JP7116125B2 - 接合装置及び接合方法 - Google Patents

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本開示は金属材料の接合に用いられる接合装置及び接合方法に関する。
自動車部品の製造分野等において、同種あるいは異種の金属材料を接合する方法が種々提案されている。この接合方法の一つとして、一方の金属部材に設けられた開口部に他方の金属部材を圧入しつつ通電することにより、発生したジュール熱で両部材を軟化させ塑性流動させることで固相接合する、いわゆるリングマッシュ(登録商標)の接合手法(以下、単に「リングマッシュ接合」という。)が知られている。
上述したリングマッシュ接合は、予め所定間隔を空けて配された一対の電極間に被接合物としての一対の金属部材を配設し、電極同士を近接する方向に移動させることで一対の金属部材間に加圧力を付加することを含む。このようなリングマッシュ接合においては、一連の接合工程を短時間に実行しつつ金属部材と電極あるいは金属部材同士が接触する際の衝撃をできるだけ小さくすることが、接合箇所の損傷の防止や接合長の正確なコントロールを行う上で重要である。この点を考慮して、電極を移動させる機構にその速度等が異なる2種類の流体圧シリンダを組み合わせることが提案されている(特許文献1参照。)。
特開2010-207903号公報
上記特許文献1において採用されている2種類の流体圧シリンダのうちの油圧シリンダは、動作速度が空気圧シリンダに比較して速く設定されているため、電極と被接合物とが接触していない状態における移動時間を短縮することができるものである。しかし、油圧シリンダは、作動流体に油を用いているため油漏れ及びそれに起因する火災のリスクがあり、その取扱いに注意を要するものである。加えて、油は温度によってその体積量が変位するため、油圧シリンダをその作動ストロークの中間位置で停止させようとした場合、当該中間位置に正確に停止させることが難しい。そのため、油圧シリンダの停止時における位置精度を高く維持するためには、油圧シリンダの停止位置をシリンダの端部位置に設定する必要があり、この停止位置を自由に調整することが実質的に困難である。
本開示は、上述した課題に鑑み、一連の接合工程に要する時間を抑えつつ、取り扱いが容易で停止位置の調整が可能な、接合装置及び接合方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様に係る接合装置は、電源に接続されると共に複数の被接合物を挟持可能な第1及び第2の電極と、前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結され、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方を前記第1及び第2の電極が互いに近接する前進方向に移動させるモータ駆動式の直動機構と、前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結され、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方を前記前進方向に移動させる空気圧シリンダであって、前記空気圧シリンダによる前記前進方向の移動速度は、前記直動機構による前記前進方向の移動速度よりも遅い、前記空気圧シリンダと、前記直動機構の動作を規制する制動装置であって、前記空気圧シリンダにより前記被接合物に加圧力を付加した際に前記直動機構に作用する反力を受ける、前記制動装置と、を含むものである。
このように構成すると、電極を前進方向に移動させるための機構として、油圧シリンダではなく、モータ駆動式の直動機構と空気圧シリンダとが採用されることで、作動流体として油を用いる必要がなく、油漏れ等を考慮する必要のない、取り扱いの容易な接合装置を提供することができる。また、移動速度の比較的速いモータ駆動式の直動機構を採用することで、電極の移動時間を短縮でき、接合工程に要する時間を抑えることができる。これに関連して、制動装置を採用していることにより被接合物の加圧時に発生する反力が受け止められるため、当該反力によって直動機構が作動し、この直動装置に連結された電極が後退方向に移動することがなく、当該移動に起因して接合が不十分となるといった不具合が生じることがない。さらに、直動機構はモータによりその位置を制御できるため、直動機構に連結された電極を任意の位置で精度よく停止させることができる。これにより、被接合物の大きさ等に合わせて初期位置や接合終了位置を簡単に調整することができる。
