JP7115924B2 - 運行管理装置、運行管理システム、運行管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、輸送車両の積載率、実車率、稼働率を向上させるために、異なる形状、重量を有する複数の荷物を効率的に輸送車両に割り当てる配車計画を作成する最適配車システムが記載されている。
本発明の第1の態様によれば、拠点間で荷物を輸送する輸送車両及びドライバを含む輸送リソースを管理する運行管理装置(2)は、前記荷物に関する荷物情報を受け付ける荷物情報受付部(200)と、複数の前記拠点のうち前記輸送車両が発着する発着拠点及び当該発着拠点からの発車時間が規定された複数の輸送サービスから、前記荷物情報に関連付けられた前記荷物の輸送に利用する輸送サービスを決定するサービス決定部(202)と、複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、二つの前記発着拠点で構成される区間別に前記荷物の積載総量を演算する演算部(203)と、複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、前記荷物情報及び前記積載総量に応じた前記輸送車両を前記区間別に割り当てる車両割当部(204)と、前記輸送サービス別の前記輸送車両の情報を含む運行計画を通知する通知部(207)と、を備える。
このようにすることで、運行管理装置は、複数の輸送サービスそれぞれにおいて区間別に最適な輸送車両を割り当てることができる。これにより、運行管理装置は、輸送車両が運行する全区間において輸送効率を高めることができる。
このようにすることで、運行管理装置は、輸送車両それぞれに対し、勤務態様の範囲で適切に、且つ効率的にドライバを割り当てることができる。
このようにすることで、運行管理装置は、輸送サービスの全区間において、輸送車両の積載率を所定値以上に維持して、輸送効率を高めることができる。
このようにすることで、運行管理装置は、輸送車両それぞれの到着予測時間を含む運行計画を輸送サービスの関係者に伝達することができる。これにより、輸送サービスの関係者は輸送車両の遅れの有無を知ることが容易になる。そうすると、例えば荷物の輸送を依頼した荷主は、輸送車両に遅れがある場合は、積載拠点への荷物の搬入、及び荷下ろし拠点からの荷物の搬出を行う時間を調整する等の対策を実施することができるので、拠点における待ち時間を低減させることができる。
このようにすることで、運行管理装置は、交通情報に基づいて、輸送車両の到着予測時間を精度よく予測することができる。
このようにすることで、運行管理装置は、荷主の要望に応じた最適な輸送サービスを提供することができる。
このようにすることで、運行管理装置は、予め規定された輸送サービスを利用しつつ、荷主の要望に応じた最適な輸送サービスを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る運行管理システムの全体構成を示す概略図である。
本実施形態に係る運行管理システム1は、例えば図1に示すように、高速道路を利用して複数の拠点H(H1、H2…)間で荷物を輸送する輸送サービスを管理するためのシステムである。
拠点Hは、例えば高速道路上のサービス施設(サービスエリア、パーキングエリア等)に設けられた配送センタである。また、拠点Hは、高速道路の外部であって、高速道路の出入り口近傍に設けられた配送センタであってもよい。拠点Hには、荷物の輸送を依頼する複数の荷主から荷物が集約される。なお、荷主は例えば荷物の小口配送を行う運輸会社、製造会社等である。そして、集約された荷物は輸送車両Aに積載されて他の拠点Hへ輸送される。このようにすることで、複数の荷主から依頼された多数の荷物を、拠点H間で少数の輸送車両A及びドライバにより輸送することができる。
荷主端末3、拠点端末4、及び車載器5は、本実施形態に係る端末装置の一態様である。
本実施形態に係る運行管理装置2は、複数の拠点Hのうち輸送車両Aが発着する発着拠点及び当該発着拠点からの発車時間が規定された複数の輸送サービスそれぞれについて輸送車両Aを割り当てた運行計画を作成して、荷主端末3、拠点端末4、車載器5それぞれに通知する。なお、運行管理装置2の詳細な機能構成については後述する。
荷主端末3は、不図示の入力部を介して荷主より荷物の輸送に関する荷物情報D10(図4)の入力を受け付け、インターネット等の通信回線を介して運行管理装置2に送信する。なお、荷物情報D10の詳細については後述する。また、荷主端末3は、運行管理装置2から受信した運行計画をディスプレイ、プリンタ等に出力可能な出力部を有している。
なお、荷主は、荷主端末3に予めインストールされたアプリケーションを介して荷物情報D10の入力を行うようにしてもよいし、運行管理センタが運営するウェブページにアクセスして荷物情報D10の入力を行うようにしてもよい。
