JP7117100B2 - 船舶用脱硫システム - Google Patents

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Description

本発明は、船舶用脱硫システムに関する。
近年の船舶に対する排ガス規制の強化に伴い、一般海域において、硫黄分が0.5%以下の燃料油の使用、又はこれと同等の効果を有する代替措置が義務付けられる。これに対しては、例えば、硫黄分が0.5%以下の燃料油はコストが高いため、代替措置として、船舶に脱硫装置を設置する対応が進められている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-233702号公報
例えばタンカー船等の大型船舶では、船舶の推進装置を駆動する主機関に用いられる主機エンジンに加えて、例えば主機関とは別個に設けられる発電機エンジンや、荷役機器等に蒸気を供給するための補助ボイラ等、燃料油を使用して排ガスを排出する複数の機関が搭載される。このような複数の機関を搭載する船舶においては、限られた船内スペースを有効に活用しつつ、脱硫処理を効率的に行うことができる脱硫システムが求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、限られた船内スペースを有効に活用しつつ、脱硫処理を効率的に行うことができる船舶用脱硫システムを提供することを目的とする。
本発明に係る船舶用脱硫システムは、船舶に主機関とは別個に設けられ、発電機エンジンを有する発電機と、蒸気機関を有し前記船舶における荷役作業を行う荷役機器に供給される作動流体を生成する補助ボイラと、前記発電機エンジン及び前記補助ボイラの各排気口に接続され、前記発電機エンジンからの第1排ガス及び前記補助ボイラからの第2排ガスの脱硫処理を行う共通の反応塔を有する脱硫装置とを備える。
従って、共通の反応塔を用いて、発電機エンジンからの第1排ガス及び補助ボイラからの第2排ガスの脱硫処理を効率的に実施することができる。また、反応塔の設置スペースを抑えることができる。これにより、限られた船内スペースを有効に活用しつつ、脱硫処理を効率的に行うことができる。
上記の船舶用脱硫システムにおいて、所定期間における前記第1排ガスの排気量をC1とし、前記所定期間における前記第2排ガスの排気量をC2とし、前記所定期間における前記第1排ガスの排気吐出圧の平均値をV1とし、前記所定期間における前記第1排ガスの排気吐出圧について前記平均値との差の最大値をV2とすると、前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2は、
(V2/V1)×(C1/C2)≦0.3
の関係を満足してもよい。
本発明者は、発電機エンジンと補助ボイラとを共通の反応塔に接続する構成において、発電機エンジンから排出される第1排ガスの排気吐出圧が脈動する場合には、この脈動が補助ボイラの安定燃焼に影響を与えることがある点を見出した。つまり、第1排ガスの排気吐出圧の脈動により、反応塔又は反応塔に接続される合流管内の圧力が脈動し、補助ボイラの燃焼空気の流量もその影響を受けて変動するため、補助ボイラにおける安定燃焼に影響を与えることになる。また、本発明者は、所定期間における第1排ガスの排気量をC1とし、所定期間における第2排ガスの排気量をC2とし、所定期間における第1排ガスの排気吐出圧の平均値をV1とし、所定期間における第1排ガスの排気吐出圧について平均値との差の最大値をV2とすると、排気量C1、排気量C2、平均値V1、及び最大値V2が、(V2/V1)×(C1/C2)≦0.3の関係を満足する場合に、補助ボイラにおける安定燃焼への影響が低減されることを見出した。従って、本態様では、上記の関係を満足する構成としたので、補助ボイラにおける安定燃焼への影響が低減される。
上記の船舶用脱硫システムは、前記発電機及び前記補助ボイラの負荷を制御することで、前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2について前記関係を満足させる制御部を備えてもよい。
従って、制御部により発電機及び補助ボイラの負荷を制御することで、排気量C1、排気量C2、平均値V1、及び最大値V2について、(V2/V1)×(C1/C2)≦0.3の関係を効率的に満足させることができる。
上記の船舶用脱硫システムは、前記補助ボイラの排気口と前記反応塔とを接続する配管を備え、前記配管は、前記最大値V2を低減することで、前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2について前記関係を満足させる拡幅部を有してもよい。
