JP7117763B2 - 経口組成物 - Google Patents

経口組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP7117763B2
JP7117763B2 JP2018121379A JP2018121379A JP7117763B2 JP 7117763 B2 JP7117763 B2 JP 7117763B2 JP 2018121379 A JP2018121379 A JP 2018121379A JP 2018121379 A JP2018121379 A JP 2018121379A JP 7117763 B2 JP7117763 B2 JP 7117763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muscle
present
banaba
processed
oral composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018121379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019085391A (ja
Inventor
拓弥 松谷
慎一郎 高嶋
智康 神谷
栞 上野
欣也 高垣
貴俊 尾上
琢海 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Shinyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Shinyaku Co Ltd filed Critical Toyo Shinyaku Co Ltd
Publication of JP2019085391A publication Critical patent/JP2019085391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7117763B2 publication Critical patent/JP7117763B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

本発明は、3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩、並びにバナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴とする経口組成物に関する。
3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸(HMB)は、必須アミノ酸であるロイシンの代謝生成物であり、筋肉の合成促進や分解抑制にかかわっていることが知られている。しかしながら、体内でのHMB生成量は非常に少ないため、このHMBをサプリメント等として摂取する試みがなされている。
このようなサプリメントに関し、3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸カルシウム及び結晶セルロースを含有する錠剤が提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1では、結晶セルロースを用いることにより打錠性を改善し、表面に凹凸のない錠剤を得ている。
特開2015-218158号公報
上記のように、HMBに関する検討はなされているが、HMBと他成分との効果に関する検討はあまりなされていない。
本発明の課題は、優れた筋肉増強効果、及び抗肥満効果を示す経口組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、HMB又はその塩と共に、バナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を用いることにより、優れた筋肉増強効果、抗肥満効果を示すことを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
<1>3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩、及び、バナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴とする経口組成物。
<2>筋肉増強用であることを特徴とする<1>に記載の経口組成物。
<3>抗肥満用であることを特徴とする<1>に記載の経口組成物。
<4>3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩が、3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸カルシウムであることを特徴とする<1>~<3>に記載の経口組成物。
<5>錠剤、カプセル剤、丸剤又はチュアブル錠剤のいずれかであることを特徴とする<1>~<4>のいずれか記載の経口組成物。
本発明によれば、優れた筋肉増強効果、抗肥満効果を示す経口組成物を提供することができる。特に、本発明によれば、運動と併用することで、より優れた筋肉増強効果、抗肥満効果を示す経口組成物を提供することができる。