車載器5は、例えばカーナビゲーション、携帯端末(タブレット、スマートフォン)等であり、運行管理装置2から受信した運行計画をディスプレイ、プリンタ等に出力可能な出力部を有している。車載器5は、予め輸送車両Aに取り付けられていてもよい。また、ドライバが輸送車両Aに搭乗する際に、ドライバ自身が所持する携帯端末等を車載器5として輸送車両Aに搭載するようにしてもよい。
なお、輸送車両Aは、例えば荷物輸送用のトラックである。また、図1に示すように、輸送車両Aは、トラックと、トラックに連結された連結車両とで構成されていてもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、運行管理装置2は、CPU20と、記憶媒体21とを備えている。
例えば荷主は、発送元の最寄りの拠点H1を荷物の積載拠点として設定し、発送先の最寄りの拠点H2を当該荷物の荷下ろし拠点として設定する。このため、荷主は、発送元から拠点H1、及び拠点H2から発送先までの輸送手段(輸送車両及びドライバ)のみを用意すればよく、高速道路を利用した長距離の輸送手段を個別に確保する必要がない。
なお、以下の説明において、発着拠点及び発車時間が規定された輸送サービスを「定期輸送サービス」とも記載する。また、定期輸送サービスのうち、一部の発着拠点を飛ばして遠隔地に早く到着する輸送サービスを、「特急輸送サービス」とも記載する。
また、サービス決定部202は、荷主の要求を満たす定期輸送サービス又は特急輸送サービスがない場合、発着拠点及び発車時間を荷主の要求に応じて設定した「臨時輸送サービス」を作成してもよい。
更に、サービス決定部202は、荷物情報において輸送サービスに規定された発着拠点以外の経由地が積載拠点又は荷下ろし拠点として指定された場合、且つ、当該経由地における荷物の積み込み又は荷下ろしが他の発着拠点の発車時間を変更せずに実行可能である場合、当該経由地を新たな発着拠点として追加して規定の輸送サービス(定期輸送サービス又は特急輸送サービス)を変更してもよい。
また、車両割当部204は、積載総量が所定の積載率以上となる輸送車両Aを割り当てるようにしてもよい。
ドライバの勤務態様とは、ドライバの勤務可能日(又は曜日)、時間帯、及び勤務範囲を含む。また、勤務範囲は、ドライバそれぞれがどの拠点Hからどの拠点Hまでの区間を運転可能か示す情報である。
また、到着時間予測部206は、区間別の交通情報、又は区間別の過去の輸送実績を更に取得し、位置情報及び交通情報、又は位置情報及び過去の輸送実績に基づいて、輸送車両A別の到着予測時間を計算するようにしてもよい。
また、運行計画は、到着時間予測部206が予測した輸送車両A別の積載拠点及び荷下ろし拠点への到着予測時間が含まれていてもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置における輸送依頼受け付け処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図3を参照しながら、運行管理装置2が荷主から荷物の輸送依頼を受け付ける処理について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る荷物情報の一例を示す図である。
荷物情報D10は、荷主の荷物の輸送に対する要求を示す情報であり、図4に示すように、荷主を特定可能な「荷主情報」と、荷物を輸送車両Aに積み込む拠点を示す「積載拠点」と、輸送車両Aから荷物を積み下ろす拠点を示す「荷下ろし拠点」と、荷下ろし拠点への「到着希望日時」と、「荷物の態様」とを含む。
荷主情報は、荷主を特定可能であればどのような情報であってもよく、例えば荷主の名称、識別番号等である。
荷物の態様には、「荷物のサイズ(縦横幅及び高さ)、重量、数量」、及び「運搬条件」等が含まれる。運搬条件は、荷物の運搬に特別な車両又は機材が必要であるか否かを示す情報であり、例えば冷蔵品、冷凍品、精密機械等の荷物タイプで示される。
ステップS11において、料金計算部201は図5に示すステップS110~S118を実行して、荷物情報D10に応じた輸送サービスに係る輸送料金を計算する。
料金計算部201は、荷物情報D10に含まれる積載拠点及び荷下ろし拠点に基づいて荷物の運搬距離を計算するとともに、荷物情報D10に含まれる荷物のサイズ、重量、数量に基づいて荷物の積載量を計算する(ステップS110)。
運搬距離は、積載拠点から荷下ろし拠点までの区間又は距離を示す情報である。荷物の積載量は、荷物全体のサイズ(縦横幅及び高さ)、総体積、又は総重量である。料金計算部201は、例えば、荷物のサイズ、総体積、又は総重量に基づいて積載量を「S」、「M」、「L」等の区分で表してもよい。