従って、拡幅部において第1排ガスの脈動が抑制され、最大値V2の値が低減されるため、排気量C1、排気量C2、平均値V1、及び最大値V2について、(V2/V1)×(C1/C2)≦0.3の関係を満足させることができる。
上記の船舶用脱硫システムにおいて、前記反応塔は、前記主機エンジンの排気口に接続され、前記主機エンジンからの第3排ガスの脱硫処理を行ってもよい。
従って、共通の反応塔を用いて、第1排ガス、第2排ガス及び第3排ガスの脱硫処理を効率的に行うことができ、反応塔の設置スペースを抑えることができる。また、荷役作業は船舶の停泊中、つまり主機エンジンの稼働が停止している場合に行われる。そのため、補助ボイラからの第2排ガスは、主機エンジンからの第3排ガスが排出されない期間に排出される。したがって、反応塔の容量を大きくすることなく、第1排ガス、第2排ガス及び第3排ガスの脱硫処理を効率的に行うことができる。
本発明によれば、発電機エンジン及び補助ボイラに含まれる排ガスから脱硫処理を効率的に行うことができ、反応塔の設置スペースを抑えることができる。
図1は、第1実施形態に係る船舶及び船舶用脱硫システムの一例を示す図である。 図2は、第1排ガスの排気吐出圧が脈動する様子を模式的に示すグラフである。 図3は、排気吐出圧の脈動が伝播する様子を模式的に示すグラフである。 図4は、補助ボイラにおける燃焼空気の変動割合を示すグラフである。 図5は、第2実施形態に係る船舶及び船舶用脱硫システムの一例を示す図である。 図6は、補助ボイラにおける燃焼空気の変動割合を示すグラフである。
以下、本発明に係る船舶用脱硫システムの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る船舶100及び船舶用脱硫システムSYSの一例を示す図である。図1に示す船舶用脱硫システムSYSは、タンカー等の船舶100に搭載される。船舶100は、主機関10により推進装置61を駆動することで進行する。主機関10としては、例えばディーゼル機関、蒸気タービン機関等が用いられる。主機関10は、主機エンジン11を有する。主機エンジン11は、例えばシリンダ及びピストンを含む内燃機関である。また、主機関10は、主機エンジン11に接続される発電機を有してもよい。主機エンジン11は、排気口11aから排ガス(第3排ガス)G3を排出する。
船舶用脱硫システムSYSは、発電機20と、補助ボイラ30と、脱硫装置40と、制御部50とを備えている。
発電機20は、船舶100の照明機器、計器、ポンプ等の電動機器62に電力を供給する。発電機20は、主機関10とは別個に設けられる。この場合、発電機20は、動力源となる発電機エンジン21を有する。発電機20としては、例えばディーゼル発電機等が挙げられる。発電機エンジン21は、例えばシリンダ及びピストンを含む内燃機関と、当該内燃機関に設けられる過給機とを有する。
発電機エンジン21は、排気口21aから第1排ガスG1を排出する。発電機エンジン21の排気口21aは、排気管25に接続されている。したがって、排気口21aから排出される第1排ガスG1は、排気管25を流通する。排気管25には、第1排ガスG1の排気吐出圧を測定するための圧力センサ22が設けられる。圧力センサ22の検出結果は、制御部50に送信される。
発電機エンジン21は、例えばターボチャージャー等の過給機が設けられる場合、排気エネルギーを有効利用する為に、排気吐出圧を制圧することなく第1排ガスG1を排出する。この場合、発電機エンジン21から排出される第1排ガスG1の排気吐出圧P1は、発電機エンジン21の内部のシリンダからの間欠的な排気に応じて脈動する。
図2は、第1排ガスG1の排気吐出圧が脈動する様子を模式的に示すグラフである。図2では、縦軸が排気吐出圧を示し、横軸が時間の経過を示す。図2に示すように、第1排ガスG1の排気吐出圧P1は、発電機エンジン21のシリンダからの間欠的な排気の周期(シリンダ数×回転数に比例)に対応する周期で振動する。
補助ボイラ30は、蒸気機関を有する荷役機器63に供給される作動流体を生成する。本実施形態において、作動流体は、例えば蒸気である。なお、作動流体としては、熱エネルギーを運動エネルギーに変換可能であれば、他の流体であってもよい。荷役機器63としては、例えば燃料油、海水等を移送する移送ポンプ等が挙げられる。また、タンカー船等の船舶100において、荷役機器63は、例えば積荷であるオイルの荷役作業に用いられるカーゴオイルポンプ及びカーゴオイルポンプタービンを含む。カーゴオイルポンプタービンは、例えば蒸気タービンを含む。この場合、補助ボイラ30は、カーゴオイルポンプタービンに対して、例えば移送ポンプ等の他の荷役機器63に比べて、大量の蒸気を供給する。
