JP7116544B2 - 遮断装置およびパワーコンディショニング装置 - Google Patents
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Description
図1は第1実施形態に係る遮断装置を含む太陽光発電システムの構成を示す図である。図1の太陽光発電システムは、太陽光エネルギーを利用して発電する太陽光発電パネル1と、太陽光発電パネル1から出力される直流電力を受けるパワーコンディショニング装置2とを備えている。太陽光発電パネル1の出力電圧は、任意に設定可能であり、特に限定されるものではないが、例えば600Vである。太陽光発電パネル1とパワーコンディショニング装置2とは、第1電力線611及び第2電力線612からなる電力線対61で接続されている。
太陽光発電パネル1とパワーコンディショニング装置2との間には、遮断装置としての急速遮断装置6が設けられている。急速遮断装置6は、例えば、火災等の問題が発生した場合に、太陽光発電パネル1をパワーコンディショニング装置2から切り離すと共に、パワーコンディショニング装置2の平滑コンデンサC21に残留する電圧を放電するものである。すなわち、火災等の問題が発生した場合、パワーコンディショニング装置2の単独運転防止機能によって商用電力の停止を検知し、パワーコンディショニング装置2の出力を強制的に停止させるが、パワーコンディショニング装置2の平滑コンデンサC21には電圧が残留しており、太陽光発電システム付近における作業者の安全を確保するために、急速遮断装置6は、パワーコンディショニング装置2を太陽光発電パネル1から切り離すと共に、パワーコンディショニング装置2の平滑コンデンサC21に残留している電圧を放電する。
次に、太陽光発電システムの動作及び急速遮断装置6の動作について説明する。図2は本実施形態に係る太陽光発電システム及び急速遮断装置6の動作を示すタイミングチャートである。図2では、タイミングT1の以前から太陽光発電パネル1が所定(一定)の発電電力を出力しており、タイミングT1においてパワーコンディショニング装置2の出力が立ち上がったものとする。例えば、タイミングT1で配線用遮断器3がオンされた場合等が該当する。
図4は、比較例としての従来の遮断装置8の構成の一例を示している。比較例では、特許文献1と同様に、抵抗放電方式を採用した例を示している。具体的に、第1電力線811と第2電力線812との間に、放電抵抗R81及びスイッチ用トランジスタTR81を直列に設けている。スイッチ用トランジスタTR81のゲートには、ゲート駆動回路81が接続されている。ゲート駆動回路81は、制御回路83の制御を受けて、スイッチ用トランジスタTR81をオンオフ制御する。制御回路83がスイッチ用トランジスタTR81をオン/オフさせるタイミングは、上記実施形態における制御用トランジスタTR4のオン/オフと同じである。
図3は第2実施形態に係る急速遮断装置6Aを含む太陽光発電システムの構成を示す図である。図3では、図1と共通の構成要素については図1と同一の符号を付しており、ここではその詳細な説明を省略する。
図4の比較例では、第1電力線811と第2電力線812との間に、4つの抵抗R82~R85を直列に接続し、第2電力線812に近い2つの抵抗R84,R85の間の電圧測定ノードの電圧信号VDに基づいて、制御回路83がLEDの点灯制御を行う例を示している。
上述した急速遮断装置6,6Aはパワーコンディショニング装置2に内蔵してもよい。具体的な図示は省略するが、図1の急速遮断装置6及び図3の急速遮断装置6Aをそのまま、パワーコンディショニング装置2に組み込めばよい。パワーコンディショニング装置2に急速遮断装置6,6Aを内蔵した場合においても、制御回路63の動作はこれまでの説明と同じである。なお、急速遮断装置6,6Aをパワーコンディショニング装置2に内蔵した場合に、急速遮断装置6,6Aの制御回路63をなくして、その機能をパワーコンディショニング装置2が備える制御回路(図示省略)に統合させてもよい。
2 パワーコンディショニング装置
22 インバータ部
6 急速遮断装置(遮断装置)
61 電力線対
62 定電流放電回路
63 制御回路
68 ACモニタ回路
C21 平滑コンデンサ
Claims (5)
- 太陽光発電パネルとパワーコンディショニング装置との間に設けられる遮断装置であって、
前記太陽光発電パネルの出力とパワーコンディショニング装置の入力とを接続する電力線対の少なくとも一方に設けられるリレーと、
前記リレーより前記パワーコンディショニング装置側における前記電力線対間に直列に設けられた第1のトランジスタ及び第1の抵抗を含む定電流放電回路と、
前記パワーコンディショニング装置の出力の有無を検出する検出手段と、
前記パワーコンディショニング装置の出力がある場合に前記リレーを導通させかつ前記定電流放電回路をオフさせる一方で、前記パワーコンディショニング装置の出力がない場合に前記リレーを開放させかつ前記定電流放電回路をオンさせる制御回路とを備え、
前記定電流放電回路は、
前記パワーコンディショニング装置から出力される交流を直流に変換した直流電源が供給される電源線と前記電力線対のうちの負極側電力線との間に直列に接続され、それぞれのゲートが共通ノードに接続された第2及び第3のトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタのゲートにバイアスを与えるトーテムポール回路と、