例えば、運搬条件(荷物タイプ)が「冷蔵品」又は「冷凍品」である場合、荷物の冷蔵及び冷凍保管が可能な車両タイプを選択する。また、運搬条件が「精密機械」である場合、精密機械の運搬に適したエアサスペンションが搭載された車両タイプを選択する。
図6は、本発明の一実施形態に係る輸送サービス情報の一例を示す図である。
図6に示すように、輸送サービス情報D11は、複数の輸送サービスそれぞれの「運行スケジュールD110」と、輸送サービス別の「料金テーブルD111」とを含む。運行スケジュールD110は、輸送サービスの識別番号と、輸送サービスにおいて立ち寄る発着拠点と、発着拠点それぞれにおける到着予定時間及び発車予定時間とを関連付けたテーブルである。なお、到着予定時間及び発車予定時間は、交通渋滞等による遅延を考慮して、予め猶予時間が盛り込まれていてもよい。料金テーブルD111は、運搬距離と積載量との組み合わせに応じた料金を輸送サービス別に規定したテーブルである。料金テーブルD111は、更に車両タイプに応じた追加料金を輸送サービス別に規定してもよい。
料金計算部201は、例えば荷物情報D10で指定された積載拠点、荷下ろし拠点、及び到着希望時間がそれぞれ「拠点H1」、「拠点H3」、「15:00」であった場合、図6の運行スケジュールD110に示された「定期輸送サービスT10」が利用可能であると判断する(ステップS112:YES)。このとき、料金計算部201は、到着希望時間よりも早く荷下ろし拠点に到着する定期輸送サービスがある場合、当該定期輸送サービスが利用可能であると判断してもよい。また、料金計算部201は、到着希望時間から所定の許容時間以内(例えば到着希望時間の前後1時間以内)に荷下ろし拠点に到着する定期輸送サービスがある場合、当該定期輸送サービスが利用可能であると判断してもよい。許容時間は荷主が任意に設定し、荷物情報D10に含まれていてもよい。
料金計算部201は、定期輸送サービスT10に輸送車両Aの割り当てが完了しており、且つ、各拠点Hへの到着時間を遅延させることにより輸送車両Aの積載率が90%以上となる可能性がある場合(ステップS113:YES)、次のステップS114に進む。
一方、料金計算部201は、上記以外の場合(ステップS113:NO)、定期輸送サービスT10の輸送料金(正規料金)を計算する(ステップS116)。
料金計算部201は、料金テーブルD111を参照し、ステップS110で計算した運搬距離及び積載量と、ステップS111で選択した車両タイプに応じた定期輸送サービスT10の輸送料金を計算する(ステップS116)。
料金計算部201は、荷主から遅延を許容できるとの選択を受け付けた場合(ステップS114:YES)、定期輸送サービスT10の輸送料金に割引を適用した輸送料金を計算する(ステップS115)。
料金計算部201は、料金テーブルD111を参照し、ステップS110で計算した運搬距離及び積載量と、ステップS111で選択した車両タイプに応じた定期輸送サービスT10の輸送料金を計算するとともに、所定の割引額を定期輸送サービスT10の輸送料金から減じて、荷物情報D10に関連付けられた荷物の輸送料金を計算する(ステップS115)。なお、所定の割引額は、任意の金額又は割引率を乗じた金額である。また、割引を適用した輸送料金が料金テーブルD111に予め規定されていてもよい。
例えば、料金計算部201は、荷物情報D10で要求された到着希望時間に対し、定期輸送サービスT10では間に合わないが、特急輸送サービスT20ならば間に合う場合、この特急輸送サービスT20が利用可能であると判断する(ステップS117:YES)。この場合、料金計算部201は、料金テーブルD111を参照し、ステップS110で計算した運搬距離及び積載量と、ステップS111で選択した車両タイプに応じた特急輸送サービスT20の輸送料金を計算する(ステップS118)。
また、サービス決定部202は、料金計算部201が臨時輸送サービスの料金を計算した場合、荷物情報D10で要求された積載拠点、荷下ろし拠点、及び到着希望時間を満たすような臨時輸送サービスを作成して、詳細情報に含める。
荷主端末3は、受信した詳細情報を荷主に提示して輸送サービスを申し込むか否かの入力操作を受け付ける。そして、荷主端末3は、入力操作の結果を運行管理装置2に送信する。
図7は、本発明の一実施形態に係る受付情報の一例を示す図である。
図7に示すように、受付情報D12は、輸送サービスの「受付番号」と、「荷物情報D10」と、荷主が申し込んだ「輸送サービスの識別番号」と、「輸送料金」とが関連付けられた情報である。