本発明の組成物(HMBCa+バナバ葉抽出物)を適用した場合の筋芽細胞賦活作用を示す。 本発明の組成物(HMBCa+バナバ葉抽出物)を適用した場合の筋管細胞賦活作用を示す。 本発明の組成物(HMBCa+ビワ葉抽出物)を適用した場合の筋管細胞賦活作用を示す。 本発明の組成物(HMBCa+バナバ葉抽出物)を適用した場合のp-mTORタンパク質発現量(相対値)を示す。
本発明の経口組成物は、3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩、並びにバナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴とする。
3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩と共に、バナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を用いることにより、筋肉増強効果や筋肉疲労回復(筋肉疲労改善)効果を向上させることができ、シェイプアップや、スポーツ選手の筋肉増強、病後の筋力回復、高齢者の寝たきり防止、運動時の筋肉ダメージの抑制、運動後の筋肉疲労回復、基礎代謝の向上等に用いることができる。
さらに、3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩と共に、バナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を用いることにより、肥満を抑制することができる。すなわち、本発明の経口組成物は、抗肥満、体脂肪の低減、体脂肪の蓄積抑制、ダイエット等に用いることができる。
[3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩]
3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸(HMB)とは、必須アミノ酸であるロイシンの代謝産物であり、ヒトの体内で合成される。本発明においては、HMB又はその塩が使用できる。HMBの塩としては、特に制限されないが、カルシウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩が挙げられ、バナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種と組み合わせた際に優れた筋肉増強効果や抗肥満効果を発揮することから、カルシウム塩(HMBCa)が好ましい。本発明の経口組成物におけるHMB又はその塩は、公知の方法により合成したものや、市販品を用いることができる。市販品としては、食品に適用可能なものであれば限定されない。また、本発明においてHMB又はその塩は1種類のみを使用しても良いし、2種類以上を使用しても良い。
3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸又はその塩の含有量は、筋肉増強効果及び/又は抗肥満効果が認められる量であれば特に限定されないが、例えば、組成物全量に対して0.001~99%であり、好ましくは0.005~98%、より好ましくは0.01~97%である。
[バナバ加工物]
バナバ(Lagerstroemia Speciosa)は、ミソハギ科サルスベリ属に属する植物で、通称「オオバナサルスベリ」とも呼ばれ、フィリピンを始め、インド、マレーシア、中国南部などの東南アジア、オーストラリアなどに広く生育している植物である。本発明においては、バナバの花、葉、樹皮、根又は種子を用いることができるが、HMB又はその塩と組み合わせた際に優れた筋肉増強効果や抗肥満効果を発揮することから、葉を使用することが好ましい。バナバ葉は茎を含むものであっても良い。バナバ葉は腐食しやすいため、収穫した後に直ちに乾燥させて、乾燥物とするのが好ましい。生葉の乾燥は自然乾燥または風乾のいずれであってもよいが、好ましくは風乾により、強制的に乾燥させることが好ましい。乾燥は、水分含量が20質量%以下、好ましくは10質量%以下となるように行うことで、微生物による腐食を防止し、バナバの葉中の成分を安定に保持させることができる。
本発明に用いられるバナバ加工物としては、乾燥チップ、粉砕物、搾汁物、抽出物又はこれらの乾燥粉末等が挙げられる。本発明において用いられるバナバ加工物は、後述する本発明の好ましい利用形態である錠状、カプセル状、丸状、チュアブル錠状の組成物に用いる際の製剤性を考慮すると、適用が容易であることから、粉砕物、搾汁物、抽出物又はこれらの乾燥粉末であることが好ましく、HMB又はその塩と組み合わせた際に優れた筋肉増強効果や抗肥満効果を発揮することから、抽出物又はその乾燥粉末であることがより好ましい。バナバ加工物は、当業者により通常知られている方法によって製造したものでもよいし、市場に流通しているものであってもよい。
バナバの粉砕物を得る方法は特に限定されないが、例えば、洗浄後に天日又は乾燥機を用いて乾燥後、そのままで、又は適当な形状や大きさに裁断して得た処理物を、粉砕装置を用いて粉砕することで得ることができる。粉砕装置としては通常使用されるものが広く使用できるが、例えば、原料ホッパー、粉砕機、分級機、製品ホルダーなどから構成される粉砕機を用いることができる。
バナバの搾汁物を得る方法は特に限定されないが、例えば、バナバ又はその細片化物を圧搾する方法、バナバの細片化物を遠心やろ過する方法などを挙げることができる。具体的な搾汁物の製造方法の例としては、ミキサー、ジューサーなどの機械的破砕手段によって搾汁し、必要に応じて、篩別、濾過などの手段によって粗固形分を除去することにより搾汁液を得る方法が挙げられる。搾汁物は、必要に応じて濃縮してもよいし、凍結乾燥や熱風乾燥、噴霧乾燥などの処理を行い、乾燥粉末とすることもできる。
