からの指示としてのパルス発生器15の信号の情報の変更に対応して、所定のビット長、所定のビット配列で変調するようになっている。
図8には、圧電素子3が、位相変調方式と振幅変調方式とを同時に用いて変調した超音波を発振する場合の、当該超音波の波形の一例を図示している。
さらに、図9には、変調器2が、振幅変調方式でゼロを表す場合に、当該部分のバースト長を、振幅変調方式で1を表す部分の半分のバースト長で変調している場合を例示している。
図1には、他の車両200が、例えば障害物検知などの目的で、超音波を発振している場合を図示している。この車両200が発振している超音波を、以下ではノイズと称する。
もし、このノイズが、距離計測装置100が用いている変調のプロトコルと同一のプロトコルで変調されている場合、距離計測装置100が発振する超音波と、当該ノイズが干渉するおそれが生じ得る。
変調器2は、制御部1の指令の情報に基づいて、ノイズのプロトコルとは異なるプロトコルで搬送波を変調する。
距離計測装置100が計測を開始(ステップ#0)すると、まず、初回の超音波の発振であるかどうかを確認する(ステップ#01)。ここで、初回とは、これから発振する超音波のプロトコルの設定が記憶部19に記憶されていない場合の事をいう。たとえば、距離計測装置100のスイッチが切りにされて、記憶部19における、これから発振する超音波のプロトコルの設定の記録が消去(初期化、ないしリセット)されるなどした後に、ふたたび距離計測装置100のスイッチが入りにされた後、最初に超音波を発振する場合の事を言う。
超音波の発振が初回でなければ(ステップ#01:No)、ステップ#11へ移行する。ステップ#11以降については後述する。
制御部1は、その後、当該設定を変調器2に送信する。変調器2は当該設定に従って変調した変調波を圧電素子3に送信する。当該変調波を受振した圧電素子3は、距離計測装置100として、距離計測のための超音波を発振する。
ステップ#11では、CPU10は制御部1として、現在設定されているプロトコル(以下、現プロトコルと称する)についての設定を記憶部19から読み出して取得する。
次に、制御部1は、圧電素子3で周囲の超音波を受振する(ステップ#13)。
ステップ#13では、まず、復調信号の変調方式と、現在のプロトコルで選択している変調方式との一致もしくは不一致を判断する。
不一致の場合は(ステップ#13:No)、ステップ#29へ移行し、現在のプロトコルを維持する。
一致の場合は(ステップ#13:YES)、ステップ#14へ移行する。
不一致の場合は(ステップ#14:No)、ステップ#29へ移行し、現在のプロトコルを維持する。
一致の場合は(ステップ#14:YES)、ステップ#15へ移行する。
不一致の場合は(ステップ#15:No)、ステップ#29へ移行し、現在のプロトコルを維持する。
一致の場合は(ステップ#15:YES)、ステップ#19へ移行し、プロトコルを変更する。
圧電素子3が受振した周囲の超音波が、周波数変調方式を使用しており、当該周囲の超音波に含まれる信号のビット長が4ビットであり、ビット配列が[0101]である場合は、例えば、次のようにプロトコルを変更することができる。
(1)上記実施形態では、圧電素子3の共振周波数を40kHzとしたが、圧電素子3の共振周波数はこれに限られず、人の可聴域を超える音域(周波数帯)で任意に設定可能である。なお、人の可聴域を超える音域とは、たとえば20kHz以上の周波数帯の超音波の音域を言う。
しかしながら、変調器2が、位相変調方式と振幅変調方式との二つの変調方式に加えて、さらに、周波数変調方式を同時に用いて変調してもよい。
もしくは、変調器2が、位相変調方式、振幅変調方式もしくは周波数変調方式のうち、何れかひとつを用いて変調してもよい。
しかしながら、振幅変調方式でゼロを表す場合にも、当該部分のバースト長を、振幅変調方式で1を表す部分と同じバースト長としてもよい。
しかしながら、ビット長の設定は任意であり、混信防止に必要なビット長を選択することができる。例えばビット長を16ビットとしてもよい。
しかしながら、変調器2が、上位4ビットを位相変調方式で変調して表し、下位4ビットを振幅変調方式で変調して表すようにしてもよい。
しかしながら、制御部1は、復調信号の変調方式、ビット長、ビット配列の全てが不一致である場合に、現プロトコルを維持すようにすることもできる。このようにすれば、より確実に誤検知を予防することができる。たとえば、ビット配列が[0101]の信号と、[01010101]の信号とは、ビット長がことなるが、同一のビット配列となる部分を含んでいる場合にも、確実に誤検知を予防することができる。