例えば、荷主は、輸送サービスの条件(荷下ろし拠点への到着時間、輸送料金等)が希望に合致しないと判断した場合、荷主端末3を介して別の輸送サービスの提案を要求する入力操作を行う。そうすると、サービス決定部202は、他の輸送サービスの提案要求を受け付けて(ステップS15:YES)、ステップS10に戻る。この場合、荷主は前回とは異なる荷物情報D10を入力することにより、運行管理装置2に別の輸送サービスを提案させることができる。
図8は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置におけるリソース割り当て処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図8を参照しながら、運行管理装置2が複数の輸送サービスそれぞれに対しリソース(輸送車両A及びドライバ)を割り当てる処理について説明する。
なお、ここでは、説明を分かりやすくするために運行管理装置2が定期輸送サービスT10のリソースを割り当てる処理を例として説明するが、他の輸送サービスについても同様の処理が行われるものとする。
例えば、演算部203は、定期輸送サービスT10の出発拠点(拠点H1)の発車時刻の1時間前をリソース決定時間として設定する。
演算部203は、現在時間がリソース決定時間を過ぎている場合(ステップS20:YES)、次のステップS21に進む。また、演算部203は、計算した総積載量を割当テーブルD13に追加して記録する。例えば、割当テーブルD13の「区間:H2~H3」の「運搬条件:一般」には、「受付番号:2」及び「受付番号:3」の荷物が割り当てられている。この場合、演算部203は、「受付番号:2」の荷物の積載量と、「受付番号:3」の荷物の積載量とを加算して、総積載量を計算する。
一方、演算部203は、現在時間がリソース決定時間よりも前である場合(ステップS20:NO)、処理を終了する。
図9は、本発明の一実施形態に係る割当テーブルの一例を示す図である。
例えば、図9に示すように、演算部203は、荷物の輸送区間と、運搬条件(荷物タイプ)とを関連付けた割当テーブルD13を作成する。演算部203は、受付情報D12から「定期輸送サービスT10」で輸送する荷物の荷物情報D10を読み出すと、荷物情報D10に含まれる積載拠点、荷下ろし拠点、運搬条件に基づいて、荷物別(受付番号別)に割当テーブルD13に区分けして記録する。受付情報D12(図7)の「受付番号:1」の荷物は、割当テーブルD13において、「区間:H1~H2」及び「区間:H2~H3」の「運搬条件:冷蔵品」に割り当てられる。
また、演算部203は、計算した総積載量を割当テーブルD13に追加して記憶する。
具体的には、車両割当部204は、区間それぞれにおける総積載量が所定の積載率以上となる輸送車両Aを割り当てる。所定の積載率は、例えば目標積載率として「80%」に設定される。車両割当部204は、極力全ての区間において、総積載量が目標積載率以上になるように輸送車両Aを割り当てる。また、荷物の量が少なく目標積載率に到達しない場合、車両割当部204は、所定の積載率として輸送車両別に予め規定された最小積載率(例えば「50%」)を使用する。なお、記憶媒体21には、輸送車両Aの車両タイプ、積載量、最小積載率、及び台数を関連付けた車両情報(不図示)が予め記憶されており、車両割当部204は、この車両情報を参照しながら、輸送車両Aの割り当てを行う。
また、車両割当部204は、全区間において使用される輸送車両Aの台数が少なくなるように割り当てを行うことが望ましい。
図10は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置の機能を説明するための図である。
例えば図9及び図10に示すように、「運搬条件:一般」の荷物を「輸送車両A1」で輸送し、「運搬条件:冷蔵品」の荷物を輸送車両A1に連結する「連結車両A2」で輸送することにより、1組の輸送車両(輸送車両A1及び連結車両A2)で双方の荷物を輸送することが可能となる。このようにすることで、運搬条件別に複数の車両を運行させる必要がなくなるので、リソースを節約することができる。なお、このとき、図9の例のように拠点H3~拠点H4では「運搬条件:冷蔵品」の輸送が不要である場合は、拠点H3で連結車両A2の連結を解除し、以降は輸送車両A1単体で輸送するようにしてもよい。
なお、車両割当部204は、例えば「運搬条件:冷蔵品」の輸送が可能な連結車両がない場合は、この荷物(「受付番号:1」の荷物)の輸送に輸送車両A1とは異なる輸送車両を割り当ててもよい。
車両割当部204は、区間別且つ運搬条件別に割り当てた輸送車両Aと、区間別且つ輸送車両A別の荷物の積載率を、割当テーブルD13に追加して記憶する。