バナバの抽出物を得る方法は特に限定されないが、例えば、バナバの葉が含有する成分を、常法に従って溶媒で抽出して得られる抽出液、その希釈液や濃縮液、又はそれらの乾燥物やその粉末などが挙げられる。
抽出に使用される溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどの低級アルコール;酢酸エチル、酢酸メチルなどの低級エステル;アセトン;これらと水との混合溶媒などが挙げられる。本発明においては有機溶媒と水との混合溶媒を使用することができ、混合溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、酢酸エチル、酢酸メチル、アセトンと、水との混合溶媒を用いることができ、好ましくはアセトン/水(2/8~8/2、体積比)混合物、エタノール/水(2/8~8/2、体積比)混合物などが挙げられる。抽出溶媒の温度は、使用する溶媒に応じて室温~沸点以下で適宜設定することができる。
抽出方法は、例えば、バナバに対して1~20倍質量、好ましくは3~15倍質量、より好ましくは5~10倍質量の水及びエタノールを加え、室温以上、好ましくは50℃以上、より好ましくは約50~85℃の範囲で、数分~数十時間、好ましくは30分~2時間程度、静置、振盪、撹拌、還流などの任意の条件下にて抽出を行う方法などが挙げられる。高温で抽出する場合は、有機溶媒(例えば、エタノール)が蒸発して抽出効率が落ちる可能性があるため、加熱還流による抽出を行うことが好ましい。抽出作業後、ろ過、遠心分離などの固液分離操作を行い、不溶な固形物を除去することが好ましい。これに、必要に応じて希釈、濃縮などの操作を行うことにより、抽出物を得ることができる。さらに、不溶物についても同じ操作を繰り返して抽出し、その抽出物を先の抽出物と合わせて用いてもよい。これらの抽出物は、当業者が通常用いる精製方法により、さらに精製して使用してもよい。
抽出物から乾燥物を得る方法は特に限定されず、例えば、抽出物やその濃縮物を、噴霧乾燥、凍結乾燥、減圧乾燥、流動乾燥などの当業者が通常用いる乾燥処理に供する方法などが挙げられる。さらに、このようにして得られた乾燥物を、当業者に知られる方法を用いて粉末化して使用することが可能である。例えば、特開2005-263650号公報に記載される方法にしたがって、バナバ抽出物を得ることができる。この方法によれば、バナバの葉を、(a)エタノール水溶液による抽出工程、(b)活性炭による処理工程、(c)濃縮して沈殿物を回収する工程を行うことで、バナバ抽出物を得ることができる。
バナバ加工物の含有量は、筋肉増強効果及び/又は抗肥満効果が認められる量であれば特に限定されないが、例えば、組成物全量に対して0.001~50質量%であり、好ましくは0.005~40質量%、より好ましくは0.01~30質量%である。
[ビワ加工物]
ビワ(Eriobortrya japonica)は、バラ科ビワ属の常緑高木であり、原産は中国南西部で、日本では四国、九州に自生し、多くは果樹として栽培される植物である。本発明においては、ビワの花、葉、樹皮、根又は種子を用いることができるが、HMB又はその塩と組み合わせた際に優れた筋肉増強効果や抗肥満効果を発揮することから、葉を使用することが好ましい。ビワ葉は茎を含むものであっても良い。
本発明に用いられるビワ加工物としては、乾燥チップ、粉砕物、搾汁物、抽出物又はこれらの乾燥粉末等が挙げられる。本発明において用いられるビワ加工物は、後述する本発明の好ましい利用形態である錠状、カプセル状、丸状、チュアブル錠状の組成物に用いる際の製剤性を考慮すると、適用が容易であることから、粉砕物、搾汁物、抽出物又はこれらの乾燥粉末であることが好ましく、HMB又はその塩と組み合わせた際に優れた筋肉増強効果や抗肥満効果を発揮することから、抽出物又はその乾燥粉末であることがより好ましい。ビワ加工物は、当業者により通常知られている方法によって製造したものでもよいし、市場に流通しているものであってもよい。具体的な製造方法は、例えば、バナバ加工物の製造方法を参照できる。
ビワ加工物の含有量は、筋肉増強効果及び/又は抗肥満効果が認められる量であれば特に限定されないが、例えば、組成物全量に対して0.001~50質量%であり、好ましくは0.005~40質量%、より好ましくは0.01~30質量%である。
本発明の経口組成物は、例えば、医薬品(医薬部外品を含む)や、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品等の所定機関より効能の表示が認められた機能性食品などのいわゆる健康食品や、一般的な食品、食品添加剤、飼料等として用いることができる。
