JP7117714B2 - 携帯用洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯用洗浄装置に関する。
超音波振動により衣類を洗浄する装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2001-120875号公報
上記の洗浄装置は大規模な設備であり、携帯して個人が使用することは難しい。
本発明の一態様においては、超音波振動を発生する振動子と、振動子に連結され、振動子に対向して被洗浄物を支持する支持部とを備える携帯用洗浄装置が提供される。
上記の携帯用洗浄装置は、一部または全体を水中に浸漬して動作させることができる。水中に浸漬させた場合に、水中に没した部分から内部に浸水しないように、上記携帯用洗浄装置は防水構造を有してもよい。
上記した発明の概要は、本発明のすべての特徴を列挙したものではない。これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
携帯用洗浄装置101の外観を示す図である。 携帯用洗浄装置101を携帯する場合の形態を示す図である。 携帯用洗浄装置101の稼働状態を示す図である。 携帯用洗浄装置101のブロック図である。 他の携帯用洗浄装置102の構造を示す模式的断面図である。 また他の携帯用洗浄装置103の構造を示す模式的断面図である。 更に他の携帯用洗浄装置104の構造を示す模式的断面図である。 更に他の携帯用洗浄装置105の構造を示す模式的断面図である。 更に他の携帯用洗浄装置106の構造を示す模式的断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、携帯用洗浄装置101の外観を示す図である。携帯用洗浄装置101は、ヒンジ部140により一端で結合された本体部110および支持部130を備える。
本体部110は、外殻部112および振動子120、および振動板121を有する。外殻部112は、図中下方に突出した薄いドーム形状を有する。振動板121は平坦な円板状の形状を有し、外殻部112の上端からやや奥まった位置で、防水シール部124を介して外殻部112の内面から支持される。振動板121は、硬質な樹脂、金属等の板材により形成される。
防水シール部124は、エラストマ等の弾性材料により形成され、外殻部112と振動板121との間を水密に封止している。よって、携帯用洗浄装置101が液体に浸漬された場合であっても、外殻部112および振動板121に囲まれた空間には浸水しない。
振動子120は、振動板121と同じかそれよりも小さな径を有する円板状の形状を有し、外殻部112および振動板121に包囲された空間内で、振動板121の図中下面に密着している。このため、振動子120が振動した場合、その振動は、振動板121に伝播し、更に、外殻部112の内側で、支持部130に向かって放射される。
支持部130は、外殻部132および支持板134を有する。外殻部132は、本体部110の外殻部112と対称的に、図中上方に突出した薄いドーム形状を有する。支持板134は、外殻部132の図中下端部と同一平面上に配され、支持部130の図中下面に平坦な支持面を形成する。
本体部110の外殻部112と、支持部130の外殻部132とは、紙面に対して奥側の一端でヒンジ部140により連結されている。このため、支持部130は、振動子120に対しても連結されている。図示の状態では、ヒンジ部140により連結された一端と反対側で、本体部110および支持部130が互いに離れており、携帯用洗浄装置101全体は2枚貝状に一端を開いている。
図2は、携帯用洗浄装置101を携帯する場合の形態を示す図である。支持部130は、ヒンジ部140を回転軸として本体部110に対して回転するので、携帯用洗浄装置101は、図1に示した状態では離れていた外殻部112、132の端部を閉じることができる。これにより、振動子120の表面を、外殻部112、132が形成する楕円体状のシェルの内側に収容して保護できる。
また、外殻部112、132を閉じることにより、携帯用洗浄装置101全体の形状が薄くなるので、携帯し易くなる。なお、外殻部112、132の直径は、例えば数センチメートル程度であり、図示のように畳んだ状態では掌に納まる程度の大きさとすることができる。