補助ボイラ30は、排気口30aから第2排ガスG2を排出する。補助ボイラ30の排気口30aは、排気管35に接続されている。したがって、排気口30aから排出される第2排ガスG2は、排気管35を流通する。排気管35には、第2排ガスG2の排気吐出圧を測定するための圧力センサ32が設けられる。圧力センサ32の検出結果は、制御部50に送信される。
脱硫装置40は、発電機20から排出される第1排ガスG1及び補助ボイラ30から排出される第2排ガスG2の脱硫処理を行う。脱硫装置40としては、乾式脱硫装置、湿式脱硫装置のいずれであってもよい。脱硫装置40は、反応塔41を有する。反応塔41には、合流管45が接続される。合流管45は、排気管25を介して発電機エンジン21の排気口21aに接続される。また、合流管45は、排気管35を介して補助ボイラ30の排気口30aに接続される。合流管45は、発電機エンジン21からの第1排ガスG1と、補助ボイラ30からの第2排ガスG2とが合流する。
この脱硫装置40は、主機エンジン11の排気口11aから排出される排ガスG3の脱硝処理を行うものである。つまり、船舶用脱硫システムSYSは、脱硫装置40として、主機エンジン11の脱硫装置を用いている。合流管45は、排気管15を介して主機エンジン11の排気口11aに接続される。したがって、合流管45は、第1排ガスG1と、第2排ガスG2と、主機エンジン11の排ガスG3とが合流する。合流管45で合流した各排ガスは、反応塔41に送られて脱硫処理される。
制御部50は、船舶100の動作を制御する。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置や、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶装置を有する制御回路で実現してもよいが、PLC(programmable logic controller)で実現してもよい。制御部50は、主機関制御部51と、発電機制御部52と、ボイラ制御部53とを有する。主機関制御部51は、船舶100の主機関10の動作を制御する。発電機制御部52は、発電機20の動作を制御する。ボイラ制御部53は、補助ボイラ30の動作を制御する。
上記の船舶100が航行する場合、主機関制御部51の制御によって主機関10が稼働し、主機関10により推進装置61が駆動される。この場合、主機関10の主機エンジン11から排ガスG3が排出される。排ガスG3は、排気管15及び合流管45を介して反応塔41に送られ、脱硫処理される。
また、船舶100の電動機器62を使用するため、発電機制御部52の制御によって発電機20が稼働する。この場合、発電機20の発電機エンジン21から第1排ガスG1が排出される。第1排ガスG1は、排気管25及び合流管45を介して反応塔41に送られ、脱硫処理される。
一方、船舶100が停泊する場合、主機関制御部51の制御によって主機関10が稼働を停止し、推進装置61が停止される。この場合、主機関10の主機エンジン11が停止し、排ガスG3の排出が停止する。タンカー等の船舶では、船舶100の停泊中、積荷であるオイルの荷役作業が行われる。この場合、荷役機器63であるカーゴオイルポンプタービンに蒸気を供給するため、ボイラ制御部53の制御により補助ボイラ30が稼働される。補助ボイラ30の排気口30aからは、第2排ガスG2が排出される。第2排ガスG2は、排気管35及び合流管45を介して反応塔41に送られ、脱硫処理される。
船舶100では、停泊中においても電動機器62が使用されるため、発電機制御部52の制御によって発電機20が稼働した状態である。したがって、船舶100の停泊中に荷役作業を行う場合、主機エンジン11からの排ガスG3の排出が停止し、発電機エンジン21から排出される第1排ガスG1と、補助ボイラ30から排出される第2排ガスG2とが合流管45に送られる。
上記の船舶用脱硫システムSYSは、発電機エンジン21と補助ボイラ30とが共通の反応塔41に接続される構成である。具体的には、発電機エンジン21の排気口21aと補助ボイラ30の排気口30aとが反応塔41の合流管45に接続された構成である。本発明者は、このような構成において、発電機エンジン21から排出される第1排ガスG1の排気吐出圧が脈動する場合、当該排気吐出圧の脈動が合流管45を介して補助ボイラ30の燃焼空気の流量に伝播し、補助ボイラにおける安定燃焼に影響を与えることを見出した。