本発明の経口組成物は、筋肉の増強のために用いられる筋肉増強用組成物として用いることができる。かかる筋肉増強用組成物としては、HMB又はその塩、並びにバナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を含有し、筋肉増強や筋肉疲労回復に用いられる点において、製品として他の製品と区別することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、本発明に係る製品の本体、包装、説明書、宣伝物のいずれかに筋肉増強、筋合成の亢進、筋分解の抑制、筋肉量(筋肉重量、筋断面積、筋肉密度)の低下抑制・維持・増加、筋肉の質の低下抑制・維持・向上、筋力(パワー、持久力)の低下抑制・維持・増加、運動能力の低下抑制・維持・向上、代謝(基礎代謝、安静時及び運動時代謝)の低下抑制・維持・向上、除脂肪体重の低下抑制・維持・増加、筋肉疲労の予防・改善、筋肉増強による代謝向上効果、ロコモティブシンドロームの予防・改善効果、サルコペニアの予防・改善効果の機能がある旨を表示したものが本発明の範囲に含まれる。なお、本発明の筋肉増強用組成物は、製品の包装等に、本発明における組合せの成分(HMB又はその塩、並びにバナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種)が筋肉増強の有効成分として表示されているものに限られない。例えば、有効成分を特定していないものであってもよく、HMB又はその塩のみを有効成分として表示したものであってもよく、バナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種のみを有効成分として表示したものであってもよい。
具体的に、本発明の筋肉増強用組成物としては、医薬品(医薬部外品を含む)やいわゆる健康食品が挙げられ、いわゆる健康食品においては、「筋肉をつくる力をサポートする」、「筋肉の分解を抑える」、「筋力を増強する」、「歩行能力の低下抑制・維持・改善・向上」、「筋肉増強による代謝向上を図る」、「代謝の衰えを抑える」、「筋肉疲労の予防・回復」、「バランス能力の低下抑制・維持」、「シェイプアップ」、「マッチョ」、「細マッチョ」、「美ボディ」、「寝たきり予防」、「寝たきり防止」、「転倒予防」、「筋肉増強による代謝向上を図る」、「筋肉量や筋力を維持する」等を表示したものを例示することができる。本発明の経口組成物を摂取する対象としては、筋肉の増強を必要とする人であれば特に限定されないが、シェイプアップを目的とする人や、スポーツ選手や、足腰の弱った高齢者等を好ましく例示することができる。
また、本発明の経口組成物は、抗肥満のために用いられる抗肥満用組成物として用いることができる。かかる抗肥満用組成物としては、HMB又はその塩、並びにバナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種を含有し、抗肥満(肥満抑制)に用いられる点において、製品として他の製品と区別することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、本発明に係る製品の本体、包装、説明書、宣伝物のいずれかに、抗肥満(ダイエット、体脂肪低減、体脂肪蓄積抑制、メタボリックシンドローム改善、痩身などを含む)の機能がある旨を表示したものが本発明の範囲に含まれる。なお、本発明の抗肥満用組成物は、製品の包装等に、本発明における組合せの成分(HMB又はその塩、並びにバナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種)が抗肥満の有効成分として表示されているものに限られない。例えば、有効成分を特定していないものであってもよく、HMB又はその塩のみを有効成分として表示したものであってもよく、バナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種のみを有効成分として表示したものであってもよい。
具体的に、本発明の抗肥満用組成物としては、医薬品(医薬部外品を含む)やいわゆる健康食品が挙げられ、いわゆる健康食品においては、「体脂肪が気になる方へ」、「肥満気味な方へ」、「体重(BMI)が気になる方へ」、「体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす」、「ウエスト周囲長を減らす」等を表示したものを例示することができる。
本発明の経口組成物による筋肉増強効果、抗肥満効果は、日常生活を送る上で本発明の組成物を摂取すれば得られるものであるが、運動と併用することで、より優れた効果を得ることができる。ここで言う運動とは、有酸素運動又はレジスタンス運動(筋力トレーニング、ウェイトトレーニング)のいずれか一種以上である。特に、本発明の経口組成物による筋肉増強効果を得る場合、本発明の経口組成物と併用する運動の種類は特に制限はないが、有酸素運動、レジスタンス運動のうちいずれか一種以上を実施することが好ましく、レジスタンス運動を実施することが特に好ましい。また、運動を実施する場合の運動量としては、1日あたり10分以上、好ましくは20分以上、より好ましくは30分以上である。
本発明の組成物の形態としては、例えば、錠状、カプセル状、粉末状、顆粒状、液状、粒状、棒状、板状、ブロック状、固形状、丸状、ペースト状、クリーム状、カプレット状、ゲル状、チュアブル錠状、スティック状等を挙げることができる。これらの中でも、錠状、カプセル状、粉末状、顆粒状、丸状、チュアブル錠状の形態が好ましく、錠状、カプセル状、丸状、チュアブル錠状がより好ましい。
本発明の組成物を錠状、丸状、チュアブル錠状とする場合、賦形剤、滑沢剤、流動化剤のいずれか一種以上を添加することにより、成型性を高めるとともに得られた錠剤、丸剤又はチュアブル錠剤の保存安定性を向上するため、好ましい。特に、賦形剤及び滑沢剤を使用することで保存安定性をより高めることができる。