記憶媒体21には複数のドライバそれぞれの勤務態様(勤務可能日、時間帯、勤務範囲)を規定したドライバ情報(不図示)が予め記憶されており、ドライバ割当部205は、このドライバ情報を参照しながら輸送車両Aの運行区間、運行時間に合致する勤務態様を有するドライバを割り当てる。例えば、ドライバ01の勤務範囲が拠点H1~H3であり、ドライバ06の勤務範囲が拠点H3~H4であった場合、ドライバ割当部205は、図10に示すように、拠点H1~H3の区間にはドライバ01を割り当て、拠点H3~H4の区間はドライバ02を割り当てるようにしてもよい。また、このとき、ドライバ割当部205は、拠点H3で降車したドライバ01が拠点H3からH1に向かう輸送車両A6に割り当てられるようにしてもよい。このようにすることで、ドライバそれぞれは限られた区間内で勤務を行うことができるので、長距離輸送によるドライバの負担を軽減することができる。
また、ドライバ割当部205は、輸送車両A別に割り当てたドライバを、割当テーブルD13に追加して記憶する。
図11は、本発明の一実施形態に係る運行計画の一例を示す図である。
図11に示すように、通知部207は、定期輸送サービスT10について、発着拠点それぞれへの到着時間及び発車時間を示すタイムテーブルD140と、発着拠点それぞれにおける作業内容を示す作業計画D141とを含む運行計画D14を作成する。
タイムテーブルD140は、更に区間別に割り当てられた輸送車両A及びドライバの情報が含まれていてもよい。
また、作業計画D141には、発着拠点それぞれにおいて、どの輸送車両Aにどの荷物を積み込み、どの輸送車両Aからどの荷物の荷下ろしを行うかを示す情報が含まれる。
図12は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置における輸送依頼の追加受け付け処理の一例を示すフローチャートである。
運行管理装置2は、図8のフローチャートにおいて輸送サービスへの輸送車両A及びドライバの割り当てが完了した後、輸送車両Aの積載率をできるだけ100%に近づけられるように、図12に示す輸送依頼の追加受け付け処理を行う。
締め切り時間は、例えば、輸送車両Aが最初の発着拠点(拠点H1)を発車する10分前に設定される。また、締め切り時間は、輸送車両Aが荷物情報D10で指定された積載拠点(例えば拠点H3)を発車する10分前に設定されてもよい。
サービス決定部202は現在の時間が締め切り時間を過ぎている場合(ステップS31:YES)、要求された荷物情報D10に基づく荷物の輸送依頼が受け付けられないことを荷主端末3に通知する。このとき、サービス決定部202は、荷物情報D10の条件の一部(例えば、到着希望時間等)を変更した場合、その条件を満たす他の輸送サービス(代替輸送サービス)があれば、当該代替輸送サービスの発着時刻、発着拠点等を含む代替案を合わせて送信する(ステップS32)。なお、代替案には、複数の代替輸送サービスに関する情報が含まれていてもよい。
また、サービス決定部202は、荷主から代替案を選択するか否かの入力を受け付ける(ステップS33)。サービス決定部202は、荷主より、代替案に含まれる何れかの代替輸送サービスが選択された場合(ステップS33:YES)、ステップS35に進む。
一方、サービス決定部202は、荷主が代替案を選択しなかった場合(ステップS33:NO)、処理を終了する。この場合、運行管理装置2は、荷主より異なる荷物情報D10の入力を受け付けると、ステップS30から改めて処理を開始する。
また、サービス決定部202は、現在の時間が締め切り時間を過ぎていない場合(ステップS31:NO)、次のステップS34に進む。
演算部203は、追加の荷物を積載することにより、輸送車両Aの積載率が100%を超過する場合(ステップS34:YES)、要求された荷物情報D10に基づく荷物の輸送依頼が受け付けられないことを荷主端末3に通知するとともに、代替案を送信する(ステップS32)。
また、演算部203は、追加の荷物を積載しても輸送車両Aの積載率が100%を超過しない場合(ステップS34:NO)、又は、荷主が代替案を選択した場合(ステップS33:YES)、受付情報D12(図7)及び割当テーブルD13(図9)に追加の荷物に関する各種情報を追加して更新する(ステップS35)。
また、運行管理装置2は、新たな荷物情報D10を受け付けると、上述の図3に示された各処理を実行する。
図13は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置における到着予測時間の通知処理の一例を示すフローチャートである。
運行管理装置2は、輸送サービスが運行を開始した後(即ち、輸送サービスに割り当てられた輸送車両Aが最初の発着拠点を発車した後)、輸送車両Aの運行を監視して、遅延が発生しそうな場合は関係者に通知する処理を行う。
到着時間予測部206は、取得した位置情報を輸送車両A別に記憶媒体21に記憶して蓄積する。なお、位置情報には、輸送車両Aの現在位置(緯度、経度、高度)を示す情報とともに、位置情報を計測した日時を示す情報が含まれていてもよい。