本開示の第2の態様に係る接合装置は、上記本開示の第1の態様に係る接合装置において、前記空気圧シリンダは、その一端が前記第1及び第2の電極の一方に固定されたピストンロッドを含み、前記直動機構は、その一端が前記空気圧シリンダに固定された可動部を含む。
このように構成すると、第1の電極側に空気圧シリンダ及び直動機構が直列配置されるため、接合装置の可動部分を集約でき、メンテナンス性が向上する。
本開示の第3の態様に係る接合装置は、上記本開示の第1又は第2の態様に係る接合装置において、前記直動機構による作動ストロークは、前記空気圧シリンダの作動ストロークよりも長い。
このように構成すると、移動速度が相対的に速い直動機構により第1及び第2の電極の少なくとも一方を短時間で近接位置まで移動させた後、移動速度が相対的に遅い空気圧シリンダにより第1及び第2の電極の少なくとも一方と被接合物とをソフトに接触させ接合を開始することができる。これにより、1回の接合工程に要する時間を短縮することができると共に、工程中に被接合物の接合箇所に衝撃を与えることなく安定して接合作業を実行することができる。
本開示の第4の態様に係る接合方法は、電源に接続された第1及び第2の電極の間の領域に複数の被接合物を配置するステップと、前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結されたモータ駆動式の直動機構を動作させることにより、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方を、前記第1及び第2の電極が互いに近接する前進方向に第1の距離だけ移動させるステップと、前記第1及び第2の電極の少なくとも一方が前記第1の距離だけ移動した後、前記直動機構の移動を規制するために、前記直動機構に設けられた制動装置を作動するステップと、前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結された空気圧シリンダを動作させることにより、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方の、前記前進方向への移動を開始するステップと、前記第1及び第2の電極と前記被接合物とが接触した際に、前記第1及び第2の電極間に接合電流を供給するステップと、前記空気圧シリンダにより前記被接合物に加圧力を付加しつつ、前記第1及び第2の電極間に前記接合電流を供給することにより、前記被接合物を接合するステップと、を含むものである。
このように構成すると、電極の前進方向への移動のために油圧シリンダを用いないため、油漏れ等を考慮する必要のない、取り扱いの容易な接合方法を提供することができる。また、移動速度の比較的速いモータ駆動式の直動機構を用いて電極の移動の一部を行うため、電極の移動に要する総時間を短縮でき、接合工程に要する時間を抑えることができる。また、制動装置を動作させることにより被接合物の加圧時に発生する反力を受け止めることができるため、当該反力によって直動装置に連結された電極が後退方向に移動することがなく、当該移動に起因して接合するステップにおける接合が不十分となるといった不具合が生じることがない。さらに、直動機構はモータによりその位置を制御できるため、直動機構に連結された電極を任意の位置で精度よく停止させることができ、以って被接合物の大きさ等に合わせて初期位置や接合終了位置を簡単に調整することができる。
上述した構成を備えることにより、一連の接合工程に要する時間を抑えつつ、取り扱いが容易で停止位置の調整が可能な、接合装置及び接合方法を提供することができる。
本開示の一実施の形態に係る接合装置の模式図である。 本開示の一実施の形態に係る接合方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施の形態に係る接合装置の可動領域における各構成要素の動作を説明するための動作説明図である。