賦形剤とは、組成物の取扱いあるいは成形の向上や服用を便利にするために加えるものである。本発明に使用できる賦形剤としては特に制限はなく、例えば、デンプン、アルファー化デンプン、部分アルファー化デンプン、デンプン分解物等のデンプン又はその誘導体、結晶セルロース、糖アルコール、乳糖、ビール酵母、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、精製白糖、軽質無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、酸化チタン、沈降炭酸カルシウム等などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
滑沢剤とは、錠剤用の粉末を圧縮する際に打錠機杵臼と錠剤間の摩擦を緩和し、スティッキングなどの打錠障害を防ぐために使用するものである。本発明に使用できる滑沢剤としては、上記目的を達成することが可能な成分であれば特に制限はなく、例えば、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等のステアリン酸又はその塩、フマル酸ステアリルナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、タルク、ポリエチレングリコール、植物油脂、硬化油などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
流動化剤とは、混合末や顆粒の流動性を改善するために使用するものである。本発明に使用できる流動化剤としては特に制限はなく、例えば二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。本発明において、賦形剤、滑沢剤、流動化剤はいずれも市販品を使用することができる。
本発明の組成物におけるHMB又はその塩、並びにバナバ加工物及びビワ加工物から選ばれる少なくとも一種(以下、本発明の成分ともいう)の含有量としては、その効果の奏する範囲で適宜含有させればよい。
具体的には、本発明の経口組成物が錠状、丸状、カプセル状のサプリメントや医薬品の場合には、本発明の成分が乾燥質量換算で全体の5~99質量%含まれていることが好ましく、8~98質量%含まれていることがより好ましく、10~97質量%含まれていることが特に好ましい。また、本発明の経口組成物がチュアブル錠状のサプリメントや医薬品の場合には、本発明の成分が乾燥質量換算で全体の0.1~70質量%含まれていることが好ましく、0.5~60質量%含まれていることがより好ましく、1~50質量%含まれていることが特に好ましい。粉末状、顆粒状のサプリメントや医薬品の場合、本発明の成分が乾燥質量換算で全体の0.1~90質量%含まれていることが好ましく、0.5~80質量%含まれていることがより好ましく、1~70質量%含まれていることが特に好ましい。液状のサプリメントや医薬品の場合、本発明の成分が乾燥質量換算で全体の5~99質量%含まれていることが好ましく、8~98質量%含まれていることがより好ましく、10~97質量%含まれていることが特に好ましい。
本発明の経口組成物の摂取量としては特に制限はないが、本発明の効果をより顕著に発揮させる観点から、成人の1日当たり、HMB又はその塩の摂取量が、100mg/日以上となるように摂取することが好ましく、200mg/日以上となるように摂取することがより好ましく、300mg/日以上となるように摂取することがさらに好ましい。その上限は、例えば、10000mg/日であり、好ましくは8000mg/日であり、より好ましくは5000mg/日である。また、成人の1日当たり、バナバ加工物又はビワ加工物の摂取量が、0.01mg/日以上となるように摂取することが好ましく、0.05mg/日以上となるように摂取することがより好ましく、0.1mg/日以上となるように摂取することがさらに好ましい。その上限は、例えば、3000mg/日であり、好ましくは2000mg/日であり、より好ましくは1000mg/日である。本発明の経口組成物は、1日の摂取量が前記摂取量となるように適宜設計すればよく、1回で摂取しても良いし、複数回に分けて摂取しても良い。例えば、錠剤、カプセル剤、丸剤又はチュアブル錠剤の場合は1日あたり1~4回の摂取回数とし、合計量として前記摂取量が摂取できれば良く、飲料の場合、1日の摂取量に前記摂取量が配合されていれば良い。本発明の経口組成物は、1日の摂取量が前記摂取量となるように、1つの容器に、又は例えば2~3の複数の容器に分けて、1日分として収容することができる。
HMB又はその塩及びバナバ加工物の配合質量比としては、乾燥質量換算で、1:0.0001~100の範囲であることが好ましく、1:0.0005~50の範囲であることがより好ましく、1:0.001~10の範囲であることが特に好ましい。
HMB又はその塩及びビワ加工物の配合質量比としては、乾燥質量換算で、1:0.0001~100の範囲であることが好ましく、1:0.0005~50の範囲であることがより好ましく、1:0.001~10の範囲であることが特に好ましい。