図3は、排気吐出圧の脈動が伝播する様子を模式的に示すグラフである。図3では、縦軸が排気吐出圧を示し、横軸が時間の経過を示す。図3には、発電機エンジン21の排気吐出圧P1を示す曲線(符号はP1)と、補助ボイラ30の排気吐出圧P2を示す直線(符号はP2)と、合流管45の排気吐出圧P3を示す直線(符号はP3)と、反応塔41の排気吐出圧P4を示す直線(符号はP4)とが示されている。
図3に示すように、第1排ガスG1の排気吐出圧P1の脈動により、合流管45の排気吐出圧P3が脈動する。この排気吐出圧P3の脈動により、当該合流管45に接続される補助ボイラ30の排気吐出圧P2と合流管45の排気吐出圧P3との差圧が変動し、この影響で補助ボイラ30の燃焼空気の流量が振動し、補助ボイラ30の安定燃焼に影響を与える場合がある。
これに対して、本発明者は、所定期間における第1排ガスG1の排気量をC1とし、所定期間における第2排ガスG2の排気量をC2とし、所定期間における第1排ガスG1の排気吐出圧の平均値をV1(図2参照)とし、所定期間における第1排ガスG1の排気吐出圧について平均値との差の最大値をV2(図2参照)とすると、排気量C1、排気量C2、平均値V1、及び最大値V2が、
(V2/V1)×(C1/C2)≦0.3 …(1)
の関係を満足する場合に、補助ボイラ30における安定燃焼への影響が低減され、また、安定燃焼への影響を無視できる可能性もあることを見出した。
上記式(1)において、(V2/V1)の値は、第1排ガスG1の排気吐出圧の平均値V1に対する脈動変化の割合を示している。また、(C1/C2)の値は、補助ボイラ30の第2排ガスG2の排気量C2に対する発電機エンジン21の第1排ガスG1の排気量C1の割合を示している。
図4は、補助ボイラ30における燃焼空気の変動割合を示すグラフである。図4では、縦軸が当該補助ボイラ30における燃焼空気の変動割合を示し、横軸が上記式(1)の左辺である(V2/V1)×(C1/C2)の値を示す。図4に示すように、上記式(1)の(V2/V1)×(C1/C2)の値と、補助ボイラ30における燃焼空気の変動割合との関係は、曲線L1で示される。
本発明者は、燃焼空気の変動割合がX%である場合に、補助ボイラ30において安定燃焼が可能であることを見出した。ここで、Xの値は、安定燃焼限界となる値であり、例えば、10(%)以上、20(%)以下である。したがって、図4のグラフにより、燃焼空気の変動割合がX%以下である場合、すなわち、(V2/V1)×(C1/C2)の値が0.3以下である場合に、補助ボイラ30において安定燃焼が可能となる。
そこで、本実施形態では、制御部50は、上記式(1)における(V2/V1)×(C1/C2)の値を0.3以下にするため、発電機20及び前記補助ボイラ30の動作を制御する。例えば、補助ボイラ30を起動する場合等、補助ボイラ30を低負荷で運用する場合には、補助ボイラ30における燃焼空気の流量が低く設定される。つまり、上記式(1)におけるC2の値が小さく設定される。このような場合、発電機エンジン21の第1排ガスG1の排気量C1を大きく設定すると、上記式(1)の左辺の値が大きくなってしまう。
したがって、制御部50は、補助ボイラ30を低負荷運用する場合、第1排ガスG1の排気量C1の値が低下するように発電機エンジン21の動作を制御することで、(V2/V1)×(C1/C2)の値を0.3以下にする。この場合、制御部50は、圧力センサ22、32から送信される検出結果に基づいて、発電機エンジン21及び補助ボイラ30の動作を制御してもよい。これにより、補助ボイラ30は、低負荷運用時においても安定燃焼が可能となる。
また、制御部50は、例えば、上記式(1)の関係を満たしている状態から、上記式(1)の関係を満たさない条件に近づいた場合、発電機20の出力を低減させように制御したり、または、補助ボイラ30の出力を増加させるように制御したりすることで、上記式(1)の関係を満たした状態を維持するように運転を行ってもよい。
以上のように、本実施形態に係る船舶用脱硫システムSYSは、船舶100に主機関10とは別個に設けられ、発電機エンジン21を有する発電機20と、上記期間を有する荷役機器63に供給される蒸気を生成する補助ボイラ30と、発電機エンジン21の排気口21a及び補助ボイラ30の排気口30aに接続され、発電機エンジン21からの第1排ガスG1及び補助ボイラ30からの第2排ガスG2の脱硫処理を行う共通の反応塔41を有する脱硫装置とを備える。