D14と、輸送車両Aの位置情報とに基づいて、輸送車両Aに遅延が発生しているか否かを判断する(ステップS41)。また、このとき、到着時間予測部206は、交通情報提供機関から輸送車両Aが今後走行する予定の区間の交通情報を取得し、遅延の発生が予測される場合(例えば10分以上の遅延が予測される場合)は、遅延ありと判断するようにしてもよい。
到着時間予測部206は、輸送車両Aが遅延していると判断した場合(ステップS41:YES)、次のステップS42に進む。
一方、到着時間予測部206は、輸送車両Aが遅延していないと判断した場合(ステップS41:NO)、ステップS40に戻る。
このとき、到着時間予測部206は、例えば輸送車両Aの現在の位置情報と、輸送車両Aが走行予定の区間の交通情報に基づいて、到着予測時間を計算してもよい。なお、到着時間予測部206は、交通情報提供機関から都度、最新の交通情報を取得するようにしてもよいし、所定間隔ごとに取得した交通情報を記憶媒体21に蓄積しておいてもよい。
図14は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置における経由地の追加受け付け処理の一例を示すフローチャートである。
運行管理装置2は、図8のフローチャートにおいて輸送サービス(例えば定期輸送サービスT10)への輸送車両A及びドライバの割り当てが完了した後、荷主から定期輸送サービスT10で規定された発着拠点以外の経由地における積み込み又は荷下ろしの要求を受ける可能性がある。このとき、運行管理装置2は図14に示す処理を行い、経由地の追加を受け付ける。
例えば、荷物情報D10には、積載拠点として、定期輸送サービスT10で規定された発着拠点(拠点H1~H4)以外の経由地が要求されていたとする。また、この経由地は拠点H1と拠点H2との中間に位置するとする。
サービス決定部202は、拠点H1から経由地までの移動に係る所要時間、経由地における荷物の積み込み時間、及び経由地から拠点H2までの移動に係る所要時間を計算する。そして、サービス決定部202は、経由地に立ち寄り荷物の積み込みを行ったとしても、拠点H2に到着予定時間までに辿り着けるか否かを判断する。なお、荷物の積載量と、積み込み及び荷下ろしに必要な時間とを関連付けた情報が予め記憶媒体21に記憶されており、サービス決定部202は、この情報を参照して荷物の積み込み及び荷下ろしに要する時間を計算する。
演算部203は、積載率が輸送車両Aの積載能力を超過しない場合、且つ、サービス決定部202が経由地を追加しても到着予定時間までに次の拠点Hに到達可能であると判断した場合、経由地の追加が可能であると判断する(ステップS51:YES)。
また、演算部203は、積載率が輸送車両Aの積載能力を超過しない場合であっても、サービス決定部202が経由地を追加すると到着予定時間までに次の拠点Hに到達不可能であると判断した場合、経由地の追加は不可能であると判断する(ステップS51:NO)。
更に、演算部203は、積載率が輸送車両Aの積載能力を超過する場合、経由地の追加は不可能であると判断する(ステップS51:NO)。
図15は、本発明の一実施形態に係る運行管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図15を参照して、運行管理装置2のハードウェア構成の一例について説明する。
図15に示すように、コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述の運行管理装置2は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901(CPU20)は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、運行管理装置2が各種処理に用いる記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域(記憶媒体21)を補助記憶装置903に確保する。
更に、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上のように、本実施形態に係る運行管理装置2は、拠点H間で荷物を輸送する輸送車両Aの運行を管理する運行管理装置2であって、荷物の態様、積載拠点、荷下ろし拠点、到着希望時間を含む荷物情報D10を受け付ける荷物情報受付部200と、複数の拠点Hのうち輸送車両Aが発着する発着拠点及び当該発着拠点からの発車時間が規定された複数の輸送サービスから、荷物情報D10に関連付けられた荷物の輸送に利用する輸送サービスを決定するサービス決定部202と、複数の輸送サービスそれぞれにおいて、二つの発着拠点で構成される区間別に荷物の積載総量を演算する演算部203と、複数の輸送サービスそれぞれにおいて、荷物情報D10及び積載総量に応じた輸送車両Aを区間別に割り当てる車両割当部204と、輸送サービス別の輸送車両Aの情報を含む運行計画D14を通知する通知部207と、を備える。