前記電源線と前記共通ノードとの間に接続された第2の抵抗と、
前記共通ノードと前記負極側電力線との間に接続され、前記制御回路の制御を受けて前記定電流放電回路をオンオフさせる機能を有する第4のトランジスタとを備える
ことを特徴とする遮断装置。 - 請求項1記載の遮断装置において、
前記定電流放電回路に流れる電流を前記遮断装置の駆動用電源として回生させる回生回路をさらに備える
ことを特徴とする遮断装置。 - 請求項2記載の遮断装置において、
前記パワーコンディショニング装置の交流出力を受ける電源入力端子と、
前記電源入力端子への交流入力を直流変換し、前記定電流放電回路の電源及び前記リレーの駆動用電源の少なくとも一方として供給するインバータと、
前記インバータの出力を降圧し、前記制御回路の電源として供給するDCDCコンバータとを備え、
前記回生回路は、前記定電流放電回路に流れる電流を前記インバータの出力に重畳してDCDCコンバータに供給する
ことを特徴とする遮断装置。 - 請求項1~3のいずれか一項に記載の遮断装置において、
前記遮断装置の出力電圧を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果を報知する報知手段を備えている
ことを特徴とする遮断装置。 - 太陽光発電パネルの出力を受けるパワーコンディショニング装置であって、
インバータ部と、
前記インバータ部の正極側入力と負極側入力との間に接続された平滑コンデンサと、
太陽光発電パネルの出力と前記インバータ部の入力との間に設けられた遮断装置とを備え、
前記遮断装置は、
前記太陽光発電パネルの出力とパワーコンディショニング装置の入力とを接続する電力線対の少なくとも一方に設けられるリレーと、
前記リレーより前記パワーコンディショニング装置側における前記電力線対間に直列に設けられた第1のトランジスタ及び第1の抵抗を含む定電流放電回路と、
前記パワーコンディショニング装置の出力の有無を検出する検出手段と、
前記パワーコンディショニング装置の出力がある場合に前記リレーを導通させかつ前記定電流放電回路をオフさせる一方で、前記パワーコンディショニング装置の出力がない場合に前記リレーを開放させかつ前記定電流放電回路をオンさせる制御回路とを備え、
前記定電流放電回路は、
前記パワーコンディショニング装置から出力される交流を直流に変換した直流電源が供給される電源線と前記電力線対のうちの負極側電力線との間に直列に接続され、それぞれのゲートが共通ノードに接続された第2及び第3のトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタのゲートにバイアスを与えるトーテムポール回路と、
前記電源線と前記共通ノードとの間に接続された第2の抵抗と、
前記共通ノードと前記負極側電力線との間に接続され、前記制御回路の制御を受けて前記定電流放電回路をオンオフさせる機能を有する第4のトランジスタとを備える
ことを特徴とするパワーコンディショニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017243565A JP7116544B2 (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 遮断装置およびパワーコンディショニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017243565A JP7116544B2 (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 遮断装置およびパワーコンディショニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019110714A JP2019110714A (ja) | 2019-07-04 |
JP7116544B2 true JP7116544B2 (ja) | 2022-08-10 |
Family
ID=67180409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017243565A Active JP7116544B2 (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 遮断装置およびパワーコンディショニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7116544B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879477A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-13 | Sanyo Denki Kk | インバ−タ装置 |
-
2017
- 2017-12-20 JP JP2017243565A patent/JP7116544B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2019110714A (ja) | 2019-07-04 |
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