しかしながら、図11に示すように、受振素子として第一プローブ31を、発振素子として第二プローブ32(圧電素子ユニットの一例)を割り当てるようにしてもよい。このようにすれば、第一プローブ31で超音波を発振しながら、第二プローブ32で反射波およびその他の音波を受振することができるため、より確実に混信防止が可能になり、距離計測の精度を向上させることができる。
しかし、変調方式、ビット長、およびビット配列以外に、もしくは、変調方式、ビット長、およびビット配列に加えて、他の方式を変更してもよい。たとえば、バースト長を、ノイズとは異なるバースト長に変更することもできる。
しかしながら、符号の表し方は上記例示に限られない。符号は二進数以外にも他の位取り記数法、たとえば十進数を用いることができる。また、各変調方式において二値を超える変調を行うこともできる。
たとえば、8ビットのビット長の場合は、最上位ビットを1とし、最下位ビットは誤り検出用のパリティビットとして用いてもよい。誤り検出としては、例えば奇数パリティ方式を使用することができる。
また、上記実施形態ではより大きな送信ビット数の送信を可能としているため、パリティビットを採用する以外にも、誤り訂正ビットを採用したりするなどして、識別性を向上させることもできる。
しかしながら、振幅変調方式のみで変調する場合においては、二進数のゼロを表す場合に、ゼロパーセントの振幅を二進数のゼロを表す場合の目標振幅として変調制御してもよい。この場合、例えば100パーセントとゼロパーセントの平均値である50パーセント以下の振幅である場合に、二進数のゼロを表しているものとすることができる。
2 :変調器
3 :圧電素子(受振素子、発振素子)
4 :発振器
5 :検波器(復調部)
9 :対象物
10 :CPU
15 :パルス発生器
17 :比較器
19 :記憶部
31 :第一プローブ(受振素子)
32 :第二プローブ(発振素子、圧電素子ユニット)
50 :FFT回路
51 :ASK復調部(復調部)
51a :周波数発振器
52 :FSK復調部(復調部)
53 :PSK復調部(復調部)
53a :周波数発振器
90 :道路(対象物)
91 :障害物(対象物)
100 :距離計測装置
200 :車両
A :振幅
E :ライン
Ef :ライン
P1 :振動ピーク
P2 :振動ピーク
T1 :発振時間
T2 :残響時間
Td :遅延時間
Th :閾値
W :波形
Claims (5)
- 搬送波を発振する発振器と、
前記搬送波に所定の方式で識別信号を付与した変調波を出力する変調器と、
前記変調波に対応する超音波を発振する発振素子と、
超音波を受振する受振素子と、
前記受振素子が受振した超音波を復調する復調部と、
復調された超音波の方式を判断する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記発振素子がこれから発振する前記超音波のプロトコルの設定として、前記発振器により発振される前記搬送波の周波数及び前記変調器から出力される前記変調波の変調方式が記憶される記憶部を有し、
前記制御部は、前記変調器が前記変調波を出力するに際し、前記記憶部に記憶されている前記プロトコルの設定に基づいて初回の発振であるか否かを判定し、
前記初回の発振である場合には、あらかじめ前記受振素子に超音波を受振させ、さらに当該受振した超音波を前記復調部に復調させて復調信号を取得し、当該受振した超音波のプロトコルとは異なるプロトコルを設定して前記記憶部に記憶して、当該プロトコルの設定に関する情報を前記変調器に出力し、
前記初回の発振でない場合には、前記記憶部から現在のプロトコルの設定を読み出した後、あらかじめ前記受振素子に超音波を受振させ、さらに当該受振した超音波を前記復調部に復調させて復調信号を取得し、当該受振した超音波のプロトコルと前記現在のプロトコルとの比較結果に基づいて当該受振した超音波のプロトコルとは異なるプロトコルを設定して、当該プロトコルの設定に関する情報を前記変調器に出力し、
前記変調器は、前記プロトコルの設定に関する情報に基づいて、前記受振した超音波のプロトコルとは異なるプロトコルで前記搬送波に前記識別信号を付与し、前記変調波を出力する距離計測装置。 - 前記変調器は、前記復調信号とは異なるビット配列の前記識別信号を付与した前記変調波を出力する請求項1に記載の距離計測装置。
- 前記ビット配列は、前記復調信号とは異なるビット長である請求項2に記載の距離計測装置。
- 前記変調器は、前記復調部が復調した変調方式とは異なる方式で変調した変調波を出力する請求項1から3のいずれか一項に記載の距離計測装置。
- 前記発振素子として圧電素子ユニットを備え、
前記受振素子は、前記圧電素子ユニットとは別のユニットである請求項1から4のいずれか一項に記載の距離計測装置。
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