図3は、携帯用洗浄装置101の使用状態を説明する図である。携帯用洗浄装置101を使用する場合は、一旦開いた本体部110および支持部130の間に、被洗浄物150を挟んで、外殻部112、132を閉じる。被洗浄物150は、支持部130の支持板134に沿った状態になり、振動子120に対向した位置に保持される。これにより、携帯用洗浄装置101においては、テキスタイル製品のように柔軟な素材によるものであっても、振動子120に対して平行に対向した状態で保持される。
なお、被洗浄物150は、本体部110および支持部130の間に挟むという携帯用洗浄装置101の携帯に照らして、例えば、衣類、ハンカチ等のテキスタイル製品等、比較的薄い膜状またはシード状のものが好適である。後述するように、被洗浄物150は、水等の洗浄液に浸漬した状態で洗浄される。
被洗浄物150を挟んだ携帯用洗浄装置101は、後述する外部ユニット200を接続した後、容器180に溜められた洗浄水182に浸漬される。ここで、容器180は、洗面器、ポール、バケツ、バット等、液体を溜めることができる任意の入れ物を用いることができる。また、独立した容器180に替えて、洗面台のボール、浴槽等を容器180として用いてもよい。
洗浄水182は、単なる水道水であってもよいが、界面活性剤を混入した水、洗浄用に生成されたアルカリ性電解水(いわゆるアルカリイオン水)等であってもよい。携帯用洗浄装置101による洗浄を開始した場合に、被洗浄物150において汚染物が付着した部分と振動子120との間に、大気等の気体が存在しない状態で洗浄水182により充填された状態となることが好ましい。
外部ユニット200は、電源部170、スイッチ190、および駆動部160を有する。電源部170は、携帯用洗浄装置101が動作する場合に消費する電力の供給源である。スイッチ190は、電源部170が出力する電力を、駆動部160に供給するか否かを制御する電気スイッチである。駆動部160は、例えば、電源部170から供給された電力により稼働する発振回路として構成され、本実施例では、いわゆる超音波帯域の周期で電圧が変動する駆動電力を発生する。
より具体的には、周波数が10kHz以上、100lHz以下の振動を使用してもよい。例えば、衣服等のテキスタイル製品の洗浄の場合には、20kHz以上、50kHz以下の帯域の振動を好ましく使用できる。
外部ユニット200は、例えば一対の絶縁電線171を含む給電コード172および接続部116を介して、携帯用洗浄装置101に結合される。携帯用洗浄装置101の内部では、接続部116において分離された2本の絶縁電線171が、振動子120に電気的に結合される。
なお、接続部116と外殻部112との間も、防水シール部115により水密に封止される。これにより、外部ユニット200から供給された駆動電力が印加された給電コード172および接続部116が洗浄水182に接触して、絶縁電線171の短絡により駆動部160が損傷することを防止している。
駆動部160から駆動電力を供給される振動子120は、例えば、圧縮成形、焼結等により形成された圧電材料により形成された圧電素子である。圧電素子は、印加された電圧の大きさに応じて体積が変化するので、電圧が変動する電気信号を、機械振動に変換する。更に、振動子120の振動は、振動板121を介して、外殻部112の内側の媒体に伝達される。
図4は、稼働状態にある携帯用洗浄装置101のブロック図である。携帯用洗浄装置101の振動子120には、携帯用洗浄装置101の外部に接続された外部ユニット200から駆動電力が供給される。
ここで、外部ユニット200において、スイッチ190が投入されると、電源部170から駆動部160に電力が供給される。ここで供給される電力は、例えば充電された二次電池から供給される直流電圧である。なお、電源部170の電力源は、二次電池に限られるわけではなく、乾電池であってもよいし、商業電源を直流電圧に変換する電源アダプタであってもよい。
駆動部160は、供給された電力から、電圧が周期的に変化する駆動電圧を生成して出力する。ここで、駆動部160が生成する駆動電圧の変動周期は、20kHz以上の、いわゆる超音波帯域とすることが好ましい。超音波帯域は、一般に人の可聴帯域よりも高い帯域を意味するが、駆動電力に十分な振幅が得られる場合は、数百Hz程度の振動数であってもよい。
振動子120は、駆動部160から駆動電圧を印加された場合に、駆動電圧の振動振幅および振動周期に応じて振動板121を振動させ、振動板121の振動は、洗浄水182を振動させる。振動板121と支持板134に挟まれた被洗浄物150は、洗浄水182を媒介して、振動子120が発生した超音波振動による衝撃を受ける。この衝撃により、被洗浄物150に付着した汚染物が剥離して、被洗浄物150が洗浄される。