以下、図面を参照して本開示を実施するための各実施の形態について説明する。なお、以下では本開示の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本開示の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図1は、本開示の一実施の形態に係る接合装置の模式図である。本実施の形態に係る接合装置1は、図1に示すように、支持フレーム10と、第1及び第2の電極21、22と、直動機構30と、空気圧シリンダ40とを主に含むものであって良い。なお、本開示で用いられる「接合」との用語は、上述したリングマッシュ接合やプロジェクション接合、あるいは特許第5990343号に示されたような工法を用いた接合のような、被接合物を部分的に軟化させ塑性流動させて接合するものに加えて、一般的な抵抗溶接のような、被接合物を部分的に溶融させて接合するものをも含む。
支持フレーム10は、接合装置1が備える各構成要素を支持するためのフレームである。この支持フレーム10は、地面等に設置される略水平な載置台11と、この載置台11から上方に延在する複数本の固定支柱12と、この複数本の固定支柱12の上端部に取り付けられる略水平な下側支持台13と、この下側支持台13から上方に延在する複数本のガイド支柱14と、このガイド支柱14の上端部に取り付けられる略水平な上側支持台15とを含むものであってよい。上記各構成のうち、載置台11、複数本の固定支柱12及び下側支持台13によって区画された領域が第1及び第2の被接合物W1、W2を接合するための作業領域WAを形成する。また、下側支持台13、複数本のガイド支柱14及び上側支持台15によって区画された領域が、第1の電極21を動作させる際に直動機構30及び空気圧シリンダ40の動作が実行される可動領域MAを形成する。
第1及び第2の電極21、22は、通電回路(電源)50に接続されており、第1及び第2の被接合物W1、W2にそれぞれが接触することで第1及び第2の被接合物W1、W2に接合電流を供給可能な導電性の金属部材で構成されている。このうち、第1の電極21は、後述する直動機構30及び空気圧シリンダ40に連結されて第2の電極22に向かって近接する方向(図1中のX方向。以下、この方向を「前進方向」という。)及び離間する方向(図1中の-X方向。以下、この方向を「後退方向」という。)に動作可能に支持されている。この第1の電極22の第1の被接合物W1に接触する面の反対側の面には、シャフト23が固定されており、このシャフト23の一端は、第2のジョイント部J2において空気圧シリンダのピストンロッド42に同一軸線上で連結され固定されている。加えて、下側支持台13の下部には略円筒状のガイド部材24が固定されており、このガイド部材24がシャフト23の周囲を支持することで、シャフト23の前進あるいは後退方向の移動がガイドされている。また、第2の電極22は、載置台11上に固定されている。本実施の形態においては、図1に示すように、初期状態では第2の電極22上に第1及び第2の被接合物W1、W2が互いの被接合箇所を当接した状態で重畳配置され、第1の電極22は第1の被接合物W1に接触していない。
上述した第1及び第2の電極21、22に接続される通電回路50は、商用交流電源又は交流発電機のような交流電源に接続される電源端子51と、電源端子51からの交流電力を直流に変換する直流電源回路52と、複数の並列接続されたコンデンサを含むエネルギー蓄積用コンデンサ53と、エネルギー蓄積用コンデンサ53に蓄えられた電気エネルギーを一つ以上の大きなパルス状電流にして放電させる放電スイッチ又はインバータ回路を含むスイッチ回路54と、1又は2ターンの巻数をもつ2次巻線及びこれよりも巻数が多い1次巻線を有する溶接トランス55とを含むものであってよい。第1及び第2の電極21、22は、溶接トランス55の2次巻線にそれぞれ接続される。また、第1及び第2の電極21、22間に供給される接合電流としてのパルス状電流には、例えば数万から数十万アンペアの電流ピーク値を有し、パルス幅は10ミリ秒~100ミリ秒であるものを採用することができる。
直動機構30は、一部が上側支持台15に取り付けられ、その可動部分が第1の電極21に(空気圧シリンダ40を介して)連結されることにより、第1の電極21を前進方向及び後退方向に動作させるものである。本実施の形態においては、直動機構30として、図1に示すように、モータ31及びボールねじ機構32からなるものを採用している。なお、この直動機構30は、モータ駆動式のものであれば種々の直動機構を採用することができる。具体的には、ラックアンドピニオンや、リニアモータ等を採用することができる。ただし、コストの観点やバックラッシュを考慮する必要がないこと等から、ボールねじ機構32が最も好ましい。