従って、共通の反応塔41を用いて、発電機エンジン21からの第1排ガスG1及び補助ボイラ30からの第2排ガスG2の脱硫処理を効率的に行うことができる。また、反応塔41の設置スペースを抑えることができる。これにより、限られた船内スペースを有効に活用しつつ、脱硫処理を効率的に行うことができる。
本実施形態に係る船舶用脱硫システムSYSでは、所定期間における第1排ガスG1の排気量をC1とし、所定期間における第2排ガスG2の排気量をC2とし、所定期間における第1排ガスG1の排気吐出圧の平均値をV1とし、所定期間における第1排ガスG1の排気吐出圧について平均値との差の最大値をV2とすると、排気量C1、排気量C2、平均値V1、及び最大値V2が、
(V2/V1)×(C1/C2)≦0.3
の関係を満足する。
したがって、本発明者の知見により、(V2/V1)×(C1/C2)の値を0.3以下とすることにより、燃焼空気の変動割合を安定燃焼限界となる値以下にすることができ、補助ボイラ30において安定燃焼が可能となる。
本実施形態に係る船舶用脱硫システムSYSは、発電機20及び補助ボイラ30の動作を制御することで、(V2/V1)×(C1/C2)≦0.3の関係を満足させる制御部50を備えてもよい。従って、制御部50により発電機20及び補助ボイラ30の動作を制御することで、補助ボイラ30における安定燃焼が可能となる。
本実施形態に係る船舶用脱硫システムSYSにおいて、反応塔41は、主機エンジン11の排気口11aに接続され、主機エンジン11からの第3排ガスG3の脱硫処理を行う。従って、共通の反応塔41を用いて、第1排ガスG1、第2排ガスG2及び第3排ガスG3の脱硫処理を効率的に行うことができ、反応塔41の設置スペースを抑えることができる。また、荷役作業は船舶の停泊中、つまり主機エンジン11の稼働が停止している場合に行われる。そのため、補助ボイラ30からの第2排ガスG2は、主機エンジン11からの排ガスG3が排出されない期間に排出される。したがって、反応塔41又は合流管45の容量を大きくすることなく、第1排ガスG1、第2排ガスG2及び主機エンジン11からの排ガスG3の脱硫処理を効率的に行うことができる。
<第2実施形態>
図5は、第2実施形態に係る船舶200及び船舶用脱硫システムSYS2の一例を示す図である。図5に示す船舶用脱硫システムSYS2は、発電機エンジン21の排気口21aと合流管45とを接続する排気管の構成が上記第1実施形態とは異なっており、他の構成については第1実施形態と同様である。
図5に示すように、船舶用脱硫システムSYS2における排気管125は、拡幅部125aを有している。拡幅部125aは、他の部分に比べて径が大きく設定される。排気管125は、拡幅部125aが設けられること以外については、第1実施形態の排気管25と同様の構成である。拡幅部125aは、例えば合流管45との接続部分に設けられるが、これに限定されず、他の部分に設けられてもよい。
図6は、補助ボイラ30における燃焼空気の変動割合を示すグラフである。図6では、縦軸が補助ボイラ30における燃焼空気の変動割合を示し、横軸が発電機エンジン21の排気系統における拡幅部125aの容積の大きさを示している。図6に示すように、補助ボイラ30における燃焼空気の変動割合と、発電機エンジン21の排気系統における容積の大きさとの関係は、曲線L2で示される。図6に示すように、発電機エンジン21の排気系統における拡幅部125aの容積が大きいほど、補助ボイラ30における燃焼空気の変動割合が小さくなる。
本実施形態では、発電機エンジン21の排気系統における拡幅部125aの容積を増加させることにより、第1排ガスG1の排気吐出圧の脈動変化、つまり所定期間における第1排ガスG1の排気吐出圧について平均値との差の最大値V2の値を減少させることができる。したがって、上記式(1)の左辺において(V2/V1)の値を減少させることができる。拡幅部125aの径については、例えば第1実施形態と同様、排気量C1、排気量C2、平均値V1、及び最大値V2が、上記式(1)の関係を満足するように設定することができる。
このように、本実施形態に係る船舶用脱硫システムSYS2では、上記式(1)の関係を満足するように拡幅部125aを設けることにより、燃焼空気の変動割合を安定燃焼限界となる値以下にすることができ、補助ボイラ30において安定燃焼が可能となる。なお、本実施形態において、制御部50は、圧力センサ22、32から送信される検出結果に基づいて、発電機エンジン21及び補助ボイラ30の動作を制御してもよい。これにより、補助ボイラ30においてより確実に安定燃焼を行うことが可能となる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上記した実施形態の船舶用脱硫システムSYS、SYS2では、脱硫装置40として、主機エンジン11の排ガスG3を脱硫処理する脱硫装置を用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、脱硫装置40として、主機エンジン11用の脱硫装置とは別個に、発電機エンジン21からの第1排ガスG1及び補助ボイラ30からの第2排ガスG2の脱硫処理を行う脱硫装置を設けてもよい。