図5は、他の携帯用洗浄装置102の構造を示す模式的断面図である。携帯用洗浄装置102は、次に説明する部分を除くと、図3等に示した携帯用洗浄装置101と同じ構造を有する。よって、共通の構成要素には、同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
携帯用洗浄装置102は、本体部110の外殻部112に内蔵した、振動子120に電気的に直結した駆動部160を備える点において、携帯用洗浄装置102と異なる構造を有する。これにより、携帯用洗浄装置102の外部から電力を供給する電源部170は、周期的に変化する駆動電力ではなく、単純な電力を供給すればよい。
よって、例えば、電源電圧をUSB(Universal Serial Bus)規格で定められた5ボルトに設定することにより、いわゆるモバイルバッテリー等の汎用電源を用いることが可能になる。また、パーソナルコンピュータに設けられたUSB端子等も電源部170として使用することが可能になる。ただし、携帯用洗浄装置101、102が所期の洗浄効果を発揮するには、20W程度の電力を投入することが望ましい。よって、電源電圧が5Vである場合は、4A程度の電流供給能力が電源に求められる。
図6は、他の携帯用洗浄装置103の構造を示す模式的断面図である。携帯用洗浄装置103は、次に説明する部分を除くと、図5に示した携帯用洗浄装置102と同じ構造を有する。よって、共通の構成要素には、同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
携帯用洗浄装置103は、支持部130の外殻部132に内蔵した電源部170を備える点において、携帯用洗浄装置102と異なる構造を有する。電源部170は、例えば二次電池であり、給電コード172を介して、本体部110に内蔵された駆動部160に結合される。これにより、携帯用洗浄装置103は、外部ユニット200等の付加的な部材を用いることなく、単独で使用可能になる。
なお、図6に示した例では、支持部130の外殻部132にも、電源部170に接続した接続部136を備える。これにより、電源部170および駆動部160は、外殻部112、132の外側に配した給電コード172により電気的に結合される。更に、接続部116、136を洗浄水に接触させないように、それぞれの接続部116、136は、防水シール部115、135により水密に封止される。
また、図6では、構造を明確にするために上記のように、接続部116、136を介して接続した給電コード172を明示的に示している。しかしながら、給電コード172を、外殻部112、132の内側を通して、外部に露出しないようにすることが実用上は好ましい。
更に、携帯用洗浄装置103には、電源部170の二次電池を充電するために、外部に接続する接続部を設けてもよい。更に、支持部130の外殻部132の内部に、給電コイルを設けて、外部に露出した接続部を設けることなく電源部170を充電できるようにしてもよい。
図7は、他の携帯用洗浄装置104の構造を示す模式的断面図である。携帯用洗浄装置104は、次に説明する部分を除くと、図6に示した携帯用洗浄装置103と同じ構造を有する。よって、共通の構成要素には、同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
携帯用洗浄装置104は、支持部130の外殻部132に変圧器174および給電コード175を備える点において、携帯用洗浄装置103と異なる構造を有する。給電コード175は、外殻部132の一部を貫通して、外殻部132の内外を電気的に接続する。外殻部132において給電コード175が貫通する部分は、防水シール部137により水密に封止される。これにより、携帯用洗浄装置104を洗浄水182に浸漬させた場合に、洗浄水182が外殻部132の内側に浸水することが防止される。
給電コード175は、外殻部132の内側において、一端を変圧器174に接続される。給電コード175の他端は、外殻部132の外側で、いわゆる壁コンセントに差し込む差し込みプラグ176を装着される。これにより、変圧器174には、給電コード175を介して商用電源からの電力が供給される。