本発明の組成物は、必要に応じて、本発明の成分以外の他の成分を添加して、公知の方法によって製造することができる。本発明の成分以外の他の成分としては、例えば、水溶性ビタミン(ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、B13、B15、B17、ビオチン、コリン、葉酸、イノシトール、PABA、ビタミンC、ビタミンP)、油溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)等のビタミン類;マグネシウム、リン、亜鉛、鉄等のミネラル類;タウリン、ニンニク等に含まれる含硫化合物;ヘスペリジン、ケルセチン等のフラバノイド或いはフラボノイド類;コラーゲン等のタンパク質;ペプチド;アミノ酸;動物性油脂;植物性油脂;動物・植物の粉砕物又は抽出物等を挙げることができる。特に、糖質を筋肉に運ぶことが可能なグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)ホルモンの分泌を亢進する成分が好ましく、例えば、スピルリナ、甘藷茎葉、マジョラム、カワラヨモギが挙げられる。
以下、本発明を実施例に基づき説明する。
試験1:筋芽細胞賦活作用の評価
(1)37℃、5%CO2インキュベーター内で、75cm2フラスコを用いて、マウス筋芽細胞株(C2C12)を10%(V/V)FBS含有DMEMにて培養した。
(2)トリプシン処理により浮遊させた細胞を、75cm2フラスコからコラーゲンコートした96ウェルプレートの各ウェルに5000cells/wellの細胞密度で播種した。
(3)37℃、5%CO2インキュベーター内で48時間前培養した。
(4)0.5%(V/V)DMSO-10%(V/V)FBS含有DMEMで所定濃度に調製した被験物質(表1)を含有する培地を100μLずつ添加し、24時間培養した。
(5)培地を除去した後、各ウェルをPBS 150μL/wellで1回洗浄した。次いで、無血清DMEMで30倍に希釈したCell Counting Kit-8(株式会社同仁化学研究所製)溶液 150μL/wellを添加した。
(6)添加後のプレートを37℃、5%CO2インキュベーター内に静置して適度に発色させた後、各ウェルの450nmにおける吸光度を測定した。得られたデータを元に、コントロールに対する細胞賦活活性(% of control)を下記式(1)に基づいて算出した。
Figure 0007117763000001
Figure 0007117763000002
式(1)中、「Data sample」は各被験物質添加ウェルの吸光度を表し、「Data control」はコントロールのウェルの吸光度を表し、「Data blank」は細胞がないウェルの吸光度を表す。
被験物質として以下のものを用いた。
・HMB又はその塩として、HMBCa(試薬)を用いた。
・バナバ加工物として、バナバ葉の含水エタノール抽出物(乾燥粉末)を用いた。
図1に筋芽細胞賦活作用の測定結果を示す。数値は、大きいほど筋芽細胞賦活活性が高いことを示す。
図1に示すように、HMBCa及びバナバ葉抽出物を用いた本発明の組成物は、各素材単独の場合に比して、優れた筋芽細胞賦活作用を示した。したがって、本発明の組成物は優れた筋肉増強効果を有することがわかる。
試験2:筋管細胞賦活作用の評価
(1)37℃、5%CO2インキュベーター内で、75cm2フラスコを用いて、マウス筋芽細胞株(C2C12)を10%(V/V)FBS含有DMEMにて培養した。
(2)トリプシン処理により浮遊させた細胞を、75cm2フラスコからコラーゲンコートした96ウェルプレートの各ウェルに5000cells/wellの細胞密度で播種した。
(3)37℃、5%CO2インキュベーター内でコンフルエントまで培養した後、分化誘導培地にて5日間培養した。
(4)0.5%(V/V)DMSO含有無血清DMEMで所定濃度に調製した被験物質(表2、表3)を含有する培地を各100μLずつ添加し、24時間培養した。
(5)培地を除去した後、各ウェルを無血清DMEM 150μL/wellで1回洗浄した。次いで、無血清DMEMで30倍に希釈したCell Counting Kit-8(株式会社同仁化学研究所製)溶液 150μL/wellを添加した。
(6)添加後のプレートを37℃、5%CO2インキュベーター内に静置して適度に発色させた後、各ウェルの450nmにおける吸光度を測定した。得られたデータを元に、コントロールに対する細胞賦活活性(% of control)を下記式(1)に基づいて算出した。
Figure 0007117763000003
Figure 0007117763000004
Figure 0007117763000005
式(2)中、「Data sample」は各被験物質添加ウェルの吸光度を表し、「Data control」はコントロールのウェルの吸光度を表し、「Data blank」は細胞がないウェルの吸光度を表す。
被験物質として以下のものを用いた。
・HMB又はその塩として、HMBCa(試薬)を用いた。
・バナバ加工物として、バナバ葉の含水エタノール抽出物(乾燥粉末)を用いた。
・ビワ加工物として、ビワ葉の含水エタノール抽出物(乾燥粉末)を用いた。
図2及び図3に筋管細胞賦活作用の測定結果を示す。数値は、大きいほど筋管細胞賦活活性が高いことを示す。
図2及び図3に示すように、HMBCa及びバナバ葉抽出物又はビワ葉抽出物のいずれかを用いた本発明の組成物は、各素材単独の場合に比して、優れた筋管細胞賦活作用を示した。したがって、本発明の組成物は優れた筋肉増強効果を有することがわかる。
試験3:p-mTORタンパク質発現の評価