モータ31は、少なくとも位置決め制御が可能な、例えばAC又はDCサーボモータで構成することができる。このモータ31は上側支持台15に固定されており、その回転軸は、第1のジョイント部J1においてボールねじ機構32のねじ軸33に連結されている。なお、第1のジョイント部J1には、例えば周知のカップリングを採用することができるが、これに限定されない。加えて、本実施の形態においては、モータ31の回転軸とねじ軸33とが同軸上に配置されているが、このような配置にも限定されない。具体例としては、例えば第1のジョイント部J1にプーリ及びベルトを採用することで、モータ31の回転軸とねじ軸33とを異なる軸線上に配置してもよいし、第1のジョイント部J1に周知のかさ歯車を採用することで、モータ31の回転軸とねじ軸33の軸線が交差するようにモータ31を配置してもよい。このようにモータ31の回転軸とねじ軸33とを同軸上に配置しない構成を採用した場合、モータ31のレイアウトの自由度が向上し、接合装置1全体の高さを抑えることができる。
ボールねじ機構32は、その一端部から所定長さにわたってネジ溝が刻設されたねじ軸33と、このねじ軸33のネジ溝に螺合するナット部(可動部)34とを含むものである。ねじ軸33のネジ溝が刻設されていない側の端部は、第1のジョイント部J1においてモータ31の回転軸に連結されており、これにより、ねじ軸33はモータ31の回転動作に追従して回転する。また、ねじ軸33のネジ溝が刻設された部分の長さは、直動機構30に必要な最大作動ストロークに合わせて調整されている。ナット部34は、ねじ軸33の回転により、前進方向又は後退方向に動作する可動部分を構成するものであり、その外周囲の複数箇所には複数本の連結アーム35の一端がそれぞれ固定されている。この複数本の連結アーム35の他端は、空気圧シリンダ40のシリンダ本体41に固定されており、これにより、ナット部34の動作に追従して空気圧シリンダ40が動作する。
ところで、モータ31は、ねじ軸33を所定方向に回転する動力を提供することはできるものの、例えばねじ軸33にモータ31以外の外力によって回転力が加わった場合に、それに抗する力は実質的に有していない。そこで、本実施の形態に係る接合装置1においては、ねじ軸33のネジ溝が刻設されていない側の任意の位置に、ねじ軸33の動作を規制する制動装置36が取り付けられている。この制動装置36としては、例えば励磁作動形の電磁ブレーキ(あるいは電磁クラッチ)を採用することができる。電磁ブレーキからなる制動装置36としては、周知の構造、例えば内部に誘導コイルを備えるステータと、誘導コイルの通電により作動するアーマチュアとを含むものを採用することができる。この場合には、ステータが上側支持台15に固定され、アーマチュアに連結しているハブがねじ軸33に固定され、ステータ内の誘導コイルに通電を行ってアーマチュアを動作させることにより、アーマチュアをステータに吸引・保持して、ねじ軸33の動作(前進あるいは後退方向への動作及び回転動作)を規制する。なお、本実施の形態においては制動装置36として電磁ブレーキを採用しているが、直動機構30のうちの特にボールねじ機構32の動作を規制することができるものであれば他の構成の制動装置を採用することもできる。
空気圧シリンダ40は、内部に空気室が形成されたシリンダ本体41と、一端部がシリンダ本体41内の空気室を2つの圧力室R1、R2(図3参照。)に区画するピストン45(図3参照。)に連結され、他端部が第2のジョイント部J2により第1の電極21のシャフト23に連結されたピストンロッド42と、シリンダ本体41に連通してシリンダ本体41内への空気の供給及び排出を行うための第1及び第2の空気配管43A、43Bと、を含むものとすることができる。また、この空気圧シリンダ40は、その外周囲にスライダ44が取り付けられており、このスライダ44がガイド支柱14に摺動自在に固定されていることで、空気圧シリンダ40の前進あるいは後退方向の移動がガイドされている。なお、本実施の形態においては、ガイド支柱14として2つの支持台13、15を連結支持する機能と上述したスライダ44のガイドとしての機能との両方を備えているものを例示しているが、本開示はこれに限定されない。具体的には、2つの支持台13、15を連結支持する支柱とスライダ44の移動のガイドとを別々の部材で構成することもできる。