変圧器174は、商業電源から供給された交流電圧を、駆動部160を駆動する直流電圧に変換して、給電コード172を介して駆動部160に電力を供給する。更に、駆動部160からは、絶縁電線173を通じて、振動子120に駆動電力が供給される。これにより、携帯用洗浄装置104は、商業電源から潤沢な電力の供給を受けて動作できる。また、変圧器174を海外でも使用できる仕様にして、旅先で携帯用洗浄装置104を使用できるようにしてもよい。
なお、図6に示した例では、給電コード175は、変圧器174から差し込みプラグ176までを直結している。しかしながら、変圧器174と差し込みプラグ176との間にスイッチを設けることにより、洗浄水182の容器180と壁コンセントとが離れている場合に、携帯用洗浄装置104が使い易くなる。
図8は、他の携帯用洗浄装置105の構造を示す模式的断面図である。携帯用洗浄装置105は、次に説明する部分を除くと、図3等に示した携帯用洗浄装置101と同じ構造を有する。よって、共通の構成要素には、同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
携帯用洗浄装置105は、支持部130に、他の振動子122および振動板123を有する点において、携帯用洗浄装置101と異なる構造を有する。振動子122および振動板123は、本体部110側と対称的に対置される。また、振動板123の周囲と支持部130の外殻部132の内面との間は、防水シール部125により水密に封止される。
なお、携帯用洗浄装置105は、駆動部160、電源部170、変圧器174等を内蔵しておらず。振動子120、122に一端を接続された絶縁電線177、178の他端が、接続部116、136に接続されている。よって、携帯用洗浄装置105は、図3に示したように、駆動部160、電源部170、およびスイッチ190を有する外部ユニット200を、接続部116、136に接続して使用する。
また、接続部116、136の周囲には防水シール部115、135が設けられている。これにより、接続部116、136から外殻部112、132の内部に浸水することは防止される。
携帯用洗浄装置105においては、振動板123が、本体部110側の振動子120に対する支持板134の役割を兼ねる。同時に、本体部110側の振動板121が、支持部130側の振動子122に対する支持板134を兼ねる。
上記のような構造により、携帯用洗浄装置105において本体部110および支持部130の間に挟まれた被洗浄物150に対して、表裏から超音波振動を与えることができる。これにより、携帯用洗浄装置105による洗浄力が強くなり、付着力の高い汚染物質、例えば、粘性が高く、濡れ性の大きい化粧品、調味料等による汚染も洗浄できるようになる。
なお、一対の振動子120、122が発生する超音波振動の位相は、同じであっても、異なっていてもよい。また、被洗浄物150に与える超音波振動の強度が過剰に高い場合は、超音波が発生した衝撃が被洗浄物150を傷める場合がある。よって、携帯用洗浄装置105に駆動電力を与える外部ユニット200には、供給する駆動電力の、例えば電圧の振幅、周期等を調節する機能を設けてもよい。
図9は、他の携帯用洗浄装置106の構造を示す模式的断面図である。また、図9には、説明のために、被洗浄物150の一部を併せて示す。
携帯用洗浄装置106は、次に説明する部分を除くと、図8に示した携帯用洗浄装置105と同じ構造を有する。よって、共通の構成要素には、同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
携帯用洗浄装置106は、本体部110とヒンジ部140との間が、短いリンク部148と他のヒンジ部144とを介して連結されている点で、携帯用洗浄装置105と異なる構造を有する。また、携帯用洗浄装置106は、支持部130とヒンジ部140との間が、短いリンク部146と他のヒンジ部142とを介して連結されている点で、携帯用洗浄装置105と異なる構造を有する。
一対のリンク部146、148は、他のヒンジ部142、144を回転軸として、支持部130または本体部110に対して回転可能に連結されている。また、一対のリンク部146、148は、ヒンジ部140を回転軸として互いに回転可能に連結されている。ここで、ヒンジ部142、144はそれぞれ、ヒンジ部140と平行な回転軸をなす。
これにより、携帯用洗浄装置106においては、本体部110における振動子120と、支持部130における支持板134との平行を維持しつつ、両者の間隔を拡げることができる。これにより、図中に示すように、厚手の被洗浄物150を洗浄する場合に、振動子120の全面を、被洗浄物150に対して均一な条件で稼働させることができる。