このようにすることで、運行管理装置2は、複数の輸送サービスそれぞれにおいて区間別に最適な輸送車両Aを割り当てることができる。これにより、運行管理装置2は、輸送車両Aが運行する全区間において輸送効率を高めることができる。
このようにすることで、運行管理装置2は、輸送サービスの全区間において、輸送車両Aの積載率を所定値以上に維持して、輸送効率を高めることができる。
具体的には、車両割当部204は、所定の積載率として目標積載率(例えば「80%」)を設定し、区間別にこの目標積載率を極力満たすように輸送車両Aの割り当てを行うので、輸送効率を大きく向上させることができる。また、車両割当部204は、目標積載率を満たすことが困難な場合、所定の積載率として輸送車両A別の最小積載率(例えば「50%」)を設定する。これにより、車両割当部204は、荷物の輸送依頼が少ない場合であっても、輸送効率が大きく低下することを抑制することができる。
このようにすることで、運行管理装置2は、輸送車両Aそれぞれの到着予測時間を含む運行計画D14を通知することにより、輸送車両Aの遅れの有無を輸送サービスの関係者(荷主、拠点Hのスタッフ、輸送車両Aのドライバ)に伝達することができる。これにより、例えば荷物の輸送を依頼した荷主は、輸送車両Aに遅れがある場合は、積載拠点への荷物の搬入、及び荷下ろし拠点からの荷物の搬出を行う時間を調整する等の対策を実施することができるので、拠点における待ち時間を低減させることができる。
このようにすることで、運行管理装置2は、交通情報に基づいて、輸送車両Aの到着予測時間を精度よく予測することができる。また、運行管理装置2は、現時点で輸送車両Aが遅延していない場合であっても、交通情報に基づいて、輸送車両Aが遅延する可能性の有無を予測することができる。
このようにすることで、運行管理装置2は、荷主の要望に応じた最適な輸送サービスを提供することができる。
このようにすることで、運行管理装置2は、予め規定された輸送サービスを利用しつつ、荷主の要望に応じた最適な輸送サービスを提供することができる。
例えば、上述の実施形態において、到着時間予測部206は、輸送車両Aの位置情報及び交通情報に基づいて到着予測時間を予測する態様について説明したが、これに限られることはない。他の実施形態では、到着時間予測部206は、過去に収集した輸送車両Aの走行ログ(位置情報)に基づいて、輸送車両Aの到着予測時間を予測するようにしてもよい。例えば、現時点ではどの区間においても交通渋滞が発生していないものの、輸送車両Aの走行ログから特定の曜日、時間帯においてある区間で交通渋滞が発生する傾向が読み取れる場合は、到着時間予測部206はこのような傾向を加味して、輸送車両Aの到着予測時間を予測するようにしてもよい。
2 運行管理装置
20 CPU
200 荷物情報受付部
201 料金計算部
202 サービス決定部
203 演算部
204 車両割当部
205 ドライバ割当部
206 到着時間予測部
207 通知部
21 記憶媒体
3 荷主端末(端末装置)
4 拠点端末(端末装置)
5 車載器(端末装置)
Claims (10)
- 拠点間で荷物を輸送する輸送車両を含む輸送リソースを管理する運行管理装置であって、
前記荷物に関する荷物情報を受け付ける荷物情報受付部と、
複数の前記拠点のうち前記輸送車両が発着する発着拠点及び当該発着拠点からの発車時間が規定された複数の輸送サービスから、前記荷物情報に関連付けられた前記荷物の輸送に利用する輸送サービスを決定するサービス決定部と、
複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、二つの前記発着拠点で構成される区間別に前記荷物の積載総量を演算する演算部と、
複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、前記荷物情報及び前記積載総量に応じた前記輸送車両を前記区間別に割り当てる車両割当部と、
前記輸送サービス別の前記輸送車両の情報を含む運行計画を通知する通知部と、
を備え、
前記車両割当部は、前記荷物情報に前記区間に1台の輸送車両で輸送できない荷物があることが示されている場合に、当該区間について、1台の前記輸送車両、及び、前記発着拠点において前記輸送車両に連結、または連結の解除が可能な連結車両からなる組を割り当てる、
運行管理装置。 - 前記輸送リソースは前記輸送車両のドライバを更に含み、
複数の前記輸送車両それぞれに対し、予め規定された勤務態様に応じて前記ドライバを前記区間別に割り当てるドライバ割当部を更に備える、