ここで、空気圧シリンダ40の作動ストロークD2(図3参照。)は比較的短い(例えば5~30mm程度)ため、シリンダ本体41の空気室の容積は比較的小さいものであって良く、例えば30~50リットル程度のものとすることができる。ただし、空気圧シリンダ40は第1及び第2の被接合物W1、W2を接合する際の加圧力F2(図3参照。)を発生させるものであるため、必要な加圧力が得られるよう、ピストンの作動方向に直交する方向の断面積は十分に確保される。さらに、第1の空気配管43Aは第1の圧力室R1に連通し、且つ図示しない圧縮空気供給源及び切換弁に接続されており、この第1の空気配管43Aを介して第1の圧力室R1内に給気が行われる。また、第2の空気配管43Bは第2の圧力室R2に連通し、且つ図示しない圧縮空気供給源、吸引装置及び切換弁に接続されており、この第2の空気配管43Bを介して第2の圧力室R2の給気及び排気が行われる。なお、図1においては、この第1及び第2の空気配管43A、43Bをそれぞれ1本のみ示しているが、第1及び第2の空気配管43A、43Bの本数は複数本であってもよい。例えば、第2の空気配管43Bは給気に加えて排気も行うことから、給気用の配管と排気用の配管を別々に設けるようにしてもよい。
本実施の形態に係る接合装置1は、上述した構成、詳しくは第1及び第2の電極21、22を前進方向に移動させるための機構として、油圧シリンダではなく、モータ駆動式の直動機構30と空気圧シリンダ40とを用いるため、油漏れリスク等を考慮する必要がなくその取り扱いが容易であることに加え、油を使用しないため油の管理コストを削減でき、また、油の配管施工も不要となることにより装置製造を簡略化できるといった種々の効果を奏する。また、モータ駆動式の直動機構30はその移動速度が空気圧シリンダ40に比べて速いため、第1の電極21の移動に要する時間を短縮でき、一連の接合工程に要する時間を抑えることができる。さらに、接合装置1においては、モータ駆動式の直動機構30の可動部分(ボールねじ機構32)がモータ以外の外力によって動作しないようにするために、制動装置36を採用している。これにより、被接合物W1、W2の加圧時に発生する反力をこの制動装置36で受けることができ、当該反力によってねじ軸33が回転等されて第1の電極21が後退方向に不用意に移動することがなく、この不用意な移動によって接合作業の際に必要な接合長が得られないといった不具合が生じることがない。さらにまた、直動機構30はモータ31によりその位置を制御しているため、モータ31制御によって直動機構30に連結された第1の電極21を任意の位置で精度よく停止させることができる。これにより、被接合物W1、W2の大きさ等に合わせて接合工程における初期位置や接合終了位置といった停止位置を簡単に調整することができる。さらに、モータ駆動式の直動機構30は油圧シリンダに比べて(熱エネルギーに変換されることによる)エネルギーロスが少ないことから、従来よりも接合装置1全体のエネルギー効率が向上する。以上の通り、本実施の形態に係る接合装置1によれば、一連の接合工程に要する時間を抑えつつ、その取扱いの容易で停止位置の調整をも可能な接合装置1を提供することができる。
上記の構成を備える接合装置1を用いて、第1及び第2の被接合物W1、W2を接合する一連の方法について、以下に説明を行う。なお、本実施の形態の接合方法としては、例えばリングマッシュ接合によるものを採用することができる。これに関連して、接合される被接合物W1、W2には、一方の被接合物が他方の被接合物に設けられた穴内に圧入されるよう、その形状が予め加工されたものを採用することができる。なお、接合方法及び被接合物の形状については、上記のものに限定されない。また、第1及び第2の被接合物W1、W2としては、同種の金属材料を採用することも、異種の金属材料を採用することもできる。