7週齢の雄性Wistar系ラットを5日以上訓化後、体重値に基づいて群分けした。試験開始日から29日間、各群に対応した被験物質(表4)を連日で強制経口投与し、試験29日目の被験物質投与後に絶食させた。12-18時間の絶食後、ペントバルビタールナトリウムの麻酔下にて開腹、下大静脈から採血を行った。採血終了後に下大静脈を鋏で切開し放血させることで安楽死させ、氷冷下で長趾伸筋を採取した。長趾伸筋中のp-mTORおよび内部標準としてβ-tubulinのタンパク質発現量を測定した。
p-mTORおよびβ-tubulinタンパク質発現量の測定は、以下の要領で行った。
長趾伸筋を、RIPAバッファー(Thermo)中でビーズショッカーを用いて破砕し、タンパク抽出液を得た。ウエスタンブロッティング法によってタンパク抽出液中のp-mTORおよびβ-tubulinのタンパク質発現を解析した。β-tubulinを内部標準としてp-mTORタンパク質量を補正し、controlに対する相対的なp-mTORタンパク質発現量を算出した。
Figure 0007117763000006
被験物質として以下のものを用いた。
・HMB又はその塩として、HMBCaの市販品を用いた。
・バナバ加工物として、バナバ葉の含水エタノール抽出物(乾燥粉末)を用いた。
なお、被験物質は純水に溶解、または十分に懸濁させたものを使用した。
図4にp-mTORタンパク質発現量の相対値を示す。数値は、大きいほどp-mTORタンパク質発現が高いことを示す。
p-mTORは筋タンパク質の合成に関与し、これが増加することで筋肉量を増大させることが知られている。図4に示すように、HMBCa及びバナバ葉抽出物を用いた本発明の組成物を投与した際のp-mTORタンパク質発現量は、各素材単独の場合と比較して非常に高く、各素材からは想定し得ない発現量を示した。また、HMBCaを単独で高濃度投与した場合の発現量(投与量:320mg/kg、p-mTORタンパク質発現量相対値:0.87)と比較しても、高いp-mTORタンパク質発現を示した。したがって、本発明の組成物は優れた筋肉増強効果を有することがわかる。また、筋肉量の増加により基礎代謝量が向上するため、優れた抗肥満効果、特に体脂肪低減効果が期待できる。
[実施例5]
下記成分からなる錠剤(1粒あたり250mg)を製造した。得られた錠剤を1日あたり4粒摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000007
[実施例6]
下記成分からなる錠剤(1粒あたり250mg)を製造した。得られた錠剤を1日1回、1回あたり4粒摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000008
[実施例7]
下記成分からなる錠剤(1粒あたり200mg)を製造した。得られた錠剤を1日2回、1回あたり4粒(合計8粒)摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000009
[実施例8]
下記成分からなる錠剤(1粒あたり250mg)を製造した。得られた錠剤を1日1回、1回あたり5粒摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000010
[実施例9]
下記成分からなるチュアブル剤(1粒あたり700mg)を製造した。得られたチュアブル剤を1日1回、1回あたり2粒摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000011
[実施例10]
下記成分からなるチュアブル剤(1粒あたり1000mg)を製造した。得られたチュアブル剤を1日3回、1回あたり2粒(合計6粒)摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000012
[実施例11]
下記混合物をハードカプセルに封入し、カプセル剤(1粒あたり300mg)を製造した。得られたカプセル剤を1日1回、1回あたり4粒摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000013
[実施例12]
下記混合物をハードカプセルに封入し、カプセル剤(1粒あたり250mg)を製造した。得られたカプセル剤を1日3回、1回あたり2粒(合計6粒)摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000014
[実施例13]
下記成分からなる顆粒剤(1包あたり3000mg)を製造した。得られた顆粒剤を1日2回、1回あたり1包を水に懸濁して摂取することで、優れた筋肉増強効果や抗肥満効果が得られる。
Figure 0007117763000015
本発明の経口組成物は、筋肉増強効果、抗肥満効果を有することから、本発明の産業上の有用性は高い。

Claims (2)

  1. 3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸のカルシウム塩と
    バナバ葉含水エタノール抽出物とを含有することを特徴とする筋芽細胞賦活用又は筋管細胞賦活用経口組成物。
  2. 3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸のカルシウム塩と、バナバ葉含水エタノール抽出物の質量比が、乾燥質量換算で、1:1.0/75.0以上10以下である、請求項1に記載の経口組成物
JP2018121379A 2017-11-08 2018-06-26 経口組成物 Active JP7117763B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017215518 2017-11-08