請求項1に記載の運行管理装置。 - 前記車両割当部は、前記積載総量が所定の積載率以上となる前記輸送車両を割り当てる、
請求項1又は2に記載の運行管理装置。 - 複数の前記輸送車両それぞれの現在の位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて前記輸送車両それぞれが前記荷物情報で指定された積載拠点及び荷下ろし拠点に到着すると予測される到着予測時間を計算する到着時間予測部を更に備え、
前記通知部は、前記輸送車両別の前記到着予測時間を含む前記運行計画を通知する、
請求項1から3の何れか一項に記載の運行管理装置。 - 前記到着時間予測部は、前記区間の交通情報を更に取得し、前記位置情報と、前記交通情報とに基づいて、前記輸送車両別の前記到着予測時間を計算する、
請求項4に記載の運行管理装置。 - 前記サービス決定部は、前記荷物情報に関連付けられた前記荷物の輸送に利用可能な輸送サービスがない場合、臨時の輸送サービスを作成する、
請求項1から5の何れか一項に記載の運行管理装置。 - 前記サービス決定部は、前記荷物情報において前記輸送サービスに規定された発着拠点以外の経由地が積載拠点又は荷下ろし拠点として指定された場合、且つ、当該経由地における前記荷物の積み込み又は荷下ろしが他の発着拠点の発車時間を変更せずに実行可能である場合、当該経由地を新たな発着拠点として追加して前記輸送サービスを変更する、
請求項1から6の何れか一項に記載の運行管理装置。 - 請求項1から7の何れか一項に記載の運行管理装置と、
荷主から前記荷物別の前記荷物情報の入力を受け付ける荷主端末と、
複数の前記拠点それぞれに設置された拠点端末と、
複数の前記輸送車両それぞれに搭載可能な車載器と、
を備える運行管理システムであって、
前記運行管理装置の通知部は、前記荷主端末、前記拠点端末、及び前記車載器のうち少なくとも一つに前記運行計画を通知する、
運行管理システム。 - 拠点間で荷物を輸送する輸送車両の運行を管理する運行管理方法であって、
運行管理装置が、前記荷物の態様、積載拠点、荷下ろし拠点、到着希望時間を含む荷物情報を受け付けるステップと、
前記運行管理装置が、複数の前記拠点のうち前記輸送車両が発着する発着拠点及び当該発着拠点からの発車時間が規定された複数の輸送サービスから、前記荷物情報に関連付けられた前記荷物の輸送に利用する輸送サービスを決定するステップと、
前記運行管理装置が、複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、二つの前記発着拠点で構成される区間別に前記荷物の積載総量を演算するステップと、
前記運行管理装置が、複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、前記荷物情報及び前記積載総量に応じた前記輸送車両を前記区間別に割り当てるステップと、
前記運行管理装置が、前記輸送サービス別の前記輸送車両の情報を含む運行計画を通知するステップと、
を有し、
前記輸送車両を割り当てるステップにおいて、前記荷物情報に前記区間に1台の輸送車両で輸送できない荷物があることが示されている場合に、当該区間について、1台の前記輸送車両、及び、前記発着拠点において前記輸送車両に連結、または連結の解除が可能な連結車両からなる組を割り当てる、
運行管理方法。 - 拠点間で荷物を輸送する輸送車両の運行を管理する運行管理装置のコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータに、
前記荷物の態様、積載拠点、荷下ろし拠点、到着希望時間を含む荷物情報を受け付けるステップと、
複数の前記拠点のうち前記輸送車両が発着する発着拠点及び当該発着拠点からの発車時間が規定された複数の輸送サービスから、前記荷物情報に関連付けられた前記荷物の輸送に利用する輸送サービスを決定するステップと、
複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、二つの前記発着拠点で構成される区間別に前記荷物の積載総量を演算するステップと、
複数の前記輸送サービスそれぞれにおいて、前記荷物情報及び前記積載総量に応じた前記輸送車両を前記区間別に割り当てるステップと、
前記輸送サービス別の前記輸送車両の情報を含む運行計画を通知するステップと、
を実行させ、
前記輸送車両を割り当てるステップにおいて、前記荷物情報に前記区間に1台の輸送車両で輸送できない荷物があることが示されている場合に、当該区間について、1台の前記輸送車両、及び、前記発着拠点において前記輸送車両に連結、または連結の解除が可能な連結車両からなる組を割り当てる、
プログラム。
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