図2は、本開示の一実施の形態に係る接合方法を示すフローチャートである。また、図3は、本開示の一実施の形態に係る接合装置の可動領域における各構成要素の動作を説明するための動作説明図であって、図3(a)は、直動機構30が動作を開始した状態を示し、図3(b)は制動装置36が作動し且つ空気圧シリンダ40が動作を開始した状態を示し、図3(c)は被接合物に加圧力を付加している状態を示したものである。以下に示す接合方法は、上述した接合装置1の図示しないコントローラ等に適用することができる。このコントローラは少なくとも接合装置1の制御を行うための、プロセッサ、メモリ及び各種インタフェース等を備えるコンピュータを含んでいてよく、以下に示す接合方法は、当該コンピュータにより実行可能なプログラムの形態で、あるいは当該プログラムを格納した非一時的なコンピュータ読取可能媒体の形態で適用することができる。
本実施の形態に係る接合方法は、図2に示すように、先ず直動機構30を動作させて第1の電極21を任意の初期位置に調整する(ステップS01)。本開示の接合方法において、第1の電極21の初期位置の調整を行うことができることは、特に留意すべき事項である。すなわち、本開示の接合装置1は、第1の電極21を作動する構造としてモータ駆動式の直動機構30を採用しているため、モータ制御により、直動機構30の作動ストロークの中間位置であっても、周囲温度等にほとんど影響されることなく、精度よく停止させることができる。このように第1の電極21の初期位置を調整可能であることは、例えば同一形状の被接合物W1、W2を繰り返し接合する場合等において、一連の接合工程と接合工程との間に初期位置に復帰するための時間を短縮することができ、作業の効率化を図ることができる。
ステップS01において第1の電極21の初期位置の調整が完了すると、次に第2の電極22上に第1及び第2の被接合物W1、W2を、その接合箇所同士が当接する位置関係で配置(セッティング)し、第2の被接合物W2を第2の電極22に固定する(ステップS02)。ステップS01において調整された第1の電極21の初期位置は、このステップS02における第1及び第2の被接合物W1、W2のセッティングに支障のない範囲で、第2の電極22に近接した位置に調整される。これにより、直動機構30によって第1の電極21が移動される距離(第1の距離D1)を短くできる。なお、ステップS02では、第2の電極22側に第1及び第2の被接合物W1、W2をセッティングしているが、第1及び第2の被接合物W1、W2のセッティングの形態はこれに限定されない。例えば、第2の電極22側に第2の被接合物W2を固定し、第1の電極21側に第1の被接合物W1を固定することも可能である。
第1及び第2の被接合物W1、W2のセッティングが完了すると、次に直動機構30の作動を開始する(ステップS03)。ここでいう直動機構30の作動とは、図3(a)中に符号M1で示すように、モータ31を動作させてボールねじ機構32のねじ軸33を回転させ、ナット部34を前進方向に移動させるものである。上述したように、このときの直動機構30による第1の電極21の移動速度は、空気圧シリンダ40による第1の電極21の移動速度に比して十分に速いことが、一連の接合工程に要する時間を短縮するためには好ましい。なお、直動機構30の作動中は第1及び第2の空気配管43A、43Bが閉弁される、あるいは第2の空気配管43Bからの給気のみが行われることにより、空気圧シリンダ40は停止状態を維持している。
直動機構30の作動が開始された後、第1の電極21の前進方向への移動距離が予め設定された第1の距離D1に到達すると(ステップS04でYes)、モータ31を停止して直動機構30による第1の電極21の移動を完了すると共に、図3(b)中の符号M2で示すように、制動装置36を作動してねじ軸33の回転を規制する(ステップS05)。第1の距離D1とは、初期位置から第1の電極21と第1の被接合物W1とが接触する位置の直前位置との間の距離を指し、例えば50mm~100mm程度とすることができる。なお、第1の距離D1だけ前進方向に移動した後の第1の電極21と第1の被接合物W1との間の距離は、例えば1~10mm程度に調整される。本実施の形態に係る直動機構30はモータ駆動式であるため、所望の停止位置に正確に停止させることができるため、第1の電極21を第1の被接合物W1に接触する直前の位置までこの直動機構30を用いて移動させることができる。