10 主機関
11 主機エンジン
11a,21a,30a 排気口
15,25,35,125 排気管
20 発電機
21 発電機エンジン
22,32 圧力センサ
30 補助ボイラ
40 脱硫装置
41 反応塔
45 合流管
50 制御部
51 主機関制御部
52 発電機制御部
53 ボイラ制御部
61 推進装置
62 電動機器
63 荷役機器
100,200 船舶
125a 拡幅部
C1,C2 排気量
G1 第1排ガス
G2 第2排ガス
G3 第3排ガス
L1、L2 曲線
P1,P2,P3,P4 排気吐出圧
SYS,SYS2 船舶用脱硫システム

Claims (4)

  1. 船舶に主機関とは別個に設けられ、発電機エンジンを有する発電機と、
    蒸気機関を有し前記船舶における荷役作業を行う荷役機器に供給される作動流体を生成する補助ボイラと、
    前記発電機エンジン及び前記補助ボイラの各排気口に接続され、前記発電機エンジンからの第1排ガス及び前記補助ボイラからの第2排ガスの脱硫処理を行う共通の反応塔を有する脱硫装置と、
    前記発電機エンジンの排気口と前記反応塔とを接続する配管と
    を備え、
    所定期間における前記第1排ガスの排気量をC1とし、前記所定期間における前記第2排ガスの排気量をC2とし、前記所定期間における前記第1排ガスの排気吐出圧が脈動する場合の平均値をV1とし、前記所定期間における前記第1排ガスの排気吐出圧について前記平均値との差の最大値をV2とすると、前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2は、
    (V2/V1)×(C1/C2)≦0.3
    の関係を満足し、
    前記配管は、前記最大値V2を低減することで、前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2について前記関係を満足させる拡幅部を有する
    船舶用脱硫システム。
  2. 船舶に主機関とは別個に設けられ、発電機エンジンを有する発電機と、
    蒸気機関を有し前記船舶における荷役作業を行う荷役機器に供給される作動流体を生成する補助ボイラと、
    前記発電機エンジン及び前記補助ボイラの各排気口に接続され、前記発電機エンジンからの第1排ガス及び前記補助ボイラからの第2排ガスの脱硫処理を行う共通の反応塔を有する脱硫装置と
    を備え、
    所定期間における前記第1排ガスの排気量をC1とし、前記所定期間における前記第2排ガスの排気量をC2とし、前記所定期間における前記第1排ガスの排気吐出圧が脈動する場合の平均値をV1とし、前記所定期間における前記第1排ガスの排気吐出圧について前記平均値との差の最大値をV2とすると、前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2は、
    (V2/V1)×(C1/C2)≦0.3
    の関係を満足し、
    前記発電機の負荷及び前記補助ボイラの少なくとも起動時の負荷を制御することで前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2について前記関係を満足させると共に、前記関係を満たした状態を維持する制御部を備える
    船舶用脱硫システム。
  3. 前記発電機エンジンの排気口と前記反応塔とを接続する配管を備え、
    前記配管は、前記最大値V2を低減することで、前記排気量C1、前記排気量C2、前記平均値V1、及び前記最大値V2について前記関係を満足させる拡幅部を有する
    請求項2に記載の船舶用脱硫システム。
  4. 前記反応塔は、前記主機関に設けられる主機エンジンの排気口に接続され、前記主機エンジンからの第3排ガスの脱硫処理を行う
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の船舶用脱硫システム。
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