なお、携帯用洗浄装置106の上記構造は、厚手の被洗浄物150を洗浄する場合に好適である。よって、超音波振動による洗浄力を高くするために、一対の振動子120、122で被洗浄物150を挟む構造にすると効果的であるが、単一の振動子120を備えた構造にしてもよいことはもちろんである。
以上説明した通り、本願発明によると、携帯時には、振動子120を外殻部112、132の内側に保護して携帯し易く、使用時には、本体部110および支持部130を開いて被洗浄物150を挟んで効率よく洗浄できる携帯用洗浄装置101、102、103、105、106が提供される。これにより、超音波振動による洗浄を、出先で手軽に利用できる。
なお、上記の例では、薄いドーム状の円形の外殻部112、132を用いて携帯用洗浄装置101、102、103、105、106を形成した。しかしながら、外殻部112、132の形状はドーム状に限られるわけではない。例えば、外殻部112、132は、それぞれ略均一な深さを有する円盤状であってもよいし、矩形等、他の形状であってもよい。また、支持部130側に電源部170等を収容しない場合、支持部130は、中実な板状の部材であってもよい。更に、外殻部112、132の形状が互いに異なっていてもよい。
また、上記の例では、本体部110および支持部130をヒンジ部140により連結した構造について説明した。しかしながら、本体部110および支持部130を連結する構造はヒンジに限られず、例えば、紐状の部材あるいは棒状の部材により連結されていてもよいし、磁力等、機械的な連結構造以外の構造で連結されていてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
101、102、103、104、105、106 携帯用洗浄装置、110 本体部、112、132 外殻部、115、124、125、135、137 防水シール部、116、136 接続部、120、122 振動子、121、123 振動板、130 支持部、134 支持板、140、142、144 ヒンジ部、146、148 リンク部、150 被洗浄物、160 駆動部、170 電源部、171、173、177、178 絶縁電線、172、175 給電コード、174 変圧器、176 差し込みプラグ、180 容器、182 洗浄水、190 スイッチ、200 外部ユニット

Claims (6)

  1. 超音波振動を発生する振動子と、
    前記振動子に連結され、前記振動子に対向し被洗浄物を支持する 本体部と、
    超音波振動を発生する他の振動子と、
    前記被洗浄物に対向して前記振動子と反対側で前記被洗浄物と対向するよう前記他の振動子を配する 支持部と
    を備える携帯用洗浄装置。
  2. 前記振動子および前記他の振動子により発生する前記超音波振動の位相が同じである 請求項1に記載の携帯用洗浄装置。
  3. 前記本体部の一部を前記支持部の一部に 結合する第1ヒンジ部を更に備え、前記支持部は前記本体部に対して前記第1ヒンジ部を回転軸として回転する請求項1または2に記載の携帯用洗浄装置。
  4. 前記振動子および前記他の振動子に対して断続可能に結合され、前記振動子および前記他の振動子を駆動する駆動部を更に備える請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯用洗浄装置。
  5. 前記駆動部は周期的に変化する駆動電圧を発生し、
    前記振動子および前記他の振動子の各々は、前記駆動電圧を印加される圧電素子を備える
    請求項4に記載の携帯用洗浄装置。
  6. 前記本体部と前記第1ヒンジ部とは、第1リンク部および第2ヒンジ部を介して互いに連結されており、
    前記支持部と前記第1ヒンジ部とは、第2リンク部および第3ヒンジ部を介して互いに連結されており、
    前記第1リンク部は、回転軸としての前記第2ヒンジ部に対して回転可能に前記本体部に連結されており、
    前記第2リンク部は、回転軸としての前記第3ヒンジ部に対して回転可能に前記支持部に連結されており、
    前記第1リンク部と前記第2リンク部とは、回転軸としての前記第1ヒンジ部に対して回転可能に互いに連結されている
    請求項3に記載の携帯用洗浄装置。
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