直動機構30が停止され制動装置36が作動されると、次に空気圧シリンダ40の動作を開始する。空気圧シリンダ40の初期の動作は、第1の電極21と第1の被接合物W1とを衝撃を伴うことなくソフトに接触させるべく、第1の電極21をごく低速で前進方向に移動させるものであることが好ましい。そこで、図3(b)に示すように、先ず第1及び第2の圧力室R1、R2の両方に所定圧力にて給気IAを行う(ステップS06)。第1の圧力室R1への給気IAの圧力と、第2の圧力室R2への給気IAの圧力とは、第1の電極21の移動速度に合わせて適宜調整することができる。例えば、第1及び第2の圧力室R1、R2への給気IAの圧力を等しくすると、第1の圧力室R1側のピストン45の面積が、第2の圧力室R2側のピストン45の面積に比してピストンロッド42の断面積分だけ大きいことから、ピストン45は前進方向に比較的小さな力F1を受けピストンロッド42をごく低速で移動させることができ好ましい。
ステップS06により、ピストンロッド42及びこのピストンロッド42に連結された第1の電極21がごく低速で前進方向に移動し、第1の電極21と第1の被接合物W1とが接触すると(ステップS07でYes)、第1及び第2の被接合物W1、W2の接合箇所の接合が開始される。詳しくは、通電回路50のスイッチ回路54を動作させて第1及び第2の電極21、22間にパルス状電流(接合電流)の供給を開始する(ステップS08)。さらに、図3(c)に示すように、第2の圧力室R2内を排気OAしてピストン45に前進方向に作用する比較的大きな力F2(>F1)を作用させて、接合箇所の接合に必要な加圧力を確保する(ステップS09)。この必要な加圧力F2を確保するために、第2の圧力室R2内を排気OAするタイミングで、第1の圧力室R1への給気IAの圧力を上昇させてもよい。なお、上述したステップS08及びS09の実施のタイミングは変更することも、同時とすることもできる。
上述したステップS06以降の工程の実施に際し、制動装置36が常に動作している状態にあることは、特に留意すべき事項である。このように制動装置36がねじ軸33の動作を規制していれば、例えばステップS09において第1及び第2の被接合物W1、W2間に前進方向に作用する所定の加圧力が付加された際、当該加圧力の反力が空気圧シリンダ40及びボールねじ機構32を介して第1のジョイント部J1及びモータ31に伝達されるが、この反力を制動装置36において受けることができる。したがって、空気圧シリンダ40において生成された力F1、F2によって直動機構30が後退方向へ移動してしまうことがなくなり、生成された加圧力を接合箇所に安定的に作用させることができる。
上述したステップS08及びステップS09により、第1及び第2の被接合物W1、W2間に加圧力が付加されつつ接合電流が供給されることで、被接合物同士の接合作業が実行される。そして第1及び第2の被接合物W1、W2間の接合箇所が所望の接合長に到達すると、一連の接合工程を完了し(ステップS10でYes)、第1の電極21を初期位置に戻して次の接合工程の開始まで待機する。
ここで、ステップS03からステップS05に至る間の直動機構30のナット部34の作動ストロークD1は、ステップS05からステップS10に至る間の空気圧シリンダ40のピストン45の作動ストロークD2よりも長くなるよう調整される。これにより、一連の接合工程中の第1の電極21の移動の大部分が高速で動作可能な直動機構30によって実現されることとなり、比較的低速な空気圧シリンダ40による移動に要する時間を短くでき、上述した接合方法の高効率化に寄与する。
以上説明した通り、本実施の形態に係る接合方法によれば、第1の電極の前進方向への移動をモータ駆動式の直動機構30と空気圧シリンダ40により実現しているため、当該移動に油圧シリンダを用いた場合に生じる上述した種々の課題を考慮する必要のない、取り扱いの容易な接合方法を提供することができる。また、モータ駆動式の直動機構30によりその第1の電極21を所望の位置に正確に停止させることができるため、初期位置の調整や移動速度の速い直動機構30の作動ストロークD1の割合の増加により、一連の接合工程に要する時間を抑えることができる。そして、モータ駆動式の直動機構30のモータの駆動制御によって、直動機構30に連結された第1の電極21を任意の位置で精度よく停止させることができる。これにより、被接合物W1、W2の大きさ等に合わせて接合工程における初期位置や接合終了位置といった停止位置を簡単に調整することができる。
なお、上述した実施の形態においては、直動機構30と空気圧シリンダ40とを、第1の電極21に直列に連結したものについて説明をした。このように直動機構30と空気圧シリンダ40とを一方の電極側に直列配置すれば、電極を移動させるための機構を一箇所に集約することができるため、メンテナンス性が向上して好ましいが、本開示はこれに限定されるものではない。具体的には、例えば直動機構30と空気圧シリンダ40との配置を入れ替えたり、空気圧シリンダ40を載置台11と第2の電極22との間に配設したりすることも可能である。