JP2017215518 2017-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019085391A JP2019085391A (ja) 2019-06-06
JP7117763B2 true JP7117763B2 (ja) 2022-08-15

Family

ID=66762323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018121379A Active JP7117763B2 (ja) 2017-11-08 2018-06-26 経口組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7117763B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3641479B1 (ja) 2004-04-21 2005-04-20 株式会社ユース・テクノコーポレーション バナバ淡白色エキスの製造方法
JP2008255085A (ja) 2007-04-04 2008-10-23 Tokiwa Shokubutsu Kagaku Kenkyusho:Kk 枇杷葉からの高純度コロソリン酸及び高純度ウルソール酸の製造方法
US20080317886A1 (en) 2005-11-03 2008-12-25 Sparkman Dennis R Compositions for Preventing and Reducing Delayed Onset Muscle Soreness

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3641479B1 (ja) 2004-04-21 2005-04-20 株式会社ユース・テクノコーポレーション バナバ淡白色エキスの製造方法
US20080317886A1 (en) 2005-11-03 2008-12-25 Sparkman Dennis R Compositions for Preventing and Reducing Delayed Onset Muscle Soreness
JP2008255085A (ja) 2007-04-04 2008-10-23 Tokiwa Shokubutsu Kagaku Kenkyusho:Kk 枇杷葉からの高純度コロソリン酸及び高純度ウルソール酸の製造方法

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
European Journal of Pharmacology,584,2008年,21-29
International Journal of Molecular Medicine,2015年,35,755-762
Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle,2016年,7,68-78

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019085391A (ja) 2019-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7373869B2 (ja) 経口組成物
JP2017105728A (ja) 血糖値上昇抑制剤及び整腸剤
JP2022031912A (ja) 経口組成物
JP6161438B2 (ja) 脂肪蓄積抑制及び/又は脂肪蓄積量低減剤
JP2019034896A (ja) 経口組成物
JP2022173374A (ja) 経口組成物
JP2023075284A (ja) 経口組成物
JP7117763B2 (ja) 経口組成物
JP6541047B1 (ja) 経口組成物
JP6273440B2 (ja) Glp−1産生促進剤、dppiv阻害剤及びグルコース吸収阻害剤
JP7090864B2 (ja) 組成物
JP6742608B2 (ja) 食品組成物
JP7462344B2 (ja) 血糖値上昇抑制剤及び整腸剤
JP2020195286A (ja) 経口組成物
JP7385256B2 (ja) 経口組成物
JP7203394B1 (ja) 経口組成物
JP2023063521A (ja) 経口組成物
JP7452874B2 (ja) 経口組成物
JP7401082B2 (ja) 経口組成物
JP2018009038A (ja) 経口用組成物
JP6241631B2 (ja) 経口用組成物
JP2020138936A (ja) 経口組成物
JP2023170690A (ja) 経口組成物
JP2022095986A (ja) 経口組成物
JP2020191902A (ja) 経口組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220322

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220506

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7117763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150