本開示は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。そして、それらはすべて、本開示の技術思想に含まれるものである。
1 接合装置
10 支持フレーム
11 載置台
12 固定支柱
13 下側支持台
14 ガイド支柱
15 上側支持台
21 第1の電極
22 第2の電極
30 直動機構
31 モータ
32 ボールねじ機構
33 ねじ軸
34 ナット部(可動部)
35 連結アーム
36 制動装置
40 空気圧シリンダ
41 シリンダ本体
42 ピストンロッド
43A、43B 第1及び第2の空気配管
44 スライダ
45 ピストン
50 通電回路(電源)
D1 第1の距離(直動機構の作動ストローク)
D2 空気圧シリンダの作動ストローク
IA 給気
OA 排気
J1 第1のジョイント部
J2 第2のジョイント部
R1 第1の圧力室
R2 第2の圧力室
MA 可動領域
WA 作業領域
W1 第1の被接合物
W2 第2の被接合物

Claims (4)

  1. 電源に接続されると共に複数の被接合物を挟持可能な第1及び第2の電極と、
    前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結され、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方を前記第1及び第2の電極が互いに近接する前進方向に移動させるモータ駆動式の直動機構と、
    前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結され、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方を前記前進方向に移動させる空気圧シリンダであって、前記空気圧シリンダによる前記前進方向の移動速度は、前記直動機構による前記前進方向の移動速度よりも遅い、前記空気圧シリンダと、
    前記直動機構の動作を規制する制動装置であって、前記空気圧シリンダにより前記被接合物に加圧力を付加した際に前記直動機構に作用する反力を受ける、前記制動装置と、を備える、
    接合装置。
  2. 前記空気圧シリンダは、その一端が前記第1及び第2の電極の一方に固定されたピストンロッドを備え、
    前記直動機構は、その一端が前記空気圧シリンダに固定された可動部を備える、
    請求項1に記載の接合装置。
  3. 前記直動機構による作動ストロークは、前記空気圧シリンダの作動ストロークよりも長い、
    請求項1又は請求項2に記載の接合装置。
  4. 電源に接続された第1及び第2の電極の間の領域に複数の被接合物を配置するステップと、
    前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結されたモータ駆動式の直動機構を動作させることにより、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方を、前記第1及び第2の電極が互いに近接する前進方向に第1の距離だけ移動させるステップと、
    前記第1及び第2の電極の少なくとも一方が前記第1の距離だけ移動した後、前記直動機構の移動を規制するために、前記直動機構に設けられた制動装置を作動するステップと、
    前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に連結された空気圧シリンダを動作させることにより、連結された前記第1及び第2の電極の少なくとも一方の、前記前進方向への移動を開始するステップと、
    前記第1及び第2の電極と前記被接合物とが接触した際に、前記第1及び第2の電極間に接合電流を供給するステップと、
    前記空気圧シリンダにより前記被接合物に加圧力を付加しつつ、前記第1及び第2の電極間に前記接合電流を供給することにより、前記被接合物を接合するステップと、を備える、
    接合方法。
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